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みやま健二、コロナ下ながらもディナーショーでファンを勇気づけ 大阪・住吉大社 [イベント]

◆「貴重な体験をさせてもらいました」デビュー21年目のみやま健二(テイチクエンタテインメント)は2021年8月22日、大阪・住吉大社の吉祥殿で開いた自身のディナーショーで、師匠でこの日のスペシャルゲスト、美樹克彦と初めて一緒に歌うことができて、感動を隠し切れない様子だった。みやまは、デビュー曲「俺のみち」第2弾の「泪橋」など美樹作品3作品をはじめ最新曲の「太鼓男まつり」まで、オリジナル曲の数々を聴かせた。

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1年半延び延びになったディナーショーを開いたみやま健二


 新型コロナ騒動の影響を受けて1年半も延び延びになっていた今回のディナーショーであったが、所属事務所が今年9月から東京事務所を開設するのに伴い、大阪と東京の両方に軸を置いた活動を展開することになるみやまへのはなむけでもあった。来賓の音楽評論家、石井誠氏も「今、積極的に動いてこそ、風は起きる」と激励。

 これに応えるかのように、みやまはオープニングで、この日の姿を見てもらいたかった、19年前に亡くしている母親を想って「かあさんの歌」をアカペラで歌ってステージに上り、自身の最新曲のカップリング曲「あゝおふくろよ」も聴かせた。
 威勢のいい男を前面に出したいつものみやまとは様子の異なる演出には、会場も少し驚き気味だったが、続いて歌った「太鼓男まつり」ではすっかりと、男・みやまに戻っていた。

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美樹克彦作品を歌うみやま健二

 みやまの歌手デビューは21年前。人生の記念にとレコーディングした「俺のみち」がそれであった。これに続く「泪橋」「ふたりの明日」と、師匠美樹克彦の作品を連続して歌ってきた。
 中でも「俺のみち」は、 ♬ 今にみていろ 春はくる 〜 の歌詞にもあるように、負けん気の強い彼の想いが詰まった1曲でもある。

■オリジナリティを大切に

 「ふたりの明日」は美樹の芸能生活60周年を記念して作られたもの。その美樹は60年代の人気歌手。この日スペシャルゲストとして出演して、ヒット曲「回転禁止の青春さ」「俺の涙は俺がふく」「6番のロック」「赤いヘルメット」から、NHK紅白歌合戦出場曲「花はおそかった」といった懐かしい歌と共に、歌詞にケンちゃんが90数回も登場して美川憲一をリスペクトする「ケンちゃん」などを歌った。

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かつてのヒット曲を披露する美樹克彦

 長い芸能人生活の中で作詞、作曲も手がけるようになった美樹は「嘘ではなく、自分で見て感動したことを書いたり歌うことを心がけるし、職業作家であっても芸術家の端くれでいたい」と作家としての矜持を示した。

 ステージでは自身のギター演奏でみやまと共演。美樹が作詞・作曲して川島一成が歌った「つなぎ酒」を2人で歌うと、みやまの感動ゲージは急上昇。

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みやまと美樹が初のコラボ

 師の教えを大切にするみやまは「祭り歌と言えばみやま健二、みやまと言えば祭りと言われる姿を目指しています」と、ショーのクライマックスでは、自身の祭り歌の第1弾で石川県・能登の各地に伝わるキリコ祭りをモチーフにした「能登の灯祭り」第2弾で最新曲の愛媛県新居浜市の太鼓祭りをテーマにした「太鼓男まつり」を、これぞ男・みやま健二とばかりに威勢よく歌い上げた。

 そのみやまは「コロナ下のこの2年近くは、仕事と言えば事務所主催のイベントが中心です。そのような中にもかかわらず、お越しいただいて感謝します」と挨拶すると共に、今秋からの東京での活動強化に向けての意気込みを示した。

■ 盟友が激励

 ディナーショーではまた、木下結子が代表曲「ノラ」新曲の「泣いてもええやろ」などを歌って、「私は大阪を代表する女の歌い手を目指しますが、みやまさんは今やからこそ東京へ出てもええやろ」と励ました。デビュー30年になる渡辺要は16年目で初めて売れた作品という「大間崎漁歌」で後輩みやまを力づけた。

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木下結子
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渡辺要
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三浦潤

 みやまとは同じ事務所の三浦潤は「自分でディナーショーを開けるようになり、そろそろ新曲も出したい」と、後輩想いのみやまへの感謝を示した。

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東京への意欲を見せたみやま健二

写真の無断使用はお断りします。


[みやま健二 オフィシャルサイト]
https://warakasu.jimdofree.com/みやま健二/
[みやま健二 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/miyama/








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