◆久しぶりの出演となるキングレコードの北川裕二らをゲストに迎えて、音楽番組「演歌ジャックス」(奈良テレビ放送、J:COMなど)の2021年1月放送分の収録が20年12月2日、大阪市内で行われた。北川は大阪を舞台にした大衆演歌を歌う。もう1人のゲスト北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)は、新曲が好評。共に正月らしく笑顔を振りまいてのトークコーナーでは、新年の意欲を語る。コスプレ歌謡コーナーでは、MARIが白雪姫に扮して、テーマ曲2曲を歌う。


北川裕二(左)と北沢麻衣


 大阪弁の優しさと温かさが大好きという北川裕二は、2020年9月に出した大衆演歌「大阪なさけ川」を披露する。4年前に半月間、大阪のウイークリーマンションに泊まり込んで、大阪をはじめ関西各地でキャンペーンを展開したほど。以来、大阪人の大好きなメロディーで心を鷲づかみにしてきた。人情の町大阪を舞台にした今作でも、人気は不動である。


大衆演歌は今作でも絶好調

 「納豆の粘りと、ところてんのサッパリ感を意識したように歌うと、最高の仕上がりになります」と歌唱アドバイスも。ダジャレが大好きなだけに、歌唱法の例えもユニークである。番組司会者から体調を気遣われると、「歌に全力投球したいので、もう一度、手術をしたい」と、痛めた腰を労わる。21年は「歌える機会を多くして欲しい」と、アピールした。


 北沢麻衣は20年1月に出した「あの人の好きなうた」で2度目の出演。デビュー以来、杉本眞人の作品を数多く歌ってきたが、「今作が特に素晴らしい楽曲です。歌のフレーズが頭に残って、自然と口から出てくるんです」という言葉は、まんざら自画自賛でもない。「歌うのではなく、語っているのがいい」など、全国のファンからの熱い声援が、それを裏付けている。


今まで最高の楽曲と自身をみせる

 北沢は今まで歌ってきたのは「ポップス演歌」だという。ところが今作では昭和を感じさせるのフレーズが随所に登場する「昭和テイストなええ曲」なのである。それだけに「皆さんに愛されるスタンダードナンバーになると思います」と、引っ込み思案の北沢が、今作に関今までになく強い自信を見せる。「元気に笑顔で歌う歌です」といい、今の時代にピッタリとハマるのかもしれない。


MARIが楽しんで出し物を考えているというコスプレ歌謡コーナー。今回は誰もが知る「白雪姫」になる。片手には(毒?)リンゴを持つ芸の細かさは、コスプレ大好きの彼女ならではである。バックでは番組レギュラーの男性出演者が、小人役で踊る。


MARIが白雪姫に

島幸作岡田由美をお母さんと呼び、岡田はハーイと応えるデュエット曲「夫婦の旅路」を2人で歌う。普段はナレーションのみで、顔の出番はない島であるが、生真面目な亭主役を務めている。岡田はデビュー40周年。この楽曲に次いてオリジナル曲「夫婦椿」も歌う。


島幸作と岡田由美が夫婦に!?

■堀内孝雄&桂銀淑 のデュエット曲「都会の天使たち」(1992年)をカバーする。岩井都美子は兵庫県川西市内で保育園「KIキッズクラブ」を経営するかたわら、番組では毎週カバー曲のリクエストに応える。番組一のイケメン、TAIKIとのデュエットはその特別バージョン。


岩井都美子とTAIKIがリクエスト曲に挑戦


【レギュラー出演者と歌唱曲】

林よしこ 「いい男!いい女!」

MARI「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」「白雪姫」のテーマソングから「いつか王子さまが」「ハイ・ホー」

TAIKI 「I`ll remenber you」

岩井都美子「川の流れのように」「都会の天使たち」(TAIKIとデュエット)

JACKS娘 「女ひとり」「祇園小唄」

平井一郎 「真知子」

岡田由美「夫婦椿」

木鶏「輝く人生・・・あなたへ」

天水春伽「人生100年」

楠本佳生 「そして、神戸」

司会: 小池史子(左)とファンキー・コバ


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/