SSブログ

川野夏美、「空席」 大人のラブソング ワクワクして歌う新たな歌世界 [インタビュー]

◆皆さんしみじみと聴き入ってくれていますー。川野夏美(日本クラウン)が2022年6月に発売した「空席」を聴いた人たちの反応である。部屋も引き払って一緒に旅立とう、と一大決心をして空港へやって来たけれど、隣の席は空いたまま。貴方は最後の最後になって背中を向けた。切ない涙を流しながら、主人公の女性は離陸と共に別離の覚悟を決める。作詞は本橋夏蘭、作曲は杉本眞人である。

川野夏美 3.jpg
新曲の「空席」はロングヒットの兆しも


 今までにもドラマチックな悲しい恋の数々を歌ってきた川野夏美が表す、新たな恋物語である。歌の後半の歌詞、♫ 涙ひとすじ テイク・オフ 〜 女性が愛を捨て、旅へ飛び立つ瞬間であり、この歌の内容を最も良く物語っている。
 聴く人たちの心のうちが最大に盛り上がるところでもあろう。

川野夏美 空席.jpg

 やっぱりと苦笑いして搭乗口をくぐっていく主人公、川野は「引き返さずに飛行機に乗ってしまうのには共感します。でも彼のことは大好きだったと思いますよ」と話す。作詞の本橋が女性の心理を巧みに表現する。

 まるでテレビドラマを見ているかのように、聴くものを歌物語の中に引き込ませてくれる。だからであろう、6月8日に発売されて今なおオリコン演歌・歌謡曲チャートでは13位(9月5日付け)にランキングされている。

川野夏美 1.jpg
大阪発流行歌ライブで歌う川野夏美

 川野が主人公に共感するのと同じように、聴く人たちもまた同じように共感を示し、自らも歌うからであろう。
 「歌の世界観を想像して貰えるように歌っています。楽しんで聴いてもらえると嬉しいです」と川野。

ギターに挑戦中

 彼女がコロナ下で新たに始めた事がある。コロナ以前から「チャレンジしてみたい」と考えていたのであるが、ある日思い切って町のギター教室に飛び込んだという。
仕事で出かける時も必ずギターは欠かさず、楽屋でも弾いている。
 「毎日、触っていると小さな変化があるようで、周りの人たちが良くなったね、なんて言ってくれるのが嬉しいです。大人になって新しいことを始めるのは楽しいし、やりたい事は直ぐにでも取りかかるようにしています」

 10月16日には東京・江東区の江東公会堂(ティアラこうとう)で、「川野夏美コンサート2022」も開く。
 もしかするとギターの弾き語りも聴けるかもしれない。

※記事・写真の無断使用はお断りします。




[川野夏美 オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/kawanoNatsumi/top.html
[川野夏美 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/kawano/news?ima=5231








nice!(3) 
共通テーマ:音楽