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塩乃華織、少し早いクリスマスライブ 真っ赤な衣装でステージに さらにパワーアップししますー!! [ライブ]

◆歌手の塩乃華織(日本クラウン)が2022年11月28日、大阪・十三の246ライブハウスGABU(ガブ)で、少し早いクリスマスライブ「Early Xmas LIVE 2022」を開いた。サンタクロースのイメージで真っ赤な衣装に身を包んで、最新曲の「命さらしても」からYouTube公式チャンネルで披露しているカバー曲など全21曲を歌った。

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 いつもの定期ライブとは違って、5人編成の生バンドの演奏で歌ったこの日のライブに、九州や四国・東海など各地から駆けつけ、会場いっぱいに埋め尽くした観客は大喜び。
 サンタの衣装を着た小さな女の子が「かおりちゃ〜ん」と呼びかけてステージに近づいてプレゼントを渡す光景も見られたなど、和やかな雰囲気にも包まれいた。

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 オープニング曲は「命さらしても」のカップリング曲でムーディーな「Rain」。続いて今なお人気の高い前々作の「七尾線」を歌うと、早くも盛り上がりを見せ、塩乃は「いずれもクリスマスには相応しくない失恋の歌ですが、待ちわびていたライブだけに、皆さんと一緒に目いっぱい楽しみましょう」と呼びかけた。

 彼女は今年デビュー12年目になる。そのスタートとなったのは「陽だまりの花」(2011年)であった。それ以前からインディーズで歌ってきたが、この楽曲が「新たなスタートを切る記念の1作となった」(塩乃)のである。
 このライブではいつも以上にカバー曲の数も増やした。1部では「じょうから女節」(長山洋子)「雪國」(吉幾三)「やっぱ好きやねん」(やしきたかじん)「無法松の一生」(村田英雄)を聴かせた。

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 休憩をはさんで2部構成で行われた今回、1部の終わりに塩乃は「今年は歌うことの楽しさを感じた1年でした。きょうは私が歌手になるきっかけを作ってくれたおばあちゃんが好きだった歌もカバーしました」と話した。

 1部は真っ赤なドレスだったが、2部では同じく真っ赤ながらも今度はパンツスーツに衣装チェンジして、「Amazing Grace」で幕開け。「渡月橋」(倉木麻衣)「Hero」(安室奈美恵)などのカバー曲を続けた。
 今年6月から始めた自身の公式YouTubeチャンネルでは、オリジナル曲のほかに色んなカバー曲にも挑戦しているが、2部ではそうした楽曲も披露した。

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 ファンにとっては嬉しい報告もあった。今年も12月の大晦日に東京・日本武道館で行われる「ももいろ歌合戦」に、塩乃が1回目から6回連続して出場する事が決まったのである。
 「まだ何を歌うのかは決まっていませんが、恐らく『命さらしても』を歌わせてもらえるのかな」
 と彼女自身も喜びを隠せないようであった。

 また12月3日には、さくらまや・山川豊率いる演歌歌手チーム20人と、狩野英孝・ほしのディスコなどからなる歌うま芸人チームが歌を競い合う「芸能人合唱バトル」(フジテレビ、午後4時30分〜5時25分放送)にも出演するという。

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 2部の後半はオリジナル曲を揃えた。まずは12年前のデビュー以前の人気曲「失恋美人」。さらに「夜更けのワルツ」「イエスタディにつつまれて」 と歌った。
 「イエスタディー」(2015年)は作詞が荒木とよひさで、作曲はかつての同じ事務所時代の大先輩で、今年92歳というキダ・タローの作品。「発売して7年が経ちますが、いまだにリクエストの多い作品です」と、情感たっぷりに聴かせた。

 最後は前作「きのくに線」最新曲の「命さらしても」を聴かせて会場を盛り上げた。
 アンコールではこの日集まった人たちへの感謝を伝えるために選曲したという「しあわせの隣り」「きのくに線」のカップリング曲)を歌った。

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 予定していた全てを歌い終わった塩乃は「きょう歌った楽曲は改めてオリジナル曲を聴き直して、レコーディングの時のことなどを思い出しながら選曲しました。来年はさらにパワーアップして、皆さんの心に残る歌を歌っていきます」と、大阪から全国へ発信する歌手としての成長を誓っていた。

※写真・記事の無断使用は固くお断りします。


[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shiono/news?ima=3023








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KANA(テイチクレコード)、来年はデビュー25年 存在感を高めたい [インタビュー]

◆先ごろコンサートツアーのファイナル公演を大阪で終えたばかりの歌手のKANAにインタビューした。来年は50歳という区切りの年、女性デュオとしてデビューして25年になるという。「そろそろ存在を示したい」と意欲をみせた。

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25周年に向けて意欲をみせるKANA


 熱気に満ちたファイナル公演は沢山の観客に満足と興奮を与えた。その主役を務めたKANAの感想は「延期延期で宙に浮いていただけに、終わってホッとしました」と、意外と淡々としていた。
 それでも「大好きな大阪の地で締めたかった」だけに、それを叶えることが出来た安堵感は大きいようだ。

 観客の多くが女性で占められていた。どうしてこうも女性から強い支持を得られるのだろうか。
 「学生時代からそうだったんですが、性格がサバサバとしていて裏表もなく、男っぽいから共感してくれる人が多いのでは」
 そんなKANAは同年代の女性にとっては、強い憧れと共に親近感を抱かせるようである。

 コンサートは歌って、語るというシンプルな形であった。
 「飾り気を削り取って、分かりやすさを1番にしました」

 2年前と今年のボーカルコンテストの優勝者との約束である、コンサートのステージで歌ってもらう事もコンサートでは実現できた。
 コンテストの入賞者は30人いたが、「私の歌は取り分けメロディーに詞をのせて歌うリズム感が重要になります。皆さん感覚の良い人が多かったです」と、難しい歌への挑戦を讃えていた。

 KANAの芸名でデビューしたのは2009年であった。数々の感動曲を送り出してきたが、2022年11月16日にリリースした新曲「午前0時のリフレイン」も好評だという。
 70年代後半から80年代にかけて流行ったシティポップのメロディーにのせた都会派サウンドが支持されている。
 「今、シティポップがブームなんですが、そこには今まで聴いて育ってきた音楽のテイストがあります」

 ファイナル公演で今年の区切りを付けた形だが、今年は彼女にとって自分を振り返る年だった、と述懐する。
 「これからどうすれば良いのか、改めて自分と向き合った1年でした。やりたい事が出来ない今まででしたが、とにかく前を向いて動き出すしかありません」
 しかも来年は50歳という節目の歳だし、音楽業界で活動を始めて25周年になる。
 それだけに「年齢的にも今まで身につけていた鎧が取れて、より自然になれる。業界での私の存在も、そろそろ業界で知れ渡ってもいいのではないか、と考えています」とも。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[KANA オフィシャルサイト]
http://pre-pro.co.jp/talent/kana/
[KANA テイチクエンタテインメント]
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KANA、コンサートツアーラスト公演 全15曲に熱く盛り上がる  大阪・イエスシアター [コンサート]

◆ 歌手KANA(テイチクレコード)が、去年11月に発売したシングルCD「誰よりも愛しい人 / OSAKA〜夕暮れて〜」を記念して開催してきたコンサートツアーのラスト公演が、2022年11月23日、大阪・難波千日前のイエスシアターで開かれた。今年11月16日にリリースしたばかりの「午前0時のリフレイン」など全15曲を歌ったほか、一昨年と今年のボーカルコンテストの優勝者が受賞歌唱曲を披露する一幕もあるなど、会場をほぼ満席にした約300人の観客は迫力ある2時間余のステージに大きな拍手を送っていた。

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待ちに待ったファイナル公演は熱気に包まれた


 コロナ騒ぎの影響を受けて3回の延期を経ての開催となったこの日、オープニングの「そんじょそこらの女」に続いて「愛なんて、シャバダバだ。」「時間よ止まれ」の3曲を一気に歌ったKANAは、「延期延期で皆さんには多大なご迷惑をおかけしました。ファイナルはどうしても大阪で開きたかった」と、大好きな大阪で開いたこだわりを説明した。

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オープニングから一気に3曲でKANAも観客もノリノリ

 1曲目から観客は席を立ち上がったり、ペンライトを振るなどの熱気と興奮で盛り上がりを見せていた。
 観客の約8割は、KANAとほぼ同年代の女性ファンで占められ、その人たちの多くは「親しみを感じるし、最高に盛り上がって楽しかった」と話していた。

 コロナによって全国的に活動が制限される中で、最もKANAを助けてくれたのは大阪・関西の人たちだったという。「とにかく歌っていないといけないから」と、人数限定など工夫を凝らして、歌う場所を提供してくれた支援者もあった。
 来年2月11日にはまた、奈良市の奈良バスターミナルレクチャーホールで発表会の開催も予定しているという。

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KANAパワーが炸裂したステージ

 そんな感謝の気持ちを込めるかのように「酔いどれ女の物語」を歌い始めたが、歌詞を間違えて演奏を止めて再度歌い直すといった、彼女のコンサートならではの親しみやすさを見せるシーンも。
 この楽曲は、この日リクエストに応えて歌った「Crying in my heart」などど共に、アルバム「永遠に・・・」の収録曲で、人気が高い作品のひとつである。

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人気曲の数々を披露
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ダンスをバックに歌うKANA

 コンサートもクライマックスに入って披露したのが、新曲「午前0時のリフレイン」とカップリングの「黒ユリの女」
 表題曲の「午前ー」は、来年50歳になるKANAが、好きな70年代80年代の洋楽テイストを取り入れた歌謡曲タッチの作品。
 「黒ユリー」は、まさに昭和そのものを意識して、かつて流行った映画「女囚さそりシリーズ」をイメージして、「黒っぽくて、かっこいい女」(KANA)を連想させる内容になっている。

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好評な新曲の2曲も披露

 「いずれも好評で、もしかしたら(ヒットにつながる)可能性も秘めている」(KANA)期待度の高い新曲である。

 そしてアンコールはやはりこれ。KANAの代表曲でもある「ナイアガラ〜マリリン・モンローの伝説〜」
 ステージ上の彼女の掛け声で全観客が立ち上がり、右手を突き上げて、全員がこれぞKANAのコンサートと言わんばかりの熱狂ぶりで最後を飾った。


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念願の大阪でやり切った
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満員の観客が総立ちでエンディング

 コンサートツアーのファイナル会場には関西はもちろんのこと、北海道をはじめ東京・四国・愛知・九州など全国各地からファンが詰めかけた。
 1昨年と今年のボーカルコンテストの優勝者には、その特典としてKANAのコンサートステージで歌える権利を与えられていたが、それが叶えられたのが、この日のステージであった。

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草野智さん(左)と 川端佐智子さん
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テイチク大阪宣伝の社員、藤川武史さんもステージに

 その出演者で、20年のボーカルコンテスト優勝者の草野智さんは熊本県から。22年の川端佐智子さんは北海道小樽市からといった具合に、関西からは遠く離れた土地からの来場であった。
 草野さんは「私の人生が幸せになりました」と感想を話すなど、幸せ感いっぱい。それでも歌い終わった2人は、緊張から解放されて胸を撫で下ろしていた。

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やっと開けたファイナル公演にホッとする瞬間

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[KANA オフィシャルサイト]
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[KANA テイチクエンタテインメント]
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塩乃華織、6年連続ももいろ歌合戦に出場決定 五木ひろしが2回連続 山本譲二は初出場 [テレビ]

◆ 歌手の塩乃華織(日本クラウン)が2022年12月31日、東京・日本武道館で開催される「第6回ももいろ歌合戦・年越しカウントダウンライブ」(主催・ももいろクローバーZ)に6年連続で出場が決まったことを自身のブログで発表した。

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 出場するのは49組で、山本譲二が初出場するほか、五木ひろしは去年に続いて2度目の出場を決めている。このほか華原朋美(2回目)水前寺清子(6回目)松崎しげる(5回目)森口博子(6回目)さだまさし(同)松本明子(同)なども。

 第1回目から連続出場する塩乃は、自身のブログに「夢のような時間が今年もいただけるなんて・・・バチが当たらないように日々、頑張るのみです」と、喜びを綴っている。

 当日は開場が午後3時30分からで、開演 は同5時。入場には一般抽選によるチケットが必要で、その受付は11月22日午後5時から同27日午後11時59分まで、下記のサイトで行う。
https://eplus.jp/momoiroutagassen_6/

 この模様は、午後5時からABEMAで全編無料放送されるほか、同7時からはBS日テレ/日本放送でも放送される。
ABEMA
https://abema.tv/channels/special-plus/slots/B9i6BkhYYd1Fao


[ももいろ歌合戦”特設サイト]
https://www.momoclo.net/momoiroutagassen_6/








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明日22日、夜9時45分から放送 生駒尚子のガンバっ天然! [ラジオ]

◆歌手の生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が今秋から、ラジオ関西で毎週火曜日の午後9時45分からトークと歌の番組「生駒尚子のガンバっ天然!」を始めているが、明日、2022年11月22日には、関西発の音楽情報を配信する「Music news jp」の編集長、曽崎重之が出演する。

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パーソナリティーを務める生駒尚子


 番組は15分で、ゲストと生駒尚子との掛け合いが楽しいと、回を追うごとに人気が高まっている。毎回、歌手以外のゲストが出演して、番組を盛り上げている。

 22日の放送では、曽崎編集長が「Music news jp」のインターネット配信記事が今夏、累計で3千本を超えたほか、日頃の取材にまつわる話などについて、生駒からの質問に答えている。

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生駒尚子と曽崎編集長(左)

 番組の新コーナー「尚ちゃんに聞いてみよう!」では、パーソナリティである生駒に「生まれ変わるとしたら、どんな職人になりたい」や「牛、豚、鶏など好きな肉は」など、えっ!と思うような質問が飛び出して、答えに窮する場面も。

 番組の終わりには、生駒の新曲「天雅の海へ」が紹介される。








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12月のTV「演歌ジャックス」、ゲストは入山アキ子と浅田あつこ [テレビ]

◆ 奈良テレビ放送、J:COM関西などで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の2022年12月のゲストには、1・2週目が入山アキ子(テイチクレコード)、3・4週目は浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が出演する。入山は発売間もない新曲「一泊二日」を披露し、浅田は12月7日に発売する新曲「海峡雪しぐれ」を唄う。

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浅田あつこと入山アキ子(右)


入山アキ子は12月第1週、第2週の放送にゲスト出演して、デビュー15周年記念曲「一泊二日」を唄う。22年10月19日にを発売したばかりで、「皆さまのお陰で唄い続けられてきました」と15周年を迎えたことに感謝を示す。
 今まで悪女になったり、色んな顔を見せてきた入山だが、新曲では初めてという〈艶歌〉で、王道演歌に挑戦している。収録では「色気を絞り出して演じて唄っています。現実離れした、夢の世界とも思えるドラマを感じてもらいたい」と話していた。

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入山アキ子

 12月18日には大阪・西心斎橋のニューオーサカホテル心斎橋で「アコースティック オトコウタライブ」を開く。ピアノ伴奏で自ら選曲した男歌をカバーするもので、もちろん新曲などオリジナル曲も唄う。全国で年間50ヶ所での開催を目指している。大阪では2度目になる。
 新曲CDはDVD付きも同時発売している。本人映像のミュージック・ビデオや担当プロデューサーによる15周年を迎えた想いについて聞いているインタビュー映像も収録されている。
 

浅田あつこは12月第3週、第4週放送のゲスト。22年12月7日にリリースする予定の、2年半ぶりの新曲「海峡雪しぐれ」を唄う。これは断ち切れない恋、未練の人に想いを馳せる女性を切なく演じる。浅田が得意とする雪の海峡ものの演歌である。
 そんな女性の姿を表現するためであろうか、髪の毛を伸ばしたという。ところが「髪の毛を巻くのも時間がかかって大変です」と、笑みを見せている。

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浅田あつこ


 新曲のカップリング曲「西成の櫻(はな)」は、大阪の下町の西成を舞台にして、いつか自分も桜のように花を咲かせたい、と唄う男歌で応援歌でもある。
 作曲には在阪のシンガーソングライターで作曲家の舞ゆうじを起用している。
 浅田あつこはまた、今年から公式チャンネルを開設している。内容はすっぴんで朝ごはんを紹介したものや、私生活の1部を披露する物が大半。 
 11月9日に公開したものでは、ポスターと賞状を整理する姿を見せるなどを見せている。多くは自撮りで、「毎回、カメラの角度が難しくて、映像がブレたりするんですよ」と明かす。


【12月の見どころ】
 演歌ジャックスは収録からほぼ1ヶ月後から、放送局別に順次放送されている。見逃した人には、放送後にYouTubeで配信されている動画サービスがあり、放送エリア外の人たちでも見ることが出来るので便利だ。
 このサービスのほかにもYouTube配信されているものかある。番組のMCなどで出演しているファンキー・コバがインタビューする「楽屋トーク」である。毎月のゲストに直撃しており、本編では見られない内容の話も飛び出す。

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ファンキー・コバのインタビュー光景


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI 「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「どしゃぶりの雨の中で」「人形の家」(カバー)
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JACKS娘 「東京の女」(カバー)
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MARI&JACKSモンスターズ 「赤い鼻のトナカイ」「サンタが街にやってくる」(カバー)
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岡田由美「夫婦椿」
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅時」
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平井一郎 「真知子」
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林田夏美「丹後半島」
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Saori「もう一度」
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長生忠之「俺は待ってるぜ」「涙は俺がふく」(カバー)
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長生忠之・藤川真千子「水たまり」(カバー)
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来年2月の新歌舞伎座公演をアピールする藤川真千子
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青海涼「夢恋街」「よせばいいのに」
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七音ゆみ「アンジャベル〜母の置き土産〜」
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平野富美男「黒汐海峡」
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井咲保紀「泣かないでホノルル」

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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「にっぽんうたまつり2022 今年も番外編」 決勝大会の動画を発表 [カラオケ]

◆日本レコード商業組合関西支部が開催中の「にっぽんうたまつり 2022 今年も番外編」のメインイベントのカラオケコンテストの決勝大会の動画がこのほど発表された。

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決勝大会の出場者。YouTubeの動画から


 決勝大会には、事前に課題曲14曲にエントリーがあった中から1人ずつが選ばれて、2022年10月22日、大阪市内でそれぞれの歌唱の動画撮影が行われた。

 歌唱したのは関西のほか松山市や福岡県久留米市など各地から参加した11人。出場予定だったうちの2人が欠席したほか、真田ナオキの「渋谷で・・・どう?」はエントリーした者がなかった。エントリーゼロは大会史上初という。

 歌唱動画はYouTubeの「にっぽんうたまつり決勝大会」チャンネルで見ることが出来る。

 今後、同関西支部によって審査が行われ、グランプリと優秀歌唱賞、奨励賞の各賞が選ばれる。発表は11月末、同支部のホームページに掲載される。

■にっぽんうたまつり 2022決勝大会での歌唱者と歌唱曲目

1、如月こうすけ(兵庫県芦屋市)「偽りのくちびる」(原田波人)
2、中村昭二(京都市)「都会の迷子」(岩出和也)
3、柴垣一廣(兵庫県加東市)「居酒屋『ての字』」
4、高田博光(京都市)「沓掛道中」(彩青)
5、宮本雅博(福岡県久留米市)「雪月花」(辰巳ゆうと)
6、清水浩子(大阪府河内長野市)「北の果て・・・」(大月みやこ)
7、今本真裕子(大阪府岸和田市)「しゃくなげ峠」(朝花美穂)
8、小濱智美(大阪府阪南市)「恋街しぐれ」(香西かおり)
10、日山梨名(松山市)「ピンクのダイヤモンド」(望月琉叶)
11、武田みか(徳島県板野郡)「銀の雨」(中村美律子)

※写真・記事の無断使用は固くお断りします。


[日本レコード商業組合関西支部]
http://nippon.utamatsuri.jp/







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吉幾三と自身のトリュビュートアルバム「幾三フェスティバル」を歌う4人が大阪発流行歌ライブにやって来た [ライブ]

「酒よ」「雪國」などのヒット曲で知られ、今年デビュー50周年を迎えている歌手吉幾三(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が出演した301回目の大阪発流行歌ライブが、2022年11月16日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIGCATで開かれた。今年7月に発売された「吉幾三トリュビュートアルバム 幾三フェスティバル」の収録曲を歌っている、同じレコード会社の後輩歌手4人も出演するという超豪華なスペシャルバージョンだけに、用意された200の客席はほぼ満席。吉は「家に帰って寝る時間もないほどに、一生懸命に仕事をしてきました」と、50年を振り返った。

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エンディングで出演者全員で「泪・・・止めて」を歌う
中央が吉幾三


 開催28年目で301回目を迎えた大阪発流行歌ライブ吉幾三、同じレコード会社の後輩歌手たちとのコラボライブ

 50周年を迎えた吉が今年出した4枚目のアルバム「幾三フェスティバル」は、ヒット曲11曲が収録されており、いずれも後輩歌手の9人がカバーしている。この日、ライブにやって来たのは吉のほか、9人のうち野中さおり、黒川真一朗、こおり健太、吉永加世子の4人。

 吉は4人の後輩歌手からの質問に答えるトークコーナーで、芸名の由来を聞かれると「デビュー当時の山岡英二の名前は、ヤンマーディーゼルのCMソングを歌っていたことから、社長の名字とロータリーエンジンのエンジンから取った」もの。今の吉幾三はレッツゴー(よし、行くぞー)が語源であることを明かし「当初半年は覆面歌手で通していました」と笑わせていた。

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トークコーナーでは後輩歌手から矢継ぎ早に質問が

 また先ごろ今年の出場歌手が発表されたばかりのNHK紅白歌合戦については、「出たい歌手が集まって抽選にしたらいいと思う」と、妙案をブチ上げた。

 1973年にデビューしている吉は、これまでに400曲強にもなる作品をリリースしてきている。自身の歌唱コーナーではその中から「酒よ」と新曲「頼り頼られ・・・」の2曲を聴かせた。
 新曲は、人はひとりでは生きていけないし、いつも誰かに守られているという自らの想いを唄ったもので、50周年を記念した楽曲である。

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新曲「頼り頼られ・・・」を歌う吉幾三

 ライブではまた、後輩歌手の4人がトリュビュートアルバムに収録している作品を歌唱。アルバムで「情炎」をカバーした野中は「先輩の作品の中でも大好きな歌のひとつですが、今回、アレンジも変えて自分の歌として唄いました」と話して、それを聴かせた。

 また黒川は「かあさんへ」を、こおりは「哀のブルース」吉永は「海峡」を、それぞれ収録曲を唄った。

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野中さおり

 最新曲コーナーでは、来年がデビュー35周年の野中が今年3月に発売した「雪すみれ」を唄うと、来年デビュー20周年を迎える黒川は2月にリリースした「東京演歌」を唄って「来年1月には新曲『大阪演歌』を出します」と報告していた。

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黒川真一朗

 こおりは、故木下龍太郎の詞を預かっていたという作曲家の大谷明裕が曲を書いた9月発売の新曲「忘れ針」を唄った。
 吉永は34年前にテレサ・テンのために書かれていたが、メロディーとアレンジをそのままに、歌詞をすべて書き直して6月に出した「サヨナラTOKYO」を披露した。

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こおり健太
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吉永加世子

 ライブの最後に吉は「若い連中(歌手)に力を貸して下さい」と、この日共演した野中さおり・黒川真一朗・こおり健太・吉永加世子の4人の歌手への応援を求めていた。

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[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html
[徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/








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第205回KOBE流行歌ライブ ホリデージャパンスペシャル ニック・ニューサ、木下、朱夏、氷室の熱唱ライブ [ライブ]

ニック・ニューサ、木下結子、朱夏洋子、氷室一哉のホリデージャパン所属の実力派歌手4人によるライブ「ホリデージャパンスペシャル」が、2022年11月11日、神戸市中央区の神戸ハーバーホールでの第205回KOBE流行歌ライブで行われた。出演者それぞれの歌唱に観客は大満足な様子だった。

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第205回KOBE流行歌ライブでのポリージャパンスペシャル


 オープニングではデビュー42年目のニック・ニューサと移籍第2弾が絶好調の木下結子、ジャズをはじめあらゆる楽曲をこなす朱夏洋子、そして身長183センチの新人氷室一哉の4人がステージに勢揃いして、KANAの「時間よ止まれ」を歌って、それぞれ自己紹介。

 歌のトップバッターは朱夏洋子。迫力ある歌唱は他を寄せ付けない。それもそのはず、元はアロージャスオーケストラのボーカルを務めた実力をもつ。にも関わらず、出身中学校から要請があれば講堂で歌うし、温泉でもステージに立つ気さくさ。

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朱夏洋子

 この日は「Swanee(スワニー)」から「買い物ブギ」など4曲と、ニック・ニューサとのデュエット「Be mine again」も披露した。

 2番手は氷室一哉。2年前の3月に亡くなった加門亮の歌を継承する歌手として、今年5月にデビューした。甘く低音を響かせた声で聴かせるデビュー曲「アカシア物語」は、石原裕次郎、加門亮を彷彿させる。カップリングの「霧情のブルース」も歌ったが、これは加門のカバー曲。

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氷室一哉

 氷室は「大切に歌っていきます」といい、ムード歌謡の代表曲「小樽の女よ」も歌い、「アカシアー」は2度聴かせてくれた。

 本家「ノラ」木下結子はホリデージャパン移籍第2弾の「百滝桜」を9月にリリースしている。

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木下結子

 東京から大阪に戻ってくすぶっていた彼女を作詞家髙畠じゅん子が「ウヰスキー」(日本クラウン)で生き返らせたように、新曲では「華やかに花を咲かせているのは、多くの人たちの助けがあってのこと」と、大阪に実存する百滝桜と自らを重ね合わせて髙畠が書いた歌詞が評判。
 カップリングの「東京」(やしきたかじんの楽曲をアレンジ)などと共に5曲を歌った。

 グリーンのスーツ姿で登場したニック・ニューサは72歳。この日の出演者の中では1番の年長者であった。珍しくネクタイも締めて、自らダミ声という独特な声で「大阪ボレロ」「サチコ」など6曲を歌った。

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ニック・ニューサ

 観客からのリクエストコーナーでは、朝比奈京仔作詞、杉本眞人作曲の「なんや知らんけど」をアカペラで披露してみせるなど、その実力ぶりを遺憾なく発揮した。


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木下結子とニック・ニューサ
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朱夏洋子とニック・ニューサ


 ライブのラストは4人が1曲ずつ、最新曲を歌うコーナー。氷室が再度「アカシア物語」を歌い、木下は「百滝桜」を、朱夏は「えらいこっちゃで」。ニック・ニューサは「そんなんじゃない」を歌った。
 再び4人が勢揃いして、ニックの「お祭りださわぎ」を歌って賑やかに締めくくった。

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賑やかに全員でエンディング

 来年、KOBE流行歌ライブは第1回開催から20周年であることから、それを記念したスペシャルプログラムを3月と4月の2回に分けて行うことになっている。

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田浦高志(フリーボード) アルバム「魂情演歌 〜涙の酒〜 」発売記念ライブ開く 大阪・ロイヤルホース [ライブ]

◆かつて大阪・西成の飲み屋を流して歩いていた、今は浪花の演歌師と呼ばれる田浦高志が、初のアルバムCD「魂情演歌 〜涙の酒〜 」の発売記念ライブを2022年11月10日、大阪・梅田のライブハウス、ロイヤルホースで関西発歌謡曲応援の会の特別バージョンとして開き、収録曲の中から、ちんどん芸を極める大阪・ちんどん通信社の創業者林幸治郎さんを歌ったオリジナル曲「浪花ちんどん物語」など17曲を歌った。

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浪花の演歌師・田浦高志 決して歌手ではありませんが信条


 アルバムは10月26日にフリーボードから発売。サブタイトルにもなっている「涙の酒」(大木伸夫)から「ああ上野駅」(井沢八郎)「カラオケ流し」(三ツ橋けんじ)など10曲のカバー曲と、「北で逢った女」「浪花ちんどん物語」のオリジナル曲2曲、同カラオケの全17曲を収録している。

 田浦は3曲千円で客のリクエストなどに応えて、大阪市西成区の釜ヶ崎や飛田新地界隈を流して歩いていた。
それだけに「僕は歌手ではありません。店に儲けてもらわないと歌わせてもらえないので、客が1杯を飲むのであれば、2杯を飲まなければいけなかった。そこで声をぶつけるように歌ってきました」と、自らの歌をそう説明している。

17曲を熱唱

 この日のライブでは17曲をまさに〈ぶつける〉ように歌った。まずはアルバムには未収録ではあるが、美空ひばりの「悲しい酒」「ひばりの佐渡情話」「波止場だよお父っあん」の3曲から始めた。

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釜ヶ崎・飛田新地で歌ってきた元は流し


 ライブ後半では収録曲の中から、カバー曲10曲を1コーラスずつメドレーで披露した。いずれも酒場でも人気の懐かしい懐メロばかり。観客からも大きな拍手が送られていた。

 ラストソングは自ら作詞・作曲をしたオリジナル収録曲の中から「浪花ちんどん物語」を聴かせた。

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アルバムにはオリジナル曲2曲も

 これはちんどん屋のちんどん通信社(東西屋)の創業者で、現在も歌とちんどんのリーダーとしてライブ活動などを展開している林幸治郎さんを主人公にした作品。イントロには林の ♫ とざい とうざい 〜 の掛け声が入っている。

GSザ・ジェノバの山本吉明らゲスト歌唱も

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お祝いに駆け付けた共演者に囲まれた田浦高志(中央)

 ライブではまた、蘭花・生駒尚子・前田ひろみ・西村ナオミ・山本吉明のゲスト5人も出演。それぞれ最新曲など歌った。

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蘭花
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生駒尚子
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前田ひろみ

 蘭花は田浦が楽曲提供した「大阪港で待ってる女」生駒は父親で河内音頭の音頭取りだった故・生駒一作詞の「天雅の海へ」前田は小椋佳作詞・作曲の「母を想う そして私がいる」などを披露。

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山本吉明
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西村ナオミ

 また懐かしいグループサウンズのザ・ジェノバのボーカルとして活躍した山本吉明は、デビュー曲「サハリンの灯は消えず」(1968年)など、西村ナオミは病明けながらも迫力あるカバー曲を聴かせた。

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みちごえゆう(テイチクレコード) 「花は、花 / ただいま大阪」でメジャーデビュー 夢はデッカく日本の歌姫 [インタビュー]

◆地元の門真で知られていなくて、どうして東京なの。寂しいやんー。そんな言葉を同級生や応援してくれている人たちからもらって、CDデビューして上京し10年が経った6年前に、みちごえゆうは生まれ故郷の大阪府門真市に戻った。それから関西を中心に活動を続けてきたが、2022年10月19日に「花は、花」をテイチクレコードからリリースして念願のメジャーデビューを果たした。夢は門真の歌姫から日本の歌姫へ。そして25年の大阪万博の歌を歌いたいーと限りなくデッカいのである。

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みちごえゆう


 みちごえゆうは、関西から多くの歌手を輩出した関西歌謡大賞(現・にっぽんうたまつり)に21歳で初めて出場している。この時の審査委員長の作詞家もず唱平からは「変わった声をしているが特徴ある声だから、それを生かして頑張るように」と評価され、奨励賞を受賞している。

 これがきっかけとなって本格的に歌手を目指すようになり、23歳の時にCDデビューして上京している。ライブハウスで歌手としてスタートを切るが、知人も少ない東京ではチケット販売のノルマをこなす事が出来なくなって、出演もかなわなくなってしまった。

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 そこから始めたのが道の駅や旅館などのほか、色んなイベント会場で歌う事だった。そんな活動を7年間続けていたが、ある日夏祭りのイベントで大阪に帰ってきた時であった。その時、知人からかけられた言葉が「帰ってきて、地元の歌姫になれば」というものであった。

 彼女にとって歌手は東京にいなければいけない、という固定観念があって「帰りづらい」気持ちがいっぱいだった。でも周りの古い友人や応援をしてくれている人たちは「そんな考えは古いよ」と言って。帰ってくることを勧めた。

 その言葉に背中を押されて10年ぶりに故郷に帰り、地元での活動を始める。もちろん地元でも無名であるから、まずはポスターを持って美容院、飲食店やカラオケ喫茶店などを手当たり次第に回っていった。
 「東京では他人に声をかける事は出来なかったのですが、門真に戻って6年、物怖じしないまでに鍛えられました」と、みちごえ。

 すると老人福センターから声がかかったり、夏祭りで歌ってほしいなどと少しずつ歌える場所が増えていった。コミュニティFM局からは番組のパーソナリティーにといったオファーも寄せられるようになってきた。

 そうした地道な活動を続ける中で、紹介してくれる人がいてテイチクからCDを出す話をもらった。念願のメジャーレーベルである。
 審査の結果が出るまでには3ヶ月ほどかかったという。「まるでオーディションの結果を待つような心境でした」と、心の内を打ち明けてくれた。
 
 ここに至るまでの苦しかった時の気持ちを歌ったのが、♫ 浪花の風はあたたかい 次の春はきっときっと咲く 〜 と歌うメジャーデビューシングルの「花は、花」(作詞・北爪葵、作曲・桧原さとし、編曲・宮崎慎二)である。カップリング曲の「ただいま大阪」(同)では ♫ ええねん ええねん 泣いてもええねん 〜 と自らを励ます。

 いずれも気持ちが温かくなる、人生の応援歌とも言える2曲を、みちごえは今、大阪の空の下で歌い続けている。いずれは「大阪から全国へ飛び回る」ことを夢見て。



※記事・写真の無断使用はお断りします。


[みちごえゆう オフィシャルサイト]
https://www.youmichigoe.com/
[みちごえゆう テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/michigoe/








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瀬戸つよし(日本コロムビア) ライブツアー最終公演 デビュー30周年記念歌謡フェス開く DAIHATSU 心斎橋角座 [ライブ]

◆歌手の瀬戸つよしが東京、大阪で開いてきたデビュー30周年を記念したライブツアーのラスト公演「瀬戸つよし30th歌謡フェスティバル」を2022年10月6日、大阪・心斎橋のDAIHATSU 心斎橋角座で開き、これから「ロック、ポップス、歌謡曲さらにはMCと幅広い活動で、エンタメ業界を盛り上げていきたい」と抱負を語った。

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エンディングの「YOUNG MAN」


 瀬戸が歌手デビューしたのは1992年。この年の正月にテレビ朝日系で放映された新春大型時代劇スペシャル「徳川家康」の主題歌になった「夢の雫」がデビュー曲であった。
 ライブはそのデビュー曲から最新曲の「愛の巣」までオリジナル曲の数々から「ガキの頃のように」(堀内孝雄)「つぐない」(テレサ・テン)「安芸灘の風」(レーモンド松屋)といったカバー曲まで全10曲を歌った。

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歌謡曲からロック、ポップスと幅広くこなす瀬戸つよし

 オープニングで披露した「女は海」はテレビドラマ「必殺仕事人 激闘編」の主題歌になった作品で、俳優の京本政樹が作詞・作曲している。京本は瀬戸つよしの芸名を命名している。

 瀬戸は20歳で広島から単身上京。弁当店でアルバイトをしながら歌手を目指した。レコード会社へ歌唱テープを持ち込む日々を過ごしていたが、ある日、古着屋で目にした1枚のポスターが縁でオーディションを受ける事になり、グランプリを受賞したのがデビューのきっかけとなった。

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瀬戸つよし
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息の合ったトークで楽しませる瀬戸・美山・山下の3人

 ライブのステージ1ではデビュー第2弾シングルの「月夜のうさぎ」(作詞・荒木とよひさ、作曲・堀内孝雄)と、カップリングの「羊の子守歌」と共に歌った。

 ポップスを得意とする瀬戸は西城秀樹の大のファンでもある。今話題のショート動画サービス、TikTokでは彼が演じる「西城秀樹 降臨動画」が人気を博しているという。
 ライブのエンディングも西城秀樹の「YOUNG MAN」を歌い、出演者全員でステージを盛り上げた。

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美山京子
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山下たか子

 ゲストの美山京子(日本クラウン)は出演するテレビ番組「プレミアム歌謡ショー」(サンテレビ)で、MCを務める瀬戸と共演する間柄。この日は9月に発売した新曲「あした絆坂」そのカップリング曲「面影酒よ」などを歌い、「35年40年と頑張ってください」と、瀬戸にエールを送った。
 もう1人のゲスト、山下たか子はオリジナル曲「母の駅」を歌った。

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ハプニング、遅れて歌唱した野村さん(左)

 歌謡フェスティバルでは、瀬戸のライブでは初めてカラオケ発表会を併催。事前に申し込みがあった56人がそれぞれ得意曲を披露した。
 瀬戸のオリジナル曲も10人が歌唱するなどの盛況ぶりであったが、その1人の野村勝男さんは車の故障で来場が遅れて、瀬戸のライブが始まりオープニング曲の歌唱後に、「愛の巣」を歌うというハプニングも。

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瀬戸つよし

 瀬戸は「30周年を記念するこの場を与えてくれた皆さんに感謝します。中味の詰まった30年でした。これからも頑張ります」と話した。

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エンタメ業界を盛り上げたいと意欲を見せる



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[瀬戸つよし オフィシャルサイト]
https://www.yoursmile.land/
[瀬戸つよし 日本コロムビア]
https://columbia.jp/artist-info/setotsuyoshi/prof.html








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藤村舞(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、紫紋会40周年記念イベント「舞いと歌を愛する会」 歌と舞踊を披露 [イベント]

◆日本舞踊家で歌手の藤村舞が2022年10月23日、奈良市の奈良ロイヤルホテルで主宰する紫紋会の発足40周年を記念した「舞いと歌を愛する会」を開いた。同会の会主である藤村(舞踊家名は藤扇紫紋)による舞踊の披露のほか、門下の人たちなどによるカラオケを楽しんだ。

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紫紋会40周年記念ので歌った踊る藤村舞


 オープニングは藤村の出身地である鹿児島県の名所や名物が歌詞に盛り込まれているオリジナル曲「鹿児島ふるさと音頭」。これは最新曲「木の葉舟」のカップリング曲で、歌に合わせて藤村を先頭に、門下の女性たちと一緒に会場の客席を回った。

 藤村は奈良市内に在住。5歳から日本舞踊を習い始め、現在藤扇流本部師範で、自ら主宰する紫紋会の会主も務めている。
 踊りのかたわら1997年には「祈り川」(ビクターエンターテインメント)で歌手デビュー。2009年には3枚目のシングル「面影の大和路」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)を出している。
 藤村は「25年前に勧められて初めてCDを出すことになりました」と、歌手デビューのいきさつを話していた。

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 この日は、初心に返ってデビュー曲「祈り川」と、そのカップリング曲の「浪速恋歌」2枚目シングルの「春の音」を当時のプロモーションビデオを見せながら聴かせた。
 藤村はまた、伍代夏子の「恋夜雨」桜ちかこの「浜の恋唄」に合わせて、踊りも披露した。
 門下生などによるカラオケ発表会では、食事やゲスト歌手の歌をはさみながら70人が歌唱した。

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楽しく歌って踊りましょう呼びかける

 フィナーレには「NANTO奈良」(「面影の大和路」のカップリング曲)そして再び「鹿児島ふるさと音頭」を歌い、今度はステージで藤村の歌に合わせて、女性たちが踊りを見せた。
 藤村は「人生百年時代に相応しく、これからも楽しく皆さんと過ごしていきたいと思います」と呼びかけていた。








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福島はじめ(日本クラウン) 感動の2時間半 ゲストに原田伸郎・浅田あつこ 福島はじめコンサート 2022 in 大阪 [コンサート]

◆大阪府枚方市の新しい文化発信施設として2021年10月にオープンした枚方市総合文化芸術センター関西医大大ホール(1468席)で、22年10月31日、歌手福島はじめ「福島はじめコンサート 2022 in 大阪」を開いた。最新曲の「相馬 明日酒」から「宗右衛門町ブルース」をはじめカバー曲など全18曲を歌った。特別ゲストには、♫ 羽をとったらあぶら虫 〜 で知られる「赤とんぼの唄」の原田伸郎、さらに友情出演として来月には新曲をリリースする浅田あつこを迎え、約2時間半余のコンサートに観客はいずれも満足し切った表情であふれていた。

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久々の大阪でのコンサートに笑顔いっぱいの福嶋はじめ


 ハロウィンの飾り付けを施して福島はじめらしい遊び心満載のステージでのオープニングは、久々の大阪でのコンサート開催の喜びを表すかのように、音声合成ソフト「初音ミク」によって公開された「千本桜」を景気良く三味線を弾きながらの歌唱であった。
 続いて「大阪に帰ってきた福島はじめです」と、松村和子の「帰ってこいよ」をカバーした。

 すべてが計算し尽くされたような演出は、微に入り細に入り、日頃から観客を喜ばせることを研究し続ける福島らしい舞台であった。
 バンドは7人構成で、その名も福島の名前をもじった〈ハピネスアイランド〉。そして神戸出身の女性コーラスが1人といったメンバーである。

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三味線で「帰ってこいよ」も

 「津軽恋ふぶき」「相馬 明日酒」「女の時雨」とオリジナル曲を続けて聴かせると、次はデビュー28年の浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の登場。
 「河内のからくち」10周年記念曲「紅い川」最後は最新曲の「米原の雪」。12月7日には別れた人への切ない恋心を歌った新曲「海峡雪しぐれ」を発売予定と告げて、「雪の歌が続きます。ええ歌やから予約してね」と、終演後には即売コーナーに立っていた。

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12月7日にち新曲をリリースする浅田あつこも応援に
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賑やかにステージを演出した福島

 一転して白地に花柄のスーツに衣装替えしての福島は、シャネルズの「ランナウェイ」坂本九の「上を向いて歩こう」平和勝次とダークホースの「宗右衛門町ブルース」を、いずれもフルコーラスでカバーした。
 高村光太郎の「智恵子抄」にも出てくる福島県にある安達太良山を軽快に歌った「安達太良カントリーロード」も聴かせ、大震災の被災地である地元への想いを込めた。

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カバー曲から故郷を想う楽曲までを歌った

 福島が芸名を福島一に改名して再出発した2012年7月、彼に東日本大震災の復興ソング「おかえり / 桜唄」を書き下ろして提供したのは原田伸郎であった。福島は1部の終わりに、この故郷福島・南相馬を思い起こさせる「おかえり」を歌って、2部の特別ゲストの原田へとつなげた。

 1973年、京都産業大学の学生だった原田はアルバイト先で知り合った清水国明と2人であのねのねを結成。デビュー曲「赤とんぼの唄」で一躍有名になった。今年がデビュー50周年である。
 ステージでは「赤とんぼの唄」今、TikTok(ティックトック)などで若者の間で人気のあのねのねのオリジル曲「ネコ・ニャンニャンニャン」(1979年)を歌うと共に、河島英五作詞の「青春旅情」を福島のハーモニカに合わせて聴かせるシーンも。

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あのねのね時代の「赤とんぼの唄」から「ネコ・ニャンニャンニャン」まで披露した原田伸郎
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「青春旅情」は福島のハーモニカとコラボした原田(右)


 20分余の原田のステージは、コンサートをグッと引き締めて「見事な空間を演出してくれたし、明日へ向けての勇気を感じさせてくれた」といった声も聞かれた。

 福島はコンサートも終盤に差し掛かったところで、「おかえり」のカップリング曲「桜貝」原田ヒロシの「秋時雨」吉幾三の「酔歌…追伸」そしてアカペラで福島県の民謡「新相馬節」と続けて、再び「相馬 明日酒」を歌った。

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福島の民謡もアカペラで披露するなど故郷を想う気持ちを見せた

 アンコールにはアップテンポな「北国終列車」コンサートを大阪で開く事ができた喜びを全身で表すかのように、「この指とまれ」で締めくくった。
 18曲を歌い切った福島は「これからも歌を研究、勉強を重ねていい歌を届けていきたいです」と話していた。

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勉強を欠かさず上を向いて頑張りますと誓った

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[福島はじめ オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/fukushima-hajime/
[福島はじめ 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/fukushima/news?ima=1305&ct=ryuko








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