◆今年も早いもので12月に入りました。年末の紅白歌合戦の出場者も発表になりこの一年間を振り返る時期となりました。そこでオリコン発表の販売枚数を元に、勝手に2014年の年間シングルチャートの予想をしてみました。


AKB48の「ラブラドールレトリバー」

 今年100万枚以上売れたミリオンセラーは、AKB48の「ラブラドールレトリバー」「希望的リフレイン」「前しか向かねえ」「鈴懸の木の道で…(略)やや気恥ずかしい結論のようなもの」「心のプラカード」の5作品のみ(昨年はAKB48の4作とEXILE1作で5作品)ですので、上位5曲はAKB48の独占となり、昨年と変わらないでしょう。

 AKB48に続きそうなのは。「GUTS」と「Bittersweet」が約60万枚の売り上げで6位7位でしょうか?
8位にはEXILE TRIBEの「THE REVOLUTION」。

 残念ながら紅白歌合戦に初出場はならなかった乃木坂46は、「気づいたら片想い」「夏のFree&Easy」と最新シングル「何度目の青空か?」の3作がいずれも約50万枚の売り上げでいずれかが8~10位に入りそうです。
(10月に発売された最新シングルはまだ売り上げが伸びているので、最終的にはEXILE TRIBEを逆転する可能性があります)。


乃木坂46


 乃木坂46が去年リリースしたシングルは10位以下(「ガールズルール」の約40万枚の売り上げで最高位・年間13位)だったことを考えると、今年は躍進の年でした。それだけに紅白は当確かと思っていたのですが・・・。

 ざっとTOP10はこんな感じになるかと思います。
 また今年もAKBグループとジャニーズ、EXILEグループが上位を占めそうで、ロック/ポップ系のアーチストのランクインはサザンオールスターズとSEKAI NO OWARI、ゴールデンボンバーくらいでしょうか。

乃木坂46の「何度目の青空か?」




恵比須堂十三本店・生駒幹人


<生駒幹人 プロフィール>
生駒幹人・顔写真2.jpg1967(昭和42)年生まれ。CDショップ恵比須堂本町店で販促を担当。
深夜ラジオ「ABCヤングリクエスト」でザ・ナックの「マイ・シャローナ」を聴いて洋楽に目ざめる。以来、ビルボードなどのTOP40チャートなどをラジオから聴いて青春時代を過ごし、洋楽にドップリとつかる。
現在も洋邦のチャートをチェックしつつ、洋楽からアイドル・歌謡曲など幅広く良質な音楽を紹介している。


[恵比須堂十三本店]
http://www.ebisudo.net/