SSブログ

木下結子、大川で船上BBQ・クルージングパーティー 各地からファンが参加 [イベント]

◆歌手木下結子(ホリデージャパン)が2023年8月5日、川面に映る夕陽を見ながら大阪・大川を遊覧する船上バーベキュー(BBQ )・クルージングパーティーを開いた。地元大阪をはじめ新潟や三重・四日市など各地から集まったファンは約3時間の船旅をゆったりと楽しんでいた。

木下結子・船上BBQ・クルージングパーティー 8.jpg
木下結子・船上BBQ・クルージングパーティー 1.jpg
写真・2016年以来というファンミーティングを兼ねてのクルージングに参加した人たち


 前日の8月4日が63歳の誕生日だった木下結子の誕生会と、7年ぶりというファンミーティングを兼ねてのイベント。
 遊覧船のスタッフが船上のグリルで肉や野菜を次々と焼くのを味わいながら、ファンの人たちとカラオケを楽しんだ。

木下結子・船上BBQ・クルージングパーティー 3.jpg
写真・たくさん肉も食べました!

 出発はかつて江戸時代の昔、京都・伏見と大阪を結んでいた三十石船の終点、天満橋・八軒屋浜船着場から。

 船の到着を待ち構えて乗船すると、客席はファンでいっぱい。まずはビールなどで乾杯すると、船上BBQが楽しめるグランピング船メリーグリーン号はゆっくりと船体をUターンさせて大川を上りはじめた。

木下結子・船上BBQ・クルージングパーティー 9.jpg
木下結子・船上BBQ・クルージングパーティー 7.jpg
写真・川面に映る夕陽を見ながら船は進む

 大川と淀川との境に設けられた毛馬の閘門(水位差を調節して船舶を通行させる設備)まで、対岸の風景を楽しみながら進むと、今度はもと来た方向へと中之島まで戻るというコース。

木下結子・船上BBQ・クルージングパーティー 2.jpg
木下結子・船上BBQ・クルージングパーティー 4.jpg
写真・カラオケを楽しむファンの人たち

 食べながら歌って、そして景色を楽しみながらーと誰もが忙しい中、歌好きの人たちは、次から次へと自慢の歌を披露。歌声は対岸まで届いて、笑顔で手を振る人たちの姿も見られた。

木下結子・船上BBQ・クルージングパーティー 5.jpg
写真・感謝の気持ちを込めて歌う木下結子

 新曲「百滝(ももたき)桜」「盛岡ロマンス」などを歌った木下は「今年9月21日で40周年を迎えます。ここまで歌ってこられたのも、皆さんの応援と、いい歌に恵まれたからです」と感謝の気持ちを表し、最後に15周年の年に出した「ありがとう そしてこれからも」を全員で歌った。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[木下結子 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/kinoshitayuiko/








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

山崎ていじ、大阪・歌友会がホテルニューオータニ大阪でバースデーパーティー [イベント]

◆ 2023年7月8日で66歳を迎えた歌手、山崎ていじ(日本コロムビア)のバースデーパーティーが8月5日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で開かれた。今年10月にはデビュー26年目に突入するが、この間、人との縁の大切さを身にしみて感じている、と話して新曲の「追憶ー北の駅ー」(23年2月)などを歌った。

山﨑ていじ 1.jpg
写真・ファンへの感謝込めて歌え
山﨑ていじ 5.jpg
写真・歌友会の岡会長から誕生ケーキのプレゼントされる山﨑ていじ


 山崎ていじを応援する歌謡イベント企画団体の歌友会(大阪市、岡正志代表)が主催した。山崎と歌友会は、20年9月に大阪府寝屋川市で開かれた同会主催のカラオケ発表会のゲストとして山崎が出演したのがきっかけ。以来、主だったイベントには出演している。

 この日はまず、今の山崎ていじに改名して14年2月に発売した「昭和男唄」から歌い、続いて「別れのボレロ」(20年)へとつなげ、バースデーパーティーを開いてもらったことへの感謝の気持ちを表した。

山﨑ていじ 3.jpg
写真・たくさんの声援を受けて歌う

 山崎が歌手デビューしたのは1998年10月。デビュー曲は彼が原点の歌とする「ふる里」である。長年カラオケ配信されていなかったが、先ごろようやく実現したという。
 歌手はプロボクサーからの転身で、39歳3ヶ月になっていた。01年にはバップレコードからメジャーデビューし、10年10月には「男と女−東京25時−」で日本コロムビアに移籍している。

 歌手として日の目を見たのは、1曲目に歌った「昭和男歌」の時であった。第47回日本有線大賞の新人賞を受賞したのである。「デビューしてから17年も経って、57歳の新人賞でした」と、この時の嬉しさは何ものにも代え難いものであった。
 ただ「この時の姿を、すでに全盲になっていた母に見せることが出来なかったのが残念でした」と悔やむ姿も見せた。

山﨑ていじ 2.jpg
写真・多くのご縁があっての今日がある

 山崎はまた、「こうして今まで歌ってこられたのは、色んな人たちとのご縁を大切にしてきたお陰です。感謝を申し上げます」と、頭を下げた。

北沢麻衣 歌友会.jpg
朱夏洋子 歌友会.jpg

珠木奈美.jpg都マキ.jpg
湊空慶子.jpg
写真・祝福に駆け付けたゲスト歌手

 「ネオン街ブルース」「居酒屋『ての字』」「夜汽車」では会場をラウンドして、テーブル席の来場者1人ひとりと握手を交わした。
 この日は北沢麻衣、朱夏洋子、珠木奈美、都マキ、湊空慶子らが最新曲などを歌って山崎の誕生日を祝福した。
 その1人、珠木とは「男と女 ー東京ラブシティー」をデュエットしてファンを楽しませていた。

山﨑ていじ 4.jpg
写真・珠木奈美(左)とデュエット

 最後は新曲の「追憶‐北の駅‐」(作詞・さわだすずこ、作曲・弦哲也、編曲・猪俣義周)を聴かせると共に、地元三重を舞台に歌った祭り歌「伊勢街道まつり唄」で賑やかに盛り上げた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[山崎ていじ オフィシャルサイト]
http://www4.airnet.ne.jp/yamachan/








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

北沢麻衣、兵庫・加古川カラオケ喫茶しゃぼん玉で歌う 感謝祭来場を呼びかけ [イベント]

◆最新曲「くちべにグラス」が評判の歌手の北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年7月27日、兵庫県加古川市のカラオケ喫茶しゃぼん玉(森田昌代代表)で、ご挨拶キャンペーンを行った。同店は11月5日にすぎもとまさとをスペシャルゲストに招いて「しゃぼん玉 感謝祭」を開催するが、北沢はそれにゲスト出演することから、「師弟共演をぜひ見に来て下さい」と呼びかけていた。

北沢麻衣・森田昌代.jpg
写真・北沢麻衣(左)とらしゃぼん玉の森田さん

 CDジャケットと同じ衣装で来て下さいー。しゃぼん玉の森田昌代さんのリクエストに応えて店のステージに立った北沢麻衣。

 午前10時からモーニングサービスを提供したりカラオケも開放するなどしたこともあって、早くから北沢の「くちべにグラス」の生歌を聴こうという人たちが次々と集まってきた。

北沢麻衣・しゃぼん玉 2.jpg
写真・「くちべにグラス」を歌う北沢麻衣

 午後1時30分から始まった北沢のステージでは、「くちべにグラス」のほか「港のセレナーデ」「あの人の好きなうた」「真っ赤なワイン」「道頓堀リバーサイドブルース」を次々と歌い、リクエストで代表曲のひとつ「銀次」も聴かせた。

 「くちべにグラス」の歌唱指導と振り付けの指導もするなどの大サービス。森田さんをはじめ6人それぞれと、北沢がワンコーラスづつ歌唱して。
 最後は「くちべにグラス」を店の全員と合唱して盛り上げた。

北沢麻衣・しゃぼん玉 1.jpg
写真・観客と一緒に「くちべにグラス」を歌う

 この日、北沢は開演前に11月の感謝祭の打ち合わせも行った。
 しゃぼん玉の森田さんは「CD販売やお客さんとの写真撮影もあって、とても楽しい1日でした。皆さん11月の感謝祭にお越し下さい」と、話していた。

 「しゃぼん玉 感謝祭」は11月5日に兵庫県明石市の同市立西部市民会館で行われる。午前9時30分からカラオケ発表会で、午後5時から「すぎもとまさとライブ」。北沢麻衣、長浜有美がゲスト出演する。

しゃぼん玉感謝祭チラシ.jpg
写真・しゃぼん玉 感謝祭のチラシ

 カラオケ発表会の参加料は1万2千円(2コーラス、弁当・お茶・ライブ観覧チケット付き)ライブ観覧チケット料金は3千円。

※問い合わせは、カラオケ喫茶しゃぼん玉(森田)まで。電話 079-436-3567








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

入山アキ子、関西で親戚作りに拍車 サークルキャンペーンやライブで売り込み [イベント]

◆歌手の入山アキ子(テイチクエンタテインメント)が関西で〈親戚〉作りを強めている。カラオケ喫茶店でのサークルキャンペーンをはじめライブの開催などイベントなどで、親戚と呼ぶファン集めに取り組んでいる。

へっぷばぁ~ん 4.jpg
写真・大阪でも<親戚>作りに励む

 2023年6月に大阪発流行歌ライブ、同7月にKOBE流行歌ライブに出演した入山アキ子は、それに先駆けて7月1日、東大阪市内のカラオケ喫茶店と大阪市内のカラオケスナックの2店舗で、話題曲「一泊二日」のキャンペーンを行った。

 この日の1軒目は東大阪市鴻池町のカラオケ喫茶店、チャンス。2軒目を訪ねたのは午後8時、大阪市住之江区のへっぷ ばぁ〜んであった。
 それぞれ「一泊二日」を2コーラスとフルコーラスで歌った。続いてメジャーデビュー曲の「ザンザ岬」関西での足がかりを作って有線リクエスト1位も獲得した楽曲「紀淡海峡」も。

チャンス 2.jpg
写真・チャンスで歌う入山アキ子
チャンス 1.jpg
写真・チャンスのママ(左)と

 「一泊二日」は道ならぬ恋を歌った演歌であるが、分かりやすい歌詞と覚えやすいメロディーが、人気を高めている。
 入山が次の新曲リリースを延期してまで、この楽曲を歌い続けると早々と宣言したのにも頷ける。

 彼女の〈親戚〉はキャンペーンやライブなどを通して全国で増えているが、そうした中で注目されるのは、「私と同世代の人たちよりも若い年代の人たちにも親戚契約(ファンクラブへの加入)してもらっています」から。

へっぷばぁ~ん 3.jpg
へっぷばぁ~ん 2.jpg
写真・へっぷばぁ~んで歌う入山アキ子
へっぷばぁ~ん 1.jpg
写真・へっぷばぁ~んのママ(右)

 そのきっかけとなったのは、2018年に出した「悪女の季節 」から続く悪女シリーズであった。今回のキャンペーンでは「女の恋ざんげ」(19年)「みだれ舞い」(同)と同シリーズの2曲を聴かせた。

 いずれも初めて訪ねた店にも関わらず、店内はたくさんの人たちで埋め尽くされていた。
 リクエストに応えてデュエットするシーンもあった。

 この日はまた、事前の約束も取り付けずに突然に訪問するミステリーキャンペーンとして、大阪・京橋のカラオケフレンドリーへも訪問して「一泊二日」を歌った。

カラオケフレンドリー.jpg
写真・サプライズの大阪・京橋フレンドリーでも歌唱

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

北沢麻衣、レッスンライブを各地で開催 11月にはアルバム発売も [イベント]

◆歌手の北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)がファンの拡大をねらって、歌唱レッスンを盛り込んだライブを神奈川県横浜市内などで始めている。

北沢麻衣 2.jpg
写真・各地でレッスンライブを開催する北沢麻衣


 「私の胸をかじる人」(1985年)でポリドールレコードから歌手デビューした北沢麻衣は、2022年9月にリリースした「くちべにグラス」まで一貫して作曲家杉本眞人の作品を歌い続けている。
 関西を拠点に活動していたが、去年、横浜市内に新たな拠点を設けて関東での活動を本格化させている。

 デビュー以来、20年間は東京で活動していたこともあって、業界関係者やカラオケ喫茶店などに知己も多い。「くちべにグラス」をはじめ、このところの作品への評価も高いこともあって、関東方面での仕事量も増えている。

 とは言うものの、まだ限定的であることから、北沢の人気曲を歌う歌唱レッスンを交えたライブを広く各地で開催していくことで、「私が歌う曲を知ってもらい、北沢の存在も認知してもらいたい」(北沢麻衣)としている。

北沢麻衣 1.jpg
写真・応援してくれる人たちを全国で増やしたいと東奔西走の北沢麻衣(中央)

 「幸いなことに新曲『くたべにグラス』は歌いたい人が多い」ことから、横浜では2ヶ月に1ヶ所で開催している。従来からの本拠地である奈良市では1ヶ月に1度の割でファンの集いとして開催する。
 元々、地元奈良では歌唱教室を開講していたこともあり、数多くの生徒を抱えている。

 新たに数年前から岡山県内でもレッスンライブを実施しており、着実にファンを増やしている。関西で開催するイベントでは必ず参加するといった熱心な人たちもいる。

 BS12チャンネルで毎週月曜日午前5時から放送中の音楽番組「うたって♪ハマって♪」では、北沢が「あの人の好きなうた」のコーナーを担当して、視聴者から寄せられた歌にまつわるエピソードを紹介、その歌を歌っている。

しゃぼん玉 感謝祭.jpg
写真・11月開催イベントには師匠の杉本眞人と共演も

 11月にはオリジナル曲とカバー曲を収めたアルバムも発売予定で、活動にもますます拍車がかかる。
 同5日には兵庫県明石市の市立西部市民会館で杉本眞人をスペシャルゲストに迎えて開かれる「しゃぼん玉感謝祭」(主催・加古川しゃぼん玉)にゲスト出演して師弟共演をすることも決まっている。

 北沢は「レッスンライブによって全国にファンを増やして、たくさんの人に歌ってもらい、ライブ・コンサートに来てもらえると嬉しいです」と、話している。

※写真の無断使用はお断りします。


[北沢麻衣 オフィシャルサイト]
https://uta-utai.com/
[北沢麻衣 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/kitazawa-mai.html








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

山田壽一、東大阪市文化創造館大ホールでリサイタル 新曲「風の盆哀歌」も披露 [イベント]

◆歌手山田壽一(ホリデージャパン)が2023年6月18日、東大阪市の文化創造館大ホールで、出逢いに感謝ーをテーマにチャリティーリサイタル&歌と踊りの発表会を開いた。90人近い人が出場した1部のカラオケ発表会に続いて、2部のリサイタルには葵かを里など5人のゲストが最新曲を歌い、山田は今年5月に発売した新曲「風の盆哀歌」など16曲を歌唱した。

山田壽一 4.jpg


 山田壽一は2015年「風ごよみ / 愛しくて切なくて愛は遠すぎて」で、メロディーレコーズから歌手デビューしている。18年に出した第2弾シングル「日向恋しや / 哀愁別府/愛しくて切なくて愛は遠すぎて」からホリデージャパンに移っている。

山田壽一 2.jpg

 「風の盆哀歌」は3枚目のシングルで、富山市八尾町を舞台に行われるおわら風の盆をイメージして山田が初めて作詞をした作品。たきのえいじが作曲し、編曲は杉本バッハである。
 カップリング曲の「男の恋唄」は山田が作詞・作曲の両方を手がけている。

山田壽一 7.jpg
山田壽一 5.jpg

 これを披露した山田は、去年9月から新曲作りを進めていたなど、作品誕生の経緯などを話した。カップリング曲には自身の楽曲では初めて、観客による〈としちゃ〜ん〉の掛け声を入れている。

 この日は「風の盆哀歌」を作曲したたきのえいじから声のメッセージが届けられて、ステージで披露された。
 その中でたきのは「山田さんの艶と優しさがある声が、ふる里の匂いを感じさせる作品になりました。今年の話題作にしましょう」とコメントを寄せた。

山田壽一 1.jpg
山田壽一 3.jpg

 虫の音会の人たちによる「越中おわら」の踊りもあって、新曲の哀しい恋物語を盛り上げていた。
 山田はまた、デビュー曲をはじめ得意の長編歌謡浪曲「俵星玄蕃〜元禄名槍譜〜」や民謡「松前謙良節」「甲州金山節」も聴かせた。

■ゲスト5人も熱唱

葵かを里 山田壽一.jpg
葵かを里

 ゲストの葵かを里は来年デビュー20周年を迎えるが、それへ向けての弾みとなるような自信作として今年3月に出した「吉野千本桜」をはじめ、茶野香のペンネームで自ら作曲したカップリング曲「明日への虹」なども歌った。
 「表題曲の『吉野ー 』は踊りの名手であった静御前と義経をモデルにした歌って踊れる演歌ですが、明日ー は人生がバラ色になる応援歌です」
 とアピールしていた。

Noby(ノビー).jpg
Noby(ノビー)

 Noby(ノビー)は最新曲「ふるさと恋し」を披露するとともに、14年前のデビュー曲で代表曲でもある「母の鞄」などを歌った。
 母親への思い出やふる里を題材にした作品を数多く歌っている。涙を誘ったり、懐かしさなど聴く人の情に訴えかける歌で、カラオケでも良く歌われていという。

岡田由美 2.jpg
岡田由美

 岡田由美は2代目京山幸枝若に師事して歌謡浪曲を学んだという実力派の演歌歌手。この日はデビュー40周年記念曲「夫婦椿」などを歌った。

れいか.jpg
れいか

 れいかはこのところ連続して杉本眞人作品を歌い続けているが、今年1月リリースの新曲「OASAKAレイニーブルース」は第3作目で、カップリング曲の「東京ボレロ」とともに披露した。
 奈良県を拠点に活動している杉本ちずみは7月12日に発売する「真夜中の月~サイレンス~」を歌って、新曲の予約をアピールしていた。

杉本ちずみ.jpg
杉本ちずみ

 5人のゲストの歌唱をはさんで自身の歌を披露した山田は、成世昌平の代表曲「はぐれコキリコ」などを歌いながら、客席をラウンドしてファンとの懇親を深めていた。またアンコールに応えて「イヨマンテの夜」をカバー。
 ラストは出演者全員がステージに勢揃いして「三百六十五歩のマーチ」を歌って2023年のリサイタルの幕を閉じた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[山田壽一 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_yk.html








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

生駒尚子、ファンと祝った誕生日は走る路面電車の中で 「チン電貸切ツアー」 [イベント]

◆歌手の生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が自身の誕生日の2023年6月3日、大阪で唯一残る路面電車を貸し切って、52歳になったことをファンクラブの人たちと一緒に祝うバースデーイベント「チン電貸切ツアー」を行った。

生駒尚子チン電貸切ツアー 5.jpg
写真・プレゼントされたケーキを手にする生駒尚子

 イベントは大阪市内の南部から隣接する堺市内を結んでいる阪堺電車(本社・大阪市住吉区)の始発駅天王寺駅前駅(大阪市)から終点の浜寺駅前駅(堺市)まで、往復約1時間20分をガタゴトと揺れる車中で行われ、生駒の歌やファンのカラオケなどを楽しんだ。

生駒尚子チン電貸切ツアー 4.jpg
写真・チン電(阪堺電車の路面電車)を前に参加者と記念撮影

 電車は下町の家と家の間を縫うように走ったり、沿線には名所住吉大社もある。大阪らしさをいっぱい感じさせる沿線を行くそれは、市民から〈チン電〉の名前で親しまれている。

生駒尚子チン電貸切ツアー 6.jpg
生駒尚子チン電貸切ツアー 2.jpg
写真・後援会長(上)や歌手の原田ヒロシさんもカラオケでお祝い
 
 豪華な弁当やお酒も用意されて、車内は終始賑やかな声が絶えることがなかった。
 次々と誕生日プレゼントが贈られる中、生駒の似顔絵入りの特大バースデーケーキには、本人もビックリするほどそっくりな似顔絵を写真に収める人などで、彼女は終始ニコニコ顔であった。

生駒尚子チン電貸切ツアー 3.jpg
写真・歌を披露する生駒尚子

 生駒は最新曲の「天雅の海へ」カップリング曲「アジサイの花」を歌い、最後はお馴染みの「河内音頭」で盛り上げると、電車はあべのハルカスが車窓に大きく映って、楽しいイベントは最後を告げた。

 走る車中での初めての誕生日イベントに生駒は「感激しました。これからも歌に精進して行きます」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[生駒尚子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://ikoma-naoko.com/
[生駒尚子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/release_detail/TKCA-91379.html








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

野上こうじ・司紘人、大阪・天神橋で限定ジャケット「(大阪)天神橋」を配布 [イベント]

◆天神と名のつく橋は全国に数百もあると言われている。その天神橋を歌って人々を元気にしてくれているのが、ホリデージャパンの歌手、野上こうじ司紘人である。2人は2023年5月26日、大阪・天神橋筋商店街にあるシェアリング型レンタルスペース(北区天神橋5)で、歌を披露すると共に大阪限定ジャケットのCD「天神橋」を配布。7月に大阪市内で開くコンサートの自由席チケットもプレゼントしていた。

天神橋 1.jpg
写真・集まったひとたちに「天神橋」を披露


 「天神橋」は2年前にリリースした野上・司のデュエット曲であるが、コロナ騒動の影響で満足にキャンペーンも出来ずにいた。それも一段落したことから今回、全国の天神橋で「天神橋」のPRを始めることになった。その第1弾が日本一長い商店街とも言われている商店街の名前にもなっている大阪。

 「ノリが良いいし、大ヒットするから頑張れ」といったファンの声援も受けてやって来た2人は、朝早くから商店街を歩いて会場であるレンタルスペースへの来場を呼びかけた。
 次々とやって来る人たちに歌を聴かせて、野上たちとジャンケン。勝った人には、7月17日に大阪市内で開かれる「笑顔でつなくコンサート」(角川博、北原ミレイ、野上こうじらが出演)のチケットをプレゼントしていた。

天神橋 3.jpg
写真・「天神橋」をPRする野上こうじ(中央)司紘人(右)と石川敏夫

 芸能レポーターの石川敏夫も顔を見せて、「この歌は彼らが手売りをして、各地でじわじわと売れています」とPRにひと役買っていた。

天神橋 2.jpg
写真・ジャンケンでチケットプレゼント

 この後、歌に登場する石川県金沢市、福岡市博多区でも同様のキャンペンを予定している。また「あなたの町の天神橋」をテーマに、天神橋の思い出・エピソードや天神橋とのツーショット写真・動画を募集している。
 優秀作品に選ばれた人には、2人が現地へ出かけて歌を届け流ことになっている。

 野上と司は「明るく元気になれる歌でもあるので、長い間をかけてもヒットさせたいです」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(2) 

河内音頭のルーツを訪ねた雨中の「第28回歌を歩く」 八尾〜瓢箪山 [イベント]

◆歌手の生駒尚子と言えば、鉄砲光三郎と共に一世を風靡した河内音頭の音頭取り生駒一の長女である。今では大阪・東大阪を拠点に父の跡を継いで河内音頭の音頭取りも務める。2023年5月13日、彼女にナビゲーターをお願いして、午後から降り始めた雨の中約20キロを歩いて、河内音頭ゆかりの土地をめぐった。

第28回歌を歩く 010.jpg


 「歌を歩く」は歌の舞台となった土地を訪ねて、歌の背景や歴史を知ろうというものである。2020年7月から始めている。今回は河内音頭のルーツを訪ねるーをテーマに大阪・八尾から東大阪を歩いた。

 大阪の八尾、東大阪には河内音頭ゆかりの地が数多くある。中でも八尾市本町にある常光寺は、河内音頭発祥の地として知られている。

 河内音頭とは盆踊りの音頭であるが、その境内では夏になれば盆踊りが催されているのであろうと、すぐに想像がつくほどに広く、鉄棒や遊具が置かれていて普段は近所の子供たちの格好の遊び場のようでもある。

第28回歌を歩く 016.jpg

 この寺は奈良時代初期の開創と伝えられており、その歴史はかなり古い。おおさか13佛霊場第5番と札が掛かっている通り、霊験あらたかな寺として市民に親しまれている。

第28回歌を歩く 017.jpg第28回歌を歩く 018.jpg

 常光寺の存在はすぐ近くのアーケードに覆われたファミリーロード商店街にある、CDショップの跡を利用して2012年にオープンした「河内音頭記念館」の女性から教えてもらった。

 その記念館には河内音頭のレコードや本、グッズ、それに館長である河内家菊水丸の衣装や愛用ギターなど、ありとあらゆる関連資料が展示されている。河内家菊水丸は不定期ではあるが河内音頭の踊り方などを教えるセミナーを開いており、すでに103回を数えるまでになっているという。

第28回歌を歩く 023.jpg
第28回歌を歩く 012.jpg
第28回歌を歩く 014.jpg
第28回歌を歩く 015.jpg

 ナビゲーターの生駒尚子も自身が運営するライブホールMu's in 705で同様な河内音頭教室を開いているなど、八尾・東大阪では河内音頭普及に向けた草の根活動が盛んに行われている。

 盆踊りの音頭であった河内音頭も、昭和に入ると、取り分け戦後、メロディーや節など浪曲の要素を取り入れられるようになった。それに伴い、徐々にアップテンポでリズミカルなメロディーへと変化するようになり、今の河内音頭が出来上がっていったようである。

 生駒一の娘、尚子がまだ小学生であった頃、一に弟子入りしてきたのが、スポーツ刈りが似合う高校生の河内家菊水丸である。
 彼は今、一の跡を継ぐ河内音頭の第1人者である。小学生の頃から一に付いて歩き、高校3年の時にプロデビューしている。
 「最初の丸3年間は一師匠の元でギターを弾いていました。今の髪型も師匠を似せたものです」というほど、一から多大な影響を受けている。

■八尾から東大阪・瓢箪山へ

 時代は遡って太平洋戦争後、河内音頭の普及に尽力した1人の音頭取りがいた。〈音頭取りの萬ちゃん〉と親しまれた河内家廣春がその人である。

 幼くして正調河内音頭、江州音頭、やんれ節を習得したと言われている。戦後、多くの弟子を育成したといい、東大阪市上四条町16、近鉄瓢箪山駅から歩いて10分程度の所にある四条墓地には、河内家廣春の功績を称えた霊碑が建てられている。

第28回歌を歩く 2.jpg
第28回歌を歩く 1.jpg

 我々は常光寺からその霊碑を目指して歩くことにした。近鉄八尾駅から同山本駅、そこから桜並木で有名な玉串川沿いの遊歩道を近鉄東花園駅に向けて歩を進めた。

第28回歌を歩く 4.jpg
第28回歌を歩く 022.jpg

 春であれば満開の桜を見ながらのウォーキングとなったはずだが、すでに季節は新緑の頃。しかもこの日は八尾駅を出た直後から降り始めた雨のため、傘を差しながら歩くことになった。
 この遊歩道は東花園の手前を東西に流れる第2寝屋川近くまで続いていた。花見シーズンにはたくさんの人たちで賑わうという。


■坂道を〈迷走〉

 当初の予定では東花園駅まで行き、そこから近鉄電車の高架に沿って瓢箪山駅まで進み、そこから四条墓地を目指すことにしていた。ところが地元の参加者から「第2寝屋川沿いに歩いた方がいい」といった提案があり、それを取り入れることにした。

IMG_9993.jpg
第28回歌を歩く 6.jpg
第28回歌を歩く 5.jpg

 結果的にそれは墓地までの道を分かりづらいくすることになった。雨が降る中、坂道を〈迷走〉することになったのである。
 ナビゲーターの生駒尚子さんが交番に飛び込んで、居合わせた警察官から大体の場所を聞き、なんとか墓地へたどり着いた。

 が、そこからが霊碑を探すのがまた大変であった。墓地内を歩き回って、やっとSさんが「これや、あった」と見つけたのである。しかしそれは意外と小さく、下手をすると見逃してしまいそうなものであった。

第28回歌を歩く 7.jpg
第28回歌を歩く 8.jpg

 それでも大阪平野を一望できるそこに建っている碑は、大阪を代表する伝承芸能の普及に尽力した功績を称えるのに相応しく感じられた。
 そこには功績と共に「亡き師を慕い碑を建立いたします」と書かれていた。
 ただしそれがいつ建てられたのかは日付けがなく、不明であった。

第28回歌を歩く 9.jpg

次回「第29回歌を歩く」は9月に開催予定。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(2) 

第27回歌を歩く、御着から姫路城まで姫路市内約2万9千歩のウォーキング 入山アキ子さんが初参加 [イベント]

◆姫路市の西の御国野町御着に御着(ごちゃく)という普通列車しか停車しないJRの小さな駅がある。その規模の割にはホームは長い。12両編成の列車が停まるためのものであるが、大阪から新快速で来ると手前の加古川駅で普通列車に乗り換えることになる。「第27回歌を歩く」は、この御着駅をスタート地点にした。

 1989年に姫路市で開かれた「’89 姫路シロトピア博」のテーマソングとして作られた「夢ある姫路(まち)」(作詞・作曲・歌、さとう宗幸)で歌われた姫路の街と、まちのシンボルであり世界遺産でもある姫路城を訪ねるのが、今回の目的であった。

IMG_9847.jpg
写真・御着駅で全員集合


 姫路駅をスタート地点にせず、御着駅を選んだのには理由があった。
 羽柴秀吉の臣下であった黒田官兵衛に縁のある城としても知られている御着城の跡へ行き、そこからさらに西にある宮本武蔵ゆかりの花田橋(現・新小川橋)を見てみたかったからである。

IMG_9863.jpg
写真・姫路市役所東出張所前で
IMG_9870.jpg
写真・御着城跡

 1519年に小寺政隆が築城したという御着城の跡には今、姫路市役所の東出張所の建物が建っている。その外観はかつての御着城をモチーフにしていると言われている。
 黒田官兵衛は羽柴秀吉の臣下になる以前、御着城最後の城主となった小寺政職(まさもと)に仕えていた。
 毎年11月には御着城を中心に伝統の獅子舞などが行われる時代祭りが催されており、官兵衛の時代を偲んでいる。

 ここを後にして姫路の市街地へ向けて歩く。途中、ショッピングセンターでトイレ休憩を取った。バーガーショップでトイレを借りたひとりがたポテトフライを買ってきた。昼食までのつなぎである。

IMG_9885.jpg
写真・お通公園
IMG_9894.jpg
写真・新小川橋(花田橋)

 但馬の朝来市生野町を源流とする播磨五川のひとつ、市川の堤防に面してお通公園があった。お通は剣豪宮本武蔵を慕い続けた、吉川英治原作の小説や映画に登場する娘である。
 姫路城天守に閉じ込められた武蔵は多くの書籍に接して、粗暴な男から剣の道で生きることを決意させるに至らせることになったという。

IMG_9897.jpg
IMG_9887.jpg
写真・新小川橋から姫路城を望む

 武蔵が姫路城で過ごした3年余の年月の間、お通は橋の畔(たもと)の老夫妻の家で武蔵を待ち続け、ある日橋の上で偶然に出会う。
 ところが武蔵はお通を振り切って、剣の修行へと去って行く。お通と武蔵の悲しい別れの場所が、今は新小川橋と名前を変えているこの花田橋なのである。

IMG_9876.jpg
IMG_9909.jpg
IMG_9908.jpg
写真・姫路市街地を歩く

 今回の「歌を歩く」に参加したのは、初参加の歌手入山アキ子さん(テイチク)を含めて11人であった。入山さんは前日、奈良県で「一泊二日」のご挨拶キャンペーンを済ませてのウォーキングであった。
 まるで何かのデモ行進かのように列を作って歩く姿を横目に見ながら、何台もの車[車(セダン)]が追い越して行く。

IMG_9917.jpg
写真・うず家で昼食

 市街地に入って次に目指したのが、昼食の場所に決めた姫路駅近くにある小料理屋うず家であった。KOBE流行歌ライフなど仕事でもお世話になっている経営者の店である。
 この日に合わせて昼食の特製弁当を作ってもらっていた。当初の計画では姫路城公園で昼食にするつもりであったが、前日まで雨が降っていた事もあって、急きょ変更することになったのである。

IMG_9930.jpg
IMG_9935.jpg
IMG_9942.jpg
IMG_9944.jpg
写真・姫路城

 食べ終わるといよいよ姫路城である。店から城は目と鼻の距離である。50数年ぶりに登る天守閣はゴールデンウィークに突入したばかりの日曜日ということもあって、外人観光客も含めて沢山の人たちで混雑していた。

 木造の階段を上ったり下りたりして、天守閣と西の丸を見学した。
 姫路城は築城時の初代城主の赤松貞範から、最後の酒井忠邦まで49人が姫路城の城主を努めている。それらの説明書きを詳しく読むこともなく素通りしてしまった(笑)

IMG_9947.jpg
写真・姫路ミヤコ

 最後は市内屈指の商店街であるみゆき通り商店街を姫路駅へ向けて歩いた。この商店街にはCDショップが3店舗もある。CDショップ受難の今、ひとつの商店街に3店舗が軒を並べているのは、実に稀なことである。
 そのうちの1店、姫路ミヤコの影山修平社長を表敬訪問した=写真(左から中村秀香さん、ここから参加した木下結子さん、影山社長、入山アキ子さん、岩城秀治ミヤコ瓢箪山店会長)=がそれである。

※写真の無断使用はお断りします。









nice!(2) 
共通テーマ:音楽

しゃぼん玉、11月5日にカラオケとすぎもとまさとライブで感謝祭 [イベント]

カラオケ喫茶しゃぼん玉(兵庫県加古川市)が作曲家でシンガーソングライターの杉本眞人(すぎもとまさと=)のライブを盛り込んだ「しゃぼん玉感謝祭」を2023年11月5日、兵庫県明石市魚住町の同市立西部市民会館で開く。ライブには今、人気が高まっている歌手北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)長浜有美(エイフォース・エンタテイメント)がゲストに決定している。その前に行われる一般参加のカラオケ発表会は定員100人で、今、参加者を募集している。

しやぼん玉感謝祭.jpg
写真・しゃぼん玉感謝祭のチラシ


 しゃぼん玉感謝祭カラオケ発表会すぎもとまさとライブの2部構成で行われる。1部のカラオケ発表会は定員100人でカラオケ喫茶しゃぼん玉で受け付けている。締め切りは8月31日
 1部の開場は午前9時15分、開演は9時30分。

 2部のライブは午後5時からの予定で、すぎもとのギターの弾き語りを中心に、彼が杉本眞人の名前で作曲した作品をデビュー以来、数多く歌い続けている北沢麻衣がゲスト。長浜有美も出演する。

 カラオケ発表会の参加費は1人1万2千円(弁当、お茶、観覧チケット込み)。観覧だけの入場料金は3千円。
 会場は明石市立西部市民会館(明石市魚住町中尾702ー3)。JR魚住駅から徒歩約5分、山陽電鉄魚住駅からは徒歩約8分。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

こおり健太、4年ぶりにミヤコ瓢箪山店でキャンペーン デビュー15周年記念5月新曲「しろつめ草」の予約販売 [イベント]

◆徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、こおり健太が2023年4月11日、大阪・東大阪市のCDショップ、ミヤコ瓢箪山店で4年ぶりの店頭キャンペーンを行った。5月17日発売のデビュー15周年記念新曲の「しろつめ草」(作詞・麻こよみ、作曲・大谷明裕、編曲・南郷達也)を披露すると共に予約販売を行った。

こおり健太 2.jpg
写真・「しろつめ草」を歌うこおり健太

 15周年記念曲「しろつめ草」が売れなければ引退ですー。こんな冗談を言いながら、この新曲にかける意気込みの強さを感じさせていた。
 今まで恋に破れた寂しい女性を歌ってきた彼にとっては珍しい〈明るい幸せ演歌〉で、シロツメクサ(白詰草)の花言葉の約束・幸福のように「15周年をこの幸せ演歌で祝いたい」と話していた。

 さらには前作の「乗換駅」のカップリング曲「しあわせの場所」も歌って、「この場所(ミヤコ瓢箪山店)がいつまでも幸せの場所でありますように」と、エールを送っていた。

こおり健太 1.jpg
写真・幸せの年を願って「しあわせの場所」も歌う

 キャンペーンでは今作「忘れ針」「乗換駅」なども聴かせた。
 こおりは15周年にあたる今年、「大阪でも楽しい時間を過ごせるステージを作りたい」と、話した。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[こおり健太 オフィシャルサイト]
http://k-kenta.sakura.ne.jp/wp/
[こおり健太 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/koori.html








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

第26回歌を歩く、今年の百滝桜は花の盛りを終えていた [イベント]

◆ドアtoドアの総歩行数は2万1000余歩、その距離は16.5Kmー。毎月の行事としてすっかり定着してきた「歌を歩く」は、歌の舞台となった土地を訪ね歩くウォーキング会である。今回で26回目となった2023年4月2日は、大阪府南部の和泉市若樫町にある百滝桜(ももたき さくら)を訪ねた。

IMG_9763.jpg
百滝桜の前で


 演歌・歌謡曲業界関係者をメンバーにする「歌を歩く」は、2022年7月に第1回を行ってから、当初は隔月に、最近では毎月1回の開催を続けている。
 今回は和泉市若樫町の民家にある百滝桜を見るために、泉北高速鉄道の和泉中央駅から若樫町まで2時間余を歩くことにした。
 百滝桜はすでに樹齢100年を過ぎる老木であるが、毎年美しい花を咲かせることで知られている枝垂れ桜である。

 老いてなお美しい花を咲かせるこの百滝桜を題材に人の生き様を重ねて、作詞家の髙畠じゅん子が歌手木下結子のために詞を書いたのが「百滝桜」(2022年9月発売)である。
 桜の木がそうであるように、木下もまたたくさんの人々の応援を支えに歌い続けてきたのである。この歌は、そんな想いが込められた詞が綴られているのである。

■支えられて生きる百滝桜

 午前10時30分頃に和泉中央駅に全員が集合したメンバーは、早速、百滝桜を目指して、歩道もなく次々と車が往き交う狭い道を歩き進めた。
 途中、満開の桜を写真に収めるなど、休憩をはさんで、2時間余で若樫のバス停に着いた。そこから数100メートル先に百滝桜はあった。

 桜花は予想通りに盛りは過ぎていたが、老木は支えはあったもののしっかりと立っていた。

IMG_9742.jpg
スタートは和泉中央駅
IMG_9768.jpg
昼の休憩は道の駅のような農産物直売所

 ここを見学して、近くの農産物直売所で昼食を摂り、帰りは午後4時24分発の南海バスで和泉中央駅まで戻り、5時10分発の難波行きの準急電車に飛び乗った。
 これも恒例の〈ご苦労さん会〉のためで、会場の府立体育館近くの居酒屋気まま亭で行った。

IMG_4068.jpg
難波・気まま亭でのご苦労さん会

■次回は姫路で

 次回は姫路・御着城跡から宮本武蔵とお通が別れた姫路・花田橋を経て姫路城を目指して歩く。
 取り上げる歌は1989年に開催された姫路シロトピア博のテーマソングとして誕生した、さとう宗幸が作詞・作曲し自ら歌った「夢ある姫路(まち)」にした。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

塩乃華織、40歳のハッピーバースデーパーティー ニューオーサカホテル心斎橋 [イベント]

◆日本クラウンの歌手、塩乃華織がきょう40歳の誕生日を迎えている。これに先駆けて2023年3月18日、大阪・心斎橋のニューオーサカホテル心斎橋にあるライブレストラン、Adustam (アダスタム)で、全国から集まったファンクラブの会員などを集めて「ハッピーバースデーパーティー」を開いた。

塩乃華織 4.jpg
ギター演奏に合わせての歌唱も


 「陽だまりの花」で日本クラウンから2011年9月にメジャーデビューした塩乃華織。去年4月に発売した「命さらしても」が、22年度の日本クラウンヒット賞の敢闘賞を初めて受賞している。

 会場ではまず、それを報告すると共に「(今まで)活動出来てきたのも、大阪にいて家族の支えがあったからです。これからも大阪から活動範囲を(全国へ)広げていきたい」と、抱負を話した。

塩乃華織 3.jpg塩乃華織 2.jpg
家族の支えがあったから歌えた--と日本クラウンヒット賞敢闘賞の受賞を報告

 まずはこの受賞曲を歌って、「今までの作品は全て大切な曲ですが、『命さらしても』は特別な作品になりました。これからも大事に歌っていきたいです」と塩乃。

 また4月5日には新曲「白夜行」(作詞・朝比奈京仔、作曲・西つよし、編曲・矢田部正)を発売することになっていることから、カップリングの「居酒屋『酒の縁』」と共に披露した。

塩乃華織 1.jpg
4月発売の新曲も披露した

 さらに生まれた1983年に流行った松田聖子の「SWEET MEMORIES」をカバーした。

※写真、記事の無断使用はお断りします。

[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shiono/news?ima=1411








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

北川紀恵、ステップも軽やかに「北の桟橋」など4曲 [イベント]

◆メロディーレコーズの歌手、北川紀恵が2023年3月12日、大阪・八尾市のJOKホールで開かれた「歌謡フェスタ ゴールデンライブ」で、最新曲の「北の桟橋」「恋して神戸」など4曲を歌った。今年から習い始めたという社交ダンスのステップをおり混ぜながら、笑顔いっぱいのステージを見せていた。

北川紀恵 FB.jpg
写真・軽やかににこやかに歌う北川紀恵


 4曲はメイン曲の「北の桟橋」をはじめカップリングの「恋してー」のほか、「上を向いて歩こうじゃないか」「夫婦ごよみ」。1昨年の発売で、当初は2枚のシングルになるところを、1枚に収めたというもの。
 コロナ騒動の最中に発売されたもので、歌謡フェスタにもたびたび出演して懸命にPRしてきた。

 1番の人気曲は「北のー」であるが、軽快なメロディーの「恋してー」も「カラオケなどで沢山の人に歌われている」(北川)という。

 「上を向いてー」はコロナに負けないで、元気に生きていきましょうーという応援歌。♫ 一緒に歩こうじゃないの 〜 の歌詞は、まるで自らも参加しているウォーキング会のテーマソングのようにも思わせる。北川は「自らを鼓舞する歌としてうたっています」と話している。

北川紀恵 11.jpg
写真・4月9日には京都でツーマンライブを開く

 今年2月から社交ダンスの個人レッスンを受けている。月1回の1時間程度の授業であるが、北川は「歌いながらステージでステップを踏む事で、より華やかさを増して、皆さんに楽しんでもらっているようです」と、去年から始めている日舞と併せて練習に熱を入れている。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

神野美伽、大阪・新歌舞伎座で40周年記念リサイタル ラテン・ジャズからオリジナル曲まで熱唱 [イベント]

◆デビュー40周年を迎えている歌手神野美伽(キングレコード)が2023年2月28日、大阪・上本町の新歌舞伎座で40周年記念リサイタルを開き、1部では心酔する歌手笠置シヅ子、江利チエミが歌ったラテンからジャスを、2部では今までに出してきた65枚のシングルの中からデビュー曲「カモメお前なら」エンディングでの「あんたの大阪」までオリジナル曲の数々を聴かせた。3月1日も行われる。

新歌舞伎座・神野美伽.jpg
写真・満員御礼の幕が下がった40周年記念リサイタル


 客席からの「マスクを突き破るような」(神野美伽)熱気の中で、久々の新歌舞伎座のステージにドレス姿で立った神野美伽は、オープニングで笠置シヅ子の「ヘイヘイブギ」「ジャングル・ブギー」を歌い、続いて江利チエミが歌った「テネシーワルツ」も。
 アロージャズオーケストラと自らのバンドである〈神野組〉のコラボによる演奏によるこれらの歌唱は、演歌に止まらずあらゆるジャンルの歌に挑戦し続ける彼女の、まさに真骨頂であった。

 またスタンダードジャズや誰もが知るというラテンの「ベサメムーチョ」自らの人生を鼓舞するかのような「あの鐘を鳴らすのはあなた」もカバーした。


 2部は着物に替えて「今までに出してきた65枚のシングルの中から出来るだけ多くを歌う」コーナーでは、写真で全てのシングルジャケットを紹介。
 まずはデビュー曲の「カモメお前なら」から、「この歌があるから今がある」という「男船」初めて出場したNHK紅白歌合戦で歌った「浪花そだち」など1998年までのRCA、BMGビクター時代の作品を歌った。

神野美伽・新歌舞伎座.jpg

 神野はキングレコードに移籍した99年からは、それまでなかった岡千秋作曲の作品を歌うことになる。その「男節」「日本の男」「命の恋」なども聴かせた。
 フィリップスのヘッドホンのCMソングに採用された「泣き上手」(2020年)も。
 これらオリジナル曲の数々を歌い終わり神野は「こんないい歌を作ってもらった事に感動しながら歌っています」と、作家たちに感謝の気持ちを示した。

 クライマックスは「酔歌(ソーラン節入り)」「無法松の一生」なども舞台狭しと熱唱して、大きな拍手をもらっていた。

 冒頭で観客に応えるように語った「ボチボチしてたら人生終わってしまう」の言葉のように、数多くの大病を経験した神野は1曲1曲を、また1日1日を大切に生きる歌手生活40年をの節目を見せたリサイタルであった。


[神野美伽 オフィシャルサイト] 
https://shinno-mika.com/
[新歌舞伎座 神野美伽40周年記念リサイタル]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/s20230228.html








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

しゃぼん玉、10周年を記念してカラオケ発表会 130余人が歌う 兵庫・高砂 [イベント]

カラオケ喫茶しゃぼん玉(兵庫県加古川市、森田昌代代表)の開店10周年を記念したカラオケ発表会「しゃぼん玉新年歌会」が2023年2月5日、同高砂市の結婚式場、ウェディング鹿島で開かれた。

しゃぽん玉・森田昌代 12.jpg
挨拶する森田昌代さん


 発表会には131人が出場して自慢の歌を披露した。しゃぼん玉がこうした大規模なイベントを開くのは、これが初めて。
 ゲスト歌手には同店でも人気が高い木下結子(ホリデージャパン)をはじめ、田山ひろし、丘川まゆみが出演した。

しゃぽん玉・木下結子 22.jpg
しゃぽん玉・木下結子 12.jpg
今年デビュー40年を迎える木下結子

 自身の歌唱コーナーのオープニングで新曲「百滝桜」のカップリング曲「東京」を歌った木下は、今年9月でデビュー40年を迎える。
 「百滝桜」をはじめ、今までに17人がカバーCDを発売して2世代を超えて歌い継がれる人気曲の「ノラ」を歌った。さらに人生やり直しがきくのよ〜のフレーズが聴く人の心を惹きつける「ウヰスキー」も聴かせた。

 「百滝桜」は木下の40年の歌人生と、大阪・和泉市に実在する樹齢100年以上の老木の百滝桜を重ねて、「たくさんの皆さんに支えられて、再び花を咲かせる」といったメッセージを込めた歌で、この日の発表会でもカラオケを歌う人もいた。

しゃぼん玉 12.jpg
ファンに囲まれる木下

 最後にしゃぼん玉の森田代表が「ありがとう」を歌い、「これまで店を続けてこられたのは、皆様のおかげです」と、10年にわたって店を支えてきた人たちへの感謝の気持ちを表した。

 同店はまた、11月5日に同明石市の西部市民会館で、10周年記念イベントの第2弾である歌会PART2を開催する。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

津吹みゆの「おんなの嵯峨野路」の舞台を歩いた「第24回歌を歩く」 今秋には「横笛物語」ゆかりの嵯峨野・滝口寺へ [イベント]

「歌を歩く」は歌の舞台になった土地を訪ね歩くウォーキング会である。歌といっても多種多様であるが、主に演歌・歌謡曲を対象にするが、時には童謡や音頭もある。しかも手軽に行ける京阪神を選んでいる。要は金なし暇ありの記者が企画したイベントなのである。今年の7月で始めて4年目になる。24回目となった1月21日に開催したそれは、京都の嵯峨野を歩いた。

嵯峨野 8.jpg
嵯峨野 7.jpg
写真・男も歩いたおんなの嵯峨野路


 山道もなく、平坦な観光ルートを歩くのであるから、楽々コースと思ってスタートしてみたが、終わってみると自宅を出てからの総距離数は16.5キロであったし、歩数は2万歩を超えていた。
やはり足は少し痛かった。

 参加したメンバーは総勢10人であった。初参加の人もいた。3年前に4人で京都・きぬかけの路を歩いたのが始まりの「歌を歩く」であるが、過去最高の人数であった。

 嵯峨野は多くの歌手が歌ってきた土地でもある。今回は2022年10月26日に日本クラウンの津吹みゆさんが発売した「おんなの嵯峨野路」を採り上げた。激しい女の情念を歌っており、前作から続く少し大人になった彼女を魅せる作品でもある。
 ちなみにこの発売日は記者の誕生日でもあった。

嵯峨野 11.jpg
写真・竹林

 スタートは嵐山であった。この日の嵐山はまるで大阪の心斎橋を思わせるような人混みであった。外国人とりわけアジアの人たちの顔がやたらと目についた。
 そんな混雑した町並みを外れたあたりに茶店が2軒並んでいた。1軒はソフトクリームなどを売っていた。もう1軒はたまごかけご飯や赤にぬき、おでんなどのメニューに混じって熱燗、甘酒のメニューもある。

 スタートしてすぐにそば屋で昼ごはんを食べて間もなかったが、このもう1軒の店で休憩する事にして甘酒を頼んだ。
 ここの亭主が「スマホで見るよりも、この方が分かりやすいでしょ」と、嵯峨野散策用の1枚の紙の地図をくれた。画面をスクロールする必要もなく、俯瞰出来て見やすい。デジタルもいいけれど、紙も捨てがたい。

嵯峨野 5.jpg
嵯峨野 3.jpg
写真・歴史が詰まった嵯峨野路

◆嵐山のそば屋

 24回目の「歌を歩く」は、2020年7月の第1回目に次いで、同じ京都・嵐山がスタート地点になった。
 1回目は水城なつみさはさん(キングレコード)の「きぬかけの路」に登場する、金閣寺 から 龍安寺を経て仁和寺に至るきぬかけの路を歩いた。
 実際には我々は仁和寺から龍安寺、金閣寺と逆ルートをたどったのであるが。

 今回、嵯峨野を選んだのには2つの理由があった。
 1つは津吹みゆさんの新曲「おんなの嵯峨野路」をテーマに選んだ事である。もうひとつは、初回時に昼食を摂ったそば屋さんにもう1度行ってみよう、といった意見があったからである。

嵯峨野 2.jpg
写真・今回昼食で食べた蕎麦定食

 3年前に嵐山で昼食に入ったそば屋さんでは、記者を除く3人がいずれも「まずい」と言って、食べ残したのである。よく見ると周りの客もほとんどが残している。

 その後、事あるごとにそれが話題になった。その時に参加しなかったメンバーから今回、「それを1度食べてみたい」といった声が出てきたのである。これが嵐山をスタート地点に選んだ理由でもあった。

 実は初回時に、メンバーの1人がそば屋ではなく、湯豆腐の店に行くことを望んだのであるが、値段が高いことから採用されなかった。

嵯峨野 1.jpg
写真・嵯峨野の地蔵

 3年ぶりの嵐山はコロナへの意識が緩和されたのか、国内外からたくさんの観光客であふれていた。
 嵐山に着いたのが昼も近かった事もあって、店が混む前に食事にすることにした。お目当てのそば屋さんを探したが、大体の場所は覚えていたものの、どれがその店なのか分からなかった。

 迷った挙句に1軒の食堂に入った。店内の雰囲気はどうも、目当ての店とは違うようである。記者は山菜そばとおにぎりセットを頼んだ。そう言えば3年前も山菜そばを食べような気がした。

 味は全く違った。その時にいたメンバーも味は遥かに良い、と汁まで飲み干していたが、目当ての店は隣だったということが後で分かった。

 体験したかった人たちは、ちょっと落胆気味だったようであるが「次回を楽しみにする」と嵯峨野路散策へと足を向けたのであった。

◆嵯峨野はまるで映画村

 京都・嵯峨野は第2の映画村とも言われている。それだけ京都で作られる時代劇の多くは、嵯峨野を撮影場所にしている。
 とりわけ大覚寺=写真、その隣の大沢池は時代劇ファンならば、誰もが知る時代劇の聖地なのである。ここもあそこもあのシーンに登場した所だーと感じる事が出来るはずである。嵯峨野はまさに、そんな時代劇撮影の宝庫のような土地なのである。

嵯峨野 10.jpg
写真・化野念仏寺

 甘酒や熱燗で休憩した後、落柿舎を見学して二尊院、祇王寺、化野念仏寺を回り、歩いてたどり着いた最終地は大覚寺であった。参道の両脇には広い敷地に建つ大きな住宅が並んでいた。

 ここに到着した頃、メンバーの多くは足はかなりの疲れを感じていた。まず見学しょうと思った、大覚寺の隣にある大沢池に水がない。
 水抜きされた池をお金を出して見学するのもバカげているし、それは断念した。

嵯峨野 12.jpg
嵯峨野 13.jpg
写真・大覚寺

 何も記者の影響ではないが、「歌を歩く」は毎回、行く先々で観覧料などをケチっている。
 かつて法隆寺では拝観料が千円を超えると聞いて、即座に無料の場所だけを見て回ることにしたほどである。
 大阪・堺市にある仁徳天皇陵を訪ねた際には、出会った観光客に「あっちの施設は無料ですよ」と、わざわざ教えてもらったほど徹底している。

嵯峨野 6.jpg
写真・松尾芭蕉の弟子・向井去来の草庵であった落柿舎

 大沢池の北西隅に放生池という池がある。その2つの池を隔てる堤もまた、時代劇にしばしば登場する聖地である。
 そこへ行けなかったのは残念であったが、今秋にはリベンジしてみたい。さらには依然と〈まずい〉を食べてみたい、と言い続ける人もいる。

◆今秋の嵯峨野路第2弾は滝口寺へ。

 蛇足ながら、今秋の嵯峨野路Part2では、市川由紀乃さん(キングレコード)がアルバムに収録している「横笛物語」に出てくる滝口寺を訪ねる。
 この物語は建礼門院(平重盛の妹)に仕えていた横笛が舞を披露する姿を目にした重盛の部下である斎藤時頼が、その美しさと舞の見事さに一目惚れしてしまうことから始まる。
 しかし身分の違いから父親に反対された時頼は未練を断ち切るために、滝口入道と名乗って仏門に入る。
 横笛は時頼に会うこともままならず、ついには病に倒れて死んでしまう、という悲しい物語でもある。

 そしてもう1曲。浅田あつこさんがデビュー10周年記念曲として18年前に出した「紅い川」も嵯峨野を歌った作品である。歌では紅葉した木の葉が川を埋め尽くす美しい情景を感じさせる。
 そうした嵯峨野を体験するために今秋、再び出かける。








nice!(2) 

浅田あつこ、川口哲也の「うたごえスタジオかわぐち」でミニライブ [イベント]

◆歌手浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年1月15日、大阪府八尾市のカラオケ喫茶店「うたごえスタジオかわぐち」でミニライブを開き、22年12月発売の「海峡雪しぐれ」と、カップリングの「西成の櫻(はな)」などを歌った。

浅田あつこ 22.jpg
写真・新曲も好調な浅田あつこ


 うたごえスタジオかわぐちは歌手、川口哲也(日本クラウン)が経営しており、今年で開店して13年になる。最近では毎月、第3日曜日に「川口哲也のパーティー」を開き、カラオケを楽しんでもらうと共に歌手を招いてミニライブを開いている。

川口哲也・浅田あつこ 12.jpg
写真・浅田あつこと川口哲也

 この日のゲストは多くの人に愛されている笑顔いっぱいの浅田あつこ。1月24日には51歳の誕生日を迎える。
 まずは去年暮れに約3年ぶりに発売した新曲「海峡雪しぐれ」を披露した。悲しく切ないおんな心を歌う。
 「ものすごいええやろ。いい曲を頂きました。今まで(コロナのために)仕事らしい仕事も出来ひんかったけど、支えてくれたのは『あっちゃん、待ってるで〜』の声でした」
 と言って笑顔を振りまいた。

浅田あつこ 12.jpg
写真・笑顔いっぱいに歌う浅田あつこ

 カップリングに収録されているのは、大阪・西成を舞台に歌う人生の応援歌「西成の櫻(はな)」。彼女には珍しい男歌で「ストレスを発散して元気になれる歌です」と、メイン曲と併せてアピール。
 このほか前作の「米原の雪」18年前のデビュー10周年記念曲「紅い川」も聴かせた。

 歌い終わって浅田は「今年は益々力を付けて、うさぎのようにピョンピョンと飛び回っていきます」と元気なところを見せていた。

獅子舞 12.jpg
獅子舞 22.jpg
写真・今年も幸多かれと獅子舞も

 またライブに先駆けて獅子舞が披露され、新年を祝う豪華弁当と一緒に正月の雰囲気を盛り上げていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[浅田あつこ オフィシャルサイト]
http://www.anchi.tv/top.html
[うたごえスタジオかわぐち オフィシャルサイト]
http://kawaguchi-tetsuya.com/index.html








nice!(2) 
共通テーマ:音楽

光岡洋、30回連続のディナーショー ゲストに斉藤功ら 大阪ガーデンパレス [イベント]

◆デビュー40年の歌手光岡洋(日本クラウン)が30回連続というクリスマスディナーショーを2022年12月25日、大阪市淀川区のホテル、大阪ガーデンパレスで開いた。オリジナル曲・カバー曲併せて全14曲を歌った。ゲストにはギタリストの斉藤功を迎え名演奏ぶりを聴かせた。ほかに福島はじめ(同)大川ゆり(同)川井聖子(同)も出演した。

光岡洋 3.jpg
写真・連続30回のディナーショーを開いた光岡洋


 光岡洋は鹿児島県出身で、同県甑島を舞台にした「島立ちの春」をはじめ「野郎船」などオリジナル曲を歌ったほか、斉藤功のギター演奏で「男の友情」を福島はじめと共に歌うシーンも。

 この「男のー」は、作曲家船村徹の盟友で作詞家の高野公男が生前にノートの最後のページに書き遺したと言われる作品で、「船村門下生の誰もが歌いたがる」(斉藤)名曲として知られている。

光岡洋 2.jpg
光岡洋 4.jpg
写真・光岡洋

 光岡はまた、カバー曲でも「アメリカ橋」「街の灯」などを聴かせて彼の魅力を存分に魅せた。

 斉藤は「リンゴ追分」(美空ひばり)「愛燦燦」(同)時代劇鬼平犯科帳でお馴染みの「インスピレーション」(ジプシーキング)をギターとバイオリンの協奏で聴かせた。
 また光岡の歌と福島の三味線、伊勢智代・魚住智美のデュオによるバックコーラスによる「風雪ながれ旅」(北島三郎)を、さらには福島の歌で「細雪」(五木ひろし)も演奏した。

斉藤功.jpg
写真・斉藤功
光岡洋 6.jpg
光岡洋 5.jpg
福島はじめ 1.jpg
写真・斉藤のギターで歌う光岡と福島

 尊敬する斉藤とのコラボを演じた光岡は「若い頃から斉藤先生のギターには常に励まされてきました」と感慨深げであった。

福島はじめ め 2.jpg
写真・福島はじめ
大川ゆり.jpg
写真・大川ゆり
川井聖子.jpg
写真・川井聖子

 福島はじめ「相馬明日酒」大川ゆりは「花結び」川井聖子は「大和恋歌」といった最新曲などをそれぞれ3曲を歌った。
 バックコーラスで花を添えた伊勢・魚住の2人は、澄み切った声でクリスマスソング3曲をメドレーで歌うコーナーも見せて、観客を楽しませていた。

 また立神真知子(ウイングジャパン)叶望(日本コロムビア)瀬戸忠の3人が有情出演。元看護師の立神は「価値ある別離~End of love~」を歌った。
 これより先、一般参加のカラオケ発表会も開かれ、光岡の「島立ちの春」などが歌われた。

伊勢・魚住.jpg
写真・素晴らしい歌声を聴かせたバックコーラスの伊勢(右)と魚住

 光岡は「30回連続しての記念すべきディナーショーにたくさんの人に来て頂いた事は感無量です。1曲1曲を精魂込めて歌いました。この日を皆さんの心の片隅に残してもらえると嬉しいです」と話し、最後に「居酒屋人情」「よかにせ節」を歌った。


写真・今年の活躍が期待される光岡洋

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(2) 
共通テーマ:音楽