新浩司が2013年6月に出したシングル「グッバイ横浜」がムード歌謡曲好きの人たちの間で評判になっている。デビューして29年、ホリデージャパンに移って15年目のベテラン歌手である。当初は演歌を歌っていたが、大好きなムード歌謡を、とホリデージャパンでは軽快なリズムにのせたムードいっぱいの歌声を響かせている。



 前作の「エトランゼ神戸」に続く港町シリーズ。カップリング曲の「海峡フェリー」ともに作曲は、同じホリデージャパンの歌手で楽曲提供も行っている原田ヒロシ。
 新自身が惚れこんでいる今作は「高音が魅力的」と評価を得ている。新が尼崎市内で経営するカラオケ喫茶店の客からは「店で新さんの歌を運よく聴かせてもらえることもありますが、声が若いですね。生歌は魅力的ですね」といった声も聞かれる。

 出身は京都市。18歳で尼崎市に移って、不動産会社など職を転々とし、建築会社では大型ダンプの運転手も経験した。バンドマンをしていたというアコーディオン奏者の父親の影響で楽器や歌には早くから興味を持ち、歌手の道に。カラオケ喫茶店では歌唱指導も行う。

 普段は関西中心の地元密着の活動を続けている。京都、奈良の地上波テレビ、CSテレビなどでレギュラー番組を持つ。
 地元兵庫県尼崎市ではコミュニティーFM、エフエムあまがさき(FM aiai)では毎週月曜日午後8時半から「新浩司・野村洋子の愛・あいトモに乾杯!」に出演し、ゲストを招いてのトーク番組でオリジナル曲も流して地域密着をはかる。



 新は「私の歌を聴いて喜んでもらえる人たちを増やしていきたい。新節を作り上げたいですね」と、話している。





[新浩司 オフィシャルブログ]
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