綺麗よ~っ!
会場に市川が姿を見せると観客から声がかかった。
20枚目のシングル「女の潮路」が発売されてからちょうど1カ月目のこの日、会場には早くからファンが詰めかけた。中でも目立ったのがカメラを持った人たち、スタイルが良くて美人と評判の市川を撮ろうという人たちだ。
それに応えて市川も「どんどん撮ってくださ~い」と返す。
まずは「女の潮路」を歌うと大きな拍手。
続いて♪女が身を引く わかれ船 と「海峡の夜が明ける」を歌い、そして壮大な歴史ドラマである「横笛物語」。
発売後2年がたつが、依然として人気の高い「横笛物語」では、薬指と小指の第2関節を曲げながら横から前に振る決めのポーズを指導。
「カラオケ大会やキャンペーンでは、必ずのように<歌ってます>とか<歌ってください>といった声を聞きます」と市川。
また「女の潮路」は、「スケールを大きく歌うには、出だしはたっぷりとフレーズいっぱいにゆっくり歌うのがコツです。情景を1つひとつ表現し、言葉を前に出して歌ってください」と歌唱指導。
最後に、12月8日に大阪・御堂会館で予定している水田竜子、小村美貴と3人のユニット「ビューティー・スルー」による大阪初のコンサートを案内。
サイン会ではCDサイズの新しい色紙にサインをしたが、長い列ができていた。
[市川由紀乃 ぶろぐ]
http://ichikawayukino.seesaa.net/