◆徳間ジャパンコミュニケーションズの伊達めぐみが関西でのキャンペーンを始めている。11月末には大阪・十三の恵比須堂本町店で店頭歌唱キャンペーンをしたり、兵庫県内のFM局では番組に出演した。



 京都市生まれ、小学校6年からは東京都八王子で暮らすという伊達は、京都で時代劇女優をしていた母親に育てられた。その母は歌が大好きで、そんな環境で成長し、高校時代にはロックバンド結成してリードボーカルを務めていたという。

 歌が大好きで、卒業後に本格的に歌の勉強を始め、1996年にバップレコードからデビューした。2007年に徳間から「伊達男」を発売している。
 8年前からは日舞(猿若流)も習いはじめ、歌の振付にも取り入れている。

 歌い続けている「伊達男」は「5行詩で歌詞が短いのが特徴です」と、キャンペーンに訪れた恵比須堂本町店の店頭では、集まったお客に丁寧な歌唱指導するなどサービス精神は旺盛だ。
 「スケールの大きな歌で、理想の男性像を歌っています」と伊達。

 またカップリングの「私 八王子育ちです」は「歌詞の地名を変えると、3倍楽しく歌えます」と、楽しみ方も”伝授”していた。
 演歌以外にも「小さい手」「パパ」といったような曲も発売するが、前作の「津軽おんな節」で、本格演歌に転向している。

 関西キャンペーンは今年から始めた。
 伊達の歌にほれ込んだ人がミクシーで呼びかけたのがきっかけだったという。
 「知人から関西は難しい」と聞かされていたというが、反応は上々だという。恵比須堂本町店ではサイン会に長い列が出来ていた。

 ミクシーのほかに、今は話題のTwitterでも情報発信しているなど、新しいインターネットによるコミュニケーションツールにはめっぽう強い。今年夏には全曲集を発売している。

 来年1月18日には、以前から一度出てみたいと思っていたという大阪・新世界の通天閣歌謡劇場にも出演する。
 大阪では「ぜひコンサートを開きたい」と夢はふくらむ。