SSブログ

石見銀山歌謡祭、10年目で閉幕 今後は小規模ライブで存続へ 永井裕子は6期目の観光PR大使に [ライブ]

◆島根県大田市では、同市内にある石見銀山跡が2007年に世界文化遺産に登録されたのを機に、地元の魅力をさらに広く全国に広めようと、歌手永井裕子(キングレコード)を「石見の国おおだ観光大使」に任命すると共に、同市のCDショップ歌の駅えんかなどが中心になって、12年から永井をメインゲストにした「石見銀山歌謡祭」(主催・同歌謡祭実行委員会)が行われてきた。その最期となる公演が22年5月29日、同市内のサンレディー大田・ふれあいホールに約300人の観客を集めて開かれた。

石見銀山歌謡祭.jpg
最期の石見銀山歌謡祭の出演者たち
永井裕子.jpg
楫野市長から石見の国おおだ観光大使の委嘱状を受ける永井裕子


 10年をひと区切りに終了を発表したCDショップ歌の駅えんかの野際昭人代表は「一旦、幕を閉じることにしましたが、今後は規模を縮小して、新しい形で再開させたい。石見銀山の名称は残してほしい、という声も聞いている」と、話した。

永井裕子 2.jpg
6期目の石見の国おおだ観光大使の決意を語る永井裕子

 歌謡祭の主役で、石見の国おおだ観光大使を5期15年間努めてきた永井裕子は、歌謡祭の冒頭で楫野弘和大田市長から、6期目の委嘱状を受けて「引き続いて第2のふるさとである大田市を全国にPRしていきます」と、力強く決意を示した。
 新たな委嘱状を手にした永井は、2007年3月に「石見路ひとり」を発売。その年の7月に石見銀山が世界文化遺産に登録されたのとほぼ同時に、1期目の同大使に任命されている。

 楫野市長は「5期15年に渡る大田市のPR活動に感謝しています」と語り、引き続き市のPRを要請した。

■5人の歌手が新曲などを披露

 30余人が出場したカラオケ発表会の後、永井裕子をはじめゲストの川野夏美(日本クラウン)黒川英二(同)パク・ジュニョン(キングレコード)水城なつみ(同)が出演した、観客が待ちかねたスターパレードが開かれた。

永井裕子 5.jpg永井裕子 3.jpg
永井裕子

 永井裕子はまず、15年ぶりという「石見路ひとり」のジャケット写真で着た衣裳の和服姿で登場。同曲を披露して大使への新たな想いを表した。
 今年2月に発売した新曲「櫻紅」も聴かせたほか、前作で15年ぶりにオリコン1位を取ったという「華と咲け」大田市の漁港和江を歌った「和江の舟唄」同松江市を舞台にした「松江恋しぐれ」を歌唱して、集まったファンを喜ばせていた。

川野夏美 1.jpg川野夏美 2.jpg
川野夏美

 川野夏美は6月8日発売の、待ち人が来ない女性の寂しさ悲しさを歌っている新曲「空席」を披露。代表曲でもある、北海道を舞台にした「悲別〜かなしべつ〜」も歌った。観客の前で歌う喜びを「拍手が本当に嬉しいです」と表現していた。

黒川英二 1.jpg黒川英二 2.jpg
黒川英二

 黒川英二はデビュー19年目で、両A面という新曲「一夜夢」「命の限り」をアピール。軽快なリズムで客席からの手拍子に乗って歌った「東京えれじい」忘れられない作品というムード歌謡曲の「優しい嘘に抱かれて」も聴かせた。

パク・ジュニョン 1.jpgパク・ジュニョン 2.jpg
パク・ジュニョン
水城なつみ 1.jpg水城なつみ 2.jpg
水城なつみ

 パク・ジュニョンはセカンドシングルの「チャラ」3月にリリースした新曲「銀閣寺」と、そのAタイプのカップリング「哀愁夜霧」Bタイプの「月よ高く昇れ」を歌った。
 水城なつみはデビュー曲「泣いてひとり旅」から、6月8日発売の新曲「玄海みれん」前々作で11枚目のシングルてわ初めてのオリコンランキング1位になった「恋紅」を歌った。


[歌の駅えんか]
enka2700.wixsite.com/enka








nice!(3) 
共通テーマ:音楽