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演歌ジャックス、4月から仙台地区でも放送  放送開始記念に宮城・石巻の渡辺紅葉(くれは)の新コーナーも [テレビ]

◆関西と一部九州地区で放送している「演歌ジャックス」が4月から仙台地区でも放送を始める。J:COM仙台を通じて毎週火曜日の放送で、宮城県内を中心に届けられる。4月4日からは同石巻市在住の歌手、渡辺紅葉(くれは)が担当する新コーナー「紅葉の歌の散歩道」が設けられる。また番組のゲストには、去年テイチクけらメジャーデビューしたみちごえゆう、先ごろ奈良・吉野町の観光大使に任命された葵かを里(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が出演する。

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写真・葵かを里(左)とみちごえゆう


 J:COM仙台で放送されるのは仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡大川市のエリアの16万8000世帯。
 また、同局と連携している宮城ケーブルテレビ視聴可能で、宮城県塩釜市全域と多賀城市、七ヶ浜町、利府町、大郷町、松島町、東松島町、仙台市太白区、同宮城野区、同若林区、名取市、石巻市の一部の1万5000世帯が対象になる。

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写真・渡辺紅葉

 渡辺紅葉がエンカジャックスに出演するのは昨年7月に次いで3回目。新たに設けられる紅葉の歌の散歩道では、自身の最新情報や自ら石巻で経営する焼き鳥店、関連会社の情報も届ける。
 渡辺は「石巻の観光協会や文化協会などと連携して石巻の観光名所やイベント情報を中心にレポートをしたいと考えてます」と話している。

 先ごろ行われた収録では「石巻慕情」を歌った。放送は4月4目と18日の予定。

[新月]?みちごえゆう、4.23に門真でコンサート

 演歌ジャックス4月第3・第4週目のゲストは、去年10月に40歳でテイチクエンタテインメントから「花は、花」でメジャーデビューをつかんだみちごえゆうである。
 歌手活動は2005年からで、関西歌謡大賞での入賞が歌手へのきっかけ。

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写真・みちごえゆう

 ゲストトークでみちごえは、「頑張って歌って、掴んだチャンスを大きく膨らませたいです」と意欲をみせ、4月23日に山本譲二さん、木下結子さんをゲストに招いて門真市のルミエールホールで開くコンサートをアピールした。

[新月]?葵かを里、奈良・吉野町の観光大使に

 演歌ジャックス4月1週目と2週目のゲストは新曲「吉野千本桜」を2023年3月1日に発売した葵かを里。歌の舞台である奈良・吉野町の吉野町観光大使に任命されている。
 番組収録の日、吉野町公民館で中井章大町長から観光大使への委嘱状を受け取り、近くの吉水神社でアカペラで歌奉納している。

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写真・葵かを里

 吉野は源義経と静御前との悲しい恋の別れの場所。その静御前は白拍子で舞の名手。それだけに「私の舞いながら歌う艶歌歌手として、踊りの集大成の意味も込めています」とも。


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「新宿の女」「黄色いシャツ」(カバー)
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JACKS娘 「指輪のあとに」(カバー)
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岡田由美「演歌旅がらす」
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之「風速四十米」「逢いたかったぜ」「夕陽の丘」(カバー)
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
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秀彦&聖子「東京シルエット」「新宿ドール」
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渡辺紅葉「石巻慕情」
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月川るり「有馬川」
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秋坂朱音「灯の糸」

【司会】
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小池史子
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岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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入山アキ子、関西キャペーンの最終は大阪・京橋のカラオケ喫茶フレンドリー [キャンペーン]

◆大阪・兵庫で4日間連続の関西キャンペーンを行った歌手、入山アキ子(テイチクレコード)が、最終の2023年3月27日に訪問したのは、大阪・京橋にあるカラオケ喫茶フレンドリー。入山は去年10月発売の新曲「一泊二日」を集まった人たちと歌うと共に、「すでに新曲の話も頂いています。有り難い事ですが、今回はお断りしました。今好調な『一泊二日』をもっと全国へ広めるためです」と、初のヒットへ向けた強い想いを話していた。

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写真・フレンドリーで歌う入山アキ子


 フレンドリーは開店して1年余りという新しいカラオケ喫茶店。去年8月には多数のゲスト歌手を招いて、大阪・守口市のホテルで開店1周年記念パーティーを開いている。
 店の代表の1人。岡正志さんは、歌好きの人たちが集い、カラオケ発表会などを開くグループ「歌友会」の代表も務めている。

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写真・右がフレンドリーの岡さん、左が同小野さん
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客と歌うシーンも

 入山アキ子かフレンドリーでキャンペーを行ったのは初めて。フレンドリーのママ、小野節子さんとは出身が同じ山口県という縁もあって、この日の店内は超満員の人たちで埋まっていた。

 まずは「一泊二日」から歌い、この歌があったから今があるという「紀淡海峡」も聴かせた。
 「一泊二日」は、福田こうへいのヒット曲「南部蝉しぐれ」と同じ、作詞が久仁京介、作曲が四方章人という作家陣で、「覚えやすく歌いやすい詞とメロディー」が評判になっている。

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 入山は「この歌は道ならぬ恋をする女性が主人公ですが、私には自然に出てくる色気がない、と言われています。ですから歌詞の世界で感じ取ってもらえるといいです」と、観客を笑わせていた。

 1人ひとりに歌を聴いてもらうためにキャンペーンを行っている入山であるが、全国にはまだ訪ねていない町も少なからずある。そこで今年、47都道府県で「一泊二日」を歌うといった新たな目標を立てている。
 「日本全国の白地図を用意して、1つひとつを塗りつぶしています」(入山)と、ヒットへの手応えを感じるという新曲を全国にアピールしていく構えである。

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にこやかにカップリンク「わたしのふる里」を歌う

 関西キャンペーンを終えた入山はきょう29日には、地元山口県の山口市阿東徳佐中で開かれる「徳佐しだれ桜ライトアップフェスタ」で「一泊二日」を歌うことになっている。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/








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入山アキ子、大阪で3回目のアコースティックオトコウタライブ ニューオーサカホテル [ライブ]

◆「雨に咲く花」(井上ひろし)「時の過ぎゆくままに」(沢田研二)などの昭和の〈オトコウタ〉をピアノ演奏で歌った、大阪では第3回目の入山アキ子(テイチクレコード)の「アコースティック オトコウタ ライブ」が2023年3月26日、大阪・心斎橋のニューオーサカホテル心斎橋で開かれた。デビュー15周年を迎えている入山は「皆さんと一緒に喜んだり泣いたりして歌ってこられたのは、1人ひとりとの出会いがあったればこそでした」と、オープニングでは集まった大事な人に向けてオリジナル曲の「大事な人だから」を歌った。

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選び抜いたオトコウタを聴かせたアコースティクライブで歌う入山アキ子 アコースティック オトコウタ ライブは生ピアノの演奏などで男歌(オトコウタ)を、オリジナル曲と共に歌うライブで、入山アキ子が全国で50ヶ所での開催を目指して各地で展開している。 ピアニスト木谷悦也の演奏でオトコウタを歌ったのは、着物姿でオリジナル曲を歌った1部から打って変わってドレスに着替えての2部であった。 毎回選曲を変えての男歌。今回も音楽プロデューサーの松崎澄夫が入山のために選んだ40曲の中から7曲を用意した。
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1曲目は「時の過ぎゆくままに」(沢田研二)で、「大好きなジュリーの歌をしっとりと歌いました」と入山。そしてチョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」。 さらには「小樽のひとよ」(鶴岡雅義と東京ロマンチカ)「北の旅人」(石原裕次郎)と北のおしゃれな町、小樽を舞台にしたムード歌謡曲も披露した。
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ピアニストの木谷悦也 ライブで入山はこんなことも明かした。「私の歌を聴くと眠たくなる人が少なからずいます」 その原因は彼女の声にあるらしい。元看護師の入山が声で届けるブログ「つれづれ日記」では、人生に疲れた人を癒してくれると評判である。そんな効果が入山の歌には潜んでいる、とプロデューサーの松崎も認めているという。 確かにライブを取材した記者自身も寝不足であったものの、座って歌に聴き入っていると確かに瞼が閉じてくるのである。 童話の「眠れる森の美女」じゃないが、まさに〈眠れる歌の女王〉なのであろうか。
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 オトコウタではまた、「嫁に来ないか」(新沼謙治)アンコールには「無法松の一生~度胸千両入り~」(村田英雄)で応えた。

■人気沸騰中の「一泊二日」も

 歌好きの人たちの間でも人気が高まっている新曲「一泊二日」を歌って、「しばらくはこの歌を歌い続けて、もっともっと全国に広めて行きたいです」と話した。 このほかオリジナル曲からは、どん底の中から出来上がったという「月に笑う蝶」母と娘の絆を歌った「きずな道」2008年のデビュー曲で手売りで1万枚を販売したという「ザンザ岬」を歌った。
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 テイチク再デビュー前に村上幸子の作品をカバーしてCD化した「不如帰」も聴かせた。 本人亡き後も毎年のように村上の母を訪ねている入山は、この歌を通して今も生きるモットーにしている「元気に笑顔」を学んだという。 大阪での4回目のオトコウタライブは、初夏に開催を予定している。


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入山アキ子、関西キャンペーン2日目は兵庫・加古川〜姫路のカラオケ店で5(ご)挨拶 [キャンペーン]

◆「いまがヒット曲へのチャンスなんです」と、歌手入山アキ子(テイチクレコード)が2023年3月25日、兵庫県加古川市と姫路市のカラオケ喫茶店などで新曲「一泊二日」のご挨拶キャンペーンを行った。行く先々では「歌いやすい歌」と評判で、沢山の人たちが歌を聴かせてくれる場面もあって大歓迎であった。

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加古川・姫路でのご挨拶キャンペーンでヒットへ向けての感触をつかんだ入山


 1店目は加古川市にあるカラオケ喫茶しゃぼん玉。今までに2度訪ねたことがあり、店のママさんとはすでに顔馴染み。評判の新曲「一泊二日」を歌って、入山は「今がヒットのチャンスなんです」と応援の協力を求めていた。

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しゃぼん玉のママと
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 次に訪ねたのは姫路市の唄処ステーション。「第一興商の通信カラオケDAMのデイリーチャートで『一泊二日』が1位になって、ヒットへの前触れかな、と感じています」(入山)とアピール。
 5年前に大変身して歌った悪女シリーズのなかから「みだれ舞い」も歌うと大喝采を受けていた。

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唄処ステーションのママと

 3店目はからおけ歌友(姫路市)。すでに「一泊二日」を歌う人も多くいて、「歌いやすいです」と、予定外の入山とのデュエットも飛び出すほどであった。
 35歳で歌の道に踏み出した入山は「この曲に本物の動きを感じています。ヒットさせて、必ず歌友さんに帰ってきます」と話していた。

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からおけ歌友のマスターと

 姫路駅に近い(こおのとり)でも満員の客が待ち構えていた。「一泊二日」は人気で、一度聴いただけで早速歌い始める人もいた。CDを購入する人たちも沢山見られるなど、店内は大盛り上がりであった。

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鴻(こうのとり)のママと

 ラストは昼はカラオケ居酒屋としての営業もする小料理店のうず家「一泊二日」「みだれ舞い」などを歌って、この日のキャンペーンを締めくくった。

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うず家の女将と

 入山は15年前に国立の病院に勤務する看護師という仕事を投げ打って歌手デビューしている。それだけに「一泊二日」をヒット曲へと育てることには人一倍の努力を見せており、「絶対にヒットさせるために、まだ訪ねてきない全国の津々浦々で歌っていきたいです」と意欲を語っていた。

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全国47都道府県で歌っていきますーと新たな目標を立てた

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入山アキ子、笑顔満開の関西4日間キャンペーンスタート [キャンペーン]

◆歌手入山アキ子(テイチクレコード)が2023年3月26日に大阪・心斎橋のニューオーサカホテル心斎橋で開く「アコースティック オトコウタ ライブ」をはさんで、4日間の関西キャンペーンを、同24日、東大阪市のCDショップ、ミヤコ瓢箪山店での店頭キャンペーンからスタートした。

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初のミヤコ瓢箪山店の店頭キャンペーンで歌う入山アキ子
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初訪問のカラオケ喫茶フラワーでママとデュエット


 ミヤコ瓢箪山店には、大阪の熱心な入山ファンや神戸からやって来たという高校1年の男子生徒などが集まった。

 入山は何度となく同店のサークルキャンペーンを行なっているが、店頭キャンペーンはこの日が初めて。「本物のヒットを目指している」(入山)という新曲「一泊二日」は、このほど第一興商の通信カラオケDAMのデイリーチャートで全国1位を獲得。ジョイサウンドでもテイチク部門で1位になったほどの、目下絶好調の楽曲である。

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大人気の「一泊二日」を歌唱 ミヤコ瓢箪山店で

 これを2度歌って「歌も看護もろ心から」と、元看護師の歌手らしく優しい笑顔を満開にしていた。また、〈オトコウタ〉の中から石原裕次郎の「北の旅人」なども披露。


 この日、2軒目に訪ねたのは大阪市東大阪住吉区のカラオケ喫茶フラワー。ここでも、 ♫ 宿に着くまで他人です 〜 と、道ならぬ恋を歌った「一泊二日」を2度歌唱。
 初めて訪ねた店にもかかわらず、集まった人たちの中にも「歌ってますよ」という人たちもいて、人気の高さをうかがわせていた。

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道ならぬ恋の歌「一泊二日」はカラオケ喫茶フラワーでも評判

 予定していた曲目を変更して、悪女シリーズの中から第2弾の「みだれ舞い」同3弾「女の恋ざんげ」を歌ったほか、デビュー曲の「ザンザ岬」も。
 デュエットコーナーでは「新宿育ち」などのリクエストに応えていた。

 25日、入山は兵庫県姫路市などのカラオケ喫茶店で挨拶キャンペーンを行うが、「全国47都道府県で『一泊二日』を歌って行きたい」と、新たな目標を立て、日本地図を塗りつぶしていくという。

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[入山アキ子 オフィシャルサイト]
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[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
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塩乃華織、40歳のハッピーバースデーパーティー ニューオーサカホテル心斎橋 [イベント]

◆日本クラウンの歌手、塩乃華織がきょう40歳の誕生日を迎えている。これに先駆けて2023年3月18日、大阪・心斎橋のニューオーサカホテル心斎橋にあるライブレストラン、Adustam (アダスタム)で、全国から集まったファンクラブの会員などを集めて「ハッピーバースデーパーティー」を開いた。

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ギター演奏に合わせての歌唱も


 「陽だまりの花」で日本クラウンから2011年9月にメジャーデビューした塩乃華織。去年4月に発売した「命さらしても」が、22年度の日本クラウンヒット賞の敢闘賞を初めて受賞している。

 会場ではまず、それを報告すると共に「(今まで)活動出来てきたのも、大阪にいて家族の支えがあったからです。これからも大阪から活動範囲を(全国へ)広げていきたい」と、抱負を話した。

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家族の支えがあったから歌えた--と日本クラウンヒット賞敢闘賞の受賞を報告

 まずはこの受賞曲を歌って、「今までの作品は全て大切な曲ですが、『命さらしても』は特別な作品になりました。これからも大事に歌っていきたいです」と塩乃。

 また4月5日には新曲「白夜行」(作詞・朝比奈京仔、作曲・西つよし、編曲・矢田部正)を発売することになっていることから、カップリングの「居酒屋『酒の縁』」と共に披露した。

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4月発売の新曲も披露した

 さらに生まれた1983年に流行った松田聖子の「SWEET MEMORIES」をカバーした。

※写真、記事の無断使用はお断りします。

[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shiono/news?ima=1411








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舟木一夫、23日まで大阪・新歌舞伎座でコンサート 新曲「湖愁」などを披露 [コンサート]

◆歌手舟木一夫(日本コロムビア)が2023年3月18日から大阪・新歌舞伎座でコンサートを開いている。1部は「河内おとこ節」(中村美律子)「大阪ぐらし」(フランク永井)など大阪にまつわる歌を歌って大阪のファンへのサービス。2部では新曲「湖愁」や懐かしの青春歌謡の数々を披露している。23日まで。

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 舟木が2022年12月にシングルリリースした「湖愁」は、1961年に松島アキラが歌った作品をカバーしたもの。発売当初から話題が高く、ヒットチャートでも上位を維持している。
 今年12月で79歳になる彼にとっては、「この歌があったから今があります」(舟木)と、デビュー曲の「高校三年」以上に忘れられないものだという。

 17歳の時に名古屋のテレビ局の音楽番組で歌ったのが、この「湖愁」であった。それがきっかけとなって、ホリプロにスカウトされ、日本コロムビアのオーディションを受けて「高校三年生」(1963年)でデビューしている。

 舟木は「(今)こういう歌を歌えるのは幸せこの上ないことです。歌っているとデビュー前に戻ることができます」と感慨深げに語った。
 しかも新曲をリリースしたのは、4年ぶりになる。「お客さんに伝わる歌が出てこないと新曲を出す必要がないと思っています。過去には5年半も(新曲が)出ていない事もありました」と、今作への自信の強さの程をうかがわせていた。

 2部ではこのほか、「高校三年生」「修学旅行」「仲間たち」「絶唱」など、自身の青春歌謡のヒット曲を歌い、ラストは「銭形平次」で締めくくると、観客の多くは席を立ち上がって手を振って、自らの青春時代と想いを重ねているようであった。

 舟木はステージでまた「青春歌謡は私にとってかけがえのないもの。伸びやかでいいです」とも話していた。

[新歌舞伎座 舟木一夫コンサート]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/s20230318.html








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北川紀恵、ステップも軽やかに「北の桟橋」など4曲 [イベント]

◆メロディーレコーズの歌手、北川紀恵が2023年3月12日、大阪・八尾市のJOKホールで開かれた「歌謡フェスタ ゴールデンライブ」で、最新曲の「北の桟橋」「恋して神戸」など4曲を歌った。今年から習い始めたという社交ダンスのステップをおり混ぜながら、笑顔いっぱいのステージを見せていた。

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写真・軽やかににこやかに歌う北川紀恵


 4曲はメイン曲の「北の桟橋」をはじめカップリングの「恋してー」のほか、「上を向いて歩こうじゃないか」「夫婦ごよみ」。1昨年の発売で、当初は2枚のシングルになるところを、1枚に収めたというもの。
 コロナ騒動の最中に発売されたもので、歌謡フェスタにもたびたび出演して懸命にPRしてきた。

 1番の人気曲は「北のー」であるが、軽快なメロディーの「恋してー」も「カラオケなどで沢山の人に歌われている」(北川)という。

 「上を向いてー」はコロナに負けないで、元気に生きていきましょうーという応援歌。♫ 一緒に歩こうじゃないの 〜 の歌詞は、まるで自らも参加しているウォーキング会のテーマソングのようにも思わせる。北川は「自らを鼓舞する歌としてうたっています」と話している。

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写真・4月9日には京都でツーマンライブを開く

 今年2月から社交ダンスの個人レッスンを受けている。月1回の1時間程度の授業であるが、北川は「歌いながらステージでステップを踏む事で、より華やかさを増して、皆さんに楽しんでもらっているようです」と、去年から始めている日舞と併せて練習に熱を入れている。

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隠れた名曲に光を当てるブログ「おすすめ!桜の歌謡曲」

◆各地で桜が開花し始めており、満開も近いといった声も聞かれるが、作詞・作曲家の山本茉莉さんが書いているブログ「茉莉のひとりごと」の連載記事、「おすすめ!桜の歌謡曲」が面白い。

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 最近号で取り上げているのが、函館出身の暁月めぐみさん(ユニバーサルミュージック)が歌う「花筏」。
 2018年にリリース曲されている楽曲である。発売して5年が経っているが、「人気が再燃。注目を浴びている」(山本さん)。

 「老いてゆく母親・・・昔と様子が変わってしまい、戸惑う娘の切ない心情」(同)が歌われているが、これは誰もが一度は経験する、極めて現実的な題材であるだけに聴くものをグイグイと引き込ませる。


 連載の最初に取り上げられているのは、木下結子さん(ホリデージャパン)の「百滝桜」である。
 大阪・和泉市若樫町の民家の敷地にある、樹齢百年を超える一本桜が作品のモチーフになっている。

 老木は百年の間、たくさんの人の手を借りて毎年美しい花を咲かせてきた。作詞家の高畠じゅんこさんが書いたこの詞は、今年9月にはデビュー40年になる彼女の歌手人生と同じで、自らの半生を重ね合わせながら歌う作品でもある。
 ブログでは「木下さんの全身全霊で命を吹きこんだ歌唱にも胸を打たれます」(同)と書く。

 山本さんが作曲した「無常の満月」(歌・神野美伽)は2021年に、新たな才能の発掘を目的に日本作詞家協会が主催するソングコンテストグランプリで、応募総数約2100作品の中からグランプリ曲に選ばれている。作詞は國枝星志さん、編曲は伊戸のりおさん。

[茉莉のひとりごと]









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葵かを里、新曲「吉野 千本桜」 静御前の悲恋物語をモチーフに 20周年に向けての大きな足跡に [インタビュー]

◆舞いながら歌う歌手、葵かを里(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が来年、デビュー20周年を迎える。それに先駆けて2023年3月1日に発売した「吉野 千本桜」(作詞・麻こよみ、作曲・影山時則、編曲・竹内弘一)は、舞台となっている奈良・吉野が、踊りの名手で源義経との悲恋の物語で知られる白拍子の静御前ゆかりの地であることから、「彼女にあやかって、吉野をぜひ歌にしたい」(葵)と、7年前から構想を練っていた作品。先ごろ吉野町観光大使にも任命されており、一目千本として有名な、世界遺産でもある吉野町にある吉水神社で歌の奉納も行っている。

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写真・葵かを里


 葵かを里が吉水神社で歌い舞ったのは、約8百年前の静御前に次いで2人目だという。吉水神社でそう聞かされた葵は、天にも舞い上がるような気持ちであった。何しろ日舞では芙蓉流の名取りというから、静御前は歴史上の人物ながら、踊りの先達として尊敬して止まない存在なのである。

 静御前は源義経と武蔵坊弁慶らの一行と、源頼朝から追われてほんの数日間、吉水神社に身を潜めていたと言われている。その境内からは、一目千本と言われる〈中千本〉と〈上千本〉の桜がよく見える。
 そこで葵は今年1月にミュージック・ビデオ(MV)を撮影してしているし、3月にはまた、観光大使の任命式で義経と静の2人が暮らした居間の窓からよく見える庭に桜の苗木の植樹も行っている。

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写真・観光大使任命式で舞って歌う葵

 葵かを里の桜の木と書かれた札が吊り下げられた〈葵桜〉がそれである。その成長を見るためにも「毎年、吉野へ通わなければいけませんね。桜が成長するのに合わせて、私も歌手として大きくならなければ」と葵。

 「吉野 千本桜」は、吉野での義経と静御前の涙の別れを、現代にも置き換えられるような悲恋のストーリーを麻こよみが書いている。7年前、後援会の人たちに連れられて初めて目にした〈奥千本〉の桜の見事さに心を奪われた葵は「いつかはこれを歌にして歌いたい。と決心したんです」と話す。

 CDはタイプAタイプBの2種類を同時発売している。
 タイプAはメイン曲の「吉野千本桜」のほか「明日への虹」「夢さくら」(2016年発売バージョン)「二月堂」(14年)の3曲も収録している。
 タイプB「吉野千本桜」「明日への虹」の2曲と「吉野 千本桜」のミュージック・ビデオ、同舞踊映像、同字幕入りカラオケも収録している。
 ジャケット写真の着物はいずれも桜柄。タイプBの黒色地の着物は徳間ジャパンの先輩歌手、松前ひろ子からプレゼントされたものだという。

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写真・「吉野 千本桜」タイプA(左)と同B

 葵が歴史上の人物を歌うのは初めてのこと。「実は私は歴史が苦手なんですよ」と明かしたが、吉野の山をみていると「千年近い時代を超えたスケールの大きな恋物語を味わうことが出来ます」と、歴史の壮大さに浸っていた。

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写真・吉野杉で作ったストラップ

 彼女は今までにも作品にちなんだグッズを作ってきている。今回は吉野町の名産品である吉野杉を使ったストラップを手作りしているし、併せてロングタオルも用意しているという。



 3月1日の発売から好調なスタートを切っており、歌謡教室の中には早速、課題曲に選んでいるところもあるほど。葵は「毎日、仕事のスケジュールを頂いており、1日も休む暇がありません」と、来年の20周年に向けて一気に盛り上げていく構えである。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[葵かを里 オフィシャルサイト]
http://wwwb.jnc.ne.jp/aoikawori/
[葵かを里 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/aoi_kawori.html








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第305回大阪発流行歌ライブ、北沢・瀬口・チョン・みちごえ・和泉の5人が出演 [ライブ]

第305回大阪発流行歌ライブが2023年3月15日、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで開かれ、このところ絶好調な北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)艶っぽさが一段と増した瀬口侑希(日本クラウン)歌って踊ってのムーディー派のチョン・テフ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)透明感ある歌声の頑張り屋みちごえゆう(テイチクエンタテインメント)キラキラ衣装が印象的な和泉静令(アスタエンタテインメント)の5人が出演した。

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写真・第305回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 トリで出演して評判の新曲「くちべにグラス」などを歌った、今年、デビュー38年目になる北沢麻衣は、「YouTubeの再生回数が21万回にもなりました」と、今までの楽曲と全く違う反響の大きさに自信と共に驚きの表情も見せていた。

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写真・北沢麻衣

 それを裏付けるかのように、BS12チャンネルの番組出演など東京・関東地方での仕事が増えている。このため横浜市内に住居を構えるなど、関西と2拠点での活動を展開しているという。
 カラオケも2月にジョイサウンドが、3月になってDAMも本人映像のMV(ミュージックビデオ)に切り替わるなど、「この楽曲では今までにない動きが見られます」と話していた。

 この日はカップリングに収録している「港のセレナーデ 2022 バージョン」(35年前に出した「港のセレナーデ」のアレンジを変えた新録音盤)女性に人気の「真っ赤なワイン」「道頓堀(とんぼり)リバーサイド」「あの人の好きなうた」も歌った。


 瀬口侑希はこのところ筑紫竜平(大川栄策のペンネーム)が作曲した作品を歌う機会が多い。自身のコーナーでのオープニング曲、「片恋しぐれ」(作詞は坂口照幸)や新曲の「冬航路」同カップリング曲の「ふたりの絆道」は、いずれも筑紫作品である。
 「片恋ーー」は日本クラウンのヒット賞を受賞しているし、「冬航路」では筑紫から「言葉の明るさを持たせながら、いい男を想像して歌って」の〈難しい〉アドバイスを上手くこなしながらの歌巧者ぶりを見せていた。

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写真・瀬口侑希

 今年はデビュー23年目になるという。昨年は300回記念の大阪発流行歌ライブに出演している。
 この日は去年リリースした「運命の悪戯」リズム演歌と呼ぶ「誘惑のスキャンダル」も聴かせたが、こちらはいずれも作曲は徳久広司によるもの。
 取り分け「誘惑のーー」は「演歌とは違った歌い方を心がけています」(瀬口)といい、徳久からは「口を半開きにして歌うと、ムードが出るからいい」と助言をもらったそうで、本人は〈省エネ歌唱〉と呼ぶ。


 チョン・テフは2013年に日本デビューして、今年で10周年を迎えている。16歳で地元韓国のアイドルグループのメンバーとして芸能界デビューした時から数えると、なんと34年になるという。
 まずは19年に発売した「冷たい雨」から歌い、そして「甘い束縛」と、ムーディーな歌声を響かせた。
 日本での10年を「山も谷もあった10年でした」と振り返っていた。

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写真・チョン テフ

 17年には昭和歌謡の名曲12曲を収録したカバーアルバムも発売しており、この日はその中から江利チエミの「酒場にて」をカバーした。
 前作の「銀のロザリオ」に続いて、今年1月の発売の新曲「止まない雨」を歌った。カラオケで評判が良いといい、「僕の曲は難しくて歌えない、と言っていた人たちが、歌ってくれています」と好調ぶりを明かした。
 「この作品は皆さんに良く歌われています。もっともっと頑張っていきます」と話していた。


 みちごえゆうは17年間にわたってインディーズとして活動してきたが、2023年11月にテイチクから晴れてメジャーデビューを手にしている。そのデビュー曲は「花は、花」。聴く人を勇気づける人生の応援歌で、この日は自身のコーナーのラストで歌った。
 「地元大阪・門真から全国へ」を標榜するだけあって、沢山のファンが応援に駆けつけていた。4月23日には門真市民文化会館・ルミエールホールで「みちごえ ゆう コンサート 花は、花 2023.Special Thanks To Kadoma」を開く。ステージでは当日の来場を呼びかけねなとPRに余念がなかった。

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写真・みちごえゆう

 この日はインディーズ時代の作品である「小さな力」(2005年)から歌い、「花はー」のカップリング曲「ただいま大阪」も聴かせた。
 また、ステージではお馴染みとなっているグリーンのドレスは、同じテイチクのベテラン歌手、菅原都々子からのプレゼントで、菅原のヒット曲「月がとっても青いから」も聴かせた。


 推薦曲コーナーに出演したのは和泉静令(よしのり)。キラキラ王子の異名の通り、光り輝くジャケットを着込んでのステージ。「笑顔」とデビュー35周年記念曲の「潮騒のメロディー」の2曲を歌った。
 デビュー36年になるベテランで、去年秋に東京に拠点を設けて、コミュニティFMやテレビ番組出演など、活動の幅を広げている。

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写真・和泉静令

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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レイジュ、徳間移籍第2弾は大人のラブバラード「大阪なみだ雨」 悲しみの涙なんかじゃないよ [インタビュー]

◆歌手レイジュ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)は来日して約20年になる。永く九州・久留米市を拠点に、本名の謝宛君(しゃ・わんちゅう)として活動をしてきた。2019年に荒木とよひさ作詞の「いのちの愛」(作曲・羽場仁志、編曲・竹内弘一)でテイチクから、芸名も麗珠(れいじゅ)に変えてメジャーデビューしている。これを機に全国に活動の場を広げ、22年には徳間ジャパンに移籍。今度は今のレイジュに改名しての再スタートであった。その第2弾となる大人のラブバラード「大阪なみだ雨」(作詞・髙畠じゅん子、作曲・田尾将実、編曲・竹内弘一)を去年10月に出している。

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写真・徳間ジャパン移籍第2弾の「大阪なみだ雨」が好評


 去年から活動の中心を東京に移している。九州へ帰るのは月に1度くらいになった。それでも今も九州では「わんちゅう」で親しまれている。
 日本での歌手デビューはキングレコードから出した「追分おんな節」(2011年)で、着物で歌う演歌であった。14年には来日2枚目のシングル「ほの字酒」を徳間ジャパンから出している。記者はこの頃、久留米で歌う彼女を取材している。

 「大阪なみだ雨」はメジャーデビューして4枚目のシングルである。「初めて歌う、わたし好みの、ゆったりとしたリズムの楽曲です。しかも感情を入れやすいロマンチックな歌です」とレイジュ。

 忘れられない人との終わった恋だけど、この涙は決して未練で流すのではない。「夢を見た幸せなひと時を胸に抱いて、明日へと歩み出すために流しているんです」
 この詞とメロディーが彼女の声と重なって歌の魅力は増してくる。だからであろうか、カラオケで歌う人も増えているという。

■初めてのKOBE流行歌ライブ出演

 3月9日、神戸市内で開かれたKOBE流行歌ライブに初出演して、新曲「大阪なみだ雨」の生歌を初めて関西の人たちに披露した。
 会場は港に近い神戸ハーバーホールであった。実は神戸には忘れられない思い出がある。日本でデビューして間もない頃、神戸にやって来た事があるという。
 「大阪で新曲のキャンペーをするために1人で車に乗って九州からやって来て、港の近くにあった神戸のホテルに宿泊したんです。キャンペーン先から衣装の着物のままで車を運転してホテルに入りました」

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写真・関西で「大阪なこだ雨」を初披露するレイジュ

 それから何度か大阪でキャンペーンを重ねて、馴染になった人たちも少なくはない。今回、大阪を舞台にした新曲を歌うことで、大阪・神戸がより身近な存在となったようでもある。
 さらにその懐かしい神戸で、自身の30分のステージを務める事が出来て感慨無量であったようで、その晩に飲んだお酒は格別だったようで、終始満面の笑みを見せていた。

■ワンマンライブで新たなファン作り

 去年10月から東京・五反田でワンマンライブを開催している。今までに3回行っており、2ヶ月に1度の開催を目指して、次回は6月に予定している。
 約40人を収容できる会場では毎回、生バンドを入れて、休憩をはさんで約90分のステージで、オリジナル曲のほか懐かしい昭和歌謡を選んで18曲ほどを歌っている。

 「昭和の名曲は毎回、選曲を変えています。その都度、歌を覚えなければいけないし、バンドとの息の合わせ方やお腹から声を出して歌うことなど、色々と勉強になります」

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写真・昭和歌謡の名曲を揃えた定期ライブ東京・五反田で開いている

 そんな彼女が好きな昭和歌謡は「骨まで愛して」「小指の想い出」「星影のワルツ」など、レパートリーは少しずつ増えてきた。観客からのリクエストもある。毎回新しい歌を覚えて歌うのは苦労も伴うが「ライブの固定ファンも徐々に増えているのも励みになっている」というから、楽しいことでもある。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[レイジュ オフィシャルサイト]
https://twitter.com/rayju55010
[レイジュ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/rayju.html








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第207回KOBE流行歌ライブ、西山・レイジュ・三丘・藤井の4人が出演 実力派の西山ひとみに大きな拍手 [ライブ]

第207回KOBE流行歌ライブが2023年3月9日、神戸市中央区の神戸ハーバーホールで開かれ、西山ひとみ(テイチクエンタテインメント)レイジュ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)三丘翔太(テイチクエンタテインメント)藤井香愛(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の4人が出演。今年がデビュー37年目という西山は同15日に発売する新曲「大阪の雪」をいち早く披露すると、大きな拍手が送られていた。

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写真・第207回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 「日本で1番早く聴く人は、きょうここに来た人たちです」
 と西山ひとみは発売前の「大阪の雪」(作詞・朝比奈京仔、作曲・杉本眞人、編曲・猪股義周)を歌った。好きで〜の言葉が24回もリフレインするのが印象的な楽曲である。それだけ好きなのに別れてしまう女性。「女はそんなことが出来る」と西山。
 そうした想いが来場者の共感を得たのだろうか、客席からは惜しみない拍手が。大人の女性の恋心を歌わせると人後に落ちない彼女ならではの説得力の強さであった。

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写真・西山ひとみ

 自身のコーナーではまた、「冬蛍」(坂本冬美)「かもめの街」(ちあきなおみ)「小島の女」(オリジナル)のいずれも杉本眞人作曲作品3作を、ナレーションを挿れながら1人の女性の半生を表現するといった試みも演じてみせた。


 台湾出身のレイジュは去年10月に発売した「大阪なみだ雨」(作詞・髙畠じゅん子、作曲・田尾将実、編曲・竹内弘一)を聴かせた。こちらも終わった恋を想う女性を歌うが、オシャレなメロディーにのせて歌って踊る彼女のチャーミングさが観客を惹きつけていた。

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写真・レイジュ

 まずは「あなたへ」から。去年11月に発売した初の全曲集「レイジュ全曲集〜大阪なみだ雨〜」(16曲)に収録された作品。コンサート・ライブの〈ご挨拶〉曲でもある、とこの日のトップに選んだ。
 「大阪なみだ雨」「あなたへ」をはじめ、前作の「手相」など5曲を揃えた。
 来日して12年。九州・久留米を拠点に歌っていたが、去年東京に拠点を移している。ラストに歌った新曲のカップリング「人生はひまわりのように」は、そうした自身の半生が描かれている。


 三丘翔太は2016年のデビューの29歳。作曲家水森英夫門下生で、地元カラオケ大会で水森に見出されて4年間のレッスン期間を経てデビューしている。小さな体ながら抜群の歌唱力は多くの人を唸らせる。
 2曲目に歌った前作「よこはま埠頭」は、師匠の水森が歌手時代に歌うはずだったという楽曲。それをもらっての堂々たる歌唱をみせた。

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写真・三丘翔太

 昭和歌謡のカバーアルバムも2枚出す彼であるが、その収録曲から「ああ上野駅」などを聴かせた。
 新曲の「発車のベルが長すぎる」(作詞・岸快生、作曲・水森英夫、編曲・竹内弘一)も、どこか懐かしいメロディーの昭和歌謡の香りが漂う作品である。
 20代の若さながら、昭和世代の感動を誘っていた。


 今年7月でデビュー5年目に入る藤井香愛は、ライブ直前に体調を崩して出演が危ぶまれたものの、無事回復して今年1月に発売した新曲「夢告鳥」(作詞・及川眠子、作曲・幸耕平、編曲・坂本昌之)を披露した。
 「ロックティストな歌謡曲で女性にも人気がある」と藤井。今年7月で35歳で、SNSを駆使してのアピールを続けている。

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写真・藤井香愛

 コロナ騒動が始まった2020年に出したものの盛り上げることも出来ず、翌年には新装盤で挽回をはかったラテンティストなデビュー3枚目のシングル「その気もないくせに」を、その鬱憤をはらすかのように歌ってみせた。
 歌手を目指し始めた19歳の頃に流行っていたという松田聖子の「赤いスイートピー」や、テレサ・テンの「つぐない」もカバーした。
 6月にはデビュー5周年コンサートを東京で開催するという。

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写真・出演者それぞれが昭和歌謡をカバーした

写真・記事の無断使用はお断りします。









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生駒尚子、ひな祭りライブ 原田ヒロシとひな祭りダンスも [ライブ]

◆河内音頭の音頭取りで歌手の生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が桃の節句の2023年3月3日、東大阪市のライブホールMu's in 705でホリデージャパンの歌手、原田ヒロシらをゲストに招いて「ひな祭りライブ」を開いた。

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写真・盛り上がった「ひな祭りライブ」

 オープニングで生駒は、白ぬりした原田ヒロシと歌ったカバー曲「桃色吐息」(髙橋真梨子)では桃の花をイメージしたという、大きなつけまつ毛と桃色で統一したコスチュームで観客を楽しませた。

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写真・生駒尚子

 奇抜で面白い事が大好きな生駒と原田、バックのまるで3人官女のような女性応援団のダンスも交えて、オープニングから大盛り上がり。
 1部ではこの日のために生駒が練習を重ねてきた三味線を初披露してみせた。大先輩の原田のアシスト演奏もあって、緊張しながらの演奏を終えた彼女は、原田から花マルをもらって大感激。

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写真・生駒尚子

 また河内音頭の生駒会の生駒竜也会主の太鼓に合わせて「河内音頭」を披露。応援に来ていたカラオケレインボーの琴平能弘会長はステージで「今後も尚ちゃんを応援していきます」と、激励のコメントを送っていた。

 2部では生駒は新曲「天雅の海へ」から「父娘のれん」「ウミネコ情歌」などオリジナル曲5曲を歌って、「これからも一生懸命に頑張って歌っていきます」と話した。

 ゲストの原田は今夏にも新曲を発売する予定だが、この日は等身大の歌として人気の高い「秋時雨」を切々と聴かせた。
 また2年後の4月から7ヶ月間に渡って大阪 夢洲(ゆめしま)で開かれる大阪・関西万博を盛り上げる楽曲に相応しい「大大阪城(だいはんじょう)」も歌ってみせた。

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写真・原田ヒロシ
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南条敏若
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写真・生駒竜也

 また生駒会主も長渕剛の「巡恋歌」などをカバー、浪曲師の南条敏若はオリジナル曲の浪曲演歌「俺ら浪曲渡り鳥」を歌った。

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まつ毛を強調したメイクアップで桃の花をイメージした生駒


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青木美香子、日本語で歌うジャズライブ ジャズアレンジで歌った歌謡曲から演歌など [ライブ]

◆歌手の青木美香子が2023年2月23日、創業52年のジャズライブレストラン、ニューサントリー5で「昼下がりの日本語ジャズライブ」を開き、オリジナル曲からジャズアレンジした歌謡曲・演歌・映画音楽など全14曲を歌った。

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写真・毎回人気のジャズライブで歌う青木美香子


 青木美香子が開く、ちんどん通信社の林幸治郎がプロデュースする「日本語で歌うジャズライブ」は、2019年6月から毎月第4木曜日に開催してきた。「こうして毎月歌う機会があると、寿命も伸びると思います」と、青木は笑ってみせる。
 その彼女がオープニングで歌ったのは「想い出のサンフランシスコ」。
 1年前のライブでは「リモートで皆さんにお届けしました」(青木)といい、今回はコロナも吹き飛ばす想いを込めての1曲であった。

 1部では青木が大好きだという歌手で70年代のアイドル天地真理の「ひとりじゃないの」を聴かせた。「天地さんの歌は今聴いても新鮮に感じます」といい、毎回のライブで歌い続けている。
 また「ルパン三世」「大阪しぐれ」などアニメソングから演歌など自身のアルバム収録曲中心に多種多様なレパートリーを披露した。

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写真・天地真理の歌は欠かさない

 2部ではアレンジした菅原洋一の「知りたくないの」を林幸治郎のトランペット演奏を交えて歌ったほか、去年9月にリリースしたカバーアルバム「私のスイートメモリーズ〜愛と哀しみの昭和歌謡〜」に収録している「津軽海峡冬景色」も。
 オリジナル曲からは「優しい風」を ♫ 優しい風になりたい〜と、優しい笑顔で聴かせた。

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写真・歌う喜びを笑顔いっぱいに表す

 アンコールには「ラストダンスは私に」を用意して、最後まで会場を沸かせていた。
 次回は3月23日に同じニューサントリー5で午後7時から3部構成で行われる。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[青木美香子 オフィシャルサイト]
http://aokimikako.com/prof








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歌謡曲応援の会、青山慶彦・北川紀恵・生駒尚子・山田壽一・草笛四郎・森川大輔の6人が熱唱 [ライブ]

歌謡曲応援の会が2023年2月22日、大阪・梅田のライブハウス、ロイヤルホースで開かれた。初出演の青山慶彦、北川紀恵(メロディーレコーズ)のほか生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)山田壽一(ホリデージャパン)草笛四郎(同)森川大輔(日本コロムビア)の6人が新曲などを歌った。

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2023年2月の「歌謡曲応援の会」の出演者たち


歌手歴43年で歌唱教室も開いている82歳で初出演の青山慶彦は自ら作詞をした作品という「道ひとすじ」のほか「海の讃歌」など4曲を歌った。

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青山慶彦
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北川紀恵

同じく初出演の北川紀恵は1昨年に出した4曲の中から表題曲の「北の桟橋」「恋して神戸」を歌うと共に「恋の大阪」「祇園すずめ」 の4曲を笑顔いっぱいに聴かせた。
 毎月第木曜日には京都のコミュニティーFMのFM845で番組出演していることもアピールしていた。

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太鼓と歌で「河内音頭」を披露する生駒尚子(左)

河内音頭の音頭取りとしても知られている生駒尚子は、その「河内音頭」を太鼓の音に合わせてハァ〜エンヤこらせ〜ドッコイセ〜 と会場を盛り上げた。
 最新曲「天雅の海へ」「父娘のれん」「花の尚子の夢舞台」も歌った。毎週火曜日にはラジオ番組「生駒尚子のガンバッ天然!」(ラジオ関西)で、多彩なゲストのトークを届けている。

草笛四郎は美空ひばりが大好きで、かつて「美空ひばり大会でグランプリを獲った」(草笛)ほど。この日も「人生一路」と隠れた名曲と言われる「乗り換え駅の夜は更けて」の2曲をカバー。オリジナル曲からは「埋もれ火」を歌った。

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草笛四郎

森川大輔はデビュー曲の「天空の城竹田城」最新曲「東京蜃気楼」など4曲を歌い、3月29日には新曲「横浜アバンチュール」を発売することもPR。

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森川大輔

山田壽一は6月18日に東大阪市の東大阪文化創造館で開催するコンサートのPRを兼ねて特別出演。「3年ぶりの開催です」と来場を呼びかけていた。
この日は亡妻への想いを込めて歌う8年前のデビュー曲「愛しくて切なくて愛は遠すぎて」とカバー曲「イヨマンテの夜」を聴かせた。

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山田壽一


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沖田真早美、新曲「雪枕」「恋の扉」大好きな大阪で歌う [ライブ]

◆大阪・八尾のJOKホールで2023年2月12日に開かれたキャンペーンイベント、「歌謡フェスタ」に出演した歌手沖田真早美(徳間ジャパンコミュニケーションズ)。デビュー28年目である。会場では前作の「残雪平野」をパワフルに歌い、去年11月に出した初めての小田純平作品である新曲「雪枕」では、愛する人を想う女性を切なく表現した。主人公の心中は雪が溶けるように情熱的。そんな歌謡バラードの評判は上々だと話していた。

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写真・切なく耐える女を歌う沖田真早美


 「(イベント会場の隣りの)東大阪は祖父の出身地なのです」
 神奈川県茅ヶ崎市で生まれた沖田真早美にも大阪人の血が流れているという。それだからか、「大阪は好きなんです。食べ物が美味しいでしょ。イカ焼きには1番感動しました。関東ではイカ焼きと言えば姿焼きのようなもの。大阪は違うでしょう」
 自らの性格を「太陽のようなあかるさ」とアピールするように、屈託なく大阪の魅力を話す彼女の表情は明るい。

 その沖田が歌う「雪枕」は、全く逆の耐える切ない女性が主人公なのである。伊藤美和が作詞し、小田純平が作曲した。
 イントロに小田のコーラスが入っている。これでも分かるように、演歌ではなく、切々と心情を吐露する情熱的なバラード仕立てなのである。
 真っ赤な髪飾りを付けたのもそのため。初めてオリコンチャート6位でスタートしたというのも、今作品の評価の高さを裏付けている。

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アイドル歌手のように「恋の扉」を歌う

 カップリングの「恋の扉」も評判が高い。同じ伊藤・小田の作品だが、こちらは打って変わって、アイドルのように恋の予感をアップテンポなメロディーで歌う。
 「気持ちだけはアイドル歌手になったつもりで歌っています。暗い世の中なので、心を明るくしてもらえるのでいいのかな」と沖田。

 高齢者に受け入れられるのか、と当初は心配したが、表題曲と共に「年配者からも人気で、皆さん歌ってもらっています」と胸を撫で下ろしている。
 「雪枕」は着物で歌うが、ディナーショーなどでは「恋の扉」はロングドレスを着る。髪型もオードリー・ヘップバーンに似せて、オールドファンの関心を引く。心憎いサービスである。

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写真・歌謡フェスタの出演者たち
左からみちごえゆう、沖田真早美、松山ひろし、岡田由美

 歌謡フェスタでは沖田のほか岡田由美(徳間ジャパン)みちごえゆう(テイチク)松山ひろしも出演。それぞれ新曲・最新曲などを歌った。

※写真の無断使用はお断りします。


[沖田真早美 オフィシャルサイト]
http://www.okitamasami.com/
[沖田真早美 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/okitamasami.html








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神野美伽、大阪・新歌舞伎座で40周年記念リサイタル ラテン・ジャズからオリジナル曲まで熱唱 [イベント]

◆デビュー40周年を迎えている歌手神野美伽(キングレコード)が2023年2月28日、大阪・上本町の新歌舞伎座で40周年記念リサイタルを開き、1部では心酔する歌手笠置シヅ子、江利チエミが歌ったラテンからジャスを、2部では今までに出してきた65枚のシングルの中からデビュー曲「カモメお前なら」エンディングでの「あんたの大阪」までオリジナル曲の数々を聴かせた。3月1日も行われる。

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写真・満員御礼の幕が下がった40周年記念リサイタル


 客席からの「マスクを突き破るような」(神野美伽)熱気の中で、久々の新歌舞伎座のステージにドレス姿で立った神野美伽は、オープニングで笠置シヅ子の「ヘイヘイブギ」「ジャングル・ブギー」を歌い、続いて江利チエミが歌った「テネシーワルツ」も。
 アロージャズオーケストラと自らのバンドである〈神野組〉のコラボによる演奏によるこれらの歌唱は、演歌に止まらずあらゆるジャンルの歌に挑戦し続ける彼女の、まさに真骨頂であった。

 またスタンダードジャズや誰もが知るというラテンの「ベサメムーチョ」自らの人生を鼓舞するかのような「あの鐘を鳴らすのはあなた」もカバーした。


 2部は着物に替えて「今までに出してきた65枚のシングルの中から出来るだけ多くを歌う」コーナーでは、写真で全てのシングルジャケットを紹介。
 まずはデビュー曲の「カモメお前なら」から、「この歌があるから今がある」という「男船」初めて出場したNHK紅白歌合戦で歌った「浪花そだち」など1998年までのRCA、BMGビクター時代の作品を歌った。

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 神野はキングレコードに移籍した99年からは、それまでなかった岡千秋作曲の作品を歌うことになる。その「男節」「日本の男」「命の恋」なども聴かせた。
 フィリップスのヘッドホンのCMソングに採用された「泣き上手」(2020年)も。
 これらオリジナル曲の数々を歌い終わり神野は「こんないい歌を作ってもらった事に感動しながら歌っています」と、作家たちに感謝の気持ちを示した。

 クライマックスは「酔歌(ソーラン節入り)」「無法松の一生」なども舞台狭しと熱唱して、大きな拍手をもらっていた。

 冒頭で観客に応えるように語った「ボチボチしてたら人生終わってしまう」の言葉のように、数多くの大病を経験した神野は1曲1曲を、また1日1日を大切に生きる歌手生活40年をの節目を見せたリサイタルであった。


[神野美伽 オフィシャルサイト] 
https://shinno-mika.com/
[新歌舞伎座 神野美伽40周年記念リサイタル]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/s20230228.html








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