◆大阪府レコード商組合(角谷寛行組合長)が4月9日、大阪・西心斎橋の網元別館で平成21年度の定時総会を開いた。出席したのは加盟するCDショップのうち9店と、メーカー11社、卸会社など27人。

 角谷組合長が「5月から始まる関西歌謡大賞に全員で取り組んで、需要の盛り上げに取り組もう」と挨拶した。また、来賓を代表して日本レコード商組合関西支部長の村上與利一大蓄社長と、メーカー会「七日会」(13社)の幹事・青木正義EMIミュージックジャパン大阪営業所所長が祝辞を述べた。

 同商組が平成22年度の事業計画の目玉とするのは、5月から始まり、10月7日に兵庫県尼崎市・アルカイックホールで行われるカラオケ大会とスターパレードで幕を閉じる「関西歌謡大賞2010」。
 総会では、これの成功へ向けての一致団結が呼び掛けられた。

 今回も定時総会では、業界の悪化を指摘する声が多く聞かれた。
 全国でCDショップ、組合加盟店の減少が続いており、大阪府レコード商組合でも1994(平成6)年には232店舗の組合員があったが、現在は27店舗に減少している。