足が痛くて忘れられないイベントとなった「第29回歌を歩く 鞍馬〜貴船編」 [イベント]
◆京都市の北に位置する貴船は人と車で溢れていた。縁結びなどのご利益で知られた貴船神社も多くの人が参道を登っていた。そんなこともあったし、すでに何度も訪ねている神社でもあったから、今回は参詣をパスすることにして、貴船川沿いに並ぶ川床を横目に見ながら、ひたすら叡山電車の貴船口駅を目指して歩いた。

写真・スタート地点の叡電鞍馬駅
2023年9月2日、ボクは左足に少し違和感を感じていたのであるが、鞍馬から貴船へ向かう山越えの下り坂を歩いたことによって痛みがひどくなっていた。
そんなこともあったから貴船神社の参道を登る気がしなかったし、痛い足での貴船口までのアスファルト舗装の下り坂も疲れを増す原因でもあった。
歌の舞台を訪ね歩く「歌を歩く」は2020年7月に第1回目を行っている。29回目の今回は21年5月に行った第7回「歌を歩く」のリベンジ編であった。
その回は、参加が足の痛みが癒えたばかりのSYさんとボクの2人だけであった。
さらに前年の台風による貴船口駅付近の土砂崩れに伴い、鞍馬線市原駅~鞍馬駅間が不通になっていた。市原でバスに乗り換えて貴船口まで行き、貴船神社とその周辺を散策するにとどめたのである。

写真・鞍馬寺山門
今回は全線開通後の再挑戦なのであった。テーマに選定した歌は2作品あった。ひとつは徳間ジャパンコミュニケーションズの葵かを里さんが、21年5月に発売した「ひとり貴船川」。
タイトルは貴船ですが、ボクのたっての願いを葵さんに聞いてもらい、鞍馬を歌い込んでもらった、というちょっとしたエピソードのある作品であった。
もう1曲は1989年に京都・三条と出町柳を結ぶ京阪電車鴨東線開通に合わせて発売された真咲よう子さん(日本クラウン)の「貴船川」を選んだ。
これは今回初参加のHさんから提案があった作品で、元々は名古屋在住のフォーク歌手菊池寛さんが歌っていたものを、演歌調にアレンジしたものであった。
真咲さんがリリースするに際して宣伝に携わったHさんは「『貴船川』という歌でみんなが幸せな気持ちになった思い出の歌です」と話していた。





写真・鞍馬から貴船
ボクが鞍馬から貴船まで山越えをしたのは今回が2度目であったが、前回はもう数年前になる。足に違和感があり、少し痛みを感じていたとはいうものの、前回とは比べものにならないほどの疲れを感じた。



写真・鞍馬の山道
それは年齢からくるものなのか、市街地よりも気温は数度低いものの例年以上の暑さの影響なのか分からないが、疲れたことは確かである。最高齢のIさんについては、下り坂では周りが気遣いするほどの一幕もあった。


写真・貴船口駅へ
兎にも角にも次の目的地を目指した貴船口駅では、下り電車がやって来るまで待合室で休憩することが出来た。

写真・貴船口駅に到着する下りの叡電
次に向かったのは沿線の一乗寺駅から少し西へ歩いた所にあるラーメン街道と呼ばれるラーメン専門店が集中する一角である。
入ったのは「らーめん びし屋」という2013年にオープンした店。こってり系ではあるが、あっさり醤油味が大変おいしく疲れた体を癒してくれた。

写真・叡電一乗寺駅



写真・「らーめん びし屋」
この日のご苦労さん会は京都駅裏の焼き鳥屋と決めていたが、その前にHKさんオススメの出町柳駅前にあるジャズ喫茶で休憩。狭い店内に入れなかったボクはHKさんNさんと共に屋外の席に座ってクリームソーダを頼んだ。残念ながら屋外まではジャズは聴こえてこなかった。


写真・ジャズ喫茶でクリームソーダ
ご苦労さん会は店が満員であったから、近くのビヤホールに変更した。10月の第30回記念「歌を歩く」は三重県の赤目四十八滝へ行く。

写真・スタート地点の叡電鞍馬駅
2023年9月2日、ボクは左足に少し違和感を感じていたのであるが、鞍馬から貴船へ向かう山越えの下り坂を歩いたことによって痛みがひどくなっていた。
そんなこともあったから貴船神社の参道を登る気がしなかったし、痛い足での貴船口までのアスファルト舗装の下り坂も疲れを増す原因でもあった。
歌の舞台を訪ね歩く「歌を歩く」は2020年7月に第1回目を行っている。29回目の今回は21年5月に行った第7回「歌を歩く」のリベンジ編であった。
その回は、参加が足の痛みが癒えたばかりのSYさんとボクの2人だけであった。
さらに前年の台風による貴船口駅付近の土砂崩れに伴い、鞍馬線市原駅~鞍馬駅間が不通になっていた。市原でバスに乗り換えて貴船口まで行き、貴船神社とその周辺を散策するにとどめたのである。

写真・鞍馬寺山門
今回は全線開通後の再挑戦なのであった。テーマに選定した歌は2作品あった。ひとつは徳間ジャパンコミュニケーションズの葵かを里さんが、21年5月に発売した「ひとり貴船川」。
タイトルは貴船ですが、ボクのたっての願いを葵さんに聞いてもらい、鞍馬を歌い込んでもらった、というちょっとしたエピソードのある作品であった。
もう1曲は1989年に京都・三条と出町柳を結ぶ京阪電車鴨東線開通に合わせて発売された真咲よう子さん(日本クラウン)の「貴船川」を選んだ。
これは今回初参加のHさんから提案があった作品で、元々は名古屋在住のフォーク歌手菊池寛さんが歌っていたものを、演歌調にアレンジしたものであった。
真咲さんがリリースするに際して宣伝に携わったHさんは「『貴船川』という歌でみんなが幸せな気持ちになった思い出の歌です」と話していた。





写真・鞍馬から貴船
ボクが鞍馬から貴船まで山越えをしたのは今回が2度目であったが、前回はもう数年前になる。足に違和感があり、少し痛みを感じていたとはいうものの、前回とは比べものにならないほどの疲れを感じた。



写真・鞍馬の山道
それは年齢からくるものなのか、市街地よりも気温は数度低いものの例年以上の暑さの影響なのか分からないが、疲れたことは確かである。最高齢のIさんについては、下り坂では周りが気遣いするほどの一幕もあった。


写真・貴船口駅へ
兎にも角にも次の目的地を目指した貴船口駅では、下り電車がやって来るまで待合室で休憩することが出来た。

写真・貴船口駅に到着する下りの叡電
次に向かったのは沿線の一乗寺駅から少し西へ歩いた所にあるラーメン街道と呼ばれるラーメン専門店が集中する一角である。
入ったのは「らーめん びし屋」という2013年にオープンした店。こってり系ではあるが、あっさり醤油味が大変おいしく疲れた体を癒してくれた。

写真・叡電一乗寺駅



写真・「らーめん びし屋」
この日のご苦労さん会は京都駅裏の焼き鳥屋と決めていたが、その前にHKさんオススメの出町柳駅前にあるジャズ喫茶で休憩。狭い店内に入れなかったボクはHKさんNさんと共に屋外の席に座ってクリームソーダを頼んだ。残念ながら屋外まではジャズは聴こえてこなかった。


写真・ジャズ喫茶でクリームソーダ
ご苦労さん会は店が満員であったから、近くのビヤホールに変更した。10月の第30回記念「歌を歩く」は三重県の赤目四十八滝へ行く。
生駒尚子、兵庫・尼崎の介護老人保険施設を慰問 河内音頭に手拍子 [イベント]
◆歌手生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年9月13日、兵庫県尼崎市の「介護老人保険施設だいもつ」を慰問して、河内音頭や最新のオリジナル曲で入所者を楽しませた。

写真・老人施設で歌う生駒尚子
「心の声を大きく出して歌って下さいね」
河内音頭の音頭取りで演歌歌手の生駒尚子は、同施設では初めてという歌手の慰問に慣れてもらおうと、まずは坂本冬美の「祝い酒」を歌ってウォーミングアップ。
時間を変えて、2階と3階の集会室に分けて行われた歌唱慰問には、70歳代から90歳代までの延べ90人の男女が集まった。中には自分の部屋のベッドでパソコン画面を通して参加した人もいた。
「河内音頭は知ってるでー」と声援を送る女性入所者もいたし、その歌が始まると車椅子に座って手踊りを見せる人も。
また、誰もが知っている「里の秋」や「赤とんぼ」といった童謡・唱歌を生駒が歌うと、一緒になって口ずさむ人もいて、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

写真・入所者たちとふれあう生駒尚子
生駒が「リクエストはありませんか」と問いかけると、プロ野球阪神タイガースの地元も近いだけに、「六甲おろし」を聴かせてといった声が。
それを歌い始めると、手を振って応える姿も見られた。
生駒は最新曲の「天雅の海へ」も聴かせて、「きょうはパワーをお届けに来ましたが、私も力をもらいました。ありがとうございます。また来ます」と話していた。

写真・「介護老人保険施設だいもつ」
※写真・記事の無断使用はお断りします。

写真・老人施設で歌う生駒尚子
「心の声を大きく出して歌って下さいね」
河内音頭の音頭取りで演歌歌手の生駒尚子は、同施設では初めてという歌手の慰問に慣れてもらおうと、まずは坂本冬美の「祝い酒」を歌ってウォーミングアップ。
時間を変えて、2階と3階の集会室に分けて行われた歌唱慰問には、70歳代から90歳代までの延べ90人の男女が集まった。中には自分の部屋のベッドでパソコン画面を通して参加した人もいた。
「河内音頭は知ってるでー」と声援を送る女性入所者もいたし、その歌が始まると車椅子に座って手踊りを見せる人も。
また、誰もが知っている「里の秋」や「赤とんぼ」といった童謡・唱歌を生駒が歌うと、一緒になって口ずさむ人もいて、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

写真・入所者たちとふれあう生駒尚子
生駒が「リクエストはありませんか」と問いかけると、プロ野球阪神タイガースの地元も近いだけに、「六甲おろし」を聴かせてといった声が。
それを歌い始めると、手を振って応える姿も見られた。
生駒は最新曲の「天雅の海へ」も聴かせて、「きょうはパワーをお届けに来ましたが、私も力をもらいました。ありがとうございます。また来ます」と話していた。
写真・「介護老人保険施設だいもつ」
※写真・記事の無断使用はお断りします。
松本恵美子(メロディーレコーズ)、五条哲也らをゲストにカラオケきずな たきのえいじ杯 開く [イベント]
◆松本恵美子音楽事務所(カラオケきずな)主催のカラオケ発表・大会「カラオケきずな たきのえいじ杯」が2023年9月10日、大阪府藤井寺市のパープルホールで開かれた。


写真・最新曲「大和の恋歌」などを歌う松本恵美子
約100人が出場したカラオケ歌唱とともに、松本恵美子(メロディーレコーズ)のほか、ゲストには五条哲也(日本クラウン)松浦ゆみ、山田壽一(ホリデージャパン)原田淳、美空星、美紀正が出演した。
歌謡ショーに先立って同音楽事務所では初めてのカラオケ大会には、90代の出場者2人が入賞するなど、高齢者が元気に歌う姿が見られた。


写真・オリジナル曲を熱唱する松本恵美子
歌謡ショーでは松本恵美子が最新曲「大和の恋歌」をはじめ、京都を舞台にした「恋路橋」「桂川恋歌」「瀬田川の宿」の3部作などを歌った。エンディングで最新曲のカップリング曲「夢の道しるべ」を、たきのえいじ自慢の尺八の演奏に合わせて歌った。
松本は「いい歌を歌わせてもらい幸せですし、さらにカラオケではたくさんの皆さんに歌ってもらって嬉しかったです」と話していた。

写真・たきのえいじ(左)の尺八で歌う松本恵美子
また松本の作品を手がけている作詞・作曲家のたきのえいじは、カラオケ大会の審査も行い、出場者へ向けて「これからも肩の力をを抜いて一生懸命に歌って下さい」と激励していた。
ゲストコーナーでは五条哲也が最新曲「大阪グッバイ」「別離…愛の嘘」などを歌い、松浦ゆみは「涙のラブバラード」「裏窓」など代表曲を聴かせた。

写真・五条哲也

写真・松浦ゆみ

写真・山田壽一
山田壽一は富山・八尾の「風の盆」の男踊りを交えながら最新曲「風の盆哀歌」デビュー曲「風ごよみ」などを披露した。

写真・原田淳

美空星

写真・美紀正
原田淳は最新曲「津軽三味線」美空星は「能登の恋まつり」美紀正は「あゝ日本海」などをそれぞれ歌った。
※写真・記事の無断使用はお断りします。


写真・最新曲「大和の恋歌」などを歌う松本恵美子
約100人が出場したカラオケ歌唱とともに、松本恵美子(メロディーレコーズ)のほか、ゲストには五条哲也(日本クラウン)松浦ゆみ、山田壽一(ホリデージャパン)原田淳、美空星、美紀正が出演した。
歌謡ショーに先立って同音楽事務所では初めてのカラオケ大会には、90代の出場者2人が入賞するなど、高齢者が元気に歌う姿が見られた。


写真・オリジナル曲を熱唱する松本恵美子
歌謡ショーでは松本恵美子が最新曲「大和の恋歌」をはじめ、京都を舞台にした「恋路橋」「桂川恋歌」「瀬田川の宿」の3部作などを歌った。エンディングで最新曲のカップリング曲「夢の道しるべ」を、たきのえいじ自慢の尺八の演奏に合わせて歌った。
松本は「いい歌を歌わせてもらい幸せですし、さらにカラオケではたくさんの皆さんに歌ってもらって嬉しかったです」と話していた。

写真・たきのえいじ(左)の尺八で歌う松本恵美子
また松本の作品を手がけている作詞・作曲家のたきのえいじは、カラオケ大会の審査も行い、出場者へ向けて「これからも肩の力をを抜いて一生懸命に歌って下さい」と激励していた。
ゲストコーナーでは五条哲也が最新曲「大阪グッバイ」「別離…愛の嘘」などを歌い、松浦ゆみは「涙のラブバラード」「裏窓」など代表曲を聴かせた。

写真・五条哲也

写真・松浦ゆみ

写真・山田壽一
山田壽一は富山・八尾の「風の盆」の男踊りを交えながら最新曲「風の盆哀歌」デビュー曲「風ごよみ」などを披露した。

写真・原田淳

美空星

写真・美紀正
原田淳は最新曲「津軽三味線」美空星は「能登の恋まつり」美紀正は「あゝ日本海」などをそれぞれ歌った。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
田中あいみ・彩青らが出演して第5回京都歌謡祭 [イベント]
◆彩青(日本コロムビア)田中あいみ(日本クラウン)木下結子(ホリデージャパン)まつざき幸介(日本クラウン)寺本圭佑(ユニバーサルミュージック)が出演した第5回京都歌謡祭(主催・カラオケ喫茶&スナック愛歌)が2023年9月3日、京都市右京ふれあい会館(京都市右京区)で開かれた。

写真・第5回京都歌謡祭の出演者たち


写真・それぞれが最新曲を披露した
まずは出演者が1曲ずつ最新曲を歌った後に、各自の歌唱コーナーに入った。
京都歌謡祭の第1回は2019年2月に開かれている。その時、田中あいみは地元京都の歌の上手いプロを目指す18歳の高校生として、AIMIの名前で出演している。
今回はデビュー2年目。22年12月には第64回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞した歌手として、同じ事務所の細川たかし一門の先輩歌手、彩青とともにメインゲストとして出演であった。

写真・田中あいみ
前作の「大阪ロンリネス」から新曲「愛の懺悔じゃないけれど」カップリング曲「あんたのバラード」などを歌った。また、「雨の御堂筋」「石狩挽歌」のカバー曲も披露した。
このところテレビのバラエティ番組にも挑戦しており、徐々に歌手。田中あいみの顔も知られるようになってきている。そんな中、「関西でワンマンライブを開くのが夢です」と、話していた。
21歳の彩青はデビュー5年目。16歳の時のデビュー曲、股旅演歌「銀次郎旅がらす」を尺八の演奏を交えて聴かせたほか、「沓掛道中」新曲「望郷竜飛崎」カップリング曲「津軽三味線ひとり旅」を歌った。
カバー曲では師匠細川たかしのヒット曲「北酒場」「心のこり」を披露した。

写真・彩青
師匠細川たかしに弟子入りしたのは11歳の時だという。それから10年。19年12月の第61回輝く!日本レコード大賞では新人賞を受賞している実力派。「細川一門で演歌界を盛り上げて行きたい」と大きな望みを持つ。
今年11月22日には初のアルバム「彩青 演歌・民謡〜唄の旅〜−北日本、東日本編−」を発売する。
まつざき幸介は2月に発売した新曲「おもいで通り雨」を歌った。作詞がかず翼で、作曲は小田純平。「人生を歌った心に染みる歌です。うれしさ切ない思い出が通り雨のように過ぎてゆく」と、歌の内容を解説するまつざき、小田のメロディにのせて淡々と聴かせた。
カップリングの「ふるさと川」も併せて歌唱。

写真・まつざき幸介
デビュー18年目になる。小田純平門下の歌手である。全国に女性ファンが数多くいるが、去年リリースした「悲愛」も歌った。タンゴのメロディで、悲しい女心を情熱的に表現するのはまつざきならでは。
彼の代表曲とも言えるのが「雨音」。酒場でひとり雨音を聞きながら、昔に思いを馳せる男の姿を歌った。
木下結子は2度目の出演。今年9月でデビュー40周年を迎える。40年の歌手人生の転機ともなった1曲が「ウヰスキー」。人生はいつでもやり直しが効くという高畠じゅん子の詞が聴くものの心を揺さぶる。
「3年前に還暦を迎えましたが、たくさんの人たちのご縁をいただき、ここまで歌うことが出来ました」と感謝の想いを述べた。

写真・木下結子
木下と言えば忘れてはいけないのが、デビュー曲の「放されて」と、デビュー5年目で出した「ノラ」であろう。取り分け「ノラ」は18人の歌手がカバーするほどの名曲。この日の出演者の1人、田中あいみは最新のカバー歌手だという。
歌謡祭ではこれらと共に、去年9月に出した新曲「百滝桜」も聴かせた。
寺本圭佑はデビュー13年目。年間1300ヶ所でのライブ・コンサートをこなし、〈歌う宅配便〉の異名を持つほどのパワフルな歌手である。「来年までスケジュールはいっぱい」と本人がいうほど、ひっぱりダコの人気者である。
小田純平の門下に入って12年。すでに28曲の小田作品をリリースしている。

写真・寺本圭佑
この日は前作の「望郷本線」から歌い、「月灯りのルンバ」「ひとりにしない」のギターバージョンを歌唱。
そして約1年3か月ぶりのシングル「折鶴夜曲」も歌った。4年前に移籍したユニバーサルミュージックで3枚目のシングルである。
寂しさがひときわ際立つ秋の夜には涙も誘うこの作品は、最愛の人に先立たれた想いを折鶴に込めている。
この歌謡祭ではまた、彩青がはかま姿で「ジェニ・ジェニ」を歌ったなど、寺本圭佑はエルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」、木下結子はポール・アンカの「ダイアナ」まつざき幸介が日本では尾藤イサオが歌った「悲しき願い」田中あいみはコニー・フランシスの「バケーション」と、それぞれが1950年代〜60年代のアメリカンポップス・ロカビリーを披露した。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

写真・第5回京都歌謡祭の出演者たち


写真・それぞれが最新曲を披露した
まずは出演者が1曲ずつ最新曲を歌った後に、各自の歌唱コーナーに入った。
京都歌謡祭の第1回は2019年2月に開かれている。その時、田中あいみは地元京都の歌の上手いプロを目指す18歳の高校生として、AIMIの名前で出演している。
今回はデビュー2年目。22年12月には第64回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞した歌手として、同じ事務所の細川たかし一門の先輩歌手、彩青とともにメインゲストとして出演であった。

写真・田中あいみ
前作の「大阪ロンリネス」から新曲「愛の懺悔じゃないけれど」カップリング曲「あんたのバラード」などを歌った。また、「雨の御堂筋」「石狩挽歌」のカバー曲も披露した。
このところテレビのバラエティ番組にも挑戦しており、徐々に歌手。田中あいみの顔も知られるようになってきている。そんな中、「関西でワンマンライブを開くのが夢です」と、話していた。
21歳の彩青はデビュー5年目。16歳の時のデビュー曲、股旅演歌「銀次郎旅がらす」を尺八の演奏を交えて聴かせたほか、「沓掛道中」新曲「望郷竜飛崎」カップリング曲「津軽三味線ひとり旅」を歌った。
カバー曲では師匠細川たかしのヒット曲「北酒場」「心のこり」を披露した。

写真・彩青
師匠細川たかしに弟子入りしたのは11歳の時だという。それから10年。19年12月の第61回輝く!日本レコード大賞では新人賞を受賞している実力派。「細川一門で演歌界を盛り上げて行きたい」と大きな望みを持つ。
今年11月22日には初のアルバム「彩青 演歌・民謡〜唄の旅〜−北日本、東日本編−」を発売する。
まつざき幸介は2月に発売した新曲「おもいで通り雨」を歌った。作詞がかず翼で、作曲は小田純平。「人生を歌った心に染みる歌です。うれしさ切ない思い出が通り雨のように過ぎてゆく」と、歌の内容を解説するまつざき、小田のメロディにのせて淡々と聴かせた。
カップリングの「ふるさと川」も併せて歌唱。

写真・まつざき幸介
デビュー18年目になる。小田純平門下の歌手である。全国に女性ファンが数多くいるが、去年リリースした「悲愛」も歌った。タンゴのメロディで、悲しい女心を情熱的に表現するのはまつざきならでは。
彼の代表曲とも言えるのが「雨音」。酒場でひとり雨音を聞きながら、昔に思いを馳せる男の姿を歌った。
木下結子は2度目の出演。今年9月でデビュー40周年を迎える。40年の歌手人生の転機ともなった1曲が「ウヰスキー」。人生はいつでもやり直しが効くという高畠じゅん子の詞が聴くものの心を揺さぶる。
「3年前に還暦を迎えましたが、たくさんの人たちのご縁をいただき、ここまで歌うことが出来ました」と感謝の想いを述べた。

写真・木下結子
木下と言えば忘れてはいけないのが、デビュー曲の「放されて」と、デビュー5年目で出した「ノラ」であろう。取り分け「ノラ」は18人の歌手がカバーするほどの名曲。この日の出演者の1人、田中あいみは最新のカバー歌手だという。
歌謡祭ではこれらと共に、去年9月に出した新曲「百滝桜」も聴かせた。
寺本圭佑はデビュー13年目。年間1300ヶ所でのライブ・コンサートをこなし、〈歌う宅配便〉の異名を持つほどのパワフルな歌手である。「来年までスケジュールはいっぱい」と本人がいうほど、ひっぱりダコの人気者である。
小田純平の門下に入って12年。すでに28曲の小田作品をリリースしている。

写真・寺本圭佑
この日は前作の「望郷本線」から歌い、「月灯りのルンバ」「ひとりにしない」のギターバージョンを歌唱。
そして約1年3か月ぶりのシングル「折鶴夜曲」も歌った。4年前に移籍したユニバーサルミュージックで3枚目のシングルである。
寂しさがひときわ際立つ秋の夜には涙も誘うこの作品は、最愛の人に先立たれた想いを折鶴に込めている。
この歌謡祭ではまた、彩青がはかま姿で「ジェニ・ジェニ」を歌ったなど、寺本圭佑はエルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」、木下結子はポール・アンカの「ダイアナ」まつざき幸介が日本では尾藤イサオが歌った「悲しき願い」田中あいみはコニー・フランシスの「バケーション」と、それぞれが1950年代〜60年代のアメリカンポップス・ロカビリーを披露した。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
永井みゆき、10数年ぶりにミヤコ瓢箪山で店頭キャンペーン [イベント]
◆歌手永井みゆき(テイチクエンタテインメント)が2023年9月1日、10数年ぶりに大阪府東大阪市のCDショップミヤコ瓢箪山店で店頭キャンペーンを行った。6月に発売した新曲「津屋川みれん」を歌って、「新しい代表作になるように頑張って歌っていきます」と話していた。

写真・集まったファンに笑顔を見せる永井みゆき
「デビュー当初からお世話になっている」と、秋仕様の衣装の着物でミヤコ瓢箪山のステージに立った永井は「私の全作品を事前に聴いた宮下健治先生に、『永井にピッタリな』楽曲を作ってもらった」という「津屋川みれん」をアピール。
この日、「津屋川みれん」のCD購入客には、3種類の生写真の中からいずれか1枚をプレゼントしていた。

写真・永井みゆき
キャンペーンではまた、新曲のカップリング曲「金木犀」を歌うとともに、デビュー曲「大阪すずめ」(1992年)冬の津軽を舞台にした「地吹雪情話」(2004年)も歌った。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[永井みゆき テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/nagai/

写真・集まったファンに笑顔を見せる永井みゆき
「デビュー当初からお世話になっている」と、秋仕様の衣装の着物でミヤコ瓢箪山のステージに立った永井は「私の全作品を事前に聴いた宮下健治先生に、『永井にピッタリな』楽曲を作ってもらった」という「津屋川みれん」をアピール。
この日、「津屋川みれん」のCD購入客には、3種類の生写真の中からいずれか1枚をプレゼントしていた。

写真・永井みゆき
キャンペーンではまた、新曲のカップリング曲「金木犀」を歌うとともに、デビュー曲「大阪すずめ」(1992年)冬の津軽を舞台にした「地吹雪情話」(2004年)も歌った。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[永井みゆき テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/nagai/
香西かおり、大阪・新歌舞伎座でコンサート [イベント]
◆デビュー36年目を迎えている歌手香西かおり(ユニバーサルミュージック)が2023年8月30日、大阪・上六の新歌舞伎座で「香西かおりコンサート 2023」を開いた。

5月に発売したシングル「澪標(みおつくし)」を披露するとともに、エンディングでは亡くした母を想って香西が作詞した「標ない道」(2017年)を歌って、「可愛い可愛いと言われながら、長いこと歌って行きたい」と話していた。
8月28日の誕生日で還暦(60歳)を迎えた香西かおり。60本のバラの花をプレゼントされたり、赤いドレスで歌うシーンも見せた。
歌唱曲は次の通り(順不同)
「流恋草(はぐれそう)」(1991年)
「無言坂」(1993年)
「潮岬情話」(2003年)
「宇治川哀歌」(1996年)
「雨酒場」(1988年、デビュー曲)
「酒のやど」(2012年)
「もしや・・・あんたが」(2022年、デビュー35周年イヤー 第2弾シングル)
「人形(おもちゃ)」(1997年)
「青空」(2002年)
「雨夜の月」(2013年)
「私、女やからねぇ」(2023年、「澪標」のカップリング曲)
「すき」(1997年)
「澪標」(2023年、最新曲)
「標ない道」(2017年)

5月に発売したシングル「澪標(みおつくし)」を披露するとともに、エンディングでは亡くした母を想って香西が作詞した「標ない道」(2017年)を歌って、「可愛い可愛いと言われながら、長いこと歌って行きたい」と話していた。
8月28日の誕生日で還暦(60歳)を迎えた香西かおり。60本のバラの花をプレゼントされたり、赤いドレスで歌うシーンも見せた。
歌唱曲は次の通り(順不同)
「流恋草(はぐれそう)」(1991年)
「無言坂」(1993年)
「潮岬情話」(2003年)
「宇治川哀歌」(1996年)
「雨酒場」(1988年、デビュー曲)
「酒のやど」(2012年)
「もしや・・・あんたが」(2022年、デビュー35周年イヤー 第2弾シングル)
「人形(おもちゃ)」(1997年)
「青空」(2002年)
「雨夜の月」(2013年)
「私、女やからねぇ」(2023年、「澪標」のカップリング曲)
「すき」(1997年)
「澪標」(2023年、最新曲)
「標ない道」(2017年)
生駒尚子ら本家生駒会一門総出で4年ぶりの盆踊り 東大阪・岩田公園 [イベント]
◆本家生駒会のメンバー総出による河内音頭の夕べが、2023年8月28、29の両日、東大阪市若江岩田の岩田公園で4年ぶりに開かれた盆踊り会場で繰り広げられた。

写真・櫓の上で歌う生駒尚子
生駒会会主の生駒竜也をはじめ、歌って踊る生駒会の花形スター生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)ら延べ22人が総出演して、それぞれ独自の節回しによる河内音頭を披露した。
近鉄電車の若江岩田駅近くにある岩田公園には、28日、午後7時の開演を待ち切れずに早くから河内音頭ファンが詰めかけていた。
スタートの合図で生駒一洋の音頭に合わせて、大きな輪を作って踊りがはじまった。

写真・男も女も河内音頭が大好きな人たちばかり
正面に設えられたやぐらに、この日6番目に立った生駒尚子は「花の尚子の夢舞台」「天雅の海へ」のオリジナル2曲を歌うと、この時ばかりは踊りも中断して全員の目は生駒に集中。
かけ声をかけたり、カメラのシャッターを押すなど大賑わいであった。

写真・櫓の上で歌う生駒尚子
生駒会会主の生駒竜也をはじめ、歌って踊る生駒会の花形スター生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)ら延べ22人が総出演して、それぞれ独自の節回しによる河内音頭を披露した。
近鉄電車の若江岩田駅近くにある岩田公園には、28日、午後7時の開演を待ち切れずに早くから河内音頭ファンが詰めかけていた。
スタートの合図で生駒一洋の音頭に合わせて、大きな輪を作って踊りがはじまった。

写真・男も女も河内音頭が大好きな人たちばかり
正面に設えられたやぐらに、この日6番目に立った生駒尚子は「花の尚子の夢舞台」「天雅の海へ」のオリジナル2曲を歌うと、この時ばかりは踊りも中断して全員の目は生駒に集中。
かけ声をかけたり、カメラのシャッターを押すなど大賑わいであった。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
2023-08-30 06:47
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中村秀香、ランチショーにゲスト出演でデビュー曲を歌う [イベント]
◆去年5月に歌手デビューした中村秀香(ホリデージャパン)が2023年8月27日、大阪市天王寺区のホテルアウィーナ大阪で開かれた「岬こうじランチショー」にゲスト出演。デビュー曲などを歌った。

写真・デビュー曲を歌う中村秀香
中村秀香は22年5月に、それまでの公務員生活、歌謡イベントの運営スタッフなどを経て歌手デビューしている。
この日は、デビュー曲の「大阪のれん」(作詞・仁井谷俊也、作曲・沢井明)とカップリング曲「愛した分だけ憎めたら」(作詞・紙中礼子、作曲・沢井明)とカバー曲を含む3曲を披露した。

写真・中村秀香
中村はラジオ関西で歌謡トーク番組「秀香の笑ろうておくれやす」(毎週日曜日午後8時45分から)でパーソナリティを務めるほか、番組ではカラオケ喫茶店などへの突撃インタビュー、お寺で定期ライブを開催するなど、そのバイタリティぶりを発揮している。
※写真・記事の載無断使用はお断りします。
[中村秀香 オフィシャルサイト]
https:/www.nakamurahideka.com/

写真・デビュー曲を歌う中村秀香
中村秀香は22年5月に、それまでの公務員生活、歌謡イベントの運営スタッフなどを経て歌手デビューしている。
この日は、デビュー曲の「大阪のれん」(作詞・仁井谷俊也、作曲・沢井明)とカップリング曲「愛した分だけ憎めたら」(作詞・紙中礼子、作曲・沢井明)とカバー曲を含む3曲を披露した。

写真・中村秀香
中村はラジオ関西で歌謡トーク番組「秀香の笑ろうておくれやす」(毎週日曜日午後8時45分から)でパーソナリティを務めるほか、番組ではカラオケ喫茶店などへの突撃インタビュー、お寺で定期ライブを開催するなど、そのバイタリティぶりを発揮している。
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[中村秀香 オフィシャルサイト]
https:/www.nakamurahideka.com/
三山ひろし、尺玉を上げた大阪で初のリサイタル デビュー15周年を記念 新曲も披露 [イベント]
◆歌手三山ひろし(日本クラウン)が2023年8月21日、大阪・中之島のフェスティバルホールで「三山ひろし 15周年リサイタル」を開いた。大阪で開くリサイタル公演は初めてで、大阪をはじめ出身地の高知からなど、各地から2700人が詰めかけ会場は満席であった。三山は7月5日にリリースした新曲「北海港節」(作詞・いではく、作曲・弦哲也、編曲・矢野立美)を関西で初披露するなど全20余曲を歌った。

写真・関西で初めてのリサイタルで「北海港節」を歌う三山ひろし
大きな尺玉を上げたいー。
自らの関西初のリサイタルを、輝き響き渡る花火大会のクライマックスシーンにたとえてステージに臨んだ三山は、「今まで〈人間三山ひろし〉を応援してくれた、すべての人たちへの感謝の気持ちを込めて。その想いが伝わるリサイタルにしたい」と、言い切った。
その彼は、15年間の歌手生活の原点は「誰かの喜ぶ顔が見たかったことにあった」と明かした。誰かとは周りにいるすべての人である。
ステージいっぱいに動き回る彼の表情には笑顔が尽きないし、動作にコミカルさを欠かさないのもそのため。
この日のリサイタルでは、彼が歌い、コロナ下で始めたという和太鼓やドラムにギターといった楽曲演奏に挑戦する姿にも、ステージを見つめる観客の表情は常に笑顔に包まれていた。
■師匠で義母への愛
さらに師匠であり義理の母でもある歌手、松前ひろ子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)にも、「ニコニコ笑顔が見たい」といい、今年の母の日には衣装の着物をプレゼントしている。
それを着て、休憩をはさんだ後半にステージに現れた松前は三山とのデュエット曲「人生援歌」(21年)を笑顔で披露した。
来年歌手生活55周年を迎える松前は、7月に腰椎すべり症の手術を受け、3週間前に退院したばかり。
ステージでは着物同様にピカピカと光る杖に支えられながら新曲「居酒屋 夢あかり」(23年)も歌って、「息子、三山ひろしをよろしく」と、呼びかけていた。

写真・出会ったすべての人への感謝を気持ちを伝えたい
三山にとって松前、彼女の夫で19年に83歳で亡くなった中村典正との出会いがなければ歌手への道は難しかったかもしれない。
リサイタルでは赤ん坊時代からのスライド写真を使って、歌手への後押しをしてくれた祖母と通った詩吟教室、2度の挑戦でグランドチャンピオン大会へ出場したNHKのど自慢、夜行バスでの上京、東京でのハローワーク通いなどのエピソードを紹介した。
そんな中でようやく仕事先として出会えたのが松前が東京・青山で経営するライブレストランであった。
レストランや松前の付き人の仕事をこなしながら、1人で歌のレッスンをしてチャンスを掴んだ日本クラウンの新人オーディションでは準グランプリという結果。それから数年後に念願のデビューを果たすことになる。
もちろんステージではそのデビュー曲「人恋酒場」(09年)も聴かせた。
■新たな挑戦を続ける
13年から始めたけん玉では、けん玉演歌歌手と呼ばれるまでになっているし、最近ではオリジナルショートムービーへの出演など新たな取り組みにも意欲的である。
長編歌謡浪曲への挑戦もそのひとつ。もっばら三波春夫の名曲をカバーしているが、この日のリサイタルでも赤穂浪士のエピソードとして知られる「立花左近」を披露した。
その三山は事前の囲み取材で、次の目標を訊かれると「5年先の20周年に向けて、半歩でもレベルアップしていくようにしたい」と、意欲をみせていた。
■ファンと一体になって新曲を歌唱
リサイタルも後半を迎えると、いよいよ新曲の「北海港節」と前作の「どんこ坂」が披露された。新曲は北の港町で漁師を目指す男の生きざまを力強く歌った作品である。
ところがこの歌、三山にとっては自らの15年の歌手人生に重なるのである。

写真・自らの歌手人生15年と重ねた新曲
1番では歌の主人公は漁師を目指して師匠に弟子入りし、10年の修業期間を経て1人前になるが、これは自身の上京してからデビューするまでの姿である。2番の師匠の娘と相惚れになる。これも師匠の娘婿になった自分なのである。
そして3番では、大漁旗をなびかせて港に帰ってくる、現実の親子2代の姿を歌っているのである。
三山は「まさに自分自身を歌ったそのものの内容で、レコーディングでは初めて涙で進行を止めてしまいました。想い出深い素晴らしい歌になりました」と感慨深げに話していた。
これを力一杯歌うと、客席では事前に用意してあった黄色いペンライトが会場いっぱいに揺れて、観客の誰もが15周年を祝っていた。
三山はまた、来年9月には大阪・新歌舞伎座での座長公演も決定しているという。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[三山ひろし オフィシャルサイト]
http://h-miyama.migan.co.jp/
[三山ひろし 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/miyama/news

写真・関西で初めてのリサイタルで「北海港節」を歌う三山ひろし
大きな尺玉を上げたいー。
自らの関西初のリサイタルを、輝き響き渡る花火大会のクライマックスシーンにたとえてステージに臨んだ三山は、「今まで〈人間三山ひろし〉を応援してくれた、すべての人たちへの感謝の気持ちを込めて。その想いが伝わるリサイタルにしたい」と、言い切った。
その彼は、15年間の歌手生活の原点は「誰かの喜ぶ顔が見たかったことにあった」と明かした。誰かとは周りにいるすべての人である。
ステージいっぱいに動き回る彼の表情には笑顔が尽きないし、動作にコミカルさを欠かさないのもそのため。
この日のリサイタルでは、彼が歌い、コロナ下で始めたという和太鼓やドラムにギターといった楽曲演奏に挑戦する姿にも、ステージを見つめる観客の表情は常に笑顔に包まれていた。
■師匠で義母への愛
さらに師匠であり義理の母でもある歌手、松前ひろ子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)にも、「ニコニコ笑顔が見たい」といい、今年の母の日には衣装の着物をプレゼントしている。
それを着て、休憩をはさんだ後半にステージに現れた松前は三山とのデュエット曲「人生援歌」(21年)を笑顔で披露した。
来年歌手生活55周年を迎える松前は、7月に腰椎すべり症の手術を受け、3週間前に退院したばかり。
ステージでは着物同様にピカピカと光る杖に支えられながら新曲「居酒屋 夢あかり」(23年)も歌って、「息子、三山ひろしをよろしく」と、呼びかけていた。

写真・出会ったすべての人への感謝を気持ちを伝えたい
三山にとって松前、彼女の夫で19年に83歳で亡くなった中村典正との出会いがなければ歌手への道は難しかったかもしれない。
リサイタルでは赤ん坊時代からのスライド写真を使って、歌手への後押しをしてくれた祖母と通った詩吟教室、2度の挑戦でグランドチャンピオン大会へ出場したNHKのど自慢、夜行バスでの上京、東京でのハローワーク通いなどのエピソードを紹介した。
そんな中でようやく仕事先として出会えたのが松前が東京・青山で経営するライブレストランであった。
レストランや松前の付き人の仕事をこなしながら、1人で歌のレッスンをしてチャンスを掴んだ日本クラウンの新人オーディションでは準グランプリという結果。それから数年後に念願のデビューを果たすことになる。
もちろんステージではそのデビュー曲「人恋酒場」(09年)も聴かせた。
■新たな挑戦を続ける
13年から始めたけん玉では、けん玉演歌歌手と呼ばれるまでになっているし、最近ではオリジナルショートムービーへの出演など新たな取り組みにも意欲的である。
長編歌謡浪曲への挑戦もそのひとつ。もっばら三波春夫の名曲をカバーしているが、この日のリサイタルでも赤穂浪士のエピソードとして知られる「立花左近」を披露した。
その三山は事前の囲み取材で、次の目標を訊かれると「5年先の20周年に向けて、半歩でもレベルアップしていくようにしたい」と、意欲をみせていた。
■ファンと一体になって新曲を歌唱
リサイタルも後半を迎えると、いよいよ新曲の「北海港節」と前作の「どんこ坂」が披露された。新曲は北の港町で漁師を目指す男の生きざまを力強く歌った作品である。
ところがこの歌、三山にとっては自らの15年の歌手人生に重なるのである。

写真・自らの歌手人生15年と重ねた新曲
1番では歌の主人公は漁師を目指して師匠に弟子入りし、10年の修業期間を経て1人前になるが、これは自身の上京してからデビューするまでの姿である。2番の師匠の娘と相惚れになる。これも師匠の娘婿になった自分なのである。
そして3番では、大漁旗をなびかせて港に帰ってくる、現実の親子2代の姿を歌っているのである。
三山は「まさに自分自身を歌ったそのものの内容で、レコーディングでは初めて涙で進行を止めてしまいました。想い出深い素晴らしい歌になりました」と感慨深げに話していた。
これを力一杯歌うと、客席では事前に用意してあった黄色いペンライトが会場いっぱいに揺れて、観客の誰もが15周年を祝っていた。
三山はまた、来年9月には大阪・新歌舞伎座での座長公演も決定しているという。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[三山ひろし オフィシャルサイト]
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[三山ひろし 日本クラウン]
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生駒尚子、熊本・人吉で演歌と河内音頭納涼歌祭り 楽しかったで〜 [イベント]
◆歌手で河内音頭の音頭取りの生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年8月7日、熊本県人吉市で初めて歌って踊っての「生駒尚子演歌と河内音頭納涼歌祭り」を開いた。

写真・歌って踊って手を上げると。それはもう河内音頭
会場のラウンジ歌姫Diva(人吉市)では午後6時30分と8時からの2部制で行われ、いずれも初めて見る本場の河内音頭に釘づけの盛況ぶり。
そんな中、生駒尚子の〈ほな.行くで〜〉の掛け声で、まずは中村美律子の「河内おとこ節」から始めて、河内音頭の洗礼。盛り上がったところで、北島三郎の「まつり」でさらに盛り上げた。
「手を上げて体を動かすと、もうそれは河内音頭です」と普段から話す生駒がいうように、ステージでは現地のスタッフが法被を着てステージに上がって踊り始めるひとコマもあった。

写真・大きな声援を受けて歌う生駒尚子
後半は「天雅の海へ」「追っかけ女房」「浪花の女房」「父娘のれん」などのオリジナル曲を歌った。フィナーレは歌川二三子の「二三子の鉄砲節」。アンコールにも応えて再び「天雅の海へ」を歌った。
生駒はデュエットコーナーでも観客と一緒に盛り上げた。
初めての人吉での歌謡ショーを終えて生駒は「来場いただいたお客様の全てが一丸となり真夏の夜を熱く楽しみました。人吉の皆様にまたお会い出来るのを楽しみにしてます。ほな、さいなら〜!」と、大阪のノリに会場は大爆笑に包まれていた。


写真・熊本 人吉の人たちは歌と踊りが大好き
生駒の人吉市での今回初めの歌謡ショー開催は、熊本県内に大きな被害をもたらせた20年の球磨川氾濫水害で、仮設住宅の建設に携わり復興支援を手伝った元マグロ漁師で大工の下野憲造さん(大阪・門真市)らの呼びかけで実現した。
[生駒尚子 オフィシャルサイト]
https://ikoma-naoko.com/

写真・歌って踊って手を上げると。それはもう河内音頭
会場のラウンジ歌姫Diva(人吉市)では午後6時30分と8時からの2部制で行われ、いずれも初めて見る本場の河内音頭に釘づけの盛況ぶり。
そんな中、生駒尚子の〈ほな.行くで〜〉の掛け声で、まずは中村美律子の「河内おとこ節」から始めて、河内音頭の洗礼。盛り上がったところで、北島三郎の「まつり」でさらに盛り上げた。
「手を上げて体を動かすと、もうそれは河内音頭です」と普段から話す生駒がいうように、ステージでは現地のスタッフが法被を着てステージに上がって踊り始めるひとコマもあった。

写真・大きな声援を受けて歌う生駒尚子
後半は「天雅の海へ」「追っかけ女房」「浪花の女房」「父娘のれん」などのオリジナル曲を歌った。フィナーレは歌川二三子の「二三子の鉄砲節」。アンコールにも応えて再び「天雅の海へ」を歌った。
生駒はデュエットコーナーでも観客と一緒に盛り上げた。
初めての人吉での歌謡ショーを終えて生駒は「来場いただいたお客様の全てが一丸となり真夏の夜を熱く楽しみました。人吉の皆様にまたお会い出来るのを楽しみにしてます。ほな、さいなら〜!」と、大阪のノリに会場は大爆笑に包まれていた。


写真・熊本 人吉の人たちは歌と踊りが大好き
生駒の人吉市での今回初めの歌謡ショー開催は、熊本県内に大きな被害をもたらせた20年の球磨川氾濫水害で、仮設住宅の建設に携わり復興支援を手伝った元マグロ漁師で大工の下野憲造さん(大阪・門真市)らの呼びかけで実現した。
[生駒尚子 オフィシャルサイト]
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木下結子、大川で船上BBQ・クルージングパーティー 各地からファンが参加 [イベント]
◆歌手木下結子(ホリデージャパン)が2023年8月5日、川面に映る夕陽を見ながら大阪・大川を遊覧する船上バーベキュー(BBQ )・クルージングパーティーを開いた。地元大阪をはじめ新潟や三重・四日市など各地から集まったファンは約3時間の船旅をゆったりと楽しんでいた。


写真・2016年以来というファンミーティングを兼ねてのクルージングに参加した人たち
前日の8月4日が63歳の誕生日だった木下結子の誕生会と、7年ぶりというファンミーティングを兼ねてのイベント。
遊覧船のスタッフが船上のグリルで肉や野菜を次々と焼くのを味わいながら、ファンの人たちとカラオケを楽しんだ。

写真・たくさん肉も食べました!
出発はかつて江戸時代の昔、京都・伏見と大阪を結んでいた三十石船の終点、天満橋・八軒屋浜船着場から。
船の到着を待ち構えて乗船すると、客席はファンでいっぱい。まずはビールなどで乾杯すると、船上BBQが楽しめるグランピング船メリーグリーン号はゆっくりと船体をUターンさせて大川を上りはじめた。


写真・川面に映る夕陽を見ながら船は進む
大川と淀川との境に設けられた毛馬の閘門(水位差を調節して船舶を通行させる設備)まで、対岸の風景を楽しみながら進むと、今度はもと来た方向へと中之島まで戻るというコース。


写真・カラオケを楽しむファンの人たち
食べながら歌って、そして景色を楽しみながらーと誰もが忙しい中、歌好きの人たちは、次から次へと自慢の歌を披露。歌声は対岸まで届いて、笑顔で手を振る人たちの姿も見られた。

写真・感謝の気持ちを込めて歌う木下結子
新曲「百滝(ももたき)桜」や「盛岡ロマンス」などを歌った木下は「今年9月21日で40周年を迎えます。ここまで歌ってこられたのも、皆さんの応援と、いい歌に恵まれたからです」と感謝の気持ちを表し、最後に15周年の年に出した「ありがとう そしてこれからも」を全員で歌った。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[木下結子 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/kinoshitayuiko/


写真・2016年以来というファンミーティングを兼ねてのクルージングに参加した人たち
前日の8月4日が63歳の誕生日だった木下結子の誕生会と、7年ぶりというファンミーティングを兼ねてのイベント。
遊覧船のスタッフが船上のグリルで肉や野菜を次々と焼くのを味わいながら、ファンの人たちとカラオケを楽しんだ。

写真・たくさん肉も食べました!
出発はかつて江戸時代の昔、京都・伏見と大阪を結んでいた三十石船の終点、天満橋・八軒屋浜船着場から。
船の到着を待ち構えて乗船すると、客席はファンでいっぱい。まずはビールなどで乾杯すると、船上BBQが楽しめるグランピング船メリーグリーン号はゆっくりと船体をUターンさせて大川を上りはじめた。


写真・川面に映る夕陽を見ながら船は進む
大川と淀川との境に設けられた毛馬の閘門(水位差を調節して船舶を通行させる設備)まで、対岸の風景を楽しみながら進むと、今度はもと来た方向へと中之島まで戻るというコース。


写真・カラオケを楽しむファンの人たち
食べながら歌って、そして景色を楽しみながらーと誰もが忙しい中、歌好きの人たちは、次から次へと自慢の歌を披露。歌声は対岸まで届いて、笑顔で手を振る人たちの姿も見られた。

写真・感謝の気持ちを込めて歌う木下結子
新曲「百滝(ももたき)桜」や「盛岡ロマンス」などを歌った木下は「今年9月21日で40周年を迎えます。ここまで歌ってこられたのも、皆さんの応援と、いい歌に恵まれたからです」と感謝の気持ちを表し、最後に15周年の年に出した「ありがとう そしてこれからも」を全員で歌った。
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山崎ていじ、大阪・歌友会がホテルニューオータニ大阪でバースデーパーティー [イベント]
◆ 2023年7月8日で66歳を迎えた歌手、山崎ていじ(日本コロムビア)のバースデーパーティーが8月5日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で開かれた。今年10月にはデビュー26年目に突入するが、この間、人との縁の大切さを身にしみて感じている、と話して新曲の「追憶ー北の駅ー」(23年2月)などを歌った。

写真・ファンへの感謝込めて歌え

写真・歌友会の岡会長から誕生ケーキのプレゼントされる山﨑ていじ
山崎ていじを応援する歌謡イベント企画団体の歌友会(大阪市、岡正志代表)が主催した。山崎と歌友会は、20年9月に大阪府寝屋川市で開かれた同会主催のカラオケ発表会のゲストとして山崎が出演したのがきっかけ。以来、主だったイベントには出演している。
この日はまず、今の山崎ていじに改名して14年2月に発売した「昭和男唄」から歌い、続いて「別れのボレロ」(20年)へとつなげ、バースデーパーティーを開いてもらったことへの感謝の気持ちを表した。

写真・たくさんの声援を受けて歌う
山崎が歌手デビューしたのは1998年10月。デビュー曲は彼が原点の歌とする「ふる里」である。長年カラオケ配信されていなかったが、先ごろようやく実現したという。
歌手はプロボクサーからの転身で、39歳3ヶ月になっていた。01年にはバップレコードからメジャーデビューし、10年10月には「男と女−東京25時−」で日本コロムビアに移籍している。
歌手として日の目を見たのは、1曲目に歌った「昭和男歌」の時であった。第47回日本有線大賞の新人賞を受賞したのである。「デビューしてから17年も経って、57歳の新人賞でした」と、この時の嬉しさは何ものにも代え難いものであった。
ただ「この時の姿を、すでに全盲になっていた母に見せることが出来なかったのが残念でした」と悔やむ姿も見せた。

写真・多くのご縁があっての今日がある
山崎はまた、「こうして今まで歌ってこられたのは、色んな人たちとのご縁を大切にしてきたお陰です。感謝を申し上げます」と、頭を下げた。





写真・祝福に駆け付けたゲスト歌手
「ネオン街ブルース」「居酒屋『ての字』」「夜汽車」では会場をラウンドして、テーブル席の来場者1人ひとりと握手を交わした。
この日は北沢麻衣、朱夏洋子、珠木奈美、都マキ、湊空慶子らが最新曲などを歌って山崎の誕生日を祝福した。
その1人、珠木とは「男と女 ー東京ラブシティー」をデュエットしてファンを楽しませていた。

写真・珠木奈美(左)とデュエット
最後は新曲の「追憶‐北の駅‐」(作詞・さわだすずこ、作曲・弦哲也、編曲・猪俣義周)を聴かせると共に、地元三重を舞台に歌った祭り歌「伊勢街道まつり唄」で賑やかに盛り上げた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[山崎ていじ オフィシャルサイト]
http://www4.airnet.ne.jp/yamachan/

写真・ファンへの感謝込めて歌え

写真・歌友会の岡会長から誕生ケーキのプレゼントされる山﨑ていじ
山崎ていじを応援する歌謡イベント企画団体の歌友会(大阪市、岡正志代表)が主催した。山崎と歌友会は、20年9月に大阪府寝屋川市で開かれた同会主催のカラオケ発表会のゲストとして山崎が出演したのがきっかけ。以来、主だったイベントには出演している。
この日はまず、今の山崎ていじに改名して14年2月に発売した「昭和男唄」から歌い、続いて「別れのボレロ」(20年)へとつなげ、バースデーパーティーを開いてもらったことへの感謝の気持ちを表した。

写真・たくさんの声援を受けて歌う
山崎が歌手デビューしたのは1998年10月。デビュー曲は彼が原点の歌とする「ふる里」である。長年カラオケ配信されていなかったが、先ごろようやく実現したという。
歌手はプロボクサーからの転身で、39歳3ヶ月になっていた。01年にはバップレコードからメジャーデビューし、10年10月には「男と女−東京25時−」で日本コロムビアに移籍している。
歌手として日の目を見たのは、1曲目に歌った「昭和男歌」の時であった。第47回日本有線大賞の新人賞を受賞したのである。「デビューしてから17年も経って、57歳の新人賞でした」と、この時の嬉しさは何ものにも代え難いものであった。
ただ「この時の姿を、すでに全盲になっていた母に見せることが出来なかったのが残念でした」と悔やむ姿も見せた。

写真・多くのご縁があっての今日がある
山崎はまた、「こうして今まで歌ってこられたのは、色んな人たちとのご縁を大切にしてきたお陰です。感謝を申し上げます」と、頭を下げた。





写真・祝福に駆け付けたゲスト歌手
「ネオン街ブルース」「居酒屋『ての字』」「夜汽車」では会場をラウンドして、テーブル席の来場者1人ひとりと握手を交わした。
この日は北沢麻衣、朱夏洋子、珠木奈美、都マキ、湊空慶子らが最新曲などを歌って山崎の誕生日を祝福した。
その1人、珠木とは「男と女 ー東京ラブシティー」をデュエットしてファンを楽しませていた。

写真・珠木奈美(左)とデュエット
最後は新曲の「追憶‐北の駅‐」(作詞・さわだすずこ、作曲・弦哲也、編曲・猪俣義周)を聴かせると共に、地元三重を舞台に歌った祭り歌「伊勢街道まつり唄」で賑やかに盛り上げた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[山崎ていじ オフィシャルサイト]
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北沢麻衣、兵庫・加古川カラオケ喫茶しゃぼん玉で歌う 感謝祭来場を呼びかけ [イベント]
◆最新曲「くちべにグラス」が評判の歌手の北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年7月27日、兵庫県加古川市のカラオケ喫茶しゃぼん玉(森田昌代代表)で、ご挨拶キャンペーンを行った。同店は11月5日にすぎもとまさとをスペシャルゲストに招いて「しゃぼん玉 感謝祭」を開催するが、北沢はそれにゲスト出演することから、「師弟共演をぜひ見に来て下さい」と呼びかけていた。

写真・北沢麻衣(左)とらしゃぼん玉の森田さん
CDジャケットと同じ衣装で来て下さいー。しゃぼん玉の森田昌代さんのリクエストに応えて店のステージに立った北沢麻衣。
午前10時からモーニングサービスを提供したりカラオケも開放するなどしたこともあって、早くから北沢の「くちべにグラス」の生歌を聴こうという人たちが次々と集まってきた。

写真・「くちべにグラス」を歌う北沢麻衣
午後1時30分から始まった北沢のステージでは、「くちべにグラス」のほか「港のセレナーデ」「あの人の好きなうた」「真っ赤なワイン」「道頓堀リバーサイドブルース」を次々と歌い、リクエストで代表曲のひとつ「銀次」も聴かせた。
「くちべにグラス」の歌唱指導と振り付けの指導もするなどの大サービス。森田さんをはじめ6人それぞれと、北沢がワンコーラスづつ歌唱して。
最後は「くちべにグラス」を店の全員と合唱して盛り上げた。

写真・観客と一緒に「くちべにグラス」を歌う
この日、北沢は開演前に11月の感謝祭の打ち合わせも行った。
しゃぼん玉の森田さんは「CD販売やお客さんとの写真撮影もあって、とても楽しい1日でした。皆さん11月の感謝祭にお越し下さい」と、話していた。
「しゃぼん玉 感謝祭」は11月5日に兵庫県明石市の同市立西部市民会館で行われる。午前9時30分からカラオケ発表会で、午後5時から「すぎもとまさとライブ」。北沢麻衣、長浜有美がゲスト出演する。

写真・しゃぼん玉 感謝祭のチラシ
カラオケ発表会の参加料は1万2千円(2コーラス、弁当・お茶・ライブ観覧チケット付き)ライブ観覧チケット料金は3千円。
※問い合わせは、カラオケ喫茶しゃぼん玉(森田)まで。電話 079-436-3567

写真・北沢麻衣(左)とらしゃぼん玉の森田さん
CDジャケットと同じ衣装で来て下さいー。しゃぼん玉の森田昌代さんのリクエストに応えて店のステージに立った北沢麻衣。
午前10時からモーニングサービスを提供したりカラオケも開放するなどしたこともあって、早くから北沢の「くちべにグラス」の生歌を聴こうという人たちが次々と集まってきた。

写真・「くちべにグラス」を歌う北沢麻衣
午後1時30分から始まった北沢のステージでは、「くちべにグラス」のほか「港のセレナーデ」「あの人の好きなうた」「真っ赤なワイン」「道頓堀リバーサイドブルース」を次々と歌い、リクエストで代表曲のひとつ「銀次」も聴かせた。
「くちべにグラス」の歌唱指導と振り付けの指導もするなどの大サービス。森田さんをはじめ6人それぞれと、北沢がワンコーラスづつ歌唱して。
最後は「くちべにグラス」を店の全員と合唱して盛り上げた。

写真・観客と一緒に「くちべにグラス」を歌う
この日、北沢は開演前に11月の感謝祭の打ち合わせも行った。
しゃぼん玉の森田さんは「CD販売やお客さんとの写真撮影もあって、とても楽しい1日でした。皆さん11月の感謝祭にお越し下さい」と、話していた。
「しゃぼん玉 感謝祭」は11月5日に兵庫県明石市の同市立西部市民会館で行われる。午前9時30分からカラオケ発表会で、午後5時から「すぎもとまさとライブ」。北沢麻衣、長浜有美がゲスト出演する。

写真・しゃぼん玉 感謝祭のチラシ
カラオケ発表会の参加料は1万2千円(2コーラス、弁当・お茶・ライブ観覧チケット付き)ライブ観覧チケット料金は3千円。
※問い合わせは、カラオケ喫茶しゃぼん玉(森田)まで。電話 079-436-3567
入山アキ子、関西で親戚作りに拍車 サークルキャンペーンやライブで売り込み [イベント]
◆歌手の入山アキ子(テイチクエンタテインメント)が関西で〈親戚〉作りを強めている。カラオケ喫茶店でのサークルキャンペーンをはじめライブの開催などイベントなどで、親戚と呼ぶファン集めに取り組んでいる。

写真・大阪でも<親戚>作りに励む
2023年6月に大阪発流行歌ライブ、同7月にKOBE流行歌ライブに出演した入山アキ子は、それに先駆けて7月1日、東大阪市内のカラオケ喫茶店と大阪市内のカラオケスナックの2店舗で、話題曲「一泊二日」のキャンペーンを行った。
この日の1軒目は東大阪市鴻池町のカラオケ喫茶店、チャンス。2軒目を訪ねたのは午後8時、大阪市住之江区のへっぷ ばぁ〜んであった。
それぞれ「一泊二日」を2コーラスとフルコーラスで歌った。続いてメジャーデビュー曲の「ザンザ岬」関西での足がかりを作って有線リクエスト1位も獲得した楽曲「紀淡海峡」も。

写真・チャンスで歌う入山アキ子

写真・チャンスのママ(左)と
「一泊二日」は道ならぬ恋を歌った演歌であるが、分かりやすい歌詞と覚えやすいメロディーが、人気を高めている。
入山が次の新曲リリースを延期してまで、この楽曲を歌い続けると早々と宣言したのにも頷ける。
彼女の〈親戚〉はキャンペーンやライブなどを通して全国で増えているが、そうした中で注目されるのは、「私と同世代の人たちよりも若い年代の人たちにも親戚契約(ファンクラブへの加入)してもらっています」から。


写真・へっぷばぁ~んで歌う入山アキ子

写真・へっぷばぁ~んのママ(右)と
そのきっかけとなったのは、2018年に出した「悪女の季節 」から続く悪女シリーズであった。今回のキャンペーンでは「女の恋ざんげ」(19年)「みだれ舞い」(同)と同シリーズの2曲を聴かせた。
いずれも初めて訪ねた店にも関わらず、店内はたくさんの人たちで埋め尽くされていた。
リクエストに応えてデュエットするシーンもあった。
この日はまた、事前の約束も取り付けずに突然に訪問するミステリーキャンペーンとして、大阪・京橋のカラオケフレンドリーへも訪問して「一泊二日」を歌った。

写真・サプライズの大阪・京橋フレンドリーでも歌唱
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/

写真・大阪でも<親戚>作りに励む
2023年6月に大阪発流行歌ライブ、同7月にKOBE流行歌ライブに出演した入山アキ子は、それに先駆けて7月1日、東大阪市内のカラオケ喫茶店と大阪市内のカラオケスナックの2店舗で、話題曲「一泊二日」のキャンペーンを行った。
この日の1軒目は東大阪市鴻池町のカラオケ喫茶店、チャンス。2軒目を訪ねたのは午後8時、大阪市住之江区のへっぷ ばぁ〜んであった。
それぞれ「一泊二日」を2コーラスとフルコーラスで歌った。続いてメジャーデビュー曲の「ザンザ岬」関西での足がかりを作って有線リクエスト1位も獲得した楽曲「紀淡海峡」も。

写真・チャンスで歌う入山アキ子

写真・チャンスのママ(左)と
「一泊二日」は道ならぬ恋を歌った演歌であるが、分かりやすい歌詞と覚えやすいメロディーが、人気を高めている。
入山が次の新曲リリースを延期してまで、この楽曲を歌い続けると早々と宣言したのにも頷ける。
彼女の〈親戚〉はキャンペーンやライブなどを通して全国で増えているが、そうした中で注目されるのは、「私と同世代の人たちよりも若い年代の人たちにも親戚契約(ファンクラブへの加入)してもらっています」から。


写真・へっぷばぁ~んで歌う入山アキ子

写真・へっぷばぁ~んのママ(右)と
そのきっかけとなったのは、2018年に出した「悪女の季節 」から続く悪女シリーズであった。今回のキャンペーンでは「女の恋ざんげ」(19年)「みだれ舞い」(同)と同シリーズの2曲を聴かせた。
いずれも初めて訪ねた店にも関わらず、店内はたくさんの人たちで埋め尽くされていた。
リクエストに応えてデュエットするシーンもあった。
この日はまた、事前の約束も取り付けずに突然に訪問するミステリーキャンペーンとして、大阪・京橋のカラオケフレンドリーへも訪問して「一泊二日」を歌った。

写真・サプライズの大阪・京橋フレンドリーでも歌唱
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/
北沢麻衣、レッスンライブを各地で開催 11月にはアルバム発売も [イベント]
◆歌手の北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)がファンの拡大をねらって、歌唱レッスンを盛り込んだライブを神奈川県横浜市内などで始めている。

写真・各地でレッスンライブを開催する北沢麻衣
「私の胸をかじる人」(1985年)でポリドールレコードから歌手デビューした北沢麻衣は、2022年9月にリリースした「くちべにグラス」まで一貫して作曲家杉本眞人の作品を歌い続けている。
関西を拠点に活動していたが、去年、横浜市内に新たな拠点を設けて関東での活動を本格化させている。
デビュー以来、20年間は東京で活動していたこともあって、業界関係者やカラオケ喫茶店などに知己も多い。「くちべにグラス」をはじめ、このところの作品への評価も高いこともあって、関東方面での仕事量も増えている。
とは言うものの、まだ限定的であることから、北沢の人気曲を歌う歌唱レッスンを交えたライブを広く各地で開催していくことで、「私が歌う曲を知ってもらい、北沢の存在も認知してもらいたい」(北沢麻衣)としている。

写真・応援してくれる人たちを全国で増やしたいと東奔西走の北沢麻衣(中央)
「幸いなことに新曲『くたべにグラス』は歌いたい人が多い」ことから、横浜では2ヶ月に1ヶ所で開催している。従来からの本拠地である奈良市では1ヶ月に1度の割でファンの集いとして開催する。
元々、地元奈良では歌唱教室を開講していたこともあり、数多くの生徒を抱えている。
新たに数年前から岡山県内でもレッスンライブを実施しており、着実にファンを増やしている。関西で開催するイベントでは必ず参加するといった熱心な人たちもいる。
BS12チャンネルで毎週月曜日午前5時から放送中の音楽番組「うたって♪ハマって♪」では、北沢が「あの人の好きなうた」のコーナーを担当して、視聴者から寄せられた歌にまつわるエピソードを紹介、その歌を歌っている。

写真・11月開催イベントには師匠の杉本眞人と共演も
11月にはオリジナル曲とカバー曲を収めたアルバムも発売予定で、活動にもますます拍車がかかる。
同5日には兵庫県明石市の市立西部市民会館で杉本眞人をスペシャルゲストに迎えて開かれる「しゃぼん玉感謝祭」(主催・加古川しゃぼん玉)にゲスト出演して師弟共演をすることも決まっている。
北沢は「レッスンライブによって全国にファンを増やして、たくさんの人に歌ってもらい、ライブ・コンサートに来てもらえると嬉しいです」と、話している。
※写真の無断使用はお断りします。
[北沢麻衣 オフィシャルサイト]
https://uta-utai.com/
[北沢麻衣 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/kitazawa-mai.html

写真・各地でレッスンライブを開催する北沢麻衣
「私の胸をかじる人」(1985年)でポリドールレコードから歌手デビューした北沢麻衣は、2022年9月にリリースした「くちべにグラス」まで一貫して作曲家杉本眞人の作品を歌い続けている。
関西を拠点に活動していたが、去年、横浜市内に新たな拠点を設けて関東での活動を本格化させている。
デビュー以来、20年間は東京で活動していたこともあって、業界関係者やカラオケ喫茶店などに知己も多い。「くちべにグラス」をはじめ、このところの作品への評価も高いこともあって、関東方面での仕事量も増えている。
とは言うものの、まだ限定的であることから、北沢の人気曲を歌う歌唱レッスンを交えたライブを広く各地で開催していくことで、「私が歌う曲を知ってもらい、北沢の存在も認知してもらいたい」(北沢麻衣)としている。

写真・応援してくれる人たちを全国で増やしたいと東奔西走の北沢麻衣(中央)
「幸いなことに新曲『くたべにグラス』は歌いたい人が多い」ことから、横浜では2ヶ月に1ヶ所で開催している。従来からの本拠地である奈良市では1ヶ月に1度の割でファンの集いとして開催する。
元々、地元奈良では歌唱教室を開講していたこともあり、数多くの生徒を抱えている。
新たに数年前から岡山県内でもレッスンライブを実施しており、着実にファンを増やしている。関西で開催するイベントでは必ず参加するといった熱心な人たちもいる。
BS12チャンネルで毎週月曜日午前5時から放送中の音楽番組「うたって♪ハマって♪」では、北沢が「あの人の好きなうた」のコーナーを担当して、視聴者から寄せられた歌にまつわるエピソードを紹介、その歌を歌っている。

写真・11月開催イベントには師匠の杉本眞人と共演も
11月にはオリジナル曲とカバー曲を収めたアルバムも発売予定で、活動にもますます拍車がかかる。
同5日には兵庫県明石市の市立西部市民会館で杉本眞人をスペシャルゲストに迎えて開かれる「しゃぼん玉感謝祭」(主催・加古川しゃぼん玉)にゲスト出演して師弟共演をすることも決まっている。
北沢は「レッスンライブによって全国にファンを増やして、たくさんの人に歌ってもらい、ライブ・コンサートに来てもらえると嬉しいです」と、話している。
※写真の無断使用はお断りします。
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山田壽一、東大阪市文化創造館大ホールでリサイタル 新曲「風の盆哀歌」も披露 [イベント]
◆歌手山田壽一(ホリデージャパン)が2023年6月18日、東大阪市の文化創造館大ホールで、出逢いに感謝ーをテーマにチャリティーリサイタル&歌と踊りの発表会を開いた。90人近い人が出場した1部のカラオケ発表会に続いて、2部のリサイタルには葵かを里など5人のゲストが最新曲を歌い、山田は今年5月に発売した新曲「風の盆哀歌」など16曲を歌唱した。

山田壽一は2015年「風ごよみ / 愛しくて切なくて愛は遠すぎて」で、メロディーレコーズから歌手デビューしている。18年に出した第2弾シングル「日向恋しや / 哀愁別府/愛しくて切なくて愛は遠すぎて」からホリデージャパンに移っている。

「風の盆哀歌」は3枚目のシングルで、富山市八尾町を舞台に行われるおわら風の盆をイメージして山田が初めて作詞をした作品。たきのえいじが作曲し、編曲は杉本バッハである。
カップリング曲の「男の恋唄」は山田が作詞・作曲の両方を手がけている。


これを披露した山田は、去年9月から新曲作りを進めていたなど、作品誕生の経緯などを話した。カップリング曲には自身の楽曲では初めて、観客による〈としちゃ〜ん〉の掛け声を入れている。
この日は「風の盆哀歌」を作曲したたきのえいじから声のメッセージが届けられて、ステージで披露された。
その中でたきのは「山田さんの艶と優しさがある声が、ふる里の匂いを感じさせる作品になりました。今年の話題作にしましょう」とコメントを寄せた。


虫の音会の人たちによる「越中おわら」の踊りもあって、新曲の哀しい恋物語を盛り上げていた。
山田はまた、デビュー曲をはじめ得意の長編歌謡浪曲「俵星玄蕃〜元禄名槍譜〜」や民謡「松前謙良節」「甲州金山節」も聴かせた。
■ゲスト5人も熱唱

葵かを里
ゲストの葵かを里は来年デビュー20周年を迎えるが、それへ向けての弾みとなるような自信作として今年3月に出した「吉野千本桜」をはじめ、茶野香のペンネームで自ら作曲したカップリング曲「明日への虹」なども歌った。
「表題曲の『吉野ー 』は踊りの名手であった静御前と義経をモデルにした歌って踊れる演歌ですが、明日ー は人生がバラ色になる応援歌です」
とアピールしていた。

Noby(ノビー)
Noby(ノビー)は最新曲「ふるさと恋し」を披露するとともに、14年前のデビュー曲で代表曲でもある「母の鞄」などを歌った。
母親への思い出やふる里を題材にした作品を数多く歌っている。涙を誘ったり、懐かしさなど聴く人の情に訴えかける歌で、カラオケでも良く歌われていという。

岡田由美
岡田由美は2代目京山幸枝若に師事して歌謡浪曲を学んだという実力派の演歌歌手。この日はデビュー40周年記念曲「夫婦椿」などを歌った。

れいか
れいかはこのところ連続して杉本眞人作品を歌い続けているが、今年1月リリースの新曲「OASAKAレイニーブルース」は第3作目で、カップリング曲の「東京ボレロ」とともに披露した。
奈良県を拠点に活動している杉本ちずみは7月12日に発売する「真夜中の月~サイレンス~」を歌って、新曲の予約をアピールしていた。

杉本ちずみ
5人のゲストの歌唱をはさんで自身の歌を披露した山田は、成世昌平の代表曲「はぐれコキリコ」などを歌いながら、客席をラウンドしてファンとの懇親を深めていた。またアンコールに応えて「イヨマンテの夜」をカバー。
ラストは出演者全員がステージに勢揃いして「三百六十五歩のマーチ」を歌って2023年のリサイタルの幕を閉じた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[山田壽一 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_yk.html

山田壽一は2015年「風ごよみ / 愛しくて切なくて愛は遠すぎて」で、メロディーレコーズから歌手デビューしている。18年に出した第2弾シングル「日向恋しや / 哀愁別府/愛しくて切なくて愛は遠すぎて」からホリデージャパンに移っている。

「風の盆哀歌」は3枚目のシングルで、富山市八尾町を舞台に行われるおわら風の盆をイメージして山田が初めて作詞をした作品。たきのえいじが作曲し、編曲は杉本バッハである。
カップリング曲の「男の恋唄」は山田が作詞・作曲の両方を手がけている。


これを披露した山田は、去年9月から新曲作りを進めていたなど、作品誕生の経緯などを話した。カップリング曲には自身の楽曲では初めて、観客による〈としちゃ〜ん〉の掛け声を入れている。
この日は「風の盆哀歌」を作曲したたきのえいじから声のメッセージが届けられて、ステージで披露された。
その中でたきのは「山田さんの艶と優しさがある声が、ふる里の匂いを感じさせる作品になりました。今年の話題作にしましょう」とコメントを寄せた。


虫の音会の人たちによる「越中おわら」の踊りもあって、新曲の哀しい恋物語を盛り上げていた。
山田はまた、デビュー曲をはじめ得意の長編歌謡浪曲「俵星玄蕃〜元禄名槍譜〜」や民謡「松前謙良節」「甲州金山節」も聴かせた。
■ゲスト5人も熱唱

葵かを里
ゲストの葵かを里は来年デビュー20周年を迎えるが、それへ向けての弾みとなるような自信作として今年3月に出した「吉野千本桜」をはじめ、茶野香のペンネームで自ら作曲したカップリング曲「明日への虹」なども歌った。
「表題曲の『吉野ー 』は踊りの名手であった静御前と義経をモデルにした歌って踊れる演歌ですが、明日ー は人生がバラ色になる応援歌です」
とアピールしていた。

Noby(ノビー)
Noby(ノビー)は最新曲「ふるさと恋し」を披露するとともに、14年前のデビュー曲で代表曲でもある「母の鞄」などを歌った。
母親への思い出やふる里を題材にした作品を数多く歌っている。涙を誘ったり、懐かしさなど聴く人の情に訴えかける歌で、カラオケでも良く歌われていという。

岡田由美
岡田由美は2代目京山幸枝若に師事して歌謡浪曲を学んだという実力派の演歌歌手。この日はデビュー40周年記念曲「夫婦椿」などを歌った。

れいか
れいかはこのところ連続して杉本眞人作品を歌い続けているが、今年1月リリースの新曲「OASAKAレイニーブルース」は第3作目で、カップリング曲の「東京ボレロ」とともに披露した。
奈良県を拠点に活動している杉本ちずみは7月12日に発売する「真夜中の月~サイレンス~」を歌って、新曲の予約をアピールしていた。

杉本ちずみ
5人のゲストの歌唱をはさんで自身の歌を披露した山田は、成世昌平の代表曲「はぐれコキリコ」などを歌いながら、客席をラウンドしてファンとの懇親を深めていた。またアンコールに応えて「イヨマンテの夜」をカバー。
ラストは出演者全員がステージに勢揃いして「三百六十五歩のマーチ」を歌って2023年のリサイタルの幕を閉じた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[山田壽一 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_yk.html
生駒尚子、ファンと祝った誕生日は走る路面電車の中で 「チン電貸切ツアー」 [イベント]
◆歌手の生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が自身の誕生日の2023年6月3日、大阪で唯一残る路面電車を貸し切って、52歳になったことをファンクラブの人たちと一緒に祝うバースデーイベント「チン電貸切ツアー」を行った。

写真・プレゼントされたケーキを手にする生駒尚子
イベントは大阪市内の南部から隣接する堺市内を結んでいる阪堺電車(本社・大阪市住吉区)の始発駅天王寺駅前駅(大阪市)から終点の浜寺駅前駅(堺市)まで、往復約1時間20分をガタゴトと揺れる車中で行われ、生駒の歌やファンのカラオケなどを楽しんだ。

写真・チン電(阪堺電車の路面電車)を前に参加者と記念撮影
電車は下町の家と家の間を縫うように走ったり、沿線には名所住吉大社もある。大阪らしさをいっぱい感じさせる沿線を行くそれは、市民から〈チン電〉の名前で親しまれている。


写真・後援会長(上)や歌手の原田ヒロシさんもカラオケでお祝い
豪華な弁当やお酒も用意されて、車内は終始賑やかな声が絶えることがなかった。
次々と誕生日プレゼントが贈られる中、生駒の似顔絵入りの特大バースデーケーキには、本人もビックリするほどそっくりな似顔絵を写真に収める人などで、彼女は終始ニコニコ顔であった。

写真・歌を披露する生駒尚子
生駒は最新曲の「天雅の海へ」カップリング曲「アジサイの花」を歌い、最後はお馴染みの「河内音頭」で盛り上げると、電車はあべのハルカスが車窓に大きく映って、楽しいイベントは最後を告げた。
走る車中での初めての誕生日イベントに生駒は「感激しました。これからも歌に精進して行きます」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[生駒尚子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://ikoma-naoko.com/
[生駒尚子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/release_detail/TKCA-91379.html

写真・プレゼントされたケーキを手にする生駒尚子
イベントは大阪市内の南部から隣接する堺市内を結んでいる阪堺電車(本社・大阪市住吉区)の始発駅天王寺駅前駅(大阪市)から終点の浜寺駅前駅(堺市)まで、往復約1時間20分をガタゴトと揺れる車中で行われ、生駒の歌やファンのカラオケなどを楽しんだ。

写真・チン電(阪堺電車の路面電車)を前に参加者と記念撮影
電車は下町の家と家の間を縫うように走ったり、沿線には名所住吉大社もある。大阪らしさをいっぱい感じさせる沿線を行くそれは、市民から〈チン電〉の名前で親しまれている。


写真・後援会長(上)や歌手の原田ヒロシさんもカラオケでお祝い
豪華な弁当やお酒も用意されて、車内は終始賑やかな声が絶えることがなかった。
次々と誕生日プレゼントが贈られる中、生駒の似顔絵入りの特大バースデーケーキには、本人もビックリするほどそっくりな似顔絵を写真に収める人などで、彼女は終始ニコニコ顔であった。

写真・歌を披露する生駒尚子
生駒は最新曲の「天雅の海へ」カップリング曲「アジサイの花」を歌い、最後はお馴染みの「河内音頭」で盛り上げると、電車はあべのハルカスが車窓に大きく映って、楽しいイベントは最後を告げた。
走る車中での初めての誕生日イベントに生駒は「感激しました。これからも歌に精進して行きます」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[生駒尚子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://ikoma-naoko.com/
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野上こうじ・司紘人、大阪・天神橋で限定ジャケット「(大阪)天神橋」を配布 [イベント]
◆天神と名のつく橋は全国に数百もあると言われている。その天神橋を歌って人々を元気にしてくれているのが、ホリデージャパンの歌手、野上こうじと司紘人である。2人は2023年5月26日、大阪・天神橋筋商店街にあるシェアリング型レンタルスペース(北区天神橋5)で、歌を披露すると共に大阪限定ジャケットのCD「天神橋」を配布。7月に大阪市内で開くコンサートの自由席チケットもプレゼントしていた。

写真・集まったひとたちに「天神橋」を披露
「天神橋」は2年前にリリースした野上・司のデュエット曲であるが、コロナ騒動の影響で満足にキャンペーンも出来ずにいた。それも一段落したことから今回、全国の天神橋で「天神橋」のPRを始めることになった。その第1弾が日本一長い商店街とも言われている商店街の名前にもなっている大阪。
「ノリが良いいし、大ヒットするから頑張れ」といったファンの声援も受けてやって来た2人は、朝早くから商店街を歩いて会場であるレンタルスペースへの来場を呼びかけた。
次々とやって来る人たちに歌を聴かせて、野上たちとジャンケン。勝った人には、7月17日に大阪市内で開かれる「笑顔でつなくコンサート」(角川博、北原ミレイ、野上こうじらが出演)のチケットをプレゼントしていた。

写真・「天神橋」をPRする野上こうじ(中央)司紘人(右)と石川敏夫
芸能レポーターの石川敏夫も顔を見せて、「この歌は彼らが手売りをして、各地でじわじわと売れています」とPRにひと役買っていた。

写真・ジャンケンでチケットプレゼント
この後、歌に登場する石川県金沢市、福岡市博多区でも同様のキャンペンを予定している。また「あなたの町の天神橋」をテーマに、天神橋の思い出・エピソードや天神橋とのツーショット写真・動画を募集している。
優秀作品に選ばれた人には、2人が現地へ出かけて歌を届け流ことになっている。
野上と司は「明るく元気になれる歌でもあるので、長い間をかけてもヒットさせたいです」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

写真・集まったひとたちに「天神橋」を披露
「天神橋」は2年前にリリースした野上・司のデュエット曲であるが、コロナ騒動の影響で満足にキャンペーンも出来ずにいた。それも一段落したことから今回、全国の天神橋で「天神橋」のPRを始めることになった。その第1弾が日本一長い商店街とも言われている商店街の名前にもなっている大阪。
「ノリが良いいし、大ヒットするから頑張れ」といったファンの声援も受けてやって来た2人は、朝早くから商店街を歩いて会場であるレンタルスペースへの来場を呼びかけた。
次々とやって来る人たちに歌を聴かせて、野上たちとジャンケン。勝った人には、7月17日に大阪市内で開かれる「笑顔でつなくコンサート」(角川博、北原ミレイ、野上こうじらが出演)のチケットをプレゼントしていた。

写真・「天神橋」をPRする野上こうじ(中央)司紘人(右)と石川敏夫
芸能レポーターの石川敏夫も顔を見せて、「この歌は彼らが手売りをして、各地でじわじわと売れています」とPRにひと役買っていた。

写真・ジャンケンでチケットプレゼント
この後、歌に登場する石川県金沢市、福岡市博多区でも同様のキャンペンを予定している。また「あなたの町の天神橋」をテーマに、天神橋の思い出・エピソードや天神橋とのツーショット写真・動画を募集している。
優秀作品に選ばれた人には、2人が現地へ出かけて歌を届け流ことになっている。
野上と司は「明るく元気になれる歌でもあるので、長い間をかけてもヒットさせたいです」と話していた。
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2023-05-28 09:12
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河内音頭のルーツを訪ねた雨中の「第28回歌を歩く」 八尾〜瓢箪山 [イベント]
◆歌手の生駒尚子と言えば、鉄砲光三郎と共に一世を風靡した河内音頭の音頭取り生駒一の長女である。今では大阪・東大阪を拠点に父の跡を継いで河内音頭の音頭取りも務める。2023年5月13日、彼女にナビゲーターをお願いして、午後から降り始めた雨の中約20キロを歩いて、河内音頭ゆかりの土地をめぐった。

「歌を歩く」は歌の舞台となった土地を訪ねて、歌の背景や歴史を知ろうというものである。2020年7月から始めている。今回は河内音頭のルーツを訪ねるーをテーマに大阪・八尾から東大阪を歩いた。
大阪の八尾、東大阪には河内音頭ゆかりの地が数多くある。中でも八尾市本町にある常光寺は、河内音頭発祥の地として知られている。
河内音頭とは盆踊りの音頭であるが、その境内では夏になれば盆踊りが催されているのであろうと、すぐに想像がつくほどに広く、鉄棒や遊具が置かれていて普段は近所の子供たちの格好の遊び場のようでもある。

この寺は奈良時代初期の開創と伝えられており、その歴史はかなり古い。おおさか13佛霊場第5番と札が掛かっている通り、霊験あらたかな寺として市民に親しまれている。


常光寺の存在はすぐ近くのアーケードに覆われたファミリーロード商店街にある、CDショップの跡を利用して2012年にオープンした「河内音頭記念館」の女性から教えてもらった。
その記念館には河内音頭のレコードや本、グッズ、それに館長である河内家菊水丸の衣装や愛用ギターなど、ありとあらゆる関連資料が展示されている。河内家菊水丸は不定期ではあるが河内音頭の踊り方などを教えるセミナーを開いており、すでに103回を数えるまでになっているという。




ナビゲーターの生駒尚子も自身が運営するライブホールMu's in 705で同様な河内音頭教室を開いているなど、八尾・東大阪では河内音頭普及に向けた草の根活動が盛んに行われている。
盆踊りの音頭であった河内音頭も、昭和に入ると、取り分け戦後、メロディーや節など浪曲の要素を取り入れられるようになった。それに伴い、徐々にアップテンポでリズミカルなメロディーへと変化するようになり、今の河内音頭が出来上がっていったようである。
生駒一の娘、尚子がまだ小学生であった頃、一に弟子入りしてきたのが、スポーツ刈りが似合う高校生の河内家菊水丸である。
彼は今、一の跡を継ぐ河内音頭の第1人者である。小学生の頃から一に付いて歩き、高校3年の時にプロデビューしている。
「最初の丸3年間は一師匠の元でギターを弾いていました。今の髪型も師匠を似せたものです」というほど、一から多大な影響を受けている。
■八尾から東大阪・瓢箪山へ
時代は遡って太平洋戦争後、河内音頭の普及に尽力した1人の音頭取りがいた。〈音頭取りの萬ちゃん〉と親しまれた河内家廣春がその人である。
幼くして正調河内音頭、江州音頭、やんれ節を習得したと言われている。戦後、多くの弟子を育成したといい、東大阪市上四条町16、近鉄瓢箪山駅から歩いて10分程度の所にある四条墓地には、河内家廣春の功績を称えた霊碑が建てられている。


我々は常光寺からその霊碑を目指して歩くことにした。近鉄八尾駅から同山本駅、そこから桜並木で有名な玉串川沿いの遊歩道を近鉄東花園駅に向けて歩を進めた。


春であれば満開の桜を見ながらのウォーキングとなったはずだが、すでに季節は新緑の頃。しかもこの日は八尾駅を出た直後から降り始めた雨のため、傘を差しながら歩くことになった。
この遊歩道は東花園の手前を東西に流れる第2寝屋川近くまで続いていた。花見シーズンにはたくさんの人たちで賑わうという。
■坂道を〈迷走〉
当初の予定では東花園駅まで行き、そこから近鉄電車の高架に沿って瓢箪山駅まで進み、そこから四条墓地を目指すことにしていた。ところが地元の参加者から「第2寝屋川沿いに歩いた方がいい」といった提案があり、それを取り入れることにした。



結果的にそれは墓地までの道を分かりづらいくすることになった。雨が降る中、坂道を〈迷走〉することになったのである。
ナビゲーターの生駒尚子さんが交番に飛び込んで、居合わせた警察官から大体の場所を聞き、なんとか墓地へたどり着いた。
が、そこからが霊碑を探すのがまた大変であった。墓地内を歩き回って、やっとSさんが「これや、あった」と見つけたのである。しかしそれは意外と小さく、下手をすると見逃してしまいそうなものであった。


それでも大阪平野を一望できるそこに建っている碑は、大阪を代表する伝承芸能の普及に尽力した功績を称えるのに相応しく感じられた。
そこには功績と共に「亡き師を慕い碑を建立いたします」と書かれていた。
ただしそれがいつ建てられたのかは日付けがなく、不明であった。

次回「第29回歌を歩く」は9月に開催予定。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

「歌を歩く」は歌の舞台となった土地を訪ねて、歌の背景や歴史を知ろうというものである。2020年7月から始めている。今回は河内音頭のルーツを訪ねるーをテーマに大阪・八尾から東大阪を歩いた。
大阪の八尾、東大阪には河内音頭ゆかりの地が数多くある。中でも八尾市本町にある常光寺は、河内音頭発祥の地として知られている。
河内音頭とは盆踊りの音頭であるが、その境内では夏になれば盆踊りが催されているのであろうと、すぐに想像がつくほどに広く、鉄棒や遊具が置かれていて普段は近所の子供たちの格好の遊び場のようでもある。

この寺は奈良時代初期の開創と伝えられており、その歴史はかなり古い。おおさか13佛霊場第5番と札が掛かっている通り、霊験あらたかな寺として市民に親しまれている。


常光寺の存在はすぐ近くのアーケードに覆われたファミリーロード商店街にある、CDショップの跡を利用して2012年にオープンした「河内音頭記念館」の女性から教えてもらった。
その記念館には河内音頭のレコードや本、グッズ、それに館長である河内家菊水丸の衣装や愛用ギターなど、ありとあらゆる関連資料が展示されている。河内家菊水丸は不定期ではあるが河内音頭の踊り方などを教えるセミナーを開いており、すでに103回を数えるまでになっているという。




ナビゲーターの生駒尚子も自身が運営するライブホールMu's in 705で同様な河内音頭教室を開いているなど、八尾・東大阪では河内音頭普及に向けた草の根活動が盛んに行われている。
盆踊りの音頭であった河内音頭も、昭和に入ると、取り分け戦後、メロディーや節など浪曲の要素を取り入れられるようになった。それに伴い、徐々にアップテンポでリズミカルなメロディーへと変化するようになり、今の河内音頭が出来上がっていったようである。
生駒一の娘、尚子がまだ小学生であった頃、一に弟子入りしてきたのが、スポーツ刈りが似合う高校生の河内家菊水丸である。
彼は今、一の跡を継ぐ河内音頭の第1人者である。小学生の頃から一に付いて歩き、高校3年の時にプロデビューしている。
「最初の丸3年間は一師匠の元でギターを弾いていました。今の髪型も師匠を似せたものです」というほど、一から多大な影響を受けている。
■八尾から東大阪・瓢箪山へ
時代は遡って太平洋戦争後、河内音頭の普及に尽力した1人の音頭取りがいた。〈音頭取りの萬ちゃん〉と親しまれた河内家廣春がその人である。
幼くして正調河内音頭、江州音頭、やんれ節を習得したと言われている。戦後、多くの弟子を育成したといい、東大阪市上四条町16、近鉄瓢箪山駅から歩いて10分程度の所にある四条墓地には、河内家廣春の功績を称えた霊碑が建てられている。


我々は常光寺からその霊碑を目指して歩くことにした。近鉄八尾駅から同山本駅、そこから桜並木で有名な玉串川沿いの遊歩道を近鉄東花園駅に向けて歩を進めた。


春であれば満開の桜を見ながらのウォーキングとなったはずだが、すでに季節は新緑の頃。しかもこの日は八尾駅を出た直後から降り始めた雨のため、傘を差しながら歩くことになった。
この遊歩道は東花園の手前を東西に流れる第2寝屋川近くまで続いていた。花見シーズンにはたくさんの人たちで賑わうという。
■坂道を〈迷走〉
当初の予定では東花園駅まで行き、そこから近鉄電車の高架に沿って瓢箪山駅まで進み、そこから四条墓地を目指すことにしていた。ところが地元の参加者から「第2寝屋川沿いに歩いた方がいい」といった提案があり、それを取り入れることにした。



結果的にそれは墓地までの道を分かりづらいくすることになった。雨が降る中、坂道を〈迷走〉することになったのである。
ナビゲーターの生駒尚子さんが交番に飛び込んで、居合わせた警察官から大体の場所を聞き、なんとか墓地へたどり着いた。
が、そこからが霊碑を探すのがまた大変であった。墓地内を歩き回って、やっとSさんが「これや、あった」と見つけたのである。しかしそれは意外と小さく、下手をすると見逃してしまいそうなものであった。


それでも大阪平野を一望できるそこに建っている碑は、大阪を代表する伝承芸能の普及に尽力した功績を称えるのに相応しく感じられた。
そこには功績と共に「亡き師を慕い碑を建立いたします」と書かれていた。
ただしそれがいつ建てられたのかは日付けがなく、不明であった。

次回「第29回歌を歩く」は9月に開催予定。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
2023-05-16 10:04
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第27回歌を歩く、御着から姫路城まで姫路市内約2万9千歩のウォーキング 入山アキ子さんが初参加 [イベント]
◆姫路市の西の御国野町御着に御着(ごちゃく)という普通列車しか停車しないJRの小さな駅がある。その規模の割にはホームは長い。12両編成の列車が停まるためのものであるが、大阪から新快速で来ると手前の加古川駅で普通列車に乗り換えることになる。「第27回歌を歩く」は、この御着駅をスタート地点にした。
1989年に姫路市で開かれた「’89 姫路シロトピア博」のテーマソングとして作られた「夢ある姫路(まち)」(作詞・作曲・歌、さとう宗幸)で歌われた姫路の街と、まちのシンボルであり世界遺産でもある姫路城を訪ねるのが、今回の目的であった。

写真・御着駅で全員集合
姫路駅をスタート地点にせず、御着駅を選んだのには理由があった。
羽柴秀吉の臣下であった黒田官兵衛に縁のある城としても知られている御着城の跡へ行き、そこからさらに西にある宮本武蔵ゆかりの花田橋(現・新小川橋)を見てみたかったからである。

写真・姫路市役所東出張所前で

写真・御着城跡
1519年に小寺政隆が築城したという御着城の跡には今、姫路市役所の東出張所の建物が建っている。その外観はかつての御着城をモチーフにしていると言われている。
黒田官兵衛は羽柴秀吉の臣下になる以前、御着城最後の城主となった小寺政職(まさもと)に仕えていた。
毎年11月には御着城を中心に伝統の獅子舞などが行われる時代祭りが催されており、官兵衛の時代を偲んでいる。
ここを後にして姫路の市街地へ向けて歩く。途中、ショッピングセンターでトイレ休憩を取った。バーガーショップでトイレを借りたひとりがたポテトフライを買ってきた。昼食までのつなぎである。

写真・お通公園

写真・新小川橋(花田橋)
但馬の朝来市生野町を源流とする播磨五川のひとつ、市川の堤防に面してお通公園があった。お通は剣豪宮本武蔵を慕い続けた、吉川英治原作の小説や映画に登場する娘である。
姫路城天守に閉じ込められた武蔵は多くの書籍に接して、粗暴な男から剣の道で生きることを決意させるに至らせることになったという。


写真・新小川橋から姫路城を望む
武蔵が姫路城で過ごした3年余の年月の間、お通は橋の畔(たもと)の老夫妻の家で武蔵を待ち続け、ある日橋の上で偶然に出会う。
ところが武蔵はお通を振り切って、剣の修行へと去って行く。お通と武蔵の悲しい別れの場所が、今は新小川橋と名前を変えているこの花田橋なのである。



写真・姫路市街地を歩く
今回の「歌を歩く」に参加したのは、初参加の歌手入山アキ子さん(テイチク)を含めて11人であった。入山さんは前日、奈良県で「一泊二日」のご挨拶キャンペーンを済ませてのウォーキングであった。
まるで何かのデモ行進かのように列を作って歩く姿を横目に見ながら、何台もの車
が追い越して行く。

写真・うず家で昼食
市街地に入って次に目指したのが、昼食の場所に決めた姫路駅近くにある小料理屋うず家であった。KOBE流行歌ライフなど仕事でもお世話になっている経営者の店である。
この日に合わせて昼食の特製弁当を作ってもらっていた。当初の計画では姫路城公園で昼食にするつもりであったが、前日まで雨が降っていた事もあって、急きょ変更することになったのである。




写真・姫路城
食べ終わるといよいよ姫路城である。店から城は目と鼻の距離である。50数年ぶりに登る天守閣はゴールデンウィークに突入したばかりの日曜日ということもあって、外人観光客も含めて沢山の人たちで混雑していた。
木造の階段を上ったり下りたりして、天守閣と西の丸を見学した。
姫路城は築城時の初代城主の赤松貞範から、最後の酒井忠邦まで49人が姫路城の城主を努めている。それらの説明書きを詳しく読むこともなく素通りしてしまった(笑)

写真・姫路ミヤコ
最後は市内屈指の商店街であるみゆき通り商店街を姫路駅へ向けて歩いた。この商店街にはCDショップが3店舗もある。CDショップ受難の今、ひとつの商店街に3店舗が軒を並べているのは、実に稀なことである。
そのうちの1店、姫路ミヤコの影山修平社長を表敬訪問した=写真(左から中村秀香さん、ここから参加した木下結子さん、影山社長、入山アキ子さん、岩城秀治ミヤコ瓢箪山店会長)=がそれである。
※写真の無断使用はお断りします。
1989年に姫路市で開かれた「’89 姫路シロトピア博」のテーマソングとして作られた「夢ある姫路(まち)」(作詞・作曲・歌、さとう宗幸)で歌われた姫路の街と、まちのシンボルであり世界遺産でもある姫路城を訪ねるのが、今回の目的であった。

写真・御着駅で全員集合
姫路駅をスタート地点にせず、御着駅を選んだのには理由があった。
羽柴秀吉の臣下であった黒田官兵衛に縁のある城としても知られている御着城の跡へ行き、そこからさらに西にある宮本武蔵ゆかりの花田橋(現・新小川橋)を見てみたかったからである。

写真・姫路市役所東出張所前で

写真・御着城跡
1519年に小寺政隆が築城したという御着城の跡には今、姫路市役所の東出張所の建物が建っている。その外観はかつての御着城をモチーフにしていると言われている。
黒田官兵衛は羽柴秀吉の臣下になる以前、御着城最後の城主となった小寺政職(まさもと)に仕えていた。
毎年11月には御着城を中心に伝統の獅子舞などが行われる時代祭りが催されており、官兵衛の時代を偲んでいる。
ここを後にして姫路の市街地へ向けて歩く。途中、ショッピングセンターでトイレ休憩を取った。バーガーショップでトイレを借りたひとりがたポテトフライを買ってきた。昼食までのつなぎである。

写真・お通公園

写真・新小川橋(花田橋)
但馬の朝来市生野町を源流とする播磨五川のひとつ、市川の堤防に面してお通公園があった。お通は剣豪宮本武蔵を慕い続けた、吉川英治原作の小説や映画に登場する娘である。
姫路城天守に閉じ込められた武蔵は多くの書籍に接して、粗暴な男から剣の道で生きることを決意させるに至らせることになったという。


写真・新小川橋から姫路城を望む
武蔵が姫路城で過ごした3年余の年月の間、お通は橋の畔(たもと)の老夫妻の家で武蔵を待ち続け、ある日橋の上で偶然に出会う。
ところが武蔵はお通を振り切って、剣の修行へと去って行く。お通と武蔵の悲しい別れの場所が、今は新小川橋と名前を変えているこの花田橋なのである。



写真・姫路市街地を歩く
今回の「歌を歩く」に参加したのは、初参加の歌手入山アキ子さん(テイチク)を含めて11人であった。入山さんは前日、奈良県で「一泊二日」のご挨拶キャンペーンを済ませてのウォーキングであった。
まるで何かのデモ行進かのように列を作って歩く姿を横目に見ながら、何台もの車
![[車(セダン)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/33.gif)

写真・うず家で昼食
市街地に入って次に目指したのが、昼食の場所に決めた姫路駅近くにある小料理屋うず家であった。KOBE流行歌ライフなど仕事でもお世話になっている経営者の店である。
この日に合わせて昼食の特製弁当を作ってもらっていた。当初の計画では姫路城公園で昼食にするつもりであったが、前日まで雨が降っていた事もあって、急きょ変更することになったのである。




写真・姫路城
食べ終わるといよいよ姫路城である。店から城は目と鼻の距離である。50数年ぶりに登る天守閣はゴールデンウィークに突入したばかりの日曜日ということもあって、外人観光客も含めて沢山の人たちで混雑していた。
木造の階段を上ったり下りたりして、天守閣と西の丸を見学した。
姫路城は築城時の初代城主の赤松貞範から、最後の酒井忠邦まで49人が姫路城の城主を努めている。それらの説明書きを詳しく読むこともなく素通りしてしまった(笑)

写真・姫路ミヤコ
最後は市内屈指の商店街であるみゆき通り商店街を姫路駅へ向けて歩いた。この商店街にはCDショップが3店舗もある。CDショップ受難の今、ひとつの商店街に3店舗が軒を並べているのは、実に稀なことである。
そのうちの1店、姫路ミヤコの影山修平社長を表敬訪問した=写真(左から中村秀香さん、ここから参加した木下結子さん、影山社長、入山アキ子さん、岩城秀治ミヤコ瓢箪山店会長)=がそれである。
※写真の無断使用はお断りします。