◆塩乃華織が、2010年6月6日、日本クラウンから「失恋美人」を発売して1年がたつのを記念したサマーディナーショーを、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で開いた。200人近いファンが詰めかけ、たくさんの声援が飛ぶ中「失恋美人」など20曲を歌った。

 ディナーショーは、昨年6月に「失恋美人」発売を記念して開いた後、12月にはクリスマスディナーショーを催しており、ほぼ半年きざみでの開催だ。

































 振袖姿で現れた塩乃は、「失恋美人」「じんわり酒」に続いて、西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」など雨にちなんだ5曲を歌った。
 さらに夏にふさわしい曲として渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」などを会場のテーブルを回りながら披露するなど、季節感あふれる演出をみせていた。

 作曲家でギターリストの井上善日居によるギターのソロ演奏も盛り込んだ。
 母親でマネージャーでもある勝本佐代子さんが大好きだという「津軽のふるさと」(美空ひばり)も、井上の伴奏で聴かせた。


 塩乃は、2002年に大学在学中に「カルメン」でデビューし、昨年6月に日本クラウンから「失恋美人/じんわり酒」を発売した。
 「こんな素敵な会場で1周年を祝い、歌えるとは思いませんでした。少し早すぎるステージかなと思いますが、たくさんの人たちに支えられてきょうのディナーショーを開くことが出来ました」

 このように感謝の気持ちを言葉にすると、目から自然と薄っすらと流れる涙。
 ハンカチで拭いながら、「もっとステップアップして、応援してもらえるように頑張ります」と、力強くあいさつ。



 最後に塩乃が大切な曲という「失恋美人」を歌い終わると、客席からはアンコール。それにに応えて再登場した塩乃は「これが華織の祭りだよ」と、北島三郎の「まつり」を歌って幕を閉じた。


[華織の日記]
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