◆1回目と2回目の公演を合わせて延べ17人の歌手・舞踊家が出演した道頓堀歌謡ONステージの新春公演は、いずれの公演回ともに満員で、声を出しての応援も認められたこともあり、会場は久々の盛り上がりを見せていた。


道頓堀歌謡ONステージの2023年新春公演


 出演したのは1回目公演がむつみせい(舞踊)遥ゆき、吉野悦世、長山悦子、宮本静、弥栄真里子、奈美京子、林健二で、2回目公演はむつみせい(舞踊)松山陽子、中峰美由、あずみ万里子、北川紀恵、新和永梨、七海りか、藤みえこ、林健二の延べ17人。


遥ゆき

吉野悦世

長山悦子

 遥ゆきは去年7月に出した「津軽・おんな流れ旅」などを、ミヤコ蝶々の最後の弟子である吉野悦世は「大好きやねん通天閣」などを、女優・小学校教師といった経歴の後に歌手デビューした長山悦子は「城崎ふたり」などを歌った。


宮本静

弥栄真里子

奈美京子

林健二

 地元和歌山の歌を歌い続け将来は〈華岡青洲の語り部〉を目指すという宮本静は「樫野崎の絆~カイロスの星~ 」などを、弥栄真里子は「惚れたんやろか」などを、奈美京子は「母娘夢舞台」などを、座長の林健二は1、2回通しの出演で「通天閣の三度笠」などを歌った。


松山陽子

中峰美由

あずみ万里子

北川紀恵

 北海道・苫小牧からやって来た松山陽子は「幻のタンゴ」などを、中峰美由は「湯村湯の街おんな街」などを、横浜から来演のあずみ万里子は「愛が消えないように」などを、北川紀恵は「北の桟橋」などを歌った。


林健二・宮本静(左)

林健二・藤みえこ(左)

 恒例の林とのデュエットコーナーでは1回目は宮本静と「浪花恋しぐれ」を、2回では藤みえことも歌った。

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