2014年5月にリリースされた新曲は、酒場の神様が酒場の客を見つめている中、オムニバス風にストーリーが展開する。酒場で繰り広げられる男女のキビを歌った、たくみにとっては初めての試みというユニークな楽曲に仕上がっている。
当初たくみは、30周年記念曲は得意ジャンルでもあるポップス系のノリのいい楽曲になるものと予想していたという。その予想に反して出来あがったのが、これだった。
タイトルもインパクトを強くして、誰もが覚えやすく、歌いやすい酒場歌にしているのも特徴だ。
たくみも「おとなしいサラッとした歌だが、アレンジの大きさを感じるほどのインパクトがある」と話している。
カップリング曲は9年ほど前に作られた楽曲だ。たくみがボーカルをしていたクールファイブを辞めてから、1年ほど活動していたたくみ稜とサニーアンクルのために作られた楽曲だ。
作ったのはクールファイブ時代の小林正樹と宮本悦朗たちで、ふたりがコーラスも入れる、これね記念曲に相応しいものになっている。ディナーショーやライブで歌ってきたが、それを再レコーディングした。
30周年といった節目を迎えているたくみは「店頭キャンペーン、ライブ、イベントなど精力的に取り組んでいきたい。CDが売れない時代にあって、数字を出してヒットにつなげなければならない」と、長年歌い続けてきた意地とも取れる意欲を見せる。
ライブは年間7~8回開くが、今年は秋口をメドに大阪でも酒場で行ってみたい、と考えている。
[たくみ稜 オフィシャルサイト]
http://www.ryo-star-music.com/
[たくみ稜 メロディーレコーズ]
http://melody-records.com/