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原田波人(日本クラウン) 今度の新人は〈純度120%の歌声〉 和歌山出身の19歳 [インタビュー]

◆数少ない和歌山出身の男性歌手として2022年1月に「永遠の一秒 ~ Stretched love ~」で日本クラウンからデビューした原田波人。まだ19歳である。誕生月は9月であり、その若々しい歌声を「19歳を使えるうちに使いたい」と10代最後の今、その若々しい歌声を存分に響かせる。その自分らしさを発揮できる歌手になるのが今の目標だという。

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期待の19歳の新人・原田波人


 男性歌手全盛の演歌・歌謡界であるが、その一角にまたまた有望な新人が加わった。主流の第7世代ならぬ、新たな第8世代の筆頭に原田波人はなるのかもしれない。
 「10代と20代では全然違うという気がするんです。だから残りの半年間に10代を使い切りたい」

 ディレクターは原田を「19歳とは思えない色気がある」と表現した。取り分けその歌声は、〈純度120%〉のキャッチフレーズのように多くの人を引きつけるようである。
 「少々、音を外しても、元気で爽やかに歌ってほしい」の注文の通り、型にはまらない「自分にしか歌えないジャンルを目指したい」と、新人原田には頼もしさも感じさせる。

 歌好きの祖父の影響を受けて、幼稚園の頃から演歌を歌っていた。中学2年の時に出たNHKのど自慢で長山洋子の「蜩」を歌って、今月のチャンピオンに選ばれた。
 この時、現在の所属レコード会社の日本クラウンからオーディションを受けないか、と誘いがあったが、この時は断っている。グランドチャンピオン大会に出場したかったからであった。

永遠の一秒 ~Stretched love~.jpg

 翌年に出場したその大会では落選したものの、再度、日本クラウンから誘われ、今度は2つ返事で承諾した。それから2年間、奈良市まで月1回のボイストレーニングに通った。そして受けた演歌・歌謡曲新人歌手オーディションでは準グランプリを獲得して、デビューへの切符を手にした。高校2年の時であった。

 原田の声のキーは高い。自然と女性歌手の歌を数多く歌うようになっていた。「石川さゆりさんをはじめ伍代夏子さん、藤あや子さんの歌を良く歌っていました。キーもほとんどそのままです」

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得意のポーズを頼むと・・・魚のポーズだという

 デビュー曲「永遠の一秒」カップリングの「ふるさとの景色」のいずれも、作詞が伊藤美和、作曲は夢人ゆうき、編曲は椿拓也である。「最初に曲をもらってからレコーディングまでには1年弱かかりました。補作があったり、最初は演歌でしたが、歌謡曲調に変更があったりしました」

 新御三家をモチーフにしているといい、70年代80年代のアイドルソングのようで、どこか懐かしさを感じさせる。
 原田は「スカッと歌えるソングにもなっていますので、カラオケで歌って心をスカッとしてもらいたいです」と呼びかける。

 3月20日には和歌山市内で里帰りライブを開いてもらうなど、地元では久々の新人歌手の登場に期待が高まっている。




※写真・記事の無断使用はお断りします。


[原田波人 オフィシャルサイト]
https://twitter.com/popoy_official?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
[原田波人 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/harada-namito/news?ima=3115&ct=ryuko








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