SSブログ

第242回歌謡曲応援の会、阪神淡路大震災直前の話題曲「繁盛ブギ」などを聴かせた成世昌平ら7人が出演 [ライブ]

◆2000年から毎月1回行われている第242回歌謡曲応援の会が24年1月24日、大阪・梅田のライブハウス、ロイヤルホースで行われた。ベテランの歌手成世昌平をはじめ7人が出演した。

IMG_0037.jpeg
写真・勢揃いした出演者たち


 成世昌平の最大のヒット曲として、今なお数多くの人に歌われ続けている「はぐれコキリコ」は、民謡から演歌・歌謡曲の世界に入った彼の名を多くの人に知らしめる事になった出世作である。

 自身のコーナーのオープニングでこれを歌って会場をラウンドした。

IMG_9989.jpeg
IMG_9982.jpeg
写真・成世昌平

 この日は、普段はほとんど歌わない「繁盛ブギ」(作詞・亜蘭忍、作曲・福田正 / 1994年8月発売)を景気良く歌った。テレビでブギの女王と呼ばれた笠置シヅ子をモデルにしたドラマが放映されている事もあって選曲した。

 これを発売した5ヶ月後には、あの未曾有の災害をもたらした阪神淡路大震災が発生しているのだが、これより前、成世は大阪・道頓堀で「繁盛ブギ」をアピールするイベントを行なっている。

 ライブではその時の様子を披露している。
 「道頓堀のくいだおれ人形に代わって5日間、1日2時間立ったんです。くいだおれ太郎に代わって留守番をしたんです。すると修学旅行生たちがたくさん集まって来て、一躍人気者ですよ。新聞にも大きく取り上げられましたし、ブギのメロディにのって軽快な『繁盛ブギ』は絶対に売れると思いました」

IMG_9977.jpeg
写真・成世昌平

 当時の盛り上がりぶりをこのように回想した。ところが地震の影響で派手な宣伝は自粛されたし、「繁盛ブギ」も自然と萎んでしまったのである。

 またライブでは新曲「あんちゃん」とそのカップリング曲の「銀河への道」も歌った。


 このほかの出演者は松下弘一、長居秀、TOSHIKI、北川紀恵、我妻香月、小芝陽子=写真下。

IMG_8595.jpeg

※写真・記事の無断使用はお断りします。



nice!(1) 

福島はじめ・山田壽一・高山竜一が一の会ライブ 大阪・梅田ロイヤルホース [ライブ]

◆名前に一が付く歌手が3人寄っての「一の会ライブ」が2024年1月23日、大阪・梅田のジャズライブハウス、ロイヤルホースで開かれた。デビュー28年になる福島はじめ(旧・福島一、日本クラウン)と山田壽一(ホリデージャパン)高山竜一(イーストジャパンミュージック)が出演。最新曲やこだわりのカバー曲を披露した。

第1回 一の会ライブ.jpg
写真・一の会ライブの出演者たち


 関西発歌謡曲応援の会の特別バージョンとして初めて開催された。

 福島はじめはデビュー当時の芸名、椿あきら時代に、先頃亡くなった小金沢昇司が椿に書いた「瞬間(いま)の恋」から歌い、大阪出身の西田佐知子が歌い、日本酒・菊正宗のCMソングでも知られる「初めての街で」都はるみの「王将一代 小春しぐれ〜歌謡浪曲」などを歌唱した。
 自身の最新曲「相馬 明日酒」も聴かせた。

福島はじめ 一の会ライブ.jpg
写真・福島はじめ

 山田壽一はサラリーマンを経て歌手デビューしている。そのデビュー曲の「風ごよみ」から、民謡を歌っていた経験も長く九州・宮崎の民謡、日向木挽唄を挿入した「日向恋しや」さらに最新曲「風の盆哀歌」そのカップリング曲で自身が作詞・作曲した「男の恋唄」などを聴かせた。
 天童よしみの「幸せはすぐそこに」もカバー。

山田壽一 一の会ライブ.jpg
写真・山田壽一

 高山竜一は出身地の広島と関西で拠点とする兵庫・西宮市をホームベースにして、徐々に頭角を表しつつある。
 この日は17年のデビュー曲「時間という竜よ」から3枚目シングル「愛の終焉」最新曲「螢火」を歌い、大好きだという前川清の「花の時 愛の時」のカバーもした。

高山竜一 一の会ライブ.jpg
写真・高山竜一

 この日のゲストは歌手で女優である吉野悦世、関東を中心に活動している正木奈々子の2人が出演して最新曲を披露した。

吉野悦世 一の会ライブ.jpg
写真・吉野悦世

 その1人の吉野は、新歌舞伎座で3月3日から17日まで行われる藤あや子らによる「花盛り四人姉妹〜吉野まほろば物語〜」に出演する。それをアピールするとともに、CD未収録の最新曲「でも逢いたくて」「移り紅あと」を披露した。いずれも久仁京介の作詞作品。

正木奈々子 一の会ライブ.jpg
写真・正木奈々子

 正木は大阪では2度目のステージ。60歳を過ぎてのデビューであったが、そのデビュー曲の「高山本線旅めぐり」は、岐阜・高山市に住んでいた母親の頼みを実現して、高山を舞台に歌う。
 二胡の音色が印象的な最新曲「黄昏ラプソディ」も歌った。

※写真の無断使用はお断りします。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第217回KOBE流行歌ライブ、山口ひろみ・氷室一哉・山本和恵・山元美和の4人が歌った [ライブ]

◆ ムード歌謡でうっとりとした後は演歌、バラードといった色んなジャンルの歌で観客を魅了した第217回KOBE流行歌ライブが2023年12月14日、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ホールで開かれた。

第217回KOBE流行歌ライブ.jpg
写真・第217回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 出演したのは山口ひろみ(テイチクエンタテインメント)と氷室一哉(ホリデージャパン)山本和恵(日本クラウン)山元美和(アクトラスレコード)の4人。

 山口ひろみは2002年のデビュー曲「いぶし銀」から歌って、「デビューする6年前に北島三郎先生の家に内弟子として入りました。今年4月に独立してテイチク内の事務所に移籍しています」と近況報告。
 新曲は滋賀県にある近江八景のひとつ三井寺を舞台に歌っている「三井の晩鐘」
 失った恋を忘れるためにやって来た三井寺。夕暮れに鳴り響く鐘の音が主人公の胸をいっそう締め付ける。地元関西の歌であるだけに一段と気持ちがこもる。

山口ひろみ.jpg
写真・山口ひろみ

 カップリング曲は食育防災アドバイザーの資格を持つ彼女自らが作詞した「しょくいくぼうさいのうた」
 健全な食生活を指導したり、防災に関する課題解決を支援するのが役割。それを日々の生活の中に生かそうというのが、この歌である。
 この日、ステージを端から端まで元気に動き回って、笑顔いっぱいに食育・防災の大切さを訴えていた。


 数少なくなったムード歌謡の歌い手の1人として知られる氷室一哉。身長183センチ、股下90センチをウリに、石原裕次郎の歌世界を目指すと共に同じレコード会社の先輩だった故・加門亮を歌い継いでいる。デビュー2年目である。
 デビュー曲は「アカシア物語」。まさに石原裕次郎、加門亮の世界そのものの歌を聴かせる。ライブでは加門が歌った「神戸北クラブ」から歌い、アローナイツの「最後にもう一度」と進めた。

氷室一哉.jpg
写真・氷室一哉

 去年7月にリリースした新曲が「アカシア挽歌」。アカシアシリーズの第2弾で、氷室が作曲も行なっている。
 前に歌った「神戸北クラブ」は新曲のカップリングにも収録している。
 ライブの目玉でもある昭和歌謡コーナーでは氷室は石原裕次郎の「粋な別れ」も披露した。


 山本和恵は京都・舞鶴市在住の歌手であるが、歌好きの人たちの間では全国でその名を知られている歌好手でもある。
 73歳になる。この日は高校時代の同級生が応援に駆けつけていた。「ファンは70代、80代で、同世代に元気を振り撒いています」とアピール。歌好きが高じてデビューして、すでに24年目になる。

山本和恵.jpg
写真・山本和恵

 「舞鶴で1番の幸せ者と違うやろか」と屈託なくステージで話すほど性格は明るい。
 ライブでは21年に出した「邪恋」のほか、去年8月に日本クラウンからリリースした新曲の表題曲「0時のままで」とカップリング曲の「忘れえぬ人」「決心」の3曲を披露した。
 70代で初めてのメジャーレーベルからの発売に、歌手としてひとかたならぬ意欲を示していた。


 山元美和は推薦曲コーナーでの出演。宮崎県都城市出身で、14年の小田純平全日本カラオケグランプリで最優秀グランプリを受賞している。
 最新曲「かんにんや…」など3曲を歌った。

山元美和.jpg
写真・山元美和

※写真・記事の無断使用はお断りします。







nice!(2) 
共通テーマ:音楽

百歌響演、神川しほ・黒木咲花 姉妹で歌うのが夢だった [ライブ]

◆30人も入ればいっぱいになる、小さな小さなライブハウス。普段は音楽スタジオだが、月に1度はライブハウスに様変わりしてふたりのライブ「百歌響演」が開かれている。2023年11月30日、姉妹歌手の神川しほ(テイチクエンタテインメント)と黒木咲花(ミューズミュージックプロダクション)が歌声を響かせた。

La・muse 2.JPG
La・muse.JPG
写真・La・museの名前で歌う神川しほ(左)と黒木咲花


 大阪・堺市の音楽スタジオ、フクダスタジオで開かれている2人のジョイント定期ライブ「百歌響演」である。今回で7回目。

 出演したひとり、神川しほはデビュー18年になる。20年には最新曲「人生笑顔で」を発売して、関西を中心に活動している。
 今年、「綺麗になったと言われたくて」で歌手としてデビューした黒木咲花は、長年着付け教室で講師をする傍ら姉の神川の着付けを担当してきた。

 神戸生まれのふたりの父親は消防士から転職して浪曲師になったという人。その血を引いているのか、「小さい頃から歌うのが大好きだった」と口を揃える。

神川しほ.JPG
写真・神川しほ

 しかも、ザ・ピーナッツのように姉妹で歌うのが夢であった。妹の黒木のデビューでそれが実現。今年からはLa・muse(ラ・ミューズ)の名前で活動を始めている。
 この日のライブでは「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)「可愛い花」(同)「白い色は恋人の色」(ベッツイ&クリス)の3曲をふたりで歌った。

黒木咲花.JPG
写真・黒木咲花

 また神川はソロで最新曲の「人生笑顔で」のほか、デビュー曲の「未練酒場」二葉百合子のカバー「九段の母」などを聴かせた。
 黒木はデビュー曲の「綺麗になったと言われたくて」のほか、オリジナル曲の「雪化粧」西崎緑の「旅愁」などを歌った。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第313回大阪発流行歌ライブ、野中さおり・大石まどか・出光仁美・石川真也が出演 [ライブ]

第313回大阪発流行歌ライブが2023年11月15日、デビュー35周年を迎えている野中さおり(徳間ジャパンコミュニケーションズ)大石まどか(日本コロムビア)出光仁美(同)と推薦曲コーナーには沖縄を地盤に活動する石川真也(日本クラウン)の4人が出演して、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。

大阪発流行歌ライブ 2023.11.15.JPG
写真・ステージに並んだ出演者たち


 デビュー35周年記念曲「花絆」を歌った野中さおりは「皆さんと一緒に笑顔笑顔なって歌えるアップテンポな曲です。自分自身も元気にしてくれます」と、客席の人たちに語りかけた。
 長年、彼女の楽曲作りを続けている徳久広司の作曲で、作詞は菅麻貴子。

野中さおり.JPG
写真・野中さおり

 ステージは野中のトレードマークでもある笑顔がより映えたシーンでもあった。「私の歌で誰もが笑顔になってくれると、いいなぁ」。そんな作品を徳久に求めたという。
 16歳でデビューした時には「35年も歌うなんて思いもしませんでした。夢のようです」とも。
 代表曲の「雪国恋人形」「火振り酒」なども歌った。


 大石まどかはデビュー32年。大阪発流行歌ライブへの出演はなんと、24年ぶりという。その時は「確か城之内早苗さん、チェウニさんと一緒に共演したと思います」と、当時を振り返っていた。

 新曲の「ナミダワスレ」は、大人の女性の恋心を歌った歌謡曲調の作品。ポップなメロディーは若い世代にも支持されそうである。
 30周年記念シングルとして発売した前作「茜の炎」もカップリングに収録しており、ライブではこれも披露した。「居酒屋 『津軽』」なども歌った。

大石まどか.JPG
写真・大石まどか

 きょう12月1日には東京・銀座のラウンジZEROで生演奏ライブ「生ラ!」を午後7時から開くことも告知。
 大石は「20回近く毎年行っており、楽器の生の音を楽しんでもらうアコースティックライブです」と、会場ではジャズなども歌うという。


 出光仁美はデビュー14年目。10月にリリースした江戸情緒を盛り込んだ「大川くだり」カップリング曲の「おいらの船は300とん」などを披露した。
 カップリング収録曲の「おいらのー」は美幌健のデビュー曲で、北見恭子などがカバーしているが、今回出光もカバーをしている。

出光仁美.JPG
写真・出光仁美

 彼女の作品には大阪ものも少なくない。現在は沖縄に移住しているが浪花の作詞家であるもず唱平の作詞による「茶屋町しぐれ」曲中に六甲おろしが挿入されている「六甲のおんなスペシャルバージョン」も歌った。


 石川真也はオールディーズを得意とする。普段は沖縄のライブハウスで歌っている。
 演歌・歌謡曲を歌い始めてまだ7年というが、地元のカルチャースクールでは講師もするほど。この日は自身のデビュー曲「星の夜」とカップリング曲「約束の町」の2曲を披露した。

石川真也.JPG
写真・石川真也

 ライブに合わせて来阪した石川は前日に東大阪市内のCDショップで店頭キャンペーンも行ったが、「大阪はビックリするほど寒いです」と笑っていた。

※写真・記事の無断使用ほお断りします。

 
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

こおり健太、大阪でもデビュー15周年記念コンサート 全国からファンが集合 [ライブ]

◆歌手のこおり健太(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の「デビュー15周年記念コンサート 2023 〜ありがとうの唄便り〜」が2023年11月11日、大阪市内のライブレストラン、ベロニカで行われた。デビュー曲から最新曲まで全18曲を歌ったこおりは「これからも一歩一歩前進して、小さくてもいいから関西で夢の花を咲かせたい」と、今後への意欲をみせた。

こおり健太 15周年 7.JPG
写真・関西で夢の花を咲かせる、と意欲をみせる


 こおり健太は2008年11月5日にキングレコードから「口紅哀歌」でデビューしている。それまで勤めていた郷里の宮城県の保育園を辞めての上京であった。

 15周年記念コンサートは9月15日の札幌会場を皮切りに、熊本、地元の宮城県山元町で開いてきた。

 4会場目の大阪では、このデビュー曲から、初めてオリコンチャートで1位にランキングされた「雨の舟宿」前作「忘れ針」や、「冬椿」など思い出のオリジナル作品を歌い、さらに23年5月にリリースした「しろつめ草」までを聴かせた。

 今回のコンサートは「こおり健太の想いを伝える」ことを重視した構成で、ステージと客席が近くて観客との一体感が出せるライブハウスを選んだという。

こおり健太 15周年 5.JPG

こおり健太 15周年 6.JPG

 海原千里・万里の「大阪ラプソディー」や森田公一とトップギャランの「青春時代」といった多くの人が知っている歌を、ピアノとパーカッションの演奏で観客と一緒に歌うなど、「客席をいっときも眠らせない、皆んなが参加出来る内容」を盛り込んだ。

こおり健太 15周年 4.JPG

 こおり健太と言えば女唄を歌う歌手で知られている。「作詞家の麻こよみ先生から勧められたのがきっかけで歌い始めた」という。
 これからは「女唄ならこおり健太、こおり健太なら女唄の位置付けを確実なものにしたい」と自信をにじませながら、美空ひばりが歌った「悲しい酒」ちあきなおみの「冬隣」を情感たっぷりに聴かせた。

 クライマックスでは父親を思って「ふるさとの駅」を歌唱。そしてアンコールでは母親の姿を頭に描きながら「約束の花」を歌うなど、どんな時も親を忘れない彼の優しさを感じさせた。

 こおりが常々口にしている夢に向かっての種まきを歌にした「夢・種まき音頭」で終盤を盛り上げ、そして「しあわせの場所」で締めくくった。

こおり健太 15周年 1.JPG
写真・夢の種まきを続けるこおり健太

 最後にこおりは「デビュー15周年記念のコンサートを大阪でも盛大に開くことが出来ました。これからも夢の種まきを続けていきます。皆さん元気でいて下さいね」と、ファンをねぎらった。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[こおり健太 オフィシャルサイト]
http://k-kenta.sakura.ne.jp/wp/
[こおり健太 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/koori.html







nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第215回KOBE流行歌ライブ、Kenjro、れいか、朝花美穂が出演 [ライブ]

第215回KOBE流行歌ライブが2023年度10月19日、神戸市の新開地アートひろばで開かれた。Kenjro(テイチクエンタテインメント)れいか(日本クラウン)朝花美穂(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の3人が出演した。作詞家のもず唱平も姿を見せ、自ら作詞した朝花の新曲「兄さ恋唄」を歌う彼女を客席から見守るように聴き入っていた。

第215回KOBE流行歌ライブ.jpg
写真・第215回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 この日のKOBE流行歌ライブのトップは朝花美穂。デビュー6年目で25歳。9月に発売したばかりの「兄さ恋唄」のほか、前作「しゃくなげ峠」都はるみをカバーした「大阪しぐれ」、さらには新曲のカップリング曲「花火草子」とボーナストラックに収録した「瞼の母」の5曲を歌った。

朝花美穂 第215回KOBE流行歌ライブ.jpg
写真・朝花美穂

 「兄さ恋唄」はデビュー5周年記念曲。前作「しゃくなげ峠」と同じ、もず唱平(作詞)宮下健治(作曲)伊戸のりお(編曲)が、前作の続編となる作品を書いた。もずが得意とする文芸作品で、若い2人の純愛物語。

 12月8日にはNiterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(旧名古屋市民会館 中ホールで、「朝花美穂 歌芝居コンサート」も開くという。


 2人目はれいか(日本クラウン)。同ライブへの出演は10年ぶりといい、前回の出演は推薦曲コーナーで2曲程度の歌唱であった。今回は新曲「OSAKAレイニーブルース」カップリング曲「東京ボレロ」と前作のカップリング曲「紅い月のアモーレ」など7曲を歌った。

れいか 第215回KOBE流行歌ライブ.jpg
写真・れいか

 会場にはたくさんの〈れいか応援団〉も詰めかけていたが、彼らを喜ばせたのは彼女の極め付けであるカバー曲「どうにもとまらない」(オリジナル・山本リンダ)。
 腰を振っての歌とダンスには大きな歓声と拍手が送られて、客席は大盛り上がりであった。


 トリのKenjroはデビュー14年になる。まずはデビュー曲で代表曲でもある「冬恋かなし」から歌い、新曲の「海鳥の宿」前作「口下手」などを聴かせた。
 彼は「口約束」で12年にテイチクへ移籍している。以来、毎年1枚のシングルを出し続けている。

Kenjiro 第215回KOBE流行歌ライブ.jpg
写真・Kenjro

 テイチク11枚目のシングルになるのが、23年9月に出した「海鳥の宿」。作詞が田久保真見、作曲は杉本眞人、編曲が南郷達也というヒットメーカーたちによる作品である。「カラオケで男性に歌ってもらえることが増えました」とKenjro。
 カップリング曲の「ほおずき」は田久保真見が詞を書き、Kenjroが作曲をしている。


 同流行歌ライブは来年20周年を迎える。主催者のひとりである岡本金丸さんはライブの冒頭で、「入場料はしばらくは値上げしません」と現行の3千円を維持していくことを明言した。また「皆さんの協力を頂きながら、(ライブは)いつまでも続けて行きたい。私は80歳まで頑張ります」と話した。

※写真・記事の無断使用はお断りします。







nice!(2) 
共通テーマ:音楽

しゃぼん玉感謝祭、11月5日に明石市立西部市民会館でカラオケとすぎもとまさとライブ 北沢麻衣・長浜有美もゲスト出演 [ライブ]

◆カラオケ喫茶店、しゃぼん玉(兵庫県加古川市、森田昌代代表)が主催する「しゃぼん玉感謝祭」が明日、2023年11月5日に兵庫・明石市立西部市民会館(明石市魚住町)で開かれる。

IMG_7435.jpeg


 第1部が一般参加のカラオケ発表会で130余人が自慢ののどを披露する。2部はこの日のメインイベントで、次々とヒット曲を送り出しているすぎもとまさとによるスペシャルライブ。


 すぎもとまさとスペシャルライブは、午後5時30分のスタートの予定。すぎもとは今、自身の先輩で親友でもある浜圭介が、2人の共通の友である故ちあき哲也の遺作に曲を付け、すぎもとが歌った「薄荷抄」が話題になっている。


 これに先駆けてゲストの長浜有美の歌唱コーナーが3時30分から、さらに杉本眞人作曲の新曲「くちべにグラス」が好評な北沢麻衣が4時30分から出演する。


 一般によるカラオケコーナーでは、ゲストのすぎもとまさと、北沢麻衣、長浜有美それぞれの楽曲コーナーが設けられており、出場者が3人の作品を歌う。









nice!(2) 

北川紀恵、久々のステージは歌謡フェスタ 「北の桟橋」などを歌う [ライブ]

◆CDショップミヤコ瓢箪山店(大阪府東大阪市)と松山音楽事務所(同)が主催する「歌謡フェスタ ゴールデンライブ」が2023年10月8日、大阪府八尾市のJOKホールで開かれた。白鳥まゆ、永樹、松山ひろしらと共に、久々に北川紀恵もステージに上がった。

北川紀恵 10.jpg
写真・北川紀恵


 「しばらく体調を崩していて、久しぶりの舞台で緊張しました」
 こう挨拶した北川紀恵は2021年4月にリリースした表題曲の「北の桟橋」とカップリング曲を含め4作品を披露した。

 カップリング曲の3曲は、軽快にダンスを交えて歌う「恋して神戸」と、聴くものを元気にしてくれる応援歌でもある「上を向いて歩こうやないの」。そして夫婦をテーマにした王道演歌である「夫婦ごよみ」

 北川はトレードマークでもある笑顔をいっぱいにステージを務めていた。

歌謡フェスタ.jpg
写真・歌謡フェスタの出演者たち

 また白鳥まゆは最新曲「いつか来る朝に」永樹は今年3月にリリースした「ラストバラード」松山ひろし「1に○○百歳音頭」などをそれぞれ歌った。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第238回歌謡曲応援の会に白鳥まゆ・速水吉平・湊空慶子・山田壽一・坂本ひろし&氷川ゆうこが歌唱 [ライブ]

第238回歌謡曲応援の会が2023年9月27日、大阪・梅田のライブハウス、ロイヤルホースで開かれ白鳥まゆ・速水吉平・湊空慶子・山田壽一・坂本ひろし&氷川ゆうこ6人が出演した。

IMG_5154.jpg
写真・出演者たち


 関西の演歌・歌謡曲界を育てようと2000年から毎月行われている。この日の歌唱の1人目はデビュー9年目の白鳥まゆから。

白鳥まゆ.jpg
写真・白鳥まゆ

 22年7月に日本クラウンから出した「いつか来る朝に」と、そのカップリング曲「未来へ続く道~ニューバージョン~」前作の「涙のバラード」などを歌った。
 最新曲の「いつか来る朝に」と「未来へ続く道」は白鳥自身による作詞・作曲で、「前向きで清涼感ある歌の世界を目一杯詰め込ん」(日本クラウン)という。

速水吉平.jpg
写真・速水吉平

 速水吉平は「京都生まれの京都育ち、京都が大好き」といい、主に京都で活動している。FM845(京都・伏見区)ではパーソナリティを務めている。
 この日は「宵街」「嘆きのボレロ」最新曲の「心都情歌(みやこじょうや)」などを歌った。

湊空慶子 2023.09.jpg
写真・湊空慶子

 湊空慶子は京都生まれながら、今は大阪に住んで幅広く活動している「可愛いおばちゃま」。
 デビュー前からシンガーソングライターの増田空人に師事。増田の作品を歌い続けている。
 ライブ当日が発売日であったニューシングル「晩秋」(作詞・志賀大介作詞、作曲・増田空人)を早速聴かせた。カップリング収録の「哀愁港宿」「秋色の街で」も歌った。

山田壽一 2023.09.jpg
写真・山田壽一

 山田壽一は今年5月にリリースした「風の盆哀歌」とカップリング曲「男の恋唄」を聴かせるとともに、デビュー曲の「風ごよみ」なとを歌った。
 「風の盆ー」は山田が作詞した作品で、毎年足を運んでいる富山・八尾町の風の盆の踊りを歌の間に取り入れている。
 「男のー」は作詞・作曲ともに山田が手がけている。

坂本ひろし.jpg
写真・坂本ひろし/氷川ゆうこ

 坂本ひろしはキャバレー全盛期に大阪・ミナミのナイトクラブのステージなどを賑わせたベテラン歌手。
 この日も低音でムードたっぷりな歌謡曲「夜霧に消えた恋」や「曽根崎夜雨」などを歌った。

 第239回は10月25日、大阪・梅田のロイヤルホースで開かれる。出演者は天水春伽・雨宮ゆう子・池上園美・ブルー・舞ゆうじの5人。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第311回大阪発流行歌ライブ、山口ひろみ・水城なつみ・坂崎守寛・杉本ちずみ・水谷美奈子が熱唱 [ライブ]

第311回大阪発流行歌ライブが2023年9月20日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。新曲「三井の晩鐘」が好調な山口ひろみ(テイチクエンタテインメント)デビュー11年目を迎えている水城なつみ(キングレコード)若手民謡歌手としての地歩を固めつつある坂崎守寛(同)をはじめ、杉本ちずみ(メロディーレコーズ)水谷美奈子(同)らが新曲などを歌った。

第311回大阪発流行歌ライブ.JPG
写真・第311回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 山口ひろみは今春、北島音楽事務所から独立してのスタート曲となった新曲「三井の晩鐘」を聴かせた。「初めてイントロを耳にした時には涙が止まらなかった」という感動曲。
 発売前には滋賀県大津市の三井寺にある鐘を突きに行った山口。主人公の気持ちになり切ったという。カップリングの「しょくいくぼうさいのうた」は山口自らが作詞もしている。

山口ひろみ.jpg
写真・山口ひろみ

 この日、山口はデビュー曲の「いぶし銀」から歌った。2002年5月の発売であった。今年でデビュー21年目であるが、大阪から上京したのは28年前になる。まだ20歳だったという。
 前作の「哀愁港町」(22年4月)は20周年記念曲として師匠の北島三郎から「プレゼントしてもらった」という楽器で、これも聴かせた。


 水城なつみは2012年に18歳でデビューしている。今年で11年目になる。「6月で29歳になりました」と、その成長ぶりをたっぷりと聴かせた。
 デビュー初日から関西でキャンペーンを行っただけに、大阪は最も馴染みのある町といい、この日もまるで地元に帰ってきたかのようであった。

水城なつみ.jpg
写真・水城なつみ

 新曲「あかつき情話」は今年5月の発売。作曲は宮下健治。「先生には中学時代からお世話になっております。私の知らない部分を引き出してもらったのが、今回の作品です」と全幅の信頼を置く師匠の作品を歌った。
 今作CDは3曲入りで、そのカップリング曲の「恋花火」「納豆音頭」も披露した。


 坂崎守寛は数々の民謡大会で優勝経験のある民謡歌手でもある。大阪を中心に活動をしており、最近では演歌・歌謡曲も歌うなど活動の幅を広げている。
 今年7月には民謡のアルバムもリリースして、その中から北海道の民謡を取り入れた「あきあじ浜唄」歌謡曲調の「淀の舟歌」の2曲を歌った。

坂崎守寛.jpg
写真・坂崎守寛

 浪花の若大将の名でも親しまれているが、20年3月にリリースした「浪花の若大将」も聴かせたほか、しっとりとした演歌の「さいはて・・・ひとり旅」も披露した。
 ラストは「花笠音頭」で締めくくった。


 杉本ちずみは奈良県内を中心に活動している。歌手デビュー第2弾シングル「真夜中の月~サイレンス~」を23年7月に発売している。
 まずはこの表題曲から歌った。これは杉本が作詞をして、作曲はHANZOが手がけている愛する人への想いを表現した楽曲。

杉本ちずみ 大阪発流行歌ライブ.jpg
写真・杉本ちずみ

 カップリング曲の「夢幻境」を合わせて大人の切ないラブバラードを披露した。
 杉本は歌手活動と併せて盲導犬チャリティーコンサートをライフワークにしている。

水谷美奈子.jpg
写真・水谷美奈子

 水谷美奈子は2019年に歌手デビュー。三重県四日市市在住で、この日は新曲「大阪ララバイ」「カサブランカの雨」を歌った。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html







nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第241回KOBE流行歌ライブ、夏木綾子・男石冝隆・伊達悠太・大木綾子が出演 最新曲など歌う [ライブ]

第241回KOBE流行歌ライブが2023年9月14日、神戸市中央区の新開地アートひろばのライブホールで開かれ夏木綾子(キングレコード)男石冝隆(テイチクエンタテインメント)伊達悠太(同)大木綾子(フリーボード)の4人が出演して最新曲などを披露した。

第241回KOBE流行歌ライブ.jpg
写真・勢ぞろいした第241回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 夏木綾子は23年8月にリリースしたデビュー31年目の勝負作「北旅愁(ニューバージョン)」などを歌った。新曲は北の港を舞台に恋に敗れた女性の心情を表現したもの。
 夏木が歌うのは多くはこうした悲しい歌。この日も「海峡の雪」「あじさい雨情」を聴かせた。

夏木綾子 2023.09.JPG
写真・夏木綾子

 デビューは1993年。岸本健介作の「浪花の母」を持って1千軒キャンペーンで歌手の第1歩を踏み出している。そんなエピソードも聞かせていた。
 美空ひばりの「雑草の歌」もカバーして観客を楽しませていた。


 男石冝隆は23年8月にリリースした新曲「六(む)つの花」を披露した。10作目となるシングルである。六つの花とは雪の結晶であり、雪になっても貴方を愛していたいーと強い女の執念を表現している。
 会場には男石ファンが詰めかけ大きな声援を送っていた。

男石宜隆.jpg
写真・男石冝隆

 新曲のカップリング曲「追憶の街」や16年のテイチクからメジャーデビューした際の作品「大阪泣かせ雨」も歌った。
 8月に発売したベストアルバム「THE BES」の中から書き下ろしのオリジナル曲の「コースター」、カバー曲の「北の螢」(森進一)も聴かせた。


 伊達悠太はKOBE流行歌ライブは2度目の出演。
 デビュー11年目の伊達は16歳で上京し、下積み時代を経て2012年に伊達ゆうたの名前で徳間ジャパンコミュニケーションズから「望郷赤とんぼ」で歌手デビューしている。
 17年7月にテイチクへ移籍。「聞かせてください」をリリースしている。

伊達悠太.jpg
写真・伊達悠太

 この日は「さすらい港」から前作の「涙のララバイ」そして8月発売の新曲の「土砂降りの雨だから」を歌った。
 新曲はオリコンチャート、サウンドスキャン共に初登場1位でスタート。伊達は「皆さんの心に染みるように歌いたい」と、話していた。
 またカップリングの「一目惚れのブルース」も聴かせた。


 初出演の大木綾子は推薦曲コーナーで歌った。松本と糸魚川を結ぶJR線を舞台に歌った「大糸線」園まりの「夢は夜ひらく」をジャズアレンジしたオリジナル曲「綾子の夢は夜ひらく」自らの歌人生を歌ったデビュー20周年記念曲「あなたの歌になりたい」。
 そして日本列島を笑顔の花を咲かせたいという願いを込めた「さぁさ日本を咲かせましょう」の4曲を歌った。

大木綾子.jpg
写真・大木綾子

 小さい頃からダンスや歌に親しみ、ステージではタップダンスも披露した。大木は「体は小さいけれど歌は大きく聴かせたい」と胸を張って話した。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

成世昌平、唄入り落語会で歌う 大阪・天満天神繁昌亭 [ライブ]

◆歌手成世昌平(日本クラウン)が2023年9月1日、寄席の天満天神繁昌亭(大阪・天神橋2)で行われた、落語に唄(アンコ)が入る「唄入り落語会」に出演した。桂福団治と一門の桂福楽、桂七福が初めて開いたもので、成世は3人それぞれの落語に唄で加わるとともに、ヒット曲「はぐれコキリコ」や最新曲「雪折れ竹」などオリジナル曲も披露した。

成世昌平・落語会 1.jpg
写真・落語に唄を入れる成世昌平


 上方落語特有のスタイルという唄入り落語。噺をより臨場感ある内容にして、聴くものを楽しませてくれる。
 その噺に挿入する唄を成世が担当したのである。福団治、福楽、七福の3人が演じる噺にそれぞれ、唄を挟んだ。
 「1人で歌うよりも、ずっと緊張した」という彼は、もともとは落語家志望であった。

 高校時代に桂米朝に弟子入りを志願する葉書を出している。丁寧な返事が来たが、それには「今の上方落語では食えない。一度社会に出てからでも遅くない」と、断りの内容であった。
 卒業後、京都の島津製作所に勤め、休日などを利用してアマチュアで落語の修行を続けていたが、民謡と出会う事で民謡歌手の道へと進むことになった。

成世昌平・落語会 4.jpg
写真・「はぐれコキリコ」を歌う成世昌平
成世昌平・落語会 2.jpg
写真・歌に登場するコキリコを説明する

 好きだった落語とは長年、距離を置いてきたが、「最近になってもず(唱平)先生の紹介で、人情噺を得意とする福団治師匠とお近づきになり、再び落語の世界に関心を寄せる」(成世)ことになる。

 福団治一門と上方落語の天満天神繁昌亭でのジョイントは2度目。
 冒頭の福団治ら3人と成世による落語談義では、東西合わせて約千人いると言われる落語界での上方落語の位置付け、特徴などが話し合われ、成世は落語との関わりを話していた、

成世昌平・落語会 3.jpg
写真・桂春団治らとの座談会

 成世のオリジナル曲の歌唱コーナーでは「はぐれコキリコ」(1999年)から「鶴の舞橋」「三十石船哀歌」(21年)「雪折れ竹」(22年)を歌い、11月22日には新曲が発売されることも公表した。

 初の唄入り落語会を開いた福団治ら3人の落語家と成世は「今後、第3弾第4弾のジョイント落語会を行いたい」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[成世昌平 オフィシャルサイト]
http://www.havmercy.co.jp/profile/naruseshouhei/








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第213回KOBE流行歌ライブ、浅田あつこ・こおり健太・高橋樺子・ユリアで徳間スペシャルライブ [ライブ]

第213回KOBE流行歌ライブが2023年8月31日、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ホールで開かれた。今回は〈徳間スペシャル〉として浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)こおり健太(同)高橋樺子(同)ユリア(同)の同じレコード会社で、全員が1月生まれという歌手5人が出演した。

第213回KOBE流行歌ライブ 2.jpg
写真・第213回KOBE流行歌ライブ出演者たち


■浅田あつこは今年、デビュー30周年を迎えている。その最新曲「海峡雪しぐれ」を、「一緒に歌って下さい」と観客に呼びかけて、別れた人への切ない恋心を歌い上げた。
 そのカップリング曲で大阪の下町、西成を舞台に明日への希望を感じさせる「西成の櫻(はな)」も歌った。

第213回KOBE流行歌ライブ・浅田あつこ.JPG
写真・浅田あつこ

 またデビュー10周年記念曲で、今でも新鮮に感じるという「紅い川」同30周年記念曲の「河内おんなのバラッド」なども歌った。


■こおり健太は7年ぶりのKOBE流行歌ライブへの出演。前々作の「乗換駅」から歌い、前作「忘れ針」へと続けた。デビュー15年で、1作ごとに歌の巧さを感じさせてくれている。
 このところ昭和歌謡のカバー曲をメドレーでしばしば聴かせてくれているが、この日はライブでは大月みやこの「乱れ花」など3曲を歌った。

第213回KOBE流行歌ライブ・こおり健太.JPG
写真・こおり健太

 新曲の「しろつめ草」は23年5月に発売したデビュー15周年記念曲で、自身40歳のメモリアルシングルでもある。
 11月には大阪市内で記念ライブも開くという。


デビュー12年という高橋樺子はレーベルを、作詞家もず唱平が立ち上げたUTADMAミュージック(沖縄県)に移籍。徳間ジャパンが販売・宣伝などの面で協力している。
 この日はまず、デビュー曲「がんばれ援歌」から歌唱。客席からは早速、カバちゃ〜んと愛称コールも。

第213回KOBE流行歌ライブ・高橋樺子.JPG
写真・高橋樺子

 1月に「さっちゃんの聴診器」4月に「ウートートゥ」そして7月には最新曲「うりずんの二人」を発売。いずれも沖縄らから発信する「沖縄とヤマトのハイブリッド音楽」(高橋)として披露する。
 うりずんはさわやかな初夏の季節を表す沖縄の言葉。沖縄に嫁いできたヤマトの女性の心情を歌った。


■ユリアは22年10月にデビューした歌謡ポップスシンガー。デビューアルバムの表題曲「宝物」同収録曲「大阪ノスタルジー」「どこか遠くへ」の3曲を歌った。

第213回KOBE流行歌ライブ・ユリア.JPG
写真・ユリア


 KOBE流行歌ライブ名物の懐かしの歌謡曲コーナーでは、ユリアが「ふるさとはどこですか」(テレサ・テン)高橋樺子は「チャコの海岸物語(サザンオールスターズ)こおり健太は「女の意地」(西田佐知子)浅田あつこが「たそがれの御堂筋」(坂本スミ子)を聴かせた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第4回百歌響演、ブルーと大川勝義のコラボライブ [ライブ]

◆ 大阪・堺市中区の音楽スタジオ、フクダスタジオで、毎月開かれている演歌・歌謡曲の2人のコラボライブ「百歌響演」。第4回目の今回は2023年8月24日、シンガーソングライターのブルーと和歌山を拠点に活動する歌手大川勝義の2人が出演して行われた。

第4回百歌響演.jpg
写真・大川勝義(中央)とブルー(右)

 ブルーは大阪を拠点に活動している。デビュー曲の「異人のララバイ」から、忘れていたはずの恋なのに再び火がついてしまった心のうちを表現した最新曲の「ノスタルジックな」まで7曲を歌った。
 ハスキーでロック調の声は、どこか懐かしいくて、タイトル通りにノスタルジックである。

第4回百歌響演 ブルー.jpg
写真・ブルー

 「夏影」「ある人の物語」爽やかな曲調な「エンドレス・キス」も聴かせた。
 ブルーは「楽しくリラックスして歌えました」と話していた。

 
 大川勝義も7曲を歌唱。最新曲は懐かしい昭和歌謡曲調の「初恋御堂筋」。2020年9月の発売で、自身による作曲。ノリの良いメロディが好評である。カップリングは「我が心の故郷」
 デビューは1981年で、最新曲のカップリングに収録した楽曲がデビュー曲であった。

第4回百歌響演 大川勝義.jpg
写真・大川勝義

 石の収集が趣味。各地を歩いて珍しい石を探す。喫茶店経営を経て歌手に。
 大川は「目一杯、歌わせてもらいました」と笑顔を見せていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(0) 
共通テーマ:音楽

第310回大阪発流行歌ライブ、永井みゆき・真木ことみ・渡辺要・岡本幸太・山田壽一が出演 [ライブ]

第310回大阪発流行歌ライブが2023年8月23日、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで開かれた。出演したのは永井みゆき(テイチクエンタテインメント)真木ことみ(日本クラウン)渡辺要(ホリデージャパン)岡本幸太(徳間ジャパンコチュニケーションズ)山田壽一(ホリデージャパン)の5人。最多出演の永井は新曲「津屋川みれん」を2度歌唱して、「新たな代表曲になるように、精一杯歌っていきます」と話した。

第310回大阪発流行歌ライブ.jpg
写真・勢揃いした出演者たち


今年デビュー32年目で、年女という永井みゆきは、新曲とそのカップリング曲「津屋川みれん」「金木犀」のほか、1992年のデビュー曲「大阪すずめ」も歌うと会場からは手拍子も。「思い出深い歌で、数々の賞も受賞しました」と永井。
 松田聖子の「風立ちぬ」美空ひばりの「関東春雨傘」をカバーも。

永井みゆき・大阪発流行歌ライブ.jpg
写真・永井みゆき

 新曲「津屋川みれん」(作詞・麻こよみ、作曲・宮下健二、編曲・南郷達也)は、毎年秋に岐阜県海津市にある津屋川の堤防3キロに渡って咲く、約10万本の彼岸花をモチーフに、赤々と燃えるような切ない恋心を歌っている。
 宮下作品を永井が歌うのは初めてという。


■真木ことみはデビュー31年目。今年2月には大阪市内で30周年記念コンサートを開き、たくさんの人たちから祝福を受けた。
 ライブでは23年7月にリリースしたばかりの新曲「心紬ぎ」カップリング曲の「幾・春・秋」を披露した。
 目下、全国キャンペーン中で、ライブ会場で歌う彼女の瞼には「台所に立っている母の姿が浮かんでくるんです」というほど。
 ステージでは感極まって一時歌唱が止まるシーンも。

真木ことみ・大阪流行歌ライブ.jpg
写真・真木ことみ

 前作「くれないの糸」前々作「天の糸」の糸シリーズも聴かせた。
 久しぶりに帰ってきたという大阪の流行歌ライブのステージ。真木は「かけ声が飛び交うステージは元気が出ます」と、最後には笑顔を見せていた。


デビュー34年の渡辺要はホリデージャパン移籍2作目で、ふるさとの高松を舞台に歌う「高松の女(ひと)」を23年5月に出しており、この日は前作で移籍第1弾の「お前に夢中」とともに歌った。
 「北島三郎先生に憧れて歌手になりました」という四国一の鮨店を作った彼であるが、今は演歌・歌謡界の最高峰を夢見る。

渡辺要・大阪発流行歌ライブ.jpg
写真・渡辺要

 新曲「高松の女」は、北島に憧れた自身の女(ひと)シリーズ第1弾である。カップリング曲の「五番館のお葉さん」も聴かせた。
 「お前に夢中」は演歌の要が歌った久々の歌謡曲。一途な男の恋唄である。カップリングの「ラーメン一代」は、元鮨職人の彼が歌うラーメン職人の歌である。


今年4月にデビューした新人岡本幸太は初出演であった。広島出身の好青年らしく、爽やかなステージは若いファンを会場に集めていた。
 デビュー曲は「あなたに哀愁」。それまでに多くのカラオケ大会では、審査員の先生たちと顔馴染みになっていたが、「その縁でデビュー曲を書いて下さい」と頼んだという。カップリング曲「たそがれシネマ」も歌った。

岡本幸太・大阪発流行歌ライブ.jpg
写真・岡本幸太

 デビュー前にはアニメソングなども歌っていたが、尊敬している歌手は沢田研二だとか。でもこの日は欧陽菲菲の「雨の御堂筋」前川清の「恋唄」と、レパートリーの幅広さを見せた。


■山田壽一は元JA職員。旅行部門などで働いていた。この日はその当時のエピソードも紹介した。「お客さんを引率しての旅先の宴会で得意のムード歌謡を披露したんですが、演歌好きなお年寄りが多いために不人気でして、上司から注意されてしまいました」。それから民謡を習ったという。

山田壽一・大阪発流行歌ライブ.jpg
写真・山田壽一

 5月にリリースした新曲は「風の盆哀歌」。富山・八尾の哀調ある胡弓の調べにのせての民謡「越中おわら節」に魅せられた山田が作詞して、たきのえいじが作曲した自信作である。
 毎年9月1日から3日まで踊りが繰り広げられる「おわら風の盆」には、この10年間通い続けているという。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第236回歌謡曲応援の会、松浦ゆみ・神川しほ・三浦潤平ら7人が歌唱 [ライブ]

第236回歌謡曲応援の会が2023年7月25日、大阪・梅田のジャズライブハウス、梅田ロイヤルホースで開かれた。松浦ゆみ、神川しほ・黒木咲花、三浦潤平、太秦こうじ、神須屋まゆみ、睦萌佳が出演して、最新曲などを披露した。

IMG_9013.jpg
写真・第236回歌謡曲応援の会の出演者たち

 太秦こうじは京都・太秦に在住しており、それがそのまま芸名になった。
 最新曲「流れ雲」では母の心の内を歌った弦哲也作曲の作品。

IMG_8898.jpg
写真・太秦こうじ

 神須屋まゆみは「昭和の歌謡曲が好き」と中村美律子の「大阪情話」をカバーし、オリジナル曲では「夫婦傘」を披露した。

IMG_8900.jpg
写真・神須屋まゆみ

 睦萌佳は本来は日舞の師匠である。オリジナル曲「時の海」に合わせて舞を見せた。

IMG_8924.jpg
写真・睦萌佳

 神川しほ黒木咲花の姉妹は今春から、La museというユニット名で活動を始めている。「子供の頃から2人で歌っていたんですよ」と、普段は演歌を歌う神川も、この日は「恋のバカンス」などを聴かせた。

IMG_8939.jpg
写真・La muse

 ベテラン松浦ゆみは元々はオールディーズを歌っていたが、歌謡曲の世界に入って、ジャズの雰囲気を盛り込んだムーディーな歌で多くの人を魅了している。
 この日は、今年7月にやっとカラオケで配信されるようになった「夢の翼」や「ハートブレークカフェ」などを歌った。

IMG_8974.jpg
写真・松浦ゆみ

 このライブの出番は出演者の名前の五十音順で決まるが、トリは三浦潤平であった。22年8月に念願のメジャーデビューを果たした。

IMG_8999.jpg
写真・三浦潤平

 そのデビュー曲である「心いくとせ」とカップリング曲の「日めくり」を、静かに語りかけるように聴かせた。
 まだまだ無名の彼だが、「1人でも多くの人に顔と名前、歌を覚えてもらえるように頑張っています」と話すと、ファンから多くの拍手が送られていた。

※写真の無断使用はお断りします。






nice!(2) 
共通テーマ:音楽

百歌響演、小さなライブに観客も大満足 池上園美と中山ひさしが出演 [ライブ]

◆西日本で1番ステージと客先が近いー。そんな小さなライブ会場でアットホームなライブ「百歌響演」が大阪府堺市中区のフクダスタジオで開かれている。

百歌響演 7月.jpg
写真・池上園美(右)と中山ひさし


 30人も入ればいっぱいになるフクダスタジオは、本来はレコーディングスタジオである。普段は打ち合わせなどに使われているスペースに特設ステージを設えてのライブには、関西で活動する歌手たちが毎回2人ずつ出演して、最新曲などを聴かせている。

 2023年7月20日に開かれた第3回目のライブには、カラオケ喫茶店LARK(大阪市淀川区)の経営者で歌手でもある池上園美(ホリデージャパン)と、デビュー36年になる中山ひさし(エイフォース・エンタテイメント)が8曲ずつを歌唱した。

 池上園美は7月19日にリリースした「万華鏡」を披露した。消えた恋の面影を見るように万華鏡をくるくると回してみても、恋は戻ってこないー。切ない恋歌である。

池上園美 2.jpg
写真・池上園美

 17年にCDデビュー。去年、ホリデージャパンから歌手デビューしている。経営するカラオケ喫茶店では歌謡イベント「ラークまつり」を定期的に開催。177回目を迎える9月17日には、大阪・十三のホテルプラザオーサカで、新曲「万華鏡」の発表を兼ねて行う。
 当日は三浦京子&ハニーシックス(ホリデージャパン)らが応援に駆けつけるという。

 中山ひさしは2015年に2年振りに出した小田純平プロデュースの「星空のマンボ」を歌った。ポップス調な歌謡曲で、歌って踊れる楽曲である。
 「忘れさせてよ」(1996年)「ごめんよ」(2013年)なども聴かせた。

中山ひさし.jpg
写真・中山ひさし

 歌手デビューは1987年。歌手と共に作詞・作曲家としても活動しており、この日共演した池上の新曲「万華鏡」の作詞・作曲も手がけている。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第309回大阪発流行歌ライブ、キム・ランヒ、こおり健太、おかゆ、森川大輔、美怜さくらが新曲などを披露 [ライブ]

第309回大阪発流行歌ライブキム・ランヒ(ホリデージャパン)こおり健太(徳間ジャパンコミュニケーションズ)おかゆ(ビクターエンタテインメント)森川大輔(日本コロムビア)美怜さくら(ホリデージャパン)が出演して2023年7月19日、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで開かれた。それぞれ新曲などを歌った。

第309回大阪発流行歌ライブ.jpg
写真・第309回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 キム・ランヒの日本での歌手デビューは1993年で、今年で30年を迎えている。長いキャリアだけにヒット曲も少なからずある。
 この日はその中から、この曲で男性ファンが増えたという「ソ・ウ・ル」や、各地のカラオケ発表会で良く歌われている「夜行列車」を聴かせた。
 また、これを抜きには彼女を語れない「銀座のタンポポ」「大阪純情」「あんたの大阪」も歌った。

キム・ランヒ.jpg
写真・キムランヒ

 この日のメインはやはり今年4月にリリースした新曲「望郷トラジ」。カップリング曲の「何ぼのもんや」と共に披露した。いずれも作詞がもず唱平で、作曲は杉本眞人。
「望郷ー」は韓国の民謡も取り入れた「故郷をしのぶ歌です」とキム。カップリングは大阪を舞台にした、キムらしい作品に仕上がっている。


 こおり健太は今年デビュー15周年。その記念曲でもあるのが、今年5月に出した「しろつめ草」(作詞・麻こよみ、作曲・大谷明裕、編曲・南郷達也)。ヒットチャートでも高ランキングを維持している。
 ファンならずとも歌いたい歌の上位に入る人気ぶりで、会場でも大きな拍手が飛んでいた。カップリング曲の「恋は上機嫌」も聴かせた。

こおり健太.jpg
写真・こおり健太

 前作の「忘れ針」「乗換駅」も歌った。このほかメドレーで「噂の女」「女の口紅」「女のためいき」をカバーした。
 大阪が大好きだという彼は、お好み焼き、たこ焼きといった「ふたつのマル」も大好きな食べ物。
 今年11月11日には、そんな大阪・京橋のライブレストラン、ベロニカでライブの開催も決定している。


 おかゆはデビュー5年目のシンガーソングライターである。大阪発流行歌ライブは去年に続いて2回目の出演。こんにちわ〜 おかゆで〜す、と明るさいっぱいに現れて、一気に観客の心をつかむ。長年、流しをしてきたという彼女ならではの技なのであろう。
 「流しではまた、色んな歌を歌う事で作曲の力をつけた」という。
 ライブではまずはオリジナル曲の、「ヨコハマ・ヘンリー」から聴かせた。

おかゆ.jpg
写真・おかゆ

 新曲は今年5月にリリースした「渋谷のマリア」。彼女が第2の故郷と呼ぶ東京・渋谷を歌にしたロック歌謡曲。歌の主人公のマリアと、流しをしていた頃の自らを重ねた作品だという。
 ジャケットとカップリング曲が違う3タイプがある。この日は「渋谷のマリア」と雪舞桜盤のカップリング曲「雪舞桜」を披露した。


 森川大輔は23年3月に出した新曲「横浜アバンチュール」を歌った。危険な恋の物語で、この日はカップリング曲の「大坂レーニーブルー」も披露した。
 デビュー7年目で、「1年が年々早く感じられるようになりました」と、仕事の充実ぶりを語った。

森川大輔.jpg
写真・森川大輔

 美怜さくらは23年3月にデビューしたばかりの新人。京都市出身で、色んなカラオケ大会に出場してきたが、プロへの登竜門と言われた関西歌謡大賞を経てのデビューである。
 デビュー曲「さよならが言えなくて」を披露して、切ない女心を歌った。「自分の歌を皆さんに聴いてもらえるのは夢のようです」と話した。

美怜さくら.jpg
写真・美怜さくら

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

大江裕、ヨドバシ梅田で初のミニライブ・新曲「城崎しぐれ月」発表会 [ライブ]

◆デビュー15周年を迎えている歌手の大江裕(日本クラウン)が2023年8月2日にリリースした新曲「城崎しぐれ月」の発表会を兼ねたミニライブが、8月6日、大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田の地下2階のホールで開かれた。

大江裕 4.jpg
写真・北島三郎の後継者の貫禄十分な大江裕


 午後1時と4時の2回行われた。1時からの1部には熱烈なファンをはじめ会場いっぱいの約160人が詰めかけた。

 新曲の「城崎しぐれ月」(作詞・さくらちさと、作曲・岡千秋、編曲・南郷達也)は、デビュー15周年記念曲の第2弾で、「新たなチャレンジをする男歌です」といい、城崎温泉を舞台に忘れられない女性を想う非恋歌。オープニングとラストの2回歌唱した。

大江裕 1.jpg
写真・地元ファンからのたくさんの声援を受けていた

 この日はデビュー曲の「のろま大将」(2009年)を歌うと共に、北島三郎の「函館の女」「与作」「北の漁場」をカバー。「先生から、裕お前は俺の曲を俺よりも知っている、と言われたのが自慢ですが、その名曲を歌い継ぎます、と言ったら、俺はまだ死んでないぞとも言われたんです」と、笑わせていた。

 体形がスマートになった大江。ピーク時には135キロもあった体重も、「炭水化物の摂取を減らして野菜を多く食べるようにして40キロも減量したら、気持ちも軽くなりました」と話すと、女性ファンからは「格好良くなったよ」の掛け声も。

 また地元大阪を配慮して中村美律子の「河内おとこ節」も歌って、演歌好きを喜ばせていた。

大江裕 2.jpg
写真・新曲は城崎を豚にした男の悲恋を歌う

 会場では大江と同年代や小さな子供連れの人たちなど、若い年代層の来場者が目立った。大江は「若い人たちなど新しいファン層へ演歌を届けないといけないと思いました」と話していた。

 今春、北島音楽事務所を離れたことに触れて、「先生からは、いつまでも北島のところの大江裕ではダメ。そろそろ巣立ちが必要で、俺はこれから後方から(お前を)支えてやる、と言ってもらいました」と報告。

大江裕 3.jpg
写真・来年には地元岸和田でリサイタルも開く

 来年2月18日には出身地、岸和田市の南海波切ホールでデビュー15周年記念のリサイタルの開催も決定している。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大江裕 オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/ooeYutaka/top.html
[大江裕 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/ohe/news?ima=5009&ct=ryuko








nice!(2) 
共通テーマ:音楽