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市川由紀乃、大阪・新歌舞伎座で初の喜劇に挑戦 吉本の川畑泰史とのデュエットも [舞台公演]

◆デビュー30年の市川由紀乃(キングレコード)が2022年2月5日から、大阪・新歌舞伎座で2度目の座長公演で吉本新喜劇の川畑泰史らと共演し、初めて喜劇に挑戦している。2部の歌謡ショーのオンステージでは、2022年2月2日に発売したばかりの新曲「都わすれ」や、座長公演を記念した「都わすれ 由紀乃の夢盤」に収録している川畑とのデュエット曲「運命と呼ばせて」などを聴かせる。千秋楽は14日で、市川は「笑顔でゴールテープを切れるように頑張ります」と、宣言していた。

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2度目の座長公演で初の喜劇に挑戦している市川由紀乃

 オープニングでシャンソンを3曲披露して、師匠である市川昭介の作品でオリジナル曲の「海峡氷雨」を歌ったのに続いて、「命咲かせて」「雪恋華」も聴かせた。

 関西と市川はデビュー当時から馴染みの深い土地である。キャンペーンをはじめ多くのイベントにも出演してきている。
 ステージでそれへの感謝の気持ちを表した市川は、「関西のCDショップの皆さんによって、イベントで歌う機会を与えて頂いてきました。それだけでなく、大人しくしていないでもっと前に出んとあかんで、こんなので大丈夫かなーなどとアドバイスをしてもらったり、心配してもらいました」と、話した。

 小学生の頃から演歌歌手を目指していた彼女は美空ひばり・島倉千代子・都はるみといった歌手が常に目標とする存在であった。
 そうした先輩歌手の作品の中から「ひばりの渡り鳥だよ」(美空ひばり)「からたち日記」(島倉千代子)「道頓堀川」(都はるみ)の3曲にも挑戦した。

 17歳でデビューしたが25歳の時に活動を休止。ファンや市川昭介の後押しもあって、30歳で再デビューしている。

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 公演の芝居「娘の夢は母の夢」では、そんな自身の下積み時代を重ね合わせたような内容で、歌のレッスンをしながら食堂でアルバイトするシーンは、かつて再デビュー前に天ぷら屋で働いていた事を思い起こさせる。

 芝居で共演した川畑とは歌でも、デュエットを披露してみせた。
 2月2日発売の「都わすれ」由紀乃の夢盤に収録した「運命と呼ばせて」を歌ったほか、川畑のギターに合わせて一緒に「グッバイマイラブ」(アンルイス)を歌うシーンも。

 市川はまた、新曲「都わすれ」のほか、〈桜恋物語〉と題して、アルバム収録曲から「ひだまり」「満ちては欠ける月」「蝉しぐれ」「秘桜〜スペシャルバージョン〜」の4曲も聴かせた。

 同じ事務所の青山新(テイチクエンタテインメント)も、芝居では警察官役で出演しているほか、オンステージでは新曲「君とどこまでも」を披露する。


[新歌舞伎座 市川由紀乃特別公演]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20220205.html








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