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2021にっぽんうたまつり グランプリに船堂さん [カラオケ]

◆音源による予備審査と無観客歌唱で決勝大会が開かれた今年の「2021にっぽんうたまつり」(主催・日本レコード商業組合関西支部)はこのほど、グランプリに船堂美嘉さんに決定した。後日、賞状とトロフィー、副賞が送られる。

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グランプリを受賞した船堂美嘉さん


 決勝大会は課題曲別の優勝者15人が、ビデオカメラの前で課題曲を歌い、その動画を見て
同支部の加盟店による審査でグセランプリなど3賞が決められた。グランプリに選ばれた船堂さんは課題曲の大月みやこの「夢のつづきを」を歌った。


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優秀歌唱賞の片山広美さん
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奨励賞の小濱智美さん

 優秀歌唱賞には「花の命」(門松みゆき)を歌った片山広美さん、奨励賞には「ひとり貴船川」(葵かを里)を歌った小濱智美さんが、それぞれ選ばれた。

 新型コロナウイルスの感染を防止するため、従来のホールでの地区大会、決勝大会はなくしていた。

写真・記事の無断使用はお断りします。


[2021にっぽんうたまつり]
http://nippon.utamatsuri.jp/








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渡辺要 喜寿の誕生日 1月に待望の新曲 [イベント]

◆歌手デビュー30周年になる渡辺要が、2021年11月23日、77歳の喜寿を迎えた。先ごろ開かれたその祝いの会で来年1月に新曲を出すことを発表し、一時伝えられた体調不良も吹き飛ばして、元気いっぱいのメッセージを寄せている。

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喜寿を迎えた渡辺要


 「誕生日は誰にでもありますが、こんなふうに仲間に集まって頂いて、日本一幸せ者です。ありがとうございます。来年1月には新譜が出ます。今までにない作品になりました。今度の新曲はほん〜まに、新しいメンバーで始まっているんで、ウキウキどきどきハラハラしております。タイトルは・・・お楽しみに」

 渡辺は12月25日、大阪・心斎橋のホテル日航大阪で、ニック・ニューサ、朱夏洋子、幸田和也らと共にディナーショーへの出演が決まっている。


[渡辺要 オフィシャルサイト]
http://www.kaname8739.com/about_2.htm







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「let's TOFU」 年末年始のオススメ曲 宝としふみ [インタビュー]

◆歌手宝としふみが割烹着に衛生帽、長靴と白づくめの豆腐屋さんの作業着姿に扮して、思わず食べたくなるような豆腐の魅力を「let's TOFU」で歌い続けている。

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笑顔で「let's TOFU」を歌うだからとしふみさん

 聴いていると元気にさせてくるから不思議だ。 ♫ テン(10)ツー(2)〜 と歌う「let's TOFU」である。10の読みは「とう」で、2は「ふたつ(ふう)」であることから、豆腐〜豆腐〜 となる。

 寒くなると湯豆腐などが恋しくなる。正月にかけては豆腐の需要も自然と増えてくるという。そんな豆腐を応援するかのような歌が、この「let's TOFU」なのである。

 宝さんが所属する音楽事務所の酒井サクミ社長が詞を書いている。カラオケ喫茶店で出会った豆腐屋さんから話を聞いて仕上げた。

 オリジナルは同じ事務所所属の先輩歌手、宝健(たからけん)が歌っていたもので、それをとしふみさんがカバーした。通信カラオケにも配信されており、今年にはCDもリリースしている。

 年末年始ともなれば鍋料理が多くなることから、宝さんは「簡単な歌ですから、たくさんの人に歌ってもらって、豆腐業界が盛り上るといいですね」と話している。






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入山アキ子、みたび大きく変身させた「人生七曲り」 夢に向けてジャンプ [インタビュー]

◆デビュー曲の「ザンザ岬」(テイチク、2008年10月)を歌っている姿をYouTubeで見たのが、歌手入山アキ子との最初の出会いであった。埼玉・東京と山口を忙しく行き来していた。パソコンの画面から伝わってくる、その真剣さと誠実さに惹かれた。生で歌を聴いてみたかった。ところが不思議と関西で歌う機会はなく、そこで「大阪で歌いませんか」とメールを送ってみた。快く応じてくれた。その後、名マネージャーとして名を馳せた故・和久井保との出会いが入山を大きく変える。彼がプロデュースして遺作となった2021年9月発売の「人生七曲り」は、彼女をみたび大きく変身させることになった。

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小さな幸せを積み重ねる入山アキ子


 「ザンザ岬」に次ぐ「雨のよりそい花」を2012年10月に出して以降、入山アキ子は毎年新曲をリリースする。活動エリアも徐々に全国へと広げて行った。彼女の歌を聴き、言葉を交わし、人となりを知ると誰もがファンになる、といっても過言ではないようである。だから入山が「親戚」と呼ぶファンも、少しづつ増えた。
 ファンとのコミュニケーションを保つために、毎晩、寝る間を惜しんで、その日の出来事を動画で報告する「入山アキ子のつれづれ日記」を配信して、優しさあふれる声で全国のファンを癒やし続ける。

入山アキ子 ・人生七曲り.jpg そんな入山の健康を心配するファンも少なくはないが、「待っている人がいるから」と、決して日記の配信を欠かしたことはない。決めたことはやり抜く、目標を成し遂げるまでは、といった彼女の意志は強い。
 1人で走っている彼女のそんな姿を見て、声をかけたのが和久井保であった。彼が経営する事務所で一緒にやらないか、というものであった。前川清、森進一、小林幸子など錚々たる歌手を、マネージャーとして育ててきた実績があり、入山にとっては願ってもない話であった。

 和久井はそれまでごく普通の演歌歌手だった入山をまず<悪女>にした。「悪女の季節」「みだれ舞い」「女の恋ざんげ」悪女シリーズを3作続けて、イメージをガラリと変えた。次の「月に笑う蝶」では、どん底から舞い上がる蝶を入山と重ねるかのように歌い上げて、これまた新たな入山像を作り上げて、話題を投げかけた。和久井の真骨頂を見る思いであった。

 それらから一転して、新曲「人生七曲り」では、これまで入山が生きてきた道のりを歌で綴るかのように、それをそっとささやき歌う。自分の人生は常に歌に助けられてきたという入山は「毎日毎日の小さな幸せを拾いながら、今の幸せをかみしめて歌って今日まできました。歌を聴いてもらった人たちの心に寄り添えるといいなぁ、と思っています」と、新曲への想いを語っている。

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夢を目指して歌い続ける

 「ザンザ岬」を出して13年、ファンに見せる笑顔とは裏腹に言葉には出来ない、泣きたいくらい辛い体験も重ねてきた。トイレで衣装に着替えなければいけないこともあった。それでも支えてくれるファンがいる。自ら目指すところがあるーと、それを頼りに頑張り続けてきた。それだけに、おいそれと挫けるわけにはいかない。
 そんな思いがいっぱい詰まったのが、♬ のぼりくだりがきついけど 〜 と歌う新曲「人生七曲り」なのである。

 入山の所属事務所社長でマネージャーであった和久井保は、今年3月に84歳で亡くなっている。彼女にとっては大きな支えが無くなった訳ではあるが、「後を頼んだぞ」と、和久井に託された人物がアイドルグループのキャンディーズを見出し育て、彼女たちの代表曲「春一番」などを作詞、作編曲をした穂口雄右と、同じくキャンディーズの音楽プロデューサーであった松崎澄夫の2人であった。
 「人生七曲り」の作詞・作編曲を手がけたのも穂口である。和久井は今も入山のプロデュースをしているかのようだ。

 入山は「この歌の歌詞の通りに1つひとつ進めていけば、誰かの心に歌は残り、夢は実現できる」と、信じてきょうも歌い続ける。

写真・記事の無断使用はお断りします。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
http://入山アキ子.jp/








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大阪発流行歌ライブ、永井みゆき・こおり健太・朱夏洋子・車恩心が熱唱 [ライブ]

◆演歌の永井みゆき、女心を歌い続けるこおり健太、迫力あるジャジーな歌声の朱夏洋子、ダンサブルな歌謡曲の車恩心の4人が歌った第289回大阪発流行歌ライブが、2021年11月17日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。

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左から車恩心、朱夏洋子、永井みゆき、こおり健太


 デビュー30年になる永井みゆき(テイチクエンタテインメント)は、今年6月に出した新曲「荒川峡から」を披露。モミジの紅葉が美しい新潟・荒川峡が舞台である。永井は「この楽曲で 自分自身の新しい扉を開けたい」と歌う。新潟県を題材にするのは、この日も歌った前作の「雨の越後路」に続く。

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景勝地に女心をダブらせて歌う永井みゆき

 カップリング「しあわせ岬」も聴かせたが、これは都はるみのカバーで、青い三角定規の岩久茂が作曲したことでも知られる。このほかにもデビュー曲の「大阪すずめ」「地吹雪情話」も歌った。


 こおり健太(徳間ジャパンコミュニケーションズ)は、大阪発流行歌ライブへの出演は5年ぶりという。9月に出したばかりの新曲「乗換駅」は切ない別れを歌った女歌で、作詞が木下龍太郎、作曲は大谷明裕という作品。

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女歌のこおり健太

 すっかり定着したこおりの女歌であるが、「女性がすすり泣くような声質が、女心を表現するのに適している」と評価されたのが、歌うようになったきっかけとなっている。アルバム収録曲から女性を歌ったカバー曲「他人船」「雨に咲く花」「噂のの女」も披露。
 早くもデビュー14年目になり、「冬椿」「恋瀬川」といった代表曲も聴かせた。


 朱夏洋子(ホリデージャパン)は北野タダオとアロージャズオーケストラの専属歌手であった実力を生かしたジャズシンガーであるが、歌謡曲をはじめ幅広い歌をこなす。9月発売の新曲「えらいこっちゃで」は、大阪弁で歌うコミカルでシリアスなジャズ調歌謡曲。同じレコード会社の幸田和也との競作でもある。「ぜひ大阪で流行らせたい」と朱夏。

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ジャズから歌謡曲・演歌まで歌う朱夏洋子

 この日はまた、死ぬほど好きだという江利チエミのナンバーから「スワニー」も聴かせたほか、近松門左衛門の作品に道行の場所としてしばしば登場する川を歌った日本調ジャズ「蜆川」も。


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歌って踊る車恩心

 「すいせんコーナー」には、韓国出身の車恩心(日本クラウン)が出演し、最新曲「愛はため息」などを歌った。伊藤雪彦の作詞・作曲作品で、「ダンスが大好きな私が歌いたかった踊れる歌です」とアピールした。

写真と記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/








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三ツ屋亜美、大阪の2店舗でご挨拶キャンペーン 「黄昏のカフェ」 [キャンペーン]

◆歌手三ツ屋亜美(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2021年11月16日、大阪府内のカラオケ喫茶店2店舗で、毎月恒例のご挨拶キャンペーンを行って、メジャーデビュー曲「黄昏のカフェ」をアピールした。

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カラオケスタジオ希船(左)とカラオケふぁみれどで歌う三ツ屋亜美


 三ツ屋は去年7月に「黄昏のカフェ」を発売以来、コロナ下を押して毎月、奈良県内など関西地区のカラオケ喫茶店などでキャンペーンを続けてきた。
 この日訪ねたのは、緊急事態宣言明けで営業を再開している「カラオケふぁみれど」(大阪府門真市)と「カラオケスタジオ希船」(大阪府松原市)。

 いずれの店舗でも、メイン曲の「黄昏のカフェ」とカップリング曲「熱海で逢えたら」を歌うと共に、中原理恵のデビュー・シングル「東京ららばい」をカバーして、「この1年間、関西でキャンペーンを続けてきました。皆さんに歌が浸透していくことを願ってます」と三ツ屋。

 また「黄昏のカフェ」については、11月22日付けオリコン演歌チャートでは71位に再ランクインしており、「これは私の宝物の曲です。ぜひ聴いて下さい」と呼びかけていた。

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[三ツ屋亜美 オフィシャルサイト]
http://ami-mitsuya.com/#top








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塩乃華織、B面からのヒット曲を歌う 第29回ワンマンライブ [ライブ]

塩乃華織(日本クラウン)の第29回ワンマンライブが2021年11月15日、大阪・堂山のライブハウス、umedaTRADで開かれた。今回のテーマは「B面(カップリング)からのヒット曲」で、最初はB面であったがヒット曲になった作品を集めてカバーするとともに、自らのオリジナル曲のカップリング曲も揃えるなど、全16曲を歌った。

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 2ヶ月に1度、定期開催しているワンマンライブも今回で29回を数えるまでになった。毎回、テーマを設けて歌っている。関西各地のほか高速バスを使って関東からのファンもいるなど、すっかり定着している。
 今回は緊急事態宣言が解除されたこともあって、ビールなどアルコール類も提供されたが、声援や握手などは自粛しての開催であった。

 B面からヒット曲になった作品としてまず取り上げたのは、黒沢明とロスプリモスが歌った「ラブユー東京」。1966(昭和41)年の「涙と共に」のB面であった。さらに西田佐知子の「コーヒールンバ」(A面は「欲望のブルース」1961年)も。
 このほかにも「星影のワルツ」(千昌夫、「君ひとり」のB面)「おもいで酒」(小林幸子、「六時、七時、八時あなたは・・・」のB面)「SWEET MEMORY」(松田聖子、「ガラスの林檎」のB面)「ラブイズオーバー」(欧陽菲菲、「噂のディスコクイーン」)といった有名曲も聴かせた。

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 塩乃自身の作品からは、前作「七尾線」「ありふれた口づけ」をはじめ、前々作の「赤い橋」に収録した「鴨川なさけ」今でもリクエストの多いという「じんわり酒」(メイン曲は「失恋美人」)など、6曲を歌った。

 歌う機会が少ないといわれるカップリング曲(B面曲)ではあるが、意外と作者や歌い手の思い入れがある作品が多く見られ、ヒットにつながってきたものも少なくないことが分かる。

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 カップリング曲特集の最後は、新曲「きのくに線」のカップリング曲である「しあわせの隣り」で、「人生を振り返ることができる楽曲で、皆さんの大切な人たちを想い起こして聴いてください」と呼びかけるとともに、この日来場した人たちへの感謝の気持ちを込めて歌った。

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 塩乃はまた、「ようやくキャンペーンも動き始めましたが、もっともっと笑顔で幸せに過ごせるように、この歌に力を借りたいです」と話し、アンコールで「きのくに線」を歌って締めくくった。

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[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shiono/news?ima=2145








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生駒尚子 、新曲「天雅の海へ」11月17日発売へ 12月には新曲発表ディナーショーも [新譜]

◆歌手生駒尚子が、新曲「天雅の海へ」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)を2021年11月17日に発売する。2019年に亡くなった河内音頭の音頭取りとして知られた生駒の父でもある生駒一の遺作となる今作は、徳間移籍第2弾。14日、大阪・八尾市で開かれた歌謡フェスタ(主催・松山音楽事務所、ミヤコ瓢箪山店)で初披露し、CDの予約販売も行った。

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新曲「天雅の海へ」を初披露する生駒尚子


 新曲「天雅の海へ」は、北海道の荒海で働く男たちを歌ったスケールの大きな作品。生駒尚子にとっては初の男歌である。
 今年8月に行われた、生駒一の3回忌を機に遺品整理をしている際に見つかった一編の詞がこれであった。作曲は生駒竜也(現・生駒会会主)で、編曲は伊戸のりお。
 カップリング曲の「アジサイの花」は、彼女が初めて詞を書いた歌謡曲。昭和の香りがいっぱいの優しい詞は、父親への追悼歌となっている。

 遺品の中からは「天雅ーー」のほか数編の作品が見つかっている。ぜひ歌ってみたい、と思ったのがこれだった。

 14日、この2曲を観客の前で初披露した歌謡フェスタのステージに、着物をアレンジした金色のミニドレスと金色のブーツ姿で登場した生駒は、「ぜひCDの予約をして下さい」と呼びかけると共に、「父が沢山の詞を書いていたことをはじめ知って、今更ながら父を見直しました。私が歌手デビューした24年前にリセットして、しっかりと歌っていきたいです」と、話していた。

 12月19日には大阪・天王寺の都シティ 大阪天王寺で、新曲発表ディナーショーを開く。

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[生駒尚子 オフィシャルサイト]
https://ikoma-naoko.com/








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演歌ジャックス、12月は長保有紀と入山アキ子がゲスト 「岡千秋のカラオケ万歳 !」の優勝者も出演 [テレビ]

◆ゲストに長保有紀(日本クラウン)と入山アキ子(テイチクエンタテインメント)を迎えて、奈良テレビ放送、J:COM関西などで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の12月放送分の収録が、2021年11月10日、大阪市内で行われた。長保は「あの頃私若かった」を入山は「人生七曲り」と、それぞれ新曲を披露する。レギュラー陣では岡田由美(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が番組では珍しいドレス姿で最新曲「夫婦椿」を歌う。

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長保有紀(左)と入山アキ子


 入山アキ子は今までの悪女シリーズから一転して、新曲「人生七曲り」では、これまで自分が生きてきた道のりを、ひとつずつ思い浮かべるかのように、そっとささやき歌う。その人生は常に歌に助けられてきたという。「小さな幸せを拾いながら、今の幸せをかみしめて歌って今日まできました。歌を聴いてもらった人たちの心に寄り添えるといいなぁ、と思っています」と入山。

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入山アキ子

 この作品の作詞・作編曲を手がけたのは、アイドルグループのキャンディーズを見出し育て、彼女たちの代表曲「春一番」などを作詞、作編曲をした穂口雄右である。彼こそ同じくキャンディーズの音楽プロデューサーであった松崎澄夫と共に、今年3月に84歳で亡くなった入山の所属事務所社長でマネージャーであった和久井保から、「入山の後を頼んだぞ」と託された人物なのである。
 入山が ♬ あなたと会えたから 救われたの 〜 と歌う新曲、「和久井社長は今も私のプロデュースをしてくれているようです」と話す。


 「城ヶ島雨情」(2005年)以来の出演という長保有紀は犬や猫が大好きなペット愛好家で知られる。番組のゲストトークコーナーではこうしたペット談義も。12月の第1週目には新曲のカップリング曲「鬼さんこちら」を、第2週目で「あの頃私若かった」を歌う。どちらも長保が「はずき」のペンネームで詞を書いている。今までアルバム収録曲などで書いてきた。「高校時代に勉強そっちのけで演歌の詞を書いていたけど、それがとても楽しかった」とも。

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長保有紀

 長保は番組の令和3年を締め括るゲストである。メイン曲の「あの頃私若かった」は、ノンフィクションだという。♬ 自分でさよなら 言い出したのに 〜 。デビュー当時の長保自身の実話なのである。
 「仕事と恋愛は両立出来なかったの。別れを決めてめっちゃ嫌な女になろうと、嘘をついて別れ話を切り出した」というのである。そんな思い出を詞に書いた。曲は徳久広司が書き、編曲は石倉重信が担当した。


【12月の見どころ】
 番組のレギュラー出演を重ねる岡田由美は和服の衣装が定着しているが、 12月の放送ではドレス姿を披露してくれる。歌うのは「夫婦椿」(2019年)である。歌手デビュー40周年記念曲で、夫婦の強い心の絆を歌った心あたたまる演歌として人気を博している。
 毎月の島幸作とのデュエットコーナーでは、島がかつてほかの歌手と歌っていたデュエット曲「夫婦の旅路」を2人でカバーする。

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岡田由美

 10月に行われたカラオケコンテスト「岡千秋のカラオケ万歳 !」で優勝した宮里千恵美さん、三好かね子さんも歌唱出演(奈良テレビ放送12月8日放送、J:COM 11ch12月7日放送)する。

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宮里千恵美さん(左)三好かね子さん


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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MARIとJACKSモンスターズ 「もったいないとらんど」(カバー)
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TAIKI 「グッバイ・マイ・ロード」
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岡田由美 「夫婦椿」
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岡田由美・島幸作 「夫婦の旅路」(カバー)
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岩井都美子 「ダンシングオールナイト」(カバー)「新宿の女」(カバー)
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JACKS娘 「ダンシング・ヒーロー」(カバー)
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林田夏美 「丹後半島」
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Saori「もう一度・・・」
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平井一郎 「俺の夢」
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長生忠之 「夜霧の慕情」(カバー)
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長生忠之・藤川真千子 「さよならは昼下がり」(カバー)
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高屋三佐江 「おもいでしぐれ」
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楠本佳生 「涙ぐらし」(カバー)

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

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演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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長山悦子、 「城崎ふたり」で歌手デビューして3年 遍歴を演歌に託す [インタビュー]

◆ ♬ 私ひとりが 身を引けば 何もなかった ことになる 〜 歌手長山悦子が2018年に出したデビューシングル「城崎ふたり」(CIMSミュージックエンタテインメント)である。もともと文学少女だった彼女自身が作詞も手がけた。自身の数多くの経験が歌に生かされている。

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長山悦子


 「城崎ふたり」(作詞・長山悦子、作編曲・石倉佑馬)で永年の夢であったCDデビューを果たした長山の芸能界デビューは、21歳の時に遡る。大学時代に演劇部に属していた経験を生かし、スカウトされた京都太秦撮影所で女優活動始めたのが最初である。大阪の芸能事務所に属して、その後、村田英雄に師事して前座として歌手活動も経験している。

「家を飛び出しての挑戦でした。それでも親に見つかってしまって、連れ戻されてしまったんですが」と長山。

 それからはラジオのパーソナリティや司会業などをしてきた。結婚、出産、離婚を経て、資格を生かして小学校の教師に就いている。
 そのまま平穏な人生を歩むはずだった。好事魔多しである。癌と診断され、25年勤めた教師も辞めることになってしまった。

 その後は塾経営などをするが、歌への想いを断ち難く、兵庫県たつの市内で喫茶店・カラオケ喫茶店を始めている。そんな時、音楽関係者との知り合いから教えてもらったオーディションを受けることになった。
 ところがそれは楽器を使えるシンガーソングライターを求めるオーディションであった。後になって間違っていたことに気づく長山だったが、その場は平然と都はるみの「涙の連絡船」を歌ったという。

 後日それがきっかけとなって、その会社のプロデューサーに、自分が書いた詞を見てもらう機会を得る。歌手としての再出発の1歩につながったのであるから、チャンスはどこにころがっているのか分からない。
 文章を書くのが好きだった彼女は中学時代から、瀬戸内晴美(寂聴)や松本清張、金子みすずと、小説や詩集と何でも読んできた。小説家を夢見ていたし、心が傷つくといつも詩を書いていたという。

 あれこれと遍歴を重ねてきた長山、「これからは歌1筋でやっていきます」と、153センチの小柄ながらも決意は強い。今は「プレミアム歌謡ショー」(サンテレビ)「歌謡ONステージ」(道頓堀ZAZA)などに出演している。
 今冬にはカバーアルバムを出す予定で、そのための準備を進めているという。

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[長山悦子 城崎ふたり]
https://youtu.be/JM0kjfoe4xo








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カラオケ喫茶ブラック、10周年記念カラオケ発表会・歌謡ショー 大阪・天王寺 [イベント]

カラオケ喫茶ブラック(大阪市平野区瓜破1、高司敏恵代表)が2021年11月7日、開店10周年を記念したカラオケ発表会・歌謡ショーを大阪市天王寺区のホテルバリタワー大阪・天王寺で開いた。歌謡ショーには北川大介(日本クラウン)kenjiro(テイチクエンタテイメント)知里(日本クラウン)が出演。永らく遠のいていた客席のラウンドも復活させて、会場を盛り上げていた。

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カラオケ喫茶ブラックの高司敏恵代表(右から2人目)とゲスト出演者
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客席のラウンドも復活


 ホテル2階のホールには約90人の歌好きが集まった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、開催が延びていただけに歌謡ショーが始まると来場客は笑顔と拍手で出演者を迎えた。
 ムードメーカーの北川大介は、イエーッと会場後方から現れて「楽しいことが好きで、自ら楽しんでいるから自然と笑顔になります」と、「横濱の踊り子」「おまえだけなのさ」「おまえを連れて」「水芭蕉」「菜七子」とオリジナル曲を続けた。

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北川大介

 「横濱のブルース」「男と女」では客席を回って、得意のトークで楽しませた。荒木とよひさが作詞し、五木ひろしが作曲した「倖せの隠れ場所」も。
 ロカビリー調の北川らしい新曲「星空のツイスト」は、「運動会でよく使われている定番のクラシック音楽『クシコス・ポスト』を引用したオマージュ作品です」と説明して、一つひとつテーブルを回った。


 kenjiroのコーナーは、2009年のデビュー曲で、自身の代表曲にもなっている「冬l恋かなし」でスタート。「ヒット曲は誰もが知っている歌」と、同曲のYouTube再生回数が3ケタ台になっていることをアピール。
 続けて「大阪レイン」「真夜中の Love Song」など、オリジナル曲をメドレーで聴かせた。

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kenjiro

 新曲の「霧笛のララバイ」は8月に出したばかりで、3連のリズムが観客の耳に心地よく響いていた。そのカップリングで、前作の「母の 詩うた ~白いカーネーション~」を斎藤功の編曲とギターによる「母の詩~白いカーネーション~アコーステックバージョン」も歌って、「亡くなった母への想いを込めています」とも。


 知里は10月6日に新曲「永遠の人」を出したばかり。ショーの主催者、ブラックが10周年ならば、彼女のこの楽曲もデビュー10周年記念作品である。「これは初めて杉本眞人先生に書いてもらった作品です」という楽曲を3回に分けて披露し、「新曲を応援して下さい」と呼びかけていた。

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知里

 新曲のCDにはAタイプとBタイプの2種類がある。ショーではそれぞれのカップリング曲「逢いたい人は誰ですか」(Aタイプ)「ひとりにしないで」(Bタイプ)も披露した。また前作「華ロック」前々作「あなたの女です」も。そしてコーナーラストはとくいの「いよまんての夜」をカバー。
 11月21日には大阪市中央区の朝日生命ホールでコンサートも開く。

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デュエットでも盛り上げた
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観客も立ち上がって踊りだす

 ショーに先駆けて行われたカラオケ発表会には24人が参加。歌謡ショー出演者の楽曲などを歌った。
 ブラックの高司代表は「10周年を迎えられたのは皆さんのおかげです。ありがとうございました」と話していた。

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美山京子(日本クラウン)、沢山の人に歌を聴いてもらいたい 夢はトラックで地方巡業 [インタビュー]

◆サンテレビで放送中の「プレミアム歌謡ショー」の顔でもある歌手、美山京子は1990(平成2)年のデビューというから、今年で31年目のベテランである。それにも関わらずステージに立つたびに「今日がスタートです。皆さんと一緒に笑って楽しく過ごそうと心がけています」と、デビュー当時と変わらない気持ちで臨んでいる。

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美山京子


 「涙声」(キングレコード)で歌手デビューしている。2013年に出した「垂水の人よ」は、発売1年で1万枚を売ったという。いつも明るく笑顔を振りまき、屈託のない姿を見せる。
 ところがステージで見せる笑顔とは裏腹に、6年目の1996年に癌と診断され、20数年に渡って治療を続けているのである。腫れ物の神様として知られる東大阪市にある石切さん(石切劔箭神社)へ、毎月通うようになったのも、病気平癒を願ってのもである。

 「ひとりっ子だったこともあって、それまではわがままに過ごしていたんですが、病気になって他人の痛みが分かるようになり、手を差し伸べやすくなりました。毎月のお詣りではパワーをもらって帰ってくるんですよ」

 兵庫県柏原町(現・丹波市)の出身で、小学校の教室で美空ひばりの歌を歌う人気者だった。歌好きの少女であったが、田舎に住む子供にとって歌手は「外国へ行くようなものだったし、不良娘扱いされかねない時代でした」という。それでも諦めずに思い続けて夢を実現させることになる。

 デビューして23年目の13年に出した「垂水の人よ」は、初めて作曲家水森英夫に作曲を依頼した作品であった。それが1年で販売枚数1万枚を達成する記録を樹立し、自身の代表曲にしたのである。これを記念して、水森を招いてパーティーを開いたほどである。
 16年にはやはり水森の作品の「女の人生夢舞台」をリリースしているが、こちらはYouTubeの再生回数が46万9千回を超えるまでになっており、もうひとつの代表曲になっている。最新曲の「おかめひょっとこ夫婦道」(2018年)もまた水森作曲の作品である。

 憧れの歌手になって30年を超えた今、「どんどん地方へ出かけて歌っていきたい」と夢を語る。
「歌手仲間と一緒にトラックに乗って出前歌謡ショーを各地で開いて、子供たちをはじめ皆んなに楽しんでもらいたいんです」
 歌謡ショーなんて無縁な土地で、トラックの荷台をステージにして歌う。聴いてもらった人たちの心に歌が刻まれる、そんな日を夢見ている。

写真・記事の無断使用はお断りします。


[美山京子 オフィシャルサイト]
http://www.office-miyama-kobe.com/index.html








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秋元順子、新・歌謡曲の匠クリスマスディナーショー、12月8日に大阪・十三のプラザオーサカで [イベント]

◆KBS京都、BS12トゥエルビ、千葉テレビ、JCOM関西・関東で放送されている歌謡番組「新・歌謡曲の匠」の特別番組「歌謡曲の匠クリスマスディナーショー」(主催・株式会社匠)が、メインゲストに秋元順子(キングレコード)を迎えて、2021年12月8日、大阪市淀川区のホテルプラザオーサカで、昼の部、夜の部の2部構成で開かれる。

歌謡曲のム巧クリスマスディナーショー 昼.jpg歌謡曲のム巧クリスマスディナーショー 夜.jpg
歌謡曲の匠クリスマスディナーショー昼の部(左)と夜の部


 昼の部には秋元順子のほかに桂竜士(テイチクエンタテインメント)木下結子(ホリデージャパン)みやま健二(テイチクエンタテインメント)竹中香世(MJM)北洋子(日本クラウン)中村美優(エイフォース・エンタテインメント)が出演する。
 夜の部は秋元と桂、みやまのほか浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)森川大輔(日本コロムビア)MARI(アクトラスレコード)三浦潤

 当日の模様は12月30日に、JCOM関西・関東で放送される。放送時間はエリアによって異なる。詳細は後日、WARAKASUのホームページで公開される。

 料金は昼・夜共に2万5000円(食事・ドリンク付き)。
 受付は昼の部が午前11時30分からで、開演は午後12時。夜の部は午後4時30分から、開演は午後5時から。
  ディナーショーの申し込み・問合せは、WARAKASU(06-4980-9086)まで。

写真・記事の無断使用はお断りします。


[WARAKASU]
https://warakasu.jimdofree.com/








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木下結子・みやま健二、緊急事態宣言明けでさっそくミニライブ カラオケパブはりま [ライブ]

◆新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されて、カラオケ喫茶店も営業を始めているところが増えているが、2021年11月1日、大阪市東成区のカラオケパブはりまでは、ホリデージャパンの木下結子、テイチクエンタテインメントのみやま健二の2人がミニライブを開いて、店内いっぱいに埋め尽くした歌好きな客を楽しませていた。

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木下、はりま、みやまの3人で「大阪ラプソディー」を歌う
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営業再開したカラオケパブはりま(大阪市)


 カラオケパブはりまは在阪の歌手はりま美香が経営する。韓国出身のはりまは、1988(昭和63)年に韓国MBCテレビの日本文化のリポーターとして来日したのが日本との関わりのきっかけだという。
 2013年には最新曲「さくら咲く丘」(作詞・かず翼、作曲・岡千秋、編曲・伊戸のりお)を日本コロムビアから出している。

 同店は緊急事態宣言の要請を受けて長らく休業していたが、大阪府が10月25日から、飲食店に要請していた営業時間短縮と酒類提供制限を約11ヶ月ぶりに全面解除したのを受けて、営業を再開した。

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木下結子(左)とみやま健二

 ミニライブを行った木下とみやまも、カラオケ喫茶店で歌うのは久しぶりで、木下結子は新曲の「泣いてもええやろ」をはじめデビュー曲「放されて」5年目に出したヒット曲「ノラ」人生はいつでも出直しができると歌った「ウヰスキー」を、歌える喜びをいっぱいに表して聴かせた。

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木下結子
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みやま健二

 祭り男で売り出し中のみやま健二は、壮大な愛媛・新居浜のまつりを歌った新曲「太鼓男祭り」と前作「能登の灯祭り」と祭り歌を2曲披露し、威勢のいい祭りムードで店内を盛り上げた。メジャーデビュー曲「浜撫子」も歌った。

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左からみやま健二・はりま美香・木下結子

 最後は「大阪ラブソディー」を木下とみやまで歌って、はりまも交えて「楽しい時間をありがとうございました。またライブを開きたいです」話していた。

※写真・記事の無断使用は大河内割します。


[木下結子]
https://ameblo.jp/kinoshitayuiko/
[みやま健二]
https://warakasu.jimdofree.com/みやま健二/








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