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ひろし大集合 歌謡曲応援の会で4人のひろしが勢揃い  [ライブ]

◆芸名に〈ひろし〉が付く4人が集まっての第244回歌謡曲応援の会(ひろしの会)が2024年3月27日、大阪・梅田のジャズハウス、ロイヤルホースで開かれた。平仮名のひろしが3人、漢字の洋(ひろし)が1人で、司会者までひろしというから、この日の会場はひろしでいっぱい。

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写真・4人のひろしとゲストの南さちこ(右)


 三輪ひろし、田山ひろし、光岡洋、坂本ひろしの4人。ゲストに南さちこが出演した。

 最初にステージに登場した三輪ひろしは歌手デビューして27年になるが、「歌手としての舞台に立つのは15年ぶり」といい、今は作曲家やラジオパーソナリティとしての活動が主流になっている。

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写真・三輪ひろし

 1曲目にオリジナル曲「四万十川旅愁」を歌ったが「もう緊張の連続です」と、汗を拭っていた。
 ラスト曲に選んだのは、自身のラジオ番組で頻繁に出演しているという湯原昌幸のデビュー60周年のニューシングル「たそがれロマン」。歌唱途中で湯原本人と電話で繋ぐという、まるでラジオさながらの場面も。


 次のひろしは田山ひろし。広島県三原市出身で、地元の工業高校を卒業後、水道工事会社に勤めたが、27歳で作詞家志賀大介に弟子入り。03年に「おとこの春」で日本クラウンから歌手デビューしている。
 
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写真・田山ひろし

 11年前にエイフォース・エンタテイメントに移籍。この日は「とまり木挽歌」「夜桜海峡」「俺に聞くなよ」と小田純平作曲の作品を聴かせた。「俺にーー」は「自分の人生を書いてもらった」という作品で、最近は小田作品を歌い続けている。


 光岡洋はデビュー38年目の今年、10年ぶりという新曲「旅の女」を3月6日にリリースしている。表題曲とカップリング曲「京都花見小路」を披露した。 「旅のーー」は切々と哀愁感たっぷりにつぶやくように歌い、今までの作品とは大きく異なる楽曲をアピールしていた。

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写真・光岡洋

 「京都ーー」は初めての京都を舞台にした作品で、名ギタリスト斉藤功のギター演奏も作品の注目箇所でもある。
 祇園・高瀬川・嵐山といった京都の花(桜)の名所が歌詞に登場するなど、京都の魅力をたっぷりと感じさせてくれている。
 発売後のUSENランキングもベストテン内を維持しているという。


 坂本ひろしは元キャバレー歌手。「2年前に病気をして、余命2週間とまで言われて4度も入院した」というが、奇跡の回復を見せている。

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写真・坂本ひろし

 「ひばりの歌に酔いしれて」と、実話に基づいた作品「貸して下さい貴女の手足」、「大阪ブルース」「夜霧に消えたこい」の4曲を歌った。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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