1月も営業を開始して4日が過ぎ、七草の節句を迎えた。
「売上げは決して良くはないが、例年並のまずまずの出足になった」という。
店舗はJR駅近くの商店街の中にある好立地であることも影響しているが、確かに次々とお客が入ってきて、CDなどを買っている姿を多く見る。
演歌の品揃えが豊富であること謳っていることもあるのか、遠方からやって来る人たちも少なくないという。「ミュージックテープを求めて来店するお客さんも多いです」。
その野村社長は、もう30年も毎朝、自転車で同区内にある高野山真言宗のお寺、太融寺へお百度参りに出かけている。
そこで写したというのが、写真にある「一度きりの人生をどう生きるか 人生は死ぬまで勉強」という文字だ。
どのように人生を過ごし、生きるかは人それぞれである。「身を戒めて勉強を続けることによって、将来は開けてくる」と考えている。
それがこの色紙になったわけだ。
毎年、正月にシャッターを開けるその瞬間にも、そうした思いを忘れずにいる。