タイトルにもなっている「ここが好き・・・。」は、ふる里香川の四季の情景を歌っている。CD化は初めての作品だ。亡き母を歌い、着うたで評判となり、これがきっかけでCD化されヒット曲「千羽鶴」と同じ制作陣を擁した「かなりこだわって制作した」(栗田)という渾身の作品。
これは2012年の有線放送年間ランキングで3位を獲得している。
「笑顔の ― 」は、東日本大震災で親族を消防団に救われたことから、それをもとに地域の消防団を応援する歌として制作した。13年度のレコチョク演歌・歌謡曲年間チャート1位を獲っている。
いずれもふる里の温かい情景が浮かんでくるものばかりで、栗田ならではの叙情、愛情がいっぱいに詰まった温かい作品群になっている。
また「消防団の唄」は、今回初めてシンガーソングライター川嶋あい(つばさエンタテインメント)とのデュエットバージョンを入れている。
歌手を目指して16歳で上京して、歌手のマネージャーやモノマネタレントなどを経て、歌手としてデビューしたのは2009年。中高年へのメッセージソング「人生まだ途中」だった。
今までふる里、家族、愛をテーマに歌い続けてきて、今月で42歳になった。
「ここにきてようやく自分の歌の方向性が見えてきました。ふる里や家族といったものが自分の歌の柱に、これからも歌い続けていきます」
[栗田けんじ オフィシャルサイト]
http://www.tsubasa-ent.co.jp/index.php?P=artist/index
[栗田けんじ オフィシャルブログ]
http://ameblo.jp/kurita-kenji/