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2019年の音楽ストリーミング配信、前年比1.6倍以上に拡大  邦楽の再生回数は2倍以上  GfK Japan調べ [音楽配信]

音楽ストリーミング配信の再生回数は前年の1.6倍以上に拡大している。GfK Japan(東京:中野区)が、主要音楽ストリーミング配信サイトでの再生実績データを基に、2019年の音楽ストリーミング配信の市場動向をまとめた。邦楽の再生回数は前年の2倍以上にもなり、年間再生回数1億回以上の楽曲は3タイトルもあるなど、市場は引き続き拡大している。

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 音楽ストリーミング配信市場をGfK Japanは「ストリーミング配信の認知拡大に伴い年々成長しており、2019年の再生回数は前年の1.6倍超となった(図1)」としている。
 調査は、主要ストリーミング音楽配信サイトにおける、19年(18年12月31日-19年12月29日)の再生実績に基づき推計した。
集計対象音楽配信サイトは、Amazon Music Unlimited、Apple Music、AWA、dミュージック、Google Play Music、KKBOX、LINE MUSIC、Rakuten Music、RecMusic、Spotify(2019年12月末時点)。

 楽曲では「Pretender/Official髭男dism」「白日/King Gnu」「マリーゴールド/あいみょん」の3曲が、いずれも年間再生回数1億回以上を記録した。
 GfK Japanでは「SEKAI NO OWARI、back number、平井堅、小田和正、ゆず、WANIMA、BUMP OF CHCKEN、Perfume、星野源、嵐、L’Arc〜en〜Ciel 、サザンオールスターズといったアーティストによる全曲一斉解禁や過去作品の解禁が話題となり、市場は大きな盛り上がりをみせた」としている。

 邦楽・洋楽・アジアの分類別(図2)では、いずれも前年の再生回数を上回った中で、邦楽は前年の2倍以上と著しい成長を記録した。
 同社では「大ヒット曲の出現や邦楽アーティストによる配信楽曲の増加が背景にあるとみられる」と分析している。分類別の再生回数構成比では邦楽が7割強に達し、洋楽が2割弱、K-POPを含むアジアが1割であった。

 年間再生回数の上位10タイトルのうち8タイトルは、年間1億回再生に達した3アーティストの楽曲で、残り2タイトルには「まちがいさがし/菅田将暉」「パプリカ/ Foorin」といった話題曲がランクインしている。
 18年の上位10タイトルのうち邦楽は8タイトルだったが、19年では全10タイトルを邦楽が占め「邦楽を聞くユーザーにおけるストリーミング配信利用の広がりがうかがえる」(GfK Japan)結果となっている。








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