◆歌手同士の横のつながりを作ろうと活動を続けている西日本歌手交流会によるミニ歌祭りが、2019年1月21日、大阪市此花区梅香のカラオケ喫茶店・シャルマンで行われた。参加した歌手がそれぞれ同伴した歌好きな人たちによるカラオケやゲームなどを楽しみ、歌手による歌謡ショーも開かれた。


ミニ歌祭りに出演した西日本歌手交流会のメンバー


 参加した歌手は初めて新潟から参加した澤敬子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)光岡ひろし(日本クラウン)みやま健二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)大川ゆり(日本クラウン)福島はじめ(同)三浦潤の6人。


澤敬子(左)・光岡ひろし

 歌謡ショーではそれぞれが最新曲などを聴かせた。新潟県を地盤に活動する澤敬子はデビュー31年のベテラン。デビュー曲で、30周年を記念して新たに収録し直した「人生がまん坂」を歌うと、遠来のゲストに割れんばかりの拍手が送られていた。


みやま健二(左)・大川ゆり

 カラオケコーナーでは歌唱指導者を務める人やセミプロの人たちも混じって、得意の歌を披露していた。CDの即売も行われた。


福島はじめ(左)・三浦潤

 歌謡界は先輩・後輩の序列が厳しい縦社会とされているが、西日本歌手交流会ではそれを尊重しつつも、歌手同士の横のつながりも大切にすることで、歌のファンを拡大していこうと、年に1度の「歌祭り」などの活動を続けている。
 この日の催しはそれのミニ版で、メンバー歌手の多くが日頃、歌唱キャンペーンなどに利用しているカラオケ喫茶店を会場にした。