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新川めぐみ、3年ぶりの新曲「哀しい口紅」 女性の代弁者として歌っていきたい [インタビュー]

◆3年ぶりの新曲「哀しい口紅」(作詞・さくらちさと、作曲・弦哲也、編曲・矢野立美)は今まで以上に思い入れの強い作品ですーー。歌手新川めぐみは開口一番、こう切り出した。女性に共感してもらえる歌を、と希望して出来上がったもので、哀しく沈んだ顔を口紅・化粧で隠す女性心理を突いている。「これからは名曲『ノラ』のような世界を歌っていきたい」ともいう。

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写真・3年ぶりの新曲に意欲を見せる新川めぐみ


 日本クラウンに復帰して5作目のシングル「哀しい口紅」を2024年5月8日にリリースした。
 哀しい顔を他人に見せたくない強がりな女性が主人公である。それはまさに新川自身でもあるという。「化粧で誤魔化そうと、哀しみが募るほどそれは厚くなり、お酒で紛らわせたりするようになる」

 毎日の生活の中で心に残った言葉や思い浮かんだフレーズを小まめにメモするのが、ここ最近の習慣になっているという。そのノートに書き留められた言葉に共通するキーワードは女性の代弁者である。
 「女性の心のうちを伝えられるものを歌いたいんです。メモはそのためのもの。カラオケで歌うだけでなく、演歌や歌謡曲を知らない人の耳にも届くような、そんな歌を目指したい」

 そうした遠大な想いを描き続けている彼女はデビュー18年になる。現在のレコード会社に復帰してしばらくしてからだろうか、レコード会社のディレクターなどに作品に対して自分の想いを話せるようになったという。
 それまではあてがいぶちの作品を言われるがままに、カラオケでたくさん歌ってもらえるようにと歌っていたが、それではダメと悟った。

 自分の想いを作品にぶつける事で、チャートのランキングは上がったし、自然とカラオケ発表会で歌われる機会も多くなった。
 机上の空論のような作品と歌唱では伝わらない事を実証したかのようである。

 カップリングの「銀座舟歌」も、哀しみを化粧で隠す、幸せとは縁が薄い女性の心理を歌った同系統の作品である。
 これを作詞した冬弓(ふゆみ)ちひろは、前作のカップリング曲「夜の海峡」に続いて詞を書いているが、新川について「今回の新曲を境にグッと大人っぽくなりました」と評していた。

 事実、新川は「大人の女性を演出するために色っぽい化粧と衣装でジャケットやポスターの写真撮影に臨んだ」といい、口紅も普段は使わない真っ赤な色を選んだという。

 その彼女が目指すのは「6月6日に亡くなられた門倉有希さんが歌った『ノラ』のような歌世界を歌っていく」ことだという。
 今日とあすは京阪神のショッピングセンターでインストアキャンペーンでその姿を見せる。


動画・哀しみを化粧で隠して生きる女性の本音を歌う新川めぐからのメッセージ

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[新川めぐみ オフィシャルサイト]
https://office-m-site.co.jp/
[新川めぐみ 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shinkawa/news?ima=3825








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