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塩乃華織、新曲「きのくに線」発売記念ライブ 大阪・umedaTRAD [イベント]

塩乃華織(日本クラウン)の注目度が高まっている。「七尾線」で存在感を高めた彼女、これに続いて2021年5月に出した、同じ西つよしによる作品「きのくに線」の人気は前作を上回る。これの発売直後に開催を予定していた発売記念ライブは、新型コロナ騒動の影響を受けて延期になっていたが、ようやく7月12日に大阪・堂山のライブハウス、umedaTRADで開催にこぎつけた。会場を埋め尽くしたファンの熱気が人気の高まりを感じさせていた。

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「きのくに線」発売記念ライブを開いた塩乃華織


 「この日を迎えられて胸がいっぱいです。(『きのくに線』という)宝物がまたひとつ増えました。この歌で1人でも多くの人に笑顔になってもらえると嬉しいです」
 塩乃華織はライブの冒頭で、集まったファンにこのように語りかけた。
 「きのくに線」は、和歌山駅と新宮駅を結ぶ和歌山県の南部を走るJRきのくに線を舞台にした旅情演歌。新宮から和歌山を越え大阪の天王寺まで、会いたくて会いたくて堪らない愛しい人を訪ねる女性の弾む心情を歌う、演歌特有の陰気臭さを払拭した希望に満ちた楽曲が評判。

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和歌山の海をイメージしたブルーのドレスで歌う

 ライブではこれを作曲した西つよしもステージに登場し、「詞を読み塩乃の声を聞いて、曲を書くのは俺しかいないやろう、とディレクターに願い出た」と裏話を披露。事実、塩乃の周辺からは「君の声質にピッタリあった楽曲に仕上がっている」といった声も聞かれるほどである。
 これに合わせて塩乃は、西のギター伴奏で、アンコールではカラオケで、それぞれフルコーラスで「きのくに線」を聴かせると、観客は満足し切った表情を見せていた。

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西のギターで「きのくに線」を歌う塩乃(左)

 「きのくに線」のCDジャケットやMV(ミュージックビデオ)で着た衣装は、和歌山の海をイメージしたブルー。ステージでもそれを披露して、「和歌山ブルース」など和歌山を舞台にした歌を3曲歌った。
 この日はまた、メジャーデビュー以前の「失恋美人」からメジャーデビュー曲の「陽だまりの花」前作の「七尾線」など、今までのオリジナル曲の数々も聴かせた。

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今までのオリジナル曲を数多く歌った

 塩乃は「皆さんの前で歌う機会が減り、1回1回のステージが貴重で、それだけに気合いを入れてこの日に臨みました。これからも感謝を忘れずに歌っていきます」と話していた。

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1曲1曲ステップアップを見せる

写真の無断使用はお断りします。


[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shiono/news?ima=2739&ct=ryuko








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