コンサートでは、最新曲の「あんたの里」(2011.6.8 )と前作「虎落の里」(2010.10.6 )に続く<里シリーズ>第3弾として2012年1月11日に発売が決まっているのが「コキリコの里」。この日はアンコールソングとして最後にフルコーラスを披露した。
越中・五箇山の寂しくて美しいコキリコの里を歌ったもので、ヒット曲となった「はぐれコキリコ」(2003.9.25)と同じ作詞・もず 唱平、作曲・聖川 湧による作品だ。
この作品は、ここ最近はシングルヒットで止まっていた成世が、久々の大ヒットをねらったもので、本人も「今度こそは大きなヒットをねらいたい」と、意欲をみせる。
ステージから「カップリングもいい歌です。ぜひ今からCDショップで予約しておいてください」と呼びかけていた。
成世には珍しいシンガーソングライターの山崎ハコ作品という「郷愁譜」を大阪では初めて公開した。CD未収録で、故郷の広島・三次に咲く白いタンポポを奈良・吉野で見つけた時の感動を歌にしてもらったものだという。
またこの日は、昭和歌謡史60年を振り返るコーナーでは、懐かしいフォークソングも披露した。「戦争を知らない子供達」「山谷ブルース」「イムジン川」「悲しくてやりきれない」「22才の別れ」「なごり雪」の6曲で、同じ日本クラウンのGreen2とのコーラスも見せてくれた。
[成世昌平ホームページ]
http://www.art.zaq.jp/naruse21/