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入山アキ子、兵庫・川西市で歌う 第32回川西歌の祭典 [イベント]

◆歌も看護も心からーー。その心が通じたのか、歌手入山アキ子の約30分の歌唱コーナーが終わるとCDの即売コーナーには次々と女性のファンが詰めかけ、CDやグッズを買い求める光景が見られた。写真撮影を求める人たちも多かった。2024年6月16日、入山は兵庫県川西市のアステ川西(市民プラザ)で市政70周年を記念して開かれた「第32回川西歌の祭典」に特別ゲストとして出演した。

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写真・第32回川西歌の祭典で歌う入山アキ子


 オープニング曲は「一泊二日」。歌い続ける最新曲のこれは、間もなく発売して3年目を迎えようとしている彼女の顔でもある。

 この日の司会者から「妖しいタイトル」と紹介された通りであるが、「最初は旅行会社のPRソングかと思った」という人も会場にはいたほど、簡単明瞭ながらインパクトのあるタイトルである。
 通常は発売して半年から1年で新曲を出すのが通例のレコード業界であるが、「たくさんの人に聴いてもらい」と、今なお歌い続けているのである。

 去年には名ギタリストとして知られる斉藤功の演奏によるギターバージョンの「一泊二日」もアルバム収録曲としてリリースしている。このイベントのコーナーではエンディングで披露した。

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写真・ザンザの時代がやって来た

 2曲目に歌ったのは「ザンザ岬」。2008年リリースのテイチクからのデビュー曲である。ザンザとは打ち寄せる荒波の音。今、このフレーズを取り入れた演歌を歌う歌手が増えている。ザンザの時代がやって来たのかもしれない。

 そんなウェーブを感じた訳ではないだろうが、入山はこの楽曲を新たにレコーディングし直したニューバージョンを8月7日に出す。歌に登場する稚内の観光大使になっている事やCDで聴きたい人がいるからだという。

 その新譜は同曲をはじめ3曲が収録される。和歌山を舞台にした「紀淡海峡」(14年)もその1曲で、歌の祭典では「ザンザ岬」に次いで聴かせた。
 「一緒に歩いてきたマネージャーが亡くなった年にリリースしましたが、1人になってもしっかりと前を向いて歩いていきたいーーと歌うこの楽曲は私自身を元気付けてくれました」と入山。

 和歌山はやはり観光大使を務める土地でもある。

■笑って元気で幸せに

 元看護師だけあって、歌うほかにさまざまな健康サービスを提供している。健康体操もそのひとつ。
 この日も「一泊二日」のカップリング曲の「わたしのふる里」では、軽快な音楽に合わせて硬くなった体をほぐして血行を良くする体操を客席の人たちと一緒にしてみせた。

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写真・健康体操で歌う「わたしのふる里」

 「笑っていると幸せ感があふれてきます。百歳まで元気に生きましょう」
 と、笑顔で7曲を歌ってステージを後にした。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/








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KOBE流行歌ライブ VOL.223 木下結子・葵かを里・山西アカリ・山田壽一が出演 「ノラ」への想いを木下 8月から入場料500円値上げを発表 [ライブ]

◆デビュー40年の木下結子、20年の葵かを里、10年の山田壽一と節目の3人、それにソロ2年目の若い山西アカリが、それぞれの歌世界を披露した第223回KOBE流行歌ライブは、2024年6月13日、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ホールで開かれた。

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写真・第223回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 「ノラ」のオリジナル歌手で知られる木下結子は、「6日に亡くなった門倉有希さんがこの歌をカバーしなければ、今も私が歌い続けていることはなかったかもしれない」と、50歳という若さで逝った彼女をKOBE流行歌ライブのステージで悼んだ。

 ライブが開かれた6月13日は奇しくも門倉有希の告別式が都内の斎場で行われた日であった。木下はこの日に合わせるかのように、「ノラ」について語り始めた。

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写真・最新曲「百滝桜」を歌う木下結子

 木下が大阪弁で大阪の女を歌った「放されて」でデビューしたのは1984(昭和59)年。それから5年目に発売したのが「ノラ」であった。

 9年後の1998年には門倉がアレンジを変えて「ノラ」を発売している。80万枚を超えるヒットになった。木下の「ノラ」と門倉のそれは微妙にアレンジが違うというが、多くの人がその作品の存在を初めて知ったのは、門倉に寄るところが大きい。

 「その時、私の『ノラ』はすでに廃盤になっていましたから」と木下は明かしている。しかし門倉の「ノラ」がヒットしたのに乗じて、木下が所属していた日本コロムビアは「ノラ」を再リリースしている。

 木下は「ノラをもう1度、世の中に出して蘇くれたのは門倉さんのお陰でした。これからもオリジナル歌手として大切に、この楽曲を歌っていきたい」
 と、話して自らの「ノラ」を歌った。

 流行歌ライブでは出演者それぞれが自分の持ち時間の中で最新曲や代表曲をアピールする。木下はこの日のトリを務めたが、自分の時間を120パーセント利用して、歌と語りで自らの存在感を示し、他を圧倒するというベテランぶりを見せのであった。

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写真・葵かを里
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写真・山西アカリ

 葵かを里は20周年記念曲「城端曳山祭」など5曲を歌い、舞いながら歌う演歌歌手としての存在をアピールした。
 また山西アカリはソロデビューして2度目のKOBE流行歌ライブの出演。5月に出した「紀ノ川よ」などを歌った。

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写真・風の盆の男踊りを披露する山田壽一

 演歌・歌謡曲の歌手としてのキャリアはまだ10年だが前身の民謡歌手時代から数えると50年近くになるベテランである山田壽一は、独特の高音を響かせて富山の風の盆をモチーフにした新曲「風の盆哀歌」を披露した。

■入場料値上げへ

 KOBE流行歌ライブではこの日、開演前に実行委員の岡本金丸さんから、入場料を今年8月から現行の3千円から3千500円に値上げすることが報告され、岡本さんは「断腸の思いですが、ご理解を頂きたい。今後も皆さんの期待に応える良いライブを行なっていきたい」と、話した。








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恋川いろは、ホテルセイリュウで歌う 大阪平野の夜景にご満悦 [イベント]

◆歌手恋川いろはが2024年6月12日、大阪府東大阪市のホテルセイリュウで開かれた団体の懇親会で「あだなさけ夢のからくり」(作詞・朝比奈京仔、作曲・徳久広司、編曲・矢田部 正)をはじめ5曲を歌い、大きな拍手を受けていた。終演後はホテルの展望テラスで大阪平野の夜景を楽しんでいた。

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写真・片肌を脱いだいろはスタイルで


 「神奈川から軽自動車で歌いにやって来ました」客席を回りながら恋川がこう告げると、その頑張りぶりにCDを購入する人が続出。新たな仕事の話も持ち上がったりしていた。
 また「北空港」などをデュエットして参加者を楽しませた。

 恋川は日舞、鷹峯流師範の鷹峯春蝶を経て、2019年に恋川いろはとしてテイチクエンタテインメントからメジャーデビュー。21年からは日本クラウンに移籍している。

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写真・「魅せられて」をカバー

 この日は「あだなさけ夢のからくり」のほか「昼顔ボレロ」「見返り本牧II」のオリジナル曲を披露すると共に、「人生一路」など美空ひばりのナンバーをメドレーでカバーした。

 ジュディ・オングの「魅せられて」のカバーでは、あの両手を広げて見せるきらびやかなコスチュームを真似た衣装でステージに上がって客席を魅了していた。

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写真・夜景をバックに

 終演後はホテルが21年から設けている展望テラス「東大阪スカイテラス」で、あべのハルカスや六甲山系までも遠望できる大阪の夜景を楽しんだ。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[恋川いろは オフィシャルサイト]
https://koikawairoha.com/








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浅田あつこ、30周年記念曲「道行き」発売記念ライブ 全15曲を歌唱 大阪・ROCKTOWN [イベント]

◆歌手浅田あつこが1994年に「想い花」でデビューしてから今年で30年を迎えている。それを記念してニューシングル「道行き」(作詞・もず唱平、作曲・弦哲也、編曲・南郷達也)を2024年6月4日に発売。それのお披露目ライブが6月11日、大阪・あべののライブハウス、ROCKTOWNで開かれた。会場には15周年記念曲も手がけている作詞家もず唱平も顔を見せ、激励を送っていた。

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写真・新曲「道行き」を披露する浅田あつこ


 オープニング曲はもちろん新曲「道行き」であった。
 最愛の男と遊郭を足抜けした遊女の物語である。連れ戻されると殺される。それでも生きた証を残したいーーと、南へ南へと泉州路を走る2人。もず唱平が得意とする廓ものである。
 この日は叶わなかったが、浅田あつこがジャケット・ポスター用の写真で着たのは真っ赤な花魁衣装であった。歌もさることながら、衣装への注目度も高い。

 これを見ることが出来るかも、と期待した来場者も多かったはずである。しかし「大人ひとりを背負っているくらいに重たくて、そのうえ高価」(浅田)だという。限られた時間で何曲も歌うライブでは無理だと判断したのであろう。

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写真・前半は真っ赤なドレスで

 オープニングは紅いドレスで、後半は黒のドレスで臨んだ。
 それに代わる衣装を、今、大阪府立泉尾工業高等学校ファッション工学科の生徒たちが製作してくれているという。今秋にもそれを着て歌う姿が見られそうである。

 30周年を迎えた今を浅田は「皆さんと迎えることが出来て、ありがとうございます。毎日が楽しくて、幸せに生活しています」と、トレードマークの笑顔を見せてくれた。
 そんな彼女だから周りが放ってはおかない。それを示すかのように客席からは終始、あっちゃんコールが飛んでいた。

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写真・たくさんの応援を受けての30周年

 熱い応援はデビュー当時からそうであったようだ。
 「デビューした翌年、第2回小豆島ルネサンス新人歌謡大賞でグランプリを受賞したんですが、ラジオのリスナーさんが応募してくれて参加したイベントでした。優勝賞金は百万円で、審査員のひとりであった石川さゆりさんからは着物をもらうというサプライズもありました。周りの人たちの盛り上げで今日がある」と浅田。

 作詞家のもずも応援者のひとりだろう。浅田は「いつも娘のように気にかけて下さっています」とし、「記念曲『道行き』を提供してもらったことは、すごく幸せです」と頭を下げていた。

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写真・涙ながらに歌う

 この日はまた、普段のライブではあまり聴かない「恋待花」(1998年)も、ギタリストのきっしゃんのギター演奏で歌ってみせた。
 父親の通夜に顔を見ながら歌って聴かせたという1曲で、「やっぱり泣いてしまいました」と、涙をにじませながの歌唱に会場は一瞬静まり返っていた。

 最後は「道行き」をもう1度、フルコーラスで聴かせて、アンコールではもず唱平作詞の「河内おんなのバラッド」で締めくくった。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[浅田あつこ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/asada.html








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入山アキ子、関西県人会総会で8月リリースのニューバージョンシングルをアピール [イベント]

◆世界3位に選ばれた山口県の関西山口県同郷会(神足泰弘会長)の第135回総会・懇親会が2024年6月8日、大阪市内のホテルで開かれ、「一泊二日」が好調な同県美祢市出身の歌手入山アキ子も出席。8月に発売されるニューバージョンのシングルのアピールをした。

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写真・山口市市長(右)美祢市市長(左)とのスリーショットの入山アキ子


 総会には村岡開政山口県知事代理の永富直山口県総合企画部長はじめ伊蔵和貴山口市市長、池田豊防府市市長、篠田洋司美祢市市長様、井原健太郎柳井市市長、花田彦阿武町町長、谷元治山口県大阪事務所所長ら12人の来賓を含む250人が参加して行われた。

 来賓の挨拶のあと、ふるさと紹介などが行われた。山口県酒造組合は地酒の試飲コーナーを設けて出席者に振る舞っていた。地元食品メーカーや各市町による特産品の販売、空くじなしの抽選会なども行われた。
 入山アキ子は前日まで関西キャンペーンで大阪市内に滞在していたことから出席することになった。その抽選会では特等の阪急フェリー招待券が当たり、運の良さを見せた。

 入山はまた、伊藤山口市市長と篠田美祢市市長に8月発売のニューバージョンシングルへの応援を依頼した。
 「伊藤・篠田の両市長は共に、市長になられる前からのお付き合いで、人柄、熱意も素晴らしく、10年以上前から入山アキ子を応援して頂いています」

 これとは別に入山は10月27、28の両日に、「入山アキ子と行く山口ミステリー開運バスツアー」を、1泊2日で予定している。ツアーでは山口市内と、初めて美祢市内でのコンサートも行う。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/








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入山アキ子、大阪・岸和田のラジオ放送に生出演 [ラジオ]

◆大阪府岸和田市にあるラヂオきしわだで10年間も続く長寿番組「むんむのやってるデー フライデー」は、パーソナリティのシンガーソングライターでもあるむんむさんの過激なほどパンチがあるMCが人気である。2024年6月7日の番組のゲストに歌手の入山アキ子が生出演した。

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写真・入山アキ子(手前)とむんむさん


 ラヂオきしわだが午後8時をお知らせしますー。静かに時報が流れたのに続いて、むんむさんが「兄ちゃんも姉ちゃんも8時やで〜 8時やで〜」と、賑やかに何度も8時が繰り返して伝える。
 番組は冒頭から賑やかに始まった。ゲストの入山アキ子は、しばらく圧倒されっぱなしで、その後は笑いが堪えられない様子であった。

 後援会のメンバーの紹介で出演が決まった。
 番組ではまず「歌も看護も心から」をモットーにしている、看護師を辞めて35歳で歌手になった「異色の歌手」と紹介された。続いて入山が歌手なった経緯などを話した。

 「カラオケイベントに出たのがきっかけで歌手としてスタートしました。最初は埼玉・東京とふる里の山口を行ったり来たりで、経歴を生かして病院で歌うことを始めました」

 看護師のキャリアを生かした歌手のスタートだった。

 「山口では1週間に10数ヶ所の病院を回って歌うこともあつて、皆さん喜んでくださるんです。最近では私の誕生日の9月9日にちなんで、1年間に99ヶ所を訪問しようと目標を立てて動いています」

 人柄なんだろうか、入山が柔和な笑顔を見せると、会う人誰もが笑顔になって元気になってくれるという。賑やかなトークが売りのむんむさんも、番組の途中からすっかりと〈親戚〉のような表情になってしまった。

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写真・岸和田に新しい<親戚>が出来てニッコリの入山

 プライベートでは何をしているのーーの質問に入山は・・・。

 「皆さんで集まって歌の集いをやりましょう、と一緒に歌を楽しむことを始めました。昔から絵を描くのが好きで水彩で龍を描いています」
 ところが入山流というか、プライベートをすべて仕事にしてしまっているから、仕事が趣味のようなもの。

 「喉に良くないですから」と禁酒してもう18年に。看護師時代には良く飲んでいたという。そんなことも放送では話していた。
 番組が終わってから、禁を解くのはどんな時か、と尋ねてみた。「引退するとか、何か大きな事ががあったときかな・・・」










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新川めぐみ、3年ぶりの新曲「哀しい口紅」 女性の代弁者として歌っていきたい [インタビュー]

◆3年ぶりの新曲「哀しい口紅」(作詞・さくらちさと、作曲・弦哲也、編曲・矢野立美)は今まで以上に思い入れの強い作品ですーー。歌手新川めぐみは開口一番、こう切り出した。女性に共感してもらえる歌を、と希望して出来上がったもので、哀しく沈んだ顔を口紅・化粧で隠す女性心理を突いている。「これからは名曲『ノラ』のような世界を歌っていきたい」ともいう。

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写真・3年ぶりの新曲に意欲を見せる新川めぐみ


 日本クラウンに復帰して5作目のシングル「哀しい口紅」を2024年5月8日にリリースした。
 哀しい顔を他人に見せたくない強がりな女性が主人公である。それはまさに新川自身でもあるという。「化粧で誤魔化そうと、哀しみが募るほどそれは厚くなり、お酒で紛らわせたりするようになる」

 毎日の生活の中で心に残った言葉や思い浮かんだフレーズを小まめにメモするのが、ここ最近の習慣になっているという。そのノートに書き留められた言葉に共通するキーワードは女性の代弁者である。
 「女性の心のうちを伝えられるものを歌いたいんです。メモはそのためのもの。カラオケで歌うだけでなく、演歌や歌謡曲を知らない人の耳にも届くような、そんな歌を目指したい」

 そうした遠大な想いを描き続けている彼女はデビュー18年になる。現在のレコード会社に復帰してしばらくしてからだろうか、レコード会社のディレクターなどに作品に対して自分の想いを話せるようになったという。
 それまではあてがいぶちの作品を言われるがままに、カラオケでたくさん歌ってもらえるようにと歌っていたが、それではダメと悟った。

 自分の想いを作品にぶつける事で、チャートのランキングは上がったし、自然とカラオケ発表会で歌われる機会も多くなった。
 机上の空論のような作品と歌唱では伝わらない事を実証したかのようである。

 カップリングの「銀座舟歌」も、哀しみを化粧で隠す、幸せとは縁が薄い女性の心理を歌った同系統の作品である。
 これを作詞した冬弓(ふゆみ)ちひろは、前作のカップリング曲「夜の海峡」に続いて詞を書いているが、新川について「今回の新曲を境にグッと大人っぽくなりました」と評していた。

 事実、新川は「大人の女性を演出するために色っぽい化粧と衣装でジャケットやポスターの写真撮影に臨んだ」といい、口紅も普段は使わない真っ赤な色を選んだという。

 その彼女が目指すのは「6月6日に亡くなられた門倉有希さんが歌った『ノラ』のような歌世界を歌っていく」ことだという。
 今日とあすは京阪神のショッピングセンターでインストアキャンペーンでその姿を見せる。


動画・哀しみを化粧で隠して生きる女性の本音を歌う新川めぐからのメッセージ

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[新川めぐみ オフィシャルサイト]
https://office-m-site.co.jp/
[新川めぐみ 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shinkawa/news?ima=3825








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入山アキ子、「一泊二日」姫路市でキャンペーン CDショップも訪問 [イベント]

◆歌手入山アキ子が2024年6月6日、兵庫県姫路市で最新曲「一泊二日」のキャンペーンを行った。

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写真・姫路のうず家で歌う入山アキ子


 ほぼ満席のJR姫路駅近くにある小料理屋、うず家では、オープニングでアルバムに収録されている「一泊二日 ギターバージョン」を、エンディングでは「一泊二日」を歌った。さらには客のリクエストに応える形で、「星降る街角」(敏いとうとハッピー&ブルー)など4曲を披露した。

 プリンセスプリンセスの「M」を、といったリクエストにも「初めて歌いますが・・・」と、言いながらも難なくこなしていた。
 オリジナル曲の中からは08年のデビュー曲「ザンザ岬」や、悪女シリーズ第2弾の「みだれ舞い」(19年)も聴かせた。

 これに先駆けて姫路駅前のみゆき通り商店街の中にあるCDショップ.、姫路レコードと姫路ミヤコみゆき通り本店の2店舗を訪問。8月7日に発売される「ザンザ岬 / 紀淡海峡 / 秋芳洞愛歌」のニューシングルの案内をした。

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写真・姫路レコードで
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写真・姫路ミヤコみゆき通り本店で

 ザンザ岬は08年、紀淡海峡と秋芳洞愛歌は14年にリリースしたものだが、新録音のニューバージョンで、ザンザはニューアレンジでもある。
 いずれの楽曲も北海道・稚内ふるさと大使、和歌山市・加太夕陽鯛使、山口県・美祢市ふるさと交流大使 / 山口ふるさと大使と、各自治体の観光大使を努めている地域を歌ったものであることから選曲した。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/








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前川清、藤山直美と新歌舞伎座で芝居と歌謡ショー [イベント]

◆開場65周年を記念した前川清と藤山直美の新歌舞伎座公演を2024年6月3日、午前11時からの昼の部を観た。

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写真・フリーフォトタイムで歌う前川清


 1部はふたりの芝居「だいこん役者」2部は歌謡ショー「前川清オンステージ」。途中、30分間の休憩が2度ある。オンステージは45分間とコンパクトで、ファン目線の前川ならではの写真タイムで半分近く時間を割いている。

 だいこん役者と呼ばれ自信喪失気味の前川演じる川上恋次郎とその女房唄子(藤山直美)の旅芸人一座が、和歌山・白浜の國松座にやって来て繰り広げられるてんやわんやの喜劇である。

 台詞を覚えるのが苦手な前川の、いつも通りのすっとぼけた演技が笑いを誘う。しっかり者の女房を演じる藤山の、素と演技の境目が分からない程の好演ぶりが、前川とのコンビネーションを滑らかにしている。

 地域開発を目的に立ち退きを迫られる国松座に、恋次郎一座の座員たちも将来を案じて戦々恐々。
 そんな中で恋次郎と一膳飯屋の百合絵(田畑智子)の不倫疑惑に唄子も心を乱す。

 前川の「せめて今夜だけは」でオープンしたオンステージでは、冒頭に前川が「ヒット曲が多すぎるのも考えもの」とジョークで笑わせるのも彼のショーならでは。

 クールファイブ時代から数えて55年の歌手生活も、その約半分がソロとしての時代である。この間、いろんな人との出会いが彼の歌の幅を広げた。
 この日はそんな中から3曲を披露した。「涙」は中島みゆきの作詞・作曲であるし、「雪列車」は世界の坂本龍一が作曲した。そして「ひまわり」はシンガーソングライターで俳優の福山雅治が作詞・作曲をしている。

 写真フリータイムではステージでの歌唱に続いて、客席にも降りて歌うといったサービスぶり。
 「長崎は今日も雨だった」「逢わずに愛して」「噂の女」「中の島ブルース」「東京砂漠」「そして神戸」と、ヒット曲の数々を聴かせて、カメラに収まっていた。
 公演は6月25日まで。








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ムード歌謡で昭和へタイムスリップ 千葉一夫、木下結子、入山アキ子、三浦潤平が魅惑の歌声 「ライブ!懐かしのムード歌謡」 [イベント]

◆演歌歌手の千葉一夫がオープニングで夜の大人の世界を魅惑的に歌った。ムード歌謡の代表曲、ロス・インディオスの「コモエスタ赤坂」(1968年)。これに続いて木下結子、入山アキ子、三浦潤平も懐かしい歌の数々を聴かせた。2024年6月2日、大阪・八尾市の歌ごえスタジオかわぐちで開かれた第2回「ライブ!懐かしのムード歌謡」は、この曲で観客を一気に昭和の世界にタイムスリップさせた。

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写真・千葉一夫と木下結子
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写真・千葉一夫と入山アキ子


 オープニングで千葉の「コモエスタ赤坂」に続いて、入山アキ子の「抱擁」(箱崎晋一郎)三浦潤平が「そんな夕子にほれました」(増位山太志郎)木下結子が「別れの朝」(高橋真梨子)を順に歌って。ムード歌謡の魅力を語った。

 かつてはクラブやキャバレーでムード歌謡を歌い、今も自らのステージでカバーするというオープニングで登場した千葉一夫は「演出して歌う演歌と違って地の自分で歌える」と、その魅力を話した。

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写真・木下結子と三浦潤平
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写真・入山アキ子と三浦潤平

 入山アキ子はまた、ここ数年自身のライブで〈オトコウタ〉に挑戦し続けていることもあって「男と女の人間模様にキュンキュンしています」、三浦潤平は「子どもの頃に歌っていた憧れの大人の世界ですね」。木下も「大人の夜の世界をイメージします」など、それぞれのムード歌謡年への想いを語っていた。

 ムード歌謡と言えば甘いデュエットソングが定番になっている。今回も大人のムードいっぱいの4曲を聴かせてくれた。
 まずは三浦と入山はカラオケでも定番曲の「今夜は離さない」(橋幸夫&安倍律子)を歌うと、千葉と木下は「女性(ひと)は愛に生きる」(三浦弘とハニーナイツ)を。
 今度はパートナーを変えて三浦と木下が「東京めぐり愛」(琴風豪規・石川さゆり)千葉は入山と「東京ナイトクラブ」(松尾和子&フランク永井)を歌と、場内はもう夜の雰囲気に。

■誰もが思い出いっぱい

 この後、それぞれのオリジナル曲を披露するコーナーを挟んで、最後はこれは歌いたいー。そんな出演者のとっておきのムード歌謡を2曲ずつ歌った。
 千葉が選んだのは「新潟ブルース」(美川憲一、1967年)と「宗右衛門町ブルース」(平和勝次とダークホース、1972年)。新潟ーは68年にリリースされた「釧路の夜」と共に彼の大好きな曲。「よく歌っていました。昭和に還ったようで、いい思い出になりました」と話していた。

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写真・千葉一夫

 2度目の出演で歌唱力の高さで知られる木下結子は「放されて」「ノラ」「ウヰスキー」などの代表曲があるデビュー40年のベテラン。
 退廃的なムードが漂う、とっておきの「カスバの女」(緑川アコ、1967年)では、木下の新たな世界を感じさせていた。さらに「逢いたくて逢いたくて」(園まり)でも独自の歌世界を聴かせて「とても楽しいイベントでした」と、笑顔を見せていた。

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写真・木下結子

 和服姿でムード歌謡に挑戦した入山アキ子は、看護師を経て歌の世界へ入った。歌も看護も心からーをモットーに人に寄り添う歌を届け続けている。
 そんな入山のとっておきは「夜の銀狐」(斉条史朗、1969年度)と「そんな女のひとりごと」(増位山太志郎、1977年)。
 夜のーは彼女が生まれた年に発売されたヒット曲だし、そんな女ーは父親がよく歌っていたという思い出深い1曲で、入山は「増位山さんのキーで一緒に歌わせてもらった思い出があります」とにっこり。

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写真・入山アキ子

 三浦潤平は「君は心の妻だから」(鶴岡雅義と東京ロマンチカ、1969年)と「男と女の破片(かけら)」(前川清、1991年)を選んだ。
 彼がまだ幼稚園に通う頃に三輪車に乗りながらよく歌っていたのが鶴岡雅義と東京ロマンチカの歌。君はーもその1曲であった。

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写真・三浦潤平

 2年ぶりに再会した木下と入山は終演後、動画撮影に応じて、ムード歌謡ライブについて話し合ってもらった。


※次回の開催は8月25日。出演予定は長保有紀、越前二郎、浅田あつこ、六本木ひろしの4人。

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写真・主催の歌ごえスタジオかわぐちの川口哲也さんと出演者たち








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津吹みゆ、演劇に意欲 新曲は哀しいエピソードがいっぱいのなみだ橋を舞台の「会津なみだ橋」 [インタビュー]

◆ 歌手津吹みゆが2024年5月31日、京都リビングエフエム(FM845)で毎週金曜日午後4時から放送のトーク番組、Saoriと林田夏美夏がパーソナリティを務める「はるいろ いろいろ」に初めてスタジオ出演して、今年1月にリリースした新曲「会津なみだ橋」の魅力をアピールすると共に、このところ意欲をみせている演劇について語った。

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写真・番組で笑顔で話す津吹みゆ


 津吹みゆは2015年に地元福島を舞台にした「会津・山の神」で、日本クラウンから18歳でデビューしている。番組の1分間自己紹介コーナーでは、デビュー曲をアカペラで歌うなどして、「このコーナーで歌を歌ったのは初めて」とパーソナリティのSaoriを驚かせていていた。

 彼女は大衆演劇や宝塚歌劇の大ファンで知られているが、5月はちょっとした演劇にチャレンジの1ヶ月であったようだ。
 「もともと時代劇とか宝塚歌劇がすごく好きだったんですが、ご縁をもらって、自分のコンサートで速水映人さんと一緒にコメディーのお芝居をさせていただきました」

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写真・大好きな芝居に胸を躍らせる

 5月中旬には東京・銀座の博品館劇場で4日間で計6公演に渡って、竹久夢二生誕140年を記念した芝居に挑戦している。

 「これは芝居オンリーで、歌はありませんでした。1幕と2幕で役が変わって、2幕では初めて立ち回りをさせてもらいました。小さい頃から水戸黄門に登場する、格好良くて美しいお銀さんになるのが夢だったんです」

 「出来る事ならお銀さんのようにくの一になりたかったんです。今回は町娘役でしたが、大切な人を守るために戦うという設定でした」
 「イチから立ち回りを教えてもらって、稽古の日から本番の最後まで、すごく楽しかったし、勉強になりました」

 こうした演劇・芝居の体験が本来の歌の仕事に役立ったようでもある。

 「演じながら、この場面、見たことある〜とワクワクしていたんですが、自分の歌のステージに持ち帰った時に、所作だったり目線ひとつ取っても、お客様の受け取り方が変わってくるという事をこの舞台で演じることで感じました。そんなところを意識して、今後に活かして行けたらなあ、と思っています」

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写真・パーソナリティの林田からプレゼントをもらって大喜び

 その歌の新曲では久しぶりに地元福島を舞台に歌っている。

 「『会津なみだ橋』がそれです。会津若松に実際にある柳橋がその橋で、通称なみだ橋と呼ばれています。そこを舞台に女性の恋心を歌った、とっても素敵な作品です。タイトルと同じ、♪ 会津なみだ橋 〜 から始まる歌詞がとても好きなんです。たくさん歌って、聴いてくんせ〜 」

 番組では津吹の福島弁と林田・Saoriの但馬弁が行われ


なみだ橋は多くの哀しさをみつめてきた橋(1問1答)

ーー 柳橋がなみだ橋と言われる由来はなんですか。

津吹 戊辰戦争の時に会津藩の方が斬られて亡くなった場所であったり、結構悲しい歴史があるんですよ。また捕らえられたキリシタンの信者が処刑された場所でもあったようですね。
 罪を犯した人が橋のそばにある井戸の水で水盃を交わして、別れを惜しんだとも言われています。そういった悲しい歴史がある場所でもあるから、なみだ橋と言われるようになったそうです。

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写真・なみだ橋には悲しいエピソードが詰まっています

ーー そう言った歴史上の事は歌には入っていませんよね。

津吹 入っていませんが、どうしてここを舞台にしたんですか、もっといい所があるんじゃないんですか、と訊いたんです。するとディレクターさんは「ほかの人が舞台にしていない所でヒットは生まれるんだ」という説明でした。

ーー なみだ橋って福島で有名な場所なんですか。

津吹 地元の方は知っておられるでしょうが、知られていないと思います。私は同じ福島県でもちょっと離れている所の出身なんですが、知らなかったです。
 橋といっても小さいんですよ。意識しなければ見逃してしまうくらいです。橋の四つ角には大きな柳の木があって、ドラマにも、絵になりそうな場所です。川はきれいな水が穏やかに流れていて、水草が揺れています。


動画・なみだ橋(柳橋)について話してもらいしました

[津吹みゆ オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/tsubukiMiyu/top.html
[津吹みゆ 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/tsubuki/news?ima=0926








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はやぶさ、王道のムード歌謡が人気 ニュームード歌謡の「赤坂レイニー・ナイト」 [インタビュー]

◆赤坂、一ツ木通り、薬研坂ーー。ムード歌謡の聖地とも言える東京の地名が散りばめられた、新世代歌謡グループ、はやぶさの日本クラウン移籍第2弾の「赤坂レイニー・ナイト」が、「王道に立ち返ったムード歌謡」と好評である。2024年2月の発売前から予約キャンペーンを展開するなど、リリース後はチャート1位を獲得。「初めてステージを見た人たちも、ショーの終わりには口ずさんでくれている」ほど。ムード歌謡復活へ向けて期待が大きい。

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写真・はやぶさの2人(ヒカル=左=とヤマト)


 「赤坂レイニー・ナイト」は鶴岡雅義と東京ロマンチカの名曲「小樽のひとよ」などを作曲し、ムード歌謡のレジェンドとも言われる鶴岡雅義の手によって作曲された。まさにこれぞムード歌謡ーといった作品なのである。

 はやぶさは元々、ムード歌謡を歌う歌謡グループとして「ヨコハマ横恋慕」で2012年にデビューしている。
 鶴岡雅義とはやぶさは、14年に発売された「ロマンティック東京」(ビクターエンタテインメント)が初顔合わせの楽曲であった。「鶴岡先生のメロディーに、かず翼先生の歌詩が乗ってムード満点」となった作品である。

 この前年、はやぶさはファースト・アルバム「歌謡カヴァーソングス」(6曲を収録)を出しているが、この中で鶴岡の代表作である「小樽のひとよ」を収録した。「これの発売記念イベントに鶴岡先生に来て頂いたんです。それが翌年の『ロマンティック東京』につながった訳です」

 デビュー当時のはやぶさはメインヴォーカルのヒカルヤマトショウヤ(体調不良で18年に引退)の3人で歌っていた。グループは演歌歌手を目指していたヒカルと、幼い頃から石原裕次郎が大好きでムード歌謡を歌ってきたヤマトといった違いもあった。

 そうした違いも生かして、ムード歌謡をはじめ多彩な楽曲に挑戦して、幅広いファン層を獲得していった。

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写真・大阪発流行歌ライブで歌うはやぶさ(2024年5月15日)

 クラウンへの移籍第1弾は23年2月に出した「外苑西通り」であった。やはり鶴岡による作曲作品である。これに際してヒカルは、例えば語尾をはっきりと表現する演歌とは違う、ムード歌謡独特の声の出し方になどについてレッスンを受けている。
 「歌いじりがじビブラートであったり、声のボリュームも演歌とは全く違うし、戸惑いを感じる事ばかりでした」

 ヤマトも「逆に僕が演歌を歌えと言われると、同じように困惑していたでしょうから、大変だったと思います」と同情する。

 悩んでいるヒカルに鶴岡は東京ロマンチカのヴォーカルだった三条正人の話を聞かせた。三条は1967年に東京ロマンチカに加入して、メインヴォーカルとして「小樽のひとよ」を歌って大ヒットさせている。
 「三条さんも元々は演歌を歌っていたそうで、東京ロマンチカに入ってから苦労してソフトな、あのムードたっぷりな歌い方に変えたというんです。それを聞いて僕ももっと勉強しなければ、と決意を新たにしたんです」

 元東京ロマンチカのメンバーでもあった歌手の浜博也も彼らに「ムード歌謡は聴いている人の邪魔をしない事だよ」とアドバイスを送っている。
 「この言葉も心に刺さりました」とヒカル
 これでもかと言うほどに歌い込まずに、さらりとソフトに聴かせる。ムード歌謡の真髄かもしれないと。

 小学生の時から石原裕次郎の歌を歌っていたというヤマト。そんな歌手になりたい、と夢を描いていた彼にとって鶴岡メロディーは「言葉にはし辛いけれど、古賀メロディーを受け継ぎラテン音楽の影響も受けて、目に見えない独特のムードを作り出しておられます」と、称える。

 誰にでも経験がある、人を恋しく想う心と人に寄り添うような柔らかなメロディーが運んでくれる優しい歌詞。それがムード歌謡だとはやぶさの2人は新たなムード歌謡への挑戦を今、始めたばかりである。


動画・ニュームード歌謡への意気込みを語るはやぶさ

 今年7月31日にはクラウン移籍後初のアルバムを発売する。はやぶさ・大滝ひかる・駿河ヤマトが三つ巴になって歌う、そのタイトルもズバリ「三つ巴」。はやぶさのムード歌謡、ヒカルの演歌、ヤマトのムード歌謡と、ソロも含めて全10曲を収録する。


[はやぶさ オフィシャルサイト]
https://8823.click/
[はやぶさ 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/hayabusa/news?ima=0718&ct=ryuko








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エクシング、大阪でもJOYSOUND X1シリーズの新モデルをお披露目 [新製品]

◆ジョイサウンドのブランドで知られる通信カラオケのエクシング(本社・名古屋市瑞穂区、水谷靖社長)は2024年5月22日に発表して、今夏に発売を予定しているナイト市場に向けての新機種「JOYSOUND X1」(JS-NX10)の発表展示会を28日、大阪市内のホテルで開いた。

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写真・新機種の説明をする係員(ウエスティンホテル大阪で)


 カラオケパブ・スナックなどのナイト市場に特化した業務用通信カラオケの新機種で、高感度でクリアな音質で歌いやすさを向上させ、臨場感と歌い心地の良さを実現したという。
 それを可能したのはデジタルコンデンサーマイクやハイレゾ対応の最新パワーアンプを採用したことにある。

 新搭載のカラオケ専用生音源「X-LebenⅡ」では、31万曲以上の豊富な楽曲を搭載したほか、日本フィルハーモニー交響楽団の世界的奏者の演奏を音源化している。

 オプションの「RecTV forJOYSOUND」を利用すると、レコチョク提供の公式ミュージックビデオやライブ映像4万3000曲以上が見放題で、プレイリスト機能を使うと演歌・歌謡曲や90年代のヒット曲、アニメソングなどの楽曲を連続再生出来る。

 歌うだけでなくスマートフォンにつなげるだけで、「早押しクイズ」コミュニケーションゲーム「マーダーミステリー」や人気の「人狼ゲーム」などナイトシーンを盛り上げるコンテンツも盛り込んでいる。

 大雨の悪天候にも関わらず、大阪会場には200人を上回る特約店やカラオケ店などの人たちが訪れて、よりクリアになった音質を実際ににカラオケを歌って確かめていた。
 また、東京・大阪で同じ歌唱空間を共有出来ることも実演して見せていた。

 展示会はきょう29日に名古屋市で開催されるほか仙台、札幌、福岡でも順に行われる。








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新ユニット「OSAKAスリー」が発足  大阪・梅田でお披露目ライブ 浪花の〈純烈〉へ [ライブ]

◆民謡歌手の坂崎守寛、シンガーソングライターで作詞・作曲家の舞ゆうじ、演歌歌手の森川大輔の、いずれも関西で活動する3人によって新たなユニット「OSAKAスリー」が結成され、そのお披露目ライブが2024年5月27日、大阪・梅田のジャズハウス、ロイヤルホースで開かれた。揃いのTシャツ姿でそれぞれのオリジナル曲を3人で歌った。将来はオリジナル曲もリリースか。

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写真・OSAKAスリー


 ライブは関西発歌謡曲応援の会の特別バージョンとして行われた。
 坂崎守寛、舞ゆうじ、森川大輔がまずはそれぞれの最新曲を歌って自己紹介をした。
 坂崎は自身のキャッチフレーズをそのままタイトルにした歌謡曲「浪花の若大将」でアピール。舞は浅田あつこへ提供している「西成の櫻(はな)」をギターの弾き語りをして「専門は曲を作ることですが、選んでもらって光栄です」。
 森川は日本コロムビア移籍第2弾の「横浜アバンチュール」を歌った。

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写真・坂崎守寛

 関西民謡界の若手、坂崎守寛は従来の民謡に留まらず、自らが初めて作詞と作曲をしたという、アップテンポなロック調なオリジナル曲「イナズマ」を、17歳の高校生が弾く津軽三味線に合わせて初披露。
 「この楽曲をOSAKAスリーのライブで育てて行きたい。将来は着物でロックフェスにも出てみたい」

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写真・舞ゆうじ

 舞ゆうじは18歳で上京して吉幾三のミュージックスクールで勉強した経験を持つこともあって、この日は吉の「酔歌」のほか、寺尾聰の「ルビーの指輪」をカバーした。
 関西在住で自らの門下生でもある歌手、伊東さちこに提供した「月下美人」、19年前に他界したという父親の出身地の大分県を舞台に歌ったオリジナル曲「こころの故郷」も披露した。

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写真・森川大輔

 森川大輔はサラリーマンを経て、母親が作詞した「天空の城 竹田城」で歌手デビューしている。日本コロムビアに移籍してから出した2枚のシングルのカップリング曲である「大阪レイニーブルー」「酒ごころ」を歌ってアピールした。

 最後に揃いのTシャツ姿で3人は「今まで別々に活動してきましたが、一緒に歌う事で大いに刺激を受けました。頼れる仲間が出来ました」と、これからの活動への意欲みせた。

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写真・女性ゲストを交えて全員で
左端が松浦ゆみ、右端が妃月洋子

 OSAKAスリーは今後、ラジオ出演やライブなどを予定している。この日のライブにはまた、松浦ゆみ、妃月洋子がゲスト出演して華を添えた。








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「源氏物語」の紫式部ゆかりの石山寺へ 第36回歌を歩く [イベント]

◆大阪からJR新快速電車で約45分で最寄駅の石山駅に着く。瀬田川沿いにある目的地の石山寺へはここから歩いて約40分である。2020年7月の第1回目の京都・きぬかけの路から前回の神戸・布引の滝・灘五郷を巡った、35回に渡るコースの中で最も短いコースであった。24年5月25日の歌の舞台を歩いて訪ねる大人の遠足、「歌を歩く」の36回目は「源氏物語」の作者である紫式部ゆかりの石山寺を訪ねた。

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写真・石山寺の門前に立つ参加者
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写真・境内には平安の雅を感じさせる演出も


 先の見えない山道を歩いたり、猛暑の中を汗びっしょりになってただひたすら目的地を目指したり、と今まで「歌を歩く」は、さまざまな環境の中で歌の聖地を歩いて訪ねてきた。歩いて歩いてとにかく歩くことを目的にした大人の遠足なのである。

 目的地をどこにするかを決めたり、そこにまつわる歌を選定するのはすべて「Music news jp」の編集長であるボクが行っている。ただし現地でのナビゲーターはその都度、参加者の誰かに任せて、ボクはぶらぶら歩いて写真を撮るだけ、と決め込んでいる。

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写真・京阪石山坂本線に沿って住宅街の道を歩く
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写真・御陵神社前で。壬申の乱で敗北した、天智天皇の長子である大友皇子(弘文天皇)を祭神として祀っている
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写真・イロハモミジ(Google調べ)が綺麗な新幹線の線路脇にある住友活機園。住友財閥2代総理事・伊庭貞剛(近江源氏佐々木氏支流伊庭氏の一族)が引退後に居住した邸宅。活機とは俗世を離れながらも人情の機微に通じること

 さて、今回は平安時代の歌人で作家である紫式部が超大作のラブストーリー「源氏物語」を書き始めた場所とされている滋賀・大津市の石山寺をその〈聖地〉とした。

 午前10時30分にJR大阪駅中央改札近くに集合して、45分発の新快速に乗った。石山駅は京都駅からは新快速で2つ目の駅である。普段は降りることもない所だ。

 到着するともう昼前。すぐに食事をする店を探すことにした。腹ごしらえをしないと歩けない。
 しかしこれといった店がないので、石山寺まで行って門前にあるであろう食堂に入ることにした。探し当てた店の中は混み合っていて、しばらく待って席についた。
 注文したのは天ぷらそば。まずますの味に満足する。

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写真・門前の食堂で天ぷらそば
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写真・食堂の軒下にはツバメの姿も

 満腹になったところで、いよいよ寺へ入る。入山料が600円。「にゅうざんりょう」であって、「いりやまりょう」ではない。本堂や多宝塔、毘沙門堂などを見ながら瀬田川、そこに架かる瀬田の唐橋をバックに記念撮影。

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写真・たくさんの人が詰めかけていた本堂
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写真・紫式部の源氏の間を再現

 本堂には今から千年前に紫式部が「源氏物語」を書いた源氏の間を再現して見せてくれている人気のコーナーもあった。

 平安の昔は観光客もいないから、もっともっと静かで物語を書くには良い環境であったのであろう。

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写真・境内には巨木も数多く見られた
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写真・瀬田川をバック

 参拝の後、再びJR石山駅を目指したが、今度は「市街地のSカーブを走る京阪電車に乗る」といった提案もあって、わずか2駅であるが電車に乗った。

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写真・乗ったのは去年劇場公開されたアニメ映画「響け!ユーフォニアム」のラッピング車両であった
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写真・石山駅近くの市街地を走る京阪石山坂本線の車内から
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写真・水分補給は忘れないようにね~

 
※次回は6月23日に決定。行き先は成世昌平さんの「三十石船哀歌」をテーマに、大阪・枚方から京都・伏見を目指して歩きます。








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第246回歌謡曲応援の会、7人が最新曲を披露 [ライブ]

◆横浜や千葉から来阪した歌手を含め7人が出演した第246回歌謡曲応援の会が2024年5月22日、大阪・梅田のジャズハウス、ロイヤルホースで開かれた。

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写真・勢ぞろいした出演者たち


 出演したのは青山慶彦、尼乃旭(あまのひかる)太秦こうじ、あずみ万里子・松本久茂、宮坂志乃、山田リエの7人。

 青山慶彦は電気メーカーを退職後に歌謡界に入り、今は歌手と共に歌と話し方の講師も兼任している83歳。
 「道ひとすじ」「めぐり逢うために」などを歌った。

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写真・青山慶彦
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写真・尼乃旭

 尼乃旭はこの日、唯一の和服姿での歌唱。代表作としている「心願」のほか「浅野内匠頭」などを歌った。近く映画にも出演するとアピールしていた。

 太秦こうじは京都・太秦にある自身のカラオケ店で定期ライブを開催中。京都・嵐山を舞台にした「愛の嵐山」「流れ雲」などを歌った。

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写真・太秦こうじ

 横浜からやって来たあずみ万里子は、この日披露した「貴方へのメッセージ」「汐入川秘恋」の新曲2曲の発表会を4月に大阪市内で開いたばかり。デビュー15周年を記念したもの。

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写真・あずみ万里子
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写真・松本久茂

 あずみの新曲を書いたのは建築家でシンガーソングライターの松本久茂。その発表会は自ら設計した大阪市内のビル内で開いている。
 あずみの新曲のもう1曲の「この想いあなたに」をピアノで弾き語りをしたほか、自身のアルバム「First」に収録している「夜のカメリア」も歌唱した。

 千葉からの宮坂志乃は華道など15種の資格を持ち、元は老人ホームの栄養士もしていたほど。この日は歌手デビュー曲の「雪蛍」その続編で好きな2人が結ばれる「こころの花」などを歌った。

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写真・宮坂志乃
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写真・山田リエ

 山田リエは婚活コミュニケーションひろば・結婚相談所を運営するほか、結婚式プロデュース、MCも行う。歌手は最も新しい5つ目の仕事だという。
 オリジナル曲「相生橋ビジット」「時のいたずら」などを歌った。








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第222回KOBE流行歌ライブ、芸能生活60周年の湯原昌幸と藤井香愛、原田波人、城山みつきが出演 [ライブ]

◆ 第1回開催から20年目に突入しているKOBE流行歌ライブの第222回公演が2024年5月16日、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ボールで開かれた。芸能生活60周年を迎えている湯原昌幸が出演。たきのえいじ作詞、杉本眞人作曲の「人生半分」などを歌い、自らの歌手人生もまだ半ばである事を示した。共演した藤井香愛、原田波人、城山みつきの3人はいずれもデビュー10年未満の若手。大先輩のステージは若い3人にとって励みになったようだ。

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写真・4人の出演者たち


 17歳で歌手デビューした湯原昌幸は、グループサウンズ(GS)のスウィング・ウエストでヴォーカルの力を磨くが、その時のヒット曲が「雨のバラード」。ソロになってそれをリメークしたところ、さらに大ヒットとなって今では代表曲である。
 それから50余年。観客の多くはそれを待ち望んでいた。

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写真・湯原昌幸

 GSにちなんで「花の首飾り」(ザ・タイガース)「バラ色の雲」(ヴィレッジ・シンガーズ)「あの時君は若かった」(ザ・スパイダース)「好きさ好きさ好きさ」(ザ・カーナビーツ)と、60年代のGS作品をメドレーした。
 最後は新曲の「たそがれロマン」で締めくくった。


 藤井香愛はデビュー6年目。不動産会社での勤務などを経て、30歳を前に歌手デビューの夢を掴んでいる。〈かわい〜〉のコールが飛び交う中、前作の「夢告鳥」から歌った。次の「一夜桃色」は4枚目のシングルで、22年の輝く日本レコード大賞日本作曲家協会選奨受賞曲でもある。

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写真・藤井香愛

 自身のコーナー、最後の曲は今年4月に出したばかりの6枚目のシングル「純情レボリューション」であった。
 男の勝手で弄ばれるような女じゃないわよ、見くびらないでーと、格好良く啖呵を切る女性が主人公。あっ〜胸がすっきりしたーといった声が聞こえてきそうな1曲である。


 原田波人はデビュー3年目。この日のメインコーナーのトップバッターであった。歌唱に先駆けて響き渡ったのが、このところKOBE流行歌ライブの合言葉にもなっている〈KOBE流行歌ライブ〜サイコ〜〜!〉の叫び声。
 デビュー第2弾の「偽りのくちびる」(22年)から歌った。

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写真・原田波人

 今年3月に出したのが「万燈籠」。原田は「原点回帰した女歌です」という。実は彼が歌手としてデビューする大きなきっかけとなったNHKのど自慢に出場した際に歌った曲が長山洋子の「蜩ーひぐらしー」であったのだ。
 その女歌に戻った新曲「万燈籠」は、あの日告白された「好きだよ」の言葉が忘れられずに想い悩む女性を、この日の出演者の中で最も若い21歳が歌った。


 城山みつきは推薦曲コーナーでの出演。デビュー9年目で、今年2月に5年ぶりの新曲を出した。デビュー以来、作曲家弦哲也に曲を書いてもらうのが夢であったという。

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写真・城山みつき

 それがかなったのが新曲「慟哭の海」である。「この曲のダイナミックなスケール感を味わって欲しいです」と城山。カップリングの「男のほまれ」も歌った。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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第319回大阪発流行歌ライブ、葵かを里、幸田和也、寺本圭佑、はやぶさ、ブルーの5組が出演 [ライブ]

葵かを里、幸田和也、寺本圭佑、はやぶさ、ブルーの5組が出演した第319回大阪発流行歌ライブが2024年5月15日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。男性出演者4組に混じって唯ひとり女性の葵かを里。流行歌ライブで初めてのトリと合わせて、緊張の中にも嬉しさは隠せないようであった。

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写真・勢ぞろいした出演者たち


 デビュー20周年を迎えている葵かを里は、新曲を発売する度に出演している大阪発流行歌ライブで初のトリを務めた。5組の出演者の中で唯一の女性でもあった。
 舞ながら歌う演歌歌手の異名を取る彼女には、日本舞踊の芙蓉香という名前がある。さらに最近では自ら歌う楽曲の作曲も手がけており、作曲家としての筆名である茶野香と、3つの名前を使い分ける多彩な人である。

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写真・葵かを里

 ライブではまず10周年記念曲「二月堂」から歌った。奈良を舞台とした作品である。彼女にはもう1作、奈良を歌った楽曲がある。前作の「吉野千本桜」という義経と静御前の悲恋の物語であり、この作品では現地で桜木の植樹も行っている。
 作曲家茶野香の作品をメドレーで紹介したほか、最後は20周年記念の新曲「城端 曳山祭」も披露した。


 大阪・羽曳野市出身の幸田和也はデビュー16年になる。大阪市内でカラオケスナックを経営しながら歌手活動をしていたが、レコード会社の誘いもあって拠点を大阪から東京へ移して10年になるという。
 今年2月に同ライブのホリデージャパンスペシャルに出演している。4月には大阪市内で開かれたレコード会社主催の歌謡フェスタにも出演するなど、地元大阪での活動も活発である。

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写真・幸田和也

 新曲のカップリング曲「秋の別れ」から披露した。大阪にも馴染みがあるチョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」大阪市出身で23年前に亡くなった河島英五の代表曲「酒と泪と男と女」をカバー。
 新曲は前作までとガラッと趣を変えた、ムードたっぷりな「哀しみのシルエット」。「3連のリズムの楽曲が欲しい、といった希望がかなった」作品で、多くの人たちから好評だという。


 歌う宅配便とまで呼ばれる寺本圭佑は、出来るだけ皆さんの身近な所で歌いたいーと、1年間の多くを全国各地で行うライブやコンサートで費やしている。
 奈良市出身でデビュー15年目を迎えたばかり。デビュー時は奈良出身らしく〈東大寺四郎〉と名乗っていた。シンガーソングライター、小田純平の門下生としてメキメキ力を付けて、提供された楽曲は28曲にもなる。門下の優等生でもある。

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写真・寺本圭佑

 その寺本が大きく変わったと言われるようになったのは2021年リリースの「望郷本線」からで、これを境に歌手としての存在感を高めることになった。
 この日はこれと共に次作の「折鶴夜曲 〜おりづるやきょく〜 」(2022年)そして今年4月に発売したばかりの「ほおずり」と、いずれも聴くものが涙するもいう〈泣きの3部作〉とされる作品を聴かせた。


 大滝ひかる駿河ヤマトによるデュオのはやぶさ。ムード歌謡を歌うグループとして2012年にデビューしている。22年に日本クラウンに移籍しており、それぞれソロとしての活動も始めている。
 大滝が「あの日の花吹雪」駿河の「ズルい男に乾杯!!」と、それぞれのソロデビュー曲を披露して、大滝の演歌、駿河のムード歌謡といった具合に得意分野を明確にした。

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写真・はやぶさ

 もちろんはやぶさとしての新曲「赤坂レイニー・ナイト」(24年2月)も披露した。雨の赤坂で別れた人を想う切ない女心を歌う3連のムード歌謡。鶴岡雅義が「はやぶさのために書きます」と作曲したもの。
 赤坂は「ムード歌謡の聖地でもある」(はやぶさ)ことから、ムード歌謡グループとしての本領発揮を狙っている。
 彼らのコーナーの最後は「岩壁の母」。「知り合いでもなかった2人を急速に近づけたのがこの作品でした」とか。


 推薦曲コーナーに出演したのはブルー。去年4月に発売した「ノスタルジックな~もう恋なんてできないと思っていたのに~」を歌った。

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写真・ブルー

 20年に出した「ノスタルジックな」の続編だという。CDには「夏影」「或る人の物語」も収録している。

※写真・記事の無断使用はお断りします。

[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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琴音けい子、大衆演劇の〈劇団雷照〉の雷照威吹姫座長の舞に合わせて歌を披露 [イベント]

◆大阪・豊中市の阪急庄内天満座で2024年5月18日、「第1回阪急庄内まつり 歌謡ヒットパレード」が開かれた。

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写真・琴音けい子


 在阪の米沢ひでかず、小芝陽子、ハン・ウギョン、小島さち、清水英彰、琴音けい子が出演。最新曲や大衆演劇の役者が歌に合わせて踊る添え舞いも披露した。

 今年、カラオケ喫茶店カラオケホール琴音(兵庫県丹波篠山市)の開店1周年を迎える琴音けい子は、最新曲の「おおさかシネマ」のほか、民話「鶴の恩返し」をモチーフに島津亜矢が歌っている「おつう」を情感たっぷりに歌った。

 阪急庄内天満座は大衆演劇専用劇場として14年に豊中市庄内にオープンしたが、17年に同市内の商業ビル・サンパテオの3階に移転している。

 新たな試みとして歌謡ショーを大衆演劇の前イベントとして盛り込んだ。主催者は「継続して開催したい」と話している。

 この日は人気の劇団雷照(座長・雷照威吹姫)の団員が交互に歌手の歌唱に合わせて踊りを見せた。
 雷照威吹姫は琴音が歌う「花わずらい」に合わせて舞った。









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寺本圭佑、歌う宅配便が涙の宅配便に 新曲「ほおずり」 実話3部作の第3弾が話題に 賞レースに意欲 [インタビュー]

「望郷本線」「折鶴夜曲 〜おりづるやきょく〜」に次いで、実話3部作の第3弾として歌手寺本圭佑が2024年4月に発売した「ほおすり」(作詞・鮫島琉星、作曲・小田純平、編曲・矢田部正)が話題になっている。この楽曲を担当したフリーの音楽ディレクターの実体験を元に書かれた作品で、通夜から出棺までの間、棺に横たわる母親と息子の2人だけの会話を描いている。休みなく全国でライブ・コンサートを開いて〈歌の宅配便〉と呼ばれてきたが、この3部作では〈涙の宅配便〉と改名されそうなほど、聴く人の涙を誘う。

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写真・年末の賞レースに意欲を見せる寺本圭佑


 発売をやめた方がいいのでは。歌詞を変えた方がいいよーーなど、今までになかった歌詞だけに、制作陣の間では喧喧諤諤のやり取りがあった。
 「作詞家の鮫島さんが寺本にこれをどうしても歌って欲しい、と強力に押されたこともあって、ゴーサインが出ました」と寺本圭佑

 決して暗く歌うのではなく、明るく歌うことで陥りがちな陰気さをなくした。
 歌は母親の髪の毛を撫でて頬擦りするところで終わり、最後に出棺の合図を示すクラクションの音が静かに響く。

 確かにこうした内容の楽曲は今までになかった。肉親の通夜を体験した人にとってはそのシーンが蘇ってくるだろうし、そうではない20代や30代の若い世代の人たちも「子どもを持つ親として切なさを感じます」と感想を話しているほどである。

 誰もが迎えなければいけない親の死であるが、少なからず母親との別れは「一本刀土俵入り」「瞼の母」など母ものの歌の例を出すまでもなく、多くの人の涙を誘う。

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写真・5月の大阪発流行歌ライブで歌う

 寺本圭佑の歌唱は21年6月に出した「望郷本線」を境に変化した、と言われている。歌に説得力が感じられるようになったのである。

 師匠であるシンガーソングライター、小田純平から「歌は語るように、そして下手に、聴く人に言葉が伝わるように歌え」とアドバイスを受けたことがある。

 それが形となって現れたのが「望郷本線」からなのである。今まで以上に人々の心を揺さぶる歌唱が出来るようになった。
 寺本は2年前に父親を71歳で亡くしている。これが少なからず歌唱に影響を与えたとも思える。更に今作では「歌っていると、自然と目頭が熱く熱くなって来るんです」と明かす。

 「応援してくれている人たちのためにももっと頑張らなくては、と歌手としての意識も変わってきた」と寺本。
 それだけに今作では、主人公が母に寄せる切ない想いは聴き手にひしひしと伝わって来るのであろう。デビュー15年目にして掴んだ本物の歌手へのスタート地点に立ったようだ、

 23年の第55回日本作詩大賞では15作品がノミネートされたが、その中に鮫島琉星が作詞して寺本が歌った前作「折鶴夜曲~おりづるやきょく~」が入った。
 寺本は「今年も何らかの賞が取れるように頑張って歌っていきます」と、意欲を示している。




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