◆奈良テレビ放送、J:COM関西などで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の2023年3月放送には、チョン・テフ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)と小川みすず(日本クラウン)がゲスト出演する。1週目と2週目に出演する小川は2023年1月11日発売の新曲「愛着駅」を、3週目と4週目のチョンは2023年1月4日発売の「止まない雨」を歌う。4月放送からはJ:COM仙台での放送が決定。エリア内の東北地方でも視聴できる。


写真・チョン テフ(右)と小川みすず

■3月1週目と2週目のゲストの小川みすずは、デビュー3年目である。デビューしたのが2020年3月。すぐにコロナ騒動に巻き込まれて、活動どころではなかったという。その小川が23年1月11日に3枚目のシングル「愛着駅」を出している。新曲は2年ぶりで、哀愁感あふれる3連リズムの歌謡曲である。
 「ようやく今年になってから動けるようになりました。カラオケ好きな人には大会で歌ってもらっています」
 そんなことから「今作はいけそうです」と期待を寄せる。


写真・小川みすず

 新曲のカップリングは「北九ブルース」。表題曲同様に、作詞は日野浦かなで、作曲は田尾将実、編曲は矢田部正の楽曲なのである。彼女の出身地、北九州市の地名が散りばめられたメジャー調のブルースである。「ブルースが好きで、西田佐知子さんの歌も良く歌ってきました」というだけに、港町の北九州に相応しいムードを醸し出している。
 3月4日のデビュー記念日には北九州市若松区にあるイオン若松ショッピングセンター(タワーレコード)でキャンペーンを行う。


■ 3月3週、4週のゲストはチョン・テフ。2023年1月4日発売の「止まない雨」を歌う。日本デビュー10周年記念曲でもある。「今までと違って、日本の人には馴染みがある3連のリズムで、これを作曲した徳久広司先生が『百回聴いても飽きない』と言われるように、何度でも聴ける楽曲です」と、絶対の自信を見せる。
 チョン・テフが日本でデビューしたのは2013年。それ以前は地元韓国で、歌って踊るアイドル歌手として16歳から活躍していた。日韓合わせると34年の歌手歴であるという。


写真・チョン テフ

 この作品から髪の毛をピンクに染めている。「銀のロザリオ」に合わせてシルバーで統一していた去年とは打って変わっての変身ぶり。
 新曲発売の企画段階では、今のカップリング曲の「一秒の薔薇」が表題曲になるはずであった。それに合わせてピンクの薔薇をイメージして髪の毛を染めたという。
 ところがカップリング候補が突然に表題曲になってしまった。発売まで日数もなく、もう元に戻せなくなったという訳なのである。


【3月の見どころ】
 かつて出演していて、このところしばらく休んでいた歌手たちが再び顔を見せている。
 その1組が秀彦&聖子である。秀彦こと若松秀彦が長らく体調を崩していたこともあって、約4年ぶりに番組への復活を果たしている。収録では相方の聖子と共に元気に歌う姿を見せていた。

 ムード歌謡の青海凉は今年から再び番組出演をして、オリジナル曲「夢恋街」などを聴かせてくれている。南吾郎もまた久しぶりに歌う。


【レギュラー出演者と歌唱曲】

MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」

TAIKI・Saori 「愛が生まれた日」(カバー)

岩井都美子「惜別」「時代」(カバー)

JACKS娘 「パパはママにイカれ」(カバー)

MARI&JACKS娘モンスターズ「ジャンバラヤ」(カバー)

岡田由美「夫婦椿」

島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」

平井一郎 「真知子」

林田夏美「丹後半島」

Saori「もう一度・・・」

長生忠之「明日は明日の風が吹く」「嘆きのメロディー」(カバー)

はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」

青海凉「夢恋街」

秀彦&聖子「東京シルエット」

聖子「新宿ドール」

南吾郎「浪花の演歌師」

月川るり「ひとり出雲路」

【司会】

小池史子

ファンキー・コバ

岩井都美子

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演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/