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水木ケイ(エイフォース) 本格復活へ向けて始動 新曲「魚市場のおんな」 [インタビュー]

◆高い歌唱力から将来が嘱望されながらも、8年前に活動を休止してしまった歌手、水木ケイが、2020年2月に7年ぶりの新曲「魚市場(いさば)のおんな / 港宿」(エイフォース・エンタテイメント)をリリース、21年6月5日に放送された「プレミアム歌謡ショー」でも元気な姿を見せて、「魚市場のおんな」を披露するなど、本格復活へ向けて動き始めている。

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復活第1弾の「魚市場のおんな」を歌う水木ケイ


 「魚市場のおんな」は、作詞がふくしゆうや、作曲は松宮有里。海難事故で夫を亡くし、姑と子供を養いながら魚市場で働く女の健気な姿を歌っている。
 水木ケイが偶然入った大阪市内のカラオケ喫茶店で、後に新曲を書くことになる作曲家の松宮と出会ったことが、再スタートのきっかけであった。

 09年に20歳の時、よしもとアール・アンド・シー(現・よしもとミュージックエンタテインメント)から「海椿」でデビューした彼女も今は32歳。2歳の男児の母になった。
 歌手活動を再スタートさせたのは、子供が1歳になるかならないかの頃であった。背中におぶってカラオケ喫茶店を訪ねて「歌わせて下さい」と頼んで歩いた。

 「あんた誰?と言って、冷たく門前払いをされたこともありましたし、子供なんか連れて来るな、と言われたこともありました」

 子供を背負って歌うこともあり、まるで自らが歌う新曲を地で行くような毎日であった。それでも最近では「歌でご飯を食べさせてくれてありがとう」などと、幼児とは思えない息子の言葉が、水木にとって生きる支えとなっているという。

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先頃放送されたプレミアム歌謡ショー
水木ケイ(中央)と司会の瀬戸つよし(左)三島ゆかり

 大阪・新世界のシアター朝日で今年開催された「なにわ繁盛娘歌謡ショー」には、メンバー4人の1人として参加。サンテレビで放送中の「プレミアム歌謡ショー」にも出演するなど、活動の幅を少しずつ広げている。

 水木が再スタートを切って1年が過ぎたが、「与えられた歌う現場を一生懸命に務めていきます」と意欲を見せて、デビュー当時の明るくて、元気一杯の笑顔を見せてくれた。


[水木ケイ オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/sei2828/








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