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入山アキ子(テイチクエンタテインメント)  東京・浅草で新曲「信濃慕情」発表&バースデーパーティー開く  演歌界の一番に意欲 [新曲発表]

◆テイチクエンタテインメントからメジャーデビューして6枚目のシングルとなる「信濃慕情」を2016年9月7日に発売した入山アキ子が同8日、46歳の誕生日パーティーも兼ねた「新曲発表&バースデーパーティー」を東京都台東区の浅草ビューホテルで開いた。彼女が「親戚付き合い同様」というファン80人が全国から集まった。恩師の作曲家鈴木淳氏、作詞家悠木圭子氏も出席。デビュー前には看護師をしていた入山が、看護学校時代に机を並べていた同級生からはバースディーケーキもプレゼントされて大喜び。そして「まだ昇るべき階段は多いけれども、演歌界で一番が取れるようになりたい」と意欲を語っていた。


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演歌界で一番が取れるようになりたいと意欲を見せる入山アキ子


入山アキ子・信濃慕情.jpg 会場に充てられたホテル最上階の28階からは、晴れた日には新宿の街やさらには富士山も遠望できるという。近くには高さ634メートルのスカイツリーも見える絶景のステージで入山アキ子は、新曲の「信濃慕情」を披露した。カップリングの「恋待岬」と、初めてNHK・BSテレビの番組に出演した際に歌った「女・なみだ酒」(2015年)「紀淡海峡」(2014年)を歌い、アンコールに応えて「きずな道」(2013年)を歌った。
 「信濃慕情」は作詞が悠木圭子、作曲は鈴木淳とデビュー以来師事し続けるふたりによる、信州を舞台に切ない未練恋を歌った作品。


 会場では終始、入山の愛称のアッコちゃんコールで包まれていた。それに応えるかのように入山は、集まった1人ひとりに話しかけ、記念写真を撮って回った。
 彼女は山口県の高校を卒業後、防衛医大高等看護学院へ入学。そこを卒業すると防衛医大病院、豊岡第一病院で看護師を務めた。仕事の合間をには好きな歌を歌うことで気を紛らわせた。カラオケ大会にも出場して優勝を繰り返すほどの実力だった。
 趣味で止めておくつもりだった歌だったが、看護の現場を離れることを意味する管理職への昇進話しが持ちあがり、それをきっかけに本格的にプロを目指すようになった。

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 パーティーには看護学校時代の同級生3人も白衣姿で駆け付けて、なぜか6本のローソクが立った誕生日ケーキをプレゼントしていた。
 「責任感が強くて、マルチな才能を持っていた」など学生時代の思い出を打ち明けていた。今でも彼女は自分でホームページを更新したりブログを書き、ファン向けの会報の編集まで行っている。それはすでに学生時代にも「講義の実習でもパンフレットを上手に作っていた」など、すてに十代の頃にはその素質を発揮していた訳である。

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同級生から贈られた誕生日ケーキに大喜びの入山アキ子

 プロデビュー曲はキングレコードから出した「不如帰」(2004年)だった。夭折した村上幸子の代表曲をカバーしたものである。以来、彼女は新潟県にある村上の実家を年に1回は訪ね、墓前に花を手向け続けている律儀さを見せている。

 そうした性格の1つひとつが新たな仕事を増やしていった。
 入山が「私にニコッと笑顔を下さい。それが私のパワーになります。どこででも寝られるし、何でもおいしく食べることが出来ます。そんな想いでパズルを組み立てるように、仕事を作っています」と言うように、新曲が出る度に気の遠くなるような作業をコツコツとこなしてきた。

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鈴木淳氏(左)・悠木圭子と入山アキ子(中央)

 そんな姿をじっと見てきた恩師の鈴木淳氏は「彼女は年々、階段を昇ってきているように思います。最初は鬼と呼ばれるほどに怒り、泣かせていました。それが今、大輪の花を咲かそうとしています」と、集まったファンの支援を求めていた。悠木圭子氏は「いつも何事にも一生懸命な人です。もっとゆとりを持てるようにしてあげたい。それには拍手や笑顔が一番だと思います」と話していた。

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ワクイ音楽事務所の和久井保社長

 そうした活動に手を差し伸べる人も出てくる。
 5年前から入山にアドバイスを贈り続けているワクイ音楽事務所の和久井保社長もまた、そのひとりである。「きっと今以上に素晴らしい歌手になってくれると思う」と語る彼に入山は、和久井氏の80歳を祝って80本の赤いバラの花束を贈って会場を沸かせていた。
 またテイチクエンタテインメント取締役の岡崎昭人宣伝本部長は「大ヒット目指して一緒に頑張って行きたい」と、今まで以上にバックアップしていく姿勢を見せた。

 入山はこの日のパーティーの終わりに「ファンの皆さん、スタッフをはじめ周りの人たちと一緒に大きな夢を掴んで喜びあいたい」と話していた。

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一緒に大きな夢を掴んで喜びあいたいと話す入山アキ子

 今回はシングルと同時にDVDも版も発売している。また2017年3月には「信濃慕情 / 恋待岬」の全国カラオケ大会を東京都内で開く。1次審査の応募受付はすでに始まっており、締切りは17年1月10日で、審査通過者が全国大会に出場できる。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
http://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/
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みやま健二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)・福島一(ホリデージャパン) 8月24日発売の新曲を共同発表ライブ  大阪・ロイヤルホース [新曲発表]

◆2016年8月24日に新曲を出したみやま健二福島一が同日、新曲発表ジョイントライブを大阪・梅田のライブハウス、ロイヤルホースで開いた。デビュー16年目のみやまは木下龍太郎作詞の「浜撫子」を、一方のデビュー20年になる福島はホリデージャパン移籍第一弾の「津軽恋ふぶき」を披露した。

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みやま健二(右)と福島一


 同じ事務所所属のふたりが一緒にライブを開くのは初めて。
 みやまは京都府出身。高校時代から剣道を行うなどの体育会系歌手。この日も歌った美樹克彦作曲の「俺のみち」で2001年に歌手デビュー。美樹に出会ったのがきっかけだった。今回の新曲「浜撫子」で5枚目のシングル。
 「浜撫子」は木下龍太郎作詞、桧原さとし作曲、伊戸のりお編曲。みやまが「この歌は僕にピッタリな歌です」と笑って説明するように、夢のために女性を捨てるというストーリー。と言っても歌の主人公は、浜撫子の花に捨てた女性の面影を追うやさしい一面も見せる。

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みやま健二

 カップリングには2007年にシングルリリースした「泪橋」(作詞・作曲 美樹克彦)を再収録した。みやまの代表曲であり、新たな声で聴きたいといった要望も多く、それに応えたもの。


 福島は福島県南相馬市出身で、5年前の東日本大震災を被災し避難生活も体験している。1996年に高田まさひろの芸名で「女のかさね夢」(日本クラウン)でデビュー。その後、椿あきらに改名、現在の福島一は原田伸郎による「おかえり」を2012年に出したのがきっかけに、福島を一(はじめ)から考えていこう、福島のイメージを明るくしていこうといった想いを込めて名付けている。
 新曲「津軽恋ふぶき」はやはり5枚目のシングル。津軽三味線に生きる男の純情歌で、三味線を弾きながらの歌唱スタイルで会場を沸かした。作詞は朝比奈京仔、作曲は同じレコード会社所属で歌手で三味線奏者でもある原田ヒロシ、編曲は大樋稔。

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福島一

 カップリングは福島県の名峰安達太良山を歌った「安達太良カントリーロード」。軽快なメロディーに乗って、清涼な空気を吸いながら安達太良山へ登っていくような明るい歌。「思わずヤッホーと言いたくなりそうな歌です」と福島。

■10月には新曲発売記念コンサート

 今年還暦を迎えたみやまと42歳の福島は「親子ほどの歳の差」(みやま)というが、実際には兄弟のような仲のいい間柄。福島が10月9日にメルパルクホール大阪で開く新曲発売記念コンサートでは、みやまはゲスト出演することになっている。コンサートには原田ヒロシ、林よしこ、沢井明の出演する。

 ライブでは2人のオリジナル曲とともに、大好きだという「人恋酒場」(三山ひろし)を福島がカバー、5人の孫がいるというみやまも「孫」(大泉逸郎)を歌った。最後は2人で北島三郎の「まつり」を歌って、幕を閉じた。

 みやまは「末永く応援して下さい」と福島は「いいスタートが切れました。これから大阪での活動も増やしていきます」と話していた。




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寺本圭佑(日本クラウン)  8月3日「恋一葉(ひとは)」でメジャーデビュー オリコン初登場19位 師匠の小田純平と大阪で新曲発表ライブ ファンも絶賛 [新曲発表]

寺本圭佑2.jpg寺本圭佑が2016年8月6日、大阪・大国町の結婚式場、ザ・グランドティアラ大阪で、8月3日に発売した5枚目のシングル「恋一葉」(作詞・伊藤美和、作曲・小田純平、編曲・矢田部正)の新曲発表ライブを開いた。師匠であるシンガーソングライターの小田純平のライブも併催され、集まったファン約100人は熱い声援を送っていた。「恋一葉」は寺本のメジャーデビュー第1作目の楽曲。CDは予約だけで9000枚を突破する人気ぶりで、今後の成長が期待される注目の逸材だ。


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 寺本圭佑の新曲発表ライブはカラオケ喫茶店、カラオケスタジオ・フレンズ(大阪市西成区)の開店15周年記念イベントとして、50人がフルコーラスで自慢のカラオケを披露する発表会に続いて開かれた。

 デビュー7年目の寺本は誠実な性格も手伝って新曲を発売するごとに、全国の歌好きの人たちから高い支持を得ており、今、カラオケ喫茶では注目の新人である。
 33歳までサラリーマンをしていたが、子どもの頃からの歌手への夢を捨てきれずに2010年4月、自分の父親を歌った「おやじありがとう」で、東大寺四郎の芸名でプロデビューしている。2年目に小田純平に弟子入りしたのと同時に、現在の名前に替えた。

■音楽にうそをつかない

 寺本は「恋一葉」をレコーディングする前、楽曲を最初に手にした時、「身体がジ―ンとして、鳥肌が立つ思いがしました」と、今までにない感動に震えていた。
 その作品は小田純平が自ら歌ったヒット曲「恋月夜」(2010年)に続く作品として作っていたものであった。しかし発表する機会がないままにいたが、今回、寺本が日本クラウンからメジャーデビューするにあたってプレゼントした。

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師匠の小田純平にヒットを誓う寺本圭佑

 確かに ♪ いつか ~ で始まる寺本の「恋一葉」は、小田純平「恋月夜」を彷彿させる。
 「デモテープを聴いて純平さんを感じました。レコーディングでも自分の歌を聴いて、確かに似ていましたね」
 寺本は小田と行動を共にすることが多い。「恋一葉」のレコーディングにも小田はずっと付き添っていた。それに寺本は「一緒にいられることが最高です」と話す。

 歌が似てくるのも当然かもしれない。

 もともと演歌が好きで各地のカラオケ大会でも演歌を歌っていた寺本だが、小田への憧れは高まるばかり。想いは募るが「弟子になりたい」と願い出たのはプロデビューしてからで、まるで彼女に告白をする純真な男の子のようでもあった。

 そんな寺本に小田は決して甘くはない。
 「音楽に嘘をつくなと始終言っています。歌が上手いだけでは決して聴く人の胸を響かすことはできない。3、4分のドラマである歌は、いかに表現するかが大切なんです」
 と彼にアドバイスをし続ける。

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音楽にうそをつくな-とアドバイスする小田純平

 演歌を歌っていた寺本に「君の歌唱は演歌では売れない」と歌謡バラードへ転向を勧めたのも小田であった。寺本の歌が注目されるようになったのも、それからである。それでも小田は「ためて歌う演歌のクセがまだ抜けていない」と、手厳しい。

■待ち望まれていた「恋一葉」

 と言うものの「恋一葉」は、CDの予約が9000枚を記録した。発売後、店頭では品切れが続出している。メーカーの予想に反しての人気である。東京都内のCDショップでは試聴ランキングが3位を記録している。「8月に発売される新曲54曲の中でのCDショップアンケートでは7位にランキングされた」(寺本)ほど。
 8月15日付けオリコン演歌・歌謡曲チャートでは初登場19位にランキングされた。全国のファンが、如何に寺本のメジャーデビュー第1作を待ち望んでいたかがうかがい知れる。

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新曲発表会で「恋一葉」を歌う寺本圭佑(左)と小田純平とジョイントする寺本

 新曲発表ライブでは「恋一葉」とカップリングの「月灯りのルンバ」をはじめ、前作の「うちあけ話」、デビュー2作目で小田純平作曲の「心の花束」、そして小田の人気曲「回転扉」などを歌ったが、客席の盛り上がりはランキングの数字をすべて裏付けるかのようであった。

 発売1週間足らずでのこの人気に彼のスケジュールは空白がない。
 8月13日からは秋田でのキャンペーン。それが終わると名古屋でのコンサート、さらには東京、北陸などでキャンペーンや新曲発表ライブが目白押しである。10月には神戸で「KOBE流行歌ライブ」にも出演。12月は松山市内のホテルでディナーショーと休む暇がない忙しさである。

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全国キャンペーンに意欲を見せる寺本圭佑

 寺本は「1年1年、みなさんに上へ押し上げてもらっているように感じます。新曲『恋一葉』も好調ですが、急がずに声をかけてもらって歌わせてもらえる喜びを大切にして行きたいです」と話していた。




[寺本圭佑 オフィシャルサイト]
http://ameblo.jp/keisuke-teramoto/
[寺本圭佑 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/teramoto/whats.html







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牛尾淳と星まさるの神戸からこんにちは Vol.3 [新曲発表]

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◆カラオケのエクシングのレーベル、エクシングエンタテイメントによる第1弾CDとして2016年8月17日にリリースされるのが、星まさる「神戸の女(ひと)」
 そのカップリングに収録されているのが「ありがとう 愛する貴方へ」
 未曾有の大地震と言われている阪神淡路大震災を体験した星が、多くの人たちに救いの手を差し延べてもらったこと、そして今年、歌手活動25周年を迎えられたことへの感謝をこめた1曲である。

 8月21日には、神戸・垂水のレバンテホールで開かれる「第4回星まさると歌仲間 カラオケ大会・発表会」で、「神戸の女(ひと)」「ありがとう 愛する貴方へ」を披露する。
 このイベントには林よしこ、松浦ゆみ、岡田ひさしのゲストによる歌謡ショーも予定されています。

 同25日にはまた、神戸・新開地で開かれる「KOBE流行歌ライブ」の新曲コーナーにも出演する。


牛尾淳司会の「星まさるの神戸からこんにちは」




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入山アキ子(テイチクエンタテインメント) 新曲「信濃慕情」を9月7日発売 8日には都内で新曲発表とバースデーパーティー [新曲発表]

入山アキ子が6枚目のシングル「信濃慕情」を2016年9月7日に出す。翌8日にはその新曲を披露する新曲発表と、同9日の自身の誕生日の祝賀会を兼ねた「新曲発表&バースデーパーティー」を東京都台東区の浅草ビューホテルで開く。

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9月7日に新曲「信濃慕情」を出す入山アキ子

 「信濃慕情」は、恩師である鈴木淳の作曲、悠木圭子作詞による書き下ろし。編曲は前田俊明。信濃路を舞台に「はかない恋の心情をたっぷりと歌い上げるドラマチックな楽曲」に仕上がっているという。6月4日にレコーディングを済ませている。カップリングは「恋待岬」

 同時にまた、入山本人が出演した映像を収録したDVDが付いたシングルも発売する。

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「信濃慕情」のレコーディングをする入山アキ子(入山さんのHPから)

 新曲発売を記念して「信濃慕情」を課題曲にした全国カラオケ大会を、2017年3月に東京都内で実施する。事前のテープ審査の通過者が参加出来るが、詳細は新曲のCD・カセットに同梱された案内を参照。

 9月9日に?歳の誕生日を迎える入山は、新曲発表&バースデーパーティーで「信濃慕情」と「恋待岬」を披露することになっている。今回の新曲への想いを入山は「思い入れのある長野の地を『信濃慕情』で歌える喜びと、さみしさを心をこめてお届けしてまいります」と話している。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
http://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/






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[演歌でWARAKASU] みやま健二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)  木下龍太郎の遺作「浜撫子」 8月24日リリース [新曲発表]

美山健二が2016年8月24日、徳間ジャパンコミュニケーションズから新曲「浜撫子」を出す。美山の優しい声が健気な女心を気遣う男の気持ちを表した楽曲に仕上がっている。美山はこの歌から芸名もみやま健二に替えて「女心をグッと掴みたい」と、歌手16年目の意気込みをみせている。

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みやま健二

 「浜撫子」は作詞家木下龍太郎が残した作品。ライトアップテンポなリズムが心地いい。作曲は桧原さとし、編曲伊戸のりお。
 カップリングは2007(平成19)年に出した「泪橋」をニューボーカルで収録。これは10年という歳月を経ているが、今なお人気が衰えていない美山の代表曲となっている。作詞・作曲美樹克彦、編曲桜庭伸幸。

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 8月24日には大阪・梅田のライブハウス・ロイヤルホースで新曲発表ライブ(開演12時)を開くことになっている。「浜撫子」をはじめ全9曲を歌う。同日に新曲「津軽恋ふぶき / 安達太良カントリーロード」を発売する同じ事務所所属の演歌歌手福島一 (ホリデージャパン)も出演する。
 9月4日にはまた、大阪市大正区の情熱ホール・楽でも新曲発表会を開くほか、関西、関東でのキャンペーンを予定している。




[美山健二 フェイスブック]
https://www.facebook.com/people/%E7%BE%8E%E5%B1%B1%E5%81%A5%E4%BA%8C/100007333659017
[美山健二 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/release_detail/id=7699






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中村美律子(キングレコード)   新曲「無法松の恋 ~ 松五郎と吉岡夫人 ~ 」  発売日の7月6日に小倉・昭和館での発表会   映画「無法松の一生」も同時上映  7月25日からは新歌舞伎座公演も [新曲発表]

◆デビュー30周年の中村美律子が特別企画作品として、歌唱時間21分余の長編歌謡浪曲「無法松の恋 ~松五郎と吉岡夫人~ 」を2016年7月6日に出すが、これの新曲発表会を無法松の舞台、福岡県北九州市の映画館・小倉昭和館1号館で発売日の7月6日に開く。続いて7月25日からは大阪新歌舞伎座でデビュー30周年記念公演を開き、20年ぶりに「雲の上の青い空 ~ 中村美律子物語 ~ 」を再演。2部の歌謡ショーでは「無法松の恋 ~松五郎と吉岡夫人~ 」も披露する。9月にはロームシアター京都(旧・京都会館)でデビュー30周年記念コンサートも予定している。

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東京・新宿文化センターでの30周年記念コンサートで
「無法松の恋 ~松五郎と吉岡夫人~ 」を歌う中村美律子とジャケット写真(右)

 中村美律子の歌謡浪曲と言えばすぐに思いつくのが「瞼の母」だろう。番場の忠太郎 が母親のおはまに「逢いたくなったら 俺ぁ 瞼をつむるんでぇ~」と別れを告げるクライマックスは、聴く者誰もの涙を誘う。中村ならではの説得力のある語りである。
 中村が最初に「瞼の母」を発表したのは1991(平成3)年で、すでに25年も歌い続けている。ファンからも「それに匹敵する大作を聴きたい」という声もあり、30周年を機にそれに応えたのが21分12秒という長編歌謡浪曲「無法松の恋」である。


中村美律子・30周年記念コンサート・ロームシアター京都.jpg 「無法松の恋」はもちろん岩下俊作の小説「富島松五郎伝」が原作。村田英雄の「無法松の一生~度胸千両入り~」でも知られている。荒くれ者の人力車夫・富島松五郎(通称無法松)と、友人となった矢先に急病死する吉岡小太郎陸軍大尉、それの未亡人・良子と息子・敏雄との交流を歌う。映画のシーンが浮かんでくる歌と語りは中村の真骨頂だが、松五郎の良子 への秘めた恋心を際立たせている。

 歌は誰に看取られることもなく、ひとり死んでいった松五郎に応えることができなかったことに、良子が泣いて詫びて物語は最高潮に達する。

 7月6日に発表会(開演午後3時)を開く小倉昭和館は、創業77年で名画座とミニシアターの2館を持つ名物映画館。しかも小倉は物語の舞台でもある。ここで「無法松の恋」を歌い演じる。この日は三船敏郎が松五郎を高峰秀子が良子を演じる映画「無法松の一生」(1958年、東宝)も上映される。



■記念コンサートや中村美律子物語の再演も

 30周年記念コンサート「歌う門には福来る」はすでに5月20日、東京・新宿の新宿文化センターで開いているが、9月20日には昼夜2回公演で京都・岡崎公園のロームシアター京都でも開く。ロームシアター京都は旧京都会館をリニューアルして2016年1月にオープンしたばかり。

 これより先、7月25日からは大阪新歌舞伎座で「中村美律子デビュー30周年記念公演」を開く。1996(平成8)年に一度上演し、テレビドラマ化もされている中村の半生を描いた芝居「雲の上の青い空 ~ 中村美律子物語 ~ 」と歌謡ショー「中村美律子オンステージ 浪花の夏祭り2016」の2部構成。
 30周年記念曲の「土佐女房」「無法松の恋 ~ 松五郎と吉岡夫人 ~ 」「瞼の母」「河内おとこ節」などを披露する。増位山太志郎(テイチクエンタテインメント)が友情出演する。8月13日まで。


[中村美律子 オフィシャルサイト]
http://www.goldenmusic.co.jp/mitsuko_nakamura.html
[中村美律子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=34462




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水沢明美(日本クラウン) 新曲「因幡なさけ唄」発表会 伊丹・いたみホール  ゲストの渥美二郎は「夢追い酒」でエール [新曲発表]

水沢明美1.jpg◆デビュー27年のベテラン水沢明美が2016年5月11日に出した新曲「因幡なさけ唄」の発表会を兼ねた「水沢明美コンサート 歌・心・絆」を、5月21日、兵庫県伊丹市のいたみホールで開いた。前作に続いて得意の民謡をモチーフにした楽曲で、ヒットへ向けての意欲を見せていた。渥美二郎(日本コロムビア)がゲスト出演して、「夢追い酒」など自身のヒット曲ベスト4や最新曲「奥の細道」などを歌った。


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 「因幡なさけ唄」は34枚目のシングル。鳥取県の民謡「貝殻節」を取り入れており、四国・宇和島の民謡「宇和島さんさ」をモチーフにした前作「さんさ恋しや」に続く民謡シリーズの第2弾。
 作詩は水木れいじ、作曲は中村典正、編曲は前田俊明。一緒に夢を見ようと誓う仲睦まじい夫婦を歌っている。ゆったり流れる三味線の音で始まる歌に水沢は「可愛らしく歌ってみました」と話している。

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 水沢は以前にも「長く習ってきた三味線と民謡が歌の幅を広げるのに役だっています」と話している通りに、演歌と民謡を融合させて情感たっぷりに歌い上げることで独自の境地を開いている。CDに封入されている譜面には「因幡なさけ唄」の振付の図説が添えられている。

 発表会では三味線、尺八に交じって踊りを添えて「貝殻節」「長崎どんどこ節」「刈干切唄」の民謡も披露した。

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「夢追い酒」などヒット曲を歌う渥美二郎

 ゲストの渥美二郎は14年12月に出した「奥の細道」を披露するとともに、ヒット曲の「夢追い酒」「忘れてほしい」「他人酒」「釜山港へ帰れ」などを歌った。「奥の細道」は、その名前の通りに松尾芭蕉の句を織り込んで、渥美本人が千寿二郎のペンネームで作詞・作曲をしている。
 渥美は16歳からギターを弾きながら酒場を流して歩いた<演歌師>としても知られている。ステージではその鍛えたギターで、水沢が歌う美空ひばりの「悲しい酒」などを伴奏した。

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渥美のギター伴奏でカバー曲を歌う水沢明美

 「因幡なさけ唄」のカップリング曲は「八百八橋おんな節」。在阪の作曲家・池田八声による陽気な浪花もの。
水沢は「新曲を地元のみなさんに可愛がってもらって、全国でヒットさせたい」と話していた。


[水沢明美 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/mizusawa/new_release.html



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林よしこ(ビクターエンタテインメント)  ビクター移籍第一弾「淀川みれん」をリリース 十三でヒット祈願も [新曲発表]

林よしこ6.jpg◆かつて島津ゆたかとのデュエット曲「いい男!いい女!」(1994年)で70万枚の大ヒットを記録した林よしこがビクターエンタテインメントに移籍して2016年4月20日、大阪・淀川を舞台に歌う「淀川みれん」(作詞・曲たきのえいじ、編曲石倉重信)を出した。淀川をタイトルにして淀川を歌っているのはあらゆるジャンルの楽曲で初めてと言われ、淀川の近くに位置する十三(じゅうそう)が創業の地で、今も本店を置くがんこフードサービス(大阪市淀川区)の小嶋淳司社長もバックアップ。林は発売日の前日には同本店の隣りでミニライブを開き、集まったたくさんの人たちから声援を受けていた。

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 ミニライブに先駆けて毎年正月には十三戎で賑わう神津神社でヒット祈願をした林は「淀川のすぐそばにある十三はパワーのある街でヒットにつながる予感がします」と話していた。
 新曲「淀川みれん」は本格演歌であるが「昭和の映画の1シーンを切り取ったような内容」(林)で、集まった人たちには懐かしく感じられるメロディーのようでもあった。

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神津神社でヒット祈願

 林は前作でメジャーへ復帰を果たしていたが、今作からは所属レコード会社をビクターエンタテインメントに移し、今までの個人事務所から在阪の事務所に替えて心機一転。
 十三の街は林が13年に本格的に歌手活動を再開したときに、今は廃業しているCDショップの店頭で歌唱キャンペーンを行った想い出の地。それだけに「淀川を舞台にした歌を歌えるのはうれしいです」と林。

 林は地元テレビ局のカラオケ番組に出場して優勝したのがきっかけで、1994年に歌手デビューしている。デュエット曲ながらデビュー曲の「いい男!いい女!」はいきなりヒットした。ところが初めての芸能界では緊張とプレッシャー、不安の毎日が続いた。とうとうそれが原因でわずか半年で歌手を休業。実家のある兵庫県川西市へ帰ってからはインディーズでCDを出して細々と歌い続けていた。

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 しばらくしてメジャー復帰が実現した。その時に出した「春を抱いて眠りたい」は第46回日本作詩大賞の最優秀新人賞を受賞している。翌14年には夫を亡くしており、喜びと悲しみを相次いで経験している。そして再々メジャーデビューのつもりでさらに大きく飛躍しようと、本人も自信満々の楽曲を手にした。

 神津神社から十三・栄町商店街の中にあるがんこ本店の隣りに特設ステージに場所を移して開いたミニライブには、がんこフードサービスの小嶋社長など彼女の応援者が顔を見せるとともに、通りを行く人たちも足を止めて林が歌う新曲「淀川みれん」に耳を傾けていた。

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 ミニライブでは「淀川みれん」のほかカップリングの「ときめいて」、林が大好きだという西田佐知子の「東京ブルース」もカバーした。また久しぶりにデビュー曲「いい男!いい女!」も披露。それを聴く観客の中には写真を撮る人、ペンライトを振って応援する人、がんばれ~と声援を送る人など大阪らしさを感じさせる賑わいだった。

 林は「この『淀川みれん』を大阪・十三からヒットの火をつけて全国へ浸透させ、日本中を林ファンで<モーラ>したい」と話していた。





[林よしこ ビクターエンタテインメント]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A025436.html



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幸田和也(ホリデージャパン)  大阪で新曲「たった一日・・・昔に戻れたら」を披露  大阪のファンに「成長した姿を見てほしい」 [新曲発表]

◆もし昔に戻れたら・・・ 誰でも一度はそんなことを思ったことがあるだろう。
幸田和也が2016年3月23日にホリデージャパンからリリースした3枚目のシングルは、一日でいいから昔に戻って愛しいあなたに逢いたいと願う女性のラブソング「たった一日・・・昔に戻れたら」。4月11日、その新曲を地元大阪で披露する「新曲発表会」を開いた。活動拠点を東京へ移して1年半。幸田は「成長した姿を見てほしい」と集まった会場いっぱいのファンに語りかけていた。

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地元大阪で新曲を発表する幸田和也

 新曲発表会は「たった一日・・・昔に戻れたら」の歌唱で幕を開けた。東京では4月3日に開催してたくさんの観客を集めたばかりである。地元大阪の発表会は、幸田がかつて経営していたカラオケスナック「多恋人(たれんと)」があった場所のすぐ近く、大阪・東心斎橋のライブハウス・Music club JANUSで開かれた。

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 客席にはファンにまじってホリデージャパンの亜樹広俊社長、所属事務所オーシャンパシフィック・ホリデーの佐々木友子社長、新曲の作曲を担当した作曲家の三原聡も顔を見せた。
 幸田は歌手デビューして8年。2014年にはカラオケスナックも閉じて拠点を東京へ移し、活動の場を全国へと広げている。
 ところが彼を知る人も少ない東京は「東京は大阪と比べると壁が高くて厳しい所。今までソロのステージを持ったことはなかった」と自分で話すように、決して優しい街ではなかった。それだけに今回の新曲発表会を東京と大阪で開けたことは感慨深げだった。

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 1部はホリデージャパンの先輩歌手のヒット曲をメドレーでカバーした。
 中条きよし「うそ」、宮路オサム(殿さまキングス)の「なみだの操」、アローナイツ木下あきらの「献身」、加門亮「麗子」、原田ヒロシ「酒ちょうだい」、西山ひとみ「大阪・あんたの街やから」、ニック・ニューサ田中収「サチコ」。誰もが知る歌を客席を廻って観客1人ひとりと握手しながら歌い切った。

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幸田和也(右から2人目)と三原聡(左から2人目)亜樹広俊社長(右)司会の水谷ひろし(左)

 2部では幸田自身のオリジナル曲を揃えた。
 まずは幸田がメジャー歌手へと踏み出す最初の曲となった前作「愛しい女よ」からスタートした。次いで前々作の「親父の漁場」、そのカップリング「山かげろう」、前作のカップリング「恋おんな」と続き、新曲のカップリング「東京」も披露。
 「東京」は同じホリデージャパンのしいの乙吉のオリジナル曲であるが、今回それをカバーした。前作は東京へ移るの同時にリリースした作品だったが、今回の新曲は東京での成果を問う最初の作品だけに、「東京」をカップリングに選んだのには人一倍強い想いがあったようだ。

■この新曲で結果を出す

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生駒尚子

 この日のゲストは同じホリデージャパンの歌手で、幸田とはしばしば活動を共にしている生駒尚子。新曲で女房シリーズ第2弾の「浪花の女房」と、シリーズ第1弾の「追っかけ女房」「花の尚子の夢舞台」「河内まつり節」を歌った。
 生駒は「河内音頭」の音頭取りとして知られる生駒一(はじめ)の娘で、河内音頭は自身でも幼い頃から歌ってきた。ステージではそれをアカペラで一部披露して会場を盛り上げた。

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応援に駆け付けた亜樹社長(左)と所属事務所の佐々木社長

 新曲発表会に先立ちあいさつしたホリデージャパンの亜樹社長は「この新曲は彼がホリデージャパンで出す3作目になりますが、1作ごとに力を付けてきています。この曲が売れないわけがないと確信しています」と話すと、作曲家の三原は「ファンの皆さんの支援で彼を紅白の舞台に立たせてください」と呼びかけた。
 また佐々木社長は「幸田は1年半前にやる気満々で東京へやって来ました。皆さんの後押しでスターに押し上げてもらえれば私は引退してもいい」などと、ホリデージャパン切っての若手歌手である幸田和也への熱い想いを語っていた。

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たった一日・・・昔に戻れたら~と歌う幸田和也

 発表会のラストでは幸田が「たった一日・・・昔に戻れたら」をフルコーラスで歌った。歌い終わると幸田は「成長した自分を感じてもらえるか、大阪でワンマンライブを開くのは不安がありました。前だけを見てこの歌で結果を出します」と意気込みを語った。


[幸田和也 オフィシャルサイト]
http://ameblo.jp/tarento/
[幸田和也 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/menu/artist_ka8_kk.html









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津吹みゆ(日本クラウン)  どんと響く直球ボイスでデビュー第2弾「望郷恋歌」をアピール [新曲発表]

津吹みゆ2.jpg◆日本クラウンの新人歌手、津吹みゆ。福島県の出身である。デビューは2015年2月25日。間もなく2年目に入る。それを控えて16年2月3日には2枚目のシングル「望郷恋歌」を出した。文字通りふる里をを恋うる歌である。カップリングの「ふるさと母さん」も同様にふる里の母を懐かしむ歌。デビュー曲は郷里・福島を歌った「会津・山の神」だった。今作はふる里の地名こそ出てこないが、歌詞にあるアイヤ節は津軽民謡で、東北人の心を響かせる。その津吹は1月29日に大阪市内で開かれた新曲発表会で「望郷恋歌」を披露するとともに、2年目への意気込みを語った。


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 日本クラウンは津吹みゆを3年計画でクラウンを代表するスターにすると明言する。デビューした昨年はCDの販売実績を作ることに力を注いできた。今年は世の中の人たちに「津吹みゆ」という名前を知ってもらうことだという。そして3年目にはインターネット、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌のあらゆるメディアに露出していく-。
 1月29日、大阪市内で開かれた新曲発表会の席上で同社制作宣伝本部プロモーション部の德永孝守部長が語ったものである。

 さらに德永部長は「昨年、クラウンからデビューした新人の中でも津吹は1番の販売実績を挙げた歌い手である。必ず計画を現実のものにしたい」とも。

 それに応えるかのように津吹も「この1年の間に3つのうれしいことがありました。ひとつは歌手になるために上京したこと。次は楽曲をもらった時、そしてデビューCDが出た時でした。これからもどんな時にあっても、このうれしさを忘れない歌手でありたい」と、2年目への強い決心を語った。

 「この1年は毎日勉強の連続でした。全国各地へキャンペーンに出かけていますが、大学生になっていたら、このようにたくさんの人たちに出会うこともなかったと思います。デビュー前には年賀状を出す枚数は50枚ぐらいでしたが、今年は200枚にもなりました」(津吹)。

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作詞家の原文彦とダルマに目入れ

 2月28日には20歳の誕生日を迎える。
 1月10日に郷里で成人式を済ませている。中学の卒業式以来と5年ぶりに会う友人もいたが「山の神じゃん、CD買ったよ、と言ってくれたのはうれしかったです」と津吹。
 デビュー直前、日本クラウンの正月恒例のイベント「クラウン歌う王冠」が開かれた大阪・お初天神の会場で彼女と話す機会があった。「どら焼きが好きなんです」というのが印象的だったが、発表会では「20歳になったらお酒の飲み方も勉強したい」とも話していた。

 「望郷恋歌」は作詞が原文彦、作曲が四方章人、編曲が前田俊明。デビュー曲と同じメンバーである。発表会には香川県さぬき市の私立寒川高校の元教師の経歴を持つ原が姿を見せ「彼女の1年間の成長は大きいものがありますね。今作では1年たって等身大の歌を作ろうと考えて詞を書きました」と話した。

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笑顔を絶やさない津吹

 津吹は発表会では新曲のほか「この歌に出会って歌謡曲の素晴らしさを知った」という1947(昭和22)年に平野愛子が歌って大ヒットした「港が見える丘」と、憧れの先輩歌手である坂本冬美の「祝い酒」も歌い、会場からは大きな拍手が送られていた。
 また津吹は「『望郷恋歌』は涙の数だけ強くなれ、と励ましてくれて、元気になれる歌です」と、新曲の歌詞を例えにアピールしていた。


[津吹みゆ オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/tsubuki/
[津吹みゆ 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/tsubuki/whats.html



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小4の百桂ちゃん、徳間から歌手デビュー こぶしを効かせた道中もの「父娘鳥」を披露 作詞の影山時則さんとデュエット [新曲発表]

◆こぶしの効いた小学4年の新人歌手が、2015年12月23日、作曲家の影山時則さんが書き下ろし、自ら歌うデュエット作品「父娘鳥」で徳間ジャパンコミュニケーションズからデビューした。広島県東広島市の小学校に通う、坂本冬美と市川由紀乃が大好きな山﨑百桂さん(9歳)。同日、広島県熊野町のカラオケ喫茶店・翠花で開いた新曲発表会で影山さんとふたりで歌を披露した。ももちゃんがんばって~の熱い声援も送られていた。有線放送の演歌歌謡曲リクエスト(23日付)では早くも8位にランキングされるなど、小さな新人歌手へ注目が集まっている。

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9歳の山﨑百桂さん

 山﨑百桂さんは3歳から祖母の山下香代子さん(65歳)と一緒にカラオケ教室に通い、今年10月に広島市内で開かれた中国新聞社主催のイベント「ちゅーピーまつり2015」のカラオケ大会では優勝している。8月に徳間ジャパンが第一興商の通信カラオケと連動したSNS「DAM★とも」で公募した「父娘鳥」の相手役に応募、20人の中から抜群の歌唱力で選ばれた。

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新曲発表会で作曲家の影山時則さん(左)と「父娘鳥」を歌う山﨑百桂さん

 百桂さんが応募に際して送った楽曲は花京院しのぶの「望郷よされ節」。それを聴いた徳間ジャパンのプロデューサー藤田一誠さんは「歌唱力は群を抜いていました。玄人っぽくない女の子とデュエット曲を作りたいという企画内容にピッタリでした」と話していた。

 「父娘鳥」は沖えいじさんが作詞し、影山さんが作曲、南郷達也さんが編曲を担当。父と娘が母を尋ねて木曽路を旅する道中もの。冒頭の百桂さんの「父ちゃん・・・泣かないで」のセリフが印象的。作曲家の影山さんは橋幸夫の道中ものに憧れて歌手としてデビューしたことがある。今回の「父娘鳥」にも、大好きな道中ものの要素がふんだんに取り入れられている。

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将来は市川由紀乃のような歌手になりたいという百桂さん

 東京で行われた百桂さんにとって初めてのレコーディングは「とても楽しかったです」と、物怖じしないところを見せて周囲を驚かせたほど。
 レコーディングで初めて対面した影山さんの印象も「会う前にはどんな人かと思っていましたが、とても優しい人でした」とも。

 それでも店内いっぱいに応援する人たちが集まった影山さんとの新曲発表会では、初めてたくさんの人前で「父娘鳥」を披露することになったが、やはり「少し緊張しました」と百桂さん。

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影山時則さんと山﨑百桂さんのツーショット

 市川由紀乃の「由紀乃太鼓」が好きという百桂さん、将来は「市川由紀乃さんのような歌手になってテレビやラジオに出演したい」と夢を話してくれた。今も月に2回、カラオケ教室に休まずに通い続けている。やはり同じ教室で歌を母親の里美さん(41歳)に負けると泣きだしてしまうほどの負けるのが大嫌いという勝気な性格。

 この日の発表会を主催し百桂さんを応援するひとりでもある日本アマチュア歌謡連盟中四国連合会の黒川昇一会長は「この歌がヒットして歌手として成長してほしい。しかも天皇誕生日がデビュー日であり、本人はもちろん集まったみなさんにとっても心の中に残る歌になるでしょう」と、激励した。





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松原のぶえ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)と坂井一郎(同)  初デュエット曲「相惚れ仁義」 発売日に大衆演劇の劇中で初披露  徳間ジャパン50周年企画  大阪・新世界の大衆演劇の「浪速クラブ」で [新曲発表]

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初のデュエットに大満足の松原のぶえと(右)坂井一郎


松原のぶえ坂井一郎のふたりが初めてデュエットした新曲「相惚れ仁義」(作詞・もず唱平、作曲・聖川湧、編曲・伊戸のりお)を、発売日の2015年11月4日、大阪・新世界の大衆演劇専門劇場「浪速クラブ」で公演中の劇団KAZUMA(座長・藤美一馬)による「千鳥の曲」の劇中に飛び入り出演して初披露した。共に初めてという大衆演劇では駆け落ちをするふたりの役どころを演じた。座長の藤美一馬も「完璧な芝居」と、ふたりの初演技に文句なしの表情。劇場はふたりのファンも交じって大入り。

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大衆演劇の劇中で「相惚れ仁義」を披露する松原と坂井

 大衆演劇への出演から坂井とのデュエットもセリフ入り歌詞も、全部がぜんぶが初めてという松原はデビュー36年目のベテランにもかかわらず「いつになく緊張してお客さんの反応も分からないほどでした。でもこのステージ、癖になります。チョー楽しかったです」と興奮気味。
 一方の坂井も初めてのステージに「素晴らしかったです。ハマりました。個人的にまた見に来ると思います」と、こちらも「チョー最高」な気分に浸っていた。

 その新曲のデュエット曲「相惚れ仁義」は徳間創立50周年企画のデュエット曲シリーズの4作目。商人のせがれ役の坂井が渡世人の姐御(松原)に惚れてしまうという内容。もず得意の浪花任侠ものである。やんちゃなイメージの坂井としっかり者の松原といった取り合わせが楽曲にぴったりとハマる。

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歌謡ショーで歌う松原のぶえ(左)と坂井一郎

 ふたり揃ってのレコーディングの際に、もずや聖川からは「いいんじゃない」と言われたものの松原にとって初めての自分のセリフは「学芸会のよう」で納得がいかない様子。「これから歌い込んでレベルを上げていきます」という。
 昭和の香りがする懐かしいメロディーの楽曲だけに「事あるごとに2人で歌っていきたいし、たくさんの皆さんにも歌ってもらいたい」と、新曲に期待を寄せていた。

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劇団KAZUMAの藤美一馬座長(右)と若手人気役者

 こっそりもずにセリフの指導を受けていたという坂井は「音符が付いていないだけにセリフは難しいですが、自信を持って堂々と歌うことが大切」と話し、「松原さんとのいい縁をいただきました。これから全国の皆さんに広めていきます」と、話していた。

■芝居は媚薬

 「芝居は媚薬ですね」というふたり。
 ステージでは別人になったようで高揚気味だったという松原は「歌の声が出なくなったら、おばちゃんの役でもいいので演ってみたい」と、大衆演劇にぞっこん惚れこんだ様子。
 さらに「手先のきれいさや姿が大きく見える所作は歌のステージにも勉強になりました」とも。

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「完璧」と太鼓判を押された松原・坂井の芝居

 普段から松原の歌で踊っているという藤美座長は「これからは『相惚れ仁義』もレパートリーに加えます」と言って、松原と坂井を喜ばせていた。

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幕間には座員たちもCD販売に協力

 ふたりが出演した芝居「千鳥の曲」は、盲目の弟を三味線弾きとして育てるために涙をのんで別れるという人情劇。この劇中で渡世人から足を洗おうとする女を連れて逃げる男を、松原坂井が演じている。その劇中で「相惚れ仁義」が披露された。芝居と歌、時間にしてわずか10数分。幕間には新曲のCDも販売されていた。

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 華やかな舞踊ショーをはさんで、松原が10月7日に出した「能登みれん」を、坂井が今年1月に出したフォーク調演歌「京都のとんぼ」を歌ったふたりの歌謡ショー。「相惚れ仁義」のカップリング「新宿そだち」もデュエットで披露した。


[松原のぶえ オフィシャルサイト]
http://www.nobue-matsubara.jp/
[坂井一郎 オフィシャルサイト]
http://www.sakaiichirou.com/
[徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/




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井上実香(キングレコード) デビュー25年の新曲「とまり木情話」を披露 大阪・ライブハウスで新曲発表ライブ [新曲発表]

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新曲「とまり木情話」を披露する井上実香


◆「(この新曲で)さらにステップアップしてほしい」
 井上実香が、2015年8月26日、大阪市北区のライブハウス梅田ロイヤルホースで、同日発売の新曲「とまり木情話」の発表ライブを開いた。吉本新喜劇の俳優で井上の父親、井上竜夫が会場に駆け付けて娘を激励した。井上(実)は新曲とそのカップリング曲「あじさい雨情」、前作の「夢の風ぐるま」など9曲を歌った。新曲発売は約3年ぶりで、オープニングでは馴染みのファンの顔を見て涙ぐむシーンもあった。


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 井上は細身の身体をブルーのドレスで包んで、新曲「とまり木情話」を2度歌った。北島三郎の「北の漁場」などを書いている作詞家の新條カオルが、井上に惚れ込んで初めて書いたうちの1作である。この時点で作曲、編曲は、すでに川端マモルの起用が決まっていた。
 カップリング曲の「あじさい雨情」も新條、川端コンビの作品で「カップリング曲にしておくのはもったいなほど」(井上)の楽曲。


井上実香・とまり木情話.jpg 「とまり木情話」は、店を独りで切り盛りする小股の切れ上がった女将が主人公。和服はもちろんおしゃれな洋服も似合う、そんな小綺麗な店を舞台に歌のドラマは展開する。

 それに合わせてジャケットの井上はカウンターでひとり昔に想いを馳せる。彼女はこれをいち早く自分のブログとフェイスブックに載せたところ、予想もしなかった反響が寄せられた。
 「親しい人からコメントをたくさん頂いたり、まったく知らない人からも『いいねぇ !』のサインをもらいました。楽曲の良さとともに、手応えの良さを感じました」と井上。

 発表ライブを井上は「とまり木情話」「あじさい雨情」のほか、前作の「夢の風ぐるま」、ファンからのリクエストが多い「大阪恋みれん」、5枚目シングルで歌った「逃げる月」「世界一美しい嘘」、デビュー曲「樹氷の駅」を歌うなど、全曲をオリジナルで構成した。

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■吉本・竜じいがエール■


 井上竜夫は吉本新喜劇では老人役がハマり役。最近は1年ほどは体調を崩して伏せっていたが、 この日は元気な姿を見せた。実香とツーショットに収まり「苦労を重ねないと(歌には)味が出ないけれど、親としてはやはり苦労は少なく上へ上がって欲しい。複雑な心境です」と、娘を気遣っていた。

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井上実香(右)と父親の井上竜夫

 井上は1991年に父親が芸能生活30周年を記念して出したCD「ナイト大阪」(キングレコード)でデュエットしたのがきっかけで、翌年、キングレコードから「樹氷の駅」でソロデビューして、今年でデビュー25周年を迎えている。

 それを記念するかのような新曲「とまり木情話」は7枚目のシングルで、父親の期待にも応えるように井上は「初めて笑顔で歌える明るいリズムの歌です。レコーディングが終わって、聴き直してみてあらためていい楽曲だと思いました。ポスター、ジャケットの写真もとても良く出来ています」と、話していた。

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キングレコードの大槻淳ディレクター(左)と井上実香

 発表会にはキングレコード大槻淳ディレクターも応援に駆け付け「今回はメイン、カップリングともに、前作を上回るかなりの自信作です。両A面と言ってもいい出来です」と出来ばえの良さをアピールした。

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木本勝治(左)と泉吏映

 また在阪の歌手で井上の歌仲間の泉吏映、木本勝治も応援出演。泉は「夢追い人」、木本は「ひとりよがり」など歌って花を添えた。


[井上実香 オフィシャルサイト]
http://www.geocities.jp/mika_inoue_singer/
[井上実香 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICM-30675/



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平和勝次(徳間ジャパンコミュニケーションズ)  新曲「百歳音頭」を披露 伊丹市で新曲発表会 [新曲発表]

◆7月4日に新曲「百歳音頭」を出した平和勝次が、2015年7月14日、兵庫県伊丹市の伊丹アイフォニックホールで新曲発表会を開いた。これを歌って踊ると元気になる。百歳までも生きられるという歌。いまだにカラオケの人気曲「宗右衛門町ブルース」で一世を風靡した平和が、17年間も全国で続けている無料公演の新たな話題曲として歌う。

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「百歳音頭」を歌う平和勝次

 今年70歳の平和勝次。あと30年間、元気にこの「百歳音頭」を歌いたい-と意欲をみせる。会場いっぱいに手拍子が鳴る中で新曲「百歳音頭」を披露した。
 元はこの歌、北海道を中心に民謡歌手の守屋光二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が歌っていたもので、毎年5、6月に行っている北海道公演では前歌として良く歌われていた。それを全国の人たちにも聴いてもらいたいと、新たに平和がレコーディングをした。

 CD購入客には「あなたは100歳まで生きられます! きっとね ♪」という百歳保証書(色紙)をプレゼントしている。

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百歳まで歌うと話す平和勝次

 伊丹市は平和が以前に住んでいた町。その地域の人たち17組が出場したカラオケ大会に続いて新曲発表会を行った。会場を埋め尽くした満員の人たちを前に平和は、大ヒット曲の「宗右衛門町ブルース」に続いて「恩がえし」「舟酒場」「昭和あかり舟」などを歌った。

 平和は「みなさんの大きな支援で大きなヒットにつなげていきたい」と、CDの購入を呼び掛けていた。





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野中彩央里(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 2年ぶり新曲「忘れ雪」 桜梅桃李の言葉の通りに独自の花を咲かせる [新曲発表]

野中彩央里4.jpg◆約2年ぶりに新曲「忘れ雪」を2015年6月24日に出した野中彩央里。デビューは平成元(1989)年だから、今年で27年目のベテランである。平成6(94)年に出した「雪国恋人形」が15万枚を記録するなどしたが、ここ数年はヒットからは遠ざかっていた。新曲では彼女が得意とするファルセット(裏声)を生かした歌声が一段と艶やかさを増している。発売に先駆けて22日、東京・元赤坂の明治記念館で開かれた新曲発表会で野中は「『桜梅桃李(おうばいとうり)』という好きな言葉が表すように、(新曲で)自分らしい花を咲かせられるように精いっぱいがんばります」と、久方ぶりのヒットへ向けて意欲を示した。


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 「忘れ雪」(作詞・仁井谷俊也、作曲・徳久広司、編曲・丸山雅仁)は、野中にとってデビュー曲「やらんかい」から数えて24枚目のシングルになる。ファルセットを用いた新曲は、彼女の歌の大きな特徴でもあり、ステージにおける歌唱姿とともに色っぽさをますます高めている。
 野中が「1番から3番まで、いずれも最後の詞 ♪ ~忘れ~雪~ は膝が崩れれるように歌うように、と徳久先生からアドバイスをいただきました」と話すように、彼女の真骨頂を見せるところである。

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 イントロにはテナーサックスが用いられている。これは徳久の丸山への挑戦でもあった。
 丸山はそれを「裏声に変るところが彼女の色っぽさを増すところだが、それをぶち壊すようにサックスを使う徳久さんのアイディアを、どう哀しい恋歌に仕上げるかが課題だった」と、野中の艶やかさを演出するのに腐心したようだ。

 とても女性っぽく可愛い声と評される野中だが、素顔の彼女は実に良く笑う。まるで女学生のように屈託ががない。その反面、デビューしてからの27年は「何度もくじけそうになりました。そのたびに周りのみなさんの顔が浮んできては元気づけられました」(野中)と、山も谷もあった歳月だった。

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 彼女の歌の上手さには定評があり、ファルセットの魅力もこの上ない。ところがいま一つヒットにつながらない。「このまま終わらせるべき歌手ではない」(仁井谷)といった周りの声もあって、昨年暮れあたりから野中の代表作になるような作品作りの話が持ち上がった。
 とくに徳久は正月返上で曲作りに取り組んだというほどに力を込めた。

 発表会の席上、レコード会社の徳間ジャパンコミュニケーションズの白石博一制作宣伝本部長も「演歌の文化を次世代に引き継ぐ担い手として野中彩央里を推して行きたい」と、強力にアピールしていくことを強調していた。

30周年へのスタートの歌


 野中は昨年から所属事務所をNフォーレター(千葉県柏市)に移している。発表会に顔を見せた大久保邦和社長は「野中の歌を聴くと勇気や元気が出ます。歌のサプリメントと思っています。心と心で対話できる歌を野中を通じてお届けしていきます」と話した。

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大久保社長
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白石本部長

 新曲「忘れ雪」の披露した野中は、続いて代表曲の「雪国恋人形」「郡上恋唄」、新曲のカップリング曲「籠の鳥」も歌って、終始、満面の笑みを浮かべていた。
 自分らしい花を咲かせたいという野中だが「この新曲をもって、来たるべき30周年に向けてスタートを切ります」と、決意を語った。


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仁井谷俊也
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徳久広司
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丸山雅仁


[野中彩央里 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka/nonaka/

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葵かを里(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 大阪で 11月発売の新曲「二月堂」披露懇親会 [新曲発表]

葵6.jpg◆奈良を舞台にしたデビュー10周年記念曲「二月堂」を2014年11月12日に出す葵かを里が、10月9日、大阪・道頓堀のカラオケボックス「レインボー」に、CDショップや報道陣を招いて歌を披露した。葵は「気持ちががキリッと引き締まりました。これを弾みに全国へ打って出ます」と意気込みをみなぎらせていた。









 葵は京都シリーズ最終曲「保津川ふたり」まで4作連続で、京都の川をタイトルに入れた悲恋の歌をシリーズで歌ってきた。今回、デビュー10周年を記念して、舞台を同じ古都の奈良に移して、愛する男性を待ち続ける恋に生きる女性を歌っている。お水取りで知られた東大寺二月堂、さらに三笠山、浮見堂など奈良の名所が登場するなど旅情感もあふれる。

 葵の歌の大半を手がけ、京都シリーズ4作品も書いた麻こよみが作詞を、同じく影山時則が引き続き作曲をした。

 「奈良には多くの後援会のみなさんもいらっしゃいます。前作まででもお世話になった京都とは隣どうしで、引き続いて関西の人たちからたくさんの応援をしていただけるとうれしいです」と葵。

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 カップリング曲の「誘惑サンバ」はメイン曲とはガラッと趣の変った、サンバのリズムを基調にした躍動感あふれるダンス歌謡。新曲の度に<舞いながら歌う演歌歌手>の名前を欲しいままにする葵は「ビーチで踊る楽しい恋の歌です。ダンスファンの人たちにも歌っていただけると思います」と話していた。

 この日は新調した着物で新曲の「二月堂」を披露するとともに、カップリング曲の「誘惑サンバ」、そして京都シリーズ最終章である「保津川ふたり」の3曲を舞いながら歌った。新しい衣装の着物には背中に世界遺産の富士山、袖に梅に鶯といった具合に、縁起のいい柄を配して、この歌にかける意気込みの強さを見せていた。

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 作詞家の麻は「悲しさ、寂しさ、一途さを切々と歌っています。葵さんの代表曲にしてもらいたい」と、メッセージを寄せた。
 葵も「行動力、機動力は天下一品です。この歌で一歩も二歩もステップアップして行きたいです」と、強い決意を示していた。




[葵かを里 オフィシャルサイト]
http://wwwb.jnc.ne.jp/aoikawori/
[葵かを里 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/aoi_kawori.html







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秋岡秀治(日本クラウン)、父Wヤングの平川幸男と初デュエット 大阪・ミナミで新曲「浪花の父子酒」お披露目 [新曲発表]

◆漫才師のWヤング平川幸男と日本クラウンの歌手秋岡秀治の父子による初デュエット曲「浪花の父子酒」が、2014年7月30日に発売され、同31日、大阪・難波千日前のなんばグランド花月(NGK)前のYES NAMBA広場でファンを前にお披露目ライブを開いた。

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浪花の父子酒.jpg 「浪花の父子酒」は作詞がもず唱平、作曲三山敏の浪花コンビ。平川ともずは<因縁>浅からぬ間柄。40年ほど昔、大晦日に平川宅に押しかけたもずは翌元旦の夕刻まで麻雀に興じ、4年前に亡くなっている平川夫人から大いにもてなされたという。今回の詞作は「その時への懺悔の気持ちだと聞いています」(平川)といったエピソードも。

 このように新曲は平川にとっては妻、秋岡には母といった女性への思いを、父子で酒を酌み交わして偲んでいる姿を歌っている。

 以前からやってみたいと思っていた父子競演。実際の父子で歌うのは「日本初」とか。歌手志望から漫才師になった平川、として小学生の頃Wヤングジュニアとしての漫才師から歌手になった秋岡といった父子デュエットは、ほのぼのとした雰囲気がいっぱいだ。
 
平川幸男&秋岡秀治2.jpg 平川は昔は一升瓶も開けていたほど好きな酒も、70歳も超えた今は生ビール1杯と焼酎の水割り5杯程度に節制。2人は「今後は大きなステージで歌いたいですね」と、話していた。

 この日のお披露目ライブでは「浪花の父子酒」のほか昭和のにおいがプンプンとするカップリング曲の「昭和のメルヘン」(作詞・もず唱平、作曲・三山敏)、北島三郎の「祭」を歌うと、集まったファンの間からは拍手や大きな声援が送られていた。









[平川幸男 オフィシャルサイト]
http://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=131
[秋岡秀治 オフィシャルサイト]
http://akioka.exblog.jp/
[秋岡秀治 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/akioka/whats.html


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坂井一郎(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 新曲「おまえはどこに」発売前日に発表ライブ  大阪のライブハウス、フラミンゴ・ジ・アルージャ [新曲発表]

坂井7.jpg坂井一郎が2004年5月14日に発売する新曲「おまえはどこに」の発売前日の同13日、大阪市浪速区のライブハウス、フラミンゴ・ジ・アルージャで新曲発表ライブを開いた。「しみるねー」でメジャーデビューした2006年に芸名を阪井一郎から替えて今作で8枚目のシングルとなる。坂井は「初心にかえって頑張ります」ヒットへ向けての決意を表した。会場には坂井が大好きな映画「ミナミの帝王」のプロデューサーで、自らも出演する結城哲也が激励に駆け付けて「新曲は歌いやすいし、覚えて歌います」と話していた。


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 「おまえはどこに」は、作詞がさいとう大三、作曲が叶弦大、編曲丸山雅仁の、坂井が得意とするブルース調演歌。ライブでは新曲を含む全9曲を歌い、生バンドをバックにブルース調演歌の魅力を披露した。
 集まった会場いっぱいに100余人のファンは、いずれも満足しきった表情で、歌に合わせて手拍子を取ったり掛け声を送っていた。

坂井5.jpg坂井4.jpg
















 ステージに姿を見せた作詞家のさいとうは「シンプルに分かりやすく、直接的に書きました」と、歌いやすさを強調していた。
 また『オカンの塩むすび』以来の交流という結城哲也も花束をもって姿を見せて、坂井にエールを送った。

 坂井は結城が手がけた竹内力演じる金融屋満田銀次が活躍する「ミナミの帝王」の大ファン。結城も『オカンの塩むすび』を聴いたのがきっかけで坂井のファンに。そんなことから交際を続けるようになったという。ステージでは結城を前に坂井が満田銀次に成り切ってすごんで見せると、本物そっくりのそれに会場からは大きな拍手が送られていた。

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 大阪人ならば誰もが大好きな「ミナミの帝王」だが、それと同様に坂井の新曲も「ブルースのメロディーに乗った新曲は大ヒット間違いなしです」と結城も太鼓判を押していた。

 結城は病気で去年まで2年間ほど芸能活動を休止していたが、今は東京に住んで「ミナミの帝王外伝」を執筆中という。完成後はビデオ化も考えたいといい、その際には坂井に主題歌依頼したいという。しかも初めてのビデオ出演も実現しそうな気配だ。

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応援に駆け付けた結城哲也(右)と坂井


 そうしたたくさんの応援を受けて坂井は「あせらず、慌てずに、いい歌を歌い続けていきたい」と満員の観客を前に宣言し、新曲「おまえはどこに」のヒットを誓っていた。


[坂井一郎 オフィシャルサイト]
http://www.sakaiichirou.com/
[坂井一郎 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka/sakai/



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幸田和也(ホリデージャパン) 大阪・東心斎橋の多恋人で新曲「愛しい女よ」をお披露目 6月末から活動拠点を東京へ [新曲発表]

幸田3.jpg◆今年2月に4枚目のシングル「愛しい女(ひと)よ」を出した幸田和也が、2014年3月22日、自ら経営するカラオケ喫茶店・多恋人(大阪・東心斎橋)で新曲発表会を開いた。新曲「愛しい女よ」とカップリング曲のほかデビュー曲から前作までのオリジナル曲、同じレコード会社の先輩歌手の代表曲を加えた全12曲を歌った。幸田は6月末で店を閉め、歌手業に専念するために拠点を東京に移す。「逃げ道を絶って背水の陣で臨みます。40歳までに結果を出したい」と話していた。






新曲「愛しい女よ」と同時に東京移転も発表した幸田和也

 幸田が29歳で開業した多恋人は、今年で7年目を迎えている。オープンの翌年には歌手デビューしており、二足のわらじを履いて歌手業を続けてきた。この間に多くのファンもできた。発表会を敢えて店で開いたのも「ファンの皆さんに可愛がってもらった所でやりたかった」(幸田)ためだった。

 新曲「愛しい女よ」は今までの演歌から一転してムード歌謡曲に仕上がっている。幸田は「僕には色気がないと言われていますが、課題のダイエットとともに頑張って、この曲でさらなる飛躍をしたい」と、新ジャンルへの意欲を見せていた。
 それを実現させるために、新たにホリデージャパンに所属して、事務所もグループのオーシャンパシフィック・ホリデーへ移籍。さらに今年6月末で長年親しまれてきた店を閉めて歌手業に専念。活動拠点も東京に移して「初めて大阪を離れる」と幸田。

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応援に駆け付けたホリデージャパンの佐々木友子会長(右)から激励を受ける幸田

 発表会に集まった20人余りのファンを前に幸田は「大阪にいて店をやりながら歌手業を続けていては、今以上に大きくなれないと思いました」と説明。ファンには「東京へは修業に行くのである」として、引続き応援を求めていた。

 幸田は飲食業経営から歌手デビューして、それから本格的に歌のレッスンを始めたという異色の歌手でもある。今回、メジャーデビューのチャンスを得て「一からのつもりで歌手に専念します。不安だらけですが、逃げ道を作らず、40歳までにヒット曲を出すなど結果を出して行きたい」と、すべてを断ち切って大阪を離れる。

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 ホリデージャパンで幸田は今回の新曲のようにムード歌謡曲へと路線変更するが、同時にデビュー2作目の「杮落とし」から続けている大衆演劇のファン層をねらった路線も継続して歌って行く。今も大衆演劇の舞台にも立ち、歌とともに芝居にも出演している。
 幸田は「将来は中村美律子さんのように座長公演が出来る歌手になりたい」と話していた。

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発表会に集まったファンと記念撮影


 発表会では新曲の「愛しい女よ」と同カップリングの「恋おんな」のほかデビュー曲「和創人」、2作目の「杮落とし」「山かげろう」、前作の「おやじの漁場」、それにCD化されていない「初めて聞いたバースデーソング」といったオリジナルと、加門亮の「麗子」中条きよしの「うそ」アローナイツの「あなたを口説きたい」を歌い、集まったファンを堪能させた。





[幸田和也 オフィシャルサイト]
http://profile.ameba.jp/tarento/
[幸田和也 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/menu/artist.html



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