◆歌あり踊りあり、笑えるレアなコントに会場の人たちは大喜び。2022年11月18日、大阪府羽曳野市のLICはびきので行われた「河内まつり歌謡と舞踊の宴」にはおおい大輔(テイチクレコード)浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)生駒尚子(同)大衆演劇の近江飛龍劇団が出演して、新曲などを聴かせたほか、舞踊パフォーマンスを舞台いっぱいに繰り広げた。


写真・「河内まつり歌謡と舞踊の宴出演者が勢ぞろい


 歌謡ショーに出演した3人は、河内まつりの名前に相応しくいずれも河内出身。トップを切ったのは河内音頭で知られた生駒尚子。この日もやはり「河内音頭」から披露して、賑々しくオープニングを飾った。後援会「七起会」の人たちが場内を踊り回るなど、のっけから大はしゃぎ。
 最後は父親で河内音頭の音頭取りであった故生駒一が作詞した最新曲「天雅の海へ」を聴かせた。



写真・生駒尚子

 続いて登場したのが大阪・堺市を拠点に活動している舞踊の近江飛龍劇団が力みなぎる舞台を見せた。劇団創設30周年という彼ら、父の跡を受けて19歳で座長を襲名した近江飛龍をリーダーに、独特の演技で大衆演劇界で異彩を放ち、この日も観客を驚きの渦に巻き込んでいた。



写真・近江飛龍劇団

 一転して生バンドを配してのおおい大輔浅田あつこの歌謡ショーでは、それぞれ代表曲を披露すると共に、2人で「ロンリー・チャップリン」をデュエット。ダンサーをバックに歌うシーンもあって、河内まつりらしい盛り上がりぶり。
 2人はおおいが「ふたたびの恋心」浅田は「海峡雪しぐれ」と、しっとりと新曲も聴かせた。


写真・浅田あつこ

写真・おおい大輔

写真・デュエットするおおいと浅田

 出演者たちによる歌を交えたコントでは、浅田が 女房に出て行かれた呑んべえなおっちゃん役で熱演。会場を沸かせていた。


写真・歌謡コントの1シーン

※写真・記事の無断使用はお断りします。