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高橋樺子、西成のマザー・テレサを歌う「さっちゃんの聴診器」 新曲発売記念ライブ開く 大阪・十三 GABU [ライブ]

◆大阪から沖縄に活動拠点を移している歌手高橋樺子(UTADAMA MUSIC)が新曲「さっちゃんの聴診器」(作詞・もず唱平、作曲・矢島敏)の発売日の2023年1月26日、大阪・十三のライブハウス、246LIVEHOUSE GABUで新曲発売記念ライブを開いた。新曲は沖縄の島唄と本土のやまとうたの〈混血〉ソングを目指す沖縄発新レーベルのUTADAMA MUSICの第1弾で、西成のマザー・テレサと呼ばれ34歳の若さで亡くなった女医の矢島祥子さんへの哀悼歌である。

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大阪・十三のGABUで歌う高橋樺子


 オープニングで高橋樺子は「さっちゃんの聴診器」を披露。♫ もっと生きたかった この町で 〜 で始まるこの歌は、高橋らを伴って沖縄に移住した作詞家もず唱平が22年に立ち上げた沖縄発の新レーベル、UTADAMA MUSICが初めて世に問うニューシングルである。
 高橋にとっては「四丁目のスナック」以来、5年ぶりのシングルになる。

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「さっちゃん」の想いが届けと歌う高橋樺子

 「さっちゃんの聴診器」の主人公のさっちゃん(矢島祥子さん)は、大阪・西成でホームレスや日雇い労務者など地域の人たちを診療し続けたが、若くして死ななければならなかった。その無念を歌ったのが「さっちゃんの聴診器」である。

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歌の主人公の実兄がリーダーの夜明けのさっちゃんズ

 作曲をした矢島敏はさっちゃんの実兄。彼女が生きた町が舞台となる「釜ヶ崎人情」を、かつて彼がライブで歌った時のこと。そこで偶然にも、歌の詞を書いたもず唱平と出会ったのてあるが、それがきっかけで今作の制作につながったという。
 この日のライブでも矢島は、バンドグループ夜明けのさっちゃんズのリーダーとして参加。演奏などで高橋の歌をを盛り上げた。

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夜明けのさっちゃんズのメンバーと
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震災被災地など行っている健康体操も披露

 さっちゃんは研修医時代に沖縄で働いている。これも不思議な因縁であるのだが、彼女はその後、大阪の病院に就職して、西成のあいりん地区でホームレスの医療などを行うボランティア活動にも従事することになる。
 その献身的な活動から〈西成のマザー・テレサ〉とまで呼ばれるが、09年に亡くなっている。

 彼女の志を広く世に伝えようと、「さっちゃんの聴診器」を歌う高橋は、11年に東日本大震災の被災地の人々を元気づける歌として作られた「がんばれ援歌」で歌手デビューしている。
 以来〈平和〉をテーマに歌い続けており、「さっちゃんー」も新たな形の平和を考えさせる作品として注目されている。

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やっぱり「がんばれ援歌」

 ライブで高橋は「がんばれ援歌」「四丁目のスナック」などのオリジナル曲や、もず作品の中から「花街の母」「釜ヶ崎人情」「はぐれコキリコ」などのヒット曲、さらにはUTADAMAレーベルの未発表オリジナル作品の「うりずんの二人」など3曲も披露した。

 自らは新レーベル会社の社長には就かず、顧問であるというもずは、拠点を沖縄に置いたことについて、この日、次のように話した。
 「歌作りの根本には、ワールドミュージックとの混血(異文化の融合)によって生まれているという現実があります。沖縄は同じ国内でありながら、全く違う音楽が存在する土地であることが、その大きな理由です」

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沖縄での音楽作りの持論わ語るもず唱平

 また高橋は久々の大きな会場でのライブを終えて、「今は沖縄をベースに一生懸命突っ走っている状況です。これからも頑張っている私を見ていてほしいです」と、集まったファンに呼びかけていた。

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沖縄から世界へ
 
 高橋は今後、2月15日には大阪・心斎橋のBIG CATでの大阪発流行歌ライブに出演するほか、同19日には沖縄県那覇市のメインストリート国際通りで路上ライブを予定。「さっちゃんの聴診器」を聴かせる事になっている。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[高橋樺子 オフィシャルサイト]
https://utadama-music.com
[高橋樺子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/takahashi_hanako.html








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塩乃華織、umeda TRADで34回目のワンマンライブ オリコン演歌・歌謡スペシャル2022 年間TOP100で初の70位を70位を報告 [ライブ]

◆新曲「命さらしても」が昨年のオリコン年間TOP100で初めて70位にランキングされた事を報告しますー。歌手塩乃華織は2023年1月24日、大阪・堂山のライブハウス、umeda TRADで開いた第34回ワンマンライブでこう話した。そして「今までの中で最高のランキングです。さらにパワーアップしていきたい」というと、ファンからは「もっともっと頑張れ〜」と声援も。ライブでは、この「命ー」からメジャーデビュー曲「陽だまりの花」やカバー曲など15曲を歌った。

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写真・昨年のオリコン年間チャートで70位を報告して歌う塩乃華織


 「命さらしても」は22年4月に発売され、各地でのキャンペーンや歌謡ショーへの出演を繰り返してCD販売を積み上げてきた。昨年末にはBS日テレ・ニッポン放送などが生放送し、インターネットテレビABEMAも生配信する「第6回ももいろ歌合戦」への6回連続出場を果たし、日本武道館で歌唱している。

 塩乃は「この楽曲で(歌手として)1歩前進出来たと思っています」と初の100位内を確保出来た事の喜びを語った。
 本来ならライブ最後でこの歌を聴かせるところであるが、オープニングの2曲の後のMCに続けて歌って、ファンと感動を共有した。

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写真・塩乃華織

 「命さらしても」同様に評判が高いのが、続けて歌ったカップリング曲の「Rain」である。〈両A面〉的な今回の作品で「歌っていても(胸が)キュンとなる切ない作品です」と、女性らしい感想も。
 両作品とも「愛してはいけない人を愛してしまった大人の世界を歌った作品です。たくさんの皆さんに受け入れてもらって嬉しいです」と塩乃。

 この日のライブでは普段はあまり歌わない「しあわせ招き猫」「じんわり酒」と、いずれもカップリング曲を歌って、会場から解禁されたという客席のラウンドも行い、写真撮影に応えていた。

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写真・久々に客席をラウンドする

 毎回、ひとつのテーマに沿って選曲したカバー曲の歌唱では、朝ドラから選んだ注目曲を聴かせた。「春よ、来い」「長崎の鐘」「夫婦みち」「365日の紙飛行機」の4曲で、とりわけ「365日ー」は「メッセージ性があって、自分を鼓舞してくれたものであった」という事から選んだという。

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写真・ステージに立つのが楽しいと塩乃

 ライブの最後は前作の「きのくに線」に続いて前々作の「七尾線」。「今でも『七尾線』は聴きたい歌としてリクエストが多い」という。「(『命さらしても』につながる)転機を作ってくれた1曲です」と、塩乃は感慨深げであった。
 アンコール曲は「ほっといてんか あんな阿保」で、賑やかにステージを閉め、「ライブで歌えるのは嬉しくて嬉しくて、少しでも多くのステージに立てるように頑張ります」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shiono/news?ima=3316








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第303回大阪発流行歌ライブ、浅田あつこ・花咲ゆき美・男石宜隆・友貴一彰・池上園美が出演 [ライブ]

第303回大阪発流行歌ライブが2023年1月18日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで行われた。浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が約3年ぶりの新曲を歌い、花咲ゆき美(日本クラウン)は6年ぶりの出演を楽しむ表情。男石宜隆(テイチクレコード)は3年ぶりの出演で、金沢出身の友貴一彰(徳間ジャパンコミュニケーションズ)は初出演。それに池上園美も久々に出演した。

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第303回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 浅田あつこの新曲の「海峡雪しぐれ」、それに前作の「米原の雪」18年前のデビュー10周年記念曲「紅い川」など5曲を歌った。
 「新曲は1番2番と歌い進めていくに従って、切ない想いが高まっていきます」
 と、前作に次いでの〈雪シリーズ〉の作品をアピールした。

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浅田あつこ

 新曲のカップリング曲「西成の櫻(はな)」は彼女にとって珍しい男歌。「女性が歌っても歌い易くて、気持ちを発散するのにもいい、と評判」だという。
 「デビュー当時から新曲のたびに歌わせてもらっている流行歌ライブだけに、今回はめっちゃ嬉しいです」と、出演出来た事を喜んでいた。


 花咲ゆき美はデビュー16年目。まずは2020年の「雪窓」から歌い、道ならぬ恋を歌った新曲「冬岬」へと続けた。大気と海水の温度差が大きい日に見ることが出来る、2つの円が上下に重なる<だるま夕陽>をテーマに曲を作りたい、というディレクターの熱い想いが、この作品を作り上げたという。

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花咲ゆき美

 「だるま夕陽を見ると幸せになる、と言われています。私はまだ見たことがないのです」と花咲。
 しかしこれを見たであろう歌の女主人公からは、この恋を自分の手に奪い取ってみせる、と強い意志を感じさせる歌である。
 花咲にとっては初めての浜圭介(作曲)による作品である。


 男石宜隆は3年ぶり5度目の出演であった。2019年発売の「閨(ねや)の月影」から新曲「那智の恋滝」(22年)まで5曲を歌った。
 この日も歌った「大阪泣かせ雨」(16年)が彼のテイチクメジャーデビュー曲である。ところが実際にはそれ以前に、歌手デビュー曲「貴船川恋歌」をテイチクから発売しているから、今年でテイチクデビュー12年ということになる。

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男石宜隆

 久々のこのライブでは新曲「那智の恋滝」のカップリング曲「浜のれん」も歌った。
 メイン曲の「那智のー」は、和歌山・龍神村に伝わる平維盛と村娘お万の恋を題材にした作品。維盛は宮廷では光源氏の再来とまで言われた美貌の貴公子。悲恋に終わる2人の仲を切なく歌った。


 友貴一彰は初出演。金沢市出身で、山形県でデビューしたという。今年2月でデビュー13年目を迎える。その記念曲とも言えるのが、2月にリリースする「金沢の夜」。出身地の城下町金沢を歌った作品でひと足早く、カップリング曲でムード歌謡の「花言葉」と共に披露した。

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友貴一彰

 「いつかは出演したかった」という大阪発流行歌ライブだけに、声も張り上げて大張り切りの歌唱。この日はデビュー第2弾の「虹を抱きしめて」20年発売の切ない女心を歌った「悲しみの雨」。そのカップリングでムード歌謡の雰囲気を感じさせる「アデュー横浜」も歌った。


 推薦曲コーナーの池上園美は、大阪市内でカラオケ喫茶店を経営しており、17年に「YUME NO RAN -夢魁-」で歌手デビュー。三味線、小唄、日舞もこなす。
 2度目の出演で、デビュー曲と去年発売した2枚目シングル「心の・・・ともしび」を披露した。

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池上園美

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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浅田あつこ、川口哲也の「うたごえスタジオかわぐち」でミニライブ [イベント]

◆歌手浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年1月15日、大阪府八尾市のカラオケ喫茶店「うたごえスタジオかわぐち」でミニライブを開き、22年12月発売の「海峡雪しぐれ」と、カップリングの「西成の櫻(はな)」などを歌った。

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写真・新曲も好調な浅田あつこ


 うたごえスタジオかわぐちは歌手、川口哲也(日本クラウン)が経営しており、今年で開店して13年になる。最近では毎月、第3日曜日に「川口哲也のパーティー」を開き、カラオケを楽しんでもらうと共に歌手を招いてミニライブを開いている。

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写真・浅田あつこと川口哲也

 この日のゲストは多くの人に愛されている笑顔いっぱいの浅田あつこ。1月24日には51歳の誕生日を迎える。
 まずは去年暮れに約3年ぶりに発売した新曲「海峡雪しぐれ」を披露した。悲しく切ないおんな心を歌う。
 「ものすごいええやろ。いい曲を頂きました。今まで(コロナのために)仕事らしい仕事も出来ひんかったけど、支えてくれたのは『あっちゃん、待ってるで〜』の声でした」
 と言って笑顔を振りまいた。

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写真・笑顔いっぱいに歌う浅田あつこ

 カップリングに収録されているのは、大阪・西成を舞台に歌う人生の応援歌「西成の櫻(はな)」。彼女には珍しい男歌で「ストレスを発散して元気になれる歌です」と、メイン曲と併せてアピール。
 このほか前作の「米原の雪」18年前のデビュー10周年記念曲「紅い川」も聴かせた。

 歌い終わって浅田は「今年は益々力を付けて、うさぎのようにピョンピョンと飛び回っていきます」と元気なところを見せていた。

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写真・今年も幸多かれと獅子舞も

 またライブに先駆けて獅子舞が披露され、新年を祝う豪華弁当と一緒に正月の雰囲気を盛り上げていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[浅田あつこ オフィシャルサイト]
http://www.anchi.tv/top.html
[うたごえスタジオかわぐち オフィシャルサイト]
http://kawaguchi-tetsuya.com/index.html








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ホリデージャパン、大阪で今年初の「Purple Rain」 ニック・ニューサ、木下結子、朱夏洋子、永樹、氷室一哉が熱唱 [コンサート]

ホリデージャパン(東京都)が全国で展開しているディナーショースタイルのコンサート「Purple Rain」。2023年初の開催となる大阪会場のKKRホテル大阪(大阪市中央区)で1月14日、ニック・ニューサ(田中収)木下結子、朱夏洋子、永樹、氷室一哉の5人が出演して行われた。

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実力派揃いのPurple Rain in 大阪の出演者たち


 灯りの点った大阪城の天守閣を借景に、ホリデージャパン所属の歌手5人がかわるがわるに歌うといった贅沢なコンサート。オープニングはニック・ニューサと木下結子、朱夏洋子、永樹の4人で「時間よ止まれ」を賑やかに歌って自己紹介。

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氷室一哉

 トップバッターはホリデーのホープ、氷室一哉。故加門亮の歌を歌い継ぐとして、去年5月にデビューした身長183㎝、股下90㎝のナイスガイである。
 デビュー曲の「アカシア物語」を披露し、加門の代表曲「神戸北クラブ」も聴かせて会場のムードを盛り上げた。

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朱夏洋子
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ニック・ニューサ(左)とデュエットも

 髪型から自ら〈リアル湯婆婆〉とも呼ぶ朱夏洋子、この日は髪も下ろして豹柄の衣装に身を包んで〈リアル安室〉に変身しての登場。まずは劇中でライザ・ミネリが歌った「ニューヨーク・ニューヨーク」をたっぷりと聴かせ、実力を示した。オリジナル最新曲「えらいこっちゃで」も披露。
 さらにニック・ニューサを呼び込んで2人で「Be mine Again」(杉本真人)を歌うと迫力満点。

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永樹

 京都在住の永樹は新曲を3月22日にリリースする。それのお披露目はお預けであったが、最新曲「鬼の住み処」のほか「よさ恋ソーラン恋祭り」「恋はパッション」「この道を」を披露。
 このところ東海地区での活動を強めている彼であるが、その効果もあってか、沢山の応援団が詰めかけて声援を送っていた。

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木下結子
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「放されて」をニック・ニューサ(左)と歌う

 木下結子はデビュー39年目。1曲目は「東京」。オリジナルは誰もが知るやしきたかじんであるが、それを編曲して新曲「百滝桜」のボーナストラックとして収録している。続いて「ノラ」を歌うと告げると、客席からは〈わぁ〜〉といった歓声が起こったほどで、これを聴くためにやって来たーと言わんばかりの観客たち。
 続いての「放されて」はデビュー曲。後にカバーしたニック・ニューサを呼び込んで2人で歌う。「当時はまさか同じステージで歌えるとは思いもしませんでした」
 自分の歌手生活ともダブらせた新曲「百滝桜」で締めた。

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ニック・ニューサ

 (阪神)タイガースカラーにして来ましたーと黄色のスーツで現れたニック・ニューサ「大阪ボレロ」から。そして美空ひばりの「酒場にて」自身のオリジナル「サチコ」とヒット曲メドレー。
 ニュース番組のエンディングテーマとして流れているお気に入りの「メロディ」をカバーし、最新曲の「そんなんじゃない」を歌った。

 最後は定番の「お祭りさわぎ」。この日の出演者全員が勢ぞろいして、賑やかに歌うと、観客は立ち上がってのスタンディングオーベーション。エンディングに相応しい盛り上がりぶりであった。
 ニック・ニューサも「これからもいい歌を届けていきます」と答えていた。

 Purple Rainはこの後、1月29日にKKRホテル東京で、2月には同博多で、3月は同名古屋でも開かれる(出演者は異なる)。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/








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チョン・テフ、元気に49歳のバースデーライブ ピンクの頭髪で新曲披露 [ライブ]

◆徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、チョン・テフが、49歳の誕生日の2023年1月13日、大阪・京橋のライブレストラン、ベロニカでバースデーライブを開いた。4年前から体調がすぐれない状態が続いていたが、元気な姿で新曲を歌い、プレゼントされたバースデーケーキを披露していた。

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ピンクに染めた頭髪で歌うチョン・テフ


 ライブでは23年1月4日発売の新曲「止まない雨」と前作の「銀のロザリオ」をはじめとしたオリジナル曲や、カバーアルバムの中から「酒場にて」など全14曲を歌った。
 去年は「銀のロザリオ」をリリースしたものの、体調を壊して休養することもあって、満足な活動も出来なかった。しかしそのような中で、今年の新曲に向けての準備に意欲を燃やすなど頑張りを見せ、この日のライブにこぎつけた。

 そんな彼を応援しようと遠くは北海道からや東京、名古屋、岡山などからも駆けつけた熱いファンもいて、この日の誕生日を祝った。
 「3年ほど皆さんに会えなくて辛い思いをしましたが、こうして目の前で歌えることは大切な事で、1曲1曲を真心込めて届けます」と、まずオープニングは新曲のカップリング曲「一秒の薔薇」。続けて前々作の「冷たい雨」前作のカップリング曲「甘い束縛」を歌った。

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新曲「止まない雨」は好調なスタートを切っている

 この日のチョン・テフは頭髪から衣装までピンク色という〈ド派手系〉のいで立ち。去年は「銀のロザリオ」に合わせてシルバーで統一していたが、今回は新曲発売の企画段階では、「一秒の薔薇」が表題曲になるはずであった。それに合わせてピンクの薔薇をイメージして髪の毛を染めた。
 ところがよくある事ではあるが、カップリング候補が突然にメイン曲になってしまった。発売まで日数もなく、もう元に戻せなくなったという訳なのである。

 「髪の毛は伸びますから、こまめなメンテナンスも必要で大変なんですよ」
 なのだが、少なくとも1年は続けたいという。

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49の歳誕生日をたくさんのファンから祝ってもらった

 チョン・テフが日本でデビューしたのは2013年であった。今年で10年になる。韓国出身の彼は元々、歌って踊るアイドル歌手として16歳の時に韓国の芸能界でデビューしている。歌手歴は日韓合わせると33年になるというから、押しも押されぬベテラン歌手の域に達している。

 「この間、思うようにならなくて辛いこともありましたが、日本でデビュー出来て幸せでした。これもファンの皆さんの温かい応援があったからです」とチョン・テフ。

 ライブのクライマックスでは「銀のロザリオ」、そして新曲の「止まない雨」を歌った。「『止まない雨』はオリコンランキングが7位でスタートしました。聴きやすく、歌い易い楽曲です」と、アピールしていた。

 最後はアンコールに応えて、チョン・テフが作曲した「ステージ」と、カバーアルバムにも収録している「駅」を歌った。

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アンコールにも応える

 2月17日には大阪・心斎橋の心斎橋パルコ スペース14で、3月1日には東京・築地のブルームードで、日本デビュー10周年を記念した、生バンドによるライブ「ジョイフル ワールド 2023」を開くことを報告。「今までたくさんの愛を頂き、ありがとうございました。これからも温かく見守って下さい」と呼びかけていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。

[チョン・テフ オフィシャルサイト]
http://jungtaehu.com/
[チョン・テフ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/jung-taehu.html









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葵かを里、3.1発売の新曲「吉野 千本桜」のMV撮影 忘れられない仕事 奈良・吉野

◆歌って舞う歌手、葵かを里(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年1月12、13の両日、奈良県吉野町の吉水神社で、3月1日に発売する新曲「吉野 千本桜」のミュージックビデオ(MV)の撮影を行った。取材した12日は珍しく暖かい陽気で、周囲の山々の桜の木も早く咲きたいと待ち構えているかの様子。葵は「世界遺産にも登録されている吉野エリアでMVの撮影が出来たのは、19年目の歌手人生の中で忘れられない大切な出来事です」と話していた。

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写真・古の恋物語を現代のラブストーリーに重ねる


 吉野は一目千本や一目千年などと言われる桜の名所。古くは源義経と静御前の悲しい別れや、総勢5千人もの供ぞろえで吉野山を訪れた豊臣秀吉による大花見が催された事でも知られている。その吉野を舞台に葵かを里が発売するのが、その名もズバリ「吉野 千本桜」である。
 作詞は麻こよみ、作曲影山時則、編曲竹内弘一。義経と静御前の別れの舞台となったこの吉野の山での哀切いっぱいの恋物語を、現代のラブストーリーに重ねて描かれている。

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「吉野 千本桜」Aタイプ
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「吉野 千本桜」Bタイプ

 吉野の桜木は修験者の〈聖木〉として大切にされていることもあって、楽曲のオープニングとエンディングには法螺貝の音を入れるなど、臨場感を高めている。
 彼女が桜の歌を歌うのはデビューの翌年に出したシングル「夢さくら」(06年)以来2度目になる。さらに奈良を舞台にするのは、デビュー10周年記念シングル「二月堂」(14年)に次いで。

 今回発売するのはタイプAとBの2種類。タイプAにはカップリング曲「明日への虹」のほか「夢さくら」「二月堂」を再収録し、タイプBにはミュージックビデオと「吉野 千本桜」の舞踊映像も収める。

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写真・舞って歌った静御前をイメージして歌う

 「ここ10年ぐらい続けてきた舞いながら歌うをコンセプトにした作品作りの集大成として、歌い舞う白拍子の静御前をテーマにした歌をぜひ、来年に控えた20周年を前に歌ってみたかったのです」
 作品化に至る経緯を葵はこのように説明する。

 この日の撮影は歌にも登場する吉水神社で行われた。ここの書院は後醍醐天皇が南朝の皇居として定めた場所であり、義経と静御前たちが頼朝の追手から身を潜めたところでもある。
 淡い桜柄の着物で撮影に臨んだ葵は、1月の吉野の山という事もあって、スパッツに厚手のシャツ、それにカイロといった厳重な防寒対策を施したという。ところが意外にもコートもいらないほどの陽気に、葵は「桜も咲きそうな感じですね」と苦笑い。

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写真・MVには舞踊映像も収録される

 しかし今回は世界遺産に登録された地ということもあって、「素晴らしい所で撮影が出来て光栄です」と感激度合いも人一倍の様子であった。

 あと数ヶ月で花を咲かせる桜の木をバックにカメラの前に立った葵は「義経と静御前の悲しい恋物語が浮かんでくるようで、ワクワク感がかき立てられます。気合いを入れて歌っていきます」と、話していた。

※写真と記事の無断使用はお断りします。


[葵かを里 オフィシャルサイト]
http://wwwb.jnc.ne.jp/aoikawori/
[葵かを里 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/aoi_kawori.html








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道頓堀歌謡ONステージ、満員の新春公演  声出し応援もOK 賑やかに盛り上がり [ライブ]

◆1回目と2回目の公演を合わせて延べ17人の歌手・舞踊家が出演した道頓堀歌謡ONステージの新春公演は、いずれの公演回ともに満員で、声を出しての応援も認められたこともあり、会場は久々の盛り上がりを見せていた。

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道頓堀歌謡ONステージの2023年新春公演


 出演したのは1回目公演がむつみせい(舞踊)遥ゆき、吉野悦世、長山悦子、宮本静、弥栄真里子、奈美京子、林健二で、2回目公演はむつみせい(舞踊)松山陽子、中峰美由、あずみ万里子、北川紀恵、新和永梨、七海りか、藤みえこ、林健二の延べ17人。

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遥ゆき
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吉野悦世
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長山悦子

 遥ゆきは去年7月に出した「津軽・おんな流れ旅」などを、ミヤコ蝶々の最後の弟子である吉野悦世は「大好きやねん通天閣」などを、女優・小学校教師といった経歴の後に歌手デビューした長山悦子は「城崎ふたり」などを歌った。

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宮本静
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弥栄真里子
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奈美京子
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林健二

 地元和歌山の歌を歌い続け将来は〈華岡青洲の語り部〉を目指すという宮本静は「樫野崎の絆~カイロスの星~ 」などを、弥栄真里子は「惚れたんやろか」などを、奈美京子は「母娘夢舞台」などを、座長の林健二は1、2回通しの出演で「通天閣の三度笠」などを歌った。

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松山陽子
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中峰美由
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あずみ万里子
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北川紀恵

 北海道・苫小牧からやって来た松山陽子は「幻のタンゴ」などを、中峰美由は「湯村湯の街おんな街」などを、横浜から来演のあずみ万里子は「愛が消えないように」などを、北川紀恵は「北の桟橋」などを歌った。

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林健二・宮本静(左)
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林健二・藤みえこ(左)

 恒例の林とのデュエットコーナーでは1回目は宮本静と「浪花恋しぐれ」を、2回では藤みえことも歌った。

※写真の無断使用はお断りします。








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津吹みゆ、嵯峨野路に女の情念を燃やす  デビュー8年目の「おんなの嵯峨野路」 [インタビュー]

◆若いカップルや女性たちの人気が高い京都の西、嵯峨野。ここに生きる女が想い人への胸の内を届けてとばかりに心の声を響かせる。そんな恋物語「おんなの嵯峨野路」を日本クラウンの津吹みゆが歌っている。「等身大から少しお姉さんになりました」と、作品を通して成長している。

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「おんなの嵯峨野路」は津吹にとって11枚目のシングルになる


 津吹みゆは2022年9月に京都・嵯峨野でプライベート旅行を楽しんでいる。10月に発売する「おんなの嵯峨野路」のイメージを膨らませためのものであった。15年2月に18歳で日本クラウンから「会津・山の神」でデビューした彼女にとって、大好きな宝塚歌劇などがある関西は馴染みのある地である。

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デビュー8年目で初めて歌の舞台でイメージ作りに挑戦もした

 とりわけ京都は前作「壇ノ浦恋歌」(22年3月)が、滅亡した平家一門と女の熱い恋心を重ねて歌ったものであり、「おんなの嵯峨野路」に登場する祇王寺は、平清盛の寵愛を受けた祇王が清盛の心変わりで出家した尼寺である事であることからも、津吹はそこに今作の縁を見ている。

 この作品は津吹にとっては平家物語で繋がった女の情念シリーズの第2弾であったのである。
 「嵯峨野路を実際に歩くと景色が目に飛び込んできますが、それに伴って頭の中では自分の中で描いた物語の主人公が浮かんできました」

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 こうして歌の舞台になる土地を歩いたのはデビュー8年目で初めての事であった。
 津吹は「仕事で関西に何度も足を運んでいても、こうして現地へ行くことは難しかった。実際に自分の目でゆっくりと見る事で歌のイメージ作りをして、表現に役立てる事は出来ません」と話している。

 こうして歌う「おんなの嵯峨野路」は好調に推移している。発売1ヶ月後の11月29日にはNHK総合テレビで放送された「うたコン」に、ソロでは初の番組出演を果たしている。
 ♫ 指折り2年の歳月(としつき)は〜 で始まる「おんなのー」の冒頭の2行は歌う際に神経を使う箇所だという。
 「ここは所謂、語りの部分で、棒読みにならないようにボリュームを下げて歌っています。抑揚を付けて表現が求められるのてますが、胸にキューンと来て苦しくなるところでもあります」

 歌の3番のラストで祇王寺が登場する。そしてそこへつなげる歌詞が ♫ 風があなたの声になる 〜 である。
 「ここまて想いを燃やす相手がいるのは女性にとっては憧れでもありますね」
 津吹も嵯峨野の竹の道でそんな声を聞いたのかもしれない。


 記者は業界関係者たちと歌の舞台を訪ね歩くウォーキング会「歌を歩く」を主宰しているが、2023年1月にはこの「おんなの嵯峨野路」を取り上げ、祇王寺などを訪ね歩くことにしている。
 この時の模様は「Music news jp」でレポートすることになっている。



※写真・記事の無断使用はお断りします。


[津吹みゆ オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/tsubukiMiyu/top.html
[津吹みゆき 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/tsubuki/news








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仲良し歌手3人 北川紀恵・あずみ万里子・沢富美子 皆さんに覚えてもらえるように歌いたい 道頓堀歌謡ONステージ [インタビュー]

◆歌手林健二主宰の道頓堀歌謡ONステージの2023年新春公演が1月9日、大阪・道頓堀の道頓堀ZAZAで開かれた。これに出演したあずみ万里子は3度目の出演で、横浜を中心に活動している。同ステージでは常連の北川紀恵の友人であり、テレビのカラオケ番組で共演したのが出演のきっかけに。その北川のもう1人の友人、沢富美子はこの日、2人の応援にやって来た大阪・枚方市在住の2011年デビューの歌手である。3人は今では一緒に旅行をするほどの仲良し。あずみが今年5月に横浜・中華街のホテルで開催を予定しているデビュー15周年記念パーティーには、北川も応援に駆けつけるという。

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写真・左から沢富美子、あずみ万里子(中央後)北川紀恵


 新春公演には2回の公演に分かれて、15人の歌手・舞踊家が出演した。北川紀恵あずみ万里子は2回目の公演で最新曲などを歌った。
 「北の桟橋」「恋して神戸」といった1昨年発売のオリジナル曲を聴かせた北川は、「発売2年目の『北の桟橋』を皆さんにさらに歌ってもらえるようにアピールしていきたいです」と、話す。

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写真・北川紀恵

 北川は以前、KBS京都テレビ(京都市)で放送するカラオケ番組で司会をしていたが、その相棒があずみ万里子であった。
 あずみは3年前に、歌手活動を支援してくれていた主人を亡くして落ち込んでいた時に、「ノラ」などで知られる歌手木下結子の「ウヰスキー」を聴いて、元気付けられたという。

 「♫ 人生はやり直しがきくのよ いいことあるって思わなくちゃ〜 」の歌詞が心に響いたといい、以来、同じ歌手でありながら木下の追っかけをするほどの熱いファンになった。
 同ステージで歌う彼女の応援に木下本人も駆けつけるといったサプライズもあったほど。

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写真・あづみ万里子

 あずみは今年5月でデビュー15年を迎える。この間にに出したCDはデビュー曲の「今も神田川」「愛が消えないように」のシングルが2枚と少ないが、15年を機に新曲の発売も計画する。「リリース枚数を競うのではなく、ロングセラーを目指しています」と話す。
 新曲は北川大介、木下結子、まつざき幸介らをゲストに招くデビュー15周年記念パーティーで披露される予定である。

 北川は去年、大阪市内のホテルでデビュー10周年を記念したパーティーを開いている。それが終わってあずみたち数人と淡路島観光を楽しんでいる。
 その中に沢富美子もいた。09年に主人を亡くし、翌々年に「約束」で歌手デビューした彼女は今年、5枚目のシングル「幸せ運ぶ枚方の街」をリリースする予定である。沢たちは「枚方市民は誰もが喜びそうな、明るい歌です」と期待を寄せる。

 生後8ヶ月で40度の高熱に襲われて、それが原因で視神経に障害が生じて、今は極度の弱視に。それでも耳は研ぎ澄まされており、好きな音楽の分野で花を咲かせたわけである。

 鍼灸マッサージ師の資格を持ち、枚方市内で鍼灸院も開業している。院内では「常に音楽が鳴りっぱなしだという。「島倉千代子さんや石川さゆりさん、香西かおりさん、神野美伽さんなどの演歌が好きですね。美空ひばりさんの『悲しい酒』も大好きです」と沢。

 3人は「皆さんに自分たちの歌を覚えてもらえるように歌っていきたい」と、口をそろえていた。

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ラジオ番組「生駒尚子のガンバッ天然!」  生駒竜也・島村泰宏・岩城秀治が出演へ [ラジオ]

◆ラジオ関西で毎週火曜日午後9時45分から放送している「生駒尚子のガンバッ天然!」に、それぞれの仕事で職人技を見せる人たちを紹介している。2023年1月24日からは3回に分けて、河内音頭生駒会会主の生駒竜也さん、大阪在住のドラマー島村泰宏さん(31日放送)CDショップミヤコ瓢箪山店会長の岩城秀治さん(2月7日放送)が出演して、それぞれの想いを語る。

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写真・番組パーソナリティーの生駒尚子


 去年10から始まった「生駒尚子のガンバッ天然!」は歌手の生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)がパーソナリティーをする15分番組。
 毎回多彩なゲストを招いてテーマに沿った話を聞くと共に、生駒の最新曲などを紹介している。
 23年1月5日に東大阪市のミューズイン705で行われた収録には、生駒さん、島村さん、岩城さんの3人が顔を揃えた。

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写真・生駒竜也さん

 1月24日放送の番組に出演する生駒竜也さん(56歳)は、高校生の時に生駒一に入門している。何も教えてもらえずに、「見て聴いて覚えろ」と言われて、師匠の後ろでギターを弾いてギャラをもらっていたという。
 今年は「3年ぶりに地元東大阪の若江岩田で盆踊りを復活させたい」と意欲を燃やす。
 生駒尚子も生駒会の1員であるが、「尚ちゃんはエースで4番打者的な存在です」と話した。

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写真・島村泰宏さん

 同31日放送のゲストは島村泰宏さん(70歳)。ファンの間では島ちゃんの名前で通る名ドラマー。生駒尚子も〈隠れファン〉だという。
 中学生でブラスバンド部に入部して楽器に触れ、ドラムは高校生の時に軽音楽部で始めた。ドラマーは重い荷物を持って、1番早く会場に入らなくてはいけない大変な仕事。
 若い時に先輩から「レコードが擦り切れるまで聴いて、譜面を書け」と指導された事が後々になって役に立ったと振り返る。

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写真・岩城秀治さん

 2月7日の放送には演歌歌手にはお馴染みのミヤコ瓢箪山店会長の岩城秀治さん(85歳)が出演する。
 大阪・心斎橋の北詰で生まれ、戦時中は能登へ疎開した。大阪へ帰ってきて、今のJR福島駅前に店を構えたのが最初。瓢箪山店は開業して55年になる。
 デビュー間もない水森かおり、島津亜矢、市川由紀乃など沢山の歌手を連れてキャンペーンに行った思い出も数多いという。
 「90歳までは現役で頑張ります」と、意気盛んである。

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演歌ジャックス、2023年2月放送のゲストは北沢麻衣と可愛ゆみ [テレビ]

◆奈良テレビ放送、J:COM関西などで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の2023年2月放送には、北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)と可愛ゆみ(テイチクレコード)がゲスト出演する。1週目と2週目に出演する北沢は「くちべにグラス」(22年月)を、3週目と4週目の可愛は月発売の新曲「垂雪〜しずりゆき〜 」を歌う。

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写真・北沢麻衣(左)と可愛ゆみ

演歌ジャックス2月1週目と2週目のゲストは徳間ジャパンコミュニケーションズの北沢麻衣。その新曲「くちべにグラス」(2022年9月7日発売)は、コロナ下にも関わらず好調である。
 「作品がひとり歩きしています」
 北沢はこのように控えめであるものの、「これを頂いた時に、すぐに私の曲だと感じました」と、OSK出身らしく歌って踊れる楽曲にピタリとハマったようである。
 関西を拠点にするが、今作は関東での出足が先行した。
 「デビュー当時から関東にいたこともありますが、今回、横浜に小さな家を借りて、より活動を増やしている事も影響しているようです」
 引っ込み思案な性格ながらも、強気の姿勢を感じさせる北沢である。

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写真・北沢麻衣

 イントロから派手な「くちべにグラス」。ジャズのフォービートが耳に心地よい。だから「ジャズ風に歌ってもらえると格好良くなります」と北沢。
 好調な要因もこんなところにあるようで、自ら「いい曲に恵まれました」と、顔をほころばせる。
 一方のカップリング曲「港のセレナーデ - 2022 バージョン -」は、かつて発売したバラード調の「港のセレナーデ」から、ボサノバ風にオシャレにリアレンジしている。


■ デビュー9年目の可愛ゆみ(テイチクレコード)。去年11月に移籍第2弾の「垂雪 〜しずりゆき〜 」を出しているが、演歌ジャックスの2月3週、4週にゲスト出演して歌う。
 垂雪とは聞き慣れない言葉だが、枝に積もった雪が滑り落ちる様をいう。叶わない恋だが、別れられずに想い続ける切ない女性の心のうちと重ねている。
 作詞は内藤綾子、作曲は西つよし。
 「私の好きな歌詞と曲で、ぜひ皆さんに聴いて歌って欲しいです」と可愛。
 前回の出演は着物だったが今回はドレス。久しぶりの出演となった。「全国の人に名前と歌を覚えてもらいたい」とも。

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写真・可愛ゆみ

 テイチク移籍第1作の前作「下北ひとり」の着物から衣装はドレッシーなドレスに替えて歌う ♫ あぁ 〜 素肌が泣いている 〜 命があなたに 〜 は、この歌1番の歌いどころでもある。
 しかも「好きな楽曲だけに気持ちを込めやすいですね」と可愛。
 カップリング曲の「花の路・花の時」は可愛の地元、奈良が舞台である。長谷寺・山辺の道・大神子神社・佐保川と名所を巡るが、いずれも大切な人と訪ねた場所。その思い出の地をひとり旅する。


【2月の見どころ】
 MARI&JACKSモンスターズがドリフターズの「チョットだけヨ!全員集合」などをメドレーで歌って踊って見せる。
 MARIを囲む4人のJACKSモンスターズの面々は、毎回、真剣な表情で珍妙なダンスを繰り広げるのだが、今回は白いかっぽう着姿に白いベレー帽といったスタイルでドリフターズを模して踊る。

 いつもながら個性豊かな4人だけに、踊りの動作1つひとつも笑いを誘う。まさに名前の通りに〈モンスターズ〉である。
 
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写真・ドリフを歌って踊るMARI&JACKSモンスターズ


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI 「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「石狩挽歌」「新時代」(カバー)
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JACKS娘 「ローマの雨」(カバー)
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岡田由美「演歌旅がらす」
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」
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平井一郎 「真知子」
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林田夏美「丹後半島」
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S aori「ノラ」(カバー)
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長生忠之「潮来笠」「北国の空は燃えている」「君だけを」「夜明けの街」(カバー)
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楠本佳生「ふたりの旅路」(カバー)

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

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演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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光岡洋、30回連続のディナーショー ゲストに斉藤功ら 大阪ガーデンパレス [イベント]

◆デビュー40年の歌手光岡洋(日本クラウン)が30回連続というクリスマスディナーショーを2022年12月25日、大阪市淀川区のホテル、大阪ガーデンパレスで開いた。オリジナル曲・カバー曲併せて全14曲を歌った。ゲストにはギタリストの斉藤功を迎え名演奏ぶりを聴かせた。ほかに福島はじめ(同)大川ゆり(同)川井聖子(同)も出演した。

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写真・連続30回のディナーショーを開いた光岡洋


 光岡洋は鹿児島県出身で、同県甑島を舞台にした「島立ちの春」をはじめ「野郎船」などオリジナル曲を歌ったほか、斉藤功のギター演奏で「男の友情」を福島はじめと共に歌うシーンも。

 この「男のー」は、作曲家船村徹の盟友で作詞家の高野公男が生前にノートの最後のページに書き遺したと言われる作品で、「船村門下生の誰もが歌いたがる」(斉藤)名曲として知られている。

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写真・光岡洋

 光岡はまた、カバー曲でも「アメリカ橋」「街の灯」などを聴かせて彼の魅力を存分に魅せた。

 斉藤は「リンゴ追分」(美空ひばり)「愛燦燦」(同)時代劇鬼平犯科帳でお馴染みの「インスピレーション」(ジプシーキング)をギターとバイオリンの協奏で聴かせた。
 また光岡の歌と福島の三味線、伊勢智代・魚住智美のデュオによるバックコーラスによる「風雪ながれ旅」(北島三郎)を、さらには福島の歌で「細雪」(五木ひろし)も演奏した。

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写真・斉藤功
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写真・斉藤のギターで歌う光岡と福島

 尊敬する斉藤とのコラボを演じた光岡は「若い頃から斉藤先生のギターには常に励まされてきました」と感慨深げであった。

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写真・福島はじめ
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写真・大川ゆり
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写真・川井聖子

 福島はじめ「相馬明日酒」大川ゆりは「花結び」川井聖子は「大和恋歌」といった最新曲などをそれぞれ3曲を歌った。
 バックコーラスで花を添えた伊勢・魚住の2人は、澄み切った声でクリスマスソング3曲をメドレーで歌うコーナーも見せて、観客を楽しませていた。

 また立神真知子(ウイングジャパン)叶望(日本コロムビア)瀬戸忠の3人が有情出演。元看護師の立神は「価値ある別離~End of love~」を歌った。
 これより先、一般参加のカラオケ発表会も開かれ、光岡の「島立ちの春」などが歌われた。

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写真・素晴らしい歌声を聴かせたバックコーラスの伊勢(右)と魚住

 光岡は「30回連続しての記念すべきディナーショーにたくさんの人に来て頂いた事は感無量です。1曲1曲を精魂込めて歌いました。この日を皆さんの心の片隅に残してもらえると嬉しいです」と話し、最後に「居酒屋人情」「よかにせ節」を歌った。


写真・今年の活躍が期待される光岡洋

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