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大沢桃子、〈てんでんこ〉たくさんの人たちに伝われーと歌う「命の道 合唱バージョン」 [インタビュー]

◆徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、大沢桃子が、三陸地方に伝わる「てんでんこ」(自分の命は自分で守れ.という意)の言葉を歌詞に盛り込んだ「命の道」は2021年7月に発売されたが、それを自身の出身高校である岩手県立大船渡高校の生徒たちと合唱した「命の道 合唱バージョン」を22年7月13日に発売している。11年前に故郷の岩手県大船渡市にも甚大な被害をもたらした東日本大震災の教訓とも言える、その言葉を歌で伝えたいという彼女の熱い想いは母校をも動かした。

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故郷の教えを歌で伝える大沢桃子


 8月末に大船渡高校の学園祭で生徒たちが「命の道 合唱バージョン」を歌うのに続いて、9月4日には大沢桃子が地元の市民文化会館で3年ぶりに歌うコンサート「縁歌の女神~今届けたい歌がある~大沢桃子コンサート エレキDE演歌2022」では、市民合唱団と高校生たちがジョイントして歌う。

 歌の中に「てんでんこ」という言葉が20回も出てくる。故郷に古くから伝わるこの教えを、多くの人に伝えていきたい。それによって沢山の命が救われる。それの手伝いができれば、と大沢が考えたのが高校生たちと歌う「命の道 合唱バージョン」であった。
 ことし2月から「生徒たちと一緒に歌って、命を救われる手伝いがしたい」と、大船渡高校と電話で連絡を取り始めたのが最初であった。
 しかし簡単には進まなかった。新型コロナの感染問題や高校には合唱部がなかったなど、いくつもの問題があったからだ。

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 何度も連絡を取り合って、ようやく1、2年生の音楽の授業で4月から取り上げてもらえることが決まった。肝心のCDへのレコーディングは30人ずつ、昼休みを利用して、5月末に2日間に渡って音楽教室で行うことになった。
 当然、生徒たちはマスクを取って歌うのだが、担当教師はこの時「初めて生徒たちの素顔を見た」と、笑ったほどであった。

 数多く岩手県を題材にした作品を発表してきた大沢であったが、この作品ほど思い入れが強く、難航したものはなかったようだ。それが7月13日に発売され、オリコン初登場では59位だったが、2週目の8月1日付では32位に浮上するなど、じわじわと「命の道 合唱バージョン」は評価を高めつつある。

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KOBE流行歌ライブで歌う大沢桃子

 発売日には神戸市内でキャンペーンを行った。「11年前の東日本大震災では、阪神淡路大震災の時のお返しとばかりに、いち早く神戸の人たちが復興支援に大船渡に駆け付けてくれました」と大沢。
それに応えるかのように、「命の道 合唱バージョン」を響かせると「涙を浮かべながら聴いてもらったりして、とても嬉しかったです」

 その大沢は「1人でも多くの人に聴いてもらいたいです」と話している。

※写真・記事の無断使用はお断りします。






[大沢桃子 オフィシャルサイト]
https://bspro.jp/momoko/
[大沢桃子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/oosawa.html








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入山アキ子、大阪で〈アコースティック オトコウタライブ〉 8月7日心斎橋で

◆テイチクエンタテインメントの歌手、入山アキ子が2022年8月7日、大阪・西心斎橋のニューオーサカホテル心斎橋のライブスペースADUSTAMで、ピアノ伴奏による「アコースティック オトコウタライブ」を開く。

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「アコースティック オトコウタライブ」のチラシ


 今年から入山は生ピアノで石原裕次郎や沢田研二などの男歌を歌うというアコースティッはなオトコ  ウタライブを始めている。全国で50ヶ所での開催を目指している。
 関西では初めての開催で、ピアノはフリーのピアニストで指揮者としても活動する木谷悦也氏。

 男歌のほかデビュー曲の「ザンザ岬」から新曲「人生七曲り」までオリジナル曲の数々も歌う。

 開場は午後4時、開演は午後5時から(45分2ステージ入れ替えなし)。
 入場料:8千円(1フード・1ドリンク&CD付き)

ニューオーサカホテル心斎橋1階
大阪市中央区西心斎橋1丁目10-36
問い合わせは 072-888-4862(株式会社kikori)042-956-0448(入山アキ子後援会事務局)まで。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/








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Let's go to歌謡ショー in 東京、浅田・野上・瀬口・みやまが歌とトークショー [イベント]

◆2022年6月に大阪で開催された浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)野上こうじ(ホリデージャパン)瀬口侑希(日本クラウン)みやま健二(テイチクエンタテインメント)の4人による「Let's go to歌謡ショー」の東京版が同7月18日、東京都港区のJーSQUAREで行われた。

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出演者4人のトークショーを交えた歌謡ショー


 出演者それぞれが最新曲などを歌うと共に、大阪会場でも人気が高かったトークコーナーでは司会の牛尾淳のリードで、まずは「デビュー曲の想い出」を聞いた。4人は当時のエピソードを語り、デビュー曲のさわりを歌って、昔を思い起こしていた。

デビュー曲の想い出は

 39年前に「ふり向かないで」でデビューした野上こうじの思い出は、歌手になる以前は自動車の営業マンをしていた時の話。
 車が売れなくて悩んでいたある日、先輩とストレスを解消するためにカラオケへ行った。すると溜まっていたストレスが吹っ飛んでしまった。
 それがきっかけとなって歌の魅力に取り付かれ、両親の大反対を押し切って1年後には歌手になった。今では「両親も応援してくれています」という。

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野上こうじ

 浅田あつこのデビュー曲は「想い花」。歌には大阪人なら誰でも知っている。ひっかけ橋や宗右衛門町などが登場して、恋をなくした大阪女の悲しい心情を歌った作品である。
 「心斎橋の商店街をパレードして、歌を歌ってPRしたことを覚えています」と浅田。

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浅田あつこ

 瀬口侑希のデビュー曲は「ねぶた」であった。兵庫県三木市で行われたカラオケ大会が歌手へのきっかけだった。
 大会の審査委員長が青森出身で、デビューするまでのレッスンでは雪の歌ばかりを歌っていた。そんなことで、当初デビュー曲は「雪国絶唱」であったが、レコード会社トップの鶴の一声で変更された。

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瀬口侑希

 みやま健二のデビュー曲は ♪ へどが出るほどふんづけられて~と、自らの半生を歌詞にしてもらったーという、「俺のみち」
 別に歌手になるつもりはなかったといい、ただ「今まで生きてきた自分の区切りにするつもりで、1曲だけを収録したCDを作った」のであった。

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みやま健二

三択クイズも

 コーナー第2弾は賞品のない三択クイズ。それぞれの実際にあった失敗談である。これもユニークな内容。

 まず野上。仕事の現場に着いたが衣装を忘れてきたことに気がついた。さて彼はどうしたか。①持ってきてもらった②自分で取りに帰った③自分で買いに行った。
 15年前に実際にあった話である。正解は③で、以来、出かける際には指差し確認を欠かさないようになったという。

 衣装の失敗談は誰にでもあるようで、浅田はテレビ放送の本番直前で、ドレスの背中のファスナーが閉まらなくなった。
 そこで彼女が行ったのは①テープで止めた②ホチキスでくっつけた③マネージャーが縫った。浅田が取った究極の策は③であった。「もう1着持ってきていましたが、セットの背景と同じ色だった」のである。

 瀬口の失敗は、話しに夢中になっていて乗るべき新幹線を間違えてしまったーというもの。この時に彼女が見せた対策は・・・。
 ①そのまま乗っていた②引き返した③次の駅で乗り換えた。
 答えは③で、間違えた新幹線には三山ひろしさんが一緒で、マネージャーが瀬口のマネージャーに連絡して次の駅(新横浜駅)で乗り換えた。

 みやまは歌詞のカンペを縮小コピーして手のひらに貼っていたが、本番で歌詞を間違えた、という失敗である。
 ①飛ばして歌った②2番と3番を間違えた③1行飛ばして歌った。③で何とか事なきを得たというのが正解であった。

エンディングは「三百六十五歩のマーチ」

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 こうした楽しいトークコーナーをはさんで、肝心な歌唱コーナーでは、みやまが「太鼓男祭り」瀬口は「運命の悪戯」野上は「天神橋」浅田は「米原の雪」といった具合に、それぞれ最新曲などを歌ってかいじょうを沸かせた。








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第201回KOBE流行歌ライブ、黒川英二・大沢桃子・走裕介が想い出の曲などを歌う [ライブ]

◆2003年デビューの黒川英二(日本クラウン)と大沢桃子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)そして09年デビューの走裕介(日本コロムビア)の3人による第201回KOBE流行歌ライブが22年7月14日、神戸・新開地のKAVCホールで開かれた。

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第201回KOBE流行歌ライブま出演者たち


 毎回色んなテーマを設けて観客を楽しませている神戸の流行歌ライブであるが、今回は「思い出の歌を唄う」をテーマに、思い思いの歌を歌った。
 3人ともほぼ同世代であるが、3人の中では1番デビューが遅い走裕介は作曲家船村徹の弟子である。師匠の船村が作曲家として世間に認められたのは、春日八郎に提供した「別れの一本杉」であったという。走はこの楽曲を歌って聴かせた。
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走裕介

 大沢桃子は「大阪ラプソディー」「東京ラプソディー」を。百万ドルの夜景と呼ばれる神戸の街であるが、この歌を唄う彼女はまさに百万ドルの笑顔であった。
 また黒川英二は自身の楽曲「命の限り」を選んだ。♫ 山が高けりゃ 谷深し 〜 と歌詞にもあるように、「自分の人生にも重なってきます」という。

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大沢桃子
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黒川英二

 それぞれのコーナーでは走が今年1月にリリースした「恋懺悔」を歌うと、大沢は自らの出身校である岩手・大船渡高校の生徒と一緒に歌っている「命の道 合唱バージョン」黒川は前向きに生きる男性への応援歌「一夜夢」と、それぞれ新曲を披露すると共に、代表曲などを歌った。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

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作曲家三山敏を偲び 「芝居『花街の母』を見る会」 渡辺・高橋らの演歌ショーも [イベント]

◆ 2022年4月に87歳で死去した作曲家の三山敏をしのび、三山作曲の「花街の母」(1973年)を題材にした芝居「花街の母」を見る会が同7月12日、大阪市西成区にある大衆演劇場の鈴成り座で開かれた。盟友の作詞家もず唱平と大衆演劇に詳しいライター橋本正樹とのトークショーでは、あまり知られていない三山の一面も飛び出した。歌謡ショーでは、三山が作曲し、もずが作詞した最初のヒット曲「釜ヶ崎人情」も歌唱された。

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浪花劇団による芝居「花街の母」 中央は渡辺要


 三山の代表作である「花街の母」を大衆演劇の若葉しげるが、シングルマザーの芸者が娘の結婚を夢見ながら生きる全5景の芝居「花街の母」に仕上げ、自ら主人公の芸者・奴を演じた。
 ほかの出演者は近江新之介座長をはじめ浪花劇団の面々。関西では18年ぶりの上演だったという。特別出演として渡辺要、高橋樺子といったもずを師匠とする歌手の顔も。

 この関西で歴史ある大衆演劇団ともずとの関わりは、現在の座長の祖父にあたる浪花三之介がかつて歌手デビューする際に、これまで「演歌がヒットした影には大衆演劇があった」を持論としてきたもずが、その歌の詞を書いたのが縁であった。

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大衆演劇が演歌を育てたーもずの持論でもある

 大衆演劇の舞台では必ず演歌が流れるからであるが、この日も2部の「浪花演歌歌謡祭」では、「釜ヶ崎人情」「花街の母」をはじめ三山・もずコンビによる作品など、多くの浪花演歌に合わせて劇団員の踊りが披露された。

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渡辺要(左)高橋樺子の歌唱も

 三山が作曲し、もずが作詞して今年1月に発売された「ラーメン一代」を歌った渡辺要は、「三山先生にはデビュー当時からレッスンを受け、色々と教えてもらいました。この作品が遺作となりましたが、泣かずに歌います」と話した。

 もず・橋本のトークショーでは、三山との出会いから、ドキュメンタリーをテーマにして作品作りをすることを2人で決めて「釜ヶ崎人情」「花街の母」が出来上がった事を明らかにした。
 「花街ー」は、もずが松竹時代に渋谷天外に付いていた時に見聞きした、芸者の世界を参考にして書いたというエピソードも披露した。

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懐かしい話が飛び出したトークショー

 三山の家族が全員揃って撮った生前の写真などのスライドショーでは、長女でピアノ教師の田中裕子さんが写真1枚1枚に説明を加えて思い出を話した。
 「子煩悩だった父は子供の行事には必ず顔を出してくれていました。仕事面では若い頃は苦労したようで、ミナミや北新地でピアノを弾いていました。もず先生と『花街の母』を自費出版したのが転機になりました」と話していた。

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三山の長女田中裕子さんによるスライドショー

 そのもずは「大衆演劇場でこのような催しが出来て三山も喜んでいると思います。私のお礼は彼との2人分です」と、観客に頭を下げた。

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盟友もずが三山を偲んであいさつ

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氷室一哉、カッコいいムード歌謡 加門亮を歌い継ぐ第2の裕次郎 [インタビュー]

◆ムード歌謡の氷室一哉の世界を満喫してもらいますー。2022年8月13日、東京・港区の六本木クラップスで、氷室がムード歌謡曲など14〜15曲を歌う新曲「アカシア物語」発売記念ライブが開かれる。同5月25日にデビューしたばかりの彼の魅力を思う存分に満喫できる最高の機会となることだろう。

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加門亮再来の呼び声が高い氷室一哉


 身長183センチ、股下90センチの格好良さがウリの歌手、氷室一哉は只今41歳。ムード歌謡曲を歌ってサマになる年齢である。同じレコード会社だった加門亮の世界を歌い継ぐ。デビューシングル「アカシア物語」には、カップリング「忘れないで」と共に、加門が歌った「無情のブルース」も収録している。

 キャンペーンでも氷室はムード歌謡の魅力をたっぷりと聴かせてくれる。
 定番とも言える「小樽のひとよ」(鶴岡雅義と東京ロマンチカ)のほか、「ヘッドライト」(徳久広司)「最後にもう一度」(アローナイツ)も堪能させてくれる。

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 デビューまでは「やしきたかじんさんが歌っていたような都会的なポップス調の歌を歌っていました」という。その都会ぽさを今回、珍しくなったスリーピースに込めた。ネクタイも少し太めで、「昭和の格好良さを彷彿させた」のである。
 これも聴く人見る人の目を「1秒でも自分に向けさせたい」といった〈モデルアーティスト〉を目指すという思いからである。
 キャンペーンのステージでも、カメラに向かってポーズを取るなど、サービスを欠かさない。

 表題曲の「アカシア物語」は「若い人たちにも聴いてもらえると思う。古さを感じさせせないんです」
デビュー早々には「コレは誰が歌っているの」といった問い合わせがたくさん寄せられたほどだ。

 ムード歌謡にはグループコーラスとソロの2通りがある。氷室が目指すのは後者の石原裕次郎や加門亮などのような世界を目指すソロである。
「ささやいたり優しさを研究するなど、先人たちの魅力に近づくように」と、努力を惜しまない。

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 「男の挽歌」と題した来月13日の発売記念ライブは、ワンドリンク・軽食付きで1万円。午前11時受付開始。詳しくはオーシャンパシフィック・ホリデーまで。電話:03-5402-6270

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[氷室一哉 オフィシャルサイト]
https://win-promotion.net/himuro/
[氷室一哉 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_himuro_kazuya.html







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吉野悦世・中村美優 「夏だ!はじけろ!シアター歌謡ショー」 ゲストに福島はじめ、K2ダンスソウル [イベント]

◆歌手の吉野悦世(キングレコード)と中村美優(エイフォース・エンタテイメント)が2022年7月10日、大阪・新世界のシアター朝日で、若さあふれる「夏だ!はじけろ!シアター歌謡ショー」を開いた。

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「夏だ!はじけろ!シアター歌謡ショー」の賑やかな縁ディンクのもよう


 新型コロナの影響で開催が伸びのびになっていたが、ようやく開催できたこともあって、久しぶりにはじけてみようーと、サマーソングやアイドルソングメドレーなどを盛り込んで、その想いをタイトルにも込めた。

 1部では「恥ずかしさを抑えて歌いました」と吉野が少し照れ気味に「青い珊瑚礁」「夏のお嬢さん」を歌うと、中村美優は「ひと夏の経験」「17歳」とそれぞれかつてのアイドルたちが歌ってきた夏をテーマにしたヒット曲を披露した。

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セーラー服姿でアイドルソングを歌う吉野悦世(右)と中村美優

 2部のオープニングでは吉野と中村が、こまどり姉妹の「ソーラン渡り鳥」をカバーした。
 中村が「間宮海峡〜林蔵の恋」吉野は「だーい好きやねん通天閣」など、それぞれのオリジナル曲などを聴かせ、カバー曲では中村が「涙そうそう」などで夏らしさを盛り上げると、吉野は「酔歌〜ソーラン節バージョン」と威勢のいいところを見せた。

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オリジナル曲も・・・和服姿の吉野(右)と中村

 ゲストの福島はじめは「少年時代」「vacation」「あばれ太鼓」と夏らしい選曲でステージを演出。オリジナル曲の「相馬明日酒」も歌うなど、「舞台で初披露の曲をたくさん揃えた」という。

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吉野悦世・中村美優・福島はじめのコラボも

 吉野、中村のそれぞれと福島のコラボコーナーでは、吉野と福島で「ふたりの愛ランド」中村と福島で「暁月夜」3人で「島人ぬ宝」を歌うなどの趣向をこらした。

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ゲストの福島はじめ

 ところで中村は最近になって「三味線の練習も始めたい」と準備中で、一方の吉野はというと「ダンスを始めることで、アピールポイントを増やしたい」と、それぞれ新たな挑戦への意欲を示していた。

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ダンスユニットによるダンス

 3人による歌のほか、もうひとつの見どころだったのは、ダンスユニット「K2 Dance Soul」のエネルギーあふれるダンスショーであった。
 ラストでは、数10人のダンスユニットメンバーを交えた出演者全員で、西城秀樹の「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」を歌い踊って幕を閉じた。

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道頓堀歌謡onステージ、9年目に突入 7月公演(1回目)で9人が歌唱 [ライブ]

◆歌手の林健二が主宰して2013年に始まって今月で9年目に入った歌謡ショー「道頓堀歌謡onステージ」の7月公演が22年7月18日、大阪・道頓堀の道頓堀ZAZAで行われた。林は「来年の10周年を目指して頑張ります」と話した。

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9人もの歌手が出演した7月1回目の公演


 2回に分けての公演で、1回目に出演したのは座長の林健二弥栄(みえ)真里子、草笛四郎、七海(ななみ)りか、吉野悦世、長山悦子、小谷幸次郎、松山陽子、虹友美の9人。

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小谷幸次郎(右)と松山陽子

 普段は北海道苫小牧を中心に活動しているという松山陽子小谷幸次郎の歌に合わせて添え舞を披露したほか、自身のデビュー曲「幻のタンゴ」を歌った。

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吉野悦世

 通天閣歌謡劇場時代からの常連で、通天閣の親ゆび姫の愛称を持つ吉野悦世はオリジナル曲「大好きやねん通天閣」などを歌い、「ここは通天閣時代からのお兄さんお姉さんがいらっしゃって、ホッとします」と話していた。

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長山悦子

 この日、林健二から新たに〈道頓堀のかぐや姫〉の愛称をもらった長山悦子は、「大阪しぐれ」「なみだ恋」「高松夜曲」「ソーラン渡り鳥」をメドレーで大阪・新宿・高松・北海道と歌で旅してみせ、オリジナル曲の「城崎ふたり」で打ち止め。

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草笛四郎と七海りか(右)

 草笛四郎は、「悲しい酒」など得意の美空ひばりの楽曲をカバーして聴かせると共に、オリジナル曲の「おんな無情」も披露した。
 7月に大阪・布施にカラオケ喫茶店をオープンしたばかりの七海りかは、大阪・新世界のジャンジャン横丁のテ-マソング「恋してジャンジャン」を歌ったほか、歌川二三子の「知覧の母 ~ホタル~」をカバー。

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弥栄真里子(左)と虹友美

 弥栄真里子は、「夏恋囃子(かれんばやし)」「風の盆恋歌」と石川さゆりの楽曲をカバーすると共に、オリジナル曲「よさこい女節」も歌った。
 三味線奏者の虹友美はオリジナル楽曲「天地の風」を演奏。さらに歌も菅原都々子の「月がらとっても青いから」も披露した。

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林健二

 トリの通天閣の貴公子こと林健二は、「通天閣の三度笠」「あの日の君に」のオリジナル曲のほか、デビュー以前から心酔する橋幸夫の「木曽ぶし三度笠」「中山七里」や五木ひろしの「わすれ宿」藤あやこの「むらさき雨情」もカバー。「これから来年の10周年を目指して頑張ります」と話していた。

インタビュー 9年目を迎えた道頓堀歌謡onステージに期待する
吉野悦世
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「通天閣歌謡劇場からの雰囲気を残しており、これからも大切に続けてもらいたいですね。通天閣時代のように紙テープが飛ばないのは、ちょっと寂しいかな(笑)ここは座長あってのイベントなので、元気でいつまでもステージを続けてほしいです」

長山悦子
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 「新型コロナで歌う場所が少なくなっていますが、毎月開催されているこの場所があるのは有難いことです。ステージはお客さんとの距離も近くて、絆も生まれています。ここのお客さんは皆さん温かく、これからもここで歌い続けたいです」 

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青山ひろし。、新曲発売記念ライブ KKRホテル名古屋 [ライブ]

◆ホリデージャパンの歌手、青山ひろし。が2022年6月22日にリリースした新曲「ごめんね あやこ」(作詞・原田朝子/補作詞・小暮美紀、作曲・美樹克彦)の発売記念ライブを同7月17日、名古屋市中区のKKRホテル名古屋で開いた。かつて同じ遠藤実門下生だったという背味孝太郎(ホリデージャパン)が大阪から応援に駆けつけたほか、在名の女性歌手もゲスト出演した。

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3年ぶりのシングル「ごめんね あやこ」を歌う青山ひろし


 「ごめんね あやこ」は青山ひろし。が約3年ぶりに出したシングル。切なく揺れる男の心情を歌っており、カップリングには「明日を信じて」。
 「ごめんね あやこ」はまた、7月から毎週月曜日午後9時30分からラジオ関西で放送されている「要と洋子の 千夜一夜」で、7月からエンディング曲として流れている。

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 ライブではまた青山は、デビュー曲から前作の「恋の金沢」前々作「愛しくて」「俺じゃだめかい」のオリジナル3曲を歌った。客席をラウドすると熱心なファンからは〈ひろし〉コールも起こって、一気に会場は盛り上がっていた。

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背味孝太郎

 青山とは30年来の交際というゲストの背味孝太郎は、遠藤実事務所時代の思い出を話すとともに、師匠の代表曲でもある「高校三年生」(舟木一夫)を青山と一緒に歌った。また、オリジナル曲「葉桜の恋」「堂島あかり」を歌い、遠藤直伝の声を聴かせた。

 韓国・釜山出身のイ・ジョンエは最新曲「哀しみの雨」などを歌った。中国出身のランスーウーは日本デビュー曲の「WADACHI」などを披露。
 いずれも名古屋を拠点に活動するホリデージャパン所属の女性歌手。

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イ・ジョンエ(左)とランスーウー

 ライブの最後で青山は、アンコールに応えて、もう1度「ごめんね あやこ」とカップリングの「明日を信じて」を歌い、ゲストと共にステージに並んで感謝の気持ちを示していた。

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「高校三年生」を歌う青山と背味

 青山は19年、芸名の表記を「青山ひろし」から「青山ひろし。」に変えている。この間「新曲を出したいと考えていましたが、ようやく発売できました。これから頑張って歌い続けていきます」と、話していた。

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[青山ひろし。 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_aoyama_hiroshi.html








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蘭華、3年半ぶりの大阪でインストアライブ [ライブ]

◆シンガーソングライターの蘭華(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2022年7月19日、大阪市平野区のスーパー、イズミヤ平野店でインストアライブを開き、20年10月に出した3曲入りCDに収録した「ねがいうた」「愛を耕す人」「あなたに愛されて」などを歌った。

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久しぶりに大阪でインストアライブを開いた蘭華


 いずれの楽曲も蘭華自身が作詞・作曲をした作品ばかり。表題曲の「ねがいうた」はラジオや有線放送などでじわじわと人気を得てきた楽曲で、「いつの日にか花開いたら」と7年間コツコツと歌い続けている。

 この日は前日まで大阪市内で行われていた高橋真梨子コンサートのバックでドラムスを担当していた山下政人が応援に訪れて、カホーンを叩いて伴奏した。
 「愛を耕す人」は2019年にアフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師への鎮魂歌として作ったもの。

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 もう1曲の「あなたに愛されて」は、大切に思っていた祖母が亡くなった事を受けて書いたという作品。「すべての人の応援歌になれば」と思いを込めて歌った。

 2015年にエイベックスからデビューした蘭華は、大分県中津市出身。18歳で上京して音楽のレッスンを受けながら、独学で作詞・作曲を勉強し歌手を目指した。
 高校時代はアナウンサーを目指して大学進学を考えていたが、地元大分でたまたま出場したカラオケ大会で入賞したのをきっかけに、歌手へと方向転換することになった。

 祖父母は中国・福建省からの移住者。中国風の蘭華の芸名もそれにちなむ。母親の故郷が島根県出雲市である事が縁で出雲観光大使も拝命している。

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いつかは大きなライブをと夢を持つ

 蘭華は「各地でこつこつとライブを開いて、いつの日か大きなコンサート会場でライブを開けたら、と夢を描いています」と話していた。

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[蘭華 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/rankaranka/
[蘭華 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/ranka.html








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第297回大阪流行歌ライブ、田川寿美・林よしこ・川野夏美・中村秀香 女性4人が女世界を歌唱 [ライブ]

第297回大阪発流行歌ライブが2022年7月20日、大阪・心斎橋のライブハウスBIGCATで開かれた。出演したのはデビュー30年で初出演という田川寿美(日本コロムビア)をはじめ、林よしこ(ビクターエンタテインメント)すべての過去と決別した女性を歌って好評な川野夏美(日本クラウン)5月にデビューしたばかりの中村秀香(ホリデージャパン)といった女性歌手ばかり4人が、それぞれの女世界を熱唱した。

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勢ぞろいした出演者たち


 「新人のつもりてやって来ました」と、田川寿美は初めての大阪発流行歌ライブのステージで、デビュー3年目でNHK紅白歌合戦に出場など、今日までの歩みを話すと共に、デビュー曲の「女・・・ひとり旅」から、5年目で歌った「華観月(はなみづき)」そして7月6日発売の新曲「白秋」まで5曲を歌った。
 新曲の「白秋」は「50代60代になって始まる恋に向かう女性の心情を歌っています」と、彼女の新たな歌世界を感じさせていた。

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田川寿美

 林よしこは1994年に島津ゆたかとデュエットで出したデビュー曲「いい男 いい女」から歌唱。当時これは販売枚数70万枚というヒットを記録。日本有線大賞・有線音楽優秀賞を受賞して、華々しいスタートであった。その後体調を崩して長期の休業。8年前に「君を抱いて眠りたい」で再デビューしている。
 この日は今年3月にリリースした「アンコール」そのカップリング曲「Smile」などを披露。大好きな高橋真梨子調の新曲に大いにノッテいた。

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林よしこ

 川野夏美はまず、自身の存在を一気に高めることになった「悲別 〜かなしべつ〜」を歌って、観客を惹きつけた。北海道と思われる北国にある架空の地、悲別をバックに、来ない列車と無くした恋を重ねて、切ない女を歌う壮大な恋物語。川野の代表曲である。
 それに迫るのが新曲の「空席」。男の嘘も狡さも何度も経験して慣れっこになっているのに、最期と思ってかけてみた男の言葉に、またしても裏切られた主人公がすべてを捨てて旅立つ物語である。久しぶりの大阪でのライブステージに「感無量です」と、笑みを見せていた。

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川野夏美

 中村秀香は今年5月25日に歌手デビューしたばかりの新人であるが、それを感じさせない度胸の持ち主でもある。
 この日はデビュー曲の「大阪のれん」とカップリングの「愛した分だけ憎めたら」を歌った。「毎日忙しくて、仕事に追われています」と、7月3日からはラジオ関西で毎週日曜日の午後8時45分から自身の番組「中村秀香の笑ろておくれやす」をスタートさせている。

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中村秀香

※記事・写真の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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演歌ジャックス、8月放送分を収録 二見颯一・みやま健二がゲスト [テレビ]

◆奈良テレビ放送、J:COM関西などで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の2022年8月放送分の収録が7月6日、大阪市大正区で行われた。ゲストは1週目と2週目が、新時代にこだまするやまびこボイスの愛称で親しまれている二見颯一(日本クラウン)で、4年前のデビュー日は大阪で迎えたというだけに、この日の思い入れは格別だったという。3週目4週目が番組初出演のみやま健二(テイチクエンタテインメント)。歌手デビューは2001年で、8月10日の8枚目のシングル「灘のおとこ節」は、得意の祭り歌3作目になる。

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みやま健二(左)と二見颯一

 二見颯一はデビュー5枚目のシングル「0時の終列車」を2022年4月に出して好調な売れ行きを見せている。若さの特権なのか、良く声を響かせている。「民謡を習い始めた頃、山に向かって歌って、声が返ってくるように歌いなさい、と教えられてきました」と、やまびこボイスの原点を語っていた。
 今春大学を卒業したばかりの社会人1年生の23歳で、歌手デビューして4年目である。「4年前のデビュー日は大阪で迎えたんです。その記念日を今年、大阪で迎えられたのは、感慨深いです」とも。

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二見颯一

 今まで望郷演歌を歌ってきた二見だが、今回の新曲は列車もの。「子供の頃から三橋美智也さんの『哀愁列車』や春日八郎さんの『赤いランプの終列車』が好きでは、良く聴いていました。こんな青春歌謡曲を歌いたかったんです」と、念願かなって実に嬉しそうであった。
 去年から演歌第7世代に加わった。7月7日、大阪・新歌舞伎座で開かれた演歌第7世代歌手コンサートにも出演した。
 デビューして大半をコロナ下で過ごしたが、「失敗もあったけれど、イラストを描くなどいろんなことに取り組み、それが形になって現れてきました。自分を鍛えた2年間でしたね」と、充実した期間にしたという。


 みやま健二は、8月10日に発売されるテイチク移籍第2弾の「灘のおとこ節」を披露する。兵庫・播州地方の祭りである灘のけんか祭りをモチーフにした、男の生き様を勇壮に歌った楽曲である。
 みやまにとって祭り歌は3曲目。2018年の「能登の灯祭り」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)20年8月の「太鼓男祭り」に次いでの今作である。
 「数あるけんか祭りの中でも、『灘のけんか祭り』は日本一と言われています。祭り歌を連続して3作いただいているのは、恐らく私が初めてではないでしょうか」と、祭り男を強調する。

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みやま健二

 デビュー22年目。ジャケット写真、ポスターなどの撮影では、初めて着物姿でカメラの前に立ったというが、この日は珍しくカジュアルなスタイルも見せてくれた。
 去年、活動の中心を東京に移し、東京で収録するテレビ番組の司会にも「慣れてきました」と話していた。


【8月の見どころ】
 長生(ちょうせい)忠之「昭和歌謡 裕次郎を唄う」のコーナーで石原裕次郎の作品を歌い続けている。女優の藤川真千子が踊りで歌の物語を盛り上げる。
 8月は1週目と2週目が「青い滑走路」(作詞・池田充男、作曲・鶴岡雅義、1975年)長生が機長の制服で歌うと藤川はキャビンアテンダントで歌世界を演じる。
 3週目4週目は「ブランデーグラス」(作詞・山口洋子、作況・小谷充、1977年)77年の初回プレスでは売れなかったが、テレビ朝日系列のドラマ「西部警察」で石原が歌ったところ、売れた始めたというエピソードがある。

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長生忠之(右)と藤川真千子


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI 「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「真夏の夜の夢」「新宿の女」
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岡田由美 「演歌旅がらす」
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島幸作・岡田由美 「夫婦の旅路」
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JACKS娘 「ナオミの夢」(カバー)
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MARI&JACKSモンスターズ「コーヒールンバ」
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之「青い滑走路」「ブランデーグラス」(カバー)
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林田夏美「丹後半島」
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S aori「もう一度...」
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
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志摩浩二「港裏町夢通り」「惜別のブルース」(カバー)
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渡辺紅葉「石巻慕情」
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美月はるか「命つきるとも」

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/

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大月みやこ、新歌舞伎座でコンサート ふるさと感いっぱいに「新たな思い出ができました」 [コンサート]

◆幸せな思い出がまたひとつ増えましたー。2022年7月5日、大阪・新歌舞伎座でコンサートを開いた大月みやこ(キングレコード)は、この日のラストソング「女の駅」を歌って、恒例の故郷でのコンサートを締めくくり、満足し切った表情を見せていた。

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新歌舞伎座でのコンサートのフライヤーから


 「女の駅」は1987年の第29回日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞曲である。前年の86年には「女の港」でNHK紅白歌合戦に初出場を果たしている。この日は第34回日本レコード大賞大賞受賞曲である「白い海峡」(92年)と共に聴かせた。いずれも大月が表現する〈おんな世界〉を彩る代表曲。コンサート後半のメインでもあり、集まったたくさんのファンを喜ばせていた。

 また、96年には新宿コマ劇場での芝居「夢千代日記」で主人公夢千代を演じて、この年にリリースして、♫ なにが欲しいと聞かれたら 愛が欲しいと答えます 〜という歌詞で知られる「夢日記」も歌った。

 大月はNHK紅白歌合戦に出場するまでに、デビューから20年を要している。この間、とにかく「ただ歌うことが好きであった」と、まったく無欲に過ごしてきたという。
 デビューは東京オリンピックがあった1964(昭和39)年である。春日八郎や三橋美智也といった当時のトップ歌手のもとで学んだのであるが、ここでも「毎日歌えるのが幸せであった」と話している。貴重な当時の写真も映して振り返るシーンもあった。

 デビュー前、大阪・馬場町にあった歌謡学校へ通っていた大月であるが、それも歌手になりたいという気持ちよりも、好きな歌が歌えるという理由からだけであった。
 前半ではこうした歌謡学校時代に歌っていたという童謡の中から「赤とんぼ」や「赤い靴」などを聴かせた。

 ステージではピアニストで口笛奏者でもある上柴はじめのピアノ演奏で歌ったが、大月とは大阪・八尾高校時代の同級生という間柄であり、こんな所にも故郷感を詰め込んだ新歌舞伎座公演ならではの趣向であった。
 オリジナル曲の中から、幾つかある大阪を舞台にした作品も歌った。「通天閣の子守唄」「大阪夜霧」「大阪ごころ」「大阪ふたりづれ」。また文芸作品シリーズからは「明治一代女」「雪国」「曽根崎心中」なども。

 今年、デビュー59年目を迎え、76歳になった今も変わらないのが、歌うのが一番楽しいという想いである。大月独自の〈おんな世界〉を表現していくライフワークも止まることはない。
 このコンサートでも披露して、高い歌唱力を感じさせた新曲「北の果て」(22年3月発売)は舞台を北国に移して、新たな〈おんな世界〉を切なく表現してみせた。

※記事・写真の無断使用はお断りします。


[大月みやこ オフィシャルサイト]
https://www.otsukimiyako.com/
[大月みやこ キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10066








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永井裕子、七夕に大阪でファンと再会  七夕の宴 in 大阪 [ライブ]

◆キングレコードの歌手、永井裕子が2022年7月7日、大阪・京橋のライブレストランのベロニカでライブ「永井裕子と七夕の宴 in 大阪」を開き、今年2月に発売した新曲「櫻紅」など全11曲を歌った、

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「櫻紅」では色っぽさ艶っぽさも表現


 大阪でライブを開くのは去年の12月以来。関西をはじめ全国からファンクラブ「裕子組」のメンバーなど約100人か詰めかけた。
 オープニングでは松江観光大使も務める島根・松江市を舞台に歌った「松江恋しぐれ」を、次いで代表曲でもある「郡上八幡おんな町」と続けて、情緒たっぷりに聴かせた。
 この時点でファンも堪らなく立ち上がって、次々とプレゼント攻勢。

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歌唱にファンも堪能

 永井の歌唱力をたっぷりと感じさせた約50分のライブ。新曲のほか「海猫挽歌」「華と咲け」など、オリジナル曲を聴かせるとともに、江利チエミの「酒場にて」神野美伽の「男船」といった実力派歌手の楽曲も披露するとファンも大満足。

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永井の魅力を存分に披露

 「櫻紅」では「自分なりに年齢を重ねてきて41歳になりましたから、今までのイメージとは違った色っぽさを表現しました」と永井。

 ラストソングはアンコール曲の「好きになった人」。♫ さようなら さようなら 好きになった人 〜 と別れを惜しみ、ファンとのツーショット撮影に応えていた。

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「好きになった人」でお別れ

 大阪での今後のライブは来年3月1日。同じベロニカで予定している。同3日の東京でのバースデーライブに2日先駆けてのバースデーライブとなる。

※記事・写真の無断使用はお断りします。


[永井裕子 オフィシャルサイト]
http://yuko-nagai.moon.bindcloud.jp/
[永井裕子 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13787








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青木美香子、大盛況の昭和歌謡をカバーしたコンサート「麗しき歌のメリーゴーランド」 [イベント]

◆歌手青木美香子が2022年6月26日、大阪市阿倍野区の近鉄アート館(あべのハルカス近鉄本店内)で、自身のアルバムに収録する昭和歌謡のカバー曲から、「優しい風」などオリジナル曲まで全17曲を歌ったコンサート「麗しき歌のメリーゴーランド」を開いた。久しぶりの大規模なホールでの催しに、ラストソングの「ラストダンスは私に」まで、青木は陽気にワクワクした表情で歌っていた。

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笑顔で観客を楽しませた

 「街の灯り」(堺正章)「勝手にしやがれ」(沢田研二)「水色の恋」(天地真理)といった昭和歌謡のヒット曲からスタートしたコンサートには、約250人のミカリン(青木美香子)ファンが詰めかけた。

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得意の昭和歌謡を披露

 青木は日本語で歌うジャズライブを大阪市内で定期開催していることもあって、この日も映画音楽の名曲でマリリンモンローが歌った「帰らざる河」をコンサートをプロデュースしたちんどん通信社(大阪市)代表の林幸治郎のトランペットで披露した。

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林のトランペットで「帰らざる河」

 見どころ聴きどころがたくさんのコンサートでは、このところ挑戦を続けているミニハープを自ら演奏して「野に咲く花のように」(ダ・カーポ)を歌い、小学生の頃憧れていたという西城秀樹の楽曲の中から「ギャランドゥ」もカバーして聴かせた。

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ミニハープの演奏も披露

 ゲストのミュージカルソー(のこぎり)奏者で作曲家であるサキタハヂメは、「蘇州夜曲」と「サンダーバード」の主題曲をのこぎりでの演奏を聴かせ、テレビドラマ「銀ニ貫」の主題曲も。

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のこぎり奏者のサキタハヂメ

 オリジナル曲「心のふるさと〜南大江〜」では、歌の舞台となった大阪市中央区南大江の住民の人たちが青木のバックで歌うなど、地域と密着する姿も見せていた。

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大阪・南大江の人たちと

 観客からのアンコールに青木は、カバーアルバム「浪花ろまん〜追憶のファンタジー〜」収録曲の中から「大阪しぐれ」(都はるみ)をサキタハヂメ、林幸治郎と共に応えていた。

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ラストソングは全員で「大阪しぐれ」

 青木はまた、9月7日には「夜霧よ今夜もありがとう」「SWEET MEMORIES」など全11曲を収録する昭和歌謡カバーニューアルバム「私のスイートメモリーズ〜愛と哀しみの昭和歌謡」を発売するが、それに先がけて同8月10日からは、国内外全サイトで配信をスタートすることになっている。

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9月には昭和歌謡をカバーするニューアルバムも

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[青木美香子 オフィシャルサイト]







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第222回歌謡曲応援の会、新人からベテランまで6人が歌う 梅田ロイヤルホース [ライブ]

◆5月にデビューしたばかりの中村秀香(ホリデージャパン)から、デビュー35周年記念曲を今秋発売予定という和泉静令(アスタエンタテインメント)まで6人の歌手が出演した「関西発歌謡曲応援の会」が2022年6月22日、大阪・梅田のライブハウス、ロイヤルホースで開かれた。

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第222回の出演者たち


2000年にスタートして今回で222回目。今までに延べ700人の歌手が出演しているという。
今回、トップで歌ったのは5月25日に「大阪のれん」で歌手デビューしたばかりの中村秀香(ホリデージャパン)。デビュー曲を披露して「運だけが良く、人との出会いに恵まれてここまで来ることが出来ました」と話した。

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中村秀香
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宝木まみ

徳島県鳴門市出身の宝木まみはデビュー22年目。同応援の会には初出演。
清水英彰は俳優で歌手で、巣鴨駅前でのストリート歌手を経てデビューした。関東を中心に活動中だという。

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清水英彰
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大川ゆり

関西で活動する大川ゆり(日本クラウン)はデビュー21年目。7月24日には大阪・難波のロイヤルクラシックホテル大阪で、大川栄策をゲストに招いてディナーショーを開く。
伊東さちこは、新曲「月下美人」(舞姫ミュージック)を今秋にCD発売を予定しているが、一足早く6月14日から配信で提供。この日はこれを披露すると共に、ダウンロードを呼びかけていた。

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伊東さちこ
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和泉静令

最後は和泉静令(いずみよしのり)。来年には還暦を迎え、35周年記念CDを10月、アスタエンタテインメントからリリースする。東京スター·レディオ(八王子エフエム)の番組「好きです歌謡曲・和泉静令のやっぱり笑顔がいちばん!」のオープニングテーマソングになっている「笑顔」などを歌った。







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道頓堀歌謡onステージ、8周年公演 7人の歌手が出演 [ライブ]

◆大阪・道頓堀の小劇場、道頓堀ZAZAで毎月開催されている「道頓堀歌謡onステージ」が8周年を記念して、2022年6月20日、2回に分けて公演を行った。

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2回目公演の出演者たちが勢揃い

 主宰する座長で歌手の林健二は「8周年を迎えられてうれしいです。これからも末永くよろしくお願いします」と話した。

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10年20年へと意欲を燃やす林健二

 この日は2回目の公演を見た。写真でレポートする。
 出演したのは、同onステージが10年20年と続けられる事を願っている林健二、秋には新曲を出すという南さちこ、林とは30年来の付き合いという光岡洋、デビュー30周年記念曲「浪花夢のれん」を出したばかりの愛ゆう子、そして踊りのむつみせい。

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林健二
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愛ゆう子
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光岡洋
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南さちこ
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むつみせい

 なお、1回目の公演には林健二・伊東さちこ・藤岡末起子・小島さち・むつみせいが出演した。









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五条哲也、「Saori 夏ちゃんの はるいろいろいろ」でタジタジ  FM845] [ラジオ]

◆毎週金曜日午後4時からFM845で放送されている「Saori 夏ちゃんの はるいろいろいろ」の6月24日放送の番組に、日本クラウンの歌手五条哲也が出演し、このところキャンペーンやイベントが増え、忙しくなってきたと話していた。

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生放送で新曲「大阪グッバイ」をアピール

 Saori、夏ちゃんこと林田夏美の2人はいずれも兵庫県在住の歌手。放送日の前日が林田が3年前に「丹後・但馬〜未練旅」でデビューした記念日だったという。
 その林田は、インディーズレーベルでのCD発売ながら、コミュニティFMとインターネットだけで北海道から沖縄、さらに台湾まで熱烈なファン組織が出来上がるほどの人気ぶり。

 そんな活躍に五条哲也は「この番組の大ファンになりました」と、只々驚きの顔。
 五条は京都市出身。「岩壁の母」や「涙の操」が好きだった祖母の影響で歌手になった。「子供の頃からハスキーな声で、今でも低音が出せる歌い手さんが羨ましい」と話すほど。

 5月に出した新曲「大阪グッバイ」は、高音が響き渡る五条らしいところが魅力とか。「軽い感じで歌うといいですね。低音のシブいところを上手く出せるといいのですが、それが出ない」と嘆く。

 自粛気味だったイベントも、今月10日には東大阪市のホテルセイリュウで新曲発表会を、8月21日にはホテルルビノ京都堀川で北川大介・幸田和也・大林幸二らと歌謡ショー「男まつり」に出演するという。

 Saoriと林田の楽しい会話にはさまれて、五条は終始タジタジ気味であったが、「楽しかったです」と話していた。








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TOMOKO、新曲「漁師一代」発表会開く 近鉄アート館 [イベント]

◆歌手TOMOKO(メロディーレコーズ)が2022年6月19日、大阪市阿倍野区のあべのハルカス近鉄本店にある近鉄アート館で、4月に発売した「漁師一代 / 愛合傘」の新曲発表会を開いた。

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「漁師一代 / 愛合傘」を披露するTOMOKO


 TOMOKOは歌手のかたわら兵庫県・淡路島でペンション経営をする。徳島生まれ、神戸育ちで大阪でビジネスを始めたという経歴の持ち主で、CDはこれが2枚目。

 ある時、飼っていた大型犬を伴って旅行に出かけたTOMOKOだったが、犬と一緒に宿泊が出来なくて困ったことがあった。その経験を生かして、犬も同伴できるペンションを淡路島で始めた。今はペンションは大手企業の寮として貸し出して、管理業務を行っている。
 華道日下部流の家元・教授でもあり、茶道も教える。

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ペンション経営者の顔も持つ

 そうした多忙な合間をぬっての歌手業である。この日は2部構成で、カラオケ発表会・ゲスト歌手の歌唱を盛り込みながら、新曲2曲を披露した。
 オホーツクの海で働く漁師の生き様を歌った表題曲の「漁師一代」(作詞・中原捷、作/編曲・西恒夫)は、「いつも笑顔で前向きに」を信条にする彼女らしく、力強く威勢のいい楽曲。

 カップリングの「愛合傘」(作詞・紙谷良子、作曲・西恒夫)は、愛しい伴侶を労わり合いながら生きていくほんわかとした夫婦演歌。

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ゲスト出演者たちと

 ゲストコーナーでは藤野ゆかり、早浪美加、鳳城朋美、琴音けい子、林健二、奈美京子、森川大輔、さちこ、山田壽一らが出演。最新曲などを歌って、TOMOKOの新曲披露を盛り上げていた。

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