カレンが恵比須堂今福店にやって来たのは1年ぶり、3度目だという。記者も昨年、デビュー直後の彼女が歌う光景を、同じ場所で取材した記憶がある。
この日は「螢の娘」のほか、カップリングの「女からっ風」、前作の「泣くなオカメちゃん」とともに、昨年発売したカバーアルバム「カレンの<演歌がいっぱい>」の中から「人生いろいろ」(島倉千代子)「夜桜お七」(坂本冬美)「帰ってこいよ」(松村和子)の6曲を歌った。
太陽が照りける中、元気いっぱいに右へ左へと動き回り、歌い続ける姿を見ていると、やはり高校生の若さにはかなわない、と感じさせられてしまう。
記者は、カメラを構えているだけで、背中は汗でびっしょり。お店から冷たいお茶を差し入れてもらったのは、まさに砂漠で水を得たような感じだった。
「照明係やCD販売などをしていました。その姿を見て演歌歌手を目指すようになったのですが、夜は自分が妹や弟を面倒を見ていました。寂しい想いいもたくさんしました。その頃の気持ちを歌ったものです」
三味線をバックに配した「女からっ風」は、パンチの利いた演歌で、暑さを吹き飛ばしてくれそうな歌だ。
歌い終わってCD購入者へのサイン会では、スタッフが日傘を差しかけていたが、太陽の光は容赦なく射し込み、カレンも「ハイソックスのラインが残るほど日焼けしてしまいました」と、暑さだけには閉口気味だった
[カレン オフィシャルブログ 演歌大好き17歳! カレンのオカメ日記]
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