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木下結子、約半年ぶりのワンマンライブ 全21曲を歌唱  大阪・ダンススタジオ・アモーレ [ライブ]

◆歌手木下結子(ホリデージャパン)が2022年5月22日、去年11月以来、久々にワンマンライブを開いた。大阪市平野区にある歌って踊れるダンススタジオ・アモーレでライブショーを開いたもので、代表曲の「放されて」「ノラ」から最新曲「泣いてもええやろ」まで、オリジナル・カバーなど全21曲を歌った。

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半年ぶりのワンマンライブで熱唱する木下結子


 「木下さんの『ノラ』が好きで、生で聴けるのが楽しみで来ました」
 こんな人をはじめ会場に集まったのは、熱心な木下ファンなど60余人。ライブをプロデュースしたのは、木下とは20年来の付き合いという、関西を中心に活動する歌手のよねだおさむ(テイチクエンタテインメント)。

 「よねださんとは東京から大阪に帰ってから知り合ったのですが、今回、ダンススタジオ・アモーレさんでのライブに声をかけてもらいました」
よねだとは「都会の天使たち」もデュエットした。

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よねだおさむとデュエット

 会場はその名前の通り、ダンスをはじめカラオケも楽しめる多目的スタジオである。この日はそこが特設のライブハウスになった。
 オープニングで木下は「今さらジロー」「石狩挽歌」を歌って、38年前のデビュー曲「放されて」と続けた。

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 「放されて」は大阪おんなの切ない心のうちを、大阪おんなである木下が大阪弁で歌ったものである。その当時の原点に戻ったのが、ライブの終盤で歌った、「放されて」の続編でもある最新曲の「泣いてもええやろ」で、彼女の実力ぶりを感じさせる1曲。

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 1部はカバー曲中心の構成で、リズム感いっぱいの「東京ドドンパ娘」(渡辺マリ)「恋のメキシカン・ロック」(橋幸夫)「コーヒールンバ」(西田佐知子)など5曲を立て続けに歌って、木下は「ちょっとシンドイです」と会場を笑わせる一幕も。
 同じレコード会社所属の朱夏洋子も友情出演した。

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友情出演の朱夏洋子

 2部に入って、彼女が続ける定期ライブのchu-chu-ライブではお馴染みとなっているギタリストの井上善日居とのジョイントコーナーも盛り込んだ。井上のギターに合わせて、「ハナミズキ」(一青窈)「裏窓」(美空ひばり)「暖簾」(永井龍雲)などを聴かせた。
 クライマックスは木下のオリジナル曲のオンパレード。まずは「ノラ」。1989年の作品で「たくさんの人にカバーして歌ってもらっています。(オリジナル歌手として)これを歌い続けていかないといけないと思っています」と、作品への熱い想いを語った。

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井上善日居のギターで歌う木下

 彼女には小田純平作曲作品も3曲あるが、その中から「愛は海」のカップリング曲「半夏生(はんげしょう)」を切々と歌った。
 人は幾つになってもやり直しが効くーという自身の応援歌でもある「ウヰスキー」も。そして最新曲の「泣いてもええやろ」、エンディングは木下のデビュー15周年記念コンサートに合わせて井上が作曲した「ありがとう そしてこれからも」を歌った。

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会場オーナーからの花束のプレゼントも
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感謝を込めてエンディング

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