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バラードに恋してー大阪で大人のライブ ホリデージャパンの実力派3歌手 [ライブ]

原田ヒロシ、ニック・ニューサ(田中収)、木下結子のホリデージャパン所属の実力派歌手3人によるライブ「Competition in Osaka」が2021年9月26日、大阪・十三の246ライブハウスGABUで行われた。バラードに恋してーと題したライブに相応しく、3人はそれぞれオリジナル・カバー合わせてバラード曲を中心に全14曲を聴かせた。その歌唱に会場を埋めた観客の誰もが満足し切っていた。

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左からニック・ニューサ、木下結子、原田ヒロシ


 歌手デビュー41年になる原田ヒロシ、40年のニック・ニューサ、そして紅一点の木下結子は37年を迎えたばかりーと、いずれ劣らぬ歌唱力抜群のベテランたちである。昨年10月に木下がホリデーに移籍したことで、贅沢な大人のためのライブが実現した。

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ロックから演歌・歌謡曲、民謡まであらゆる音楽をこなす原田ヒロシ

 ライブはまず、原田と木下が「二人でお酒を」を歌ったのに続いて、ニックと原田が「YOーKOーSUーKA」ニックと木下は「時間よ止まれ」とカバー曲で聴かせた。
 ファンが待ち望む自身のヒット曲も披露。原田が得意の民謡ののどを活かした「望郷津軽節」ニックはデビュー曲でいきなりヒットした「サチコ」木下もデビュー5年目で出し、多くの歌手がカバーした「ノラ」といった具合で、会場からは大きな拍手がわき起こっていた。

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ロックをベースに演歌ポップスを歌うニック・ニューサ

 木下がデビュー曲「放されて」をリリースした2年後に、ニックがカバーシングルを出している。オリジナルとは異なる、彼独自の世界観にアレンジされたものであるが、木下にとっては、ずっと意識する歌い手として存在し続けてきた。
 その2人が「放されて」を、それぞれのバージョンで木下は1コーラス、ニックは1.5コーラスと歌い分けるといった、このライブならではの場面も見せた。

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大阪女が大阪弁でバラードを歌う木下結子

 原田が同じホリデーの歌手RENに提供した大阪が舞台の最新バラード曲「かんにんしてや」ニックが今年6月にリリースした新曲「そんなんじゃない」木下の移籍第1弾「泣いてもええやろ」と、それぞれの新曲も披露して、観客を堪能させた。

 エンディングはニック・ニューサの「お祭りさわぎ」を全員で賑やかに歌って盛り上げた。

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定期ライブにしたいの声も

 ライブを構成・演出した原田は、今月20日にはアルバム「歌たずね人 原点回帰」(10曲)を出すが、その中から「舟唄」を聴かせると共に「歌はステージに立って聴いてもらうものです。早く自由に聴いてもらえる日がくるまで頑張りましょう」と呼びかけていた。

写真の無断使用はお断りします。


[原田ヒロシ]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_ha1_hh.html
[ニック・ニューサ]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_na3_nyc.html
[木下結子]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_kinoshita_yuiko.html








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