◆美人歌手の誉高いみずき舞。2014年2月19日に出した新曲「待ちわびて」では、大胆なセクシードレスが話題になっている。恋しい人を待ちわびて今夜も酔いつぶれている酒場の女を歌う。和服が似合いそうな舞台設定だが、敢えて衣装はドレスに。CDのジャケットには自らが好きな色である赤紫色を使う。この歌では自分らしく自然体で歌っているという。











 デビューして22年になる。今までいろんな歌を歌ってきてようやく出会えた、という「待ちわびて」。自分らしく自然体で歌えるからこそ、大事に歌っていきたいという。
 今まではは楽曲によって変っていた声が「自然な自分らしい声が出ている」という。

 そんな楽曲を、みずきの作品では初めてという山本茉莉が作詞を担当した。
 貴方だけを待ちわびて、酔い潰れ、夢見て泣き濡れる ~ そんな女性を描いたこの歌をみずきは「最初に聴いた時、メロディーが耳に残りました。自分の世界を作る代表曲になれば、とその時に思いました」と、手放しで受け入れた。

 「もちろん今まで歌ってきた1曲1曲にも、それぞれ思い入れはありますが、この新曲は特別な存在に感じられます」



 自分で選んだというCDジャケットカラーの赤紫色は、みずき自身が理想とする女性観を的確に表現しているようにも感じるという。
 その女性観とは「優しさ、可愛らしさ、柔らかさが見え隠れするような女性。それを自分でも取り入れるために、小さなことであっても幸せを感じる心を持とうと考えるようになりました」と、笑顔で毎日を過す。

 プロレスラーの小橋建太と2010年に結婚している。小橋はケガと病気などを理由に選手からは引退したが、彼との結婚が、みずきにとっては「1人の人間としての生き方、考え方を変えた」という。それが 前の女性感であるが、彼女が目指すところは女性の「艶っぽさ」なのだろう。



 そんな艶っぽい歌を、と兼ね兼ね思っていたところへ、今回の新曲が舞い込んできた。そんなところだろうか。
 結婚して色気が増したとも言われるという。歌の世界では、みずき舞と言えば「コレ」と言われるような色合いをはっきりと確立させることが、歌手みずき舞に艶っぽさを際立たさせることになるのだろう。


 今月2回に渡って行ってきた関西キャンペーンも、4月15日の大阪・十三の恵比須堂本店での店頭歌唱で終わった。新曲のタイトル通りに「待ちわびて」いた人ばかりで、行く先々で<まいちゃ~ん>コールで大歓迎を受けていた。

 「待ちわびて」のほか、カップリング曲の「琵琶湖周航の歌」などを歌った。滋賀県愛知郡愛知川町(現・愛荘町)の出身である彼女は、去年4月、滋賀県交通安全ふるさと大使の委嘱を受けた。そんなこともあってカップリング曲に地元の同曲を入れた。






 連日剣道に明け暮れていた子どもの頃、稽古が終わった後でみんなで合唱したのが、この「琵琶湖周航の歌」だったとか。
 今回のCDはいろんな想いが詰まった1枚のようである。







[みずき舞 オフィシャルサイト]
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[みずき舞 テイチクエンタテインメント]
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