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あこや楽器(大阪・天満)、7月31日で閉店へ 大阪市内の地域CDショップは消滅 [CDショップ]

◆戦後間もない昭和24(1949)年の創業で、大阪市内で唯一の地域CDショップのあこや楽器(大阪市北区天神橋4丁目、野村茂夫社長)が、2021年7月31日で72年の歴史に幕を閉じる。

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看板に演歌日本一の文字も来月には消えてしまう


 大阪で一番の品揃え 演歌専門店ーのキャッチフレーズに、大阪府内各地から演歌ファンを集める一方で、30年近くに渡って大手電機メーカー のパナソニックでの職域販売も行ってきた。ところがこのところのCD不況に重ねて、1年半にも及ぶ新型コロナ騒動による影響を受けて閉店を決めた。

 社長の野村茂夫さん(97歳)が創業したあこや楽器は、警察官OBが経営していたという書店の店舗を買い取って始めている。当初は三味線や琴など邦楽器を販売するだけであったが、レコードを販売するようになるのは昭和35年から。まだSP盤が主流の頃であったという。

あこや楽器・店内.jpg
演歌の品ぞろえ一番がうりだった

 大阪で万博が開催された昭和45(1970)年頃から、レコード店はどことも急速に売上が上昇しており、同店も例外ではなかった。多店舗化を進めたのもこの時期からで、最盛期には門真店、関目店、中崎町店、高槻店、梅田・大丸店と、大阪市内などに支店を5店舗を出店した。

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2代目の野村幸雄さん(左)と妻の恵さん

 店を閉じるに際して常連客からは、これからCDはどこで買えばいいの、といった困惑の声も聞かれるが、後ろ髪を引かれる思いで閉店を決めた2代目の野村幸雄さんと妻の恵さんは「残念です。廃業の案内の葉書を顧客に送ったところ、惜しむ声と共に、たくさんの注文も頂きました。去年2月には中村美律子さんに来店頂き、歌も歌ってもらえたのは忘れられない思い出です」と、懐かしんでいた。

 老舗あこや楽器の閉店で大阪市内にある地域CDショップは存在しなくなり、CDショップの減少は歯止めが利かない。








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京都レコード商協組、Facebookでセミナー 「いいね」を増やすには [CDショップ]

◆京都府内のCDショップで作る京都府レコード商協同組合(清水英司理事長、13店)が2020年2月19日、京都市下京区の京都経済センターでFacebookセミナーを開き、閲覧者からの「いいね」の数を増やす方法などを学んだ。

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京都レコード商協組のFacebookセミナー


 京都レ商協組は去年9月に、組合員のCD/DVDショップが集まってクラシックから演歌、歌謡曲、ポップス、落語に純邦楽まで語り合うことで、広くその楽しさを知ってもらおうと、Facebookページ「京都と音楽・音都 クラシック、歌謡曲、演歌、カラオケなどCD/DVD」https://www.facebook.com/music.kyo/ )を開設している。

 Facebookセミナーは去年6月と9月に次いで3回目。今回は組合員7人が参加して、ページへの「いいね」の数を増やす方策などを学んだ。
 去年9月の開設以来、ページに「いいね」を付けた人の数は、当初の目標であった100件をクリアしている。この日は、それをさらに増やしていくための方法として、講師の京都コンピューターシステム事業協同組合の事務局を務める京なか(京都市下京区)の桂田佳代子社長から「友達にいいねをリクエストする」「いいねして欲しいページに、こちらからいいねをする」「投稿の内容・タイミングを見直す」などが提案された。

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「いいね」の数を増やす提案をする桂田・京なか社長

 また組合・加盟店舗のイベントと連動して、チラシ・POPで「いいね」で募ったり、組合員がそれぞれ個人のSNSで連携することで、ページの周知を図ることも話し合われた。

 今後もセミナーは継続していくが、Facebookページの運用をチェックするための「インサイト」を確かめながら、効果的な運用を進めて行くことも確認した。

 清水理事長は「現在の問題点と今後について勉強しました。インスタグラムやツィッターなど未知の世界のことも多く、道のりは険しいですが、皆さんの『いいね』が励みになります」と話していた。


[京都と音楽・音都 クラシック、歌謡曲、演歌、カラオケなどCD/DVD]
https://www.facebook.com/music.kyo/






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京都府レコード商協組、サックス&エレクトーン・インストゥルメンタルユニット大瀬戸千嶋をピックアップアーティストに  加盟店で強力アピール展開 [CDショップ]

京都府レコード商協同組合(理事長・清水英司音楽館清水屋社長)が3年前から組合加盟店での推薦アーティストに選定しているサックス&エレクトーン・インストゥルメンタルユニット大瀬戸千嶋を、2017年もピックアップアーティストとして、店頭でのアピールに力を入れている。

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大瀬戸千嶋を強力アピールする京都府レコード商協同組合の清水英司理事長(左)と展示コーナー

 大瀬戸千嶋は、広島県出身の大瀬戸嵩と山口県出身で広島県育ちの千嶋里志の2人からなるサックスとエレクトーンによるインストゥルメンタルユニット。2006年から広島を中心に活動を続けてきた https://youtu.be/1cljw7jF0tQ =大瀬戸千嶋 道めぐりフェスタin 呉(2015.6.6)。2017年4月2日には、10枚目のニューアルバム「Change」をインディーズリリースしたばかり。

 彼らの音楽は年代に関係なく幅広く支持されており、2016年には2度にわたる ホールコンサートを開催。ドイツなど海外でも公演を行い、高い支持を受けている。今年は「Change」の発売を受けて、6月10日の広島県・福山を皮切りに全国6会場でのライブツアーを予定している。京都では7月22日、ライブハウス都雅都雅(京都・下京)で開催することになっている。

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大瀬戸千嶋・Change.jpg











 また4月28日午後6時から、音楽館清水屋(京都市中京区河原町通蛸薬師上る)で「清水屋プレゼンツNEWアルバム<Change>発売記念ライブ」を開く。翌29日には京都駅ビル駅前広場(中央コンコース前)の特設ステージで、京都駅ビル20周年×京都鉄道博物館1周年イベント「THANKS LIVE in 京都駅ビル」 にゲスト出演して演奏を聴かせてくれることになっている。
 同京都駅前ライブは第1部が午後1時から2時30分まで、第2部が同3時から4時30分まで。

 このユニットを京都府レコード商組合が「ピックアップアーティスト2017」に選び、加盟13店舗の売り場で商品展示するとともにPVを映すなど、強力にアピールをし始めた。
 同協組ではかねてからインディーズアーティストを、全国で活躍するメジャーアーティストへ育てようと、推薦曲制度を採用して加盟店の店頭でのCD拡販などに乗り出している。

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4月28日にインストアライブが行われる京都・河原町のCDショップ音楽館清水屋

 このように京都レ協組では自らがアーティストを発掘して、全国へ押し出していくことで、再びショップの存在感を高めて行こうと力を入れている。また日本レコード商組合関西支部は、カラオケコンテスト・歌謡ショーのビック企画も行うなど、関西では今、停滞感が強いCDショップを元気づける活動が相次いでいる。

 大瀬戸千嶋はニューアルバム「Change」について「表題曲である『Change』はアルバムのラストを飾り、これまでのサウンドを感じさせつつ、次に向かう力強さを感じさせる曲となりました。アルバムはまさに<大瀬戸千嶋の広島インスト魂>を感じていただく1枚です」と自らの作品紹介に書いている。


[京都府レコード商協同組合]
http://www.music-kyoto.com/index.html
[大瀬戸千嶋 オフィシャルサイト]
http://www.oosedochishima.com/index.html



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ヤマブキレコードジョルノ堺東店  11月1日に新店舗へ移転 [CDショップ]

ヤマブキレコードジョルノ堺東店(堺市堺区三国ケ丘御幸通、ジョルノビル)が、新ビルへの建て替えに伴い、2016年11月1日、新店舗に移転する。

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 移転先は南海電鉄堺東駅前の堺東銀座商店街近くの堺市堺区中瓦町2丁3-8。移転に伴い店名もヤマブキレコード堺東店に変わる。
 同店は演歌・歌謡曲歌手の新曲キャンペーンが行われていることから、たくさんの演歌・歌謡曲ファンにも親しまれている。

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ジョルノビルで歌唱キャンペーンをする大沢桃子

 16年10月19日には徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、大沢桃子の新曲「恋する銀座」の歌唱キャンペーンが開かれており、会場いっぱいに<桃ちゃんコール>が響き渡っていた。

 1981年5月にオープンしたジョルノビルは、設備などの老朽化が進み、01年には核テナントだったダイエーが撤退している。16年末か17年初にもビルの除却工事に着手。17年度後半に新ビルに着工、20年度に完成する予定である。

 新ビルは地下2階地上24階建て、延べ4万7750平方メートル。地下2階に駐車場、地下1階から地上3階までに商業施設、4階以上は住宅にする。




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タワーレコードアリオ八尾店  2013年2月27日 グランドオープン [CDショップ]

タワーレコードが、2013年2月27日、大阪府内8店舗目の「タワーレコードアリオ八尾店」 = 写真・下 = を、大阪府八尾市の大型ショッピングセンター・アリオ八尾3階にオープンする。

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 店舗面積は約440平方メートル、在庫枚数は約4万枚。各ジャンルの専門バイヤーがセレクトするオールジャンルの品揃えをバラン スよく品ぞろえするという。
 とりわけ大人のための音楽を集めた「大人のJ-POP」コーナーを拡充させ、大阪エリアで人気の高いJ-PUNK、 J-REGGAEの取扱いも強化する。、

 地域密着型の店舗として、東大阪エリアに在住の顧客に音楽のある生活の楽 しさと魅力を提供し、アミューズメントスポットとしての店作りを目指す、としている。また、インストアイベントなども積極展開する計画だ。

 アリオ八尾は、近鉄八尾駅から徒歩約2分。全国のアリオの中でも最多のテナント数を誇っている。、


[タワーレコード アリオ八尾店]
http://tower.jp/store/kinki/arioyao
[タワーレコード ニュースリリース]
http://tower.jp/company/pressrelease/2013/01/01






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レコードショップひらせ(兵庫・三田)  同業店舗に出前キャンペーンを呼びかけ  店頭の元気が業界の元気に  11月には県内2店舗で実施へ [CDショップ]

◆演歌歌手はベテランなど一部を除いて、新曲を出すたびにCDショップの店頭でそれを披露する歌唱キャンペーンを行う。その場でCDを販売するなど、新曲宣伝のひとつとしてレコードメーカーも力を入れる。観客は無料で新曲の歌唱を生で聴くことができるから、多くのファンが集まってくる。ところが今、これを行うCDショップは数少ないという。たとえば兵庫県内では、定期的に歌唱キャンペーンを実施しているのは、三田市の「レコードショップひらせ」1店舗しかない。同店が今、キャンペーンを行っていないCDショップに向けて「出前の店頭キャンペーンをしませんか」と持ちかけている。会場となる店頭と販売するCDを用意すると、あとはすべて同店が代行する。斜陽産業とまで言われるCD販売界を元気づけようと企画したといい、11月にも神戸市内と明石市内のCDショップで初めての試みが予定されている。

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平瀬楽器/レコードショップひらせの店舗


 「店頭キャンペーンをやっていないレコードショップの店頭を借りて、キャンペーンやってみたらどうだろう」
 「ひらせ」(兵庫県三田市、平瀬友喜社長)のCDショップ部門「レコードショップひらせ」で店長をする平瀬允雄取締役の、そのようなふとした思いつきから、出前店頭キャンペーンはスタートした。

 平瀬さんは常日頃から「レコードショップが昔のような繁昌を取り戻すには、まず店頭が元気であるべきだ。そして受け身の経営では、じり貧になるだけ。しかも、せっかく店舗があるのに、それを生かして歌手の歌唱キャンペーンをやらないのはもったいない」と考え、自店でも機会あるごとに歌手を呼んでイベントを催してきた。

 店頭キャンペーンを行ってみると、客の反応は変わったという。
「いい反応、悪い反応の両方がありますが、お客様が反応してくれる話題を与えられただけでも成果と思っています」と、平瀬さんは前向きにとらえる。
 また積極的に行うことで、レコードメーカーからは「がんばっている販売店」と好印象で受け止められ、いろんな面で応援が得やすくなったとも。

店頭キャンペーンは自ら仕掛けて売る販促


 かつてヒット歌手のレコードが50万枚、100万枚と売れた時代には、店頭キャンペーンはごく普通に行われていた。ところがCDが売れなくなった今、店頭キャンペーンを行うCDショップは激減している。

 「量販店に押され、やる気をなくしている販売店がなんと多いことか。経営者が代替わりし、余力で商売をやっているのが現状のレコード店に求められているのは、コンサート会場やイベントでの即売という他人任せではなく、自分で宣伝しお客さんを集め、自分で手配した商品を売る店頭キャンペーンなんです」

 平瀬さんは、店頭キャンペーンを実施していなかったCDショップへ「一緒にやりましょう」と呼びかけた。
 やりたくても「機材が無い」「経験がないのでどうすれば良いかわからない」といった声も聞かれた。
 そこで提案したのは、歌手と音響設備(PA)の手配をはじめ、そのほか必要なことはすべて平瀬さんが用意する。店頭を提供する側には、当日販売する商品(CDなど)の手配と販売業務を任せる。CDを販売した利益は、すべて店舗側のものとするといった内容だ。

 「店に座っているだけではダメ。売るんです。そうすることで店頭が活性化し、県内さらには関西の業界全体が活気を取り戻してくる」

 相手は平瀬さんにとっては父親ほどの年齢差がある経営者ばかりだが、成果は必ず得られると強引に説得した。
 「快く提案に乗っていただいたかは分かりませんが、県内の2店舗で実施していいだけることになりました」

 今年11月にも、2店舗で店頭キャンペーンが実現することになった。レコードメーカーの協力も取り付けたという。

派生的メリットが大きい店頭キャンペーン


 店頭キャンペーンでのCD販売による収益以上に、そこから派生的に得られるメリットのほうが大きい。
 たとえば地域の人たちに歌手が来るCDショップとして知られると、カラオケ大会のゲスト歌手斡旋と即売、カラオケ喫茶でのキャンペーン依頼につながるという。もちろんつながりという点では、レコードメーカーや歌手の事務所とも強くなり、即売やイベントの依頼が舞い込むという。

 平瀬さんは「自ら体験して面白さやメリット、デメリットを感じてもらいたい。そのうえで、こんな若造にできるなら、自分でやってやる、と思ってもらえれば万々歳です」と、話している。

 ところで、この出前キャンペーンによる平瀬さんの儲けは。
 「初めての試みで、お願いする立場ですので、今回は金銭的なメリットまったくありません」


[レコードショップひらせ]
http://www.hirase-gakki.com/else/inc.html



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恵比須堂(大阪・十三)  強めるライブ展開  関西ゆかりの若手女性演歌歌手と連携 [CDショップ]

カレンの関西ただいまライブ.jpg◆CDショップの恵比須堂えんかjin(大阪市淀川区、角谷寛行社長)が、ライブ事業を活発化させている。昨年、デビュー3枚目のシングル「大阪恋うた」5000枚を関西で販売する大目標を達成する「関西100日間武者修行」で、関西のおばちゃんの間で話題を集めたカレンが、2012年10月30日、「カレンのただいま関西ライブ」を大阪市内のライブハウスで開催する。また8月には、同店の<看板歌手>になっている浅田あつこ、水木ケイ、塩乃華織の3人による第4回東日本大震災チャリティーライブト」を実施している。









 店舗を利用したインストアライブから飛び出して、大阪・堂山のライブハウス「umeda AKASO」を会場に、ライブを展開をする。今年は8月30日に「晩夏っ! 演歌の夕べ」と題して、収益金の一部を東日本大震災の被災地へ送るチャリティーライブだ。
 今回で4回目で、出演した歌手浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、水木ケイ(よしもとアールアンドシー)、塩乃華織(日本クラウン)らはいずれも常連。
 一番年長の浅田は「また、今日の3人でやりたいね」と話していたほどで、3人は「来年の3月11日にも行おう」と、約束していたほど。

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浅田あつこ

 ライブは店頭ライブよりも長く、塩乃、水木、浅田の順に、それぞれ8曲~9曲を歌った。
 塩乃は「被災地の皆さんのためになればと参加しました。元気を与えられるような歌手を目指しています」とあいさつした。
 <かおりちゃ~ん>や<がんばってや~>などの声援が飛ぶ中、メジャーデビュー曲の「陽だまりの花」とカップリングの「誘惑されて棄てられて」や「失恋美人」などを歌った。

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水木ケイ

 恵比須堂えんかjinでは今、最もたくさんのファンをつかんでいる水木も「このライブは大震災の復興へ向けて心を癒してもらうことができたら、という催しです」と話し、日本列島の隅々までパワーがとどくようにと、持ち前の元気たっぷりに「千日前ラプソディー」「お祭りマンボ」からスタートした。
 葛城ユキの「ボヘミアン」などをカバーしたほか、最新曲の「母娘十年」などを歌った。

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塩乃華織

 今年デビュー19年目になる浅田は、最新曲「上海公館」をはじめ「三年たったらここで」「恋するだるま」「紅い川」など8曲を披露した。
 また11月には、新曲を出す予定だという。


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 10月30日には同じ「umeda AKASO」を会場に、「カレンの関西ただいまライブ ~19歳まだまだ歌います~」を開く。9月9日にはすでにチケットの先行販売を行っている。
 久々に関西で歌うカレンが、どれだけファンを集めるかが注目される。


[恵比須堂]
http://www.ebisudo.net/


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恵比須堂今福店、イズミヤ内の店舗を2階から1階へ移転 [CDショップ]

◆恵比須堂今福店(大阪市城東区今福東1)が、イズミヤ今福店の2階にあった店舗を1階に移転、3月20日から営業している。

 移転した売り場は、イズミヤの食料品売り場に隣接している。売り場の広さは約58㎡で、旧店舗よりも約8㎡狭いL字型。入口に特価商品を置いたワゴンを配置し、店内正面にはJ-POPなどのベストヒット作品、新譜を並べている。
 メインの演歌の棚は売り場奥に置いて、ゆっくり品選びしてもらえるようにしている。

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演歌色をさらに強めた恵比須堂今福店

 移転に伴って、扱い商品ののメインを演歌へシフトしている。1ヵ月に3~5回、演歌歌手によるミニライブをイズミヤ店頭で開催しており、「演歌の恵比須堂今福」のイメージは従来から強かったが、それをさらに鮮明にする。
 またDVDやJ-POPマキシシングル、洋楽は在庫を約3割減らした。減らした在庫分の売上は、店頭の特価商品の販売で補てんする考えだ。

 イズミヤ今福店にはテナントが22店舗入居しているが、同店はオープン時から営業しており、今年で35年になる。
 顧客の8割が固定客といい、演歌とジャニーズ系のJ-POPで売上の大半を占めているという。


[恵比須堂今福店]
http://www.ebisudo.net/htmls/imafuku.html




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冷え込むばかりのCDショップ レンタルも需要先細りへ [CDショップ]

◆「CD販売は通信(インターネット)に負けてしまいました」
 関西でCDショップをチェーン展開する企業の経営陣の1人が、こうつぶやいた。
 インターネットに負けたのはCDだけではなく、新聞など活字メディアもそうだが、CDのそれは敗北感がより大きい。

 20店舗を持つそのチェーンは、今年からリアル店舗の縮小か、リアル店舗での販売の中止に踏み切るという。
 パッケージの販売は、徐々に携帯端末などからのインターネット注文に切り替えており、リアル店舗による販売は消えてなくなってしまう運命だと見極めている。

 これはアマゾンによるネット販売の利用者の急増、さらにはiPodなどダウンロードの浸透があげられる。

 しかも販売だけではなくCDレンタルも、一部アルバムを除いては、将来需要がなくなると見ており、これもダウンロードへと移行するものと予想する。
 レンタルに対して消極的になっている原因には、このほかに「音楽著作権料が値上がりした」ということも挙げている。

◆CDショップは今、店頭がにぎわいCDが売れるのは、新譜発売日前後だけといった深刻な状態にある。
 あとは店内は閑散としているという。
 しかも年々、売上げは毎月のように前年実績を1割、2割と下回っており、先の明るさが見えない状況が続いている。
 中には閉店したくても、それに伴う出費を恐れて閉店もできない、といった声も聞かれるほど出口のないほど冷え込んでいる。



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タワーレコード、オンライン購入の受取り・支払い 全国のコンビニ15,000店舗で可能に [CDショップ]

◆タワーレコード(東京都品川区、髙木哲実社長)が、同社が運営するパソコン、携帯電話向けの「タワーレコード・オンライン」で購入した商品の受け取りと支払いが、全国のコンビニエンスストアで行える「スマートデリバリーサービス」を2010年1月18日から始めている。

 利用できるコンビニエンスストアは、ファミリーマート、サークルK、サンクス、ミニストップの全国約1万5000 店舗。
 タワーレコード・オンラインでCD、DVD などを注文する際に、受取りコンビニ店舗を指定することで、希望する店舗での受取りと支払いが24時間可能となった。商品の店舗到着時にメールで通知するサービスも実施している。

タワーレコード・オンライン
http://tower.jp/ (PC/携帯共通)
http://m.tower.jp/



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大阪・あこや楽器店の野村社長 正月に初めてシヤッターを開ける時はいつも緊張します [CDショップ]

あこや楽器店・野村茂夫社長.jpg◆大阪のレコード小売業界では最長老だというあこや楽器店(大阪市北区天神橋4)の野村茂夫社長(86歳)=写真=は、毎年、正月の仕事始めには、緊張した面持ちで店のシヤッターを開ける。その時「どのような1年になるのだろうか」と思いを描くのだという。今年もそんな気持ちで1月4日に店を開けた。

 1月も営業を開始して4日が過ぎ、七草の節句を迎えた。
 「売上げは決して良くはないが、例年並のまずまずの出足になった」という。
 店舗はJR駅近くの商店街の中にある好立地であることも影響しているが、確かに次々とお客が入ってきて、CDなどを買っている姿を多く見る。

 演歌の品揃えが豊富であること謳っていることもあるのか、遠方からやって来る人たちも少なくないという。「ミュージックテープを求めて来店するお客さんも多いです」。

 その野村社長は、もう30年も毎朝、自転車で同区内にある高野山真言宗のお寺、太融寺へお百度参りに出かけている。
 そこで写したというのが、写真にある「一度きりの人生をどう生きるか 人生は死ぬまで勉強」という文字だ。

 どのように人生を過ごし、生きるかは人それぞれである。「身を戒めて勉強を続けることによって、将来は開けてくる」と考えている。
 それがこの色紙になったわけだ。
 毎年、正月にシャッターを開けるその瞬間にも、そうした思いを忘れずにいる。




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大阪・恵比須堂、2010年も歌手による店頭イベントが目白押し [CDショップ]

◆大阪・十三に本店を持つCDショップ「恵比須堂」では、2010年も歌手による店頭イベントが目白押しだ。その一部のスケジュールが明らかになっている。

 年明け最初のイベントは、2010年1月6日午後4時からの森川つくしによる本店えんかjinでの店頭キャンペーン。
 このあと3月18日までのスケジュールが判明している。詳細は下記の通り。いずれも歌唱とサイン会が行われる予定だ。

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毎回たくさんのファンが集まる恵比須堂の店頭イベント

 続いて1月9日には、午後2時30分に大江裕が、大阪市城東区、イズミヤ今福店内の今福店に来店する。大江は、午前中に十日戎の宝恵駕に乗り込むが、そのキャンペーンに引き続いて同店で歌唱キャンペーンを行う。

 1月14日午後4時からは叶麗子(本店えんかjin)、1月16日午後4時は川野夏美(同)、1月27日午後4時は青戸健(同)、1月29日午後2時30分からは川崎修二(同)。

 2月11日午後4時はあんどうゆみ(本店えんかjin)、2月14日午後1時30分からもあんどうゆみ(今福店)、2月18日午後5時から池田輝郎(本店えんかjin)、2月20日午後1時30分には田川寿美(今福店)、2月21日午後4時からも田川寿美(本店えんかjin)。

 3月18日は午後5時から三笠優子(本店えんかjin)。



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MEG-CDの導入店、関西でも導入が相次ぐ [CDショップ]

◆手に入らない名盤をCDにしてショップで購入するMEG-CDのシステムを導入するCDショップが、このところ関西でも相次いでいる。

 関西第1号店のJEUGIA三条本店に次いで、11月30日には大阪・十三の恵比須堂が1階売り場にMEG-CDのシステムを設置した。和歌山市内でもミュージックマートイワキ狐島店が導入をしている。

 恵比須堂本町店がMEG-CDシステムを1階のレジ横に設置している。
 導入した狙いを角谷寛行社長は「頻繁にあるわけではないが、古いCD(レコード)を探しておられる人がある。そうした人たちの要望に応え、お客の間口を広げていきたい」と話し、CD販売全体の需要拡大につなげようとしている。

meg_恵比須堂.jpg恵比須堂本町店

 利用料は月額9800円で、初期費用は1万5000円だが組合員特別価格として5000円と割安だ。
 角谷社長が組合長を務める大阪府レコード商組合では、先の役員会でMEG-CD利用に伴う説明会を実施し、普及に務めている。

 MEG-CDを運営するミュージックグリッド(東京都港区)が提供する楽曲は、かつてのEP盤主体に700タイトルで、毎月100-200タイトルずつ増えると言われている。角谷社長は「今後、タイトルが増えることで、大阪をはじめ関西でも導入店は増えるだろう」と予想している。

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50代、60代の利用が目立つJEUGIA三条本店

◆今年7月24日に関西で最初にMEG-CDを導入したJEUGIA三条本店(京都市中京区三条新京極角)では、月間50枚以上が目標としていている。
 来店客からは「洋楽はあるのとか、この歌手の曲は、この曲は」といった質問もあるという。

meg_JUEGIA2.jpg リクエストを聞いてから1枚10分程度で仕上がるため、出来あがるまでは売り場で商品を見てもらうことも可能だ。利用するのは50代、60代で廃盤曲へのリクエストが目立つが、橋幸夫や三田明などへの注文も目立つという。1人で5枚や10枚といった大量に注文するといった人もいるようだ。

 曲はCD-Rに収録されるがレコード盤と同じように溝までが刻まれている。まるでミニレコードといった感じで、ジャケットも発売当時と同じデザインになっている。

 同店のAVフロア統括マネージャーの中嶋浩徳さんは「ラインアップが揃うと、若い人たちへもアピールして利用を増やしていきたい」と話していした。


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