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山内惠介、大阪が大好きとフェスティバルホールでもコンサート  五大都市コンサート [コンサート]

◆名古屋を皮切りに「五大都市コンサート2022~ 歌のまごころ、あなたに届け!~ 」を開催中の歌手山内惠介が2022年10月24日、大阪・中之島のフェスティバルホールで大阪公演を行い、新曲「誰に愛されても」など全25曲を歌唱した。アンコールでは大好きだという大阪のファンに向けて「大阪すずめ」をカバーするサービスもみられた。

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熱唱に次ぐ熱唱を見せた


 開演を知らせるブザーが鳴り止んで、しばらくするとオープニング曲「恋する街角」のイントロが流れ始める。真っ暗闇の客席で一気にペンライトが揺れ始め、そこは赤や青のお花畑に変わった。

 山内惠介にとって30代最後の今年、去年に続いて開くフェスティバルホールでのコンサートである。自らを鼓舞するかのように、「実りの秋を堪能したい」と歌い始め、ラストの「誰に愛されても」まで25曲を歌い切った。

 コンサートではデビュー曲の「霧情」から新曲「誰に愛されても」までオリジナル曲の歌唱の間に、彼が歌手になる以前に良く口ずさんでいたという歌を織り込んでの2部構成での演出であった。

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 まずは母親が大好きだった事もあり、小さな頃から耳にしていた美空ひばりのナンバーから「悲しき口笛」「ひばりのマドロスさん」「越後獅子の唄」「真っ赤な太陽」の自ら選んだ4曲をメドレーで聴かせた。

 2部でも郷ひろみの「言えないよ」グレープ・さだまさしの「無縁坂」中島みゆきの「時代」などを披露。デビュー50周年という大ベテランにも関わらず人なっこく接してくれた郷ひろみなど、それぞれのエピソードを交えて聴かせた。

 新型コロナの影響を受けて山内もまた、例外なく自宅で過ごす日が増えたという。それを有効に過ごそうと始めたひとつが、料理だった事も明かした。
 「今は松茸ご飯をはじめ、何でも作ることができる」までに上達したと自負してみせ、「味噌汁は得意のひとつで、料亭の味です」と、テレビコマーシャルを真似て笑わせるシーンもあった。

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 軽快でノリのいい楽曲とステージは、かっての青春歌謡をも思わせ、そんなところにも多くの女性が熱を上げる理由があるようである。
 「デビュー22年目で、もうそこに25周年が見えています。好きな歌を歌っていられる今が1番幸せです。夢をかなえてくれた皆さんの応援のお陰です」
 そう言って何度も頭を下げ、8回連続のNHK紅白歌合戦への出場への意欲も見せていた。

 今年7月に大阪・新歌舞伎座公演を成功させるなど、大阪への親近感を益々増している。アンコールで永井みゆきのヒット曲で、大阪の魅力を散りばめている「大阪すずめ」を聴かせたのも、〈ILOVE 大阪 〉の現れ。会場を埋め尽くしたファンも満足し切った表情であった。

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 2700人を収容できるフェスティバルホールをいっぱいにした大阪での公演であったが、五大都市コンサートも残すところ10月27日の札幌文化芸術劇場のみである。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[山内惠介 オフィシャルサイト]
https://www.yamauchikeisuke.com/
[山内惠介 ビクターエンタテインメント]
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A015622.html







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