関西歌謡大賞大阪地区予選会(主催・日本レコード商組合関西支部、関西レコード商組合連合会)が、2011年9月4日、大阪市城東区のクレオ大阪東で行われた。261人の出場者は午後8時を過ぎる頃まで、16曲の課題曲に挑戦していた。



 前日の兵庫地区に続くもので、この日は京都地区でも予選会が開催された。
 大阪地区は午前11時前から、参加者による課題曲「愛されていたい」(オルリコ)の歌唱から始まり、途中、ゲストコーナーをはさんで16曲の課題曲すべてが終わったのは、午後9時近くだった。

 ゲストは宮崎県出身の姉妹デュオ・黒木姉妹と現役女子高生演歌歌手のカレンが出演した。
 まず黒木姉妹が「泣かんとよ」「恋していいですか」「燃えちゃろか」の3曲を歌った。課題曲に選ばれたのは関西を舞台に歌う新曲の「恋していいですか」。
 「自分たちの曲を歌ってもらえるのは、まるで審査されているようで緊張しますね」と話していた。



 カレンはデビュー曲の「泣くなオカメちゃん」と新曲の「大阪恋歌」、カップリングの「大阪恋うた」の3曲を披露。
 8月まで関西100間武者修行を展開していたので、馴染みの人たちも多く、すっかり関西の歌手のように振る舞っていたが、カラオケ大会では同じ女子高校生も歌唱するなど「私よりも上手い人がいたらどうしよう」と、緊張した様子だった。



 9月11日には和歌山地区の予選会が和歌山市民会館市民ホールで開かれることになっている。
 地区予選会での上位入賞者は、9月23日、大阪・心斎橋のBIG CATで開かれる最終選考会に出場する。