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演歌ジャックス、7月放送分を収録 ゲストは加納ひろし・渡辺要 [テレビ]

◆奈良テレビ放送、J:COM関西などで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の2022年7月放送分の収録が6月1日、大阪市大正区で行われた。ゲストは1週目と2週目が加納ひろし(テイチクエンタテインメント)で、ムード歌謡曲のブーム再来の期待を語っている。3週目4週目が渡辺要(ホリデージャパン)。うどん県(香川県)出身ながらカップリング曲でラーメンを歌う皮肉を面白おかしく話している。

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加納ひろし(左)と渡辺要


 加納ひろし「銀座」(作詞・荒木とよひさ、作曲・木村好夫、2001年9月)と、その続編となる「ふたたびのめぐり逢い」(作詞・作曲荒木とよひさ、2020年9月)カップリング曲の「心に雨が...」(作詞・小倉紅実、作曲・野々真結)を歌う。
 加納の初期は師匠である荒木とよひさの作品が多い。自身も「今の自分があるのは荒木先生との出会いがあったからです。自分の身の丈を大切にこれからも、この2曲を大事に歌い続けます」というほどである。

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加納ひろし

 演歌ジャックスの前身「演歌味めぐり」(サンテレビなど)時代から番組との関わりも深く、トークコーナーでは里帰りのような懐かしさを見せる。「心に雨が...」では、野々真結のペンネームで作曲をしている。「仕事がなかった頃、曲を書いていました。『大阪夜霧』(2010年2月)では作詞と作曲をしました」
この作品はかつて一時代を築いたムード歌謡である。ブームは去ったという向きもあるが、「若い人たちの間ではアレンジを変えながら、再び歌われ始めている」など、「ブームはまた、やって来る」と期待を込める。


 渡辺要は大人のラブソング「お前に夢中」(作詞・もず唱平、作曲・宮下健治)とカップリング曲「ラーメン一代」(作詞・もず唱平、作曲・三山敏)を聴かせる。今作からホリデージャパンに移籍している。CDのジャケット写真では、移籍前から「心の友だち」だったという故加門亮から譲られたジャケットを着た。番組でもこれを披露する。渡辺にとっては「久しぶりに歌う歌謡曲」である。

 デビュー30年の節目にレコード会社を移籍しての「お前に夢中」は、自身20枚目のシングルとなる。もず唱平のロマンチストぶりを見せるような、渡辺にピッタリの明るい恋歌である。カップリングの「ラーメン一代」ももずによるものであるが、作曲はもずの盟友で、今年4月に亡くなった三山敏。「厳しいもず先生に対して、三山先生は母親のように優しかった」と回想する。歌には屋台のラーメン屋も登場するが、実兄も屋台を引いていたというから、縁を感じさせる。


【7月の見どころ】
 3週目に出演する水木ケイは番組初出演。7月6日に2年ぶりに発売する新曲「騙しちゃ駄目よ」(エイフォース・エンタテイメント)を歌う。その歌唱力には定評がある。
 水木の歌手デビューは2009年。今作は7枚目のシングルになる。出産などで一時休業していたが、収録で「よっしゃ、行くで」と大きな声で気合を入れていたように、「笑顔と頑張り」が彼女の信条である。テレビカメラに向かって「応援して下さい。頑張ります」と笑顔を見せていた。

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水木ケイ


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI 「グッバイ・マイ・ロード」
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岩井都美子「真夏の出来事」「ボヘミアン」
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岡田由美 「夫婦椿」
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島幸作・岡田由美 「夫婦の旅路」
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JACKS娘 「たなばたさま」(カバー)
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之「祇園町から」「港町涙町別れ町」(カバー)
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長山悦子「城崎ふたり」
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
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楠本佳生 「恋あざみ」「よせばいいのに」(カバー)

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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