◆歌手青木美香子が2022年6月26日、大阪市阿倍野区の近鉄アート館(あべのハルカス近鉄本店内)で、自身のアルバムに収録する昭和歌謡のカバー曲から、「優しい風」などオリジナル曲まで全17曲を歌ったコンサート「麗しき歌のメリーゴーランド」を開いた。久しぶりの大規模なホールでの催しに、ラストソングの「ラストダンスは私に」まで、青木は陽気にワクワクした表情で歌っていた。


笑顔で観客を楽しませた

 「街の灯り」(堺正章)「勝手にしやがれ」(沢田研二)「水色の恋」(天地真理)といった昭和歌謡のヒット曲からスタートしたコンサートには、約250人のミカリン(青木美香子)ファンが詰めかけた。


得意の昭和歌謡を披露

 青木は日本語で歌うジャズライブを大阪市内で定期開催していることもあって、この日も映画音楽の名曲でマリリンモンローが歌った「帰らざる河」をコンサートをプロデュースしたちんどん通信社(大阪市)代表の林幸治郎のトランペットで披露した。


林のトランペットで「帰らざる河」

 見どころ聴きどころがたくさんのコンサートでは、このところ挑戦を続けているミニハープを自ら演奏して「野に咲く花のように」(ダ・カーポ)を歌い、小学生の頃憧れていたという西城秀樹の楽曲の中から「ギャランドゥ」もカバーして聴かせた。


ミニハープの演奏も披露

 ゲストのミュージカルソー(のこぎり)奏者で作曲家であるサキタハヂメは、「蘇州夜曲」と「サンダーバード」の主題曲をのこぎりでの演奏を聴かせ、テレビドラマ「銀ニ貫」の主題曲も。


のこぎり奏者のサキタハヂメ

 オリジナル曲「心のふるさと〜南大江〜」では、歌の舞台となった大阪市中央区南大江の住民の人たちが青木のバックで歌うなど、地域と密着する姿も見せていた。


大阪・南大江の人たちと

 観客からのアンコールに青木は、カバーアルバム「浪花ろまん〜追憶のファンタジー〜」収録曲の中から「大阪しぐれ」(都はるみ)をサキタハヂメ、林幸治郎と共に応えていた。


ラストソングは全員で「大阪しぐれ」

 青木はまた、9月7日には「夜霧よ今夜もありがとう」「SWEET MEMORIES」など全11曲を収録する昭和歌謡カバーニューアルバム「私のスイートメモリーズ〜愛と哀しみの昭和歌謡」を発売するが、それに先がけて同8月10日からは、国内外全サイトで配信をスタートすることになっている。


9月には昭和歌謡をカバーするニューアルバムも

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[青木美香子 オフィシャルサイト]
http://aokimikako.com/