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みやま健二(テイチクエンタテインメント) 第8回You遊ライブコンサートin埼玉に出演 [イベント]

◆歌手みやま健二が2022年4月4日、埼玉県さいたま市の埼玉会館ホールで行われた「第8回You遊ライブコンサートin埼玉」に出演した。4月にはKBS京都などで放送中の「ミュージックシャワー」の収録にもゲスト出演している。

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You遊ライブコンサートで桂竜士と

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 桂竜士と歌仲間と題して行われたYou遊ライブコンサートin埼玉には桂竜士(テイチクエンタテインメント)花咲ゆき美(日本クラウン)をはじめ12人の歌手が出演した。
 みやま健二は最新曲の「太鼓男祭り」などを歌って、「たくさんの歌い手の皆様とご一緒させて頂き、大勢のお客様に歌をお届けできました」と話していた。

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ミュージック・シャワーの収録で山崎ていじと

 4月12日には、6月放送のテレビ番組「ミュージック・シャワー」(とちぎテレビ 、ぎふチャン、KBS京都、歌謡ポップスチャンネル(CS)で、毎週月曜日午前8時30分~9時に放送)の収録にも出演している。
 裏通りのある小さな喫茶店ミュージック・シャワーにやって来るゲスト歌手と、マスター役の山崎ていじ(日本コロムビア)とアシスタントの谷ちえ子(ホリデージャパン)による楽しい話と歌で構成された30分番組。

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カラオケ喫茶店のデンファレでの定期ライブ
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カラオケ喫茶店フラワーでのキャンペーン

 このほか4月には、8日に大阪府内のカラオケ喫茶店フラワーでキャンペーンを行い、19日に東京・八王子のカラオケ喫茶店デンファレで「定期ライブ」を開いている。


[みやま健二 オフィシャルサイト]
https://warakasu.jimdofree.com/
[みやま健二 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/miyama/








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ホリデージャパン、ニック・ニューサ、原田ヒロシ、木下結子など5人が大阪で迫力のライブ [ライブ]

ホリデージャパンの歌手、ニック・ニューサ、原田ヒロシ、木下結子、永樹、塚原哲平の5人によるライブ「Purple Rain ‘22」が2022年4月24日、大阪市中央区のKKRホテル大阪で開かれた。ニック・ニューサが木下のデビュー曲「放されて」を2人でデュエットするなど、聴き応えたっぷりな約2時間のライブであった。

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賑やかにオープニング


 オープニングは「涙をふいて」(三好鉄生)などを歌って出演者の全員が揃って賑やかに会場を盛り上げた。
 「楽しいステージに」とニック・ニューサの言葉通りに、ステージの全員が満面の笑顔。

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塚原哲平

 続いて塚原哲平のステージ。歌手を目指して22年前に上京し、宮路オサムに師事。2022年4月22日に発売した「錦を上げて」(作詞・たきのえいじ、作曲・HANZO)など4曲を歌った。

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永樹

 永樹は最新曲の「鬼の棲み処」など3曲を歌唱。

 出演者の中で紅一点だったのが木下結子
 代表曲の「放されて」「ノラ」そして最新曲の「泣いてもええやろ」そしてカバー曲の「東京」と4曲。「移籍して同じステージで歌えることに幸せを感じています」

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木下結子
ニック・ニューサ 木下結子.jpg
ニック・ニューサとデュエットも

 三味線を弾きながら「望郷津軽節」で始めた原田ヒロシは、「4足も5足も草鞋を履いて活動している」という多芸多彩な音楽家。去年10月に出したアルバムから収録曲「愛燦燦」をはじめ、等身大の自分を歌った「秋時雨」。さらには会場から見える大阪城をバックに、「大阪城(だいはんじょう)」を歌ってみせる演出も。

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原田ヒロシ

 この日のトリはニック・ニューサ。最新曲「そんなんじゃない」(21年6月)をはじめデビュー曲「サチコ」や「酒場にて」も聴かせた。
 「そんなんじゃない」のカップリング曲の「Be mine again」はジャズ歌手の朱夏洋子とのデュエット曲で、作曲は杉本眞人。この日は木下結子を呼び込んでデュエットをリクエスト。

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ニック・ニューサ

 エンディングも賑やかなステージ。「お祭りさわぎ」を全員で歌い、アンコールは「見上げてごらん夜の星を」。窓の外の大阪城にも夜のとばりがおりていた。

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エンディング

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/








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吉幾三(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 新歌舞伎座で芸能生活50周年記念特別公演 6月4日から 記念アルバム全5巻は来春完結 [インタビュー]

◆歌手の吉幾三が山岡英二の名前でデビューして2022年3月で50周年を迎えている。中学校卒業後に上京して師事した作曲家の故米山正夫から教えられた「物事は大らかにを考えよ」を守り続けてきた。芝居と歌謡ショーからなる50周年記念の特別公演を2022年6月4日から12日まで大阪・新歌舞伎座で開くほか、記念アルバム全5巻(第1巻は既発売)を発売して、これまで歌ってきた作品400余曲のうち、本人が厳選したオリジナル50曲を新収録する。歌謡ショーには弟子の真田ナオキ(テイチクエンタテインメント)のサプライズ出演もありそうだ。

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6月の新歌舞伎座特別公演に向けて意欲を語る吉幾三


 吉幾三の新歌舞伎座特別公演は3年ぶりである。芝居と歌謡ショーの2部構成で、1部は原案・音楽、主演吉幾三による下町の人情を描いた心にしみるコメディー「親はがっかり!子はしっかり!」
 吉の役は妻を亡くした物流会社の社長。その長女で会社経営を手伝う出戻り娘に芳本美代子、会社の古株社員に島崎和歌子、吉の親友で不動産会社社長に佐藤B作なども出演する。

 22年3月に名古屋・御園座で行った同じ内容である。
 今回、配役では名古屋公演で曽我廼家寛太郎が務めた不動産会社社長を佐藤B作が代わって演じる。吉は「手を替え、品を替えて面白くする」と太鼓判を押す。公演中3日に1回は新たなアドリブが飛び出すのも、芝居を面白くしてくれる。その数は「台本にして5、6ページになる」というから、出演者も大変である。

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■50周年記念アルバムは来春完結

 50周年を迎えている吉幾三の歌手デビューは、ヤンマーディーゼル(現・ヤンマーホールディングス)のコマーシャルソング「恋人は君ひとり」を山岡英二の芸名で発売した1973年3月1日であった。
 それから50年、この間に発売してきた楽曲は400曲余にもなる。この中には「ヒット曲もあれば、なぜ売れないのだろう、というものもありました」というが、「どれも思い出のある作品ばかり」である。

 「パリに行く前に書いたパリの歌を、実際に現地へ行ってみると感じるところが違って、書き換えたものもあります。また、今ではこんな優しい女性はいないと思うような女歌もありました」

吉幾三・50周年記念アルバムⅠ~ピアノと吉と~.jpg

 22年3月に発売した50周年記念アルバム第1巻「ピアノと吉」には、千昌夫に提供してヒットした「津軽平野」(1984年3月)をはじめ、「雪國」(1986年2月)など10曲を収録している。
 5巻全てが完結するのは来年1月か2月で、第3巻は北海道から沖縄まで線路のある風景や季節を歌う楽曲を揃え、4巻では曲のイントロに語りを入れ、5巻は演歌からレゲエまでなど、「歌い継いでもらいたい作品」を選ぶ。

 このアルバムでは全収録曲をキーを変えずに、新たに歌い直している。その際に頭をよぎったのが師匠・米山正夫の「大らかに物事を考えなければいけない。人に歌を教えたり、生き方であったり、人生とは何か」といった音楽以外の教えであったという。

■人生、頼り頼られをテーマに2部の歌謡ショー

 アルバムと同時に吉の作詞・作曲による記念シングルの第1弾「頼り頼られ・・・」も同時発売している。これで彼は、1人では生きていけなかった自身の人生を振り返るように歌う。
 今年2月にはペースメーカーを入れ換えており、「その時にまさに頼り頼られて生きていることを実感した」といい、そんな中から生まれた。

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 この作品は6月4日から始まる新歌舞伎座特別公演2部のタイトル「頼り・・・頼られ・・・ありがとう」にも採用されており、「雪國」「酒よ」「酔歌」などヒット曲の数々を歌う歌謡ショーのテーマでもある。
 歌謡ショーではまた、友人のコメディアン志村けんさん(享年70)のために書いた「二人のブルース」を歌うほか、ラストソングには争いをやめようと訴える「天空へ届け」(新曲のカップリング曲)を予定する。

 名古屋公演でもサプライズで出演した真田ナオキは、新歌舞伎座公演の期間中にも出演があるという。
 かつて1日に80本ほど吸っていた煙草も7年前にやめて、今は1日に4000歩は歩くというウオーキングにも精を出すなど、69歳を迎えた今、「まだ大阪で公演をしていない芝居があるので、あと1、2年は新歌舞伎座でやりたいな」と意欲を見せる。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[新歌舞伎座 吉幾三特別公演]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20220604.html
[吉幾三 オフィシャルサイト]
https://441930.jp/
[吉幾三 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/yoshi.html








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市川由紀乃(キングレコード) 神戸でコンサート 「秘桜」特別バージョンも熱唱 [コンサート]

◆2022年8月21日で歌手デビュー30周年を迎える市川由紀乃が22年4月23日、神戸市中央区の神戸国際会館こくさいホールで、「市川由紀乃コンサート2022」を開いた。ラストソングに選んだのは作詞家阿久悠の「年の瀬あじさい心中」。どこか投げやりで厭世的な歌詞が特徴なこの作品を市川は「昭和を感じる大好きな歌」として選曲したといい、会場からは大きな拍手が送られていた。

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 「雪恋華」でスタートしたコンサートは、「花の咲く日まで」「横笛物語」「海峡氷雨」「命咲かせて」「心かさねて」「なごり歌」そして新曲の「都わすれ」まで、30年の歌手人生を振り返るかのようにオリジナル曲を続けた。

 カバー曲も吉田旺作品の「喝采」(ちあきなおみ)をはじめ、市川昭介作品の「涙の連絡線」(都はるみ)などを聴かせた。

 オリジナル曲ではまた、女性の情念を歌った「秘桜」特別バージョンも熱唱。
 「石川さゆりさんの『天城越え』が大好きで、この歌の世界観を自分の歌で歌えるといいな、と常々思っていたんです」
 それがこの作品で結実した訳で、ステージでは桜吹雪が舞い散る中、女性の色んな表情を小面 (こおもて)般若(はんにゃ)と、市川は次々に変化して見せるコンサートのクライマックスであった。

 ラスト曲の「年の瀬あじさい心中」は、五木ひろし作曲の「逢いたいなぁ」(2019年7月)のカップリング収録したもので、大好きな1曲として「思いを込めて歌った」という。

 このラスト曲に先駆けて、客席のライトを明るくするよう求めた市川は、1階席から3階席までそれぞれに律儀に頭を下げて「ありがとうございます」と頭を下げ、「大阪流行歌ライブではCDショップの皆さんから、他人を押しのけてでももっと前に出るようにしないといけない、と背中を押されました」などと、30年間の1つひとつのステージを思い返すように話していた。

※記事の無断使用はお断りします。


[市川由紀乃 オフィシャルサイト]
https://ichikawayukino.com
[市川由紀乃 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522








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中澤卓也、去年に続いて新歌舞伎座でコンサート開く 初披露のカバー曲9曲も [コンサート]

◆歌手中澤卓也が2022年4月22日、大阪・上六の新歌舞伎座で開いた「コンサート2022in新歌舞伎座」のオープニングは「河内音頭」であった。センターのセリから登場に初挑戦しての歌唱であった。2部構成で、オリジナル曲をはじめ初披露のカバー曲を9曲などを歌った。

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 第59回日本レコード大賞新人賞など数々の賞を獲得するなど、華々しいデビューを飾って5年になる中澤卓也。会場は地元新潟・長岡市に次いで会員が多いという大阪のファンクラブ会員など、沢山の人たちで埋まっていた。

 1部ではちあきなおみの「さだめ川」から、ギター伴奏による「無言坂」(香西かおり)「天城越え」(石川さゆり)、さらには古賀政男作詞・作曲の「影を慕いて」(藤山一郎)といった演歌まで聴かせた。
 新歌舞伎座でのコンサートは「色んなものをやってきた」去年に続くもので、今年も初めて見せる聴かせるものがいっぱいの内容であった。

 2部はデビュー曲の「青いダイヤモンド」から「彼岸花の咲く頃」「俺の愛だから」そして最新曲の「約束」まで、オリジナル曲を中心に聴かせた。


 中澤はYouTubeチャンネル「歌ごころ」でもカバー曲を数多くうたっているが、アンコールでは黒のスーツに着替えて、加藤登紀子の「今あなたに歌いたい」を披露している。「ありがとう あなたへ」で締めくくって、「6月からはツアーもはじまります。きょう聴けなかったものはツアーでどうぞ」と、ツアーコンサートをアピールしていた。

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葵かを里(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 初の信州を舞台にした新曲「諏訪の御神渡り」 全国カラオケ大会も [インタビュー]

◆舞いながら歌う演歌歌手の葵かを里が2022年3月に新曲「諏訪の御神渡り(おみわたり)」を発売している。約3年ぶりに大阪と神戸の流行歌ライブに出演して、新曲のメイン曲とカップリング曲を披露した。

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葵かを里


 来月でデビュー18年目を迎える。今までに京都・奈良の古都と北陸・金沢などを歌ってきたが、今回初めて舞台を信州・諏訪に移している。

 御神渡りは氷が張った真冬の諏訪湖で、氷の<山脈>が出来る神秘的な自然現象をいう。その氷の道は、諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道であるというロマンチックな言い伝えがある。
 それを今作では、♬ 今すぐ逢いに来て 〜 と男女の恋にたとえて歌っている。

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「諏訪の御神渡り」

 楽曲では御神渡りが出来る際の音をイメージして、それをイントロで和太鼓の音で印象的に表現している。この作品では、得意の舞も演じてみせている。

 カップリング曲の「人情酒場」は、葵が茶野香のペンネームで作曲した作品でもある。

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舞いながら歌う葵

 新曲CDに封入された応募券で参加できる、「諏訪の御神渡り」「人情酒場」「女の花を咲かせます」を課題曲にした全国カラオケ大会を開催し、9月25日には長野県諏訪市の下諏訪総合文化センターで決勝大会を開く。

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[葵かを里 オフィシャルサイト]
http://wwwb.jnc.ne.jp/aoikawori/
[葵かを里 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/aoi_kawori.html
















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和田青児(日本クラウン)、新曲「里ごころ」 土の匂いがする望郷演歌のシンガーソングライター [インタビュー]

◆「お前は土の匂いがする歌が似合うよ」と、師匠である北島三郎から、下積み時代にそう言われたと和田青児は話している。事実、デビュー曲「上野発」は、そんな匂いのする望郷歌であった。そして2022年2月22に出した新曲「里ごころ」(作詞 / 作曲・星つかさ)は、東北・福島県で生まれ育った彼の望郷の想いを歌い綴った1曲である。新型コロナの騒動の影響で、思うように故郷に帰ることができなかったり、親の顔も満足に見ることが出来ない人も少なくはない。こんな今の時勢を掛け合わせた作品である。

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故郷への想いを歌い続ける和田青児


 和田青児が星つかさのペンネームで作詞・作曲をしている。その最新曲が「里ごころ」である。分かりやすい言葉で綴られた歌詞には、故郷への優しい想いが詰まっている。すでに実家もなくなった故郷であるが、和田はここ2年間、福島へは帰っていない。しかし「どのような形でも故郷はいいものです」と、この作品にそうした想いを込めた。
 前作の「望郷の道」もタイトル通りに望郷もの。まさに望郷演歌は和田そのものを表すジャンルになってきているのである。

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 北島三郎の元で11年間 の付き人生活を過ごした後、北島三郎プロデュースの「上野発」で、日本クラウンからデビューを果たした和田は、2012年に師匠の北島音楽事務所から暖簾分けを受けて独立している。この間、詞を書きメロディーを考える師匠の姿を見ており、子供の頃から芝居の脚本を書いたり、文章を書くことが好きだったことも手伝って「いつかは自分も師匠のように歌を書いてみたい」と、思うようになる。

 そんな和田が、星つかさのペンネームでデビューしたのは2016年の「燃えて咲け」であった。この作品で作詞・作曲を行なっている。以来、今作の「里ごころ」まで、8作続けて自ら作って歌っている。演歌のシンガーソングライターなのである。

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 作品の数々はやはり北島三郎の影響を大きく受けているのであろうか。
 「元々はやはりそうだったと思いますが、そればかりでは今の自分はなかったと思います」
 そう答える和田は、沢山の人の歌詞を読み、メロディーに耳を傾ける。最近は韓国の男性ヒップホップグループ、BTSばかりを聴いている。「リズム感、音のピッチ、表現など、どれを取っても素晴らしいですね」

 こうした新しい音楽を聴くのも3人の子供たちの影響だという。その子供たちも和田の作品など昭和歌謡に新鮮さを感じているといい、そんな家庭内の音楽の融合が作品作りの下地になって生まれた「里ごころ」なのである。

 「やはり歌手にとっては生の歌を皆さんに届けるのが本来の醍醐味です。そこにこそ歌手としての存在価値があるはずです」
 先ごろ出演した大阪発流行歌ライブ、KOBE流行歌ライブでも歌える喜びを全身で表していた。
この2年余、歌えなかった時のストレスを、この新曲で一気に解消したいようである。





※写真・記事の無断使用はお断りします。


[和田青児 オフィシャルサイト]
https://www.seiji-wada.com/
[和田青児 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/wada/news?ima=4431








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第294回大阪発流行歌ライブに和田青児・葵かを里・出光仁美・塩乃華織が出演 [ライブ]

◆大阪は約3年ぶりという和田青児(日本クラウン)に、オリジナル曲の中から奈良・京都・金沢の古都シリーズをメドレーで歌った葵かを里(徳間ジャパンコミュニケーションズ)デビュー曲から新曲までを披露した13年目の出光仁美(日本コロムビア)只今絶好調な塩乃華織(日本クラウン)の4人が出演して、2022年4月20日、大阪・心斎橋で開かれた第294回大阪発流行歌ライブの会場は盛り上がりを見せた。

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第294回大阪発流行歌ライブ


 和田青児は、この日も歌った第32回日本有線大賞新人賞を受賞したデビュー曲「上野発」から36年が経つ。生歌を届けられない日々を過ごしたこの3年近くの経験は、デビューしてから初めてのこと。22年2月に出した新曲「里ごころ」を歌える喜びをステージで表して、「今年はこの歌を頑張って歌っていきます」と熱っぽく語っていた。この新曲は、もう実家もなくなってしまった故郷であるが、2年ほども帰っていない寂しさを、自らが星つかさのペンネームで作詞・作曲したという望郷の作品である。

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和田青児

 葵かを里は舞いながら歌う演歌歌手として定着している。この日も22年3月に出したばかりの新曲「諏訪の御神渡り」では、得意の舞を演じてみせた。新曲で歌う御神渡りは氷が張った真冬の諏訪湖で、氷の山脈が出来る神秘的な自然現象を男女の恋にたとえた作品である。楽曲では御神渡りが出来る際の音をイメージして、イントロでそれを和太鼓の音で表現しているのが印象的でもある。カップリング曲の「人情酒場」も聴かせたが、これは本人が茶野香のペンネームで作曲した楽しめる作品になっている。
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葵かを里

 デビュー曲の「おんな七厘・神楽坂」から歌った出光仁美は、今年4月でデビュー13年目を迎えたばかり。コロナ下で「カラオケボックスで1人で歌うことが多い」という彼女、趣味の釣りはもう5年のキャリアになる。自身のコーナーの最初は前作の「あいたか橋で」。新型コロナの影響を受けてあまりプロモート出来なかったため、今作「再会橋で」では、改めてカップリング曲として収録している。この日はまた、「芸者ワルツ」などもカバーした。6月1日にはコンサート「夏の夜風がうれしいよ」を東京・目黒で開く。

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出光仁美

 塩乃華織は半年ぶりの大阪発流行歌ライブへの出演。「きのくに線」「七尾線」と好評だった鉄道シリーズ2作品を歌って、ラストは新曲「命さらしても」を聴かせた。5月11日には大阪・堂山のライブハウス、umdaTRADで新曲発表ライブを、昼・夜2回公演で行う。「命さらしても」は、オリコン初登場4位でスタートしている。「前作の『きのくに線』の6位を上回る成績を残したかった」という熱い想いが通じた。新曲のカップリング「Rain」では、♫ 涙のしずくが雨になる 〜 という切なさを誘っていた。

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塩乃華織

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[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/








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天水春伽、神戸・三宮で定期ライブ 2ヶ月に1度 毎回ゲストを招き2回公演 [ライブ]

◆歌手の天水春伽が神戸・三宮のシアター・エートーで2ヶ月に1度の定期ライブを始めている。2022年4月19日には第2回目を開いた。今回は五条哲也(日本クラウン)と、まや豊の2人をゲストに招いた。

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天水春伽


 天水春伽は今年で歌手デビューして20年。大阪で生まれて、大阪で育ったという彼女だが、10年前からは神戸に居を移して活動している。
 「節目のこの年にじっとしているのは嫌だし、何かをやろう」と始めたのが、隔月開催の定期ライブであった。

 この日は、月に1度の訪問を続けているデイサービス施設でも歌っている「人生100年」をはじめ、「大阪の女」「心の声」などのオリジナル曲と共に、テレサ・テン、小柳ルミ子のヒット曲をカバーした。

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五条哲也
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まや豊

 ゲストの五条哲也は4月27日にリリースする新曲「大阪グッバイ」を披露すると共に、今作の「まよい川」などを歌った。新曲は彼が初めて歌う大阪もので、ブルース調の楽曲は松井五郎が作詞、浜圭介が作曲している。

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隔月の定期ライブ、長く続けたいと意欲を見せる

 天水は「(この定期ライブを)1回でも1年でも長く続けていきたい」と話して、ラストは3人で、彼女が作詞した「ドントギブアップ」を歌った。
 次回開催は6月21日。

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中村美優(エイフォース・エンタテイメント)、「福島はじめのハピネス歌謡曲」を収録 [ラジオ]

◆毎週月曜日21時15分からラジオ関西で放送中の「福島はじめのハピネス歌謡曲」に、歌手中村美優が出演する。2022年4月19日、その収録が行われた。

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福島はじめと中村美優(左)


 中村は昭和歌謡を歌うアイドルユニット「あさひめ」で活動していたが、21年1月に「間宮海峡~林蔵の恋~」でソロデビュー。番組には初出演である。

 収録では、パーソナリティを努める福島はじめ(日本クラウン)が、番組のテーマでもある「福」にちなんで、ハピネスなエピソードを質問。
 中村は「この前、大阪・天王寺にある小学校居酒屋6年4組というお店に行ったんですが、500円でオヤツ食べ放題なんです。しかも買った駄菓子には当たり・ハズレがあって、手にした大好きな”モロッコヨーグル”など、2回も当たりを引いたんですよ」と、最高の「福」に思わずニンマリだったとか。

 この店はジュースはメスシリンダーに入っていたり、サラダのドレッシングは注射器でかけるといった具合に、どれも風変わりな趣向が凝らされており「幸せ感満載でした」と中村。

 デビュー曲「間宮海峡~林蔵の恋~」は、駄菓子の当たりに小躍りする24歳の中村には、ちょっと背伸びをした男歌であるが、徐々にファン層も拡大している。
 福島からは、デビュー以前から演歌を歌っていたのーと尋ねられると、中村は「Jポップを歌っていたんですが、『あさひめ』を結成してからは昭和歌謡に転向。演歌はまだまだ勉強中」だとか。

 リスナーにメッセージを、と福島に促されると「これからも新曲を精一杯歌っていきます。応援よろしく」と呼びかけていた。
 収録した番組は5月30日に放送される予定。ちなみにこの日は「ゴミゼロの日」だとか。




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[中村美優]
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011552929426
[福島はじめ]
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009701581699








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パク・ジュニョンの「銀閣寺」の舞台を歩く 「第16回歌を歩く」 [イベント]

◆日本デビュー10年目になるパク・ジュニョンの12枚目のシングル「銀閣寺」が好評だという。リズミカルなロック調演歌が受けている。

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世界遺産にも登録されている銀閣寺


 リリースを発表した直後に彼は銀閣寺を訪ねたというが、「Music news jp」の企画イベント・「歌を歩く」でも、2022年3月19日に銀閣寺を訪ね歩いた事は、すでに書いた通りである。

 この日は雨が降り出しそうな空模様で、桜にはまだ少し早く、梅の花の頃であった。

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たくさんの観光客が訪れていた

 銀閣寺までは岡崎公園から哲学の道を経由して歩き通しであるから、拝観料500円を払ってまず直行したのはトイレであった。
 ここでは拝観コースを逆行する事は許されない。しかしトイレはコースの最終地にあるので、逆行の極みであり、拝観受付の係員に頭を下げてお許しをもらって駆け込んだのである。

 何しろ銀閣寺を創建したのは室町幕府の8代将軍足利義政というお偉いさんであるから、我々庶民は何をするにも許しをもらわねばならない。

 用が済めば入り口に戻って、定められたコースに従って歩く。金ピカの金閣寺と違って、こちらは質素な侘び寂びの世界であるから、庶民にとってはなじみ深い昭和の建物のようで落ち着く。

 歌の「銀閣寺」は、かつて愛した女性を思い出して「墨絵のような銀閣寺を1人訪ねる」といった男性を描いている。金閣寺が舞台では、決してこんな雰囲気にはならないのである。

パク・ジュニョン「銀閣寺」.jpg

 拝観コースを歩いていると、ぽつりぽつりと雨が落ちてきた。これがまた銀閣寺のイメージを高めてくれる。

 「銀閣寺」を歌うパク・ジュニョンは、こうした銀閣寺に魅せられたのか、「京都のファンツアーもやってみたい」と話しているほどである〈了〉

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KANA(テイチクエンタテインメント) 6月12日に大阪でプレミアムコンサートツアー [イベント]

◆2021年11月にシングル「誰より愛しいひと / OSAKA 〜 夕暮れて 〜 」(作詞・冬弓ちひろ、作曲・小林宏和、編曲・佐藤和豊)を発売したKANAが、22年6月12日に、大阪・難波千日前のなんばグランド花月ビルにあるYES THEATERでコンサート「KANA プレミアム コンサートツアー 誰より愛しいひと」を開く。去年から始まった全国ツアーの一環で、3月27日の振替公演。生バンドでのコンサートは約2年ぶり。

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KANA


 両A面という今作、大阪を舞台にした「OSAKA 〜 夕暮れて 〜」を収録した。
 好きだった人との思い出に浸る切ないラブバラードである。大阪の街にも沢山の思い出を持つ小林宏和が曲を書いた。KANAは「彼が作る音楽は美しくて、私よりもずっと女性的」と話すほど、大阪の新たなイメージを奏でる。

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紅く燃える大阪の夕陽も捨てたもんじゃない

 昭和歌謡曲を聴いているようでもある。作詞家の冬弓ちひろは、久しぶりにやって来た暮れなずむ大阪の街を歩きながら、好きな人とかつて同じ夢を見ていた頃に想いを馳せる切ない物語を書いた。

 大阪をはじめ関西でもKANAのファン層は拡大しており、ライブ・コンサートの開催も増えている。新曲はそうしたファンに応える1曲でもある。

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 コンサートのタイトルにもなっている「誰より愛しいひと」は、2015年に出した「永遠(とわ)の月」のその後をイメージしたラブソングである。「優しい陽だまりを連想させるようなバラード曲です」とKANA
 愛する人を失ったことに気持ちを落ち込ませ、人を愛する事にも臆病になっていた女性だが、新たな恋の予感が。大人のラブソングである。

 KANAは「多くの人に生で聴いてもらえるライブを、これからもたくさんやっていきたい。大阪にもやって来る機会が増えるでしょう」と話している。
 コンサートは開演が午後3時(開場・同2時30分)から。全席自由席で入場料は6千円。





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[KANA オフィシャルサイト]
http://pre-pro.co.jp/talent/kana/
[KANA テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kana/








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みちのく娘、笑顔で元気を届けて4年 新曲「みちのく恋の花 / 悲しいときは」も好調 [インタビュー]

◆歌謡ユニットみちのく娘!が約半年ぶりに大阪にやって来た。山形県山形市出身の工藤あやの、同鶴岡市出身の羽山みずき、福島県矢吹町出身の津吹みゆの東北出身で、同世代の女性歌手3人による歌謡ユニットである。東日本大震災で東北を応援してくれた人たちに元気な姿を発信し、皆んなに幸せと勇気・元気を与えていきたいーと、2018年に結成して活動を続けてきた。新型コロナの影響で、ここ2年余は思うような活動もままならないが、「幼稚園や高齢者施設へも訪問して、歌と踊りで元気と勇気を届けたい」と話している。

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結成4年目のみちのく娘! 左から羽山みずき・工藤あやの・津吹みゆ


 「当初は1年の期間限定だったんです」
 リーダーの工藤あやのはこのように、1年限りのユニットであったと話すが、「いつも悔いが残らないように活動している」と、ユニットは結成して4年目に入ってシングルCDは3枚、アルバムも1枚を出すほど、演歌女子アイドルユニットとして人気を得るまでになった。

■アナログからデジタル

 長引く新型コロナの影響下で、彼女たちの活動・生活も大きく変わった。
 3人での稽古はテレビ電話によるオンラインであるし、ライブもサイン会もインターネットを介するようになった。ただ「揃って行うマスクを付けての稽古では、お互いの表情が分かりにくい」のがネックだとか。

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 写真を撮るのが趣味だという津吹みゆだが、「(仕事以外では)外出するのが億劫になりました。去年からは自宅で水彩画を書いてます」というし、羽山みずきのように「粗大ゴミの処分の申し込みもすべてインターネットなんです」と、元来アナログ人間だったのが、デジタルの勉強をするようになったケースもある。
 工藤は「料理をしたり、アクセサリーなどハンドメイド作品を作ってます。自分と向き合う時間が増えたかな」とも。

 演歌でも生配信イベントが一般的になってきている。羽山は月1回、LINEライブを行う。「自宅からの配信が多いので、リラックスしているプライベートと、仕事を切り替えるのが難しい」ようである。
 工藤は「配信中に携帯電話が落ちて、一瞬、洗濯物が映ったことがありました」と笑ってみせる。
 しかし、こうしたネット配信は3人にとって「伝える楽しみが、今まで以上に分かってきた」ようである。

■幸せになってもらえる歌を届ける

 性格の違う3人のソロ歌手がユニットを組んだ「みちのく娘!」
 ユニットのリーダーとしての責任感が出てきたという工藤、「結成前は我が強くて周りの目が気になって仕方なかったのですが、今は自分を理解するようになったし、相手のことを考えるようになりました」と、ユニットによってソロ歌手としても成長出来たようである。

 羽山は歌の技術など色んな面でコンプレックスを持っていたというが、「3人一緒に稽古していると、今まで1人だと分からなかったものが見えるようになってきました」と、自信を取り戻したかのように笑顔をみせる。
 津吹は工藤や羽山とは逆に、「周りを見ることがなくマイペースな性格なんです。でもユニットという共同での活動を通して、表現の幅や発信の仕方を学びましたし、ひとつのことをやり遂げる嬉しさを体験しました」と話す。

 みちのく娘!には、アレクサンドル・デュマの「三銃士」に出てくる「1人はみんなのために、みんなは1人のために」の言葉がピッタリなようである。



 そんな彼女たちが目指すのは、悲しい時も笑顔で明日の夢をーと、去年12月に出した3枚目のシングル「みちのく恋の花」のカップリング曲「悲しいときは」のように、多くの人たちに笑顔と元気を届けて、幸せになってもらえる歌を届けること。

 今年、3人はそれぞれ、ニューシングルをリリースしている。工藤は約2年ぶりの新曲「白糸恋情話」(2022年1月26日)を、羽山は4月6日に「こころ町」を出したばかり。津吹はちょっと大人っぽくなってデビュー10作目の「壇ノ浦恋歌」を3月に発売しているなど、ソロ歌手としても充実感いっぱいである。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[みちのく娘]
https://www.michinokumusume.com/
[工藤あやの 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.arder-jiro.co.jp/ayano/
[津吹みゆ 日本クラウン]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/tsubukiMiyu/top.html
[羽山みずき 日本クラウン]
https://ameblo.jp/hayama-mizuki/








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81歳の現役歌手・シンジー、5月5日に福岡・天神のアクロス円形ホールでワンマンライブ [ライブ]

◆福岡を中心に九州で活動をしている81歳の歌手シンジーが2022年5月5日、福岡市中央区天神のアクロス福岡・円形ホールで、昭和はやり歌シリーズ第7弾のワンマンライブ「歌うシンジー・トキメク青春のリズム」を開く。開演は午後2時から。入場料は前売り2200円。

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81歳を迎えて益々歌に意欲を燃やすシンジー


 シンジーは今年3月に81歳を迎えたばかり。学生時代から交際を重ねた東海林太郎に傾倒して歌手を目指す。最近では、毎年、青春の昭和歌謡を歌うワンマンライブを行っている。今回のライブは、当初予定していた3月開催が新型コロナの影響を受けて中止になったのを受けて、急きょ開催が決まった。

 歌うのは「チャイナ・タンゴ」「恋のマイアミ・ビーチ・ルンバ」「若い二人」「夜霧のブルース」など懐かしいリズムばかり。オリジナル曲の「渡る世間に鬼はなし」「ケヤキ・明日なろ・旭川」なども予定している。

 シンジーは「今、腎臓を患っていますが、舞台ではそれに負けずに、選んだ全ての楽曲にエネルギーを注ぎ込みます」と話している。
 問い合わせは 080-3964-9115(箱崎・アソウ)

※記事・写真の無断使用はお断りします。


[歌うシンジー・トキメク青春のリズム アクロス福岡]
https://www.acros.or.jp/events/12740.html








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島根・歌の駅えんか、5月で「石見銀山歌謡祭」終了 [ライブ]

◆CDショップ、歌の駅えんか(島根県大田市、野際昭人代表)や地元企業からなる石見銀山歌謡祭実行委員会は、世界遺産の石見銀山の街、島根県大田市から演歌を発信し続ける「石見銀山歌謡祭」を、2022年5月29日に第10回目を開く。今回で最終回。

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 山陰地方最大の歌謡イベントとして親しまれてきた「石見銀山歌謡祭」は、地域の活性化を目的に、レコード会社などの協力を得て年に1回、メジャー歌手が出演して開かれてきた。

 ところが長引く新型コロナ騒動の影響を受けると共に、1回目開催時から10回開催を目標にしていたこともあって、今回で一応の終了を決めた。

 第10回目の今回は5月29日、島根県大田市のサンレディー大田ふれあいホールで開かれる。午前11時開演。

 1部は一般参加のカラオケ発表会「ふれあいステージ」。
 2部はゲスト歌手による「スターパレード」で、出演するのは同大田市の「石見の国おおだ観光大使」を長年務める永井裕子(キングレコード)をメインに、渡辺要(ホリデージャパン)川野夏美(日本クラウン)黒川英二(同)パク・ジュニョン(キングレコード)水城なつみ(同)の6人。

 野際代表は「地域の活性化につながれば、と沢山の歌い手の人たちに協力を頂いて開催してきましたが、スタート当初から10回開催を一区切りに考えていました」と話している。


[歌の駅えんか]
https://enka2700.wixsite.com/enka








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小椋佳、神戸でもファイナルコンサートに満員のファン [コンサート]

小椋佳のファイナルコンサート・ツアー「余生、もういいかい」in神戸が2022年4月9日、神戸市中央区の神戸国際会館こくさいホールで開かれた。小椋はこのツアーを最後に引退を表明していることもあってか、2100余人収容の会場は中高年の人たちで満員。惜しみない拍手が送られていた。ツアーは来年1月まで行われる。

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 コンサートでは、自らの老化への想いを話すと共に、美空ひばり、布施明、五木ひろしをはじめ300人近くの歌手に楽曲提供してきた中から、ヒット曲の数々や最近のアルバム収録曲などを歌った。

 自身のシングルデビュー曲「しおさいの詩」(小椋佳)それのカップリング曲「さらば青春」(同)から、自身のアルバム収録曲「もういいかい」「置手紙」などを歌うと共に、「泣かせて」(研ナオコ)「夢芝居」(梅沢富美男)「シクラメンのかほり」(布施明)「俺たちの旅」(中村雅俊)。
 さらには「白い一日」(井上陽水)「愛しき日々」(堀内孝雄)「愛燦燦」(美空ひばり)「ラピスラズリの涙」(林部智史)なども。
 いずれも多くの人が知る楽曲ばかりで、アンコール曲の最後は五木ひろしが歌った「山河」を聴かせた。

 音楽活動を始めて歌手はもちろん数多くの音楽家と出会い、共に仕事をしてきた小椋は、「人と出会えることはうれしいこと」といい、中でも美空ひばりには「歌は天才的で努力家だった」と評した。

 今年1月には78歳になっている。知人の訃報を聞くことも多くなった。自身もコンサートでは、体力の減退もあってか「歌うのが億劫になってきた」などと、本音とも冗談ともとれぬ発言で観客を笑わせていた。
 しかし「生きているうちは一生懸命に生きよう」と、今は東京都内にライブハウスを備えたスタジオを建設中だという。

 アンコール前のラストソングは「流されはしなかった」(小椋佳)を聴かせた。管理社会の中で流されず、個を失わずに「漕ぎきった」自らの人生を歌ったかのようなこの歌は、残された人生の時間にかける夢を語っているようであった。








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「演歌ジャックス」 沖縄移住で新たな音楽を目指す高橋樺子と、2年ぶりの新曲に意欲の小川みすずがゲスト 5月放送分を収録 [テレビ]

◆テレビ音楽番組「演歌ジャックス」(奈良テレビ放送、J:COM関西などで放送中)の2022年5月放送分の収録が同4月6日に大阪市大正区で行われた。ゲストは第1週目と2週目が小川みすず(日本クラウン)で、第3週目と4週目が高橋樺子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)。小川は新曲「空行く雲よ」を歌って、3本指を示す決めのポーズを見せてヒットへの意欲を。高橋はデビュー曲で心の応援歌「がんばれ援歌」を歌うと共に、新たに沖縄音楽に挑戦すべく沖縄に移住していることも明かした。

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共にもず唱平の門下生の高橋樺子(右)と小川みすず


 小川みすずは2年前にデビューして直ぐに新型コロナ騒動に巻き込まれた。このために、ほとんど活動が出来ない不運な1年を送っていた。ところが、降って沸いたような幸運を、その年の暮れに掴んだのである。
 毎年、年末にフジテレビ系で放送されている明石家さんまのテレビ番組「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」(明石家サンタ)に電話出演して、デビュー曲「何でやねん」が電話越しに生放送されたのである。

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小川みすず

 誰もが日本で1番不幸な新人演歌歌手と思っていたが、このテレビ出演で一躍ラッキーガールになってしまった。しかも系列のBSフジの歌番組にも出演するなど、幸運は翌年も続いたそうだ。
 そして今年2月に出したデビュー第2弾の新曲「空行く雲よ」は、もず唱平作詞、浜圭介作曲のキャッチーでノリノリの歌。デビュー曲とはガラリとイメージを変えた。「そのテンポの良さが若い人に親しんでもらえる」と、満足にキャンペーも出来なかったデビュー曲「何でやねん」と共に、これから全国で歌っていくという。




 3週4週目のゲストの高橋樺子も、作詞家もず唱平の秘蔵っ子である。2011年に東日本大震災で被害を受けた人たちに向けての応援歌で、自身のデビュー曲でもあった「がんばれ援歌」を、今なお歌い続けている。
 「被災地では皆さんが前を向いて生きていこうと頑張っていますが、心の奥にはまだ傷が深く残っています。私の歌が少しでも癒しになれば、と思って歌い続けています」
 高橋の心の歌を、この日も笑顔いっぱいに歌っていた。

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高橋樺子

 ここ2年ほどは新型コロナの影響を受けて、心を痛めている人も少なくないという。「そうした人たちへの心の復興に「がんばれ援歌」が役立てばと思って、11年前の歌ですが、今回、放送で歌わせてもらうことにしました」
 今はまた、仙台市の東北福祉大学通信教育部で社会福祉士の資格取得を目指して学んでいるほか、今年からは所属事務所が沖縄に移転したのに合わせて沖縄に移住している。その南の地で独自のメロディーを取り入れたオリジナル曲を歌うことを目指して取り組んでいる。




【5月の見どころ】

 毎月、カバー曲を聴かせてくれる岩井都美子は、本業が兵庫県川西市にある保育園、KIキッズクラブの代表である。その傍ら番組にレギュラー出演して演歌・歌謡曲を歌い続けている。番組内では「KIキッズ・コーナー」を設けて、園の活動報告も行なっている。
 園児にも5月病があるのか、岩井は「5月の連休を境に、慣れない環境に不安だった入園時に戻ってしまう子供たちがいるので、心の盛り上げが大切なのです」と、コーナーでは話していた。
 5月の放送では、森山加代子の「白い蝶のサンバ」と花月みどりの「じゃんじゃん酒場」を歌う。

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岩井都美子


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」「空港」(カバー)
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TAIKI 「グッバイ・マイ・ロード」
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岡田由美 「夫婦椿」
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林田夏美「別れ雨」
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Saori「もう一度」
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JACKS娘 「ウナ・セラ・ディ東京」(カバー)
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岡田由美・島幸作「夫婦の旅路」
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之・藤川真千子「王将夫婦駒」(カバー)
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長生忠之「赤いハンカチ」(カバー)
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竹中香世「悪あがき」
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はりま美香「さくら咲く丘」
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かわたり京子「Drowning Love (愛におぼれて)」
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楠本佳生 「恋さぐり夢さぐり」(カバー)

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送

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[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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小川みすず、日本で1番ラッキーな演歌歌手  デビュー第2弾「空行く雲よ」を発売 [インタビュー]

◆もず唱平作詞、浜圭介作曲の「何でやねん」で2020年3月、日本クラウンからデビューした小川みすず。その直後から新型コロナウイルスの蔓延で、デビューキャンペーンなどあらゆる活動がストップして2年間、周りからは「日本で1番不幸な新人演歌歌手」とまで思われた。しかしその年の暮には、思いもよらぬ明石家さんまのテレビ番組に電話出演を果たして、電話越しに歌を全国に届けるなど、一転して「日本で1番ラッキーな演歌歌手」になった。その彼女が2年ぶりに新曲「空行く雲よ」(作詞・もず唱平、作曲・浜圭介)を出した。

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「空行く雲よ」の振付のポーズをとる小川


 デビュー曲からガラッと印象を変えて、昭和リズム歌謡の現代版といわれる「空行く雲よ」は、美空ひばりの「真赤な太陽」ピンキーとキラーズの「恋の季節」を彷彿させるような、歌って踊れる明るく元気な楽曲である。
 ポスターも昭和を感じさせるデザイン。「実際より年上に見える」といった声もあるが、話題性は十分のようだ。
 重厚な文芸作品を得意とするもずとは思えぬ、テレビの朝ドラを想像させるような詞であるが、浜のメロディーが懐かしいリズム歌謡という新しい世界に変えてしまった。

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歌って踊れる明るい「空行く雲よ」

 発売後の東京都内や北関東のCDショップの店頭キャンペーンでは、「キャッチーな楽曲で、楽しんでいるよ」といった声も聞かれるなど、滑り出しの反響は上々。
 新たに撮ったアーティスト写真では、浜圭介の妻で元歌手の奥村チヨから譲り受けた真っ赤な衣装を身につけている。
 「赤と黄色の2着を頂いて、ジャケット・ポスター写真にと思ったのですが、スリットが前面に深く入っているで、ちょっと恥ずかしくて」

 小さい頃からど演歌が好きだったという。デビュー前は都はるみ、村田英雄、島津亜矢などの歌を歌っていたが、もずと出会って「君は演歌の声ではない。ジャズやブルース、昭和歌謡がいい」と指摘された。

 演歌を得意と思ってきた小川、これには一体〈何でやねん〉とショックであった。それにイチから挑戦し、繰り返し歌った。「演歌はこぶしを回したり、しゃくったりして歌うと形になりますが、先生が言われたサラッとした歌は、その中に哀愁を込めるのが大変難しいのです」

 難儀していると「作り過ぎずに、話すように淡々と歌うことで詞が生きてくる」とアドバイスをもらったのが良かった。スムーズにレコーディングに臨めた。

[新月]?世の中で一番不幸な演歌歌手

 小川がデビューしたのは2020年3月。さぁ、これからという矢先に新型コロナウイルスの影響を受けて、歌謡界はあらゆる活動が出来なくなってしまった。彼女もご多分に漏れず、自宅に閉じこもる日々が増えた。やることと言えば歌のレッスンか筋トレ。それにYouTube配信であった。

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1番不幸な新人演歌歌手が1番ラッキーに

 そんなある日、テレビCMで、フジテレビ系列で毎年クリスマスの深夜に生放送されるバラエティ番組「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」(明石家サンタ)で、不幸な話を募集していることを知った。
 それにキャンペーン用の葉書を使って、「今年「何でやねん」でデビューした新人歌手です。歌うことも出来ず、不幸の極みです。なんでやねん」と書いて応募した。

 その不幸ぶりがさんまの目に留まり、クリスマスイブにさんまから生電話がかかり、デビュー曲の一節を歌うことも出来た。生放送で全国に流れるという一大ハプニングになった。
 すると今度は、番組を見たBSフジのディレクターから「応援のきっかけになれば」と、歌番組への出演のオファーがあり、去年6月に放送された。
 この後もテレビで見たよ、といって声をかけてくれる人たちが増えるなど、1番不幸な新人歌手は、一瞬にして1番ラッキーな歌手になってしまった。

 そのラッキーで、 ? 吉報知らせる 鰯雲 ? と、デビュー第2弾の「空行く雲よ」の歌詞の通りに、今年もいい知らせがやって来ますようにと、屈託のない笑顔を見せてくれた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。




[小川みすず オフィシャルサイト]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/ogawa/news?ima=2813
[小川みすず 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/ogawa/news?ima=2813








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三ツ屋亜美、初の生バンドワンマンライブに満員の観客  東京・六本木 [ライブ]

三ツ屋亜美(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2022年3月31日、東京・六本木の老舗ライブハウス、バードランドで、初の生バンドによるワンマンライブを開き、最新曲「黄昏のカフェ」など全16曲を歌った。

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満員盛況となったワンマンライブ


 三ツ屋にとって初めての生バンドでのワンマンライブは満員御礼の札止めが出るほどであった。テーマを自身の「生」と「命」として、世界で起きている「悲しみ」も重ねて歌で伝えた。

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「生」と「命」をテーマに

 そんな中で選曲した1曲が、南こうせつの「夢一夜」。これには彼女の強い思い出があった。メジャーデビューする以前のこと。まだインディーズデビューしてまもない頃、ある企業の周年記念ディナーショーで、この「夢一夜」を歌った。
 ところが開催後に、ショーに携わったうちの3人が亡くなり、今回のライブでも開催前にメンバーが他界してしまうという悲しい出来事があった。

 このことから人の「生」と「命」について真剣に考えるようになったという。その想いを歌で伝えられたら、とカバー曲の数々を選曲した。

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初めての生バンドによるワンマンライブ

 ライブのラストソングは1年半前のメジャーデビュー曲「黄昏のカフェ」であった。さらに会場からのアンコールに応えて、中島美嘉の「桜色舞う頃から」を歌い、「黄昏のー」のカップリング曲「熱海で逢えたら」でエンディングを迎えた。
 その時である。地震で客席が揺れるといったハプニングがあったが、別段被害はなかった。また、舞台後ろのカーテンが開いて、先ほどの揺れを忘れさすような美しい夜景が飛び出す演出効果もあって、彼女にとっては忘れられないライブとなった。

 ライブ後、三ツ屋は「私を支えてくれる仲間たちに歌を聴いてもらうことができました。またライブを支えてくれたスタッフには心から感謝しています。陸上選手だった高校時代の恩師の教えであった「野に育つ花は美しい」を胸に、強く逞しくどんな時代でも、どのような状況にも乗り越えていける歌い手として頑張ります」と、力強く話した。

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雑草のように力強く

セットリスト
1.熱海で逢えたら
2.黄昏のカフェ
3空港
4.メドレー
夢一夜 曼珠沙華 桃色吐息
5.プライド
6.蕾
7.孔雀の羽根
8.鏡のまえで
9.時には母のない子のように
10.グッバイマイラブ
11.東京ららばい
12.ろくでなし
13.いのちの歌
14 銀の龍の背に乗って
15 黄昏のカフェ
アンコール
16.桜色舞う頃から
熱海で逢えたら

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[三ツ屋亜美 オフィシャルサイト]
https://ami-mitsuya.com/
[三ツ屋亜美 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/Mitsuya-Ami.html








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千葉一夫、「さくら祭り」(兵庫・小野市)で新曲「出雲路ひとり」を披露 [イベント]

◆今年もキングレコードの歌手、千葉一夫をゲストに招いての「さくら祭り」が2022年4月3日、兵庫県小野市にある歌手小野和子の「カラオケスタジオふれあい」で開かれた。千葉は大好きだという出雲を歌った新曲の「出雲路ひとり」など9曲を歌った。

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千葉一夫(左)と小野和子


 「デビューして42年になりますが、こんな明るい三連のリズムの作品を歌うのは初めてです」
 こう千葉一夫が話す出雲の名所が散りばめられた新曲「出雲路ひとり」は、自身が好きな土地だという出雲地方を歌にした作品で「以前から作って欲しいとお願いしていたけれど、それがやっと実現しました」というもの。

 しかも「40数年歌ってきて初めてのメジャー調の三連の明るい歌」だという。

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 今作の「出雲路ひとり」のCDには、津軽三味線を取り入れた「望郷津軽」「いつか再会(あえ)たら」の2曲がカップリング曲として収録されている。趣きが異なる3曲は、いずれも千葉のこだわりの楽曲である。

 しかも「いつかー」は、以前にもカップリング収録していたが、再度収録しなおした。ムード歌謡調で、彼の魅力を存分に発揮している、この楽曲は「声を作らなく、自然体で歌える、自分の作品の中でも最も好きなんです」と千葉。

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 また、コロナをきっかけに津軽三味線を習い始めており、「望郷津軽」の中で聴かせる。民謡「津軽山唄」が挿入されている。

 この日は「さくら祭り」に相応しく、前作の「さくら路」のほか、リクエストにも応えて歌った。
 「天守閣に登ると爽快な気分になる」という城巡りが趣味の千葉は、まずは「ふるさとは城下町」を聴かせた。次いで聴くものをホットさせてくれるワルツ調の歌で、千葉自身が好きなベスト3に入るという「明石海峡」も。

 また小野和子はオリジナル曲の「母娘三度笠」と、千葉とのデュエット曲「雨の奈良路」も歌った。

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「雨の奈良路」をデュエットする千葉一夫と小野和子

 千葉はまた4月6日に、アルバム「千葉一夫 ベストセレクション2022」(2枚組)を発売する。
 これにはデビュー曲の「君に逢いたい」から、今作の「出雲路ひとり」まで26曲が収録されている。このうち次の14曲は自身のカップリング曲で、「これだけ多くのカップリング曲を収録したアルバムは今回初めてです」とのこと。

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カップリング曲にこだわりをみせる

 収録されているカップリング曲。
 「犬吠埼にて」「もう言わせない」「ふるさとは城下町」「再会橋(旅情津江の里)」「銚子漁港」「縁酒」「霧雨の宿」「戻り花」「まっぴらごめん」「東京浮舟」「深山のつばき」「明日に一歩また一歩」「望郷津軽」今回「出雲路ひとり」に再収録した「いつか再会(あえ)たら」

※写真・記事の無断使用はお断りします。





[千葉一夫 オフィシャルサイト]
http://www.a8k.jp/chiba_fc/
[千葉一夫 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10093








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