津吹みゆ、演劇に意欲 新曲は哀しいエピソードがいっぱいのなみだ橋を舞台の「会津なみだ橋」 [インタビュー]
◆ 歌手津吹みゆが2024年5月31日、京都リビングエフエム(FM845)で毎週金曜日午後4時から放送のトーク番組、Saoriと林田夏美夏がパーソナリティを務める「はるいろ いろいろ」に初めてスタジオ出演して、今年1月にリリースした新曲「会津なみだ橋」の魅力をアピールすると共に、このところ意欲をみせている演劇について語った。
写真・番組で笑顔で話す津吹みゆ
津吹みゆは2015年に地元福島を舞台にした「会津・山の神」で、日本クラウンから18歳でデビューしている。番組の1分間自己紹介コーナーでは、デビュー曲をアカペラで歌うなどして、「このコーナーで歌を歌ったのは初めて」とパーソナリティのSaoriを驚かせていていた。
彼女は大衆演劇や宝塚歌劇の大ファンで知られているが、5月はちょっとした演劇にチャレンジの1ヶ月であったようだ。
「もともと時代劇とか宝塚歌劇がすごく好きだったんですが、ご縁をもらって、自分のコンサートで速水映人さんと一緒にコメディーのお芝居をさせていただきました」
写真・大好きな芝居に胸を躍らせる
5月中旬には東京・銀座の博品館劇場で4日間で計6公演に渡って、竹久夢二生誕140年を記念した芝居に挑戦している。
「これは芝居オンリーで、歌はありませんでした。1幕と2幕で役が変わって、2幕では初めて立ち回りをさせてもらいました。小さい頃から水戸黄門に登場する、格好良くて美しいお銀さんになるのが夢だったんです」
「出来る事ならお銀さんのようにくの一になりたかったんです。今回は町娘役でしたが、大切な人を守るために戦うという設定でした」
「イチから立ち回りを教えてもらって、稽古の日から本番の最後まで、すごく楽しかったし、勉強になりました」
こうした演劇・芝居の体験が本来の歌の仕事に役立ったようでもある。
「演じながら、この場面、見たことある〜とワクワクしていたんですが、自分の歌のステージに持ち帰った時に、所作だったり目線ひとつ取っても、お客様の受け取り方が変わってくるという事をこの舞台で演じることで感じました。そんなところを意識して、今後に活かして行けたらなあ、と思っています」
写真・パーソナリティの林田からプレゼントをもらって大喜び
その歌の新曲では久しぶりに地元福島を舞台に歌っている。
「『会津なみだ橋』がそれです。会津若松に実際にある柳橋がその橋で、通称なみだ橋と呼ばれています。そこを舞台に女性の恋心を歌った、とっても素敵な作品です。タイトルと同じ、♪ 会津なみだ橋 〜 から始まる歌詞がとても好きなんです。たくさん歌って、聴いてくんせ〜 」
番組では津吹の福島弁と林田・Saoriの但馬弁が行われ
なみだ橋は多くの哀しさをみつめてきた橋(1問1答)
ーー 柳橋がなみだ橋と言われる由来はなんですか。
津吹 戊辰戦争の時に会津藩の方が斬られて亡くなった場所であったり、結構悲しい歴史があるんですよ。また捕らえられたキリシタンの信者が処刑された場所でもあったようですね。
罪を犯した人が橋のそばにある井戸の水で水盃を交わして、別れを惜しんだとも言われています。そういった悲しい歴史がある場所でもあるから、なみだ橋と言われるようになったそうです。
写真・なみだ橋には悲しいエピソードが詰まっています
ーー そう言った歴史上の事は歌には入っていませんよね。
津吹 入っていませんが、どうしてここを舞台にしたんですか、もっといい所があるんじゃないんですか、と訊いたんです。するとディレクターさんは「ほかの人が舞台にしていない所でヒットは生まれるんだ」という説明でした。
ーー なみだ橋って福島で有名な場所なんですか。
津吹 地元の方は知っておられるでしょうが、知られていないと思います。私は同じ福島県でもちょっと離れている所の出身なんですが、知らなかったです。
橋といっても小さいんですよ。意識しなければ見逃してしまうくらいです。橋の四つ角には大きな柳の木があって、ドラマにも、絵になりそうな場所です。川はきれいな水が穏やかに流れていて、水草が揺れています。
動画・なみだ橋(柳橋)について話してもらいしました
[津吹みゆ オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/tsubukiMiyu/top.html
[津吹みゆ 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/tsubuki/news?ima=0926
写真・番組で笑顔で話す津吹みゆ
津吹みゆは2015年に地元福島を舞台にした「会津・山の神」で、日本クラウンから18歳でデビューしている。番組の1分間自己紹介コーナーでは、デビュー曲をアカペラで歌うなどして、「このコーナーで歌を歌ったのは初めて」とパーソナリティのSaoriを驚かせていていた。
彼女は大衆演劇や宝塚歌劇の大ファンで知られているが、5月はちょっとした演劇にチャレンジの1ヶ月であったようだ。
「もともと時代劇とか宝塚歌劇がすごく好きだったんですが、ご縁をもらって、自分のコンサートで速水映人さんと一緒にコメディーのお芝居をさせていただきました」
写真・大好きな芝居に胸を躍らせる
5月中旬には東京・銀座の博品館劇場で4日間で計6公演に渡って、竹久夢二生誕140年を記念した芝居に挑戦している。
「これは芝居オンリーで、歌はありませんでした。1幕と2幕で役が変わって、2幕では初めて立ち回りをさせてもらいました。小さい頃から水戸黄門に登場する、格好良くて美しいお銀さんになるのが夢だったんです」
「出来る事ならお銀さんのようにくの一になりたかったんです。今回は町娘役でしたが、大切な人を守るために戦うという設定でした」
「イチから立ち回りを教えてもらって、稽古の日から本番の最後まで、すごく楽しかったし、勉強になりました」
こうした演劇・芝居の体験が本来の歌の仕事に役立ったようでもある。
「演じながら、この場面、見たことある〜とワクワクしていたんですが、自分の歌のステージに持ち帰った時に、所作だったり目線ひとつ取っても、お客様の受け取り方が変わってくるという事をこの舞台で演じることで感じました。そんなところを意識して、今後に活かして行けたらなあ、と思っています」
写真・パーソナリティの林田からプレゼントをもらって大喜び
その歌の新曲では久しぶりに地元福島を舞台に歌っている。
「『会津なみだ橋』がそれです。会津若松に実際にある柳橋がその橋で、通称なみだ橋と呼ばれています。そこを舞台に女性の恋心を歌った、とっても素敵な作品です。タイトルと同じ、♪ 会津なみだ橋 〜 から始まる歌詞がとても好きなんです。たくさん歌って、聴いてくんせ〜 」
番組では津吹の福島弁と林田・Saoriの但馬弁が行われ
なみだ橋は多くの哀しさをみつめてきた橋(1問1答)
ーー 柳橋がなみだ橋と言われる由来はなんですか。
津吹 戊辰戦争の時に会津藩の方が斬られて亡くなった場所であったり、結構悲しい歴史があるんですよ。また捕らえられたキリシタンの信者が処刑された場所でもあったようですね。
罪を犯した人が橋のそばにある井戸の水で水盃を交わして、別れを惜しんだとも言われています。そういった悲しい歴史がある場所でもあるから、なみだ橋と言われるようになったそうです。
写真・なみだ橋には悲しいエピソードが詰まっています
ーー そう言った歴史上の事は歌には入っていませんよね。
津吹 入っていませんが、どうしてここを舞台にしたんですか、もっといい所があるんじゃないんですか、と訊いたんです。するとディレクターさんは「ほかの人が舞台にしていない所でヒットは生まれるんだ」という説明でした。
ーー なみだ橋って福島で有名な場所なんですか。
津吹 地元の方は知っておられるでしょうが、知られていないと思います。私は同じ福島県でもちょっと離れている所の出身なんですが、知らなかったです。
橋といっても小さいんですよ。意識しなければ見逃してしまうくらいです。橋の四つ角には大きな柳の木があって、ドラマにも、絵になりそうな場所です。川はきれいな水が穏やかに流れていて、水草が揺れています。
動画・なみだ橋(柳橋)について話してもらいしました
[津吹みゆ オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/tsubukiMiyu/top.html
[津吹みゆ 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/tsubuki/news?ima=0926