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渡辺要、デビュー30年を飾る20枚目のシングル「お前に夢中」の発表会開く  大阪・KKRホテル [イベント]

◆歌手渡辺要がホリデージャパン移籍第1弾として2022年1月26日に発売した「お前に夢中」の新曲発表会が6月4日、業界関係者やファンなどを集めて大阪市中央区のKKRホテル大阪で開かれた。渡辺は「誠実に一生懸命が信条です。若い人のように声は出ないかもしれませんが、デビュー30年の男の芸を見て下さい」と、力強く挨拶して新曲を披露した。

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デビュー30周年記念曲「お前に夢中」を披露する渡辺要


 「お前に夢中」渡辺要の歌手デビュー30年を飾る1作。もず唱平作詞、宮下健治作曲。一生かけて守ってみせるという男の一途な思いを描いた、渡辺にとっては20枚目のシングルである。

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亜樹広俊ホリデージャパン社長

 新曲の披露に先駆けて、ホリデージャパンの亜樹広俊社長は「渡辺さんとは30年以上になります。もず・宮下両先生と3人が揃っての作品で、ヒットにつながると思います。皆さん応援をして頂きたい」と挨拶。
 もずは「要に向かって、お前に夢中と言ってやって下さい」と応援を呼びかけ、宮下はまた「1度曲を書いてみたい、と思っていた歌手でした」と、作家として興味をそそられたことを話した。

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「お前に夢中」の作詞者もず唱平(右)と作曲の宮下健治にはさまれて

 渡辺は「若と貴」(1992年)でデビューして今年で30年になる。同じ年の2月に出した「ごんたの海」で、今回「ラーメン一代」の作詞・作曲を担当した、もず唱平(作詞)・三山敏(作曲)の作品を初めて歌っている。
 1999年に出した「シーガルホテル」では日本クラウンに移籍しており、この作品がきっかけとなって渡辺と三門忠司、鏡五郎、水谷ひろし(司会者)の親友4人で〈ごんたの会〉を作っている。

 20余年在籍したレコード会社を離れ、今回、新たにホリデージャパンに籍を移しての第1作目の「お前に夢中」をこの日、まず聴かせた渡辺は「男前でもなく、歌が売れている訳でもなく、たいして自慢することもないが、女性に支えられて生きています」と、彼ならではの冗談を交え話した。

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渡辺要

 カップリングは「ラーメン一代」 。デビュー以前は36年間、鮨を握ってきた鮨職人であった渡辺。かつては「鮨職一代」(1991年)といったCDも出しているほどで、今作は屋台を引いてラーメン店を目指す夫婦愛を歌った作品になっている。
 作詞はもずで、作曲はもずの盟友であって、今年4月に亡くなった三山敏。三山にとっては、この作品が遺作となった。
 会場には故三山の息女である田中裕子さんと山田荘子さんの2人が出席して、渡辺の新曲発売を祝った。

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故三山敏の2人の息女と一緒に

 これら2曲を歌唱披露した渡辺は「要は本気です」と、新曲にかける意欲の強さを見せていた。

 この日はまた、渡辺が「お前は俺の弟や。ゲストはお前だけや」と指名したみやま健二(テイチクエンタテインメント)が祝いに駆けつけて、最新曲の「太鼓男祭り」などを歌った。

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新曲発売を祝うみやま健二

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[渡辺要 オフィシャルサイト]
http://www.kaname8739.com/about_2.htm
[渡辺要 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_watanabe_kaname.html








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