◆奈良テレビ放送やJ;COM11Ch、九州宮崎 12Chなどで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の2019年12月放送分の収録が11月13日、大阪市内で行われた。ゲストに日本クラウンの川野夏美、徳間ジャパンコミュニケーションズのチョン・テフが出演。川野は11月6日にリリースした「満ち潮」を歌い、来年には舞台となっている和歌山県で新曲発表会を開くと告知。チョン・テフも同日リリースの「冷たい雨」を聴かせる。


ゲスト出演の川野夏美(左)とチョン・テフ


 演歌ジャックス初出演の川野夏美。デビュー当時は男唄を歌っていたが、その後はこぶしの効いた演歌、そして最近はドラマチックな恋歌へと成熟度を増している。
 新曲「満ち潮」は作詞が川野にとって初めての及川眠子、作曲は弦哲也。「悲しい別れを決断した女性を歌っており、恋の思い出を重ねてもらえると嬉しいです」と川野。


川野夏美

 彼女が歌う一連のドラマチック演歌の中でも今作は「新境地の作品」とされる。歌の舞台は和歌山・白浜町の朝来帰(あさらぎ)海岸。同県出身の及川眠子が「いつかは歌にしたい」と想い描いていた土地であった。そこで来年1月9日、川野は新曲発表会を開く。JR紀勢本線椿駅近くの旧椿小学校体育館が会場。限定300人で、地元の椿温泉観光協会が協力している。


 チョン・テフの7枚目のシングルで新曲の「冷たい雨」は、作詞が円香乃、作曲は徳久広司。カップリングの「涙のエトランゼ」も同じコンビによるもの。 「今までのソフト路線から男っぽい、ラブソングな演歌へと舵をきっている」と、彼は話す。巷では「骨太でドラマチックな 男前サウンド」といった評も。来年1月18日には大阪・京橋のライブレストラン、ベロニカでバースデーライブを開く。


チョン・テフ

 「冷たい雨」はチョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」を彷彿させるという。それだからではないだろうが、このところ韓国へ帰る機会が多い。そこで手掛けているのが実家を手伝っての白菜、大根、ネギなどキムチの材料になる野菜とリンゴ、ナシといった果物の栽培だという。「ちょっとしたマイブームで、勉強しながらやっています。忙しいけれど楽しいですよ」と話していた。



【レギュラー出演者と歌唱曲】

林よしこ 「さよならだけが言えない」

MARI「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」

TAIKI 「薔薇のほほえみ」

新浩司 「ひとり酒」

山田壽一「日向恋しや」

背味孝太郎 「堂島あかり」

岩井都美子「うしろ姿」(藤圭子)「花と蝶」(森進一)

Monet「笑顔の季節」「ありがとう・・・」

林田夏美「オホーツク恋唄」(坂本冬美)

中村さおり「」()

花咲里佳 「青い薔薇 La rosa azul 」

野村真希 「愛をありがとう」「ブギウギ!それゆけエンジェル」

平井一郎 「俺の夢」

司会: 小池史子(左)とファンキー・コバ


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送
九州宮崎 12Ch 毎週月曜日 午前8時放送(再放送・月曜日~日曜日計10回)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日~金曜日 午後4時放送
兵庫養父市CATV 毎日午後5時(再放送・同6時)


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/