成世昌平、唄入り落語会で歌う 大阪・天満天神繁昌亭 [ライブ]
◆歌手成世昌平(日本クラウン)が2023年9月1日、寄席の天満天神繁昌亭(大阪・天神橋2)で行われた、落語に唄(アンコ)が入る「唄入り落語会」に出演した。桂福団治と一門の桂福楽、桂七福が初めて開いたもので、成世は3人それぞれの落語に唄で加わるとともに、ヒット曲「はぐれコキリコ」や最新曲「雪折れ竹」などオリジナル曲も披露した。

写真・落語に唄を入れる成世昌平
上方落語特有のスタイルという唄入り落語。噺をより臨場感ある内容にして、聴くものを楽しませてくれる。
その噺に挿入する唄を成世が担当したのである。福団治、福楽、七福の3人が演じる噺にそれぞれ、唄を挟んだ。
「1人で歌うよりも、ずっと緊張した」という彼は、もともとは落語家志望であった。
高校時代に桂米朝に弟子入りを志願する葉書を出している。丁寧な返事が来たが、それには「今の上方落語では食えない。一度社会に出てからでも遅くない」と、断りの内容であった。
卒業後、京都の島津製作所に勤め、休日などを利用してアマチュアで落語の修行を続けていたが、民謡と出会う事で民謡歌手の道へと進むことになった。

写真・「はぐれコキリコ」を歌う成世昌平

写真・歌に登場するコキリコを説明する
好きだった落語とは長年、距離を置いてきたが、「最近になってもず(唱平)先生の紹介で、人情噺を得意とする福団治師匠とお近づきになり、再び落語の世界に関心を寄せる」(成世)ことになる。
福団治一門と上方落語の天満天神繁昌亭でのジョイントは2度目。
冒頭の福団治ら3人と成世による落語談義では、東西合わせて約千人いると言われる落語界での上方落語の位置付け、特徴などが話し合われ、成世は落語との関わりを話していた、

写真・桂春団治らとの座談会
成世のオリジナル曲の歌唱コーナーでは「はぐれコキリコ」(1999年)から「鶴の舞橋」「三十石船哀歌」(21年)「雪折れ竹」(22年)を歌い、11月22日には新曲が発売されることも公表した。
初の唄入り落語会を開いた福団治ら3人の落語家と成世は「今後、第3弾第4弾のジョイント落語会を行いたい」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[成世昌平 オフィシャルサイト]
http://www.havmercy.co.jp/profile/naruseshouhei/

写真・落語に唄を入れる成世昌平
上方落語特有のスタイルという唄入り落語。噺をより臨場感ある内容にして、聴くものを楽しませてくれる。
その噺に挿入する唄を成世が担当したのである。福団治、福楽、七福の3人が演じる噺にそれぞれ、唄を挟んだ。
「1人で歌うよりも、ずっと緊張した」という彼は、もともとは落語家志望であった。
高校時代に桂米朝に弟子入りを志願する葉書を出している。丁寧な返事が来たが、それには「今の上方落語では食えない。一度社会に出てからでも遅くない」と、断りの内容であった。
卒業後、京都の島津製作所に勤め、休日などを利用してアマチュアで落語の修行を続けていたが、民謡と出会う事で民謡歌手の道へと進むことになった。

写真・「はぐれコキリコ」を歌う成世昌平

写真・歌に登場するコキリコを説明する
好きだった落語とは長年、距離を置いてきたが、「最近になってもず(唱平)先生の紹介で、人情噺を得意とする福団治師匠とお近づきになり、再び落語の世界に関心を寄せる」(成世)ことになる。
福団治一門と上方落語の天満天神繁昌亭でのジョイントは2度目。
冒頭の福団治ら3人と成世による落語談義では、東西合わせて約千人いると言われる落語界での上方落語の位置付け、特徴などが話し合われ、成世は落語との関わりを話していた、

写真・桂春団治らとの座談会
成世のオリジナル曲の歌唱コーナーでは「はぐれコキリコ」(1999年)から「鶴の舞橋」「三十石船哀歌」(21年)「雪折れ竹」(22年)を歌い、11月22日には新曲が発売されることも公表した。
初の唄入り落語会を開いた福団治ら3人の落語家と成世は「今後、第3弾第4弾のジョイント落語会を行いたい」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[成世昌平 オフィシャルサイト]
http://www.havmercy.co.jp/profile/naruseshouhei/
第213回KOBE流行歌ライブ、浅田あつこ・こおり健太・高橋樺子・ユリアで徳間スペシャルライブ [ライブ]
◆ 第213回KOBE流行歌ライブが2023年8月31日、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ホールで開かれた。今回は〈徳間スペシャル〉として浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)こおり健太(同)高橋樺子(同)ユリア(同)の同じレコード会社で、全員が1月生まれという歌手5人が出演した。

写真・第213回KOBE流行歌ライブ出演者たち
■浅田あつこは今年、デビュー30周年を迎えている。その最新曲「海峡雪しぐれ」を、「一緒に歌って下さい」と観客に呼びかけて、別れた人への切ない恋心を歌い上げた。
そのカップリング曲で大阪の下町、西成を舞台に明日への希望を感じさせる「西成の櫻(はな)」も歌った。

写真・浅田あつこ
またデビュー10周年記念曲で、今でも新鮮に感じるという「紅い川」同30周年記念曲の「河内おんなのバラッド」なども歌った。
■こおり健太は7年ぶりのKOBE流行歌ライブへの出演。前々作の「乗換駅」から歌い、前作「忘れ針」へと続けた。デビュー15年で、1作ごとに歌の巧さを感じさせてくれている。
このところ昭和歌謡のカバー曲をメドレーでしばしば聴かせてくれているが、この日はライブでは大月みやこの「乱れ花」など3曲を歌った。

写真・こおり健太
新曲の「しろつめ草」は23年5月に発売したデビュー15周年記念曲で、自身40歳のメモリアルシングルでもある。
11月には大阪市内で記念ライブも開くという。
■デビュー12年という高橋樺子はレーベルを、作詞家もず唱平が立ち上げたUTADMAミュージック(沖縄県)に移籍。徳間ジャパンが販売・宣伝などの面で協力している。
この日はまず、デビュー曲「がんばれ援歌」から歌唱。客席からは早速、カバちゃ〜んと愛称コールも。

写真・高橋樺子
1月に「さっちゃんの聴診器」4月に「ウートートゥ」そして7月には最新曲「うりずんの二人」を発売。いずれも沖縄らから発信する「沖縄とヤマトのハイブリッド音楽」(高橋)として披露する。
うりずんはさわやかな初夏の季節を表す沖縄の言葉。沖縄に嫁いできたヤマトの女性の心情を歌った。
■ユリアは22年10月にデビューした歌謡ポップスシンガー。デビューアルバムの表題曲「宝物」同収録曲「大阪ノスタルジー」「どこか遠くへ」の3曲を歌った。

写真・ユリア
KOBE流行歌ライブ名物の懐かしの歌謡曲コーナーでは、ユリアが「ふるさとはどこですか」(テレサ・テン)高橋樺子は「チャコの海岸物語(サザンオールスターズ)こおり健太は「女の意地」(西田佐知子)浅田あつこが「たそがれの御堂筋」(坂本スミ子)を聴かせた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

写真・第213回KOBE流行歌ライブ出演者たち
■浅田あつこは今年、デビュー30周年を迎えている。その最新曲「海峡雪しぐれ」を、「一緒に歌って下さい」と観客に呼びかけて、別れた人への切ない恋心を歌い上げた。
そのカップリング曲で大阪の下町、西成を舞台に明日への希望を感じさせる「西成の櫻(はな)」も歌った。
写真・浅田あつこ
またデビュー10周年記念曲で、今でも新鮮に感じるという「紅い川」同30周年記念曲の「河内おんなのバラッド」なども歌った。
■こおり健太は7年ぶりのKOBE流行歌ライブへの出演。前々作の「乗換駅」から歌い、前作「忘れ針」へと続けた。デビュー15年で、1作ごとに歌の巧さを感じさせてくれている。
このところ昭和歌謡のカバー曲をメドレーでしばしば聴かせてくれているが、この日はライブでは大月みやこの「乱れ花」など3曲を歌った。
写真・こおり健太
新曲の「しろつめ草」は23年5月に発売したデビュー15周年記念曲で、自身40歳のメモリアルシングルでもある。
11月には大阪市内で記念ライブも開くという。
■デビュー12年という高橋樺子はレーベルを、作詞家もず唱平が立ち上げたUTADMAミュージック(沖縄県)に移籍。徳間ジャパンが販売・宣伝などの面で協力している。
この日はまず、デビュー曲「がんばれ援歌」から歌唱。客席からは早速、カバちゃ〜んと愛称コールも。
写真・高橋樺子
1月に「さっちゃんの聴診器」4月に「ウートートゥ」そして7月には最新曲「うりずんの二人」を発売。いずれも沖縄らから発信する「沖縄とヤマトのハイブリッド音楽」(高橋)として披露する。
うりずんはさわやかな初夏の季節を表す沖縄の言葉。沖縄に嫁いできたヤマトの女性の心情を歌った。
■ユリアは22年10月にデビューした歌謡ポップスシンガー。デビューアルバムの表題曲「宝物」同収録曲「大阪ノスタルジー」「どこか遠くへ」の3曲を歌った。
写真・ユリア
KOBE流行歌ライブ名物の懐かしの歌謡曲コーナーでは、ユリアが「ふるさとはどこですか」(テレサ・テン)高橋樺子は「チャコの海岸物語(サザンオールスターズ)こおり健太は「女の意地」(西田佐知子)浅田あつこが「たそがれの御堂筋」(坂本スミ子)を聴かせた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
第4回百歌響演、ブルーと大川勝義のコラボライブ [ライブ]
◆ 大阪・堺市中区の音楽スタジオ、フクダスタジオで、毎月開かれている演歌・歌謡曲の2人のコラボライブ「百歌響演」。第4回目の今回は2023年8月24日、シンガーソングライターのブルーと和歌山を拠点に活動する歌手大川勝義の2人が出演して行われた。

写真・大川勝義(中央)とブルー(右)
ブルーは大阪を拠点に活動している。デビュー曲の「異人のララバイ」から、忘れていたはずの恋なのに再び火がついてしまった心のうちを表現した最新曲の「ノスタルジックな」まで7曲を歌った。
ハスキーでロック調の声は、どこか懐かしいくて、タイトル通りにノスタルジックである。

写真・ブルー
「夏影」「ある人の物語」爽やかな曲調な「エンドレス・キス」も聴かせた。
ブルーは「楽しくリラックスして歌えました」と話していた。
大川勝義も7曲を歌唱。最新曲は懐かしい昭和歌謡曲調の「初恋御堂筋」。2020年9月の発売で、自身による作曲。ノリの良いメロディが好評である。カップリングは「我が心の故郷」。
デビューは1981年で、最新曲のカップリングに収録した楽曲がデビュー曲であった。

写真・大川勝義
石の収集が趣味。各地を歩いて珍しい石を探す。喫茶店経営を経て歌手に。
大川は「目一杯、歌わせてもらいました」と笑顔を見せていた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

写真・大川勝義(中央)とブルー(右)
ブルーは大阪を拠点に活動している。デビュー曲の「異人のララバイ」から、忘れていたはずの恋なのに再び火がついてしまった心のうちを表現した最新曲の「ノスタルジックな」まで7曲を歌った。
ハスキーでロック調の声は、どこか懐かしいくて、タイトル通りにノスタルジックである。

写真・ブルー
「夏影」「ある人の物語」爽やかな曲調な「エンドレス・キス」も聴かせた。
ブルーは「楽しくリラックスして歌えました」と話していた。
大川勝義も7曲を歌唱。最新曲は懐かしい昭和歌謡曲調の「初恋御堂筋」。2020年9月の発売で、自身による作曲。ノリの良いメロディが好評である。カップリングは「我が心の故郷」。
デビューは1981年で、最新曲のカップリングに収録した楽曲がデビュー曲であった。

写真・大川勝義
石の収集が趣味。各地を歩いて珍しい石を探す。喫茶店経営を経て歌手に。
大川は「目一杯、歌わせてもらいました」と笑顔を見せていた。
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第310回大阪発流行歌ライブ、永井みゆき・真木ことみ・渡辺要・岡本幸太・山田壽一が出演 [ライブ]
◆ 第310回大阪発流行歌ライブが2023年8月23日、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで開かれた。出演したのは永井みゆき(テイチクエンタテインメント)真木ことみ(日本クラウン)渡辺要(ホリデージャパン)岡本幸太(徳間ジャパンコチュニケーションズ)山田壽一(ホリデージャパン)の5人。最多出演の永井は新曲「津屋川みれん」を2度歌唱して、「新たな代表曲になるように、精一杯歌っていきます」と話した。

写真・勢揃いした出演者たち
■今年デビュー32年目で、年女という永井みゆきは、新曲とそのカップリング曲「津屋川みれん」「金木犀」のほか、1992年のデビュー曲「大阪すずめ」も歌うと会場からは手拍子も。「思い出深い歌で、数々の賞も受賞しました」と永井。
松田聖子の「風立ちぬ」美空ひばりの「関東春雨傘」をカバーも。

写真・永井みゆき
新曲「津屋川みれん」(作詞・麻こよみ、作曲・宮下健二、編曲・南郷達也)は、毎年秋に岐阜県海津市にある津屋川の堤防3キロに渡って咲く、約10万本の彼岸花をモチーフに、赤々と燃えるような切ない恋心を歌っている。
宮下作品を永井が歌うのは初めてという。
■真木ことみはデビュー31年目。今年2月には大阪市内で30周年記念コンサートを開き、たくさんの人たちから祝福を受けた。
ライブでは23年7月にリリースしたばかりの新曲「心紬ぎ」カップリング曲の「幾・春・秋」を披露した。
目下、全国キャンペーン中で、ライブ会場で歌う彼女の瞼には「台所に立っている母の姿が浮かんでくるんです」というほど。
ステージでは感極まって一時歌唱が止まるシーンも。

写真・真木ことみ
前作「くれないの糸」前々作「天の糸」の糸シリーズも聴かせた。
久しぶりに帰ってきたという大阪の流行歌ライブのステージ。真木は「かけ声が飛び交うステージは元気が出ます」と、最後には笑顔を見せていた。
■デビュー34年の渡辺要はホリデージャパン移籍2作目で、ふるさとの高松を舞台に歌う「高松の女(ひと)」を23年5月に出しており、この日は前作で移籍第1弾の「お前に夢中」とともに歌った。
「北島三郎先生に憧れて歌手になりました」という四国一の鮨店を作った彼であるが、今は演歌・歌謡界の最高峰を夢見る。

写真・渡辺要
新曲「高松の女」は、北島に憧れた自身の女(ひと)シリーズ第1弾である。カップリング曲の「五番館のお葉さん」も聴かせた。
「お前に夢中」は演歌の要が歌った久々の歌謡曲。一途な男の恋唄である。カップリングの「ラーメン一代」は、元鮨職人の彼が歌うラーメン職人の歌である。
■今年4月にデビューした新人岡本幸太は初出演であった。広島出身の好青年らしく、爽やかなステージは若いファンを会場に集めていた。
デビュー曲は「あなたに哀愁」。それまでに多くのカラオケ大会では、審査員の先生たちと顔馴染みになっていたが、「その縁でデビュー曲を書いて下さい」と頼んだという。カップリング曲「たそがれシネマ」も歌った。

写真・岡本幸太
デビュー前にはアニメソングなども歌っていたが、尊敬している歌手は沢田研二だとか。でもこの日は欧陽菲菲の「雨の御堂筋」前川清の「恋唄」と、レパートリーの幅広さを見せた。
■山田壽一は元JA職員。旅行部門などで働いていた。この日はその当時のエピソードも紹介した。「お客さんを引率しての旅先の宴会で得意のムード歌謡を披露したんですが、演歌好きなお年寄りが多いために不人気でして、上司から注意されてしまいました」。それから民謡を習ったという。

写真・山田壽一
5月にリリースした新曲は「風の盆哀歌」。富山・八尾の哀調ある胡弓の調べにのせての民謡「越中おわら節」に魅せられた山田が作詞して、たきのえいじが作曲した自信作である。
毎年9月1日から3日まで踊りが繰り広げられる「おわら風の盆」には、この10年間通い続けているという。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html

写真・勢揃いした出演者たち
■今年デビュー32年目で、年女という永井みゆきは、新曲とそのカップリング曲「津屋川みれん」「金木犀」のほか、1992年のデビュー曲「大阪すずめ」も歌うと会場からは手拍子も。「思い出深い歌で、数々の賞も受賞しました」と永井。
松田聖子の「風立ちぬ」美空ひばりの「関東春雨傘」をカバーも。

写真・永井みゆき
新曲「津屋川みれん」(作詞・麻こよみ、作曲・宮下健二、編曲・南郷達也)は、毎年秋に岐阜県海津市にある津屋川の堤防3キロに渡って咲く、約10万本の彼岸花をモチーフに、赤々と燃えるような切ない恋心を歌っている。
宮下作品を永井が歌うのは初めてという。
■真木ことみはデビュー31年目。今年2月には大阪市内で30周年記念コンサートを開き、たくさんの人たちから祝福を受けた。
ライブでは23年7月にリリースしたばかりの新曲「心紬ぎ」カップリング曲の「幾・春・秋」を披露した。
目下、全国キャンペーン中で、ライブ会場で歌う彼女の瞼には「台所に立っている母の姿が浮かんでくるんです」というほど。
ステージでは感極まって一時歌唱が止まるシーンも。

写真・真木ことみ
前作「くれないの糸」前々作「天の糸」の糸シリーズも聴かせた。
久しぶりに帰ってきたという大阪の流行歌ライブのステージ。真木は「かけ声が飛び交うステージは元気が出ます」と、最後には笑顔を見せていた。
■デビュー34年の渡辺要はホリデージャパン移籍2作目で、ふるさとの高松を舞台に歌う「高松の女(ひと)」を23年5月に出しており、この日は前作で移籍第1弾の「お前に夢中」とともに歌った。
「北島三郎先生に憧れて歌手になりました」という四国一の鮨店を作った彼であるが、今は演歌・歌謡界の最高峰を夢見る。

写真・渡辺要
新曲「高松の女」は、北島に憧れた自身の女(ひと)シリーズ第1弾である。カップリング曲の「五番館のお葉さん」も聴かせた。
「お前に夢中」は演歌の要が歌った久々の歌謡曲。一途な男の恋唄である。カップリングの「ラーメン一代」は、元鮨職人の彼が歌うラーメン職人の歌である。
■今年4月にデビューした新人岡本幸太は初出演であった。広島出身の好青年らしく、爽やかなステージは若いファンを会場に集めていた。
デビュー曲は「あなたに哀愁」。それまでに多くのカラオケ大会では、審査員の先生たちと顔馴染みになっていたが、「その縁でデビュー曲を書いて下さい」と頼んだという。カップリング曲「たそがれシネマ」も歌った。

写真・岡本幸太
デビュー前にはアニメソングなども歌っていたが、尊敬している歌手は沢田研二だとか。でもこの日は欧陽菲菲の「雨の御堂筋」前川清の「恋唄」と、レパートリーの幅広さを見せた。
■山田壽一は元JA職員。旅行部門などで働いていた。この日はその当時のエピソードも紹介した。「お客さんを引率しての旅先の宴会で得意のムード歌謡を披露したんですが、演歌好きなお年寄りが多いために不人気でして、上司から注意されてしまいました」。それから民謡を習ったという。

写真・山田壽一
5月にリリースした新曲は「風の盆哀歌」。富山・八尾の哀調ある胡弓の調べにのせての民謡「越中おわら節」に魅せられた山田が作詞して、たきのえいじが作曲した自信作である。
毎年9月1日から3日まで踊りが繰り広げられる「おわら風の盆」には、この10年間通い続けているという。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html
第236回歌謡曲応援の会、松浦ゆみ・神川しほ・三浦潤平ら7人が歌唱 [ライブ]
◆ 第236回歌謡曲応援の会が2023年7月25日、大阪・梅田のジャズライブハウス、梅田ロイヤルホースで開かれた。松浦ゆみ、神川しほ・黒木咲花、三浦潤平、太秦こうじ、神須屋まゆみ、睦萌佳が出演して、最新曲などを披露した。

写真・第236回歌謡曲応援の会の出演者たち
太秦こうじは京都・太秦に在住しており、それがそのまま芸名になった。
最新曲「流れ雲」では母の心の内を歌った弦哲也作曲の作品。

写真・太秦こうじ
神須屋まゆみは「昭和の歌謡曲が好き」と中村美律子の「大阪情話」をカバーし、オリジナル曲では「夫婦傘」を披露した。

写真・神須屋まゆみ
睦萌佳は本来は日舞の師匠である。オリジナル曲「時の海」に合わせて舞を見せた。

写真・睦萌佳
神川しほと黒木咲花の姉妹は今春から、La museというユニット名で活動を始めている。「子供の頃から2人で歌っていたんですよ」と、普段は演歌を歌う神川も、この日は「恋のバカンス」などを聴かせた。

写真・La muse
ベテラン松浦ゆみは元々はオールディーズを歌っていたが、歌謡曲の世界に入って、ジャズの雰囲気を盛り込んだムーディーな歌で多くの人を魅了している。
この日は、今年7月にやっとカラオケで配信されるようになった「夢の翼」や「ハートブレークカフェ」などを歌った。

写真・松浦ゆみ
このライブの出番は出演者の名前の五十音順で決まるが、トリは三浦潤平であった。22年8月に念願のメジャーデビューを果たした。

写真・三浦潤平
そのデビュー曲である「心いくとせ」とカップリング曲の「日めくり」を、静かに語りかけるように聴かせた。
まだまだ無名の彼だが、「1人でも多くの人に顔と名前、歌を覚えてもらえるように頑張っています」と話すと、ファンから多くの拍手が送られていた。
※写真の無断使用はお断りします。

写真・第236回歌謡曲応援の会の出演者たち
太秦こうじは京都・太秦に在住しており、それがそのまま芸名になった。
最新曲「流れ雲」では母の心の内を歌った弦哲也作曲の作品。

写真・太秦こうじ
神須屋まゆみは「昭和の歌謡曲が好き」と中村美律子の「大阪情話」をカバーし、オリジナル曲では「夫婦傘」を披露した。

写真・神須屋まゆみ
睦萌佳は本来は日舞の師匠である。オリジナル曲「時の海」に合わせて舞を見せた。

写真・睦萌佳
神川しほと黒木咲花の姉妹は今春から、La museというユニット名で活動を始めている。「子供の頃から2人で歌っていたんですよ」と、普段は演歌を歌う神川も、この日は「恋のバカンス」などを聴かせた。

写真・La muse
ベテラン松浦ゆみは元々はオールディーズを歌っていたが、歌謡曲の世界に入って、ジャズの雰囲気を盛り込んだムーディーな歌で多くの人を魅了している。
この日は、今年7月にやっとカラオケで配信されるようになった「夢の翼」や「ハートブレークカフェ」などを歌った。

写真・松浦ゆみ
このライブの出番は出演者の名前の五十音順で決まるが、トリは三浦潤平であった。22年8月に念願のメジャーデビューを果たした。

写真・三浦潤平
そのデビュー曲である「心いくとせ」とカップリング曲の「日めくり」を、静かに語りかけるように聴かせた。
まだまだ無名の彼だが、「1人でも多くの人に顔と名前、歌を覚えてもらえるように頑張っています」と話すと、ファンから多くの拍手が送られていた。
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百歌響演、小さなライブに観客も大満足 池上園美と中山ひさしが出演 [ライブ]
◆西日本で1番ステージと客先が近いー。そんな小さなライブ会場でアットホームなライブ「百歌響演」が大阪府堺市中区のフクダスタジオで開かれている。

写真・池上園美(右)と中山ひさし
30人も入ればいっぱいになるフクダスタジオは、本来はレコーディングスタジオである。普段は打ち合わせなどに使われているスペースに特設ステージを設えてのライブには、関西で活動する歌手たちが毎回2人ずつ出演して、最新曲などを聴かせている。
2023年7月20日に開かれた第3回目のライブには、カラオケ喫茶店LARK(大阪市淀川区)の経営者で歌手でもある池上園美(ホリデージャパン)と、デビュー36年になる中山ひさし(エイフォース・エンタテイメント)が8曲ずつを歌唱した。
池上園美は7月19日にリリースした「万華鏡」を披露した。消えた恋の面影を見るように万華鏡をくるくると回してみても、恋は戻ってこないー。切ない恋歌である。

写真・池上園美
17年にCDデビュー。去年、ホリデージャパンから歌手デビューしている。経営するカラオケ喫茶店では歌謡イベント「ラークまつり」を定期的に開催。177回目を迎える9月17日には、大阪・十三のホテルプラザオーサカで、新曲「万華鏡」の発表を兼ねて行う。
当日は三浦京子&ハニーシックス(ホリデージャパン)らが応援に駆けつけるという。
中山ひさしは2015年に2年振りに出した小田純平プロデュースの「星空のマンボ」を歌った。ポップス調な歌謡曲で、歌って踊れる楽曲である。
「忘れさせてよ」(1996年)「ごめんよ」(2013年)なども聴かせた。

写真・中山ひさし
歌手デビューは1987年。歌手と共に作詞・作曲家としても活動しており、この日共演した池上の新曲「万華鏡」の作詞・作曲も手がけている。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

写真・池上園美(右)と中山ひさし
30人も入ればいっぱいになるフクダスタジオは、本来はレコーディングスタジオである。普段は打ち合わせなどに使われているスペースに特設ステージを設えてのライブには、関西で活動する歌手たちが毎回2人ずつ出演して、最新曲などを聴かせている。
2023年7月20日に開かれた第3回目のライブには、カラオケ喫茶店LARK(大阪市淀川区)の経営者で歌手でもある池上園美(ホリデージャパン)と、デビュー36年になる中山ひさし(エイフォース・エンタテイメント)が8曲ずつを歌唱した。
池上園美は7月19日にリリースした「万華鏡」を披露した。消えた恋の面影を見るように万華鏡をくるくると回してみても、恋は戻ってこないー。切ない恋歌である。

写真・池上園美
17年にCDデビュー。去年、ホリデージャパンから歌手デビューしている。経営するカラオケ喫茶店では歌謡イベント「ラークまつり」を定期的に開催。177回目を迎える9月17日には、大阪・十三のホテルプラザオーサカで、新曲「万華鏡」の発表を兼ねて行う。
当日は三浦京子&ハニーシックス(ホリデージャパン)らが応援に駆けつけるという。
中山ひさしは2015年に2年振りに出した小田純平プロデュースの「星空のマンボ」を歌った。ポップス調な歌謡曲で、歌って踊れる楽曲である。
「忘れさせてよ」(1996年)「ごめんよ」(2013年)なども聴かせた。

写真・中山ひさし
歌手デビューは1987年。歌手と共に作詞・作曲家としても活動しており、この日共演した池上の新曲「万華鏡」の作詞・作曲も手がけている。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
第309回大阪発流行歌ライブ、キム・ランヒ、こおり健太、おかゆ、森川大輔、美怜さくらが新曲などを披露 [ライブ]
◆ 第309回大阪発流行歌ライブはキム・ランヒ(ホリデージャパン)こおり健太(徳間ジャパンコミュニケーションズ)おかゆ(ビクターエンタテインメント)森川大輔(日本コロムビア)美怜さくら(ホリデージャパン)が出演して2023年7月19日、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで開かれた。それぞれ新曲などを歌った。

写真・第309回大阪発流行歌ライブの出演者たち
キム・ランヒの日本での歌手デビューは1993年で、今年で30年を迎えている。長いキャリアだけにヒット曲も少なからずある。
この日はその中から、この曲で男性ファンが増えたという「ソ・ウ・ル」や、各地のカラオケ発表会で良く歌われている「夜行列車」を聴かせた。
また、これを抜きには彼女を語れない「銀座のタンポポ」「大阪純情」「あんたの大阪」も歌った。

写真・キムランヒ
この日のメインはやはり今年4月にリリースした新曲「望郷トラジ」。カップリング曲の「何ぼのもんや」と共に披露した。いずれも作詞がもず唱平で、作曲は杉本眞人。
「望郷ー」は韓国の民謡も取り入れた「故郷をしのぶ歌です」とキム。カップリングは大阪を舞台にした、キムらしい作品に仕上がっている。
こおり健太は今年デビュー15周年。その記念曲でもあるのが、今年5月に出した「しろつめ草」(作詞・麻こよみ、作曲・大谷明裕、編曲・南郷達也)。ヒットチャートでも高ランキングを維持している。
ファンならずとも歌いたい歌の上位に入る人気ぶりで、会場でも大きな拍手が飛んでいた。カップリング曲の「恋は上機嫌」も聴かせた。

写真・こおり健太
前作の「忘れ針」や「乗換駅」も歌った。このほかメドレーで「噂の女」「女の口紅」「女のためいき」をカバーした。
大阪が大好きだという彼は、お好み焼き、たこ焼きといった「ふたつのマル」も大好きな食べ物。
今年11月11日には、そんな大阪・京橋のライブレストラン、ベロニカでライブの開催も決定している。
おかゆはデビュー5年目のシンガーソングライターである。大阪発流行歌ライブは去年に続いて2回目の出演。こんにちわ〜 おかゆで〜す、と明るさいっぱいに現れて、一気に観客の心をつかむ。長年、流しをしてきたという彼女ならではの技なのであろう。
「流しではまた、色んな歌を歌う事で作曲の力をつけた」という。
ライブではまずはオリジナル曲の、「ヨコハマ・ヘンリー」から聴かせた。

写真・おかゆ
新曲は今年5月にリリースした「渋谷のマリア」。彼女が第2の故郷と呼ぶ東京・渋谷を歌にしたロック歌謡曲。歌の主人公のマリアと、流しをしていた頃の自らを重ねた作品だという。
ジャケットとカップリング曲が違う3タイプがある。この日は「渋谷のマリア」と雪舞桜盤のカップリング曲「雪舞桜」を披露した。
森川大輔は23年3月に出した新曲「横浜アバンチュール」を歌った。危険な恋の物語で、この日はカップリング曲の「大坂レーニーブルー」も披露した。
デビュー7年目で、「1年が年々早く感じられるようになりました」と、仕事の充実ぶりを語った。

写真・森川大輔
美怜さくらは23年3月にデビューしたばかりの新人。京都市出身で、色んなカラオケ大会に出場してきたが、プロへの登竜門と言われた関西歌謡大賞を経てのデビューである。
デビュー曲「さよならが言えなくて」を披露して、切ない女心を歌った。「自分の歌を皆さんに聴いてもらえるのは夢のようです」と話した。

写真・美怜さくら
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html

写真・第309回大阪発流行歌ライブの出演者たち
キム・ランヒの日本での歌手デビューは1993年で、今年で30年を迎えている。長いキャリアだけにヒット曲も少なからずある。
この日はその中から、この曲で男性ファンが増えたという「ソ・ウ・ル」や、各地のカラオケ発表会で良く歌われている「夜行列車」を聴かせた。
また、これを抜きには彼女を語れない「銀座のタンポポ」「大阪純情」「あんたの大阪」も歌った。

写真・キムランヒ
この日のメインはやはり今年4月にリリースした新曲「望郷トラジ」。カップリング曲の「何ぼのもんや」と共に披露した。いずれも作詞がもず唱平で、作曲は杉本眞人。
「望郷ー」は韓国の民謡も取り入れた「故郷をしのぶ歌です」とキム。カップリングは大阪を舞台にした、キムらしい作品に仕上がっている。
こおり健太は今年デビュー15周年。その記念曲でもあるのが、今年5月に出した「しろつめ草」(作詞・麻こよみ、作曲・大谷明裕、編曲・南郷達也)。ヒットチャートでも高ランキングを維持している。
ファンならずとも歌いたい歌の上位に入る人気ぶりで、会場でも大きな拍手が飛んでいた。カップリング曲の「恋は上機嫌」も聴かせた。

写真・こおり健太
前作の「忘れ針」や「乗換駅」も歌った。このほかメドレーで「噂の女」「女の口紅」「女のためいき」をカバーした。
大阪が大好きだという彼は、お好み焼き、たこ焼きといった「ふたつのマル」も大好きな食べ物。
今年11月11日には、そんな大阪・京橋のライブレストラン、ベロニカでライブの開催も決定している。
おかゆはデビュー5年目のシンガーソングライターである。大阪発流行歌ライブは去年に続いて2回目の出演。こんにちわ〜 おかゆで〜す、と明るさいっぱいに現れて、一気に観客の心をつかむ。長年、流しをしてきたという彼女ならではの技なのであろう。
「流しではまた、色んな歌を歌う事で作曲の力をつけた」という。
ライブではまずはオリジナル曲の、「ヨコハマ・ヘンリー」から聴かせた。

写真・おかゆ
新曲は今年5月にリリースした「渋谷のマリア」。彼女が第2の故郷と呼ぶ東京・渋谷を歌にしたロック歌謡曲。歌の主人公のマリアと、流しをしていた頃の自らを重ねた作品だという。
ジャケットとカップリング曲が違う3タイプがある。この日は「渋谷のマリア」と雪舞桜盤のカップリング曲「雪舞桜」を披露した。
森川大輔は23年3月に出した新曲「横浜アバンチュール」を歌った。危険な恋の物語で、この日はカップリング曲の「大坂レーニーブルー」も披露した。
デビュー7年目で、「1年が年々早く感じられるようになりました」と、仕事の充実ぶりを語った。

写真・森川大輔
美怜さくらは23年3月にデビューしたばかりの新人。京都市出身で、色んなカラオケ大会に出場してきたが、プロへの登竜門と言われた関西歌謡大賞を経てのデビューである。
デビュー曲「さよならが言えなくて」を披露して、切ない女心を歌った。「自分の歌を皆さんに聴いてもらえるのは夢のようです」と話した。

写真・美怜さくら
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html
大江裕、ヨドバシ梅田で初のミニライブ・新曲「城崎しぐれ月」発表会 [ライブ]
◆デビュー15周年を迎えている歌手の大江裕(日本クラウン)が2023年8月2日にリリースした新曲「城崎しぐれ月」の発表会を兼ねたミニライブが、8月6日、大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田の地下2階のホールで開かれた。

写真・北島三郎の後継者の貫禄十分な大江裕
午後1時と4時の2回行われた。1時からの1部には熱烈なファンをはじめ会場いっぱいの約160人が詰めかけた。
新曲の「城崎しぐれ月」(作詞・さくらちさと、作曲・岡千秋、編曲・南郷達也)は、デビュー15周年記念曲の第2弾で、「新たなチャレンジをする男歌です」といい、城崎温泉を舞台に忘れられない女性を想う非恋歌。オープニングとラストの2回歌唱した。

写真・地元ファンからのたくさんの声援を受けていた
この日はデビュー曲の「のろま大将」(2009年)を歌うと共に、北島三郎の「函館の女」「与作」「北の漁場」をカバー。「先生から、裕お前は俺の曲を俺よりも知っている、と言われたのが自慢ですが、その名曲を歌い継ぎます、と言ったら、俺はまだ死んでないぞとも言われたんです」と、笑わせていた。
体形がスマートになった大江。ピーク時には135キロもあった体重も、「炭水化物の摂取を減らして野菜を多く食べるようにして40キロも減量したら、気持ちも軽くなりました」と話すと、女性ファンからは「格好良くなったよ」の掛け声も。
また地元大阪を配慮して中村美律子の「河内おとこ節」も歌って、演歌好きを喜ばせていた。

写真・新曲は城崎を豚にした男の悲恋を歌う
会場では大江と同年代や小さな子供連れの人たちなど、若い年代層の来場者が目立った。大江は「若い人たちなど新しいファン層へ演歌を届けないといけないと思いました」と話していた。
今春、北島音楽事務所を離れたことに触れて、「先生からは、いつまでも北島のところの大江裕ではダメ。そろそろ巣立ちが必要で、俺はこれから後方から(お前を)支えてやる、と言ってもらいました」と報告。

写真・来年には地元岸和田でリサイタルも開く
来年2月18日には出身地、岸和田市の南海波切ホールでデビュー15周年記念のリサイタルの開催も決定している。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大江裕 オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/ooeYutaka/top.html
[大江裕 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/ohe/news?ima=5009&ct=ryuko

写真・北島三郎の後継者の貫禄十分な大江裕
午後1時と4時の2回行われた。1時からの1部には熱烈なファンをはじめ会場いっぱいの約160人が詰めかけた。
新曲の「城崎しぐれ月」(作詞・さくらちさと、作曲・岡千秋、編曲・南郷達也)は、デビュー15周年記念曲の第2弾で、「新たなチャレンジをする男歌です」といい、城崎温泉を舞台に忘れられない女性を想う非恋歌。オープニングとラストの2回歌唱した。

写真・地元ファンからのたくさんの声援を受けていた
この日はデビュー曲の「のろま大将」(2009年)を歌うと共に、北島三郎の「函館の女」「与作」「北の漁場」をカバー。「先生から、裕お前は俺の曲を俺よりも知っている、と言われたのが自慢ですが、その名曲を歌い継ぎます、と言ったら、俺はまだ死んでないぞとも言われたんです」と、笑わせていた。
体形がスマートになった大江。ピーク時には135キロもあった体重も、「炭水化物の摂取を減らして野菜を多く食べるようにして40キロも減量したら、気持ちも軽くなりました」と話すと、女性ファンからは「格好良くなったよ」の掛け声も。
また地元大阪を配慮して中村美律子の「河内おとこ節」も歌って、演歌好きを喜ばせていた。

写真・新曲は城崎を豚にした男の悲恋を歌う
会場では大江と同年代や小さな子供連れの人たちなど、若い年代層の来場者が目立った。大江は「若い人たちなど新しいファン層へ演歌を届けないといけないと思いました」と話していた。
今春、北島音楽事務所を離れたことに触れて、「先生からは、いつまでも北島のところの大江裕ではダメ。そろそろ巣立ちが必要で、俺はこれから後方から(お前を)支えてやる、と言ってもらいました」と報告。

写真・来年には地元岸和田でリサイタルも開く
来年2月18日には出身地、岸和田市の南海波切ホールでデビュー15周年記念のリサイタルの開催も決定している。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大江裕 オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/ooeYutaka/top.html
[大江裕 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/ohe/news?ima=5009&ct=ryuko
北川紀恵、道頓堀歌謡ONステージで「北の桟橋」など歌う [ライブ]
◆歌手の北川紀恵(メロディレコーズ)が2023年7月17日、今年10年目に突入している道頓堀歌謡ONステージで、最新曲の「北の桟橋」などを歌ってアピールした。

写真・「北の桟橋」を歌う北川紀恵
道頓堀歌謡ONステージは通天閣の貴公子と呼ばれる林健二を座長に、大阪・道頓堀のライブ劇場・道頓堀ZAZAで10年前にスタートしている。
インターネットテレビやラジオでも活躍している北川紀恵は、今年で歌手デビュー12年目になるが、このライブに定期的に出演している。

写真・ネットラジオやテレビなどマルチに活動する
2021年4月に4枚目のシングル「北の桟橋」(作詞・たきのえいじ、作曲・伊川伝)を発売している。
表題曲の「北の桟橋」のほか、カップリングには「恋して神戸」「上を向いて歩こうやないの」「夫婦ごよみ」の3曲を収録。

写真・日舞も披露した
この日の道頓堀歌謡ONステージでは、「北の桟橋」「恋して神戸」など収録曲を歌った。
また、得意の日舞も披露してたくさんの拍手を受けていた。

写真・「北の桟橋」を歌う北川紀恵
道頓堀歌謡ONステージは通天閣の貴公子と呼ばれる林健二を座長に、大阪・道頓堀のライブ劇場・道頓堀ZAZAで10年前にスタートしている。
インターネットテレビやラジオでも活躍している北川紀恵は、今年で歌手デビュー12年目になるが、このライブに定期的に出演している。

写真・ネットラジオやテレビなどマルチに活動する
2021年4月に4枚目のシングル「北の桟橋」(作詞・たきのえいじ、作曲・伊川伝)を発売している。
表題曲の「北の桟橋」のほか、カップリングには「恋して神戸」「上を向いて歩こうやないの」「夫婦ごよみ」の3曲を収録。

写真・日舞も披露した
この日の道頓堀歌謡ONステージでは、「北の桟橋」「恋して神戸」など収録曲を歌った。
また、得意の日舞も披露してたくさんの拍手を受けていた。
歌謡フェスタゴールデンライブ、ファン・カヒ、長山悦子、高橋樺子、松山ひろしが出演 [ライブ]
◆ファン・カヒ、長山悦子、高橋樺子、松山ひろしの4人が出演した7月の「歌謡フェスタゴールデンライブ」が、大阪府八尾市のJOKホールで開かれた。

写真・勢ぞろいした7月の歌謡フェスタゴールデンライブの出演者たち
7月5日に1年7ヶ月ぶりに新曲「哀しみのエゴイスト」を出したファン・カヒ(日本クラウン)は、自身の作品では初めてというブルース調の作品を披露した。
「大好きで一緒になったけれど、別れてしまった2人。下手な生き方しか出来ない、と嘆いてももう遅い」といった歌のストーリーは、彼女の新たな魅力を感じさせる。


写真・1年7ヶ月ぶりに新曲を出したファン・カヒ
彼女は11月にデビュー7年目を迎える。新曲はデビュー曲「Jealousy」から7枚目のシングルになる。今までの楽曲では歌って踊ってきたが、今回は「踊りは控えて哀しみの感情を表す」という大人っぽさを感じさせる。
久々の新曲によって明るい表情を見せたファン・カヒ。「この間に日本語も上手くなりました」と笑顔で、カップリング曲の「最愛」も聴かせた。
このイベントに初出演の長山悦子(キングレコード)は東映の女優から村田英雄の付人、地元兵庫・たつの市での小学校教諭を経て歌手デビューという経歴。
この日は自身が作詞したデビュー曲「城崎ふたり」などを歌った。

写真・長山悦子
高橋樺子(UTADAMA MUSIC)は去年、作詞家もず唱平が沖縄に設立したレーベン会社に移籍。活動拠点も沖縄に移している。「沖縄音楽をミックスさせた新しい音楽を作る」ことを目指している。

写真・高橋樺子
その熱い想いをのせた移籍第1弾の「さっちゃんの聴診器」4月にリリースした新曲「ウートートゥ」さらにデビュー曲の「がんばれ援歌」も元気いっぱいに聴かせた。
東大阪市のCDショップミヤコ瓢箪山と共に、この歌謡フェスタを主催している松山音楽事務所(東大阪市)の代表者で歌手のは、この日、会場に顔を見せたもず唱平の代表作品「釜ヶ崎人情」や、オリジナル曲「人生夢勝負」を歌った。

写真・松山ひろし
松山は8月20日、同じ会場でゲストに歌手北川紀恵を迎えてファン交流会を開く。
※写真の無断使用はお断りします。

写真・勢ぞろいした7月の歌謡フェスタゴールデンライブの出演者たち
7月5日に1年7ヶ月ぶりに新曲「哀しみのエゴイスト」を出したファン・カヒ(日本クラウン)は、自身の作品では初めてというブルース調の作品を披露した。
「大好きで一緒になったけれど、別れてしまった2人。下手な生き方しか出来ない、と嘆いてももう遅い」といった歌のストーリーは、彼女の新たな魅力を感じさせる。


写真・1年7ヶ月ぶりに新曲を出したファン・カヒ
彼女は11月にデビュー7年目を迎える。新曲はデビュー曲「Jealousy」から7枚目のシングルになる。今までの楽曲では歌って踊ってきたが、今回は「踊りは控えて哀しみの感情を表す」という大人っぽさを感じさせる。
久々の新曲によって明るい表情を見せたファン・カヒ。「この間に日本語も上手くなりました」と笑顔で、カップリング曲の「最愛」も聴かせた。
このイベントに初出演の長山悦子(キングレコード)は東映の女優から村田英雄の付人、地元兵庫・たつの市での小学校教諭を経て歌手デビューという経歴。
この日は自身が作詞したデビュー曲「城崎ふたり」などを歌った。

写真・長山悦子
高橋樺子(UTADAMA MUSIC)は去年、作詞家もず唱平が沖縄に設立したレーベン会社に移籍。活動拠点も沖縄に移している。「沖縄音楽をミックスさせた新しい音楽を作る」ことを目指している。

写真・高橋樺子
その熱い想いをのせた移籍第1弾の「さっちゃんの聴診器」4月にリリースした新曲「ウートートゥ」さらにデビュー曲の「がんばれ援歌」も元気いっぱいに聴かせた。
東大阪市のCDショップミヤコ瓢箪山と共に、この歌謡フェスタを主催している松山音楽事務所(東大阪市)の代表者で歌手のは、この日、会場に顔を見せたもず唱平の代表作品「釜ヶ崎人情」や、オリジナル曲「人生夢勝負」を歌った。

写真・松山ひろし
松山は8月20日、同じ会場でゲストに歌手北川紀恵を迎えてファン交流会を開く。
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第212回KOBE流行歌ライブ、入山アキ子・津吹みゆ・一条貫太・中山琉美が熱く歌った [ライブ]
◆ 第212回KOBE流行歌ライブが2023年7月6日、神戸・新開地の新開地アートひろば2階ホールで行われた。入山アキ子(テイチクエンタテインメント)一条貫太(日本クラウン)津吹みゆ(同)中山琉美(テイチクエンタテインメント)の4人が出演し、それぞれ新曲を披露した。トリを務めた元看護師の入山は「演歌・歌謡曲は日本人の心です。それが皆さんのきょうの元気・笑顔につなげられるとうれしいです」と話しかけていた。

写真・第212回KOBE流行歌ライブの出演者たち
13年間の看護師のキャリアを投げ出して歌手の世界へと飛び込んだ入山アキ子。
「ザンザ岬」でテイチクから08年にメジャーデビューしている。この日はまずそれを歌い、次いで和歌山を舞台に歌って関西のファンを増やした「紀淡海峡」を聴かせた。

写真・入山アキ子
新曲「一泊二日」は、覚えやすくて歌いやすいーと、多くの人から人気の作品。各地でたくさんの女性にカラオケで歌われている。道ならぬ恋をする女性の心のときめきと喜びをテーマにしているが、どこか明るさを感じさせるところに人気の秘密がありそう。
カップリング曲の「わたしのふる里」は元気に笑顔になれる歌。元看護師らしく健康体操も織り交ぜて歌った。
一条貫太は〈平成生まれの昭和なボイス〉をキャッチフレーズに18年に「ふたりの始発駅」でデビュー。彼もこのデビュー曲から聴かせた。そして第2弾の「やんちゃ船」第3弾「北海の篝火」へと続けた。

写真・一条貫太
昭和歌謡曲をカバーするコーナーでは井沢八郎の「北海の満月」も聴かせて歌唱力の高さをアピールした。昭和歌謡を数多く歌う彼の趣味はレコード盤収集である。
「先日も1度に10数枚を買ってしまいました」など、地方へ出かけると必ず中古レコード盤を探して歩くという。
新曲は5月24日発売の「男の漁場」。デビュー5周年記念曲でもある。カップリングの「徒然酒」と共に披露した。
津吹みゆはデビュー8年。「会津・山の神」を歌って18歳でデビュー。今年27歳になった。望郷ものをはじめ、〈ど〜んと響く直球ボイス〉のキャッチフレーズの通りにパンチのある作品が続いていたが、ここに来て大人の女性を歌う事が増えている。
6月にリリースした「郡上しぐれて」は、郡上おどりの音色がむかしの恋の終わりを思い出させる悲恋の歌である。

写真・津吹みゆ
去年、全国47都道府県を回って歌う事も出来たという。そんな中で宝塚歌劇や大衆演劇にも興味を示して、休日を利用して観劇を楽しむことも。
宝塚劇団の大劇場で初めて見たのが宝塚歌劇「エリザベート」であった。この日のライブではサプライズで劇中歌の「私だけに」の一節をアカペラで歌ってみせた。

写真・中山琉美
推薦曲コーナーでは中山琉美が、6月にテイチクエンタテインメントからリリースした「月下美人」とカップリング「大阪ララバイ」 を披露した。
歌手デビューは21年。葉月忍の名前で、徳間ジャパンコミュニケーションズからであった。
※KOBE流行歌ライブは来年3月で20周年を迎える。第1回目は04年3月18日。出演者は山内惠介、長保有紀、林あさ美の3人であった。
未曾有の被害をもたらせた阪神淡路大震災からはすでに9年が経過していたが、町に活気を呼び戻す手助けになればとして神戸・長田のホールで始まったのが最初であった。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

写真・第212回KOBE流行歌ライブの出演者たち
13年間の看護師のキャリアを投げ出して歌手の世界へと飛び込んだ入山アキ子。
「ザンザ岬」でテイチクから08年にメジャーデビューしている。この日はまずそれを歌い、次いで和歌山を舞台に歌って関西のファンを増やした「紀淡海峡」を聴かせた。

写真・入山アキ子
新曲「一泊二日」は、覚えやすくて歌いやすいーと、多くの人から人気の作品。各地でたくさんの女性にカラオケで歌われている。道ならぬ恋をする女性の心のときめきと喜びをテーマにしているが、どこか明るさを感じさせるところに人気の秘密がありそう。
カップリング曲の「わたしのふる里」は元気に笑顔になれる歌。元看護師らしく健康体操も織り交ぜて歌った。
一条貫太は〈平成生まれの昭和なボイス〉をキャッチフレーズに18年に「ふたりの始発駅」でデビュー。彼もこのデビュー曲から聴かせた。そして第2弾の「やんちゃ船」第3弾「北海の篝火」へと続けた。

写真・一条貫太
昭和歌謡曲をカバーするコーナーでは井沢八郎の「北海の満月」も聴かせて歌唱力の高さをアピールした。昭和歌謡を数多く歌う彼の趣味はレコード盤収集である。
「先日も1度に10数枚を買ってしまいました」など、地方へ出かけると必ず中古レコード盤を探して歩くという。
新曲は5月24日発売の「男の漁場」。デビュー5周年記念曲でもある。カップリングの「徒然酒」と共に披露した。
津吹みゆはデビュー8年。「会津・山の神」を歌って18歳でデビュー。今年27歳になった。望郷ものをはじめ、〈ど〜んと響く直球ボイス〉のキャッチフレーズの通りにパンチのある作品が続いていたが、ここに来て大人の女性を歌う事が増えている。
6月にリリースした「郡上しぐれて」は、郡上おどりの音色がむかしの恋の終わりを思い出させる悲恋の歌である。

写真・津吹みゆ
去年、全国47都道府県を回って歌う事も出来たという。そんな中で宝塚歌劇や大衆演劇にも興味を示して、休日を利用して観劇を楽しむことも。
宝塚劇団の大劇場で初めて見たのが宝塚歌劇「エリザベート」であった。この日のライブではサプライズで劇中歌の「私だけに」の一節をアカペラで歌ってみせた。

写真・中山琉美
推薦曲コーナーでは中山琉美が、6月にテイチクエンタテインメントからリリースした「月下美人」とカップリング「大阪ララバイ」 を披露した。
歌手デビューは21年。葉月忍の名前で、徳間ジャパンコミュニケーションズからであった。
※KOBE流行歌ライブは来年3月で20周年を迎える。第1回目は04年3月18日。出演者は山内惠介、長保有紀、林あさ美の3人であった。
未曾有の被害をもたらせた阪神淡路大震災からはすでに9年が経過していたが、町に活気を呼び戻す手助けになればとして神戸・長田のホールで始まったのが最初であった。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
たくみ稜、大阪で3年半ぶりのアコースティックカルテットライブ 全国展開へ意欲 [ライブ]
◆歌手のたくみ稜(日本クラウン)がピアノにチェロ、バイオリンそれにボーカルといったアコースティックカルテットのライブを全国で展開して行く。2023年6月18日には、3年半ぶりに大阪でライブを開いた。歌謡曲からクラシックまで全25曲を聴かせた「厚みのあるコンサート」に満員の聴衆は酔いしれた。

写真・アコースティックカルテットのライブを全国展開に意欲を見せるたくみ稜
大阪・吹田のライブバー、TAKE FIVE OSAKAで、歌謡曲とクラシックをコラボさせたライブ。今回は入場料は無料で開催した。
たくみは1997年から2003年まで内山田洋&クールファイブのボーカルを務めたあと、ソロに転向しライフワークのアコースティックライブを展開している。
「去年暮れにホールでやったライブが意外に反応が良かった事もあって、この時のユニットが集まった」と、たくみ。
今年4月には群馬県で500人を収容出来るホールでもパーカッションを加えて行って、400人を集めたというから、たくみのアコースティックライブへの関心の高さがうかがわれる。


写真・大好評だった大阪でのアコースティックカルテットライブ
大阪会場ではクールファイブ時代のヒット曲「そして神戸」「恋唄」「恋さぐり夢さぐり」「噂の女」「東京砂漠」から、オリジナル曲「雑魚」「一人静」も。
さらにクラシック「愛の挨拶」やテレビドラマ「鬼平犯科帳」のエンディングテーマでも知られる「Inspiration」アメリカのフォークソング「朝日あたる家」。
また細川たかしの「望郷じょんがら」五木ひろしの「山河」といった演歌・歌謡曲まで豊富な内容で楽しませた。
アンコールにも4曲で応えるなど、予定していた2時間を超えて、終わってみると3時間にもなっていた。たくみは「クラシックからオリジナル曲、演歌・歌謡曲、ポップスといった様々なジャンルの音楽を交えた内容を楽しんでもらった」と話していた。
今後はこうしたアコースティックカルテットライブで全国を巡回したいとしている。

写真・番組パーソナリティの杉本眞人(左)と
たくみは7月31日には、ラジオ日本の「杉本眞人のバースターライト」(午後8時30分〜)にゲスト出演する。杉本はたくみの最新曲「雑魚」を作曲している。
関東圏以外でははスマホアプリ「radiko プレミアム」(有料登録が必要)で聴ける。
[たくみ稜 オフィシャルサイト]
https://www.takumi-ryo.com/

写真・アコースティックカルテットのライブを全国展開に意欲を見せるたくみ稜
大阪・吹田のライブバー、TAKE FIVE OSAKAで、歌謡曲とクラシックをコラボさせたライブ。今回は入場料は無料で開催した。
たくみは1997年から2003年まで内山田洋&クールファイブのボーカルを務めたあと、ソロに転向しライフワークのアコースティックライブを展開している。
「去年暮れにホールでやったライブが意外に反応が良かった事もあって、この時のユニットが集まった」と、たくみ。
今年4月には群馬県で500人を収容出来るホールでもパーカッションを加えて行って、400人を集めたというから、たくみのアコースティックライブへの関心の高さがうかがわれる。


写真・大好評だった大阪でのアコースティックカルテットライブ
大阪会場ではクールファイブ時代のヒット曲「そして神戸」「恋唄」「恋さぐり夢さぐり」「噂の女」「東京砂漠」から、オリジナル曲「雑魚」「一人静」も。
さらにクラシック「愛の挨拶」やテレビドラマ「鬼平犯科帳」のエンディングテーマでも知られる「Inspiration」アメリカのフォークソング「朝日あたる家」。
また細川たかしの「望郷じょんがら」五木ひろしの「山河」といった演歌・歌謡曲まで豊富な内容で楽しませた。
アンコールにも4曲で応えるなど、予定していた2時間を超えて、終わってみると3時間にもなっていた。たくみは「クラシックからオリジナル曲、演歌・歌謡曲、ポップスといった様々なジャンルの音楽を交えた内容を楽しんでもらった」と話していた。
今後はこうしたアコースティックカルテットライブで全国を巡回したいとしている。

写真・番組パーソナリティの杉本眞人(左)と
たくみは7月31日には、ラジオ日本の「杉本眞人のバースターライト」(午後8時30分〜)にゲスト出演する。杉本はたくみの最新曲「雑魚」を作曲している。
関東圏以外でははスマホアプリ「radiko プレミアム」(有料登録が必要)で聴ける。
[たくみ稜 オフィシャルサイト]
https://www.takumi-ryo.com/
第308回大阪発流行歌ライブ、多岐川舞子・竹川美子・入山アキ子・ユリア・高山竜一が出演 [ライブ]
◆ 推薦曲コーナーを除いてメインコーナーの4人全員が女性歌手という第308回大阪発流行歌ライブが2023年6月21日、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで開かれた。この日1番のベテランの多岐川舞子(日本コロムビア)は「心に響く歌を歌いたいと、ここまで来ました」と、35年目の想いを表した。

写真・出演者全員が勢揃い
■デビューが1989(平成元)年という多岐川舞子は京都府南丹市八木町の出身。曲目も「京都ふたたび」「京都・・・発」「京都 別れ雨」と3曲続けて京都をテーマにした作品を歌った。
「京都・・・発」と「京都 別れ雨」はいずれも、今年5月に出した「天上の花」のカップリング曲。取り分け「ー・・・発」は、「デビュー前年に東京へ行くのを見送ってくれたお母ちゃんを思い出します」と、瞼に浮かぶその光景に想いをはせていた。

写真・多岐川舞子
「天上の花」はデビュー35周年記念曲。「自分のレパートリーの幅を広げたい凄い歌です。息遣いを感じてもらえれば・・・」と、恋に燃える女性の激しさを歌い上げた。
「ウナ・セラ・ディ東京」では、得意のサックスを吹きながらの歌唱も披露した。
■竹川美子(日本クラウン)はデビュー20年目。その記念曲ともいえる新曲「汐騒」は、万葉の歌人柿本人麿が立ち寄ったという沙弥(しゃみ)島を舞台に、瀬戸内の美しい風景を歌う。地元香川県在住の作詞家原文彦が懐かしさと温かさを感じさせる情景を書き、叶弦大が曲をつけた。
「長く歌いたい」という渾身の作品。

写真・竹川美子
2003年に「江釣子のおんな」でデビューした竹川は「20年という自分にびっくりしています。この間に歌ってきた作品の中には、それぞれ思い出があります」と、「雪の海峡 津軽」(2006年)ほのぼのとした幸せ演歌の「港は雨あがり」(07年)などを歌った。
同じ事務所に所属するビリー・バンバンの「また君に恋してる」もカバーしてみせた。
■入山アキ子(テイチクエンタテインメント)はデビュー15年目で、その記念曲「一泊二日」が絶好調の中での出演。道ならぬ恋にときめく女性の心のうちを可愛らしく表現したこの作品は、分かりやすい歌詞と歌いやすさが相まって男女を問わず多くの支持を得ている。
「令和の代表曲のひとつにしたい」という意気込みも。

写真・入山アキ子
13年勤めた看護師のキャリアを捨てて歌手に転身した。この日はメジャーデビュー曲となった「ザンザ岬」から歌った。「4年間歌い続けて1万枚のCDを手売りした」というだけに、本人はもちろん聴くものをも元気にしてくれる。
そして関西への足がかりを作った楽曲という「紀淡海峡」歌い、「このステージまで歌い続けられた事が嬉しい」と、デビュー15年の想いを話した。
■ユリア(徳間ジャパンコミュニケーションズ)はシンガーソングライター。22年10月にファーストアルバム「宝物」(6曲収録)をリリース。その中から表題曲の「宝物」「冬花火」「どこか遠くへ」「大阪ノスタルジー」の4曲を歌った。

写真・ユリア
自らを歌謡ポップスシンガーと呼ぶ彼女。「素晴らしいステージで歌えることにドキドキです」とカバー曲を含めて5曲を披露。
歌手デビューは04年。日本クラウンから出した「なみだ街道/相場師」がデビュー曲。ライブ活動を中心に行い、そんな中から地元大阪・大正区をテーマに自ら作詞をして、アルバムにも収録している「コイツツジ」がシンガーソングライターの第1歩。

写真・高山竜一
■推薦曲コーナーに出演した高山竜一は広島を中心に歌っていたが、関西での活動を強めている高山竜一。デビュー7年目である。
この日は「時間(とき)という竜よ」「螢炎(ほたるび)」の2曲を歌った。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html

写真・出演者全員が勢揃い
■デビューが1989(平成元)年という多岐川舞子は京都府南丹市八木町の出身。曲目も「京都ふたたび」「京都・・・発」「京都 別れ雨」と3曲続けて京都をテーマにした作品を歌った。
「京都・・・発」と「京都 別れ雨」はいずれも、今年5月に出した「天上の花」のカップリング曲。取り分け「ー・・・発」は、「デビュー前年に東京へ行くのを見送ってくれたお母ちゃんを思い出します」と、瞼に浮かぶその光景に想いをはせていた。

写真・多岐川舞子
「天上の花」はデビュー35周年記念曲。「自分のレパートリーの幅を広げたい凄い歌です。息遣いを感じてもらえれば・・・」と、恋に燃える女性の激しさを歌い上げた。
「ウナ・セラ・ディ東京」では、得意のサックスを吹きながらの歌唱も披露した。
■竹川美子(日本クラウン)はデビュー20年目。その記念曲ともいえる新曲「汐騒」は、万葉の歌人柿本人麿が立ち寄ったという沙弥(しゃみ)島を舞台に、瀬戸内の美しい風景を歌う。地元香川県在住の作詞家原文彦が懐かしさと温かさを感じさせる情景を書き、叶弦大が曲をつけた。
「長く歌いたい」という渾身の作品。

写真・竹川美子
2003年に「江釣子のおんな」でデビューした竹川は「20年という自分にびっくりしています。この間に歌ってきた作品の中には、それぞれ思い出があります」と、「雪の海峡 津軽」(2006年)ほのぼのとした幸せ演歌の「港は雨あがり」(07年)などを歌った。
同じ事務所に所属するビリー・バンバンの「また君に恋してる」もカバーしてみせた。
■入山アキ子(テイチクエンタテインメント)はデビュー15年目で、その記念曲「一泊二日」が絶好調の中での出演。道ならぬ恋にときめく女性の心のうちを可愛らしく表現したこの作品は、分かりやすい歌詞と歌いやすさが相まって男女を問わず多くの支持を得ている。
「令和の代表曲のひとつにしたい」という意気込みも。

写真・入山アキ子
13年勤めた看護師のキャリアを捨てて歌手に転身した。この日はメジャーデビュー曲となった「ザンザ岬」から歌った。「4年間歌い続けて1万枚のCDを手売りした」というだけに、本人はもちろん聴くものをも元気にしてくれる。
そして関西への足がかりを作った楽曲という「紀淡海峡」歌い、「このステージまで歌い続けられた事が嬉しい」と、デビュー15年の想いを話した。
■ユリア(徳間ジャパンコミュニケーションズ)はシンガーソングライター。22年10月にファーストアルバム「宝物」(6曲収録)をリリース。その中から表題曲の「宝物」「冬花火」「どこか遠くへ」「大阪ノスタルジー」の4曲を歌った。

写真・ユリア
自らを歌謡ポップスシンガーと呼ぶ彼女。「素晴らしいステージで歌えることにドキドキです」とカバー曲を含めて5曲を披露。
歌手デビューは04年。日本クラウンから出した「なみだ街道/相場師」がデビュー曲。ライブ活動を中心に行い、そんな中から地元大阪・大正区をテーマに自ら作詞をして、アルバムにも収録している「コイツツジ」がシンガーソングライターの第1歩。

写真・高山竜一
■推薦曲コーナーに出演した高山竜一は広島を中心に歌っていたが、関西での活動を強めている高山竜一。デビュー7年目である。
この日は「時間(とき)という竜よ」「螢炎(ほたるび)」の2曲を歌った。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html
成世昌平と木下結子が初の2マンライブ開く ネットラジオ開局5周年記念イベント [ライブ]
◆関西の演歌・歌謡界を代表する実力派歌手の成世昌平(日本クラウン)と木下結子(ホリデージャパン)の2人は2023年5月20日、大阪市内のライブハウスでツーマンライブ「しょうへい ゆいこの いっぷくしませんか〜?」を開いた。いずれも在阪でありながら一緒にライブを行うのはこれが初めてといい、集まったそれぞれのファンも2人の歌の数々に満足気な表情を見せていた。

写真・初のライブでデュエットも初めて
ライブは毎週金曜日午後7時から同30分まで、大阪発のインターネットラジオ、レディオ・バルーン(大阪市北区天神西町6)で放送されている成世昌平と木下結子のトーク番組「しょうへい ゆいこの いっぷくしませんか〜?」から生まれたスペシャルライブ。
2023年5月5日で開局5周年を迎えたことから、その記念イベントの一環で、番組で早くから告知していたこともあって「チケットは早くに完売」と前評判も上々であった。
それぞれの歌のほか、2人のトークもあって「まるで2時間のラジオ放送を聴いているようだった」との声も。


写真・ネットラジオを飛び出したライブに2人からは笑顔が絶えない
オープニングは成世昌平がヒット曲「はぐれコキリコ」を歌うと、木下結子は前作の「泣いてもええやろ」を聴かせた。
この日はテレビの歌謡番組などでもお馴染みの中尾唱さんのピアノ演奏で歌うコーナーもあるなど、ちょっとぜい沢なライブ演出。
普段はあまり歌わない楽曲を聴かせたのも、このライブならではであった。民謡歌手でもある成世は自らの三味線で、最も得意とするという滋賀県の民謡「淡海節」なとを披露し、木下はオリジナル曲から作詞・髙畠じゅん子、作曲・花岡優平による「盛岡ロマンス」などを聴かせてコアなファンを喜ばせていた。


写真・ピアノとクロマチックハーモニカの伴奏で歌う


中尾のピアノと南里沙さんのクロマチックハーモニカの演奏で、木下が「ノラ」尾崎豊のカバー曲「I Love You」を歌うと、成世は今までに1度も歌ったことがないという石川さゆりの「天城越え」と美輪明宏の「ヨイトマケの唄」を。
さらに2人で美空ひばりの「愛燦燦」を歌い、どれもこの日のライブならではの豪華特典のような選曲であった。
ラストはそれぞれがオリジナルの代表曲を歌うコーナー。
木下は24歳でのらデビュー曲「放されて」を当時の思い出を交えながら歌い、メジャー復活第1作となった「ウヰスキー」そして自分の歌人生を老木に咲く桜の花に重ねた最新作「百滝桜」を聴かせた。

写真・「百滝桜」は自らの歌手人生を重ねて歌う
成世は青森県鶴田町にある津軽富士見湖に架かる日本一長い三連太鼓橋、鶴の舞橋を舞台にした「鶴の舞橋」、京都・伏見から大阪・天満橋までを往復していた三十石船をモチーフにした恋歌「三十石哀歌」を歌った。

写真・自ら作曲した「雪折れ竹」
さらには自身が子供の頃、広島・三次の田舎で耳にしていた雪の重さで竹が弾ける音からイメージして自ら作曲した最新曲「雪折れ竹」を歌い上げた。
聴き応えたっぷりな約2時間のライブに会場いっぱいに詰めかけた人たちは、誰もが満足し切った様子で、2人は「このライブは2回3回と開いていきたい」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

写真・初のライブでデュエットも初めて
ライブは毎週金曜日午後7時から同30分まで、大阪発のインターネットラジオ、レディオ・バルーン(大阪市北区天神西町6)で放送されている成世昌平と木下結子のトーク番組「しょうへい ゆいこの いっぷくしませんか〜?」から生まれたスペシャルライブ。
2023年5月5日で開局5周年を迎えたことから、その記念イベントの一環で、番組で早くから告知していたこともあって「チケットは早くに完売」と前評判も上々であった。
それぞれの歌のほか、2人のトークもあって「まるで2時間のラジオ放送を聴いているようだった」との声も。


写真・ネットラジオを飛び出したライブに2人からは笑顔が絶えない
オープニングは成世昌平がヒット曲「はぐれコキリコ」を歌うと、木下結子は前作の「泣いてもええやろ」を聴かせた。
この日はテレビの歌謡番組などでもお馴染みの中尾唱さんのピアノ演奏で歌うコーナーもあるなど、ちょっとぜい沢なライブ演出。
普段はあまり歌わない楽曲を聴かせたのも、このライブならではであった。民謡歌手でもある成世は自らの三味線で、最も得意とするという滋賀県の民謡「淡海節」なとを披露し、木下はオリジナル曲から作詞・髙畠じゅん子、作曲・花岡優平による「盛岡ロマンス」などを聴かせてコアなファンを喜ばせていた。


写真・ピアノとクロマチックハーモニカの伴奏で歌う


中尾のピアノと南里沙さんのクロマチックハーモニカの演奏で、木下が「ノラ」尾崎豊のカバー曲「I Love You」を歌うと、成世は今までに1度も歌ったことがないという石川さゆりの「天城越え」と美輪明宏の「ヨイトマケの唄」を。
さらに2人で美空ひばりの「愛燦燦」を歌い、どれもこの日のライブならではの豪華特典のような選曲であった。
ラストはそれぞれがオリジナルの代表曲を歌うコーナー。
木下は24歳でのらデビュー曲「放されて」を当時の思い出を交えながら歌い、メジャー復活第1作となった「ウヰスキー」そして自分の歌人生を老木に咲く桜の花に重ねた最新作「百滝桜」を聴かせた。

写真・「百滝桜」は自らの歌手人生を重ねて歌う
成世は青森県鶴田町にある津軽富士見湖に架かる日本一長い三連太鼓橋、鶴の舞橋を舞台にした「鶴の舞橋」、京都・伏見から大阪・天満橋までを往復していた三十石船をモチーフにした恋歌「三十石哀歌」を歌った。

写真・自ら作曲した「雪折れ竹」
さらには自身が子供の頃、広島・三次の田舎で耳にしていた雪の重さで竹が弾ける音からイメージして自ら作曲した最新曲「雪折れ竹」を歌い上げた。
聴き応えたっぷりな約2時間のライブに会場いっぱいに詰めかけた人たちは、誰もが満足し切った様子で、2人は「このライブは2回3回と開いていきたい」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
第210回KOBE流行歌ライブ、実力派揃えてのホリデージャパンスペシャル 聴かせた2時間半 [ライブ]
◆去年秋に続いてホリデージャパンの実力派歌手5人を揃えての「第210回KOBE流行歌ライブ」が2023年5月18日、神戸・新開地の新開地アートひろばホール(旧KAVCホール)で開かれた。出演したニック・ニューサ(田中収)キム・ランヒ、木下結子、氷室一哉、朱夏洋子はオリジナル曲のほか思い出の昭和歌謡もカバーして会場いっぱいの観客を楽しませた。

写真・第210回KOBE流行歌ライブの出演者たち
ニック・ニューサ(田中収)は2000年からホリデージャパンに所属している。歌手デビューは1981年。田中を中心に結成されたニック・ニューサで、同年にRCAレコードから出した1stシングル「サチコ」が大ヒット。
この日はジャズバージョンで聴かせると観客も大いに満足。

写真・ニック・ニューサ

朱夏洋子(右)とデュエットも
朱夏洋子と2人で聴かせたデュエット曲「Be mine agein 」は圧巻。木下結子の「放されて」をカバーしてリリースしているがこれも披露したほか、最後はいつも通りに「お祭りさわぎ」で締めくくった。
韓国出身の浪花の女が定着しているキム・ランヒは「大阪純情」から新曲「望郷トラジ」まで8曲を歌った。
「望郷トラジ」は23年4月に発売したばかり。作詞はもず唱平で、作曲は杉本眞人。来日活動30周年記念曲で、発売日前日には発売記念ライブも開いている。

写真・キム・ランヒ
10周年記念曲の「ソウル」や「あんたの大阪」新曲のカップリング曲「何れぼのもんや」なども歌った。
14年からは東日本大震災の復興支援のチャリティーイベントも開いており、今年は6月18日に「風化させない愛の輪」と題して、大阪・東心斎橋の大成閣歌謡ショーを開く。
木下結子は今年9月で歌手デビュー40年目を迎える。そのデビュー曲「放されて」をまず歌った。大阪限定のデビューのはずであったが、レコーディング後に急きょ全国発売となって上京することになった。
その5年後に出した「ノラ」も歌い、「これをカバーする歌手はすでに17人。オリジナル歌手としてしっかりと歌って行きます」とも。

写真・木下結子
東京での活動に区切りを付けた彼女は地元大阪での歌手活動に転じて、長年CDのリリースからは遠のいていた。12年に「ウヰスキー」(日本クラウン)で見事復活。持ち前の歌唱力を遺憾なく発揮していく。
この日のライブではこれを歌うと共に、多くの人を唸らせる「泣いてもええやろ」新曲「百滝桜」も聴かせた。
氷室一哉は故加門亮の再来とまで言われるムーディーな歌謡曲を聴かせてくれる。そのデビュー曲「アカシア物語」(22年5月)を、加門とも石原裕次郎とも思わせる歌声で客席を魅了した。
「身長183センチ、股下90センチ」というスタイルも歌を引き立てる。

写真・氷室一哉
この日はまた、加門の大ヒット曲「神戸北クラブ」石原裕次郎の「粋な別れ」やアローナイツの「最後にもう一度」もムードいっぱいに漂わせて聴かせた。
「アカシア物語」のカップリング曲「忘れないで」も歌った。
今年7月には2'stシングルも発売する予定だという。
朱夏洋子はジャズシンガーでありながら、演歌からポップスなどなんでもこなしてステージを選ばないパワフルさがうり。この日のライブでも、オリジナル曲の歌謡曲からジャズまで幅広く聴かせた。
ライブのトップバッターを務めた彼女ができましたまず聴かせたのはジャズ仕立ての「お祭りマンボ」。そして笠置シヅ子の「買物ブギー」。かつてボーカルを務めていたアロージャズオーケストラ時代を彷彿させるステージを見せると、観客も大喜び。

写真・朱夏洋子
ホリデージャパンに入って7年といい、最新のオリジナル曲「えらいこっちゃで」と「アンタじれったい」の2曲を聴かせた。「えらいー」は同じホリデーの幸田和也との競作だが、ジャズアレンジが施されている。
ラストはフランク・シナトラやライザミネリで知られる「ニューヨーク・ニューヨーク」を歌って、ジャズ歌手としての真骨頂を発揮した。
※写真・記事の無断使用はお断りします。

写真・第210回KOBE流行歌ライブの出演者たち
ニック・ニューサ(田中収)は2000年からホリデージャパンに所属している。歌手デビューは1981年。田中を中心に結成されたニック・ニューサで、同年にRCAレコードから出した1stシングル「サチコ」が大ヒット。
この日はジャズバージョンで聴かせると観客も大いに満足。

写真・ニック・ニューサ

朱夏洋子(右)とデュエットも
朱夏洋子と2人で聴かせたデュエット曲「Be mine agein 」は圧巻。木下結子の「放されて」をカバーしてリリースしているがこれも披露したほか、最後はいつも通りに「お祭りさわぎ」で締めくくった。
韓国出身の浪花の女が定着しているキム・ランヒは「大阪純情」から新曲「望郷トラジ」まで8曲を歌った。
「望郷トラジ」は23年4月に発売したばかり。作詞はもず唱平で、作曲は杉本眞人。来日活動30周年記念曲で、発売日前日には発売記念ライブも開いている。

写真・キム・ランヒ
10周年記念曲の「ソウル」や「あんたの大阪」新曲のカップリング曲「何れぼのもんや」なども歌った。
14年からは東日本大震災の復興支援のチャリティーイベントも開いており、今年は6月18日に「風化させない愛の輪」と題して、大阪・東心斎橋の大成閣歌謡ショーを開く。
木下結子は今年9月で歌手デビュー40年目を迎える。そのデビュー曲「放されて」をまず歌った。大阪限定のデビューのはずであったが、レコーディング後に急きょ全国発売となって上京することになった。
その5年後に出した「ノラ」も歌い、「これをカバーする歌手はすでに17人。オリジナル歌手としてしっかりと歌って行きます」とも。

写真・木下結子
東京での活動に区切りを付けた彼女は地元大阪での歌手活動に転じて、長年CDのリリースからは遠のいていた。12年に「ウヰスキー」(日本クラウン)で見事復活。持ち前の歌唱力を遺憾なく発揮していく。
この日のライブではこれを歌うと共に、多くの人を唸らせる「泣いてもええやろ」新曲「百滝桜」も聴かせた。
氷室一哉は故加門亮の再来とまで言われるムーディーな歌謡曲を聴かせてくれる。そのデビュー曲「アカシア物語」(22年5月)を、加門とも石原裕次郎とも思わせる歌声で客席を魅了した。
「身長183センチ、股下90センチ」というスタイルも歌を引き立てる。

写真・氷室一哉
この日はまた、加門の大ヒット曲「神戸北クラブ」石原裕次郎の「粋な別れ」やアローナイツの「最後にもう一度」もムードいっぱいに漂わせて聴かせた。
「アカシア物語」のカップリング曲「忘れないで」も歌った。
今年7月には2'stシングルも発売する予定だという。
朱夏洋子はジャズシンガーでありながら、演歌からポップスなどなんでもこなしてステージを選ばないパワフルさがうり。この日のライブでも、オリジナル曲の歌謡曲からジャズまで幅広く聴かせた。
ライブのトップバッターを務めた彼女ができましたまず聴かせたのはジャズ仕立ての「お祭りマンボ」。そして笠置シヅ子の「買物ブギー」。かつてボーカルを務めていたアロージャズオーケストラ時代を彷彿させるステージを見せると、観客も大喜び。

写真・朱夏洋子
ホリデージャパンに入って7年といい、最新のオリジナル曲「えらいこっちゃで」と「アンタじれったい」の2曲を聴かせた。「えらいー」は同じホリデーの幸田和也との競作だが、ジャズアレンジが施されている。
ラストはフランク・シナトラやライザミネリで知られる「ニューヨーク・ニューヨーク」を歌って、ジャズ歌手としての真骨頂を発揮した。
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歌謡フェスタ2023ゴールデンライブに木下・川井・ひなたらが出演 [ライブ]
◆大阪・八尾のJOKホールで2023年5月14日、ミヤコ瓢箪山店、松山音楽事務所主催の「歌謡フェスタ2023 ゴールデンライブ」が開かれた。出演したのは木下結子(ホリデージャパン)川井聖子(日本クラウン)ひなたみな(ホリデージャパン)松山ひろしの4人。

写真・左から川井聖子、木下結子、松山ひろし、ひなたみな
今年9月にデビュー40年目を迎える木下結子は、自らの歌人生を重ねた新曲「百滝桜」を歌うと共に、人生やる気があればいつでも出直しが出来ると歌う「ウヰスキー」デビュー5年目のヒット曲「ノラ」新曲のカップリング「東京」を聴かせた。

写真・木下結子
またデビュー23年目で、今年9月にリリースする新曲をアピールした川井聖子は、最新曲の「大和恋歌」「坂田外伝〜小春〜」「旅的途上」(河島英五のカバー)を歌った。

写真・川井聖子
東海地区を地盤にするデビュー16年目のひなたみなは、初出演。去年11月に発売した新曲「十年愛」と、前々作「雪になる」「飲むっきゃないね」を歌った。

写真・ひなたみな
主催者の1人、松山ひろしは、地元東大阪市を盛り上げる「えやないか東大阪」などを歌った。

写真・松山ひろし
写真の無断使用はお断りします。

写真・左から川井聖子、木下結子、松山ひろし、ひなたみな
今年9月にデビュー40年目を迎える木下結子は、自らの歌人生を重ねた新曲「百滝桜」を歌うと共に、人生やる気があればいつでも出直しが出来ると歌う「ウヰスキー」デビュー5年目のヒット曲「ノラ」新曲のカップリング「東京」を聴かせた。

写真・木下結子
またデビュー23年目で、今年9月にリリースする新曲をアピールした川井聖子は、最新曲の「大和恋歌」「坂田外伝〜小春〜」「旅的途上」(河島英五のカバー)を歌った。

写真・川井聖子
東海地区を地盤にするデビュー16年目のひなたみなは、初出演。去年11月に発売した新曲「十年愛」と、前々作「雪になる」「飲むっきゃないね」を歌った。

写真・ひなたみな
主催者の1人、松山ひろしは、地元東大阪市を盛り上げる「えやないか東大阪」などを歌った。

写真・松山ひろし
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百歌響演、歌手2人による新たなジョイントライブがスタート 2回目は松本恵美子と中村秀香が出演 [ライブ]
◆新たな演歌ライブ「百歌響演」が大阪・堺市のライブハウスでスタートしている。毎回2人の歌手がジョイントして、歌唱曲の1部をYouTubeで配信する。2023年4月27日に行われた第2回目には松本恵美子(メロディーレコーズ)と中村秀香(ホリデージャパン)が出演した。

写真・第2回目に出演した松本恵美子(左)と中村秀香
月1回開かれるこのライブの会場は堺市中区にあるフクダスタジオ。この日はまず、中村秀香が「よさ恋ソーラン祭り」「人生の挽歌」の2曲を歌ったのに次いで、松本恵美子が最新曲「大和の恋歌」「女の日本海」「命のきずな」の3曲を披露。
中村は去年、大阪で開かれている歌謡イベント「歌謡曲応援の会」のスタッフから歌手デビューしたばかり。元は公務員というお堅い仕事に就いていたというからユニークである。

写真・中村秀香
一方の松本は07年2月に「命のきずな/なにわ愛歌」で歌手デビューしている。
今年9月10日には大阪府藤井寺市内でカラオケ大会・歌謡ショーを開催するという。
休憩をはさんで後半は、中村がデビュー曲の「大阪のれん」とカップリング曲「愛した分だけ憎めたら」などを歌った。
松本は「大和の恋歌」のカップリング曲「夢の道しるべ」のほか、尊敬する美空ひばりの楽曲の中から「ひばりの佐渡情話」を聴かせた。

写真・松本恵美子
出演者のラスト歌唱曲はそれぞれ、YouTube「百歌響演」チャンネルで配信される。
問合せは オフィスS.A.R.(大阪府堺市中区深井東町345-3) miwahiroshi88@gmail.com まで。
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写真・第2回目に出演した松本恵美子(左)と中村秀香
月1回開かれるこのライブの会場は堺市中区にあるフクダスタジオ。この日はまず、中村秀香が「よさ恋ソーラン祭り」「人生の挽歌」の2曲を歌ったのに次いで、松本恵美子が最新曲「大和の恋歌」「女の日本海」「命のきずな」の3曲を披露。
中村は去年、大阪で開かれている歌謡イベント「歌謡曲応援の会」のスタッフから歌手デビューしたばかり。元は公務員というお堅い仕事に就いていたというからユニークである。

写真・中村秀香
一方の松本は07年2月に「命のきずな/なにわ愛歌」で歌手デビューしている。
今年9月10日には大阪府藤井寺市内でカラオケ大会・歌謡ショーを開催するという。
休憩をはさんで後半は、中村がデビュー曲の「大阪のれん」とカップリング曲「愛した分だけ憎めたら」などを歌った。
松本は「大和の恋歌」のカップリング曲「夢の道しるべ」のほか、尊敬する美空ひばりの楽曲の中から「ひばりの佐渡情話」を聴かせた。

写真・松本恵美子
出演者のラスト歌唱曲はそれぞれ、YouTube「百歌響演」チャンネルで配信される。
問合せは オフィスS.A.R.(大阪府堺市中区深井東町345-3) miwahiroshi88@gmail.com まで。
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2023-05-13 08:37
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第233回関西発歌謡曲応援の会 岡田由美・朱夏洋子ら6人が出演 [ライブ]
◆ 第233回関西発歌謡曲応援の会が2023年4月25日、大阪・梅田のライブハウス、ロイヤルホースで開かれた。デビュー45年になる演歌のベテランやジャズからポップス・演歌まで何でもこなす実力派など6人の歌手が出演した。

写真・第233回関西発歌謡曲応援の会の出演者たち
歌う順番は毎回、名前の五十音順というのが、このイベントの決まり。この日1番目に歌唱したのは来年、大阪・中之島のリーガロイヤルホテルで45周年記念ディナーショーを予定している岡田由美。40周年記念曲「夫婦椿」などを披露した。
「この10年ほどは浪曲にチャレンジしています」と、2代目京山幸枝若の「弥太っぺ情け宿(じゅく)」もカバーしてみせた。

写真・岡田由美
ジャズを得意とする朱夏洋子はかつて、北野タダオとアロージャズオーケストラの専属歌手を人気を集めていた。この日も「スワニー」や「買い物ブギー」といったジャズ調ナンバーを聴かせた。
子育て休暇で休止していた歌手活動も2014年から再開。全国で意欲的に活動をしている。同じレコード会社の幸田和也と競作となった「えらいこっちゃで」も歌った。

写真・朱夏洋子
水木良はデビュー32年目。出身地・北海道のすすきのを舞台に歌った「雪化粧」は自らの作詞で、自身のコーナーで最初に披露した。
「冬雨(ふゆさめ)」「話さない」も歌った。

写真・水木良
清水聖史は8年ぶりの出演。かつて歌手を目指して内山田洋の付き人などを経て歌手に。その後、郷里に戻ってサラリーマン生活。2014年にこの日も歌った「飛騨の花嫁」で再デビューしている。

写真・清水聖史
このほか眞紀ゆり、水木佳乃もオリジナル曲などを披露した。


写真・水木佳乃(左)眞紀ゆり
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写真・第233回関西発歌謡曲応援の会の出演者たち
歌う順番は毎回、名前の五十音順というのが、このイベントの決まり。この日1番目に歌唱したのは来年、大阪・中之島のリーガロイヤルホテルで45周年記念ディナーショーを予定している岡田由美。40周年記念曲「夫婦椿」などを披露した。
「この10年ほどは浪曲にチャレンジしています」と、2代目京山幸枝若の「弥太っぺ情け宿(じゅく)」もカバーしてみせた。

写真・岡田由美
ジャズを得意とする朱夏洋子はかつて、北野タダオとアロージャズオーケストラの専属歌手を人気を集めていた。この日も「スワニー」や「買い物ブギー」といったジャズ調ナンバーを聴かせた。
子育て休暇で休止していた歌手活動も2014年から再開。全国で意欲的に活動をしている。同じレコード会社の幸田和也と競作となった「えらいこっちゃで」も歌った。

写真・朱夏洋子
水木良はデビュー32年目。出身地・北海道のすすきのを舞台に歌った「雪化粧」は自らの作詞で、自身のコーナーで最初に披露した。
「冬雨(ふゆさめ)」「話さない」も歌った。

写真・水木良
清水聖史は8年ぶりの出演。かつて歌手を目指して内山田洋の付き人などを経て歌手に。その後、郷里に戻ってサラリーマン生活。2014年にこの日も歌った「飛騨の花嫁」で再デビューしている。

写真・清水聖史
このほか眞紀ゆり、水木佳乃もオリジナル曲などを披露した。


写真・水木佳乃(左)眞紀ゆり
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浅田あつこ、あべのROCK TOWNで単独ライブ「あべの銀座に歌が咲く」 新曲作家がお笑いも [ライブ]
◆歌手浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の単独ライブ「あべの銀座に歌が咲く」が2023年4月18日、大阪・天王寺のあべのキューズモールにあるライブハウス、ROCKT TOWNで開かれ、全20曲を歌った。

写真・新曲「海峡雪しぐれ」が絶好調の浅田あつこ
会場のショッピングモールのあべのキューズモールは大阪市の阿倍野地区再開発事業の一環として2011年に建てられた。それ以前、昭和の頃には通称〈あべの銀座〉と呼ばれる下町風情いっぱいの商店街が賑わっていた。その頃を懐かしむかのような今回のライブタイトル。歌唱曲もオリジナル曲からカバー曲までを盛りだくさんに揃えた。
飾らない性格の浅田あつこはキャリアを重ねた今なお、誰もが親しみを感じ下町が良く似合う浪花の歌い手、といったイメージを持ち続けている。

写真・あっちゃんスマイルでファンを魅了
それを裏付けるかのように、去年12月に発売した「海峡雪しぐれ」(作詞・一葉よう子、作曲・徳久広司、編曲・伊戸のりお)のカップリング曲「西成の櫻(はな)」(作詞・宮下志郎、作曲・舞ゆうじ、編曲・伊戸のりお)は、あべの銀座の隣り大阪・西成区を舞台に、浅田が持ち前の明るい笑顔で歌う人生の応援歌である。
前日、博多から帰ってきたばかりという浅田は、ライブでまずは真っ赤な衣装に身を包んでこの楽曲から披露した。そこで「今まで色んな作品をお届けしてきましたが、皆さんの応援があったから今の私があります」と、ファンに感謝の気持ちを表した。

写真・作詞家、作曲家の2人によるお笑い

写真・舞ゆうじと浅田のディレクター藤田によるギターセッション
この「西成ー」は、西成在住の宮下志郎が詞を書き、在阪の作曲家でシンガーソングライターでもある舞ゆうじが曲を書いた。
ライブのオープニングではこの2人が即席のお笑いコンビ〈いかやき〉に扮して、浅田の歌をPRするトークを演じてみせた。後で浅田が「作詞と作曲の先生のお2人でした」と明かしたが、中にはプロのお笑いコンビと思っていた観客もいたようである。
浅田は大阪の女性らしく、そんな面白いことが大好き。
客席からも「最高〜!ライブいいわ〜」と声がかけられるほどであった。

写真・オリジナル曲からカバー曲まで大阪の下町色いっぱい
大阪の下町色を感じさせるライブらしく、オリジナル曲には「河内のからくち」「大阪おばけ」エンディングで歌った「河内おんなのバラッド」といった浪花ものも揃えた。
またカバーでも「放されて」(木下結子)「大阪純情」(キム・ランヒ)「たそがれの御堂筋」(坂本スミ子)といった大阪を歌った代表曲をカバーして聴かせた。

写真・エンディングはアンコールに応えて「河内おんなのバラッド」
後半では2年半ぶりの新曲である「海峡雪しぐれ」も歌って、「今、絶好調です。この状態をずっと継続出来るようにして、ヒット曲になればいいなあ」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[浅田あつこ オフィシャルサイト]
http://www.anchi.tv/top.html
[浅田あつこ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/asada.html

写真・新曲「海峡雪しぐれ」が絶好調の浅田あつこ
会場のショッピングモールのあべのキューズモールは大阪市の阿倍野地区再開発事業の一環として2011年に建てられた。それ以前、昭和の頃には通称〈あべの銀座〉と呼ばれる下町風情いっぱいの商店街が賑わっていた。その頃を懐かしむかのような今回のライブタイトル。歌唱曲もオリジナル曲からカバー曲までを盛りだくさんに揃えた。
飾らない性格の浅田あつこはキャリアを重ねた今なお、誰もが親しみを感じ下町が良く似合う浪花の歌い手、といったイメージを持ち続けている。

写真・あっちゃんスマイルでファンを魅了
それを裏付けるかのように、去年12月に発売した「海峡雪しぐれ」(作詞・一葉よう子、作曲・徳久広司、編曲・伊戸のりお)のカップリング曲「西成の櫻(はな)」(作詞・宮下志郎、作曲・舞ゆうじ、編曲・伊戸のりお)は、あべの銀座の隣り大阪・西成区を舞台に、浅田が持ち前の明るい笑顔で歌う人生の応援歌である。
前日、博多から帰ってきたばかりという浅田は、ライブでまずは真っ赤な衣装に身を包んでこの楽曲から披露した。そこで「今まで色んな作品をお届けしてきましたが、皆さんの応援があったから今の私があります」と、ファンに感謝の気持ちを表した。

写真・作詞家、作曲家の2人によるお笑い

写真・舞ゆうじと浅田のディレクター藤田によるギターセッション
この「西成ー」は、西成在住の宮下志郎が詞を書き、在阪の作曲家でシンガーソングライターでもある舞ゆうじが曲を書いた。
ライブのオープニングではこの2人が即席のお笑いコンビ〈いかやき〉に扮して、浅田の歌をPRするトークを演じてみせた。後で浅田が「作詞と作曲の先生のお2人でした」と明かしたが、中にはプロのお笑いコンビと思っていた観客もいたようである。
浅田は大阪の女性らしく、そんな面白いことが大好き。
客席からも「最高〜!ライブいいわ〜」と声がかけられるほどであった。

写真・オリジナル曲からカバー曲まで大阪の下町色いっぱい
大阪の下町色を感じさせるライブらしく、オリジナル曲には「河内のからくち」「大阪おばけ」エンディングで歌った「河内おんなのバラッド」といった浪花ものも揃えた。
またカバーでも「放されて」(木下結子)「大阪純情」(キム・ランヒ)「たそがれの御堂筋」(坂本スミ子)といった大阪を歌った代表曲をカバーして聴かせた。

写真・エンディングはアンコールに応えて「河内おんなのバラッド」
後半では2年半ぶりの新曲である「海峡雪しぐれ」も歌って、「今、絶好調です。この状態をずっと継続出来るようにして、ヒット曲になればいいなあ」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
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キム・ランヒ、新曲「望郷トラジ」発表ライブ デビュー30周年記念曲 [ライブ]
◆ホリデージャパンの歌手、キム・ランヒが歌手デビュー30周年を記念した新曲「望郷トラジ」を2023年4月19日に発売した。その前日には大阪・十三のライブハウス、246ライブハウスGAUB(ガブ)で新曲発表ライブを開いている。そのステージで彼女は「先の40周年に向けての第1歩となる作品で、代表曲になれば嬉しいです」と話していた。


写真・30年の歌人生の集大成曲「望郷トラジ」を代表曲にと話すキム・ランヒ
キム・ランヒは韓国・ソウルの出身。1991年7月に日本で歌手デビューしている。新曲の「望郷トラジ」(作詞・もず唱平、作曲・杉本眞人、編曲・佐藤和豊)が31枚目のシングル。彼女のデビュー30年を祝うと共に.自らの歌手人生を重ねたような歌詞は「私の日記を読んで書かれたようでもあります」(キム)というほど。
詞を書いたもず唱平も「この歌はまさにキム・ランヒの『マイ・ウェイ』です」という。キム自身、母国を離れて日本でひとり歌ってきた中には人知れない心細さもあった。そんな経験を経ての30年の歌人生を、タイトルにある韓国で最も生活に溶け込んでいるという花のトラジ(桔梗)に重ねているのである。


写真・キム・ランヒ
ライブでこれを披露したキム。
「レコーディングスタジオでも、どうしても涙が止まりませんでした。まるで母が亡くなった時のように悲しくて泣けてきたんです。最愛の人と離れて暮らす全ての人に通じる歌です」と、涙ぐむ姿も見られた。
レコード会社ホリデージャパンの亜樹広俊社長も「素晴らしい作品を作ってもらいました。キム・ランヒ本人も気持ちの入った楽曲になったようです」と、今まで以上に高い評価するほどである。
今回の新曲候補には5曲が用意されていた。その中から迷わずキムが選んだのが「望郷トラジ」であった。それと共にカップリング曲にはノリのいい「何ぼのもんや」(同)にした。ライブではそれも聴かせた。
もずならではの浪花色いっぱいの〈大阪もの〉演歌で、今にも近所のおっちゃんが飛び出してきそうな作品は、彼女にピッタリの作品となった。

写真・次の40周年への意欲も示した
ライブのラストで再び「望郷トラジ」を歌ったキム・ランヒは「私の自叙伝のような歌です」と、改めて30周年の熱い想いを語っていた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[キム・ランヒ オフィシャルサイト]
https://kimranhi.com/
[キム・ランヒ ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_ka5_kim.html


写真・30年の歌人生の集大成曲「望郷トラジ」を代表曲にと話すキム・ランヒ
キム・ランヒは韓国・ソウルの出身。1991年7月に日本で歌手デビューしている。新曲の「望郷トラジ」(作詞・もず唱平、作曲・杉本眞人、編曲・佐藤和豊)が31枚目のシングル。彼女のデビュー30年を祝うと共に.自らの歌手人生を重ねたような歌詞は「私の日記を読んで書かれたようでもあります」(キム)というほど。
詞を書いたもず唱平も「この歌はまさにキム・ランヒの『マイ・ウェイ』です」という。キム自身、母国を離れて日本でひとり歌ってきた中には人知れない心細さもあった。そんな経験を経ての30年の歌人生を、タイトルにある韓国で最も生活に溶け込んでいるという花のトラジ(桔梗)に重ねているのである。


写真・キム・ランヒ
ライブでこれを披露したキム。
「レコーディングスタジオでも、どうしても涙が止まりませんでした。まるで母が亡くなった時のように悲しくて泣けてきたんです。最愛の人と離れて暮らす全ての人に通じる歌です」と、涙ぐむ姿も見られた。
レコード会社ホリデージャパンの亜樹広俊社長も「素晴らしい作品を作ってもらいました。キム・ランヒ本人も気持ちの入った楽曲になったようです」と、今まで以上に高い評価するほどである。
今回の新曲候補には5曲が用意されていた。その中から迷わずキムが選んだのが「望郷トラジ」であった。それと共にカップリング曲にはノリのいい「何ぼのもんや」(同)にした。ライブではそれも聴かせた。
もずならではの浪花色いっぱいの〈大阪もの〉演歌で、今にも近所のおっちゃんが飛び出してきそうな作品は、彼女にピッタリの作品となった。

写真・次の40周年への意欲も示した
ライブのラストで再び「望郷トラジ」を歌ったキム・ランヒは「私の自叙伝のような歌です」と、改めて30周年の熱い想いを語っていた。
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