◆新曲「菜の花列車」が好調な菊地まどかが、2011年6月29日、菜の花列車に見立てた、大阪・恵美須町と堺を結ぶ阪堺電車で一日車掌をつとめた。地元・大阪で誕生したばかりのファンクラブの会員から抽選で招れた人たち10人余と取材陣に列車の中で歌を披露した。


乗車したファンに菜の花を配る菊地まどか


 ピッタリサイズの女性車掌の制服に身を包んだ菊地まどかは、「車掌では運転はできませんが、一応はゲーム<電車でGo!>で練習をしてきました。終点まで幸せを届けます」と、幸せ演歌の「菜の花列車」にふさわしく笑顔を振りまいていた。

 当初の予定では恵美須町駅を出発して浜寺駅、我孫子駅を経て天王寺駅まで行くことになっていた。
 ところが、出発直前になって車両故障が見つかり、代替車両を使うことになった。
 さらに今度は、別の列車が車と衝突する事故のため約1時間に渡って、全線で運行が見合わされるなどハプニングが重なった。
 このためイベントは急きょ、恵美須町駅に停車している別の車両を使って行われた。


列車を前に敬礼をする1日車掌の菊地

歌でファンサービスをする菊地

 モールなどできれいに飾り付けられた列車内で待機していたファンクラブの会員たちは、代替車で食事を楽しんだ後、菊地のデビュー第3弾の「菜の花列車」とデビュー曲「浪花女の元気節」、セカンドシングルの「人恋さんさ」、それに今年4月に発売したばかりの浪曲「阿波の踊り子」のさわりを聴いて、ハプニング続きだった<1日車掌>は無事に終わった。



















菜の花いっぱいの車内で「菜の花列車」を歌う菊地まどか

 思わぬアクシデントに見舞われたイベントだったが、菊地は持ち前の明るさで「記録に残るイベントも転じて、新曲を記録に残る大ヒットにしたいです。今後、人生には山や谷もあると思いますが、浪花娘のど根性で頑張っていきます」と、元気なところをみせていた。



[菊地まどか WEB SITE]
http://www.goldenmusic.co.jp/kikuchi.htm
[菊地まどか テイチクレコード]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kikuchi-madoka/